JP5088577B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルを有するステータと、当該ステータの軸方向に突出するコイルのコイルエンドを冷却する冷却手段と、を備えた回転電機に関する。
従来、様々な機器に亘って、駆動用の動力源の一つとして回転電機が用いられている。このような回転電機に対しては、大きな出力が要求されることが多々あることから、回転電機の各部、特にコイルや永久磁石からの発熱量が大きくなってしまう。このような回転電機の発熱の原因には、銅損や鉄損が含まれる。銅損はコイルに電流を流すと、その電流の大小に拘らず常に発生する損失であり、コイルに流れる電流の2乗に比例して増加する。一方、鉄損は、ヒステリシス損とうず電流損とからなり、磁性材料を交番磁界の中においた際に発生する損失である。ヒステリシス損は、鉄心の磁区が交番磁界によって磁界の向きを変えるときの損失であり、うず電流損は導体の内部において磁束が変化しているところで発生するうず電流に起因する損失である。これらの損失が熱エネルギー、即ちジュール熱として発散されるため、回転電機のコイルや永久磁石が発熱することとなる。
このような発熱が過度に進行すると、コイルにおいては、コイルの導線を互いに絶縁する絶縁ワニスや各相コイル間を互いに絶縁する絶縁紙が絶縁破壊する可能性がある。このため、回転電機には、適切に当該回転電機が備えるコイルを冷却することが可能な冷却装置が備えられているものがある。この種の冷却装置としては、例えば、車両用動力伝達装置が備える回転電機としての電動機を冷却する冷却装置がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示される冷却装置は、電動機が備えるステータの端面から軸方向に突き出し、且つ周方向に連続的に連なる環状のコイルエンドを冷却するために、当該コイルエンドの周方向に沿って連続的に連なる環状の油管を備えている。この環状の油管は、コイルエンドの外周側において軸方向の位置が径方向に重なるように配設された外周環状油管と、コイルエンドの内周側において軸方向の位置が径方向に重なるように配設された内周環状油管とから構成される。これらの外周環状油管及び内周環状油管には、冷却油をコイルエンドに向かって放出するための複数個の放出孔が形成される。この複数の放出孔から、コイルエンドの外周側及び内周側に冷却油を供給することによりコイルエンドを冷却する。
特開2007−312569号公報
しかしながら、特許文献1に記載の外周環状油管及び内周環状油管は、軸方向に沿って延設された複数の柱状油管によってケース側壁に連結され、コイルエンドの外周側及び内周側に配置されているだけであるため、コイルエンドの軸方向端面に冷却油を供給することができない。また、外周環状油管及び内周環状油管は、軸方向の広がりを持たないため、コイルエンドの内周面及び外周面に対する放出孔のレイアウトの自由度が低くなり、コイルエンドを部分的にしか冷却することができない。更に、表面積の小さい油管構造としているため、外周環状油管及び内周環状油管に放出孔を多数設けることが難しい。このため、冷却効率が悪くなってしまう。また、柱状油管により環状油管をケース側壁に連結するために、各柱状油管に冷却液を供給するためのケース側壁の加工も複雑なものになってしまう。したがって、冷却装置が大型化し、それに伴い回転電機のサイズも大型化してしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転電機のサイズを大型化することなく、コイルエンドを効果的に冷却することが可能な回転電機を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る回転電機の特徴構成は、コイルを有するステータと、前記ステータの軸方向に突出する前記コイルのコイルエンドを冷却する冷却手段と、を備え、前記冷却手段が、前記コイルエンドの外周面に沿って配置されかつ前記コイルエンドの外周面を覆う円筒状に形成され、当該外周面に冷媒を噴射する複数の噴射孔を有する外周冷却部と、前記コイルエンドの軸方向端面に沿って配置されかつ前記コイルエンドの軸方向端面を覆う環状円板状に形成され、当該軸方向端面に前記冷媒を噴射する複数の噴射孔を有する端面冷却部と、を一体的に備えて前記コイルエンドの外周面と軸方向端面を一体的に覆うように形成され、前記冷却手段は、絶縁材料で形成され、前記ステータを収容するケースと前記コイルエンドとの間の絶縁空間に配設され、前記冷却手段は、内部に冷媒を流通させ、前記外周冷却部及び前記端面冷却部の夫々における複数の前記噴射孔に共通に冷媒を供給する冷媒流路を備え、前記外周冷却部の径方向外側面及び前記端面冷却部の軸方向外側面が、前記ケースの内壁に対して、面接触して位置決めされている点にある。
