JP2001027868A - シートクリーニング装置 - Google Patents

シートクリーニング装置

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JP2001027868A
JP2001027868A JP2000125790A JP2000125790A JP2001027868A JP 2001027868 A JP2001027868 A JP 2001027868A JP 2000125790 A JP2000125790 A JP 2000125790A JP 2000125790 A JP2000125790 A JP 2000125790A JP 2001027868 A JP2001027868 A JP 2001027868A
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Japan
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sheet
drying
cleaning
heating
immersion
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Application number
JP2000125790A
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English (en)
Inventor
Kazuko Taniguchi
和子 谷口
Shuji Iino
修司 飯野
Masafumi Yamamoto
雅史 山本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの種類やサイズ、印字状態等に応じ
て、確実な脱墨を行う。 【解決手段】 印字済みのシート2を洗浄液に浸漬させ
る浸漬工程と、該浸漬工程を経たシートから印字材料を
除去する除去工程とを有するシートクリーニング装置に
おいて、シートの種類、シートのサイズ、画像面積、ク
リーニング処理回数、使用トナーのうち少なくとも1つ
を検出する検出手段4と、該検出手段の検出結果に基づ
いて、前記浸漬工程の浸漬条件を変更する制御手段15
とを備えた。浸漬工程における浸漬条件は、シートの浸
漬時間、洗浄液の温度、シートの搬送速度の少なくとも
いずれか1つである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字済みのシート
の表面を洗浄液で膨潤させて、印字材料を除去するシー
トクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面に膨潤性樹脂からなる膨
潤層が形成されたシートを洗浄液に浸漬して膨潤層を膨
潤させ、シートに印字された印字材料を除去するシート
クリーニング装置が知られている。クリーニング処理さ
れるシートは、形成された画像面積やクリーニング処理
回数に応じて、膨潤層の膨潤性が変化する。また、シー
トの種類に応じて膨潤層の膨潤性は異なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ートクリーニング装置では、印字済みシートの膨潤性の
変化、及びシートの種類等を考慮せずに、常に同一の条
件でクリーニング処理を行うために、クリーニング処理
が良好に行えない場合があった。本発明は、係る問題点
に鑑みてなされたのので、シートの種類やサイズ、印字
状態等に応じて、確実な脱墨を行うことができるシート
クリーニング装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決すべくなされたもので、第1の発明は、印字済みの
シートを洗浄液に浸漬させる浸漬工程と、該浸漬工程を
経たシートから印字材料を除去する除去工程とを有する
シートクリーニング装置において、シートの種類、シー
トのサイズ、画像面積、クリーニング処理回数、使用ト
ナーのうち少なくとも1つを検出する検出手段と、該検
出手段の検出結果に基づいて、前記浸漬工程の浸漬条件
を変更する制御手段と、を備えたものである。
【0005】前記浸漬工程における浸漬条件は、シート
