JP5634479B2 - 消去装置及び消去装置の消去方法 - Google Patents

消去装置及び消去装置の消去方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5634479B2
JP5634479B2 JP2012234656A JP2012234656A JP5634479B2 JP 5634479 B2 JP5634479 B2 JP 5634479B2 JP 2012234656 A JP2012234656 A JP 2012234656A JP 2012234656 A JP2012234656 A JP 2012234656A JP 5634479 B2 JP5634479 B2 JP 5634479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
erasing
unit
fan
conveyance path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012234656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013119255A (ja
Inventor
健 井口
健 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JP2013119255A publication Critical patent/JP2013119255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5634479B2 publication Critical patent/JP5634479B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明の実施形態は、消去装置及び消去装置の消去方法に関する。
省資源やコスト削減のために、消去可能な色剤によって画像形成された記録媒体上の画像を消去する消去装置が実用化されている。
この消去可能な色剤は例えば加熱することによって色が消える。従って、消去装置は記録媒体を加熱する消去部を備え、この消去部が記録媒体を加熱することにより、記録媒体上の画像を消去する。加熱された記録媒体は搬送路を通過して記録媒体を蓄積する蓄積部に搬送される。
加熱された記録媒体はかなりの熱をもっており、搬送路はこの熱により温度が上昇する。この温度が上がりすぎると記録媒体を劣化させ、また消去装置自体に悪影響を及ぼす。また、記録媒体が紙である場合、紙に含まれる水蒸気が結露する場合がある。そこで、搬送路を冷却するファンを備える消去装置が提案されている。
しかし、このファンを備える消去装置はファンが常時駆動している。従って、還流風が消去部を冷やしてしまい、加熱効率が低下していた。
特開2005−169677号公報
搬送路を効率よく冷却するとともに記録媒体上の画像を加熱消去する消去部の冷却を最小限にする消去装置及び消去装置の消去方法が求められている。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、シートを搬送するシート搬送路と、加熱によりシート上の画像を消去する消去部と、消去部のシート搬送方向上流に設けられ、シートを検知する手前センサと、消去部のシート搬送方向下流のシート搬送路に沿って設けられるファンと、手前センサがシートを検知しなくなってから所定時間経過し、かつ、連続して消去されるシートの枚数が所定の枚数を超えた場合、ファンを駆動させる制御部と、を備える消去装置を提供する。
消去装置の構成を説明する概略図である。 消去装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。 手前センサのシートの検知タイミングと、ファンの駆動タイミングとを示したタイミングチャートである。 第1の実施形態に係る消去装置のファンの制御動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る消去装置のファンの制御動作を示すフローチャートである。
以下、画像形成システム及び消去装置及び消去装置の消去方法の一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態の消去装置は、シートを搬送するシート搬送路と、加熱によりシート上の画像を消去する消去部と、消去部のシート搬送方向上流に設けられ、シートを検知する手前センサと、消去部のシート搬送方向下流のシート搬送路に沿って設けられ、手前センサがシートを検知するタイミングに基づいて駆動動作が制御されるファンと、を備える。
図1は、消去装置100の構成を説明する概略図である。消去装置100は、消色可能トナーや消色可能インク等の消色可能色材により画像を形成されたシートに対して、消色可能な色材(以下、単に記録材料と呼ぶ。)による画像の色を消す消色処理を施す。