このような特徴構成であれば、冷却手段が、コイルエンドの外周面に加えて、軸方向端面にも冷媒を噴射するので、コイルエンドを効果的に冷却することができる。特に、コイルエンドの軸方向端面に冷媒を噴射することにより、コイルエンドの内周面から外周面に向かって順に配列される各相のコイルの全てを冷媒により冷却することができる。また、コイルエンドの外周面及び軸方向端面の夫々に沿って対向するように噴射孔を設けることができるため、当該噴射孔を設けるレイアウトの自由度を従来に比べて高めることができる。したがって、コイルエンドの形状に合わせた冷却部の形状とすることが可能となり、回転電機の大型化を防止することが可能となる。
また、このような特徴構成であれば、外部冷却部又は端面冷却部の複数の噴射孔の夫々に対する冷媒の供給経路を共通化できるので、当該供給経路を簡略化できる。
さらに、このような特徴構成であれば、回転電機の部品点数を減少することができ、回転電機の大型化を防止することができる。また、外周冷却部及び端面冷却部の夫々への冷媒の供給経路を共通化することができるため、当該供給経路を簡略化して単一の供給経路とすることが可能となる。
また、このような特徴構成であれば、コイルエンドの外周面における周方向及び軸方向の任意の位置に噴射孔を配置することができる。したがって、コイルエンドの外周面を全体的に冷却することができ、効果的にコイルエンドを冷却することが可能となる。
さらに、このような特徴構成であれば、コイルエンドの軸方向端面における周方向及び径方向の任意の位置に噴射孔を配置することができる。このため、コイルエンドの軸方向端面を冷却することが可能となる。したがって、効果的にコイルエンドの軸方向端面を全体的に冷却することが可能となる。
また、このような特徴構成であれば、本来、必要な絶縁空間に冷却手段を配設するので、冷却手段を配設する専用のスペースを設ける必要がない。したがって、回転電機の大型化を防止できる。
さらに、このような特徴構成であれば、冷却手段をコイルエンド又はケースの内壁に対して位置決めする専用の位置決め構造を設ける必要がないため、冷却手段の構造を簡素にすることができる。このため、回転電機の大型化を防止できる。
また、前記冷却手段は、径方向断面がU字形状に形成され、前記コイルエンドの外周面と軸方向端面と内周面とを一体的に覆うと好適である。
このような構成とすれば、コイルエンドの表面全体の任意の位置に噴射孔を配置できる。よって、コイルエンドの全体を効果的に冷却できる。また、コイルエンドの外周面、軸方向端面、及び内周面の全てを冷却する冷却部を一体的に形成できるので、回転電機の小型化が可能となる。また、構造が簡素となるため、容易に作製することができる。したがって、製造コストを低く抑えることが可能となる。
また、前記冷却手段が、前記コイルエンドの内周面に沿って配置され、前記コイルエンドの内周面に前記冷媒を噴射する複数の噴射孔を有する内周冷却部を更に備えると好適である。
このような構成とすれば、コイルエンドの外周面及び軸方向端面に加えて、内周面にも冷媒を噴射することが可能となる。したがって、コイルエンドを3方向から冷却するため、冷却効果を高めることができる。
また、前記内周冷却部は、前記外周冷却部及び前記端面冷却部と一体的に形成されていると好適である。
このような構成とすれば、回転電機の部品点数を減少することができ、回転電機の大型化を防止することができる。また、内周冷却部、外周冷却部、及び端面冷却部の夫々への冷媒の供給経路を共通化することができるため、当該供給経路を簡略化して単一の供給経路とすることが可能となる。したがって、簡単な構造で作製することが可能となる。
また、前記ステータの径方向内側に回転可能に支持されるロータを備え、前記内周冷却部のロータ側端部が、前記ロータの軸方向端面から離間して形成されていると好適である。
このような構成とすれば、内周冷却部のロータ側端部とロータの軸方向端面との離間した隙間を利用して、ロータ側に形成された流路から冷媒をコイルエンドの内周面に噴射することが可能である。したがって、コイルエンドの内周面の冷却効果を更に高めることができる。
また、前記内周冷却部は、前記コイルエンドの内周面を覆う円筒状に形成されていると好適である。
このような構成とすれば、コイルエンドの内周面における周方向及び軸方向の任意の位置に噴射孔を配置することができる。したがって、コイルエンドの内周面を全体的に冷却することができ、効果的にコイルエンドを冷却することが可能となる。
また、前記端面冷却部が、前記コイルに連結された端子を支持する端子台を備えると好適である。
このような構成とすれば、端面冷却部が、コイルに連結された端子を支持する端子台を兼ねるため、部品点数を削減できる。また、新たに端子台を設ける場合に比べて、回転電機を大型化することも抑制できる。
前記ステータを収容するケースが、外部と連通する外部連通孔を有し、前記端子台は、第1のシール部材を介して前記外部連通孔に支持され、前記端子は、第2のシール部材を介して前記端子台に支持されると好適である。