の浸漬時間、洗浄液の温度、シートの搬送速度の少なく
ともいずれか1つであることが好ましい。
【0006】第2の発明は、印字済みのシートに洗浄液
を付与する液付与工程と、該液付与工程を経たシートか
ら印字材料を除去する除去工程と、該除去工程後のシー
トを乾燥させる乾燥工程を有するシートクリーニング装
置において、シートのサイズを検出する検出手段と、該
検出手段の検出結果に基づいて、前記乾燥工程の乾燥条
件を変更する制御手段と、を備えたものである。
【0007】前記乾燥工程における乾燥条件は、乾燥温
度、シートの搬送速度、乾燥風量、乾燥湿度の少なくと
もいずれか1つであることが好ましい。
【0008】第3の発明は、印字済みのシートを乾燥ま
たは加熱する乾燥/加熱工程と、該乾燥/加熱工程後の
シートから印字材料を除去する除去工程と有するシート
クリーニング装置において、シートの種類、シートのサ
イズ、画像面積、クリーニング処理回数、使用トナーの
うち少なくとも1つを検出する検出手段と、該検出手段
の検出結果に基づいて、前記乾燥/加熱工程の乾燥/加
熱条件を変更する制御手段と、を備えたものである。
【0009】前記乾燥/加熱工程における乾燥/加熱条
件は、加熱温度、シートの搬送速度、乾燥風量、乾燥湿
度の少なくともいずれか1つであることが好ましい。
【0010】第4の発明は、印字済みのシートを給紙す
る給紙工程と、該給紙工程で給紙されたシートから印字
材料を除去する除去工程とを有するシートクリーニング
装置において、シートの種類、シートのサイズのうち少
なくとも1つを検出する検出手段と、該検出手段の検出
結果に基づいて、前記給紙工程における給紙条件を変更
する制御手段と、を備えたものである。前記給紙工程
は、前記印字済みのシートを吸引して給紙するものであ
り、前記給紙工程における給紙条件は、シートの吸引力
であることが好ましい。
【0011】第5の発明は、印字済みのシートから印字
材料を除去する除去工程と、該除去工程後のシートを排
紙する排紙工程とを有するシートクリーニング装置にお
いて、シートの種類、シートのサイズのうち少なくとも
1つを検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基
づいて、前記排紙工程における排紙条件を変更する制御
手段と、を備えたものである。前記排紙工程における排
紙条件は、シートの分別であることが好ましい。
【0012】第6の発明は、印字済みのシートを洗浄液
に浸漬させる浸漬工程と、該浸漬工程を経たシートから
印字材料を除去する除去工程とを有するシートクリーニ
ング装置において、前記浸漬工程に浸漬条件の異なる複
数の浸漬段を並設し、シートの種類、シートのサイズ、
画像面積、クリーニング処理回数、使用トナーのうち少
なくとも1つを検出する検出手段と、該検出手段の検出
結果に基づいて、前記浸漬工程の浸漬段を選択する制御
手段と、を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る実施の形態について説明する。図1は、本発明に
係るシートクリーニング装置1を示している。シートク
リーニング装置1によってトナー等の印字材料が除去さ
れるシート2は、いわゆるリサイクルシート、及びリサ
イクルOHPシートであり、これらの表面には水膨潤性
樹脂からなる膨潤層が形成してある。
【0014】シートクリーニング装置1は、本体側部
に、印字済みのシート2を本体内部に供給するためのシ
ート供給部3を備えている。シート供給部3によって本
体内部に供給されたシート2は、本体内部に設けられた
シート履歴検出部4で検出された情報に基いて、加熱部
5、脱墨部6、洗浄部7、乾燥部8、及び画像形成部9
においてそれぞれ処理され、表面の印字材料が除去され
るとともに、所定のマーキングが印字された状態で排紙
部10に排紙される。以下、上記シート供給部3、シー
ト履歴検出部4、加熱部5、脱墨部6、洗浄部7、乾燥
部8、画像形成部9、及び排紙部10の構成、及び動作
について詳細に説明する。
【0015】シート供給部3は、印字済みのシート2が
載置されるトレー11を備えている。このトレー11
は、スプリング12によって上方に付勢され、トレー1
1に載置された一番上のシート2が、シートクリーニン
