JP2002287586A - シートクリーニング装置 - Google Patents

シートクリーニング装置

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JP2002287586A
JP2002287586A JP2001087476A JP2001087476A JP2002287586A JP 2002287586 A JP2002287586 A JP 2002287586A JP 2001087476 A JP2001087476 A JP 2001087476A JP 2001087476 A JP2001087476 A JP 2001087476A JP 2002287586 A JP2002287586 A JP 2002287586A
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sheet
section
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toner
surface layer
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JP2001087476A
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Kazuko Fukumoto
和子 福本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生可能な記録シートのシートクリーニング
装置において、大型化及び高速処理化に伴い、シートジ
ャム時における装置内の残存シートを、無駄なくかつ迅
速に処理できるようにすることである。 【解決手段】 シート供給部16、浸漬部11等の液体
付与部、トナー除去部12、乾燥部18及びシート排出
部18の各工程部を順に通過するシート搬送経路Rを装
置内に備えており、シートジャムをセンサーSで検知し
た時に、コントローラ22によりジャム検知個所及びそ
れより搬送上流側の工程部の駆動を停止し、ジャム検知
個所より搬送下流側の工程部は駆動状態を続行して残存
シートを排出する。また、シートジャム時、ジャムシー
トを取り出した後、シート供給部以外の各工程部を駆動
することにより、シート搬送経路R内の残存シートを強
制排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境保全あるいは
資源保護の立場から、複写機やプリンタ等で画像形成さ
れた記録シート表面のトナーを除去し、再利用するため
のシートクリーニング装置に関する。特に、装置内に液
体付与部を備え、水膨潤性の表層を有する記録シートの
再生に適したシートクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種シートクリーニング装置は、シー
ト供給部、液体付与部、トナー除去部、乾燥部及びシー
ト排出部の各工程部を通過するシート搬送経路を装置内
に備え、再生可能な記録シートの少なくとも表層に液体
付与部で液体を付与することによってトナーと表層との
付着力を弱め、トナー除去部で上記表層のトナーを除去
し、乾燥部で乾燥するように構成されている。
【0003】ところで、トナーを用いる電子写真複写
(いわゆるコピー)が広く普及し、紙やオーバーヘッド
プロジェクタ用樹脂製シート等の記録シートが多量に用
いられている今日では、再生可能な記録シートを再生す
るシートクリーニング装置として、大量の記録シートを
短時間でクリーニング処理できる能力が要求されてい
る。
【0004】この要求に対し、シートクリーニング装置
の大型化及び高速処理化が図られており、記録シートを
短い間隔で連続供給し、装置内に5枚〜7枚程度の記録
シートが同時に存在する能力の装置も開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】装置の大型化及び高速
処理化により、装置内における同時処理枚数が増加する
と、シートジャム時の修復作業に手間がかかるようにな
ると共に無駄に破棄せざるを得ないシートの枚数も増え
てきている。
【0006】すなわち、現在行なっているジャム時の修
復作業は、シート搬送経路内に同時に存在する複数の記
録シートのうち、1枚がジャムした場合でも、ジャムし
た記録シートと共に、他の処理途中の記録シートもすべ
て取り除いており、そして、すべてのシート取除き作業
