JPH07239630A - 画像保持シート再使用方法及びその装置 - Google Patents

画像保持シート再使用方法及びその装置

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JPH07239630A
JPH07239630A JP6053274A JP5327494A JPH07239630A JP H07239630 A JPH07239630 A JP H07239630A JP 6053274 A JP6053274 A JP 6053274A JP 5327494 A JP5327494 A JP 5327494A JP H07239630 A JPH07239630 A JP H07239630A
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JP
Japan
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image
holding sheet
recording paper
toner
erasing
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JP6053274A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tabata
泰広 田端
Hiroshi Masuyama
洋 増山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙全体としての再使用の寿命を長くする
ことができる記録紙再使用方法及び装置を提供する。 【構成】 トナー像を除去した記録紙3に次のトナー像
を形成する記録紙再使用方法及び装置において、記録紙
に記録されている使用履歴をイメージセンサ12で読み
取り、記録紙の両面の使用履歴が等しくなるように又は
両面の使用履歴の差が小さくなるように次のトナー像形
成面を設定し、記録紙の少なくとも一方の面に記録紙両
面の使用履歴を記録することを特徴とする記録紙再使用
方法及び装置。記録紙のトナー除去面とは反対の面を、
次のトナー像形成面に設定してもよい。また、イメージ
センサ12でトナー除去面の残存画像等の表面状態を検
知し、再使用不可の場合に該トナー除去面とは反対の面
を次のトナー像形成面に設定してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像保持シートの画像
を消去する工程と、該画像を消去した画像保持シートに
画像を形成する工程とを有する画像保持シート再使用方
法及びその装置に係り、詳しくは画像保持シートの再使
用の寿命を延ばすことができる画像保持シート再使用方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球資源の保護という観点から、
複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置で
画像を形成した複写紙等の紙を再利用することが、各企
業で最優先課題として取り組まれるようになってきた。
この画像形成済みの複写紙等の紙を回収し溶かして、再
び紙を作り直すという方法が提案されているが、この方
法は、その紙の作り直しの過程において多量のエネルギ
ーを消費しコストが高くなってしまい、また化石エネル
ギーを消費してしまうという問題点がある。
【0003】そこで、本出願人は、地球資源の保護とい
う観点でより有利な方法として、上記画像形成済みの複
写紙等の紙に水などの処理液を塗布し、加熱、加圧など
によって画像を構成している像形成物質であるトナーを
半溶融状態にした後、トナーとの接着性に優れた剥離部
材に該トナーを付着させ、紙からトナーのみを剥離する
ことによって、該紙から画像を消去し、該紙を再利用で
きるようにする方法(例えば、特願平5−239075
号)、ブラシ等で複写紙などの紙上から画像を構成して
いるトナーを擦り取ることによって、該紙から画像を消
去し、該紙を再利用できるようにする方法、複写紙など
の紙上の画像を構成しているトナーの色を消色すること
によって、該紙から画像を消去し、該紙を再利用できる
ようにする方法などを提案してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案の
紙からトナーを除去する方法において、トナー除去の際
に紙の繊維の一部がトナーと一緒に取り去られたりし
て、これを何度も繰り返すと、最早紙上にトナー像を適
切に形成することが難しくなってしまう。これが再使用
する紙の寿命ということになり、この紙の再使用の寿命
の長くすることが課題となっている。
【0005】なお、このような再使用する紙の寿命を予
め知ることは非常に難しく、しかも複写動作の後で適切
な画像形成ができなかったということでは品質上の問題
となってくる。そこで、本出願人により、紙の再使用回
数を表示する処理状況マークを紙上に形成する方法は提
案されている(例えば、特願平5−281816号)。
ここで、予め所定回数、例えば10回以上再使用した紙
は寿命に到達したと決めておけば、処理状況マークを検
知することにより、該紙の再使用の寿命を知ることがで
きる。
【0006】しかしながら、従来、紙等の画像保持シー
ト全体としての再使用の寿命を長くするような画像保持
シートの再使用方法及びその装置については触れられて
いなかった。また、このような画像保持シート全体とし
ての長寿命化という課題は、トナー画像が形成された画
像保持シートに水などの処理液を付与した後トナーを剥
離して該画像を消去する場合に限られず、他の画像消去
方法、例えばトナー画像のトナーを掻き取る方法や消色
トナーを用いる方法を用いる場合等にも伴うものであ
る。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、画像保持シートの表
裏両面での使用履歴に着目することにより、画像保持シ
ート全体としての再使用の寿命を長くすることができる
画像保持シート再使用方法及びその装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、画像保持シートの画像を消去
する工程と、該画像を消去した画像保持シートに画像を
形成する工程とを有する画像保持シート再使用方法にお
いて、該画像保持シートに記録されている使用履歴を読
み取る工程と、該使用履歴の読み取り結果に基づき、該
画像保持シートの両面の使用履歴が等しくなるように画
像形成面を設定する工程と、該画像保持シートの両面の