グ装置1の本体に設けられた供給口13に対向配置され
た供給ローラ14に当接している。この供給ローラ14
が回転駆動することによってシート2は本体内部に送り
込まれる。
【0016】シート履歴検出部4は、光電センサ16か
らなり、シート2のサイズ、種類、クリーニング処理回
数、印字面積、及び印字材料がモノクロ画像用のトナー
若しくは、カラー画像用のトナーであるかを検出し、検
出結果をシートクリーニング装置1の内部に設けられた
制御装置15に出力する。シート履歴検出部4は、上記
シート供給部3から供給されたシート2を支持するガイ
ド17の上方に設けられている。上記光電センサ16
は、画像面積を検出するとき、あるいはカラー画像かモ
ノクロ画像かを検出する場合は、ライン型の光電センサ
16であって、その幅は上記ガイド17の幅に略等し
い。また、シートサイズを検出する場合は、簡易な光電
センサを複数設けることができる。
【0017】光電センサ16により、シート2の幅を検
出することによってシート2のサイズを検出することが
でき、シート2の反射率を検出することによって、シー
ト2の種類、印字面積、及び印字材料の種類を検出する
ことができる。クリーニング処理回数の検出は、シート
2の表面に印字されたマークの有無や形状を検出するこ
とにより行う。
【0018】図2に示すように、シート2の裏表の端部
には、クリーニング処理回数に対応した数の棒形状のマ
ーク2aが印字されており、このマーク2aを光電セン
サ16で検出してクリーニング処理回数を認識する。な
お、マーク2aは棒形状に限るものではなく、矩形形状
等、光電センサ16で検出できる形状であればどのよう
な形状であってもよい。マーキング2aの印字は後述す
る画像形成部9で行う。
【0019】加熱部5は、ガイド18の上方に配置され
た電熱ヒータ19と、ガイド18上にシート2を搬送す
るための搬送ローラ20と、該搬送ローラ20を駆動す
るためのモータ21とで構成されている。上記電熱ヒー
タ19とモータ21は、上記制御装置15に接続されて
おり、制御装置15は、電熱ヒータ19の温度を調節す
る、またはモータ21の回転速度を調節する、若しくは
両者を調節することによってガイド18上に搬送される
シート2に対する加熱量を調節する。なお、加熱部5の
熱源は電熱ヒータ19に限るものではなく、シート2を
加熱して乾燥させるものであればよい。例えば、温風を
排出できるファンヒータ、あるいは後述する乾燥ローラ
61、62であってもよい。
【0020】脱墨部6は、第1の脱墨部23と、該第1
の脱墨部23の下側に設けられた第2の脱墨部24とで
構成されている。上記加熱部5を通過したシート2は、
搬送路切替部25で、その搬送方向が切り替えられるよ
うになっており、第1の脱墨部23、または第2の脱墨
部24に搬送される。
【0021】上記搬送路切替部25は、板形状からなる
ガイド板26の一端部にパルスモータ27に連結駆動し
た軸を取りつけて構成したもので、パルスモータ27を
駆動してガイド板26の上面をシート2が通過するよう
にガイド板26の角度を変更することで、シート2は第
1の脱墨部23に搬送され(図中実線で示すガイド板2
6)、シート2の搬送が遮蔽されるようにガイド板26
の角度を変更することで、シート2は第2の搬送部24
に搬送される(図中点線で示すガイド板26)。
【0022】第1の脱墨部23は、洗浄液30が貯溜さ
れた洗浄槽31と、シート2から印字材料を掻き取るた
めの一対のブラシローラ32とで構成されている。洗浄
槽31の内部には洗浄液30の温度を測定するための温
度計33及び洗浄液30を加熱するためのヒータ34が
設けられている。これらは制御装置15に接続されてお
り、制御装置15からの制御信号に基いてヒータ34が
洗浄液30を所望の温度に調節する。
【0023】洗浄液30の温度は、特に限定されない
が、好ましくは30〜40℃である。また、洗浄液30
は、シート2に対する印字材料の付着力を十分に低減さ
せることができる材料であればよく、例えば水や、水に
界面活性剤を添加させたもの等を用いることができる。
界面活性剤の添加量が多くなりすぎると、搬送ローラ3
8,40が滑ってシート2の良好な搬送ができなくなる
可能性が高い。このため、界面活性剤の添加量は、0.