消去装置100は、給紙トレイ102、給紙部材104、読取部106、消去部108、リユーストレイ110、リジェクトトレイ112、排出部材114、116、第1搬送路118、第2搬送路120、第3搬送路122、第1分岐部材124、第2分岐部材126、ファン143及び操作部128を備える。
給紙トレイ102は、再利用するためのシートを積載する。給紙トレイ102は、A4、A3、B5等、様々なサイズのシートを積載する。給紙トレイ102が積載するシートは、例えば、所定温度以上に加熱することにより消色する記録材料で画像形成されたシートである。
給紙部材104は、ピックアップローラ、シート供給ローラ、およびシート供給ローラに対抗配置される分離ローラ等を有し、給紙トレイ102上のシートを1枚ずつ消去装置100内部の第1搬送路118に供給する。
また、給紙トレイ102は、給紙トレイ102上のシートの有無を検知する検知センサ103を有する。検知センサ103は、例えば、マイクロセンサやマイクロアクチュエータであって良い。
第1搬送路118は、給紙トレイ102からリユーストレイ110へ向かう搬送路を形成する。第1搬送路118は、給紙されたシートを読取部106を経由してリユーストレイ110へ搬送する。
読取部106は、給紙トレイ102に対し、シート搬送方向下流において第1搬送路118に沿って配置される。読取部106は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)スキャナあるいはCMOSセンサ等の読取ユニットを有する。
本実施の形態では、読取部106は、搬送されるシートの第1面および第2面のそれぞれの画像を読み取る。すなわち、読取部106は、第1搬送路118に沿ってかつ搬送路を挟んで配置される第1の読取ユニット106A及び第2の読取ユニット106Bを備え、搬送されるシートの画像の両面を読み取る。読取部106の読取ユニットがシートの画像を読み取る位置を読取位置と呼ぶ。読取部106が読み取った画像は、図2に示す記憶部210に保存される。
例えば、消色処理する前に読取部106が読み取ったシート上の画像を電子化して記憶部へ保存することにより、後で消色された画像のデータが必要となった場合に、画像データを取得することができる。また、後述する制御部200は、読取部106が読み取った画像に基づいて、消色可能なシートか否か、あるいは、再利用可能なシートか否かを判断する。
消去装置100は、読取部106の下流に切り替え部としての第1分岐部材124を備える。
第1分岐部材124は、搬送されるシートの搬送方向を切り替える。第1分岐部材124は、第1搬送路118を搬送されるシートを第2搬送路120またはリユーストレイ110へ搬送する。
第2搬送路120は、第1分岐部材124が配置される分岐点において第1搬送路118より分岐する。分岐点より分岐した第2搬送路120は、シートを消去部108へ搬送する。また、第2搬送路120は、読取部106よりもシート搬送方向上流における合流点121において、第1搬送路118に合流する。すなわち、第2搬送路120は、給紙トレイ102と読取部106の間における合流点121で第1搬送路118に合流する。
したがって、第2搬送路120は、読取部106から搬送されてきたシートを、消去部108を経由して、再び、読取部106へ搬送することができる。
すなわち、消去装置100は、給紙部材104から供給されたシートを、第1分岐部材124を制御して、読取部106、消去部108、読取部106の順に搬送することができる。
第1搬送路118は、第1分岐部材124の下流に第2分岐部材126を有する。第2分岐部材126は、第1分岐部材124から搬送されたシートをリユーストレイ110または第3搬送路122へ案内する。第3搬送路122は、シートをリジェクトトレイ112へ搬送する。
消去部108は、搬送されるシートの画像の色を消す。例えば、消去部108は、搬送されるシートへ接触した状態で、シートを所定の消色温度まで加熱することにより、記録材料によりシート上に形成された画像の色を消色する。
例えば、本実施の形態の消去装置100の消去部108は、シートの第1面消色用の第1の消色ユニット108Aと、第2面消色用の第2の消色ユニット108Bと、を有する。
第1の消色ユニット108Aは、ヒータを有する第1の加熱ローラ108Hと、第1の加熱ローラ108Hの温度を検知する第1の加熱ローラ温度センサ109Aと、第1の従動ローラとを備える。第1の加熱ローラ108Hと第1の従動ローラとは第2搬送路を挟み、対向配置される。
第2の消色ユニット108Bは、ヒータを有する第2の加熱ローラ108Iと、第2の加熱ローラ108Iの温度を検知する第2の加熱ローラ温度センサ109Bと、第2の従動ローラとを備える。
