JP5091201B2 - 画像消去装置、画像消去方法および画像形成装置 - Google Patents

画像消去装置、画像消去方法および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像が形成された用紙から画像を消去し、その用紙を再利用可能にする画像消去装置および画像消去方法に関するものである。
近年、リサイクルによる資源活用の面から、画像形成された用紙から画像を消去し再利用することが可能な画像形成・消去する装置の要望が高まっている。実際に、画像形成された用紙から画像を消去する装置は既に提案されている(例えば特許文献1参照。)。
しかし、画像が消去されたとしても、画像が形成されていた用紙自体の再利用が可能であるのかが不明である。さらに、消去後には用紙上の画像が消去されているかどうかが分からなかった。
そこで、この発明は、再利用しようとする用紙が再利用可能か否かを判断することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の画像消去装置は、画像が形成された用紙を給紙する給紙部と、再利用可能でない用紙が排出される排紙部と、給紙された用紙を読み取る第1の読み取り部と、前記読み取った用紙が再利用可能か否かを判断する第1の判断部と、用紙に形成された画像を消去する消去部と、消去部を経た用紙を読み取る第2の読み取り部と、前記用紙に形成された画像の消去がなされたか否かを判断する第2の判断部と、前記第1の読み取り部による読み取り速度を前記第2の読み取り部による読み取り速度よりも遅くし、前記第1の読み取り部の読み取り精度が前記第2の読み取り部の読み取り精度よりも高くなるように制御する制御部と、を有することを特徴する。
また、本願の別の発明は、用紙に形成された画像を消去する画像消去装置による画像消去方法であって、画像が形成された用紙を搬送し、搬送される用紙に形成された画像を消去部で消去し、前記消去部で画像の消去処理が行われる前に、用紙を読み取り、消去処理を行う前に読み取った用紙が再利用可能か否かを判断し、前記消去部で前記消去処理が行われた用紙を読み取り、前記消去処理された用紙の画像の消去がなされたか否かを判断し、前記消去処理前に用紙を読み取る第1の読み取り速度を、前記消去処理後に用紙を読み取る第2の読み取り速度よりも遅くし、前記消去処理前に用紙を読み取る読み取り精度が前記消去処理後に用紙を読み取る読み取り精度よりも高くなるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、使用済み用紙の再利用可否の判断を高い精度で行い、かつ処理速度も速い画像消去装置および画像消去方法を提供することができる。
第1の実施の形態における画像形成装置の概略構成図 第1の実施の形態における画像消去装置の概略図 第1の実施の形態における画像消去装置のシステム図 第1の実施の形態における処理の流れ図 第1の実施の形態における処理の流れ図 第2の実施の形態における処理の流れ図 第2の実施の形態における処理の流れ図 第3の実施の形態における画像消去装置の概略図 第4の実施の形態における処理の流れ図 第4の実施の形態における処理の流れ図 第5の実施の形態における画像消去装置の概略図 第6の実施の形態における画像消去装置の読み取り部および消去部の概略図 第6の実施の形態における画像消去装置の読み取り部および消去部の概略図 第6の実施の形態における画像消去装置の読み取り部および消去部の概略図
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について図1ないし図5を参照して説明する。
図1は、画像形成装置(以下MFP)1に本発明の画像消去装置2を内蔵した後処理装置3を取り付けた概略図で、図2は画像消去装置2を拡大した概略図である。
MFP1は、用紙カセット4などから供給される用紙に画像を形成して後処理装置3に送る。MFP1は、コントロールパネル5のユーザ入力に応じて、用紙カセット4から1枚ずつ供給された用紙に、例えば静電写真記録方式によって画像形成部6で画像を形成する。なお、このMFP1はある温度以上の熱を所定時間加えることで無色化する色材を用いたインクもしくはトナーなどを利用して画像を形成する。後処理装置3は、MFP1で画像が形成された用紙を例えばソートしたり、ステイプルを施したりする。
画像消去装置2は、給紙トレイ7、第1の用紙経路8に沿った読み取り部9と消去部10、再利用不可と判断された用紙を廃棄するために設置された積載ボックス11、MFP1へ用紙を送り出すための排出口12を有する。