001〜10重量%、より好ましくは、0.01〜1重
量%である。
【0024】また、第1の脱墨部23は、洗浄槽31に
シート2を浸漬するための搬送ローラ35及びガイド3
6と、シート2を洗浄液30に浸漬した状態で洗浄槽3
1内を搬送するための搬送ローラ38、ガイド39、及
び搬送ローラ40と、シート2を洗浄槽31から搬出す
るためのガイド41と搬送ローラ42とが設けてある。
【0025】上記搬送ローラ38を駆動するモータ44
は、制御装置15に接続してあり、洗浄槽31内を搬送
するシートの搬送速度を調節して、シート2が洗浄液3
0に浸漬する時間を調節する。
【0026】ブラシローラ32は、ガイド45に搬送さ
れるシート2の両面に当接して回転するように設けてあ
る。洗浄液30で浸漬されたシート2は、表面の膨潤層
が膨潤しており、回転するブラシローラ32に接触する
ことで印字材料が掻き取られる。なお、このブラシロー
ラ32の代わりに、不織布やブレード等、物理的に印字
材料を除去する他の手段を設けてもよい。
【0027】第2の脱墨部24は、上記搬送路切替部2
5で搬送方向が切り替えられたシート2を搬送するため
の搬送ローラ46とガイド47とを備えている。第2の
脱墨部24におけるその他の構成、及び動作について
は、上記第1の脱墨部23と同一であるため、同一部分
に同一の符号を付して説明を省略する。
【0028】洗浄部7は、印字材料が除去されたシート
2を洗浄するための洗浄液47を貯溜したタンク48
と、シート2を洗浄した後の洗浄液47を回収するため
の洗浄液回収部49と、洗浄液47で洗浄されたシート
2に含まれる洗浄液47を搾り出すための搾りローラ5
0、51とで構成されている。
【0029】上記タンク48は2本の洗浄管53と54
を備えている。これら洗浄管53と54は、それぞれが
第1の脱墨部23と第2の脱墨部24のブラシローラ3
2、32から送り出されたシート2を支持するガイド5
5と56の上方に配設されており、これらガイド55と
56とに支持されるシート2に洗浄液47を噴射してシ
ート2に付着した印字材料を洗い流す。
【0030】洗浄液回収部49は、第1の脱墨部23の
ブラシローラ32と、第2の脱墨部24のブラシローラ
32との下方にそれぞれ設けられたロート58、59
と、これらロート58と59とが接続された回収管60
とで構成されている。回収管60はその上端がタンク4
8に接続されており、下端には、洗浄液47に含まれる
印字材料等の不純物を除去するためのフィルタ61と、
洗浄液47を汲み上げるためのポンプ62とが接続して
ある。上記構成からなる洗浄液回収部49では、シート
2を洗浄した洗浄液47はロート58、59を介して回
収管60に流れ込み、フィルタ61で不純物が除去され
た後、ポンプ62で汲み上げられてタンク48に回収さ
れる。
【0031】洗浄液47は、水や、水に界面活性剤を添
加させたもの等が好ましい。界面活性剤を添加すること
で、シート2の表面のトナー汚れを除去することができ
るだけでなく、シート2の寿命が延ばすことができる。
図3に示すように、洗浄液47をタンク48に回収する
ようにした構成では、洗浄液47は、前記脱墨部6の洗
浄液30と同じ成分であってもよいし、異なっていても
よい。界面活性剤の添加量は、特に限定されない。洗浄
液47が脱墨部6に流れ込むような構成も可能である
が、この場合には、脱墨部6の搬送ローラ33,34が
滑ってシート2の良好な搬送ができなくなる可能性が高
い。このため、洗浄液47における界面活性剤の添加量
は、前記脱墨部6の洗浄液30と同様、0.001〜1
0重量%、より好ましくは、0.01〜1重量%であ
る。
【0032】上記絞りローラ50と51は、それぞれが
一対のローラで構成されており、ローラ間を通過するシ
ート2は、洗浄液47が搾り出された状態で乾燥部8に
搬送される。
【0033】乾燥部8は、上記絞りローラ50から送り
出されたシート2を乾燥させるための乾燥ローラ63
と、上記搾りローラ51から送り出されたシート2を乾
燥させるための乾燥ローラ64とで構成されている。ま
た、乾燥ローラ63と上記搾りローラ50との間にはシ
ート2を支持するためのガイド65が設けてあり、同様
に、乾燥ローラ64と上記搾りローラ51との間にはガ
イド66が設けてある。
【0034】上記乾燥ローラ63と64とは、それぞれ
がヒータを内蔵した一対のローラを備えており、乾燥ロ
ーラ63、64の間を通過したシート2は加熱されて乾
燥する。乾燥ローラ63と64とは制御装置15に接続
されており、制御装置15からの制御信号に基いて、内
蔵されたヒータの温度、または回転速度を変更してシー
ト2に対する加熱量を調節する。
【0035】画像形成部9は、上記乾燥ローラ63で乾
燥されたシート2に、上記図2において示したマーキン
グ2aを印字するマーキング部68と、上記乾燥ローラ