以下、第1の加熱ローラ温度センサ109Aと第2の加熱ローラ温度センサ109Bとを加熱ローラ温度センサという。
第2の加熱ローラ108Iと第2の従動ローラとは第2搬送路を挟み、対向配置される。
第1の加熱ローラ108Hと第2の加熱ローラ108Iとは、第2搬送路を挟み、互いに反対側に配置される。
第1の加熱ローラ108Hは、シートの一方の面側からシートへ当接して加熱する。第2の加熱ローラ108Iは、シートの他方の面側からシートへ当接して加熱する。すなわち、消去部108は、搬送されるシート両面の画像を一度の搬送で消色する。
消去装置100は、消去部108のシート搬送方向上流に、消去部108へのシートの進入を検知する手前センサ141と、消去部108のシート搬送方向下流に、消去部108からのシートの排出を検知する後段センサ144と、を備える。
消去装置100本体の上部に配置された操作部128は、タッチパネル式の表示部と各種の操作キーと、を有する。
操作キーは、例えばテンキー、ストップキー、スタートキー等を有する。ユーザは、操作部を介して、消色の開始あるいは消色するシートの画像の読み込み等の消去装置100の機能動作を指示する。
操作部128は、消去装置100の設定情報や動作ステータス、ログ情報、あるいはユーザへのメッセージを表示する。なお、操作部128は、消去装置100の本体に配置されるものに限定されない。例えばネットワークを介して消去装置100と接続される外部装置の操作部から操作できる構成であっても良い。あるいは、操作部は、消去装置本体から独立した形態であり、有線あるいは無線通信によって消去装置100を操作する構成であっても良い。本実施形態の操作部は、消去装置100に対して処理の指示や情報の閲覧等ができるものであれば良い。
排出部材114、116は、シートを、本体の下部に上下に配置されたリユーストレイ110、リジェクトトレイ112へ排出する。たとえば、リユーストレイ110は、シート上の画像が消色され、再利用可能となったシートを積載する。リジェクトトレイ112は、再利用不可と判断されたシートを積載する。
シートの搬送経路は、消去装置100が実行する処理モードに基づいて適宜変更される。消去装置100は、複数の処理モードを有する。消去装置100は、例えば、(1)画像読取を行わず、消色処理のみを行う第1消色モード、(2)画像の読み取り後、消色処理を行う第2消色モード、(3)消色前の読取処理を行わず、消色処理後、用紙Pの再利用可否の分別(分別処理)を実施する第3消色モード、(4)画像の読み取り後、消色処理を実施し、さらに分別処理を実施する第4消色モード、(5)画像消色を行わず、画像の読取処理を実施する読取モードを有する。
上述の各モードは、消去装置100の操作部128で選択できる。また、各処理モードの選択は、消去装置100の操作部128に限らず、外部の端末から設定しても良い。第1乃至第4の消色モードでは、シートは必ず消去部108へ搬送される。
一方、読取モードでは、消去装置100は、第1分岐部材124を制御して、シートを消去部108へ搬送することなく、読取部106を経由して排出する。
消去装置100は、第1乃至第3搬送路118、120、122を搬送されるシートを検知する複数のシート検知センサ130、131、132および133を有する。
消去装置100は、消去部108のシート搬送方向下流に、搬送路を冷却する第1のファン143A及び第2のファン143B(第1のファン143Aと第2のファン143Bとをファン143という。)
第1のファン143Aと第2のファン143Bとは第2搬送路120を挟んで互いに反対側に配置される。
消去装置100は、第2搬送路の120のファン143のシート搬送方向下流に第2搬送路120の温度を検知する搬送路温度センサ142を備える。
図2は、消去装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。消去装置100は、制御部200と、記憶部210と、検知部212と、通信インターフェース(通信I/F)214と、搬送部216と、読取部106と、消去部108と、操作部128と、を有する。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ202、記憶装置であるメモリ204を有する。
制御部200は、読取部106、消去部108、操作部128を制御する。メモリ204は、例えば、半導体メモリであり、各種制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)206と、プロセッサ202に一時的な作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)208とを有する。