終了後、リセットボタンを押し、再度初期状態からスタ
ートしている。
【0007】
【発明の目的】本願発明の目的は、大型化及び高速処理
化されたシートクリーニング装置においても、ジャム時
の修復作業が簡単かつ迅速に行なえるようにすると共
に、装置内の他の残存記録シートを無駄に破棄する必要
性を少なくできるようにすることである。また、ジャム
時に取り出した処理途中の記録シートを、必要な処理工
程部から優先的に処理を行えるようにすることにより、
修復処理の能率向上を図ることも目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シート供給部、液体付与部、トナー除去部、乾燥部及び
シート排出部の各工程部を順に通過するシート搬送経路
を有し、再生可能な記録シートの少なくとも表層に液体
付与部で液体を付与することによってトナーと表層との
付着力を弱め、トナー除去部で上記表層のトナーを除去
し、乾燥部で乾燥するシートクリーニング装置におい
て、シートの通過を検出するセンサーをシート搬送経路
の複数個所に配置すると共に、各センサーからの入力情
報により各工程部の駆動及び停止を制御するコントロー
ラを備え、センサーによるジャム検知時、検知個所及び
それより搬送上流側の工程部を停止し、検知個所より搬
送下流側の工程部は駆動状態を続行して残存シートを排
出するように制御する。これにより、シートジャム時に
おいて、クリーニング途中のシートを無駄に破棄するこ
とがなくなり、資源保護の向上を図ることができると共
に、シートジャム時の修復作業の能率も向上させること
ができる。
【0009】請求項2記載の発明は、シート供給部、液
体付与部、トナー除去部、乾燥部及びシート排出部の各
工程部を順に通過するシート搬送経路を有し、再生可能
な記録シートの少なくとも表層に液体付与部で液体を付
与することによってトナーと表層との付着力を弱め、ト
ナー除去部で上記表層のトナーを除去するシートクリー
ニング装置において、シートの通過を検出するセンサー
をシート搬送経路の複数個所に配置すると共に、各セン
サーからの入力情報により各工程部の駆動及び停止を制
御するコントローラを備え、センサーによるジャム検知
時、ジャムシート取出し後、シート供給部以外の各工程
部を強制駆動することにより、シート搬送経路内の残存
シートを強制排出する強制排出手段を備えている。これ
により、上記請求項1の場合と同様に、クリーニング途
中のシートを無駄に破棄することがなくなり、資源保護
の向上を図ることができると共に、シートジャム時の修
復作業の能率も向上させることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、シート供給部、液
体付与部、トナー除去部、乾燥部及びシート排出部の各
工程部を順に通過するシート搬送経路を有し、再生可能
な記録シートの少なくとも表層に液体付与部で液体を付
与することによってトナーと表層との付着力を弱め、ト
ナー除去部で上記表層のトナーを除去するシートクリー
ニング装置において、シートの通過を検出するセンサー
をシート搬送経路の複数個所に配置すると共に、各セン
サーからの入力情報により各工程部の駆動及び停止を制
御するコントローラを備え、センサーにより検知するシ
ート通過時間の設定値を2段階に設定し、第1段階の検
知時は警告のみを発し、第2段階の検知時に各工程部の
駆動を停止するように制御する。これにより、スリップ
による搬送遅れの場合と、シートがくしゃくしゃ状態で
ジャムした場合とを区別でき、前者の場合は警告のみで
処理作業を続行することにより、スリップ発生個所を認
識できると共にクリーニング作業能率が低下するのを防
ぐことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、シート供給部、液
体付与部、トナー除去部、乾燥部及びシート排出部の各
工程部を順に通過するシート搬送経路を有し、再生可能
な記録シートの少なくとも表層に液体付与部で液体を付
与することによってトナーと表層との付着力を弱め、ト
ナー除去部で上記表層のトナーを除去するシートクリー
ニング装置において、上記シート供給部とは別に、シー
ト搬送経路に手差し用シート供給部を備えている。これ
により、ジャム処理により取り出した様々な状態の記録
シートを、通常の給紙スタッカーに戻すことなく、手差
し用シート供給部を利用して素早く再処理することがで
きる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載のシ