使用履歴を該画像保持シートに記録する工程とを有する
ことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、画像保持シート
上の画像を消去する画像消去手段と、該画像を消去した
画像保持シートに画像を形成する画像形成手段とを備え
た画像保持シート再使用装置において、該画像保持シー
トに記録されている使用履歴を読み取る使用履歴読み取
り手段と、該使用履歴の読み取り結果に基づき、該画像
保持シートの両面の使用履歴が等しくなるように、該画
像形成手段における画像形成面を設定する画像形成面設
定手段と、該画像保持シートの両面の使用履歴を該画像
保持シートに記録する使用履歴記録手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0010】上記請求項1あるいは請求項2の発明にお
いて、上記画像を消去した後の画像保持シートの画像形
成面は、再使用するたびに交互に切り換えるように設定
してもいいし、再使用の所定回数ごとに切り換えて設定
してもいいし、また、一方の面を寿命に達するまで連続
して再使用した後もう一方の面を寿命に達するまで連続
して再使用して最終的に両面の使用履歴が等しくなるよ
うに設定してもよい。
【0011】また、請求項3の発明は、画像保持シート
上の画像を消去する工程と、該画像を消去した画像保持
シートに画像を形成する工程とを有する画像保持シート
再使用方法において、該画像保持シートの画像を消去し
た画像消去面とは反対の面を、画像形成面に設定する工
程を有することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項4の発明は、画像保持シート
上の画像を消去する画像消去手段と、該画像を消去した
画像保持シートに画像を形成する画像形成手段とを備え
た画像保持シート再使用装置において、該画像保持シー
トの画像が形成されている画像形成面を検知する画像形
成面検知手段と、該検知した画像形成面を、該画像消去
手段における画像消去面に設定する画像消去面設定手段
と、該画像消去面とは反対の面を、該画像形成手段にお
ける画像形成面に設定する画像形成面設定手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項5の発明は、画像保持シート
上の画像を消去する工程と、該画像を消去した画像保持
シートに画像を形成する工程とを有する画像保持シート
再使用方法において、該画像保持シートの画像を消去し
た画像消去面の表面状態を検知する工程と、該表面状態
の検知結果に基づき、該画像消去面が再使用不可の表面
状態の場合に該画像消去面とは反対の面を画像形成面に
設定する工程とを有することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項6の発明は、画像保持シート
上の画像を消去する画像消去手段と、該画像を消去した
画像保持シートに画像を形成する画像形成手段とを備え
た画像保持シート再使用装置において、該画像消去手段
で画像を消去した画像消去面の表面状態を検知する表面
状態検知手段と、該表面状態の検知結果に基づき、該画
像消去面が再使用不可の表面状態の場合に該画像消去面
とは反対の面を画像形成面に設定する画像形成面設定手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】上記請求項5あるいは請求項6の発明にお
ける画像保持シートの表面状態とは、該画像保持シート
の再使用の寿命を判断するための判断基準となるべきも
のであって、再使用時の画像形成に影響を及ぼす表面の
けばだち等や、画像消去処理後に画像保持シート表面に
残った残存画像の他、上記画像消去工程及び手段で消去
することが困難である、例えばインク、鉛筆、サインペ
ン、マジック、印鑑の捺印等による追記部分の残存の有
無等も、上記表面状態に含むものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、画像保持シートに
記録されている使用履歴を読み取ることにより、該画像
保持シートの画像形成前の使用履歴を知ることができ
る。そして、該使用履歴の読み取り結果に基づき、該画
像保持シートの両面の使用履歴が等しくなるように画像
形成面を設定することにより、該画像保持シートの表裏
両面を均等に再使用することができる。そして、該画像
保持シートの両面の使用履歴を該画像保持シートに記録
することにより、次の画像保持シートの再使用時に、更
新された使用履歴を読み取り、その読み取り結果に基づ
き画像形成面の設定を行なうことができる。
【0017】請求項2の発明においては、上記使用履歴
読み取り手段によって画像保持シートに記録されている
使用履歴を読み取る。これにより、該画像保持シートの
画像形成前の使用履歴を知ることができる。そして、上
記画像形成面設定手段によって、該使用履歴の読み取り
結果に基づき、該画像保持シートの両面の使用履歴が等
しくなるように、上記画像形成手段における画像形成面
を設定する。これにより、該画像保持シートの表裏両面
を均等に再使用することができる。そして、上記使用履
歴記録手段によって、該画像保持シートの両面の使用履
歴を該画像保持シートに記録する。これにより、次の画
像保持シートの再使用時に、更新された使用履歴を読み
取り、その読み取り結果に基づき画像形成面の設定を行
なうことができる。
【0018】請求項3の発明においては、画像保持シー
トの画像を消去した画像消去面とは反対の面を画像形成
面に設定することにより、該画像保持シートの表裏両面
に交互に画像を形成して再使用することができ、該両面
を均等に再使用することができる。
【0019】請求項4の発明においては、上記画像形成
面検知手段によって画像保持シートの画像が形成されて
いる画像形成面を検知する。これにより、該画像保持シ
ートの直前の使用面を知ることができるようになる。そ
して、画像消去面検知手段によって、該検知した画像形
成面を、上記画像消去手段における画像消去面に設定す
る。これにより、該画像保持シートに形成されている画
像を確実に消去できる。そして、画像形成面設定手段に
よって、該画像消去面とは反対の面を、該画像形成手段
における画像形成面に設定する。これにより、該画像保
持シートの表裏両面に交互に画像を形成して再使用する
ことができ、該両面を均等に再使用することができる。
【0020】請求項5の発明においては、画像保持シー
トの画像を消去した画像消去面の表面状態を検知する。
これにより、該画像保持シートの表面状態が再使用に対
する寿命のレベルに到達しているか否かを知ることがで