給紙トレイ7には画像が形成された用紙が積載される。読み取り部9は、CCDセンサ13を有し、後述するように用紙が使用可能か否か、用紙の印字が消去されたか否かを判断するために、用紙の表面を読み取る。消去部10は内部にヒータ14を有し、用紙に印字された画像を熱によって消去する。第1の用紙経路8には複数のローラ15が設けられ、これら複数のローラ15で用紙を搬送する。また、第1の用紙経路8には、第1のフラッパ16と第2のフラッパ17とが設けられている。第1のフラッパ16は再利用不可と判断された用紙を第1の用紙経路8から分別するためのものである。この第1のフラッパ16で分別された用紙は、積載ボックス11に案内される。この第1のフラッパ16と積載ボックス11の間には第1センサ26が設けられている。第2のフラッパ17はMFP1への排出口12の直前に設けられ、消去部10で画像の消去処理が行われた用紙を再度読み取り部9へ搬送するための第2の用紙経路18へ用紙を案内する。第2の用紙経路18にも用紙を搬送するために複数のローラ15が設けられている。また、画像消去装置2には給紙トレイ7から用紙を1枚ずつ取り出して第1の用紙経路8に送り出すピックアップローラが設けられている。この第2のフラッパ17と排出口12との間には第2センサ27が設けられている。
図3は、画像消去装置2の電気的接続を示すブロック図である。CPU19は、システムバス20を介してROM21、RAM22、読み取り部9のCCDセンサ13、消去部10のヒータ14、第1のフラッパ16および第2のフラッパ17を制御するフラッパ駆動部23、用紙搬送モータ24、用紙供給モータ25、第1センサ26および第2センサ27を制御するセンサ駆動部28が接続される。また、CPU19は、システムバス20を介して接続されたインターフェース29によってMFP1と通信する。ROM21には、CPU19を動作するためのプログラム、しわの深さなどを判定するために利用する濃度閾値、画像が消去されたか否かをチェックするための濃度閾値、再利用可否の指針とする用紙の印字率などが格納されている。RAM22には、用紙の状態の読み取り時に採取した画像の最高濃度、最高濃度を示す位置情報などを格納する。前記CCDセンサ13は1列のラインセンサとして配置されており、用紙の濃淡を検出する。また、前記ヒータ14はIHヒータなどを用い、消去部10を用紙が通過する間に用紙に熱を加えて色材を無色化する。CPU19は、第1のフラッパ16、第2のフラッパ17をそれぞれ駆動して用紙を第1の用紙経路8から分離する。
図4と、図5とは、ROM21に記憶したプログラムの流れ図である。まず、ユーザはMFP1のコントロールパネル5で給紙トレイ7に載せられた用紙の画像消去を指示する。すると、インターフェース29を介してMFP1からの消去命令の指示を受け(31)、用紙の状態を読み取りかつ画像を確実に消去するために、用紙を搬送する速度を第1の速度に設定し(32)、画像消去装置2のヒータ14を駆動し(33)、用紙搬送モータ24を駆動する(34)。次に、用紙供給モータ25を駆動させて(35)、給紙トレイ7に積載された用紙から用紙を1枚ピックアップして第1の用紙経路8に送り込む。
第1の用紙経路8に送り込まれた用紙は、ローラ15によって読み取り部9へと案内される。用紙の先端が読み取り部9に到達した時点で読み取り部9が有するCCDセンサ13による読み取りを開始し(36)、用紙がCCDセンサ13を通過する間に用紙表面の画像を読み取る(37)。以下、用紙にしわや角折れがあるか、あるいは印字率が高いかなど再利用の可否を判断するための用紙の状態を読み取る工程を第1の読み取りという。この第1の読み取りで、しわがあるか、あるいは角折れがある場合、印字率が高く消去が困難である場合などは用紙が利用不可であるものと判断する。そして、第1のフラッパ16を駆動して(38)、用紙を積載ボックス11に案内し、積載ボックス11の入り口に設置された第1センサ26を用紙が通過した(39)と判断した場合に消去処理を終了する(40)。なお、第1の読み取りの際、最高濃度とその濃度を示す位置をRAM22に格納して、後述する画像の消去後に行う読み取りの際にその格納した情報を用いてもよい。
ここで、最高濃度とは、用紙を複数に分割した領域の中で印字率が最高値のもの、あるいは、CCDセンサ13が出力する出力の中での最高値のいずれか、あるいは両者の積分をいう。