例えば、ROM206は、再利用可否の閾値とする用紙の印字率、画像が消色されたか否かを判断するための濃度閾値等を格納する。RAM208は、読取部106で読み取った画像を一時的に保存しても良い。消去装置100の各コンポーネントは、バス218を介して接続される。
制御部200は、例えば、操作部128で設定された上記処理モード(1)〜(5)に応じて、読取部106、消去部108、およびその他の構成を制御する。
例えば、第1乃至第4の消色モードが選択された場合には、制御部200は、消去部108にシートの画像を消色させる。消去部108へシートが搬送される前に、読取部106がシートを読み取る場合には(第2消色モード、第4消色モード)、制御部200は、読取部106で読み取った画像を記憶部210へ保存する。
ここで、制御部200は、読取部106が読み取ったシート画像のデータ中に機密データ等の消色を禁止すべき禁止データが含まれているか否かを判定してもよい。
あるいは、読み取ったシート上の画像の印字率が閾値を超えるか否かを判断しても良い。消色を禁止すべきデータが含まれる場合あるいは、印字率が閾値を超える場合には、制御部200は、シートをリジェクトトレイ112へ搬送する。
一方、消色を禁止すべきデータが含まれない場合あるいは、印字率が閾値を超えない場合には、シート上の画像を読み取った後、制御部200は、シートを消去部108へ搬送する。
また、制御部200は、消去部108がシートの画像を消色した後に、この消色されたシートの画像を読取部106が読み取る場合には(第3消色モード、第4消色モード)、読取部106が読み取った画像のデータに基づいて、シートが再利用可能か否かを判定する。
制御部200は、上記判定結果に基づいて、シートの搬送先を決定する。再利用可能か否かを判定する分別処理は、シート上に画像があるか否かを判定する処理を含む。例えば、消去部108で消色処理された後のシートを読み取った場合に、消去されずに残っている画像ある場合には、消色残りがあるとして、再利用不可と判断する。あるいは、分別処理は、読み取った画像に基づいて、シートの折れの有無や、しわ深さ、あるいは穴が開いている等の状態に基づいて、再利用可能か否かを判定する処理を含む。
制御部200は、検知部212からの信号に基づいて、装置内部の各構成を制御する。検知部212は、検知センサ103、加熱ローラ温度センサ109A、109B、およびシート検知センサ130、131、132、133、手前センサ141、後段センサ144、搬送路温度センサ142を含む。
制御部200は、検知センサ103からの信号に基づいて給紙トレイ102上のシートの有無を判断する。また、制御部200は、加熱ローラ温度センサ109A、109Bを用いて第1の加熱ローラ108Hおよび第2の加熱ローラ108Iの温度を検知するとともに、第1の加熱ローラ108Hおよび第2の加熱ローラ108Iの温度を制御する。
また、制御部200は、シート検知センサ130、131、132、133を用いて、第1乃至第3搬送路118、120、122内のシートの位置を把握する。
記憶部210は、読取部106で読み取った画像を保存する。また、記憶部210は、消去装置100で処理したシートの処理枚数を記憶する。記憶部210としては、例えば、ハードディスクドライブやその他の磁気記憶装置、光学式記憶装置、フラッシュ・メモリ等の半導体記憶装置またはこれらの任意の組合せであってよい。
消去装置100は、外部機器と接続するインターフェースである通信I/F214を備える。
搬送部216は、第1搬送路118、第2搬送路120および第3搬送路122に配置される複数の搬送ローラと、搬送ローラを駆動する搬送モータとを有する。制御部200は、搬送部216の搬送モータの駆動を制御することによって、シートの搬送速度を制御する。ここで、シートの画像を読み取るために読取部106を搬送されるシートの速度を読取速度、シートの画像の色を消すために消去部108を搬送されるシートの速度を消色速度とする。搬送部216の搬送ローラおよび搬送モータについては後述する。
消去装置100は、制御部200によってファン143の駆動タイミングを制御する。
(第1の実施形態)
本実施形態においては、消去装置100は手前センサ141の出力に基づいてファン143の駆動タイミングを制御する。
具体的には、消去装置100は、手前センサ141の出力に基づいて消去部108へのシートの進入を検知した場合、手前センサ141がシートを検知してから所定時間経過後にファン143を駆動させる。
図3は、手前センサ141のシートの検知タイミングと、ファン143の駆動タイミングとを示したタイミングチャートである。手前センサ141及び後段センサ144はシートを検出するとON、検出しないとOFFを出力する。
図3に示すように、消去装置100は、電源投入時にはファン143を駆動させない。消去装置100は手前センサ141がONからOFFに変わるタイミングを検知する。このタイミングは、シートが消去部108に進入したタイミングとほぼ等しい。