きる。そして、該表面状態の検知結果に基づき、該画像
消去面が再使用不可の表面状態の場合に該画像消去面と
は反対の面を画像形成面に設定する。これにより、該表
面状態が寿命に達していない面に画像が形成されて繰り
返し再使用されるようになる。
【0021】請求項6の発明においては、上記表面状態
検知手段によって、上記画像消去手段で画像を消去した
画像消去面の表面状態を検知する。これにより、該画像
保持シートの表面状態が再使用に対する寿命のレベルに
到達しているか否かを知ることができる。そして、上記
画像形成面設定手段によって、該表面状態の検知結果に
基づき、該画像消去面が再使用不可の表面状態の場合に
該画像消去面とは反対の面を画像形成面に設定する。こ
れにより、該表面状態が寿命に達していない面に画像が
形成されて繰り返し再使用されるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を画像保持シートとしての記録
紙からトナー画像を消去し、該トナー画像を消去した記
録紙にトナー画像を形成する記録紙再使用複写システム
に適用した実施例について説明する。 〔実施例1〕図1は本実施例1に係る記録紙再使用複写
システムの概略構成を示す正面図である。本システム
は、記録紙のトナー画像のトナーを除去することにより
該トナー画像を消去する画像消去手段としてのトナー除
去装置1と、トナー画像を消去した記録紙にトナー画像
を形成するトナー画像記録装置2とを備えている。
【0023】上記トナー除去装置1は、再使用する記録
紙3が載置された給紙台111及び給紙ローラ112か
らなる給紙装置11、記録紙3上のトナー画像を検知す
る画像検知手段としてのイメージセンサ12、記録紙反
転装置13、記録紙3に処理液を付与する液付与装置1
4、処理液が付与された記録紙3からトナーを剥離する
トナー剥離装置15、トナーを剥離した記録紙3を乾燥
させる乾燥装置16、排紙ローラ171、排紙トレイ1
72及び排紙トレイ172を手前に引き出すためのコロ
173,174からなる排紙装置17等を備えている。
【0024】上記給紙装置11は、最上部に配置された
開放型の給紙装置であり、除去したいトナー画像面を上
向きにして記録紙3をセットするように指示されてい
る。給紙ローラ112は給紙台111上の記録紙3を最
下位のものから順次給出する。オペレータ等は、トナー
除去装置1が作動中であっても、給紙台111の上の記
録紙3を載せるだけでよい。
【0025】上記イメージセンサ12は、給紙装置11
から送り出された記録紙3の一方の面(図中の右面)に
トナー画像が存在している否かを検知する。このイメー
ジセンサ12は例えばCCDセンサ等で構成することが
できる。また、記録紙3の両面のトナー画像の有無を確
認するように構成してもよい。更に、コストを低くする
ためにイメージセンサ12を省略することも可能であ
る。
【0026】上記記録紙反転装置13は、通路切換部材
131、正逆転可能な搬送ローラ対132、反転通路1
33により構成されている。
【0027】上記液付与装置14は、スポンジ等の吸水
性に優れた材料で構成された液塗布ローラ141,液塗
布ローラ141に圧接するバックアップローラ142、
液塗布ローラ141の一部が浸漬するように処理液を収
容した液容器143、液塗布ローラ141で汲み上げら
れた処理液量を調節するための絞りローラ144等によ
り構成されている。ここで、上記処理液としては、水、
水溶性ポリマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶
液、及び水溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よ
りなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶
液を用いることができる。
【0028】上記トナー剥離装置15は、内部に加熱源
を有する剥離ローラ151、剥離ローラ151に圧接す
るバックアップローラ152、剥離ローラ151に付着
したトナーを除去するトナー掻き取り板153等により
構成されている。上記加熱源は、剥離ローラ151表面
の温度が記録紙3上のトナーを再溶融させるのに十分な
温度になるように制御されている。
【0029】上記乾燥装置16は、内部に加熱源を有す
る大径の加熱ローラ161、加熱ローラ161の周面の
一部を覆い、かつ3つのローラに懸架されたベルト16
2等により構成されている。記録紙3は加熱ローラ16
1表面とベルト162との間を搬送される。ここで、記
録紙3の図中における下面が処理液を多く含むので、ベ
ルト162の温度を高めるため、上記3つのローラのい
ずれかに加熱源を持たせると乾燥を効果的に行なうこと
ができる。なお、処理液の量にもよるが、小量で、かつ
剥離ローラ151の熱量で乾燥状態になれば、この乾燥
装置16は省略することもできる。
【0030】また、このトナー除去装置1の排紙装置1
7の手前には、記録紙3の搬送装置17及びトナー画像
記録装置2との間の境界壁4に設けられた連絡口41を
切り換える切換爪18が設けられている。また、上記境
界壁4には、通風開口42が形成されており、トナー画
像記録装置2側で発生した温風が通気開口42を通して
トナー除去装置1の排紙トレイ172上に案内される。
この温風によって、排紙トレイ172上の湿っている記
録紙3を更に乾燥させることができる。
【0031】また、本システム本体の制御手段としての
制御部は図示されていないが、CPU,RAM,RO
M,カウンタ、I/Oインターフェース等により構成さ
れ、本システム内の各装置をタイミングをとって制御し
ている。
【0032】上記構成のトナー除去装置1において、オ
ペレータが記録紙3のトナー画像形成面を上にして給紙
台111上にセットしていれば、記録紙3はそのまま下
方のトナー除去部に送られる。一方トナー画像形成面が
下になってセットされていると、トナー剥離装置15で
トナーが除去されないので、上記イメージセンサ12が
記録紙3の反対面(図中の左面)にトナー画像を検知す
ると、通路切換部材131が作動して記録紙3が反転通
路133に一旦送られる。記録紙3の後端が通路切換部
材131を通過した後、搬送ローラ対132が逆転して
記録紙3が後端より先にトナー除去部に送られる。 (以下、余白)
【0033】そして、液付与装置14では上記処理液が
記録紙3のトナー画像形成面から付与される。処理液で
トナーが剥離しやすい状態になった記録紙3は、剥離ロ
ーラ151及びバックアップローラ152による挾持部