この最高濃度は、読み取り部9が読み取った濃度とあらかじめROM21等に格納されている閾値と比較する際に用いられる。
角折れがある用紙は装置内での紙詰まりの原因となることがある。しわがある用紙は、しわによる用紙表面の凹凸により、トナーやインクの付着にばらつきが生じることがある。折り目が深くついた用紙もトナー付着のばらつくことがある。したがって、CPU19は機械的な不具合や画質面での不具合を避けるためにしわや角折れがある用紙を再利用しないものと判断する。
第1の読み取りにて再利用可能であると判断された用紙、すなわちしわなどが無い、あるいは印字率が低い用紙に対して、消去部10はヒータ14によって熱を加えて画像を消去する。この後、第2のフラッパ17を駆動して(41)、消去部10を通過した用紙を第2の用紙経路18を介して読み取り部9よりも上流側の第1の用紙経路8に案内する。次に、用紙を搬送する速度を前記第1の読み取りおよび画像消去を行う時に用いた第1の速度よりも速い第2の速度に設定し(42)、再び読み取り部9のCCDセンサ13を画素の読み取り通過させて画像の消去がなされたか否かをチェックする。以下、画像が消去されたか否かをチェックするためにCCDセンサ13で用紙の画像を読み取ることを、第2の読み取りという。この用紙の搬送速度は速いほど画素の読み取りが粗くなる。従って、読み取り部9を通過させるときの搬送速度が速いほど読み取り精度が低くなる。なお、第1の読み取りの際に、用紙に形成された画像の中で最高濃度を示す位置をRAM22に記憶し、第2の読み取り時にはRAM22に記憶した最高濃度を示す位置と、その周辺のみを読み取り、この位置で画像が消去されたと判断できたことで、用紙全体の画像が消去されたこととすることも可能である。
ここで、第1の読み取り精度を第2の読み取り精度よりも高くする理由について説明する。前述したように第1の読み取り時は用紙のしわ、角折れ、最高濃度などを読み取り、用紙の再利用の可否を判断することが目的である。画像消去装置2自体はこのしわや角折れがある箇所や最高濃度を呈する箇所は予め予測できないし、しわや角折れの部分から得られる濃度およびそのパターン形状は大抵不規則なものであり、かつ、しわや角折れがある部分のコントラストは文字等の画像が形成された部分と比べて低い。このしわや角折れの有無を判断するには、用紙全体を濃度やパターン形状およびコントラストが認識できる程度の精度で読み取り、しわや角折れを判断するための処理時間を確保する必要がある。従って、用紙の搬送速度をかなり遅い速度(例えば、第1の読み取りに続く消去部10にて完全に画像を消去することも考慮に入れれば、A4サイズの短手方向の長さである21cm/分程度)にすることが望ましい。このように、第1の読み取り精度は、用紙の消去時の搬送速度で読み取ることができるため、結果として読み取り精度がきわめて良くなる。一方、第2の読み取りは画像が有効に消去されていることさえ確認できればよい。例えば、消去対象が文書画像であれば画像がほぼ規則的に配置されているので、濃度のパターン形状までは認識する必要はなく、画像の有無が認識可能な程度の速度で読み取っても問題は少ない。さらにいえば、画像の消去が用紙全体に対して時間をかけて行われているので、最高濃度を呈する箇所の画像の消去が確認できさえすれば、他の画像も消去されているとしてもよい。
第2の読み取りにおいて、用紙上に所定の濃度以上を示す画素が存在し、画像の消去がなされていないと判断した場合は第1のフラッパ16を駆動して用紙を廃棄するべく積載ボックス11に案内し、第1センサ26を用紙が通過したと判断した場合に、処理を終了する(40)。
ステップ43で、用紙に所定の濃度以上の画素が存在せず消去がなされたと判断した場合は、第2のフラッパ17を戻して(44)用紙を排出口12からMFP1内に案内する。MFP1の入り口に設置された第2センサ27を用紙が通過した(45)と判断した場合にこの消去処理を終了する(46)。 ここで、MFP1内に案内された用紙は、MFP1内にある用紙カセット4に収められる。この用紙カセット4に収められた用紙は、MFP1のコントロールパネル5からの用紙カセット選択の指示により、このMFP1の画像形成に使用される。また、用紙カセット4から用紙をピックアップするピックアップモータが駆動されてから一定時間内に第1センサ26または第2センサ27を通過したことが検知されない場合は、画像消去装置2の中で紙詰まりが発生したことをMFP1に設置されたコントロールパネル5に表示してユーザに告知する。また、画像消去装置2がMFP1に接続されていないなど表示部をもたない場合は警告音や音声によりユーザに告知してもよい。