消去装置100は、制御部200により手前センサ141がONからOFFに変わるタイミングから所定時間t1経過後にファン143を駆動させる。この時間t1はシートが手前センサ141に検知されてから消去部108を通過するまでの時間に等しい。
そして、消去装置100は次のシートが手前センサ141によって検知されるまでファン143を駆動させ、次のシートが手前センサ141によって検知された場合、ファン143を停止させる。
この動作によって、ファン143からの還流風が消去部108を冷やすことを防止できる。
なお、後段センサ144が設けられている場合には、次のように制御してもよい。
消去装置100は、電源投入時にはファン143を駆動させない。消去装置100は後段センサ144がONからOFFに変わるタイミングを検知する。このタイミングは、シートが消去部108から排出されたタイミングとほぼ等しい。
消去装置100は、制御部200により後段センサ144がONからOFFに変わったことを検知した場合、ファン143を駆動させる。
そして、消去装置100は次のシートが手前センサ141によって検知されるまでファン143を駆動させ、次のシートが手前センサ141によって検知された場合、ファン143を停止させる。
図4は、第1の実施形態に係る消去装置100のファン143の制御動作を示すフローチャートである。図4に示すように、動作401において、消去装置100は電源が投入される。
動作402において、消去装置100は手前センサ141がONとなったかを判定する。消去装置100は手前センサ141がONとなったと判定した場合、動作403に進み、ONとなったと判定しない場合、動作402に戻る。
動作403において、消去装置100はファン143を駆動させる。
動作404において、消去装置100は手前センサ141がONからOFFに変化したタイミングから所定時間t1経過したかを判定する。消去装置100は手前センサ141がONからOFFに変化したタイミングから所定時間t1経過したと判定した場合、動作405に進み、所定時間t1経過していないと判定した場合、動作404に戻る。
動作405において、消去装置100はファン143を駆動させる。
動作406において、消去装置100は消去すべき次のシートがないかを判定する。消去装置100は消去すべき次のシートがないと判定した場合、動作407に進み、次のシートがないと判定しなかった場合、動作402に戻る。
動作407において、消去装置100は第1の加熱ローラ108Hおよび第2の加熱ローラ108IのヒータをOFFにする。
動作408において、消去装置100は、ヒータをOFFしてから所定時間経過したかを判定する。消去装置100は、ヒータをOFFしてから所定時間経過したと判定した場合、動作409に進み、所定時間経過していないと判定した場合、動作408に戻る。
動作409において、消去装置100はファン143の駆動を停止させ、処理を終了する。
以上述べたように、本実施形態の消去装置100は、シートを搬送するシート搬送路と、加熱によりシート上の画像を消去する消去部108と、消去部108のシート搬送方向上流に設けられ、シートを検知する手前センサ141と、消去部108のシート搬送方向下流のシート搬送路に沿って設けられ、手前センサ141がシートを検知するタイミングに基づいて駆動動作が制御されるファン143と、を備える。
従って、シート搬送路を効率よく冷却するとともにシート上の画像を加熱消去する消去部108の冷却を最小限にすることができるという効果がある。
(第2の実施形態)
本実施形態においては、消去装置100は手前センサ141の出力、又は搬送路温度センサ142の出力、又は制御部200がカウントした連続消去枚数に基づいてファン143の駆動タイミングを制御する。
具体的には、消去装置100は、次の条件が満たされた場合、ファン143を駆動させる。
(1)手前センサ141がONからOFFに変わるタイミングから所定時間t1経過し、
(2)搬送路温度センサ142によって検出した搬送路の温度が閾値以上であるか、または
(3)連続して消去されるシートの枚数が閾値以上である。
消去装置100は次のシートが手前センサ141によって検知されるまでファン143を駆動させ、次のシートが手前センサ141によって検知された場合、ファン143を停止させる。
この動作によって、ファン143からの還流風が消去部108を冷やすことを防止できる。
なお、後段センサ144が設けられている場合には、次のように制御してもよい。
具体的には、消去装置100は、次の条件が満たされた場合、ファン143を駆動させる。
(1)後段センサ144がONからOFFに変わったことを検知し、
(2)搬送路温度センサ142によって検出した搬送路の温度が閾値以上であるか、または
(3)連続して消去されるシートの枚数が閾値以上である。