に送られ、再溶融した記録紙3上のトナーが剥離ローラ
151表面に接触する。この記録紙3のトナー画像形成
面が剥離ローラ151表面から分離する際に、記録紙3
上のトナーが剥離して剥離ローラ151表面に付着す
る。剥離ローラ151表面にトナーは、トナー掻き取り
板153で掻き落されて除去されるので、剥離ローラ1
51は常に新鮮な表面に維持される。
【0034】そして、トナーが除去された記録紙3は乾
燥装置16で乾燥された後、上方に送られ、必要に応じ
て切換爪18の先端位置が変更されて、排紙装置17又
はトナー画像記録装置2側に送られる。排紙装置17側
に送られた場合は、記録紙3は排紙ローラ171により
排紙トレイ172に排出される。この排紙トレイ172
上にはトナー除去面が上向きに排紙されているので、排
紙トレイ172を手前側に引き出して、トナー除去状況
を目視で確認することができる。
【0035】なお、トナー除去された記録紙3が排紙ト
レイ172上に直接送られるのは、トナー画像記録装置
2が作動していないときと、トナー画像記録装置2が作
動していても記録紙3が再使用の限界、つまり寿命に達
しているときである。
【0036】ここで、寿命とは、詳しくは記録紙上にト
ナー画像を形成する際、一定以上のコピー品質が維持で
きなくなるような表面状態になった記録紙自体の限界で
ある。そして、記録紙の表裏両面のそれぞれに寿命があ
り、表裏両面ともに寿命に達した時が記録紙全体の寿命
である。以下、記録紙の各面の寿命と記録紙全体の寿命
とを区別して扱うことにする。
【0037】また、上記寿命の概念には、記録紙自体は
再使用の限界に達していないにもかかわらず、先に使用
された記録紙の表面にトナー以外の画像形成物質で追記
等がなされ、もはや上記トナー除去装置1でこの追記等
されたものを除去することができなくなった記録紙の再
使用の限界をも含めることができる。例えば、記録紙の
コピー面にインク、鉛筆、サインペン、マジック等で追
記した部分や、朱肉等の印鑑で捺印した部分は、上記ト
ナー除去装置1では除去することが困難である。
【0038】上記トナー画像記録装置2は、通常のデジ
タル複写機と同様な構成であり、矢印時計方向に回転駆
動される感光体ドラム21、感光体ドラム21の周囲に
配置された帯電ローラ22、書き込み光学系23、現像
装置24、転写ローラ25、クリーニング装置26、感
光体ドラム21の下方に配置された2つの給紙装置2
7,28、定着ローラ対29、レジストローラ対30、
排紙トレイ31等を備えている。上部の給紙装置27
は、両面コピー時の中間トレイの役割も果たすように構
成されている。なお、上記装置及び部材については従来
よりよく知られているので、それらの詳しい説明は省略
する。
【0039】上記構成のトナー画像記録装置2におい
て、感光体ドラム21の表面が帯電ローラ22で一様に
帯電された後、書き込み光学系23で光像が照射されて
静電潜像が形成される。この静電潜像は原稿装置24で
現像されてトナー画像となる。そして、給紙装置27又
は28から給紙された記録紙3は、レジストローラ対3
0によって感光体ドラム21上のトナー画像の先端とタ
イミングが合わせて給出される。転写ローラ25によっ
て感光体ドラム21からトナー画像が転写された記録紙
3は、定着ローラ対29の挾持部を通って定着された
後、機外の排紙トレイ31に排出される。このとき搬送
方向切り換え用の切換爪32は2点鎖線に示す位置にあ
る。
【0040】両面コピーの場合には、上記切換爪32の
向きを実線に示す位置に切り換え、搬送ローラ対33で
定着ローラ対29を通過した記録紙3を反転通路34に
一旦送り、搬送ローラ対33を逆転することにより反転
させて上方の給紙装置27上に導いて、次のコピー動作
に備える。
【0041】また、上記トナー除去装置1及びトナー画
像記録装置2を組み合わせた記録紙再使用複写システム
では、オペレータがトナー除去装置1を単独で作動させ
る単独作動モードと、トナー画像記録装置2と連動して
トナー除去装置1を作動させる連動モードとを必要に応
じて選択できるように、モード選択ボタンが操作パネル
(不図示)上に設けられている。
【0042】オペレータが単独作動モードを選択した場
合は、図1のようにトナー除去した記録紙3を排紙トレ
イ172上に常に送り込むように切換爪18の位置が制
御される。この場合には、再使用できる状態の記録紙3
が排紙トレイ172上に積載されていくが、この排紙ト
レイ172をトナー画像記録装置2の内部に設け、ここ
から画像形成用に再給紙するように構成してもよい。
【0043】一方、オペレータが連動モードを選択した
場合は、切換爪18の位置が切り換えられ、トナー除去
後の記録紙3が連絡口41を通って、レジストローラ対
30へ送られる。そして、記録紙3の直前の使用履歴を
持つ面とは反対の面、即ちトナー画像が消去された面と
は反対の面に、感光体ドラム21上のトナー画像が転写
される。
【0044】以上、本実施例1によれば、給紙台111
上の記録紙3の上の面が画像消去面になり、下の面が画
像形成面になるように、記録紙3の搬送路が構成され、
かつ、給紙台111上にトナー画像面を上向きにして記
録紙3をセットするという画像消去面及び画像形成面の
設定により、連動モードを選択した場合に、記録紙3か
らトナー画像が確実に除去されるとともに、記録紙3の
トナー画像が形成されていた面とは反対の面にトナー画
像が新たに形成されるので、特別な制御を行なうことな
く、記録紙3の表裏面が交互に再使用されて記録紙3の
表裏両面の再使用回数を等しくすることができる。従っ
て、記録紙3の全体としての再使用の寿命を長くするこ
とができる。
【0045】特に、本システムのようにトナー除去装置
1及びトナー画像記録装置2が一つのシステム装置内に
存在しているような場合には、記録紙3の直前の使用履
歴面であるトナー画像形成面を確実に認識でき、記録紙
3の搬送路を所定の構成にすることにより、上記画像消
去面及び次の画像形成面の設定を簡単に設定することが
できる。
【0046】また、本実施例1によれば、記録紙3のト
ナー画像面を検知する画像形成面検知手段としてのイメ
ージセンサ12、及びイメージセンサ12で検知したト
ナー画像面をトナー除去面に設定し、かつ、該トナー画
像面とは反対の面を次の画像形成面に設定する画像消去
面設定手段及び画像形成面設定手段としての記録紙反転
装置13を設けているので、給紙台111上に必ずしも
トナー画像面を上向きにして記録紙3がセットされてい
ない場合でも、記録紙3からトナー画像が確実に除去さ
れるとともに、記録紙3のトナー画像が形成されていた
面とは反対の面にトナー画像が新たに形成されるので、