このような構成とすれば、端子をケース外に取り出して、インバータ等と連結しようとする場合に、樹脂等の絶縁材料からなる端子台を介して直接端子をケースに支持させることができるので、ターミナル等の新たな接続部材を用いる必要がないため、部品点数を削減できると共に、回転電機の大型化を防止することができる。また、ケース内とケース外との液密性も確保することができる。したがって、ケース内からケース外に冷媒が漏れたり、ケース外からケース内に水分や埃等が入ってきたりすることを防止することができる。
以下、本発明に係るコイルCを有するステータSと、当該ステータSの軸方向に突出するコイルCのコイルエンドCEを冷却する冷却手段1と、を備えた回転電機Mに関して、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る回転電機Mの回転軸Aに沿った断面図である。図1に示すように、回転電機Mは、ケース本体MC1と当該ケース本体MC1の開口部を覆うカバーMC2とで形成される空間内に、ステータSとロータRとが収納されるように構成され、ステータSはケース本体MC1に固定される。なお、ケース本体MC1及びカバーMC2は、回転電機Mを収納するケースに相当するため、以降の説明においては、ケース本体MC1及びカバーMC2のいずれかを区別をする必要がない場合には、共にケースMC1、MC2として説明する。
本実施形態に係る回転電機Mは、コイルCと永久磁石(図示せず)との電磁作用により回転動力を取得している。この回転動力の取得は、公知技術であるため説明は省略する。本実施形態においては、コイルCはステータSに備えられ、永久磁石はロータRに備えられるものとして説明する。なお、以降の説明における冷却液は、本願請求項の冷媒に相当するものである。この冷却液としては、回転電機Mの冷却に適した一般的な冷却オイルを用いると好適であるが、これに限定されるものではない。
ロータRは、回転軸Aに保持され、当該回転軸Aは、支持ベアリングBRGを介して、ケース本体MC1及びカバーMC2に対して回転可能に支持される。ロータRには、複数の永久磁石(図示せず)が配設される。また、ロータRはロータコア内に冷却液を流通させる複数の流路Rlを備えている。このロータコア内の流路Rlに冷却液を流通させることにより、永久磁石を冷却することが可能となる。当該流路Rlには、冷却液は、回転軸Aの中心部に設けられる冷却液供給口inから回転軸Aの回転によって生じる遠心力、即ちロータRの回転によって生じる遠心力により、第一流路l1を介して流通される。
回転軸Aは、一方の端部に伝導軸A2と連結するための連結部A1を備え、回転電機Mが発生する駆動力を回転電機Mの外部に出力することが可能となるように構成されている。このような場合には、回転電機Mは電動機として機能する。また、回転電機Mに外部から伝達される駆動力により、当該回転電機Mが発電を行う発電機として機能することも可能とされている。
ステータSは、ケース本体MC1に固定されるステータコアSCを備えて構成されており、このステータコアSCに巻かれるコイルCのコイルエンドCEが、ステータコアSCの軸方向両端外側に位置される構成となっている。詳細は省略するが、ステータコアSCは、リング状の鋼板pを多数枚、回転軸Aの軸方向に積層して構成される。
コイルCはステータコアSCに導線を巻くことにより形成されるが、このコイルCには導線を互いに絶縁する絶縁ワニスが含浸されることにより絶縁状態で形状固定される。この絶縁ワニスにより、ステータコアSCとコイルCとの間の熱伝導率が向上され、放熱性が向上する。
以上が、本発明に係る回転電機Mの構造の概略であるが、以下、この回転電機Mに備えられる冷却手段1について説明する。
回転電機Mは、永久磁石を冷却する冷却液が流通する第一流路l1と、コイルCを冷却する冷却液が流通する第二流路l2とを備えている。第一流路l1は、ケースMC2内のケース内油路l3及び上述の冷却液供給口inを介して、油圧制御部10により冷却液が供給される。このため、油圧制御部10は、冷却液の供給が可能なポンプを備えると好適である。また、第一流路l1、第二流路l2、及びケース内油路l3の夫々に対して、冷却液の圧力及び流量を設定可能な制御弁を備えていても良い。第一流路l1は、図1に示されるように、冷却液供給路inからロータコア内の流路Rlに向かうように形成される。また、第二流路l2は、ケース本体MC1の内面に固定されたステータSのコイルエンドCEを覆う冷却手段1が備える冷却液流入口60に連接される。
本実施形態では、冷却手段1は、主としてコイルエンドCEを冷却するためにコイルCを覆うオイルジャケットとされている。したがって、以降の説明では、冷却手段1をオイルジャケット1として説明する。ここで、上述のように、コイルエンドCEは、ステータコアSCの軸方向両端外側に位置される構成となっている。したがって、オイルジャケット1は、ステータコアSCの軸方向両端外側に位置するコイルエンドCEの夫々を覆うように配設される。なお、これらのオイルジャケット1は、説明の便宜上、夫々を区別する必要がある場合には、第1のオイルジャケット1a及び第2のオイルジャケット1bとして説明する。