消去装置100は次のシートが手前センサ141によって検知されるまでファン143を駆動させ、次のシートが手前センサ141によって検知された場合、ファン143を停止させる。
消去装置100は次のシートが手前センサ141によって検知されるまでファン143を駆動させ、次のシートが手前センサ141によって検知された場合、ファン143を停止させる。
図5は、第2の実施形態に係る消去装置100のファン143の制御動作を示すフローチャートである。図5に示すように、動作501において、消去装置100は電源が投入される。
動作502において、消去装置100は手前センサ141がONとなったかを判定する。消去装置100は手前センサ141がONとなったと判定した場合、動作503に進み、ONとなったと判定しない場合、動作502に戻る。
動作503において、消去装置100はファン143を駆動させる。
動作504において、消去装置100は次の条件が満たされたかを判定する。
(1)手前センサ141がONからOFFに変わるタイミングから所定時間t1経過し、
(2)搬送路温度センサ142によって検出した搬送路の温度が閾値以上であるか、または
(3)連続して消去されるシートの枚数が閾値以上である。
消去装置100は上記のいずれかの条件が満たされたと判定した場合、動作505に進み、いずれの条件も満たされていないと判定した場合、動作504に戻る。
動作505において、消去装置100はファン143を駆動させる。
動作506において、消去装置100は消去すべき次のシートがないかを判定する。消去装置100は消去すべき次のシートがないと判定した場合、動作507に進み、次のシートがないと判定しなかった場合、動作502に戻る。
動作507において、消去装置100は第1の加熱ローラ108Hおよび第2の加熱ローラ108IのヒータをOFFにする。
動作508において、消去装置100は、ヒータをOFFしてから所定時間経過したかを判定する。消去装置100は、ヒータをOFFしてから所定時間経過したと判定した場合、動作509に進み、所定時間経過していないと判定した場合、動作508に戻る。
動作509において、消去装置100はファン143の駆動を停止させ、処理を終了する。
以上述べたように、本実施形態の消去装置100は、シートを搬送するシート搬送路と、加熱によりシート上の画像を消去する消去部108と、消去部108のシート搬送方向上流に設けられ、シートを検知する手前センサ141と、シート搬送路の消去部108のシート搬送方向下流にシート搬送路の温度を検知する搬送路温度センサ142と、消去部108のシート搬送方向下流のシート搬送路に沿って設けられ、手前センサ141がシートを検知するタイミング又は搬送路温度センサ142の検知温度または連続消去枚数に基づいて駆動動作が制御されるファン143と、を備える。
従って、シート搬送路をさらに効率よく冷却するとともにシート上の画像を加熱消去する消去部108の冷却を最小限にすることができるという効果がある。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
108:消去部
141:手前センサ
142:搬送路温度センサ
143:ファン
144:後段センサ

Claims (5)

  1. シートを搬送するシート搬送路と、
    加熱により前記シート上の画像を消去する消去部と、
    前記消去部のシート搬送方向上流に設けられ、シートを検知する手前センサと、
    前記消去部のシート搬送方向下流の前記シート搬送路に沿って設けられるファンと、
    前記手前センサが前記シートを検知しなくなってから所定時間経過し、かつ、連続して消去される前記シートの枚数が所定の枚数を超えた場合、前記ファンを駆動させる制御部と、
    を備える消去装置。
  2. 前記シート搬送路の前記消去部のシート搬送方向下流に前記シート搬送路の温度を検知する搬送路温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記搬送路温度センサが検知した温度が閾値以上であり、かつ、前記手前センサが前記シートを検知しなくなってから所定時間経過し、かつ、連続して消去される前記シートの枚数が所定の枚数を超えた場合、前記ファンを駆動させる
    請求項1に記載の消去装置。
  3. 前記ファンは、
    前記手前センサがシートを検知しなくなってから所定時間後に駆動される請求項1又は請求項2に記載の消去装置。
  4. 前記ファンは、
    前記手前センサがシートを検知した場合、駆動を停止する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の消去装置。
  5. 加熱により前記シート上の画像を消去する消去部のシート搬送方向上流に設けられる手前センサによってシートを検知し、