記録紙3の表裏面が交互に再使用されて記録紙3の表裏
両面の再使用回数を等しくすることができる。
【0047】また、本実施例1によれば、記録紙3の表
裏面を交互に再使用することにより、一方の面を連続し
て再使用する場合に比較して再使用の時間間隔が長くな
るので、再使用の時間間隔が短い場合に発生するおそれ
がある表面状態の劣化による画像品質の低下を未然に防
止できる。
【0048】なお、本実施例1において、図1に示すよ
うに乾燥装置16と排紙装置17との間の記録紙搬送路
に、記録紙3のトナー除去面に残存したトナー等の残存
画像の有無を検知する残存画像検知手段としてのイメー
ジセンサ19を設け、このイメージセンサ19によって
記録紙3のトナー除去処理面に残存画像が検知された場
合に、切換爪18によって記録紙3を排紙トレイ172
に排出するように搬送路を設定してもよい。この動作
は、トナー除去装置1とトナー画像記録装置2とを同時
に作動させる連動モードの場合であっても行なわれるよ
うに制御してもよい。
【0049】この場合には、特に、トナー除去処理後に
トナー、サインペン、マジック、印影等の残存画像が存
在することによって記録紙3の一方の面が早く寿命に達
した場合に、該記録紙3の寿命に達している面にトナー
画像を形成することなく排紙装置172に排出すること
により、その後寿命に達していない他方の面を寿命がく
るまで繰り返し再使用することができるようになる。従
って、残存画像が存在する面に更に画像を形成した場合
に生じる画像品質の低下を防止でき、記録紙3の全体と
しての寿命を長くすることができる。更に、印影等が残
ったまま記録紙3に他の情報のトナー画像が形成される
と、違法な文書が形成されるおそれがあるが、このよう
な文書偽造を防止することができるようになる。
【0050】このイメージセンサ19を設けた構成の場
合、イメージセンサ19としては、寿命判断のために記
録紙3のトナー除去処理面に残存する残存画像を検知す
るものに限定されず、記録紙3のトナー除去処理面のけ
ばだち等の程度から寿命を判断するために、そのけばだ
ち等を検知するものを用いてもよい。この場合には、印
影等が残存したときのように違法な文書の形成が行なわ
れるおそれが少ないので、寿命に達した面とは反対の面
をその後の再使用に用いることができる。これにより、
記録紙3全体として寿命を長くすることができる。ここ
で、寿命に達した面とは反対の面に次にトナー画像を形
成する際に、次の実施例2の場合のように一方の面(ト
ナー画像形成面とは反対の面)が寿命に達していること
を表示する使用履歴マークを記録紙3に記録してもよ
い。この使用履歴マークは、次の再使用時にトナー画像
形成面の設定等に用いることができる。
【0051】また、本実施例1において、上記連動モー
ドのときにトナー除去装置1側からトナー画像記録装置
2側に記録紙3が送れないとミスコピーが発生するの
で、トナー画像記録装置2内の給紙装置27又は28か
ら記録紙3が送られるように制御する。この制御によっ
て上記ミスコピーの発生を防止することができる。
【0052】また、本実施例1において、記録紙3の表
裏両面とも寿命に達し、記録紙3の全体としての寿命に
なっている場合には、該記録紙3を図示しない廃棄トレ
イ又はシュレッダーに送り込み、その後再使用できない
ようにしてもよい。
【0053】〔実施例2〕上記実施例1では、記録紙3
の表裏両面を交互に再使用することにより、記録紙3の
表裏両面の使用履歴を等しくして、記録紙3の全体とし
ての寿命を長くしているが、システムのレイアウト上の
制約により、必ずしもトナー除去面とは反対の面が次の
トナー画像の形成面になるとは限らない。そこで、本実
施例2では、記録紙3のトナー除去面を記録紙3の一方
の面を寿命まで連続して再使用し、該寿命がきた後もう
一方の面を寿命まで使用できるような記録紙再使用複写
システムについて説明する。
【0054】本実施例2に係るシステムの基本的な構成
は上記実施例1と同様であるが、通常の記録紙搬送時に
トナー除去面に次のトナー画像が形成されるようにトナ
ー画像記録装置2が構成されている点、トナー除去後の
記録紙3に使用履歴を記録する使用履歴記録手段を設け
ている点、記録紙3上に記録されている使用履歴を検知
する使用履歴検知手段を設けている点、トナー除去後の
記録紙3を必要に応じて反転させる記録紙反転装置を設
けている点等が上記実施例1の構成と異なっている。以
下、実施例1と異なる構成及び動作を中心に説明する。
【0055】上記記録紙3に記録する使用履歴を表示す
る使用履歴マークとしては、例えば図2に示すようなマ
ークを用いることができるが、もちろんこれに限定され
るものではない。図2の使用履歴マークの例では、記録
紙3の下部の通常の画像形成領域3aの下の、「リサイ
クルコピーしたものです。」というメッセージ51と、
その右隣の四角で囲まれた二つの数字からなる使用履歴
表示部52により構成される。メッセージ51は必要に
応じて削除してもよい。また、上記使用履歴表示部52
のうち左側の数字52aは、使用履歴マークを記録して
いる面の使用履歴を示し、右側の数字52bは、反対側
の面の使用履歴を示している。図2の例(01,00)
では、使用履歴マーク記録面の使用履歴が1回(01)
で、反対側の面の使用履歴が0回(00)であることを
示している。また例えば、ある記録紙3の再使用前の表
面の使用履歴が5回で、裏面の使用履歴が4回であっ
て、該記録紙3に両面コピーが行なわれたとすると、記
録紙3の表面の場合は四角の左方に06及び右方に05
が記録され、裏面場合は四角の左方に05及び右方に0
6が記録される。このように使用履歴表示部52に再利
用回数の数字を記録することにより、オペレータが使用
履歴を目視で確認することができ、例えばあまり使用履
歴が多いとコピー品質に問題が生じると判断すれば、こ
の記録紙3の再使用を止めるか、メモ程度のコピーに使
用することができるようになる。
【0056】ここで、記録紙3の一方の面を予め決めら
れた所定回数まで連続して再使用する場合には、記録紙
3両面の使用履歴の差をその制御に用いることができ
る。例えば、使用履歴の差が1以内に設定されているこ
とは、常に記録紙3の表裏面を交互に再使用することを
意味するし、使用履歴の差が2以内に設定されているこ
とは、同じ面を2回連続再使用することを意味する。
【0057】本システムの連動モードにおける上記使用
履歴記録手段としては、トナー画像記録装置2を用い
る。この場合には、記録紙3にトナー画像で使用履歴マ
ークが記録され、この使用履歴マークはその後のトナー