ートクリーニング装置において、手差し用シート供給部
は、乾燥部の入口に配置してある。これにより、濡れた
状態で、しかもトナーが除去された後、ジャム処理によ
り取り出した記録シートは、上記手差し用シート供給部
を利用して再処理することにより、無駄な工程を経るこ
となく、素早く乾燥処理することができ、再処理の能率
が向上する。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4記載のシ
ートクリーニング装置において、手差し用シート供給部
は、液体付与部の入口側に配置してある。これにより、
液体付与前にジャム処理で取り出したシートあるいはト
ナー除去前に濡れた状態で取り出したシートを、給紙ス
タッカーに戻すことなく、素早く再処理することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態1】[再生可能な記録シート]図1
は本願発明に係るシートクリーニング装置によりクリー
ニング(再生)処理される再生可能な記録シートの断面
図であり、紙や樹脂製シート等でできた基材層1の表裏
両面に、水膨潤性を有する表層2を形成しており、該表
層2に、複写機あるいはプリンタ等によりトナー3を付
着して、画像あるいは文字を形成するようになってい
る。なお、水膨潤性を有する表層2は、片面だけに形成
してある場合もある。
【0015】基材層1は、耐水性、耐熱性及び適度な機
械的強度を備えているのが好ましい。表層2は水膨潤性
の樹脂からなっており、水膨潤性の樹脂は、たとえば水
溶性の樹脂を架橋させることによって作られ、水や水性
の溶媒に膨潤するが、溶解しない性質を有している。
【0016】[シートクリーニング装置の構成]図2は
本願発明を適用したシートクリーニング装置の縦断面略
図であり、装置ケース内の底部に浸漬部(液体付与部の
一例)11、トナー除去部12及びリンス部13を配置
し、浸漬部11の上方に前処理部15を介してシート供
給部16を配置し、リンス部13の上方に絞り部17を
介して乾燥部18を配置し、乾燥部18の上側にシート
排出部20を配置しており、さらに装置の上部にはコン
トローラ22及び操作パネル21等が設けられている。
【0017】該装置内のシート搬送経路は太い仮想線R
で示しており、シート搬送経路Rは、シート供給部16
の操出側から下方に延び、前処理部15を経て浸漬部1
1に入り、浸漬部11内を上下に蛇行してトナー除去部
12に至り、該トナー除去部12から上方に延びて、リ
ンス部13及び絞り部17を経て乾燥部18に入り、乾
燥部18内を上方へ延び、上端出口からシート排出部2
0に至っている。
【0018】シート供給部16には、上中下三段に給紙
スタッカー23が配置されており、たとえば下段と中段
の給紙スタッカー23には樹脂製シートとして、オーバ
ーヘッドプロジェクタ用シート(以下、単に「OHPシ
ート」という)等の樹脂製記録シートを積層状に収納
し、上段の給紙スタッカー23には紙製の記録シートを
積層状に収納するようになっている。
【0019】各給紙スタッカー23は、支軸25を回動
支点として操出側が昇降する可動底板26を備えてお
り、各給紙スタッカー23のシート繰出側には、操出ロ
ーラ30と、上下一対の送りローラ31と、上下一対の
捌きローラ(分離ローラ)32が順に配置されている。
給紙スタッカー23内に収納される記録シートは、モー
タ等で可動底板26を上昇させることにより、最上位置
の記録シートが操出ローラ30に当接し、1枚ずつ繰り
出せる状態となる。
【0020】前処理部15には、多数の印字面破砕用微
小突起を有する突起ローラ35が、上下に間隔をおいて
二組配置されており、上下の突起ローラ35のうち、一
方は記録シートの片面に微小突起が作用し、他方は残り
の面に微小突起が作用するように構成されている。
【0021】浸漬部11は、水あるいは浸漬液を収納し
た浸漬槽37内に、上下に間隔を置いて複数の搬送ロー
ラ38を対向配置しており、前処理部15から送られて
くる記録シートを、上下に蛇行させながら浸漬槽37内
を搬送し、トナー除去部12へと送り込むように構成さ
れている。また、浸漬槽37内には、トナーの剥離性を
増大させるべく、超音波発生装置39も備えられてい
る。なお、記録シートに液体を付与する液体付与部とし
て、上記浸漬部11に代えて、搬送される記録シートに
ローラ塗布する形態、シャワーで液体を吹きかける形態
又は液体を含浸したベルトに記録シートを接触させる形
態等を採用してもよい。
【0022】トナー除去部12は浸漬槽37内に配置さ
れ、記録シートの表裏両面のトナーを除去できるように
二個の回転ブラシ40を備えており、各回転ブラシ40
はそれぞれガイドローラ42に対向配置されている。
【0023】リンス部13は、一対のリンス液噴射ノズ
ル43を備えており、両噴射ノズル43はポンプ44を
介してリンス液タンク45あるいは浸漬槽37に接続し
ており、トナー除去部12から上方に送られる記録シー
トに、表裏両面からリンス液を吹き付け、残留トナー及
び異物を洗い流すように構成されている。
【0024】乾燥部18は、乾燥室内の上端部に高温乾
燥空気供給口47を備え、乾燥室内の下端部に空気吸込
み口48を備え、該吸込み口48から除湿部50を介し
てブロア51に接続し、該ブロア51からの空気を加熱
部52で加熱し、供給口47から乾燥室内へ供給するよ
うになっている。乾燥室内には、シート搬送経路Rの表
裏両側にファン54が設けられており、これらのファン
54はシート搬送経路方向に間隔を置いて複数個所に配
置されている。
【0025】シート排出部20には、回動可能な切換レ
バー60の両側方に、OHPシート用の排紙トレー61
と紙用の排出トレー62が配置されており、切換レバー
60を図2のような状態にすることにより、記録シート
を紙用の排出トレー62に導き、切換レバー60を図2
の状態から矢印D側に回動することにより、OHPシー
ト用の排出トレー61に導くように構成されている。
【0026】前記シート供給部16からシート排出部2
0に至るまでのシート搬送経路Rには、三角記号(▽)
で示すように、シートの通過を検出する多数のセンサー
S、S…Sn…が配設されている。センサーSnとして
は、光電式あるいは接触式のセンサー等が利用され、記
録シートの始端縁通過の検出、記録シートの終端縁通過
の検出並びにシート通過途中の検出を行なうことがで
き、それにより、所定時間内に記録シートが通過したか
否か、又は記録シートが通過中あるいは残存状態である
か否かを判断できるようになっている。また、シート供
給部16には、スタッカー検知センサーSa及びシート
セット検知センサーSb等も設置されている。
【0027】装置内の各工程部の駆動系は、たとえば4
つの独立した駆動ブロックに分けられており、図4に示
すように、搬送始端側の第1の駆動ブロックB1はシー
ト供給部16と前処理部15の駆動系を含み、第1の駆
動装置71で同時に駆動及び停止できるようになってお
り、第2の駆動ブロックB2は浸漬部11、トナー除去
部12、リンス部13及び絞り部17の各駆動系を含
み、第2の駆動装置72で同時に駆動及び停止できるよ
うになっており、第3の駆動ブロックB3は乾燥部18
の駆動系を含み、第3の駆動装置73で駆動及び停止で
きるようになっており、第4の駆動ブロックB4はシー
ト排出部20の駆動系を含み、第4の駆動装置74で駆
動及び停止できるようになっている。すなわち、各駆動
ブロックB1,B2,B3,B4はそれぞれ独立して運転及び
停止操作ができるようになっている。
【0028】さらに、第1駆動ブロックB1内のシート
供給部16並びに前処理部15はそれぞれクラッチ76
を有することにより、各工程部16,15単位でも駆動
及び停止可能であり、第2駆動ブロックB2の浸漬部1
1、トナー除去部12、リンス部13並びに絞り部17
もそれぞれクラッチ77を有することにより、各工程部
11,12,13,17単位でも駆動及び停止可能であ
る。また、乾燥部18並びにシート排出部20にもそれ
ぞれクラッチ78,79を設けている。なお、図4では
すべての工程部にそれぞれクラッチ76,77,78,
79を備えた構造を示しているが、本願発明は必要な工
程部だけにクラッチを備えた構造でも差し支えはない。
【0029】各駆動装置71,72,73,74、クラ
ッチ76,77,78,79及び前記操作パネル21の
表示部21aはコントローラ22の出力部に接続してい
る。コントローラ22の入力部には、シート搬送経路上
の各センサーS,S,…及び操作パネル21の操作部が
接続し、記録シートの通過あるいは残存情報並びに各種
操作指令を入力するようになっている。
【0030】図3は操作パネル21の一具体例であり、
表示部21aにはシートクリーニング装置の略図が表示
され、シート搬送経路に対応するライン上に、ジャム警
告用のランプ75が多数設けられ、また、装置略図の隣
には、ジャム個所を数字で表示するサブ表示部21bが
設けられている。たとえばサブ表示部21bに「J7」
が表示されると同時に、略図上の7番目のランプ75が
点灯し、ジャム個所を知らせるようになっている。
【0031】操作ボタンとしては、通常のスタートボタ
ン80、リセットボタン81及びストップボタン82を
備えると共に、強制排出手段操作用に強制排出ボタン8
3を備えている。
【0032】[コントローラによる駆動系の制御]図4
のコントローラ22には、各センサーS,S…からの情
報並びに各種操作ボタンからの指令に応じ、次のように
各工程部の駆動系を制御するプログラムが組み込まれて
いる。
【0033】(1)スリップによるタイムアウトとジャ
ムの判別及び駆動系の停止 隣合うセンサーS間をシートが通過する時間、あるいは
1つのセンサーSをシートが通過する時間を2段階に設
定しておき、第1段階の設定時間が経過した時には、取
り敢えず図3の表示部21aの対応ランプ75を点灯す
ると共に警告音を発する。ただし、いずれの工程部の駆
動系も停止はしない。
【0034】その後第2段階の設定時間を経過した時
は、記録シートがくしゃくしゃ状態でジャムしていると
判断して、装置全体を停止するか、あるいはジャム個所
及びジャム個所より搬送上流側の各工程部のみを停止す
るように制御する。
【0035】前記第1段階の設定時間経過後、第2段階
の設定時間に至るまでに、次のセンサーSが記録シート
を検出した場合あるいはシートの通過を検出した場合
は、単なるスリップによる搬送遅れと判断して、装置全
体の運転を続行するように制御する。
【0036】なお、第2段階の設定時間が経過すること
により、記録シートがくしゃくしゃ状態でジャムしてい
ると判断して、ジャム個所及びこれより搬送上流側の工
程部を停止すると当時に、ジャム個所よりシート搬送下
流側の各工程部の駆動状態を続行する場合には、ジャム
時にシート搬送下流側に残存していた記録シートを全て
排出後、駆動を停止するように制御する。
【0037】(3)強制排出制御 ジャム検出時、ジャムシートを取り出した後、シート搬
送経路R内に残存しているシートの存在をセンサーSが
検出している状態であっても、図3の強制排出ボタン8
3を押すことにより、シート供給部16を除いた全ての
工程部を強制駆動し、シート搬送経路R内に残存する記
録シートを全て排出し、排出完了時点で装置全体の駆動
を停止するように制御する。
【0038】この制御は、前記(2)に記載の制御に関
係無く行うことが可能である。すなわち、ジャムが発生
して全工程部の駆動系が停止した場合でも、ジャムシー
トを取り出した後、強制排出ボタン83を押すことによ
り、ジャム個所のシート搬送上流側と下流側にかかわら
ず、残存する全ての記録シートを排出し、排出した時点
で駆動を停止する。
【0039】
【作用】[クリーニング作業]図2において、たとえば
シート供給部16の最上段に、再生可能な紙製の記録シ
ートを収納した給紙スタッカー23をセットすると、ス
タッカー検知センサーSaによりスタッカー23のセッ
トを検知し、可動底板26を上昇させ、最上位置のシー
トが操出ローラ30に当接した時点で停止する。これと
同時に、シート排出部20の切換レバー60は、紙製ト
レー62へ記録シートを導く状態にシフトされる。
【0040】図3のスタートボタン80を押すことによ
り、ウォーミングアップ等の初期動作完了後、図2の操
出ローラ30により給紙スタッカー23のシートを上か
ら1枚ずつ操り出し、送りローラ31及び捌きローラ3
2を経て前処理部15へ送り出す。
【0041】前処理部15では、突起ローラ35により
トナー表面に割れ(クラッカー)を入れ、浸漬及び剥離
し易い状態にして、浸漬槽37内に送り込む。
【0042】浸漬槽37内においては、図1の記録シー
トの表層2に水が浸透することにより膨潤し、これによ
りトナー3と表層2の間の接着力が減少し、トナー3が
剥がれ易い状態となる。
【0043】次に図2のトナー除去部12に送られ、回
転ブラシ40によりトナー及び異物が掻き落され、され
にリンス部13に送られ、シート表層に残存しているト
ナー及び異物を洗い落とし、絞り部17で水分をある程
度除去した後、乾燥部18に送られる。
【0044】乾燥部18では、温風により表裏両面から
シートを乾燥し、それからシート排出部20へ送り込
み、たとえば紙用の排紙トレー62に排出される。
【0045】上記一連のシートクリーニング作業は、1
枚の記録シートのクリーニングが完了した後に、次の記
録シートがシート供給部16から供給されるのではな
く、短い間隔で連続してシート供給部16からシートが
供給され、正常な運転状態では、5〜7枚程度の記録シ
ートが同時にシート搬送経路R内に存在する状態となっ
ている。
【0046】[ジャム発生時の作用及び操作] (1)運転中、たとえば図2の浸漬部11内でスリップ
でないジャムが生じ、ジャム個所の前後のセンサーSに
よりジャムを検出したとすると、それらの情報はセンサ
ーSからコントローラ22に送られ、ジャム個所及びそ
れより搬送上流側の工程部、すなわち浸漬部11、前処
理部15及びシート供給部16の駆動は停止し、ジャム
個所より搬送下流側の工程部、すなわちトナー除去部1
2、リンス部13、絞り部17、乾燥部18及びシート
排出部20の駆動は続行される。これにより、ジャム時
にトナー除去部12、リンス部13、絞り部17及び乾
燥部18内に残存していた記録シートは自動的に各工程
を経て、シート排出部20の排紙トレー62に排出され
る。そしてそれらが全て排出された時点で、上記駆動続
行状態の工程部は停止する。また、図3の表示部21a
にはジャム個所のランプ75が点灯して警告音が発せら
れると同時に、サブ表示部21bにはジャム個所が文字
表示される。
【0047】(2)次に浸漬部11内からジャムシート
を取り出し、図3の強制排出ボタン83を押す。そうす
ると、浸漬部11及び前処理部15に残存している他の
処理中の記録シートをたとえセンサーSが検知していて
も、全工程部が強制駆動され、残存するすべての記録シ
ートがクリーニング処理され、排出される。そして排出
後、全工程部の駆動は停止する。
【0048】(3)上記強制排出により残存シートを全
て排出した後は、図3のリセットボタン81を押し、そ
してスタートボタン80を押して、初期動作から運転を
再開する。
【0049】[シート供給部におけるスリップ]シート
供給部16における給紙スリップの場合は、警告音ある
いは表示部21のランプ75等で警告するが、シート給
紙部16よりシート搬送下流側の工程部は全て駆動を継
続し、シート搬送経路R内の記録シートが全て排出され
た時点で停止する。
【0050】
【発明の実施の形態2】図5に示すシートクリーニング
装置は、図2のシートクリーニング装置の前処理部15
に、たとえば加熱ローラ式の前乾燥部100を備え、さ
らにシート搬送経路Rの複数個所に、優先処理モードに
て手差し処理可能な手差し用シート供給部92,93,
94を着脱可能に備えた構成である。
【0051】各手差し用シート供給部92,93,94
は、たとえばシートを差し込んだのを検知して、自動的
に搬送経路Rに送り込むように優先処理する構成でもよ
く、また、図3のように解除及びマニュアルスタートボ
タン84を操作パネル21に追加し、この解除及びマニ
ュアルスタートボタン84を押すことにより、優先処理
する構成でもよい。
【0052】図5の3つの手差し用シート供給部をたと
えば第1,第2,第3手差し用シート供給部92、9
3,94とすると、第1手差し用シート供給部92は前
処理部15に配置され、第2手差し用シート供給部93
はトナー除去部12とリンス部13の間に配置され、第
3手差し用シート供給部94は乾燥部18の入口に配置
されている。
【0053】その他の構造は図2と同様であり、同じ機
能を有する部品には同じ符号を付してある。
【0054】図5のシートクリーニング装置によると、
取り出したジャムシートの状態に応じて、希望の工程部
から迅速に再クリーニングすることができ、ジャムシー
トを無駄に破棄するのを無くすことができ、特にシート
が濡れた状態で取り出された場合に有効である。
【0055】たとえば、浸漬部11及びそれより搬送下
流側でジャムしたシートは濡れた状態となっており、取
り出した後、すぐに給紙スタッカー23等に供給するこ
とはできないが、本実施の形態のように、シート搬送経
路Rの途中に優先処理モードにて手差し処理可能なシー
ト供給部92,93,94を備えていると、ジャムシー
ト取り出し後、給紙スタッカー23に戻すことなく、直
ぐに所望の工程部から優先的に、再クリーニングするこ
とが可能となる。
【0056】
【作用】浸漬部11内でジャムしたシートならば、前処
理部15の第1手差し用シート供給部92から手差し供
給する。また、トナー除去後にジャムしたシートなら
ば、リンス部13とトナー除去部12との間の第2手差
し用シート供給部93から手差し供給する。さらに、リ
ンス後にジャムしたシートならば、乾燥部18の入口の
第3手差し用シート供給部94から手差し供給する。
【0057】また、シート供給部16から二重供給さ
れ、シート排出部20から同時に排出されるシートにつ
いても、濡れた状態となっているので、直ぐに給紙スタ
ッカー23に収納できないが、装置の運転を一旦停止し
て、トナーの除去状態に応じて、第1、2又は第3のい
ずれかの手差し用シート供給部92,93,94を利用
して、優先的に処理することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本願発明は、シート
供給部、液体付与部、トナー除去部、乾燥部及びシート
排出部の各工程部を順に通過するシート搬送経路を有
し、再生可能な記録シートの少なくとも表層に液体付与
部で液体を付与することによってトナーと表層との付着
力を弱め、トナー除去部で上記表層のトナーを除去し、
乾燥部で乾燥するシートクリーニング装置において、次
のような利点を有している。
【0059】(1)請求項1記載の発明のように、シー
トジャムをセンサーで検知した時に、コントローラによ
り検知個所及びそれより搬送上流側の工程部の駆動を停
止し、検知個所より搬送下流側の工程部は駆動状態を続
行して残存シートを排出するように制御すると、シート
ジャム時において、クリーニング途中の他のシートを無
駄に破棄することがなくなり、資源保護の向上を図るこ
とができると共に、シートジャム時の修復作業の能率も
向上させることができる。
【0060】(2)請求項2記載の発明のように、シー
トジャム時、ジャムシートを取り出した後、シート供給
部以外の各工程部を強制駆動することにより、シート搬
送経路内の残存シートを強制排出するようにしている
と、上記(1)項の効果と同様に、クリーニング途中の
他のシートを無駄に破棄することがなくなり、資源保護
の向上を図ることができると共に、シートジャム時の修
復作業の能率も向上させることができる。
【0061】(3)請求項3記載の発明のように、セン
サーにより検知するシート通過時間の設定値を2段階に
設定し、第1段階の検知時は警告のみを発し、第2段階
の検知時に各工程部の駆動を停止するように制御してい
ると、スリップによる搬送遅れの場合と、シートがくし
ゃくしゃ状態でジャムした場合とを区別でき、前者の場
合は警告のみで処理作業を続行することにより、スリッ
プ発生個所を認識できると共にクリーニング作業能率が
低下するのを防ぐことができる。
【0062】(4)請求項4記載の発明のように、上記
シート供給部とは別に、シート搬送経路に手差し用シー
ト供給部を備えていると、ジャム処理により取り出した
様々な状態の記録シートを、通常の給紙スタッカーに戻
すことなく、手差し用シート供給部を利用して素早く再
処理することができる。
【0063】(5)請求項5記載の発明のように、請求
項4記載の発明において、手差し用シート供給部を、乾
燥部の入口部分に配置してあると、濡れた状態で、しか
もトナーが除去された後にジャム処理により取り出した
記録シートは、上記手差し用シート供給部を利用して再
処理することにより、無駄な工程を経ることなく、素早
く乾燥処理することができ、再処理の能率が向上する。
【0064】(6)請求項6記載の発明のように、請求
項4記載のシートクリーニング装置において、手差し用
シート供給部を、液体付与部の入口側に配置している
と、液体付与前にジャム処理で取り出したシートあるい
はトナー除去前に濡れた状態で取り出したシートを、給
紙スタッカーに戻すことなく、素早く再処理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 再生可能な記録シートの断面拡大斜視図であ
る。
【図2】 本願発明を適用したシートクリーニング装置
の縦断面略図である。
【図3】 図2のシートクリーニング装置の表示兼操作
パネルの拡大平面図である。
【図4】 図2のシートクリーニング装置の駆動系及び
制御系を示すブロック図である。
【図5】 本願発明を適用したシートクリーニング装置
の別の実施の形態を示す縦断面略図である。
【符号の説明】
11 浸漬部(液体付与部の一例) 12 トナー除去部 13 リンス部 15 前処理部 16 シート供給部 18 乾燥部 20 シート排出部 21 表示兼操作パネル 22 コントローラ 92,93,94 手差し用シート供給部 S センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H134 PA04 PA08 PB01 PB16 PB18 PB21 PB22 PC02 PC06 PC15 PD03 PD11 PD18 PD20 PD23 PD27 PE02 PE03 PE07 3F048 AA01 AB01 BA14 BB02 DA06 EA04 EA12 3F063 BA02 BA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート供給部、液体付与部、トナー除去
    部、乾燥部及びシート排出部の各工程部を順に通過する
    シート搬送経路を有し、再生可能な記録シートの少なく
    とも表層に液体付与部で液体を付与することによってト
    ナーと表層との付着力を弱め、トナー除去部で上記表層
    のトナーを除去し、乾燥部で乾燥するシートクリーニン
    グ装置において、 シートの通過を検出するセンサーをシート搬送経路の複
    数個所に配置すると共に、各センサーからの入力情報に
    より各工程部の駆動及び停止を制御するコントローラを
    備え、 センサーによるジャム検知時、検知個所及びそれより搬
    送上流側の工程部を停止し、検知個所より搬送下流側の
    工程部は駆動状態を続行して残存シートを排出するよう
    に制御することを特徴とするシートクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 シート供給部、液体付与部、トナー除去
    部、乾燥部及びシート排出部の各工程部を順に通過する
    シート搬送経路を有し、再生可能な記録シートの少なく
    とも表層に液体付与部で液体を付与することによってト
    ナーと表層との付着力を弱め、トナー除去部で上記表層
    のトナーを除去し、乾燥部で乾燥するシートクリーニン
    グ装置において、 シートの通過を検出するセンサーをシート搬送経路の複
    数個所に配置すると共に、各センサーからの入力情報に
    より各工程部の駆動及び停止を制御するコントローラを
    備え、 センサーによるジャム検知時、ジャムシート取出し後、
    シート供給部以外の各工程部を強制駆動することによ
    り、シート搬送経路内の残存シートを強制排出する強制
    排出手段を備えたことを特徴とするシートクリーニング
    装置。
  3. 【請求項3】 シート供給部、液体付与部、トナー除去
    部、乾燥部及びシート排出部の各工程部を順に通過する
    シート搬送経路を有し、再生可能な記録シートの少なく
    とも表層に液体付与部で液体を付与することによってト
    ナーと表層との付着力を弱め、トナー除去部で上記表層
    のトナーを除去し、乾燥部で乾燥するシートクリーニン
    グ装置において、 シートの通過を検出するセンサーをシート搬送経路の複
    数個所に配置すると共に、各センサーからの入力情報に
    より各工程部の駆動及び停止を制御するコントローラを
    備え、 センサーにより検知するシート通過時間の設定値を2段
    階に設定し、 第1段階の検知時は警告のみを発し、第2段階の検知時
    に各工程部の駆動を停止するように制御することを特徴
    とするシートクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 シート供給部、液体付与部、トナー除去
    部、乾燥部及びシート排出部の各工程部を順に通過する
    シート搬送経路を有し、再生可能な記録シートの少なく
    とも表層に液体付与部で液体を付与することによってト
    ナーと表層との付着力を弱め、トナー除去部で上記表層
    のトナーを除去し、乾燥部で乾燥するシートクリーニン
    グ装置において、 上記シート供給部とは別に、シート搬送経路に手差し用
    シート供給部を備えていることを特徴とするシートクリ
    ーニング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシートクリーニング装置
    において、手差し用シート供給部は、乾燥部の入口に配
    置してあることを特徴とするシートクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のシートクリーニング装置
    において、手差し用シート供給部は、液体付与部の入口
    側に配置してあることを特徴とするシートクリーニング
    装置。
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Cited By (7)

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