なお、給紙トレイ7に複数枚の用紙がセットしてある場合に、ヒータ14のオンオフをその都度繰り返すとヒータの寿命を短くする、一旦オフにするとその後オンにしてから適温に達するまで時間を要するなど不具合を起こす可能性がある。このため、ヒータ14をオンにした後、給紙トレイ7上の用紙がなくなるまで用紙の再利用可否に拘わらずヒータ14はオンの状態に保つ。そして、給紙トレイ7上に設置されているセンサが用紙のなくなったことを検知し、その後、用紙がヒータ14を通過したことを確認してからヒータ14をオフにする。
以上の構成により、画像が形成された再利用可否の判断をするための読み取りを高い精度で行い、画像の消去のチェックのための読み取りはより低い精度で行い、また両者の読み取りには同一の読み取り部を用いるので、処理速度も速くかつ小型の画像消去装置を提供することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を説明する。この実施の形態で、第1の実施の形態と重複する説明は省略し相違点を説明する。この実施の形態では消去部10は、画像を消去した後に消去回数に応じて用紙の所定の位置にパンチ穴を開ける消去回数記録部144を有する。消去回数記録部144は、画像を消去するたびに消去回数を記録する。この後、第2の読み取りにて用紙の画像の濃度とパンチ穴の個数を読み取る。図6と、図7とは、この実施の形態ではおいて画像消去装置が動作する流れ図であり、第1の実施の形態の図4における(30)〜(37)の工程と同じ動作であるので説明は省略する。以下、第2の読み取りから後に続く動作について説明する。第2の読み取りでは画像が消去されたか否かとパンチ穴の数を読み取る。ここで、用紙の画像が削除されておらず、かつパンチ穴の状態から消去回数が所定回数と比較してその回数に達していない(47)と、CPU19が判断した場合は用紙の搬送速度を第1の読み取り実行時と同等の速度に設定(48)したうえで再度消去部10を通過させて画像を消去し、消去回数を記録する。この後、第2のフラッパ17を駆動して、第2の速度をセットし、第2の用紙経路18を経由させて再度第2の読み取りを実行する。この第2の読み取りにおいて、画像が消去されたか否かを読み取ると共にパンチ穴の個数を読み取り、消去回数が所定の回数に達したと判断した場合は、用紙を廃棄するべく積載ボックス11に案内し、消去処理を終了する。第2の読み取りで同時に読み取ったパンチ穴の個数により消去回数が所定回数に達してないと判断されたら、用紙をMFP1に案内する。
以上の構成により、使用済み用紙の画像の消去をより確実に行い、また消去回数が所定回数に達した場合は用紙を廃棄処理することで、消去回数が多く品質の劣化した用紙を取り除くことも可能な画像消去装置を提供することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第1の読み取り部と第2の読み取り部を別々に設けた第3の実施の形態について説明する。
図8はこの実施の形態に係る画像消去装置2の概略図である。この実施の形態における用紙が利用可能か否かの判断材料となる状態を読み取る動作から画像の消去までの動作、および用紙から画像が消去されたか否かの読み取り以降の動作は第1の実施の形態とほぼ同じであるので、その説明は省略する。この実施の形態の画像消去装置2は、第1の実施の形態と同様に後処理装置3に内蔵されるものであり、給紙トレイ60、用紙経路61に沿って、第1の読取部62、消去部63、用紙経路61上の消去部63の下流に第2の読み取り部64を持ち、さらに用紙経路61から外れて再利用不可と判断された用紙を廃棄するために設置された積載ボックス65を有する。
次に動作について説明する。まず、MFP1のコントロールパネル5から用紙の消去が指示されたなら、ヒータ68をオンにして複数のローラ166を回転させる。次に、給紙トレイ60に搭載された用紙を1枚ずつピックアップする。そして、第1の読み取り部62にて用紙表面の画像を読み取り、用紙のしわなどの状態を検出する。ここで、再利用不可であると判断された場合はフラッパ66を駆動して用紙を積載ボックス65に案内し、センサ67を通過したことを確認して消去処理を終了する。一方、再利用可能と判断された用紙が消去部63を通過する間にヒータ68によってその用紙に熱を加えて、画像を消去する。消去部63を通過した用紙はさらに第2の読み取り部64を通過する間に、用紙上の画像が消去されたか否かをチェックする。この第2の読み取りは第1の読み取りと比較して低い精度でもよい。従って、第1の読み取り部62にあるCCDセンサ69よりも使用するCCDの密度を低くしてもよい。この第2の読み取りで画像が消去されていないと判断された場合は用紙を廃棄するべく、フラッパ66を駆動して積載ボックス65に案内し、センサ67を通過したことを確認して消去処理を終了する。一方、画像が消去されていると判断された用紙はMFP1へと供給され、消去処理を終了する。