上述のように、本発明に係る回転電機Mは、コイルエンドCEを冷却するためにオイルジャケット1を備えている。図2は、オイルジャケット1の構成の説明を明瞭にするために、図1におけるコイルエンドCE及びオイルジャケット1の部分を拡大した図である。当該オイルジャケット1は、コイルエンドCEの外周面3aに沿って配置され、当該コイルエンドCEの外周面3aに冷却液を噴射する複数の噴射孔ihを有する外周冷却部20と、コイルエンドCEの軸方向端面3bに沿って配置され、当該コイルエンドCEの軸方向端面3bに冷却液を噴射する複数の噴射孔ihを有する端面冷却部30と、コイルエンドCEの内周面3cに沿って配置され、当該コイルエンドCEの内周面3cに冷却液を噴射する複数の噴射孔ihを有する内周冷却部40と、を備えて構成される。
コイルエンドCEの外周面3aとは、コイルエンドCEが有する面のうち、径方向外側を向く面である。また、コイルエンドCEの軸方向端面3bとは、コイルエンドCEが有する面のうち、回転軸A方向一方側を向く面である。また、コイルエンドCEの内周面3cとは、コイルエンドCEが有する面のうち、径方向内側を向く面である。これらの外周冷却部20、端面冷却部30、及び内周冷却部40には、夫々複数の噴射孔ihが形成される。噴射孔ihは、上述の油圧制御部10から第二流路l2を介して供給される冷却液を、夫々外周面3a、軸方向端面3b、及び内周面3cに対して噴射可能なように外周面3a、軸方向端面3b、及び内周面3cの方向を向くように形成される。
外周冷却部20及び端面冷却部30は、内部に冷却液を流通させ、複数の噴射孔ihに共通に冷媒を供給する冷媒流路50を備える。また、内周冷却部40も、内部に冷却液を流通させ、複数の噴射孔ihに共通に冷媒を供給する冷媒流路50を備える。したがって、外周冷却部20、端面冷却部30、及び内周冷却部40は、冷却液を流通させることが可能な中空状の冷媒流路50が形成される。そして、当該冷媒流路50に共通に冷媒を供給するように複数の噴射孔ihが形成される。外周冷却部20と端面冷却部30とは、互いの冷媒流路50が連通する状態で一体的に形成される。また、内周冷却部40は、外周冷却部20及び端面冷却部30と一体的に形成され、内周冷却部40の冷媒流路50も、外周冷却部20及び端面冷却部30の冷媒流路50と連通する状態で一体的に形成される。
上述のように、冷媒流路50を流通する冷却液は、当該冷媒流路50に形成された複数の噴射孔ihからコイルエンドCEの各面に噴射される。即ち、外周冷却部20の冷媒流路50に流通された冷却液は、図2の破線dで示されるようにコイルエンドCEの外周面3aに噴射される。また、端面冷却部30の冷媒流路50に流通された冷却液は、図2の破線eで示されるようにコイルエンドCEの軸方向端面3bに噴射される。また、内周冷却部40の冷媒流路50に流通された冷却液は、図2の破線fで示されるようにコイルエンドCEの内周面3cに噴射される。
ここで、本発明に係る回転電機Mは、三相駆動の回転電機Mである。したがって、コイルCも三相構成(U相、V相、W相)で形成される。これら各相の導線は、図2に示されるように、コイルエンドCEの内周面3cから外周面3aに向かって順に配列される。本実施形態に係る回転電機MのコイルCは、このように形成されることから、特に破線eで示されるようにコイルエンドCEの軸方向端面3bに冷却液を噴射することにより、各相のコイルCの全てを冷却することが可能となる。本実施形態によれば、本発明に係る回転電機Mは、このようにコイルエンドCEに対して3方向から冷却液を噴射することにより、コイルエンドCEを効率よく冷却することが可能となっている。
ここで、内周冷却部40のロータ側端部41は、ステータSの径方向内側に回転可能に支持されるロータRの軸方向端面70から離間して形成される。上述のように、ロータRには、ロータコア内に冷却液を流通させる複数の流路Rlが備えられている。ロータコア内の流路Rlを流通した冷却液は、その後、破線gで示されるようにロータコア内の流路Rlから回転軸Aの回転によって生じる遠心力によりコイルエンドCEの内周面3cに噴射される。したがって、ロータR側の流路からもコイルエンドCEの内周面3cを冷却することができるため、冷却効果を更に高めることができる。このようにロータコア内の流路RlからコイルエンドCEに冷却液が噴射可能なように、オイルジャケット1のロータ側端部41とロータRの軸方向端面70との間が、離間するように形成される。
オイルジャケット1は、絶縁材料で形成され、ステータSを収容するケースMC1及びMC2とコイルエンドCEとの間の絶縁空間に配設される。ここで、コイルエンドCEには、コイルCを形成する導線が巻かれる。そして、上述のように、この導線は互いに絶縁する絶縁ワニスが含浸されることにより絶縁状態で形状固定されている。しかしながら、この導線には大電流が流れる一方で、回転電機Mのケースが導体で形成されることがある。このため、従来、コイルエンドCEと、ケースMC1及びMC2との間は、両者間の絶縁性を確保するため、所定の絶縁距離を有して絶縁空間が形成されている。本発明に係るオイルジャケット1は、この絶縁性を確保するように絶縁材料で形成される。この絶縁材料としては、例えば樹脂等であれば好適である。このように、オイルジャケット1は、樹脂等により形成され、ステータSを収容するケース本体MC1及びカバーMC2と、コイルエンドCEとの間の絶縁空間に配設される。したがって、従来、形成される絶縁空間にオイルジャケット1を配設するので、当該オイルジャケット1を配設するスペースを新たに設ける必要がない。このため、回転電機Mの大型化を防止することができる。
また、オイルジャケット1は、外周冷却部20及び端面冷却部30が、ケースMC1及びMC2の内壁に対して、面接触して位置決めされる。面接触とは、少なくとも面で当接する状態を示す。したがって、図2に示されるように、外周冷却部20は、その外面がケース本体MC1の内壁MC1aに対して面で当接して位置決めされ、端面冷却部30は、その外面がカバーMC2の内壁MC2aに対して、面で当接して位置決めされる。このようにして位置決めすることにより、別途、位置決め部材を設ける必要がないため、部品点数の増加を抑制することが可能となる。
図1に戻り、オイルジャケット1は、ステータSのコイルエンドCEを回転軸Aの軸方向外側方向から覆うような構造となっている。したがって、上述のように、1つの回転電機Mには、第1のオイルジャケット1a及び第2のオイルジャケット1bからなる一対のオイルジャケット1が備えられる。第1のオイルジャケット1aは、図1においてカバーMC2側に配設されるオイルジャケット1に対応し、第2のオイルジャケット1bは、図1において連結部A1側に配設されるオイルジャケット1に対応するものとする。
図3は、第1のオイルジャケット1aの斜視図である。第1のオイルジャケット1aは、上述のように、外周冷却部20、端面冷却部30、及び内周冷却部40を備える。また、これらの各冷却部20、30、及び40には、コイルエンドCEの各面に冷却液を噴射する複数の噴射孔ihが形成される。図3に示されるように、外周冷却部20は、コイルエンドCEの外周面3aを覆う円筒状に形成される。すなわち、コイルエンドCEの外周面3aを所定の幅を持って覆うことが可能なように、幅w1を有して円筒状に形成される。そして、外周冷却部20が、幅w1を有して形成されることから、コイルエンドCEの外周面3aにおける周方向及び軸方向の任意の位置に噴射孔ihを配置することが可能となる。したがって、コイルエンドCEの外周面3aを全体的に冷却することができ、効果的にコイルエンドCEを冷却することが可能となる。
そして、端面冷却部30は、コイルエンドCEの軸方向端面3bを覆う環状円板状に形成される。すなわち、コイルエンドCEの軸方向端面3bを所定の幅を持って覆うことが可能なように、幅w2を有して環状円板状に形成される。そして、端面冷却部30が、幅w2を有して形成されることから、コイルエンドCEの軸方向端面3bにおける周方向及び径方向の任意の位置に噴射孔ihを配置することが可能となる。したがって、コイルエンドCEの軸方向端面3bを全体的に冷却することができ、効果的にコイルエンドCEを冷却することが可能となる。
また、内周冷却部40は、コイルエンドCEの内周面3cを覆う円筒状に形成される。すなわち、コイルエンドCEの内周面3cを所定の幅を持って覆うことが可能なように、幅w3を有して円筒状に形成される。そして、内周冷却部40が、幅w3を有して形成されることから、コイルエンドCEの内周面3cにおける周方向及び軸方向の任意の位置に噴射孔ihを配置することが可能となる。したがって、コイルエンドCEの内周面3cを全体的に冷却することができ、効果的にコイルエンドCEを冷却することが可能となる。
このように、外周冷却部20、端面冷却部30、及び内周冷却部40からなるオイルジャケット1は、その径方向断面が図2に示されるようにU字形状に形成される。そして、コイルエンドCEの外周面3aと軸方向端面3bと内周面3cとを一体的に覆うことが可能となる。なお、軸方向端面3bとは、上述のコイルエンドCEの側面に相当する。このため、コイルエンドCEの表面全体の任意の位置に噴射孔ihを配置でき、コイルエンドCEの全体を効果的に冷却することが可能となる。また、コイルエンドCEの外周面3a、端面3b、及び内周面3cの全てを冷却するオイルジャケット1を一体的に形成できるので、回転電機Mが大型化することがない。
また、第1のオイルジャケット1aは、冷却液を流入する冷却液流入口60と、冷却液を流出させる冷却液流出口70とが形成される。冷却液流入口60の一端は、図1に示されるように第二流路l2と連通され、他端は、冷媒流路50と連通される。ここで、上述のように冷媒流路50には複数の噴射孔ihが形成されている。したがって、第1のオイルジャケット1aは、冷却液流入口60から供給された冷却液をコイルエンドCEに対して噴射させて、当該コイルエンドCEを冷却することが可能となる。
ここで、コイルエンドCEに噴射された冷却液は、ケースMC1及びMC2内において、重力方向下側に移動する。上述のように、第1のオイルジャケット1aは、ケースMC1及びMC2に対して、面接触していることから、前記重力方向下側に移動した冷却液は、コイルエンドCEの外周面3aと外周冷却部20との隙間に移動することとなる。この冷却液を第1のオイルジャケット1a内から排出して循環させることを可能とすべく、第1のオイルジャケット1aには冷却液を流出させる冷却液流出口70が形成されている。この冷却液流出口70は、外周冷却部20の一部を切り欠いて形成される。冷却液流出口70から流出した冷却液は、図示しない流通路を通って、冷却液貯留部に蓄えられる。そして、コイルエンドCEの熱を奪って温められた冷却液は、その後オイルクーラーに循環されて冷却され、再度、コイルエンドCEを含む回転電機Mを冷却するために用いられる。
図4(a)は、コイルエンドCEを覆う側からの第2のオイルジャケット1bの斜視図である。また、図4(b)は、ケース本体MC1に面接触する側からの第2のオイルジャケット1bの斜視図である。図4(a)及び(b)に示されるように、第2のオイルジャケット1bも、第1のオイルジャケット1aと同様、外周冷却部20、端面冷却部30、及び内周冷却部40を備える。そして、これらの各冷却部20、30、及び40には、コイルエンドCEの各面に冷却液を噴射する複数の噴射孔ihが形成される。また、冷却液を流入する冷却液流入口60と、冷却液を流出させる冷却液流出口70とが形成される。なお、第1のオイルジャケット1aは、冷却液流出口70を外周冷却部20に形成されるとして説明した。第2のオイルジャケット1bの冷却液流出口70は、端面冷却部30の一部に開口部を設けて形成される点で異なる。このように端面冷却部30に冷却液流出口70を設けた場合であっても、コイルエンドCEと外周冷却部20との間に移動する冷却液を図示しない流通路を通して、冷却液貯留部に蓄えることは可能である。
また、図4に示されるように、第2のオイルジャケット1bの端面冷却部30は、コイルCに連結された端子81(図1参照)を支持する端子台80が備えられる。この端子台80は、図4に示されるように3つの円筒状で形成される。ここで、本発明に係る回転電機Mは、三相駆動の回転電機Mである。したがって、コイルCも三相構成、即ち、U相、V相、及びW相から構成される。これら各相の導線の導線端部Caは、当該回転電機Mを駆動させる電流をコイルCに流すインバータ部90と接続するために、端子81に連結される。この連結は、各相の導線端部Caを一つに束ね、圧着により行うと好適である。この端子81は、端子台80により支持される。
ステータSを収容するケースMC1が、外部と連通する外部連通孔82を有し、端子台80は、第1のシール部材83を介して外部連通孔82に支持され、端子81は、第2のシール部材84を介して端子台80に支持される。ケースMC1には、ケースMC1の内部と外部とを連通する外部連通孔82が形成される。外部連通孔82は、ケースMC1から軸方向外側に突出形成された円筒部を貫通する丸孔から構成される。第2のオイルジャケット1bの端子台80は、当該外部連通孔82に挿入して支持される。この際、ケースMC1の内部及び外部の液密性を確保するために、外部連通孔82の内周面と端子台80の外周面との間は、第1のシール部材83が備えられる。第1のシール部材83は、例えばOリングであると好適である。
ここで、端子台80には、オイルジャケット1bの内側と外側とを連通するように孔85が形成される。第2のオイルジャケット1bがコイルエンドCEを覆う際、円柱状の端子81が端子台80の孔85に挿入して支持される。この際、オイルジャケット1bの内側と外側の液密性を確保するために、端子台80の内周面と端子81の外周面との間は、第2のシール部材84が備えられる。第2のシール部材84は、第1のシール部材83と同様、例えばOリングであると好適である。このように第1のシール部材83及び第2のシール部材84を用いることにより、ケース本体MC1と端子台80との間、及び端子台80と端子81との間の液密性を確保することが可能となる。したがって、ケースMC1及びMC2から冷却液が漏れたり、ケースMC1及びMC2に液体や埃等が入ったりしないようにすることが可能となる。
このように本実施形態によれば、オイルジャケット1が、コイルエンドCEの外周面3a、軸方向端面3b、及び内周面3cに冷却液を噴射するので、コイルエンドCEを効果的に冷却することができる。特に、コイルエンドCEの軸方向端面3bに冷却液を噴射することにより、コイルエンドCEの内周面3cから外周面3bに向かって順に配列される各相のコイルCの全てを冷却液により冷却することができる。また、コイルエンドCEの外周面3a、軸方向端面3b、及び内周面3cの夫々に沿って対向するように噴射孔ihを設けることができるため、当該噴射孔ihを設けるレイアウトの自由度を従来に比べて高めることができる。また、コイルエンドCEの形状に合わせたオイルジャケット1の形状としたことにより、ケースMC1、MC2とコイルエンドCEとの間の絶縁空間に配置可能となるため回転電機Mの大型化を防止することが可能となる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記実施形態では、外周冷却部20、端面冷却部30、及び内周冷却部40の夫々に冷却液を噴射する複数の噴射孔ihが設けられるとして説明した。この噴射孔ihの単位面積あたりの数、即ち形成密度は、図3及び図4に示されるように、コイルエンドCEの根元に近い側が高くなるように、噴射孔ihを形成すると好適である。このように形成すると、コイルエンドCEの根元部分を重点的に冷却することができるため、ステータコアSCの冷却効果を高めることが可能となる。
(2)上記実施形態では、外周冷却部20及び端面冷却部30は、内部に冷却液を流通させ、複数の噴射孔ihに共通に冷媒を供給する冷媒流路50を備えるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。噴射孔ihに共通に冷媒を供給する構成でなく、独立して供給する構成とすることも当然に可能である。
(3)上記実施形態では、外周冷却部20と端面冷却部30とは、互いの冷媒流路50が連通する状態で一体的に形成されているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。外周冷却部20及び端面冷却部30の冷媒流路50を互いに連通させることなく、独立して形成することも当然に可能である。また、外周冷却部20と端面冷却部30とを別体で形成することも当然に可能である。
(4)上記実施形態では、外周冷却部20は、コイルエンドCEの外周面3aを覆う円筒状に形成されているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。図2に示されるように、コイルエンドCEの外周面3aは、コイルエンドCEの先端部よりも根元部の方が、径が小さくなる形状をしている。したがって、外周冷却部20も、コイルエンドCEに合わせて、コイルエンドCEの根元部に対向する部分の径を小さくして形状することも当然に可能である。すなわち、外周冷却部20とコイルエンドCEの外周面3aとの距離が一定の距離となる形状で、外周冷却部20を形成することも当然に可能である。
(5)上記実施形態では、オイルジャケット1が、コイルエンドCEの内周面3cに沿って配置され、コイルエンドCEの内周面3cに冷却液を噴射する複数の噴射孔ihを有する内周冷却部40を更に備えるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。内周冷却部40を備えずに、端面L字状にオイルジャケット1を形成することも当然に可能である。
(6)上記実施形態では、内周冷却部40は、外周冷却部20及び端面冷却部30と一体的に形成されているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。外周冷却部20及び端面冷却部30が一体で形成される場合には、内周冷却部40を外周冷却部20及び端面冷却部30と別体で構成することも可能である。また、外周冷却部20及び端面冷却部30が別体で形成される場合には、外周冷却部20及び端面冷却部30のいずれか一方と一体で構成することも可能であるし、外周冷却部20及び端面冷却部30の両方と別体で形成することも可能である。
(7)上記実施形態では、内周冷却部40のロータ側端部41が、ロータRの軸方向端面70から離間して形成されているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。内周冷却部40のロータ側端部41が、ロータRの軸方向端面70から離間せずに形成することも当然に可能である。
(8)上記実施形態では、内周冷却部40は、コイルエンドCEの内周面3cを覆う円筒状に形成されているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。他の形状で形成することも当然に可能である。
(9)上記実施形態では、オイルジャケット1は、外周冷却部3a及び端面冷却部3bが、ケースMC1の内壁MC1a及びMC2の内壁MC2aに対して、面接触して位置決めされるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。例えば、別途位置決め部材を設けて、位置決めをすることも当然に可能である。
(10)上記実施形態では、端面冷却部30が、コイルCに連結された端子を支持する端子台80を備えるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。上述の第1のオイルジャケット1aのように、端子台80を設けないで構成することも当然に可能である。
(11)上記実施形態では、端子台80は、第1のシール部材82を介して外部連通孔82に支持され、端子81は、第2のシール部材83を介して端子台80に支持されるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。溶接等のその他の構成により、端子台80及び端子81を支持することも当然に可能である。
(12)上記実施形態では、第1のオイルジャケット1aの冷却液流出口70は、外周冷却部20の一部を切り欠いて形成され、第2のオイルジャケット1bの冷却液流出口70は、端面冷却部30の一部に開口部を設けて形成されるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されるものではない。第1のオイルジャケット1a及び第2のオイルジャケット1bの双方で、冷却液流出口70を外周冷却部20及び端面冷却部30の一方又は双方に形成することも当然に可能である。
本発明は、コイルを有するステータと、当該ステータの軸方向に突出するコイルのコイルエンドを冷却する冷却手段と、を備えた公知の各種回転電機に利用することが可能である。
本発明に係る回転電機の断面を示す図 本発明に係る回転電機の一部拡大図を示す図 第1のオイルジャケットの斜視図 第2のオイルジャケットの斜視図
符号の説明
1:オイルジャケット(冷却手段)
3a:外周面
3b:軸方向端面
3c:内周面
10:油圧制御部
20:外周冷却部
30:端面冷却部
40:内周冷却部
41:ロータ側端部
50:冷媒流路
60:冷却液流入口
70:ロータの軸方向端面
80:端子台
81:端子
82:外部連通孔
83:第1のシールド部材
84:第2のシールド部材
85:孔
A:回転軸
A1:連結部
BRG:支持ベアリング
C:コイル
CE:コイルエンド
ih:噴射孔
in:冷却液供給路
l1:第一流路
l2:第二流路
l3:ケース内油路
M:回転電機
MC1:ケース本体(ケース)
MC2:カバー(ケース)
p:鋼板
R:ロータ
Rl:ロータコア内の流路
S:ステータ
SC:ステータコア

Claims (8)

  1. コイルを有するステータと、
    前記ステータの軸方向に突出する前記コイルのコイルエンドを冷却する冷却手段と、
    を備えた回転電機であって、
    前記冷却手段が、
    前記コイルエンドの外周面に沿って配置されかつ前記コイルエンドの外周面を覆う円筒状に形成され、当該外周面に冷媒を噴射する複数の噴射孔を有する外周冷却部と、
    前記コイルエンドの軸方向端面に沿って配置されかつ前記コイルエンドの軸方向端面を覆う環状円板状に形成され、当該軸方向端面に前記冷媒を噴射する複数の噴射孔を有する端面冷却部と、
    一体的に備えて前記コイルエンドの外周面と軸方向端面を一体的に覆うように形成され、
    前記冷却手段は、絶縁材料で形成され、前記ステータを収容するケースと前記コイルエンドとの間の絶縁空間に配設され、
    前記冷却手段は、内部に冷媒を流通させ、前記外周冷却部及び前記端面冷却部の夫々における複数の前記噴射孔に共通に冷媒を供給する冷媒流路を備え、前記外周冷却部の径方向外側面及び前記端面冷却部の軸方向外側面が、前記ケースの内壁に対して、面接触して位置決めされている回転電機。
  2. 前記冷却手段は、径方向断面がU字形状に形成され、前記コイルエンドの外周面と軸方向端面と内周面とを一体的に覆う請求項に記載の回転電機。
  3. 前記冷却手段が、前記コイルエンドの内周面に沿って配置され、前記コイルエンドの内周面に前記冷媒を噴射する複数の噴射孔を有する内周冷却部を更に備える請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記内周冷却部は、前記外周冷却部及び前記端面冷却部と一体的に形成されている請求項に記載の回転電機。
  5. 前記ステータの径方向内側に回転可能に支持されるロータを備え、
    前記内周冷却部のロータ側端部が、前記ロータの軸方向端面から離間して形成されている請求項3又は4に記載の回転電機。
  6. 前記内周冷却部は、前記コイルエンドの内周面を覆う円筒状に形成されている請求項3から5のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 前記端面冷却部が、前記コイルに連結された端子を支持する端子台を備える請求項1から6のいずれか一項に記載の回転電機。
  8. 前記ステータを収容するケースが、外部と連通する外部連通孔を有し、
    前記端子台は、第1のシール部材を介して前記外部連通孔に支持され、
    前記端子は、第2のシール部材を介して前記端子台に支持される請求項に記載の回転電機。
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