除去装置1によるトナー除去処理工程で除去される。
【0058】また、本システムの単独作動モードにおけ
る使用履歴記録手段としては、図3に示すように、トナ
ー除去装置1内の切換爪18と排紙装置17との間の記
録紙搬送路上に、使用履歴マーキング装置60を設ける
ことができる。このマーキング装置60で記録するマー
クを構成する像形成物質としては、後にトナー除去装置
1で除去できる物質であればどんな材料でもよい。この
使用履歴マーキング装置60は、トナー層からなるトナ
ーシート61の裏面から加熱ヘッド62で熱を加えてト
ナーを選択的に記録紙3に転写する、いわゆる熱転写技
術を利用したものであり、トナーシート61及び加熱ヘ
ッド62の他、トナーシート61の供給ロール63及び
巻き取りロール64、本装置60の前後に配置された搬
送ローラ65,66、熱転写面とは反対の面から記録紙
3をバックアップするバックアップ部材67等により構
成される。トナーシート61は、記録紙3の移動に合わ
せて移動し、移動途中でマーキング動作が行なわれる。
なお、連続して搬送される記録紙3の間隔が十分にある
場合は、搬送ローラ65,66の回転を停止させること
により、記録紙3をこのマーキング装置60のところで
一旦停止させて、マーキング動作を行なわせてもよい。
この場合には、記録紙3に確実に使用履歴マークを付す
ことができ、更にトナーシート61も無駄に送られるこ
ともなくなる。また、本マーキング装置60の構成で
は、記録紙3のより水分の少ない右側の面にマークを記
録しているので、使用履歴マークの記録を容易に行なう
ことができる。なお、上記使用履歴マーキング装置60
は熱転写技術を利用した一例であるが、他の適切なもの
があれば、図3の装置に限定されるものではない。
【0059】上記使用履歴検知手段としては、使用履歴
マークの使用履歴表示部52の数字を読み取る機能を持
たせるように構成したイメージセンサ12を用いた。こ
のイメージセンサ12には、文字認識機能(OCR)が
必要となるが、単に再利用回数を表示するものとして使
用履歴をマーク化したものを使用履歴表示部5に用いた
場合には、イメージセンサ12にはマーク認識機能(O
MR)を持たせるだけで済む。このイメージセンサ12
で読み取られた使用履歴表示部の52の数字は図示しな
い制御部の記憶部材(RAM等)に一旦記憶され、該制
御部のカウンタの次にトナー画像を形成する面に対応す
る値が1つだけ加算された後、上記トナー画像形成装置
2の書き込み光学系23又は使用履歴マーキング装置6
0によって、記録紙3上に新しい使用履歴が上記メッセ
ージとともに記録される。
【0060】本実施例2のトナー除去装置1で用いる記
録紙反転装置13は、トナー除去後の記録紙3を必要に
応じて反転させることもできるように構成されている。
この記録紙反転装置13のイメージセンサ19と切換爪
18との間の搬送路上には、記録紙3を反転通路133
側又は切換爪18側へ搬送方向を切り換える搬送路切換
部材134が設けられ、反転通路133の入り口部には
正逆回転可能な搬送ローラ対135が設けられている。
また、反転通路133はトナー除去前の記録紙3の反転
するためにも用いられており、このように共有化すれば
省スペース化を図るという点で有利である。この場合に
は、二つの搬送ローラ対132及び135間の軸間距離
lを使用する記録紙の最大長さよりも長く設定しておけ
ば問題は生じない。
【0061】図5は本実施例2に係る記録紙再使用複写
システムの一動作例を示すフローチャートである。この
フローチャートにおける第1の面及び第2の面とは、そ
れぞれ記録紙3がイメージセンサ12を通過する際の右
側の面及び左側の面である。まず、給紙装置11から給
送された記録紙3の表裏両面のトナー画像及び使用履歴
マークをイメージセンサ12で検知した後、記録紙3の
第2の面が白紙である否かを判断し、白紙である場合は
液付与装置14、トナー画像剥離装置15及び乾燥装置
16による第1の面に対するトナー除去処理を行なう
(ステップ1,2)。ステップ1の判断で第2の面が白
紙でない場合には、更に第1の面が白紙であるか否かの
判断をし、白紙である場合は記録紙反転装置13で記録
紙3を反転した後、第2の面に対するトナー除去処理を
行なう(ステップ3,4,2)。
【0062】そして、トナー除去処理工程が完了した
後、上記イメージセンサ12で読み取った記録紙3の表
裏両面ともに使用履歴が寿命に達しているか否かを判断
し、寿命に達している場合には、図示しない再利用不可
記録紙用のトレイに搬送して排出する(ステップ5,
6)。記録紙3の表面及び裏面のいずれか一方の面の使
用履歴が寿命に達していない場合には、オペレータによ
って指定された作動モードが単独作動モードか連動モー
ドか否か判断される(ステップ7)。ここで、連動モー
ドの場合は、更に記録紙3のトナー除去面の使用履歴が
予め決められている所定回数又は寿命回数に達している
か否かが判断され、所定回数又は寿命回数に達していな
い場合は記録紙3がそのままトナー画像記録装置2に送
られ、そのトナー除去面に次のトナー画像が形成される
とともに、新しい使用履歴マークが形成され、排紙トレ
イ31に排出される(ステップ8,9)。一方、ステッ
プ8で、該トナー除去面の使用履歴が所定回数又は寿命
回数に達している場合には、新しい使用履歴が上記トナ
ー除去装置1内の使用履歴マーキング装置60で形成さ
れた後、記録紙3が排紙装置17に排出される(ステッ
プ8,10,11)。
【0063】ここで、例えば給紙装置11にセットされ
た記録紙3の第1の面(上の面)の使用履歴マークが0
4,03であった場合、この記録紙3はトナー除去処理
が行なわれただけで次のトナー画像形成には再使用され
ないので、表裏両面の使用履歴は変化しない。そして上
記使用履歴マーキング装置60では記録紙3の第2の面
に使用履歴マークが形成されるので、該使用履歴マーク
は03,04となる。もし、装置全体の設計上の都合で
使用履歴マーキング装置60を記録紙3の第1の面(マ
ーキング位置で左側の面)に使用履歴マークを形成する
ように構成した場合は、該第1の面に形成される使用履
歴マークは04,03となる。
【0064】排紙装置17に排出された記録紙3の再使
用の際は、所定回数又は寿命回数に達した面とは反対の
面に次のトナー画像を形成するように、記録紙3がトナ
ー画像記録装置2の給紙ユニット27又は28にセット
される。このように記録紙3の一方の面が上記所定回数
又は寿命回数まで連続して再使用され、その後はもう一
方の面が所定回数又は寿命回数まで再使用されるので、
最終的には、記録紙3の表裏両面を均等に再使用するこ