このように、第1の読み取り部と第2の読み取り部を別々に設けることによって、画像を消去した後再び読み取り部まで用紙を戻す必要がない。従って、用紙を戻す手間と時間を省き、用紙の搬送速度の切り替えも必要ないので、用紙から効率よく画像を消去し、かつ迅速にその用紙を画像形成装置に供給することが可能となる。
(第4の実施の形態)
本発明ではさらに以下に示す第4の実施の形態を用いて処理効率の向上を図ることもできる。この実施の形態では、読み取り部や消去部などの配置は第1の実施の形態、第3の実施の形態のいずれでもよいが、第1の実施の形態を例に説明する。
この実施の形態では、最初に処理する用紙の所定枚数n全てがほぼ均一で再利用可能の状態であるとき、残りの用紙については少し速い速度で搬送しながら、第1の読み取りと消去を行う。図9と、図10とは、この実施の形態は画像消去装置2が動作する流れ図である。まず、初期状態として高い精度での読み取りが可能でありかつ確実に画像を消去できる速度に設定する(71)。次に、第1の読み取り部にて用紙の状態を読み取り(72)、再利用の可否を判定する(73)。ここで、再利用できないと判断された用紙は廃棄される(74)。第1の読み取り時に最初の用紙について、用紙上で最高濃度を示す位置、およびその濃度などの用紙の印字状態に関わる情報を取り込み、RAM22に格納する(75,76)。次に、あらかじめROM21に格納されている初期条件の設定に従って、第1の読み取りと、用紙の消去とを実行する。ここで、読み取った用紙が再利用可能であり、かつRAM22に格納された1枚目の用紙の最高濃度など用紙の印字状態がほぼ同じ状態であるならば(78)、処理した用紙の枚数をカウントアップする(79)。このカウントアップした処理枚数が所定枚数nに達するまでは用紙の搬送速度およびヒータ14の温度等の条件は初期条件のままで処理を続ける。カウントアップした処理枚数が所定枚数nに達したとき(80)、給紙トレイ7に積載された残りのすべての用紙についても再利用可能であり、かつ印字状態も均一であり、残りの用紙についての第1の読み取り精度を下げても支障がないと推定し、第1の読み取りおよび消去に係る用紙の搬送速度を初期状態の速度よりも速い速度に設定する。また、RAM22に格納された用紙上の画像の最高濃度から、その最高濃度を示す画像を消すために必要かつ十分な温度をCPU19が求め、ヒータ14をその温度に設定する(81)。
以後、同一条件で給紙トレイ7上の用紙がなくなるまで第1の読み取り(72)、消去(82)、第2の読み取り(83)を続け、用紙がなくなったことが検知されたとき(87)、処理を終了する(88)。他方、最初の用紙から前記枚数nに達するまでに1枚でも再利用できない用紙や用紙の状態が異なる用紙があると判断された場合は、給紙トレイ7に積載されている用紙は均一でないものとして、最初に設定した用紙の搬送速度、ヒータ14の温度等の条件を変更せずに処理を続ける。なお、用紙の状態が再利用可能でかつ均一であると判断された場合には、第1の読み取りを省略してもよい。また、用紙の最高濃度があらかじめ設定した値に達していない場合、画像は印字されていないと判断してヒータ14を切り、画像の消去を行わないようにすることもできる。さらには、消去部10においてヒータ14の温度を変えるのでなく、読み取った用紙上の画像の濃度から、この用紙が消去部10を通過する速度を設定することも可能である。
また、1枚目からn枚目まで用紙の状態がほぼ均一と判断し、n枚目以降の用紙を第1の読み取りの読み取り精度を低くし読み取っているときに、用紙の状態が大きく異なることを検出したならば、用紙の第1の読み取りを初期条件で読み取るようにすることも可能である。
この実施の形態では、1枚目からn枚目まで用紙が再利用可能であり、かつ用紙の状態がほぼ均一である場合は、第2の読み取りにおいてRAM22に格納されている最高濃度を示す位置のみを読み取り対象として、画像が消去されたかどうかをチェックするその比較回数を減らことが可能である。さらに、最高濃度を示す位置に到達するまでと読み取り後との用紙の搬送速度を速くし、処理速度の向上を図ることも可能である。