64で乾燥されたシート2にマーキング2aを印字する
マーキング部69とで構成されている。これらマーキン
グ部68と69とは、インクジェット方式の画像形成装
置が使用されている。マーキング部68は、乾燥ローラ
61から送り出されたシート2を支持するガイド70の
上側と下側とに画像形成装置をそれぞれ配置して構成し
たもので、ガイド70に支持されるシート2の表と裏と
にマーキング2aを印字する。同様に、マーキング部6
9は、乾燥ローラ64から送り出されたシート2を支持
するガイド71の上側と下側とに画像形成装置をそれぞ
れ配置して構成したもので、ガイド71に支持されるシ
ート2の表と裏とにマーキング2aを印字する。
【0036】排紙部10は、上記マーキング部68でマ
ーキング2aが印字されたシート2が排出される排紙ト
レー75と、上記マーキング部69でマーキング2aが
印字されたシート2が排出される排紙トレー76とを備
えている。
【0037】次に、シート履歴検出部4で検出した情報
に基いて、制御装置15が加熱部5、脱墨部6、乾燥部
8、及び画像形成部9をどのように制御するか詳細に説
明する。
【0038】加熱部5では、上記のように、シート履歴
検出部4により検出されたシート履歴に基づいて、電熱
ヒータ19の温度またはシート2の搬送速度を調節して
シート2に対する加熱量を制御する。具体的には、シー
ト2の種類がPET(ポリエチレンテレフタレート)ま
たはOHPシートのときは、基準となる紙のときよりも、
電熱ヒータ19の温度を上昇させ、シート2の搬送速度
を減少させ、あるいはその両方を行う。シート2の種類
がカラー用のRP(リユーザブルペーパ:紙の表面に膨
潤層を有するシート)のときは、電熱ヒータ19の温度
を低下させ、シート2の搬送速度を増加させ、あるいは
その両方を行う。シート2のサイズが、基準となるA4
よりも大きいときは、処理する面積が大きいので、電熱
ヒータ19の温度を上昇させ、シート2の搬送速度を減
少させ、あるいはその両方を行う。シートの画像面積
が、基準となるB/W比6%の場合よりも大きいとき
は、画像部で覆われたシートの表層部の水分が放出され
にくいので、電熱ヒータ19の温度を上昇させ、シート
2の搬送速度を減少させ、あるいはその両方を行う。ク
リーニング処理回数が多いときは、繰り返し使用によっ
てシートの表面が滑らかになっていて脱墨性が低いの
で、電熱ヒータ19の温度を上昇させ、シート2の搬送
速度を減少させ、あるいはその両方を行う。カラートナ
ーはモノクロトナーよりも溶融温度が低いので、高温で
加熱すると溶融する。そこで、使用トナーがカラーのと
きは、電熱ヒータ19の温度を低下させ、シート2の搬
送速度を増加させ、あるいはその両方を行う。
【0039】脱墨部6では、上記のように、第1の脱墨
部23、及び第2の脱墨部24のそれぞれの洗浄槽3
1、31において、シート履歴検出部4により検出され
たシート履歴に基づいて、シート2の浸漬時間、洗浄液
30の温度、シート2の搬送速度を調節してシート2を
膨潤させる。具体的には、シート2の種類がOHPシー
トやカラー用RPのときは、表面が平滑であることによ
り脱墨に時間がかかる。シートサイズや画像面積が大き
いときは、処理面積が大きいので、脱墨に時間がかか
る。クリーニング処理回数が多いときは、シートの表面
が滑らかになっていて脱墨性が低い。また、使用トナー
がカラーのときは、モノクロに比べて、トナー層が厚い
ので、脱墨性が低い。したがって、これらの場合には、
シート2の浸漬時間を長くし、洗浄液30の温度を上昇
し、シート2の搬送速度を減少し、あるいはこれらを適
宜組み合わせ他制御を行う。第1の脱墨部23では、通
常の浸漬時間、温度および搬送速度に調整され、第2の
脱墨部24では、第1の脱墨部23におけるよりも、長
い浸漬時間、高い温度、早い搬送速度に予め調整されて
いる。第2の脱墨部24は、シートサイズがA4以上で
も処理できるように、第1の脱墨部23よりも大きくし
ておくことが好ましい。
【0040】脱墨部6に搬送されてくるシート2は、そ
の履歴に応じて調節された第1の脱墨部23、または第
2の脱墨部24に搬送されて処理される。このため、異
なる履歴を有するシート2が連続して脱墨部6に搬送さ
れてきた場合であっても、両者は第1の脱墨部23と第
2の脱墨部24とでそれぞれ処理されるため、処理効率
が良い。
【0041】図3に示すシート2に形成された画像80
と図4に示すシート2に形成された画像81とは同一の
面積であるが、同一画像形成面積であっても、連続する
領域によって形成される画像80が、複数の画像によっ
て形成される画像81に比較して、画像を形成する印字
材料間の間隙が少なく、印字材料とシート2との隙間に
洗浄液30が侵入しにくいために膨潤性が劣っている。
このため、シート2に形成される画像がいわゆる「ベタ