とになり、記録紙3全体としての再使用の寿命を長くす
ることができる。また、記録紙3の一方の面の連続再使
用時には該記録紙3はトナー画像記録装置2にそのまま
搬送されるだけなので、記録紙3のトナー画像形成面の
管理が簡単で済む。
【0065】なお、上記ステップ8〜11において、記
録紙3の一方の面が所定回数又は寿命回数に達したとき
に、該記録紙3を排紙装置17に排出する代わりに、該
記録紙3を上記記録紙反転装置13で反転させた後、ト
ナー画像記録装置2側に送るように制御してもよい。 (以下、余白)
【0066】また、上記ステップ8〜11において、記
録紙3の両面の使用履歴の差が所定回数に達しているか
否かを判断し、その差が所定回数に達するように一方の
面に(使用履歴が大きい面)を画像形成面に設定しても
よい。例えば、上記記録紙反転装置13によって記録紙
3を必要に応じて反転した後、該記録紙3をトナー画像
記録装置2に送って次のトナー画像を形成し、新しい使
用履歴を形成するように制御する。この制御により、記
録紙3の表裏両面が所定回数ずつ交互に再使用されるこ
とになる。
【0067】また、上記ステップ8〜11における動作
を、図6のステップ1〜4に示すような動作に代えても
よい。即ち、次のトナー画像を形成しようとする複写面
(第2の面)の使用履歴がトナー除去面(第1の面)の
使用履歴より小さい場合は、トナー除去処理後に記録紙
3をそのままトナー画像記録装置2に送って該複写面に
次のトナー画像を形成し、該複写面の使用履歴が該トナ
ー除去面の使用履歴以上の場合は、記録紙3を記録紙反
転装置13で反転させた後トナー画像記録装置2に送っ
てトナー除去面に次のトナー画像を形成するようにす
る。この制御動作により、記録紙3の表裏両面の使用履
歴が常に等しくなるように、又は近づくように次のトナ
ー画像形成面が設定されるので、記録紙3全体の再使用
の寿命を長くすることができる。
【0068】ところで、上記ステップ3で第1の面も白
紙でないと判断された場合、即ち記録紙3の両面にトナ
ー画像が形成されている両面コピーの場合、記録紙3の
第1の面に対してトナー除去処理が行なわれた後(ステ
ップ12)、そのままトナー画像記録装置2に送られる
と、トナー画像が形成されている第2の面に次のトナー
画像が形成されてしまう。そこで、単独作動モードに限
らず、連動モードが選択されている場合にも、トナー除
去処理が完了した後、記録紙3は上記使用履歴マーキン
グ装置60で新しい使用履歴マークが形成され、再利用
紙用の排紙トレイ17に排出される(ステップ12〜1
4)。
【0069】なお、上記ステップ12〜14において
は、連動モードであっても両面コピーの記録紙3には次
のトナー画像が形成されることなく必ず排紙装置17に
排出されるが、記録紙3の第1の面であるトナー除去面
に次のトナー画像が形成されるように、記録紙3を記録
紙反転装置13で反転させた後トナー画像記録装置2に
送るように制御してもよい。ここで、例えば表裏面の使
用履歴の差の所定値が2以内に設定され、かつ表面(第
1の面)及び裏面(第2の面)の使用履歴がそれぞれ
4,3である記録紙3が給紙装置11にセットされてい
る場合、記録紙3は反転装置13で反転された後トナー
画像記録装置2に送られ、記録紙3表面に記録される新
しい使用履歴マークは5,3となる。また、例えば表裏
面の使用履歴が5,3の両面コピーの記録紙3が給紙装
置11にセットされている場合には、使用履歴が5の表
面がトナー除去され、その面に次のトナー画像が形成さ
れることになるが、使用履歴の差が3になり所定値2を
超えてしまうので、この場合はトナー画像記録装置2に
送られることなく、記録紙3は上記使用履歴マーキング
装置60で新しい使用履歴が形成された後、排紙トレイ
17に排出されることになる。
【0070】また、上記ステップ12〜14において、
イメージセンサ12による記録紙両面の使用履歴の検知
結果に基づき、使用履歴が小さい面をトナー除去面及び
次のトナー画像形成面に設定するように、必要に応じて
記録紙反転装置13を動作させてもよい。
【0071】以上、本実施例2によれば、トナー除去処
理を行なった後、記録紙3に表裏両面の使用履歴を表示
する使用履歴マークを記録しているので、次の再使用時
におけるトナー画像形成面をどの面に設定するかの判断
に、該使用履歴マークから読み取った情報を用いること
ができる。そして、該使用履歴マークの読み取り結果に
基づいて、記録紙3の表面及び裏面の使用履歴が等しく
なるように、上記記録紙反転装置13を必要に応じて用
いて次のトナー画像形成面の設定を行なうことができる
ので、記録紙3の両面が均等に再使用され、記録紙3全
体の再使用の寿命を長くすることができるようになる。
特に、記録紙3の表裏面を交互に再利用する場合には、
連続して再使用する場合に比べて記録紙表面の劣化によ
るトナー画像の品質低下を抑えることができるようにな
る。
【0072】また、本実施例2によれば、記録紙3の一
方の面を連続して再使用してその面が寿命に達した後、
もう一方の面を寿命まで再使用するような動作をさせる
こともできる。この場合には、記録紙3の表裏面を交互
に使用する場合に比べてトナー画像面の設定管理が簡単
になる。
【0073】また、本実施例2によれば、記録紙3が両
面コピーのものであっても、使用履歴マークによって表
裏両面の使用履歴を知ることができるので、この利用履
歴の検知結果に基いて、表裏面の使用履歴が等しくなる
ように、又は近づくように、画像消去面設定手段及び画
像形成面設定手段としての記録紙反転装置13で記録紙
3を動作させることにより、トナー除去面及び次の再使
用時のトナー画像形成面を設定することができる。これ
により、記録紙3が両面コピーのものであっても、記録
紙3の表裏両面を均等に再使用することができ、記録紙
全体としての再使用の寿命を長くすることができる。
【0074】なお、上記各実施例では、記録紙3からト
ナー画像を剥離することにより画像を消去するトナー除
去装置2を備えたものについて説明してきたが、本発明
は、画像消去手段としてトナー除去装置2を備えたもの
に限定されるものではなく、例えばトナーを削り落する
ことによって画像を消去する画像消去手段や、消色トナ
ーで形成した画像の色を消色することによって画像を消
去する画像消去手段を備えたもの等にも適用できるもの
である。
【0075】また、上記各実施例では、複写機によって
トナー画像が形成された記録紙3を用いる場合について
説明しているが、これに限定されることなく、本発明は
ファクシミリ、プリンター、印刷機等の他の画像形成装
置における画像保持シートを用いる場合にも適用できる