以上のような実施の形態により、会議などで利用した用紙を一括消去する場合、すなわち大量かつ同じ状態の用紙を一度に画像消去装置2で処理する場合には、すべての用紙に対して逐一その状態を読み取ってチェックするのではなく、あらかじめ設定しておいた枚数nの状態のみをチェックするだけで第1の読み取り速度やヒータ68の設定温度などの条件を設定するので処理時間を軽減することが可能となる。また、画像を消去する際に必要以上の熱を用紙に加えることを防止できることから、用紙の寿命を引き伸ばすことや消費電力の軽減を図ることができる。
(第5の実施の形態)
本発明はさらに以下に示す第5の実施の形態によって処理の効率化を図ることもできる。この第5の実施の形態では第1の読み取りから画像の消去までの処理を給紙トレイ98上に積載されたすべての用紙に対して行う。その後、画像が消去されたすべての用紙に対して第2の読み取りを行う。図11はこの実施の形態に係る画像消去装置2の概略図である。この装置の構成は第1の実施の形態に示すような第2の用紙経路がなく、代わりに第2のフラッパ90と用紙トレイ91を有する。以下、第5の実施の形態の動作について説明する。まず、給紙トレイ98から用紙が1枚ずつピックアップされ、この用紙が再利用可能か否かを読み取り部97で読み取る。次に、消去部92のヒータ93で用紙の画像を消去する。この実施の形態では、画像の消去までの動作を終えた用紙を第2のフラッパ90を駆動して、用紙トレイ91に積載する。この第1の読み取りから消去を経て用紙トレイ91に積載するまでの動作は、給紙トレイ98に積載された用紙がなくなったことを給紙トレイ98に設置されたセンサが検知するまでの間行われる。なお、再利用不可と判断された用紙は前述した実施の形態と同様に積載ボックス95に案内する。前記給紙トレイ98上の用紙がなくなったことが検知されてからこれらの用紙の第1の読み取りと画像の消去が終了してから、用紙トレイ91に用紙が搬送されるまでに十分な時間が経過次第、用紙トレイ91を上方にスライドさせて、消去部92にあるヒータ93の加熱を終了する。次に、用紙トレイ91を第1の読み取りと消去の実行時に通常ある位置から用紙搬送路94に用紙を供給できる位置までスライドする。用紙の搬送速度を第2の速度に設定し、スライドした用紙トレイ91から用紙経路94へ一枚ずつピックアップし、第2の読み取りを実行する。ここで、用紙上の画像が有効に消去されたかどうかをチェックし、画像が消去されたことを確認できた用紙がMFP1に供給され、画像の消去が確認できない用紙は積載ボックス95へ案内される。
また、用紙トレイ91をスライドさせることなく、用紙トレイ91を固定したまま用紙トレイ91から用紙をピックアップするピックアップローラを設け、用紙トレイ91上に積載された用紙を1枚ずつピックアップし、ローラ96を第1の読み取りとは逆方向に回転させて読み取り部97を通過させて、用紙の画像が消去されたか否かのチェックをしてもよい。なお、この場合はMFP1への入り口への分岐点を読み取り部97の上流(図11では読取部の上)に設ける。
このような実施の形態を採用することで、処理枚数が多い場合に第1の速度と第2の速度に切り替えが一度で済むため、処理時間を軽減できる。また、第2の読み取り時はヒータ93を加熱する必要がないため消費電力も軽減することができる。
(第6の実施の形態)
本発明はまた次に示す第6の実施の形態によっても実現可能である。図12ないし図14はこの実施の形態を示す模式図である。この図で矢印は用紙の通過方向を示す。まず、給紙トレイ104から給紙された用紙を第1の速度で用紙を搬送して、図12のように読み取り部100にて第1の読み取りをして用紙の状態を検出し、消去部101のヒータ102を加熱することで用紙の画像を消去する。CPU19は、消去部101を用紙が通過したことを確認したなら、用紙を停止する。そして、ローラ103を逆方向に回転させ、図13に示すように用紙を搬送して読み取り部100の開始位置まで用紙の先端を戻す。次に、搬送速度を第2の速度に設定してローラ103を駆動して読み取り部100を通過させ、用紙上の画像が消去されたかどうかをチェックするべく第2の読み取りを実行する。ここで、第1の読み取り時に再利用可能であり、かつ、第2の読み取りの時に用紙の画像が再利用できる程度に消去される場合は、この用紙はMFP1で再利用可能であるので、MFP1内の用紙カセット4へ搬送される。第1の読み取り時に再利用可能でないと判断された場合、あるいは、第2の読み取りの時に用紙の画像が再利用できる程度に消去されてないと判断された場合は、積載ボックス111に用紙を搬送して廃棄する。