画像」である場合、非ベタ画像に比較して、洗浄液30
の温度を上昇させる、または浸漬時間を延長する、若し
くは浸漬時間を延長するとともに洗浄液30の温度を上
昇させる必要がある。
【0042】乾燥部8は、乾燥ローラ63と64に内蔵
されたヒータの温度、搬送速度を調整してシート2に対
する加熱量を制御する。具体的には、シートの種類がP
ETやOHPシート、カラー用RPのときは、乾燥しや
すいので、ヒータの温度を低下させ、シートの搬送速度
を増加し、あるいはこれらの両方を行う。また、シート
サイズが大きいときは、乾燥しにくいので、ヒータの温
度を上昇させ、シートの搬送速度を低減し、あるいはこ
れらの両方を行う。
【0043】本実施形態にかかかるシートクリーニング
装置は、以下に説明するように、種々の変更が可能であ
る。
【0044】前記実施形態では、シート供給部3に捌き
ローラ方式の供給ローラを設けたが、この方式の供給ロ
ーラは、特にカラー画像が印字されたシート等、表面に
シリコンオイルが所定量以上付着しているシートを良好
に給紙できない。そこで、このような場合には、図5に
示すように、エア吸着方式の捌き機構101を採用する
ことが好ましい。この捌き機構101は、トレイ11に
載置されたシート2の前端部上方に配置され、シートク
リーニング装置本体1に軸102を介して回動可能に取
り付けられたアーム103と、該アーム103の下端に
固定された吸着パッド104と、前記軸102を回動さ
せることで前記吸着パッド104を揺動させるモータ1
05と、前記吸着パッド104によりシート2を吸引す
るための真空を発生するとともにその吸着力を調整する
真空装置106とからなっている。この捌き機構101
では、トレイ11に載置されたシート2の前端部が吸着
パッド104で吸着され、吸着パッド104が揺動する
ことにより給紙ローラ107に送り込まれるようになっ
ている。
【0045】吸着パッド104による吸着力を紙のシー
トに合わせておくと、OHPシートを吸引するときに吸
着力が弱く、OHPシートに合わせておくと、紙を吸引
するときに吸着力が強すぎ、2枚以上の紙を吸引してし
まう。そこで、シート履歴検出部4をトレイ11の上方
に設け、吸着前にシート2の種類を検出し、該検出結果
に基づいて真空装置106により吸引パッド104によ
るシート2の吸着力を調整するようにする。シート2の
種類が紙の場合は吸引力を弱め、PET、OHPシート
またはカラー用RPのときは吸引力を強める。また、シ
ートサイズがA4より大きいときは、吸引力を強める。
なお、シート履歴検出部4は、シート種類のほか、シー
トサイズ、画像面積、モノクロ画像かカラー画像かを検
出し、後の加熱部5、脱墨部6、洗浄部7、乾燥部8で
の制御に利用することが好ましい。なお、シート履歴や
シートサイズの検出には、反射型の簡易なセンサ108
を設け、画像面積やモノクロ画像かカラー画像かの検出
には、シート幅程度の長さを有するライン型の光電セン
サ109を矢印方向に往復移動可能に設けることが好ま
しい。
【0046】また、前記実施形態では、加熱部5に電気
ヒータ19を設けたが、乾燥空気による加熱を行っても
よい。すなわち、図6に示すように、シートクリーニン
グ装置1内に除湿器110を設け、該除湿器110で除
湿された乾燥空気を吹出管111を介してガイド18上
のシート2に吹き付けてシート2を乾燥させる一方、湿
潤した空気を吸引管112を介して除湿器110に戻す
ようにする。この場合、シート履歴検出部4によって検
出されたシートの種類、サイズ、画像面積、クリーニン
グ処理回数に応じて、乾燥空気の送風量、湿度またはそ
れらの両方を調整できるようにする。具体的には、シー
ト2の種類がPETまたはOHPシートのときは、風量を
増加し、湿度を下げ、あるいはその両方を行う。シート
2のサイズ、画像面積、クリーニング処理回数が大きい
ときも、風量を増加し、湿度を下げ、あるいはその両方
を行う。このような乾燥空気を利用することで、本体の
省エネを図ることができる。なお、乾燥空気が周囲に逃
げるのを防止するために、加熱部5の周囲を断熱壁11
3で囲むことが好ましい。
【0047】さらに、前記実施形態では、排紙部10に
固定された排紙トレイ75,76を設けたが、図7に示
すように、シート履歴検出部4により検出されるシート
2の種類によって、排紙ローラ114から排紙されるシ
ート2を分別する公知の分別機構115を有する排紙ト
レイ116を設けてもよい。例えば、1段目のトレイ1
16aにはOHPシート、2段面のトレイ116bには
普通シート、3段目のトレイ116cにはカラー用シー
トと分別する。また、シートサイズによって分別するよ
うにしてもよい。
【0048】以上説明したシートクリーニング装置の各
部の制御動作を整理すると、表1に示す通りである。
【0049】
【表1】 注)基準となるシート種類は紙、シートサイズはA4、