ものである。また、本発明は、繊維質の構造をした画像
保持シートを用いる場合に限定されることなく、更にプ
ラスチック層等のベースシートの表面層が紙等の材料層
である積層物等の画像保持シートを用いる場合にも適用
できるものである。
【0076】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、画像保
持シートに記録されている使用履歴を読み取り、該使用
履歴の読み取り結果に基づき、該画像保持シートの両面
の使用履歴が等しくなるように画像形成面を設定するこ
とにより、該画像保持シートの表裏両面を均等に再使用
することができるので、該画像保持シート全体としての
再使用の寿命を長くすることができるという効果があ
る。
【0077】請求項3又は4の発明によれば、画像保持
シートの画像を消去した画像消去面とは反対の面を、画
像を形成する画像形成面に設定することにより、該画像
保持シートの表裏両面に交互に画像を形成して再使用す
ることができ、該両面を均等に再使用することができる
ので、該画像保持シート全体としての再使用の寿命を長
くすることができるという効果がある。更に、該画像保
持シートの一方の面を連続して再使用する場合に比べて
該一方の面での再使用時間間隔が長くなり、表面状態の
劣化による画像品質の低下を防止できるようになるとい
う効果がある。
【0078】請求項5又は6の発明によれば、画像保持
シートの画像を消去した画像消去面の表面状態を検知
し、該表面状態の検知結果に基づき、該画像消去面が再
使用不可の状態の場合に該画像消去面とは反対の面を画
像形成面に設定することにより、該表面状態が寿命に達
していない面に画像が形成され、その面が寿命になるま
で繰り返し再使用できるようになるので、該画像保持シ
ート全体としての再使用の寿命を長くすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る記録紙再使用複写システムの概略
構成を示す正面図。
【図2】記録紙に記録する使用履歴マークの説明図。
【図3】実施例2の使用履歴マーキング装置の概略構成
を示す正面図。
【図4】実施例2の記録紙反転装置の概略構成を示す正
面図。
【図5】実施例2の記録紙再使用複写システムの動作の
フローチャート
【図6】図5のステップ8乃至11の変形例に係る動作
のフローチャート。
【符号の説明】
1 トナー除去装置 2 トナー画像記録装置 3 記録紙 4 境界壁 11 給紙装置 12 イメージセンサ 13 記録紙反転装置 14 液付与装置 15 トナー剥離装置 16 乾燥装置 17 排紙装置 18 切換爪 19 イメージセンサ 21 感光体ドラム 22 帯電ローラ 23 書き込み光学系 24 現像装置 25 転写ローラ 26 クリーニング装置 27,28 給紙装置 29 定着ローラ対 30 レジストローラ対 31 排紙トレイ 32 切換爪 33 搬送ローラ対 34 反転通路 52 使用履歴表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像保持シートの画像を消去する工程と、
    該画像を消去した画像保持シートに画像を形成する工程
    とを有する画像保持シート再使用方法において、 該画像保持シートに記録されている使用履歴を読み取る
    工程と、該使用履歴の読み取り結果に基づき、該画像保
    持シートの両面の使用履歴が等しくなるように画像形成
    面を設定する工程と、該画像保持シートの両面の使用履
    歴を該画像保持シートに記録する工程とを有することを
    特徴とする画像保持シート再使用方法。
  2. 【請求項2】画像保持シート上の画像を消去する画像消
    去手段と、該画像を消去した画像保持シートに画像を形
    成する画像形成手段とを備えた画像保持シート再使用装
    置において、 該画像保持シートに記録されている使用履歴を読み取る
    使用履歴読み取り手段と、該使用履歴の読み取り結果に
    基づき、該画像保持シートの両面の使用履歴が等しくな
    るように、該画像形成手段における画像形成面を設定す
    る画像形成面設定手段と、該画像保持シートの両面の使
    用履歴を該画像保持シートに記録する使用履歴記録手段
    とを備えたことを特徴とする画像保持シート再使用装
    置。
  3. 【請求項3】画像保持シート上の画像を消去する工程
    と、該画像を消去した画像保持シートに画像を形成する
    工程とを有する画像保持シート再使用方法において、 該画像保持シートの画像を消去した画像消去面とは反対
    の面を、画像形成面に設定する工程を有することを特徴
    とする画像保持シート再使用方法。
  4. 【請求項4】画像保持シート上の画像を消去する画像消
    去手段と、該画像を消去した画像保持シートに画像を形
    成する画像形成手段とを備えた画像保持シート再使用装
    置において、 該画像保持シートの画像が形成されている画像形成面を
    検知する画像形成面検知手段と、該検知した画像形成面
    を、該画像消去手段における画像消去面に設定する画像
    消去面設定手段と、該画像消去面とは反対の面を、該画
    像形成手段における画像形成面に設定する画像形成面設
    定手段とを備えたことを特徴とする画像保持シート再使
    用装置。
  5. 【請求項5】画像保持シート上の画像を消去する工程
    と、該画像を消去した画像保持シートに画像を形成する
    工程とを有する画像保持シート再使用方法において、 該画像保持シートの画像を消去した画像消去面の表面状
    態を検知する工程と、該表面状態の検知結果に基づき、
    該画像消去面が再使用不可の表面状態の場合に該画像消
    去面とは反対の面を画像形成面に設定する工程とを有す
    ることを特徴とする画像保持シート再使用方法。
  6. 【請求項6】画像保持シート上の画像を消去する画像消
    去手段と、該画像を消去した画像保持シートに画像を形
    成する画像形成手段とを備えた画像保持シート再使用装
    置において、 該画像消去手段で画像を消去した画像消去面の表面状態
    を検知する表面状態検知手段と、該表面状態の検知結果
    に基づき、該画像消去面が再使用不可の表面状態の場合
    に該画像消去面とは反対の面を画像形成面に設定する画
    像形成面設定手段とを備えたことを特徴とする画像保持
    シート再使用装置。
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