また、図14に示すように、第1の読み取りと消去実行時とは逆方向に用紙を搬送する際に画像の消去をチェックしてもよい。このようにして、図14の上方からMFP1へ搬送経路を設けることで、用紙の搬送回数を減らすことで処理速度の向上を図れる。
この実施の形態は第1の実施の形態のように第2の用紙経路18を設ける必要がないので、使用済み用紙の再利用可否の判断を高い精度で行い、かつ処理速度も速く、さらに画像消去装置の小型化を図ることが可能となる。
以上、本発明によれば、使用済み用紙の再利用可否の判断を高い精度で行い、かつ処理速度も速い画像消去装置および画像消去方法を提供することができる。

1 MFP
2 画像消去装置
3 後処理装置
5 コントロールパネル
9 読み取り部
10 消去部
11 積載ボックス
12 排出口

特開平8−6446号公報

Claims (16)

  1. 画像が形成された用紙を給紙する給紙部と、
    再利用可能でない用紙が排出される排紙部と、
    給紙された用紙を読み取る第1の読み取り部と、
    前記読み取った用紙が再利用可能か否かを判断する第1の判断部と、
    用紙に形成された画像を消去する消去部と、
    消去部を経た用紙を読み取る第2の読み取り部と、
    前記用紙に形成された画像の消去がなされたか否かを判断する第2の判断部と、
    前記第1の読み取り部による読み取り速度を前記第2の読み取り部による読み取り速度よりも遅くし、前記第1の読み取り部の読み取り精度が前記第2の読み取り部の読み取り精度よりも高くなるように制御する制御部と、
    を有する画像消去装置。
  2. 前記消去部は、加熱されることにより色が消える色材により用紙に形成された画像を、加熱することにより消去することを特徴とする請求項1に記載の画像消去装置。
  3. 前記第1の読み取り部と前記第2の読み取り部は単一の読み取り部であり、
    前記画像消去装置は、
    前記給紙部から給紙された用紙を搬送し、且つ、前記単一の読み取り部が配置されるとともに、前記単一の読み取り部の用紙搬送方向下流側に前記排紙部が配置される第1搬送路と、
    前記単一の読取部の用紙搬送方向下流側、かつ前記排紙部の用紙搬送方向上流側において、前記第1搬送路から分岐し、前記単一の読取部の用紙搬送方向上流側において、前記第1搬送路へ合流する第2搬送路と、
    前記第2搬送路が前記第1搬送路から分岐する位置に配置され、前記排紙部が配置される前記第1搬送路側或いは前記第2搬送路側のいずれかへ用紙の搬送方向を切り替える分岐部材とを、更に備え、
    前記制御部は、前記第1判断部が再利用不可能と判断した用紙を、前記排紙部へ送ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像消去装置。
  4. 前記第1の判断部は、前記第1の読み取り部が読み取った用紙の画像データに基づいて用紙のしわや角折れの深さが所定の深さ以上であると判断した場合は、対象用紙を再利用不可能であると判断することを特徴とする請求項3に記載の画像消去装置。
  5. 前記第1の判断部は用紙の最高濃度を示す位置を検出し、
    第2の読み取り部は、前記第1の判断部で検出された用紙の最高濃度を示す位置とその周辺を読み取り、
    前記第2の判断部は、前記第2の読み取り部が読み取った用紙の最高濃度を示す位置とその周辺とに基づいて、前記画像の消去がなされたか否かを判断し、
    前記制御部は、前記第2の判断部が前記画像の消去がなされていないと判断する場合、当該用紙を前記第1搬送路における前記第2搬送路との分岐点にて前記第1搬送路側に振り分け、前記第1搬送路から前記排紙部へ排出することを特徴とする請求項3に記載の画像消去装置。
  6. 前記第1の判断部が、供給された用紙の最高濃度が予め設定したレベル以上であると判断した場合は、前記第1の判断部にて対象用紙を再利用不可能であると判断することを特徴とする請求項5に記載の画像消去装置。
  7. 前記第2の判断部が消去が完了していないと判断した場合、再度画像消去部にて画像を消去することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像消去装置。
  8. 消去部による画像の消去を行う度に消去回数を用紙に記録する消去回数記録部を有し、前記画像消去装置は、消去回数が所定の回数を超えた場合は再利用不可能であると判断し、前記排紙部に案内することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像消去装置。
  9. 用紙に形成された画像を消去する画像消去装置による画像消去方法であって、
    画像が形成された用紙を搬送し、
    搬送される用紙に形成された画像を消去部で消去し、
    前記消去部で画像の消去処理が行われる前に、用紙を読み取り、
    消去処理を行う前に読み取った用紙が再利用可能か否かを判断し、
    前記消去部で前記消去処理が行われた用紙を読み取り、
    前記消去処理された用紙の画像の消去がなされたか否かを判断し、
    前記消去処理前に用紙を読み取る第1の読み取り速度を、前記消去処理後に用紙を読み取る第2の読み取り速度よりも遅くし、前記消去処理前に用紙を読み取る読み取り精度が前記消去処理後に用紙を読み取る読み取り精度よりも高くなるように制御する
    ことを特徴とする画像消去方法。
  10. 前記消去処理は、加熱されることにより色が消える色材により用紙に形成された画像を、用紙を加熱することにより消去する請求項9に記載の画像消去方法。
  11. 前記消去処理前の読み取りと前記消去処理後の読み取りとを同じセンサで行い、前記消去処理前に読み取った用紙が再利用可能でない場合には、用紙を排紙部へ搬送し、
    再利用可能である場合には、前記同じセンサの用紙搬送方向下流において第1搬送路から分岐し、且つ前記同じセンサの用紙搬送方向上流において前記第1搬送路へ合流する第2搬送路へ用紙を搬送することを特徴とする請求項9に記載の画像消去方法。
  12. 消去処理を行う前に読み取った用紙が再利用可能か否かを判断する際には、用紙のしわや角折れの深さが所定の深さ以上であると判断した場合は、対象用紙を再利用不可能であると判断する請求項11に記載の画像消去方法。
  13. 画像が形成された用紙を給紙する給紙部と、
    再利用可能でない用紙が排出される排紙部と、
    給紙された用紙を読み取る第1の読み取り部と、
    前記読み取った用紙が再利用可能か否かを判断する第1の判断部と、
    用紙に形成された画像を消去する消去部と、
    消去部を経た用紙を読み取る第2の読み取り部と、
    前記用紙に形成された画像の消去がなされたか否かを判断する第2の判断部と、
    前記第1の読み取り部による読み取り速度を前記第2の読み取り部による読み取り速度よりも遅くし、前記第1の読み取り部の読み取り精度が前記第2の読み取り部の読み取り精度よりも高くなるように制御する制御部と、
    前記第2の判断部にて画像の消去がなされたと判断された用紙に画像形成を行う画像形成部と、
    を有する画像形成装置。
  14. 前記消去部は、加熱されることにより色が消える色材により用紙に形成された画像を、用紙を加熱することにより消去する請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記第1の読み取り部と前記第2の読み取り部は単一の読み取り部であり、
    前記画像形成装置は、
    前記給紙部から給紙された用紙を搬送し、且つ、前記単一の読み取り部が配置されるとともに、前記単一の読み取り部の用紙搬送方向下流側に前記排紙部が配置される第1搬送路と、
    前記単一の読取部の用紙搬送方向下流側、かつ前記排紙部の用紙搬送方向上流側において、前記第1搬送路から分岐し、前記単一の読取部の用紙搬送方向上流側において、前記第1搬送路へ合流する第2搬送路と、
    前記第2搬送路が前記第1搬送路から分岐する位置に配置され、前記排紙部が配置される前記第1搬送路側或いは前記第2搬送路側のいずれかへ用紙の搬送方向を切り替える分岐部材とを、更に備え、
    前記制御部は、前記第1判断部が再利用不可能と判断した用紙を、前記排紙部へ送ることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  16. 前記第1の判断部は、前記第1の読み取り部が読み取った用紙の画像データに基づいて、用紙のしわや角折れの深さが所定の深さ以上であると判断した場合は、対象用紙を再利用不可能であると判断することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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