使用トナーは黒。 * PETベースの場合は、PETと同じ処理。
【0050】なお、前記実施形態では、シート履歴検出
部4に光電センサ16を用いたが、これに限るものでは
ない。シートの種類やサイズを検出するために、シート
に磁気マークを設けて磁気センサで検出したり、シート
に誘電率の異なる部分を設けて誘電率センサで検出した
り、あるいはシートに切り欠きや孔を設けて機械的セン
サで検出することも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明によれば、シートの種類、シートのサイズ、画像面
積、クリーニング処理回数、使用トナーのうち少なくと
も1つを検出し、その検出結果に基づいて浸漬工程の浸
漬条件を変更するようにしたので、シートの種類、シー
トのサイズ、画像面積、クリーニング処理回数、使用ト
ナーに応じた浸漬が良好に効率的に行われ、確実な脱墨
が可能となるうえ、クリーニング処理速度が向上する。
また、脱墨が最適化され、シートの長寿命化が図れる。
【0052】第2の発明によれば、シートのサイズのう
ち少なくとも1つを検出し、その検出結果に基づいて乾
燥工程の乾燥条件を変更するようにしたので、シートの
サイズに応じた乾燥が良好に効率的に行われ、クリーニ
ング処理速度が向上する。
【0053】第3の発明によれば、シートの種類、シー
トのサイズ、画像面積、クリーニング処理回数、使用ト
ナーのうち少なくとも1つを検出し、その検出結果に基
づいて乾燥/加熱工程の乾燥/加熱条件を変更するよう
にしたので、シートの種類、シートのサイズ、画像面
積、クリーニング処理回数、使用トナーに応じた乾燥/
加熱が良好に効率的に行われ、確実な脱墨が可能となる
うえ、クリーニング処理速度が向上する。また、脱墨が
最適化され、シートの長寿命化が図れる。
【0054】第4の発明によれば、シートの種類、シー
トのサイズのうち少なくとも1つを検出し、その検出結
果に基づいて給紙工程における給紙条件を変更するよう
にしたので、シートの種類やサイズにかかわらず、一枚
ずつ確実な給紙を行うことができる。このため、ダブル
給紙、給紙不能、給紙ジャム等が防止され、確実な脱墨
が可能となるうえ、クリーニング処理速度が向上する。
【0055】第5の発明は、シートの種類、シートのサ
イズのうち少なくとも1つを検出し、その検出結果に基
づいて排紙工程における排紙条件を変更するようにした
ので、クリーニングされたシートの保管や利用が容易に
なる。
【0056】第6の発明は、浸漬工程に浸漬条件の異な
る複数の浸漬段を並設し、シートの種類、シートのサイ
ズ、画像面積、クリーニング処理回数、使用トナーのう
ち少なくとも1つを検出し、その検出結果に基づいて浸
漬工程の浸漬段を選択するようにしたので、浸漬工程が
効率的に行われ、クリーニング処理速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシートクリーニング装置の概略
図である。
【図2】 シートに印字されたマーキングを示す説明図
である。
【図3】 シートに形成された画像を示す説明図であ
る。
【図4】 シートに形成された画像を示す説明図であ
る。
【図5】 シート供給部の変形例を示す図。
【図6】 加熱部の変形例を示す図。
【図7】 排紙部の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…シートクリーニング装置、2…シート、3…シート
供給部、4…シート履歴検出部、5…加熱部、6…脱墨
部、7…洗浄部、8…乾燥部、9…画像形成部、10…
排紙部、15…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 雅史 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AS02 AS13 BB37 GG03 GG07 GG15 GG22 GG35 GG37 2H034 FA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字済みのシートを洗浄液に浸漬させる
    浸漬工程と、該浸漬工程を経たシートから印字材料を除
    去する除去工程とを有するシートクリーニング装置にお
    いて、 シートの種類、シートのサイズ、画像面積、クリーニン
    グ処理回数、使用トナーのうち少なくとも1つを検出す
    る検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記浸漬工程の浸漬
    条件を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とするシートクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記浸漬工程における浸漬条件は、シー
    トの浸漬時間、洗浄液の温度、シートの搬送速度の少な
    くともいずれか1つであることを特徴とする請求項1に
    記載のシートクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 印字済みのシートに洗浄液を付与する液
    付与工程と、該液付与工程を経たシートから印字材料を
    除去する除去工程と、該除去工程後のシートを乾燥させ
    る乾燥工程を有するシートクリーニング装置において、 シートのサイズを検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記乾燥工程の乾燥
    条件を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とするシートクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記乾燥工程における乾燥条件は、乾燥
    温度、シートの搬送速度、乾燥風量、乾燥湿度の少なく
    ともいずれか1つであることを特徴とする請求項3に記
    載のシートクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 印字済みのシートを乾燥または加熱する
    乾燥/加熱工程と、該乾燥/加熱工程後のシートから印
    字材料を除去する除去工程と有するシートクリーニング
    装置において、 シートの種類、シートのサイズ、画像面積、クリーニン
    グ処理回数、使用トナーのうち少なくとも1つを検出す
    る検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記乾燥/加熱工程
    の乾燥/加熱条件を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とするシートクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 前記乾燥/加熱工程における乾燥/加熱
    条件は、加熱温度、シートの搬送速度、乾燥風量、乾燥
    湿度の少なくともいずれか1つであることを特徴とする
    請求項5に記載のシートクリーニング装置。
  7. 【請求項7】 印字済みのシートを給紙する給紙工程
    と、該給紙工程で給紙されたシートから印字材料を除去
    する除去工程とを有するシートクリーニング装置におい
    て、 シートの種類、シートのサイズのうち少なくとも1つを
    検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記給紙工程におけ
    る給紙条件を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とするシートクリーニング装置。
  8. 【請求項8】 前記給紙工程は、前記印字済みのシート
    を吸引して給紙するものであり、前記給紙工程における
    給紙条件は、シートの吸引力であることを特徴とする請
    求項6に記載のシートクリーニング装置。
  9. 【請求項9】 印字済みのシートから印字材料を除去す
    る除去工程と、該除去工程後のシートを排紙する排紙工
    程とを有するシートクリーニング装置において、 シートの種類、シートのサイズのうち少なくとも1つを
    検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記排紙工程におけ
    る排紙条件を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とするシートクリーニング装置。
  10. 【請求項10】 前記排紙工程における排紙条件は、シ
    ートの分別であることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ートクリーニング装置。
  11. 【請求項11】 印字済みのシートを洗浄液に浸漬させ
    る浸漬工程と、該浸漬工程を経たシートから印字材料を
    除去する除去工程とを有するシートクリーニング装置に
    おいて、 前記浸漬工程に浸漬条件の異なる複数の浸漬段を並設
    し、 シートの種類、シートのサイズ、画像面積、クリーニン
    グ処理回数、使用トナーのうち少なくとも1つを検出す
    る検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記浸漬工程の浸漬
    段を選択する制御手段と、 を備えたことを特徴とするシートクリーニング装置。
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