    前記消去部のシート搬送方向下流のシート搬送路に沿って設けられるファンを前記手前センサが前記シートを検知しなくなってから所定時間経過し、かつ、連続して消去される前記シートの枚数が所定の枚数を超えた場合に駆動させる
    消去装置の消去方法。
JP2012234656A 2011-12-08 2012-10-24 消去装置及び消去装置の消去方法 Expired - Fee Related JP5634479B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161568627P 2011-12-08 2011-12-08
US61/568,627 2011-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013119255A JP2013119255A (ja) 2013-06-17
JP5634479B2 true JP5634479B2 (ja) 2014-12-03

Family

ID=48772139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012234656A Expired - Fee Related JP5634479B2 (ja) 2011-12-08 2012-10-24 消去装置及び消去装置の消去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5634479B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9454123B2 (en) 2013-09-05 2016-09-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Erasing apparatus and cooling method

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0926745A (ja) * 1995-07-11 1997-01-28 Toshiba Corp 画像形成装置および画像形成装置の冷却器制御方法
JPH09114288A (ja) * 1995-10-24 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置
JP4162388B2 (ja) * 2001-05-16 2008-10-08 株式会社リコー リライタブル記録装置
JP2011191545A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像消去装置、それを用いた画像形成装置、画像消去装置の制御方法、及び画像消去装置の制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013119255A (ja) 2013-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10336117B2 (en) Image erasing apparatus and image erasing method
JP5863680B2 (ja) 消去装置、消去装置の消去方法及び画像形成装置
JP5808448B2 (ja) 消色装置
JP5634479B2 (ja) 消去装置及び消去装置の消去方法
JP5738352B2 (ja) 画像読取装置及び消去装置
JP5774616B2 (ja) 消去装置
JP5643353B2 (ja) 消色装置
JP6846141B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US9573400B2 (en) Erasing apparatus and cooling method
JP5638594B2 (ja) 画像消色装置
JP5692808B2 (ja) 消色装置及び記録媒体の搬送制御方法
JP6496130B2 (ja) 画像消去装置及び画像消去方法
JP2019164344A (ja) 画像消去方法および画像消去プログラム
JP2016075733A (ja) 画像消去装置および画像消去方法
JP2021081752A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP5830642B2 (ja) 消去装置及び消去装置の制御プログラム
JP6325411B2 (ja) 画像消去装置
JP2018163368A (ja) 画像消去装置および画像消去方法
JP2019107815A (ja) 液体吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5634479

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees