JPH0727270A - パイプ継手 - Google Patents

パイプ継手

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Publication number
JPH0727270A
JPH0727270A JP19430793A JP19430793A JPH0727270A JP H0727270 A JPH0727270 A JP H0727270A JP 19430793 A JP19430793 A JP 19430793A JP 19430793 A JP19430793 A JP 19430793A JP H0727270 A JPH0727270 A JP H0727270A
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JP
Japan
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spiral
pipe
joint
spiral pipe
joint body
Prior art date
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Application number
JP19430793A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kurihara
政幸 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIHARA SANGYO KK
Original Assignee
KURIHARA SANGYO KK
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Publication date
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被接続対象である螺旋パイプの接合端部どう
しを確実に密着させることができ、信頼性の高い接続が
できるとともに、パイプの接続作業が簡単にできるパイ
プ継手を提供する。 【構成】 略筒状の継手本体10は、第一螺旋パイプ1
の第一螺旋外形と噛合可能な第一螺旋突起10aと、前
記第一螺旋パイプ1とは逆巻きの第二螺旋パイプ2の第
二螺旋外形と噛合可能な第二螺旋突起10bとを内周面
に有する。この継手本体10に、第一螺旋パイプ1及び
第二螺旋パイプ2を捩込み、継手本体10を所定の方向
に回動させて、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2
の接合端部1c,2cどうしを互いを接近させて当接さ
せる。そして、第一螺旋パイプ1の接合端部1cに、接
合端部1cの形状に応じた輪状のシール部材11を貼設
し、第一螺旋パイプ1と第二螺旋パイプ2との挟圧によ
って圧着シールを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体、粘性体、気体等
の流体が内周面を流動する螺旋パイプを接続するための
パイプ継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】螺旋外形を有する螺旋パイプは、連続的
に効率よく製造でき、強度も高いため、従来より、排水
パイプ等として広く使用されている。ところが、この螺
旋パイプの継手に関しては種類が少なく、現状では、二
つの螺旋パイプの突き合わせ部の外周に鉄板や合成樹脂
板を単に巻き付けるタイプが最も一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の鉄板や
合成樹脂板では、二つの螺旋パイプが容易に抜けてしま
うという問題があった。また、外周の螺旋外形はエンド
レスに連続する螺旋谷部を有しているから、二つの螺旋
パイプを突き合わせただけでは、この螺旋谷部を経てパ
イプ内の水がパイプ外に洩れてしまうという問題もあっ
た。なお、この水洩れを防止するためには、螺旋谷部に
ゴム製の止水材を嵌合させればよい。しかし、そのため
にはかなり長い止水材が必要になるのでコストがかさ
み、また螺旋谷部の形状が一定ではないので止水材が完
全に一致せず、止水性に信頼がおけなかった。また、こ
の止水材を鉄板や合成樹脂板により適切な締め代で締め
付けるのは困難であった。
【0004】そこで、最近、図11に示すようなパイプ
継手が考えられている。このパイプ継手は、外周に螺旋
山部31a及び螺旋谷部31bからなる螺旋外形を有す
る第一螺旋パイプ31と、外周に螺旋山部32a及び螺
旋谷部32bからなる螺旋外形を有する第二螺旋パイプ
32とを接続するもので、詳細は次の通りである。
【0005】第一螺旋パイプ31の螺旋谷部31bに止
水パッキンとして水膨脹性ゴムである第一シール部材3
3を巻設するとともに、同様に第二螺旋パイプ32の螺
旋谷部32bにも水膨脹性ゴムである第一シール部材3
3を巻設する。これらの外周に、ゴム板等の第二シール
部材34を巻設して、さらに、継手本体35を装着す
る。継手本体35の内周面には、第一螺旋パイプ31の
螺旋谷部31bと嵌合可能な第一突起35aと、第二螺
旋パイプ32の螺旋谷部32bと嵌合可能な第二突起3
5bが設けられており、これがストッパとして機能し、
第一螺旋パイプ31及び第二螺旋パイプ32が簡単に抜
けないようにしている。なお、この種の継手本体35
は、通常、軸方向に対して平行に二分割に分離接合可能
な略筒状となっており、継手本体35を第一螺旋パイプ
31及び第二螺旋パイプ32の外周面に装着し、図示し
ないネジ等により締付けて一体化している。
【0006】しかし、上記のようなパイプ継手は、被接
続対象である第一螺旋パイプ31及び第二螺旋パイプ3
2の螺旋外形が同一巻き方向(いずれも右巻きであるか
又はいずれも左巻きである)となっており、この第一螺
旋パイプ31の接合端部31cと第二螺旋パイプ32の
接合端部32cとを確実に密着させることができなかっ
た。つまり、継手本体35を両螺旋パイプ31,32に
対し右ネジ方向又は左ネジ方向に回動させても、単に継
手本体35が一方向に螺進するだけで、第一螺旋パイプ
31の接合端部31cと第二螺旋パイプ32の接合端部
32cとの間を狭めることができず、接合端部31c,
32c間に若干の隙間ができる可能性があった。しか
も、第一シール部材33が第一螺旋パイプ31及び第二
螺旋パイプ32の螺旋谷部31b,32bに確実に密着
していないと、この螺旋谷部31b,32bを伝って外
部に液体等が漏れていた。
【0007】従って、止水性等を確保するために、上述
のように第一シール部材33及び第二シール部材34を
巻設する必要があり、パイプの接続作業が面倒で、信頼
性の点でも問題があった。
【0008】そこで、本発明は、被接続対象である螺旋
パイプの接合端部どうしを確実に密着させることがで
き、信頼性の高い接続ができるとともに、パイプの接続
作業が簡単にできるパイプ継手の提供を課題とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、外周に第一螺旋外形を有する第一螺旋
パイプと、外周に前記第一螺旋外形とは逆巻きの第二螺
旋外形を有する第二螺旋パイプとを接続するパイプ継手
であって、筒状の継手本体と、前記継手本体の内周の一
端側に形成され、第一螺旋パイプの第一螺旋外形と噛合
可能な第一螺旋突起と、前記継手本体の内周の他端側に
形成され、前記第一螺旋突起とは逆巻きであり前記第二
螺旋パイプの第二螺旋外形と噛合可能な第二螺旋突起と
を備えている構成とした。
【0010】前記筒状の継手本体は、一体品でも、分離
接合可能な分割品でもよい。前記第一螺旋突起及び第二
螺旋突起は、それぞれ、連続した螺旋凸条でもよいし、
螺旋上に相互に間隔をおいて配列された複数の突起の集
合でもよい。
【0011】前記第一螺旋パイプ又は第二螺旋パイプの
少なくとも一方の接合端部に貼設するシール部材を備え
ていることが好ましい。このシール部材としては、クッ
ション材である発泡ゴム又はソリッドゴム等を例示でき
る。
【0012】また、前記継手本体の内周の第一螺旋突起
と第二螺旋突起との間に摺動自在に介装されるスライド
部材と、前記スライド部材における第一螺旋パイプとの
当接面又は第二螺旋パイプとの当接面の少なくとも一方
に貼設されたシール部材とを備えていることも好まし
い。このスライド部材としては、摺接部及びフランジ部
からなる断面略T字状の環体等を例示できる。
【0013】前記継手本体の両端部近傍に前記継手本体
を縮径させるパイプ締付手段を備えてもよい。このパイ
プ締付手段は、締付バンドや締付ボルト等を利用して構
成することができ、例えば、前記継手本体の両端部近傍
の外周にバンドを巻設したり、或いは、前記継手本体の
両端部近傍に所定のスリットを形成し、このスリットを
ボルトで窄めるようにして継手本体の両端部を縮径させ
ることができる。
【0014】さらに、前記継手本体の外周に前記継手本
体回動用の工具を引掛ける引掛部を有していることが好
ましい。引掛部としては溝、穴、突起等を例示できる。
【0015】また、前記継手本体はその中央部において
軸方向に対し垂直に分割され、一方の継手本体の内周に
は前記第一螺旋パイプの接合端部と接合する第一内フラ
ンジが形成され、他方の継手本体の内周には前記第二螺
旋パイプの接合端部と接合する第二内フランジが形成さ
れた構成としてもよい。
【0016】
【作用】本発明のパイプ継手によれば、略筒状の継手本
体に第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプを各々捩込むこ
とにより、第一螺旋パイプの第一螺旋外形と継手本体の
第一螺旋突起とが噛合し、第二螺旋パイプの第二螺旋外
形と第二螺旋突起とが噛合して螺着する。そして、第一
螺旋突起と第二螺旋突起とは相対的に逆巻きなので、継
手本体を両螺旋パイプに対し回動させるだけで、被接続
対象である第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプが互い接
近し、第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプの両接合端部
の当接力が増す。
【0017】さらに、前記第一螺旋パイプ又は第二螺旋
パイプの少なくとも一方の接合端部に貼設するシール部
材を設ければ、上記のように継手本体を回動させたとき
に、第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプの両接合端部間
にシール部材が挟圧され、第一螺旋パイプ及び第二螺旋
パイプの両接合端部が確実に密着状態になり、パイプ接
続部分の止水性が増す。
【0018】また、前記継手本体の内周の第一螺旋突起
と第二螺旋突起との間に摺動自在に介装されるスライド
部材と、前記スライド部材における第一螺旋パイプとの
当接面又は第二螺旋パイプとの当接面の少なくとも一方
に貼設されたシール部材とを設ければ、第一螺旋パイプ
及び第二螺旋パイプの両接合端部間にスライド部材及び
シール部材が挟圧され、第一螺旋パイプ又は第二螺旋パ
イプの両接合端部が確実に密着状態になり、パイプ接続
部分の止水性が増す。なお、第一螺旋パイプ及び第二螺
旋パイプの両接合端部どうしは、その切断面精度の低さ
等により継手本体内の丁度中央で接合するとは限らず偏
りがちであるが、その偏りに対しスライド部材は摺動し
て追従するので、必ずスライド部材及びシール部材は前
記の通り挟圧される。
【0019】前記継手本体の両端部近傍にパイプ締付手
段を設ければ、継手本体の両端部を窄めることができ、
第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプの外周を継手本体で
締付けることができる。
【0020】さらに、前記継手本体の外周に前記継手本
体回動用の工具を引掛ける引掛部を設ければ、その引掛
部に工具を引掛けて、継手本体を簡単に回動させること
ができる。
【0021】また、前記継手本体をその中央部において
分離接合可能に分割し、一方の継手本体の内周に前記第
一螺旋パイプの接合端部と接合する第一内フランジを形
成し、他方の継手本体の内周に前記第二螺旋パイプの接
合端部と接合する第二内フランジを形成すれば、一方の
継手本体を回動してその第一内フランジに第一螺旋パイ
プの接合端部を当接させ、他方の継手本体を回動してそ
の第二内フランジに第二螺旋パイプの接合端部を当接さ
せ、その後に両方の継手本体を接合するという工法を採
ることができる。従って、特に径の大きい螺旋パイプを
径の大きい継手本体で接続する際に、その継手本体の回
動作業が楽になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体化した各実施例のパイプ
継手につき、図面に基づいて説明をする。
【0023】図1に示すように、第一実施例のパイプ継
手は、合成樹脂による成形品の継手本体10を利用し
て、被接続対象である第一螺旋パイプ1と第二螺旋パイ
プ2とを接続するものである。
【0024】第一螺旋パイプ1は、外周に螺旋山部1a
及び螺旋谷部1bからなる第一螺旋外形を有し、第二螺
旋パイプ2は、外周に螺旋山部2a及び螺旋谷部2bか
らなる第二螺旋外形を有しており、両螺旋外形は相互に
逆巻きとなっている。つまり、一方の螺旋外形が右巻き
であれば、他方の螺旋外形は左巻きになっている。
【0025】継手本体10は略筒状を呈しており、ここ
では一体品が使用されているが、後述するように分離接
合可能な分割品でもよい。継手本体10の内周面の左端
部近傍には、第一螺旋パイプ1の第一螺旋外形と噛合可
能な第一螺旋突起10aが形成され、継手本体10の内
周面の右端部近傍には、第一螺旋突起とは逆巻きであり
第二螺旋パイプ2の第二螺旋外形と噛合可能な第二螺旋
突起10bが形成されている。
【0026】従って、第一螺旋パイプ1に継手本体10
を捩込むことにより、継手本体10の第一螺旋突起10
aと第一螺旋パイプ1の螺旋谷部1bとが螺合し、同様
に、第二螺旋パイプ2に継手本体10を捩込むことによ
り、継手本体10の第二螺旋突起10bと第二螺旋パイ
プ2の螺旋谷部2bとが螺合する。そして、さらに、継
手本体10を両パイプ1,2に対し回動させることによ
り、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2は互いに螺
進して図1の矢印のように接近し、最終的に、第一螺旋
パイプ1の接合端部1cと第二螺旋パイプ2の接合端部
2cとが圧着状態となって当接する。このように、本実
施例のパイプ継手は、継手本体10を所定の方向に回動
させるだけで、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2
が互い接近する構造なので、極めて簡単にパイプの接続
ができる。
【0027】しかも、本実施例においては、第一螺旋パ
イプ1の接合端部1cに、接合端部1cの形状に応じた
輪状のシール部材11が貼設されている。このシール部
材11には粘着性のあるブチルゴム(ソリッド)が使用
されており、簡単に貼設でき、第一螺旋パイプ1と第二
螺旋パイプ2との挟圧によって圧着シールが可能なもの
である。従って、このシール部材11を第一螺旋パイプ
1の接合端部1cに貼設して、略筒状の継手本体10を
パイプの軸方向に回動させて第一螺旋パイプ1及び第二
螺旋パイプ2を各々螺着することにより、第一螺旋パイ
プ1及び第二螺旋パイプ2の両接合端部1c,2c間に
シール部材11が挟圧され、第一螺旋パイプ及び第二螺
旋パイプの両接合端部が隙間なく完全に密着状態にな
る。このため、従来のように第一シール部材33及び第
二シール部材34等を巻設する必要がなく、パイプ接続
部分の止水性が増すので、接続部分から液体等が漏れる
ことがなく、信頼性の高いパイプの接続が実現できる。
【0028】なお、本実施例では、第一螺旋パイプ1の
接合端部1cにのみシール部材11を貼設する場合につ
いて説明したが、第二螺旋パイプ2の接合端部2cにの
みシール部材11を貼設したり、第一螺旋パイプ1及び
第二螺旋パイプ2の両接合端部1c,2cに各々シール
部材11を貼設したりしてもよい。
【0029】次に、図2に示す第二実施例のパイプ継手
は、継手本体10に分割品を使用した点と、スライド部
材21を付加した点とにおいてのみ第一実施例と相違す
るものであり、第一実施例と同様の部材については、第
一実施例と共通の符号を図2に付して重複説明を避け
る。
【0030】この継手本体10も略筒状を呈している
が、その内部にスライド部材21を容易に挿入するため
に、例えば図7に示すように、被接続対象であるパイプ
の直径等の使用状況に応じて適宜分割し、分離接合可能
な構造とした継手本体10が使用されている。図7
(a)は軸方向に対して平行に横割りに二分割した継手
本体10を、図7(b)は軸方向に対して垂直に縦割り
に二分割とした継手本体10を、図7(c)は横割りと
縦割りとを組合わせて四分割とした継手本体10を、各
々示している。
【0031】スライド部材21は、摺接部21a及びフ
ランジ部21bからなる断面略T字状の環体であり、こ
のフランジ部21bにおける第一螺旋パイプ1及び第二
螺旋パイプ2との当接面の両方にシール部材22が貼設
されている。このシール部材22には発泡ゴムが使用さ
れており、簡単に貼設でき、第一螺旋パイプ1と第二螺
旋パイプ2との挟圧によって圧着シールが可能なもので
ある。
【0032】上記のようなスライド部材21を継手本体
10の略中央部に位置させ、図示しないネジ等によって
継手本体10を略筒状に一体化することによって、スラ
イド部材21を継手本体10の内周面に摺動自在に介装
した後に、継手本体10の両端から第一螺旋パイプ1及
び第二螺旋パイプ2を各々捩込む。こうして、継手本体
10の第一螺旋突起10aと第一螺旋パイプ1の螺旋谷
部1bとを螺合し、継手本体10の第二螺旋突起10b
と第二螺旋パイプ2の螺旋谷部2bとを螺合した後、継
手本体10を両パイプ1,2に対し回動させれば、第一
螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2は互いに螺進して図
2の矢印のように接近し、最終的に、第一螺旋パイプ1
及び第二螺旋パイプ2の接合端部1c,2cがスライド
部材21のフランジ部21bに各々当接する。しかも、
第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2の接合端部1
c,2cとスライド部材21のフランジ部21bとの間
には、シール部材22が挟着され圧着状態となる。
【0033】なお、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイ
プ2の両接合端部1c,2cどうしは、その切断面精度
の低さ等により継手本体10内の丁度中央で接合すると
は限らず偏りがちであるが、その偏りに対しスライド部
材21は摺動して追従するので、必ずスライド部材21
及びシール部材22は前記の通り挟圧される。
【0034】このように、本実施例のパイプ継手も上記
第一実施例と同様に、継手本体10を所定の方向に回動
させるだけで、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2
が互い接近する構造なので、極めて簡単にパイプの接続
ができる。しかも、従来のように第一シール部材33及
び第二シール部材34等を巻設する必要がなく、パイプ
接続部分の止水性が増すので、接続部分から液体等が漏
れることがなく、信頼性の高いパイプの接続が実現でき
る。
【0035】また、上記各実施例においては、継手本体
10の第一螺旋突起10a及び第二螺旋突起10bと、
第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2の第二螺旋外形
とが相互に噛合して螺着状態になるので、引っ張り力に
対して強く、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2が
抜け外れるおそれもない。
【0036】図3〜図6は、第二実施例のパイプ継手に
おけるスライド部材21の変更例を示すものである。
【0037】図3のスライド部材21はフランジ部21
bのみからなる環体であり、このフランジ部21bにお
ける第二螺旋パイプ2との当接面のみにシール部材22
が貼設されている。
【0038】図4のスライド部材21もフランジ部21
bのみからなる環体であり、このフランジ部21bにお
ける第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2との当接面
の両方にシール部材22が貼設されている。
【0039】図5のスライド部材21はフランジ部21
bとそれから左方へ延設された筒部21cとからなる環
体であり、この筒部21cは第一螺旋パイプ1の内周面
へ僅なクリアランスを介して挿入可能に形成されてい
る。そして、フランジ部21bにおける第一螺旋パイプ
1との当接面のみにシール部材22が貼設され、筒部2
1cの外周面に水膨脹性ゴム材23が貼設されている。
【0040】図6のスライド部材21はフランジ部21
bとそれから左右両方へ延設された筒部21c,21d
とからなる環体であり、これらの筒部21c,21dは
第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプ2の内周面へ僅な
クリアランスを介して挿入可能に形成されている。そし
て、フランジ部21bにおける第一螺旋パイプ1及び第
二螺旋パイプ2との当接面の両方にシール部材22が貼
設され、両筒部21c,21dの外周面に水膨脹性ゴム
材23が設けられている。
【0041】これらのスライド部材21の変更例によっ
ても第二実施例の効果を得ることができる。特に、図5
又は図6のスライド部材21によれば、筒部21c,2
1dが第一螺旋パイプ1又は第二螺旋パイプ2の内周面
に挿入されるのでパイプの接合強度が高くなる。また、
筒部21c,21dに設けられた水膨脹性ゴム材23が
水を含んで膨脹し、第一螺旋パイプ1又は第二螺旋パイ
プ2の内周面と筒部21c,21dの外周面との間をシ
ールするので、パイプ接続部分の止水性がさらに増す。
【0042】続いて、図8の第三実施例について説明す
る。(a)は第三実施例のパイプ継手の第一螺旋パイプ
1側を示す断面図であり、(b)はその展開図である。
同図のように、筒状の継手本体24の内周面には第一螺
旋パイプ1の螺旋谷部1bと噛合する第一螺旋突起24
aが形成されている。なお、図示しない第二螺旋パイプ
側には、第一螺旋パイプ1と逆方向の螺旋外形の第二螺
旋パイプの螺旋谷部と噛合する第二螺旋突起が形成され
ている。この継手本体24の端部24bは複数の突起状
となっている。即ち、継手本体24の端部24bには複
数の切欠によって軸方向に延びる複数の突起が形成され
ている。そして、このような形状の端部24bの上面に
は、周方向に沿って溝部24cが形成されている。この
溝部24cにはバンド25が巻設されている。また、継
手本体24の外周には外フランジ24fが形成され、こ
の外フランジ24fには所定の間隔で引掛部としてのU
字溝24gが設けられている。
【0043】上記のような構成のパイプ継手では、第一
螺旋パイプ1の接合端部1cにシール部材11を貼設し
て、継手本体24の両端から第一螺旋パイプ1及び図示
しない第二螺旋パイプを各々捩込み螺着し、継手本体2
4を両パイプ1,2に対し回動させれば、第一螺旋パイ
プ1及び第二螺旋パイプは互いに螺進して接近し、第一
螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプの両接合端部1cがシ
ール部材11を挟着して当接する。この継手本体24の
回動は、先端に所定の突起を有する鎌首状の専用の工具
を用いて行なうことができる。つまり、外フランジ24
fのU字溝24gに工具の先端の突起を嵌合させ、工具
を継手本体24の外周方向に回動させることにより、継
手本体24が回動する。この後、継手本体24の端部2
4bの溝部24cにバンド25を巻設し、このバンド2
5を適当に締付ければ、端部24bが撓んで窄まり、第
一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプを締付固定できる。
【0044】このように、本実施例のパイプ継手も上記
各実施例と同様に、継手本体24を所定の方向に回動さ
せるだけで、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプが互
い接近する構造なので、極めて簡単にパイプの接続がで
きる。特に、継手本体24の回動作業を所定の工具によ
ってできるので、パイプの接続作業がより簡単にでき
る。しかも、各螺旋パイプを継手本体24の端部24b
で締付固定でき、パイプ接続部分の止水性が一段と増す
ので、接続部分から液体等が漏れることがなく、より信
頼性の高いパイプの接続が実現できる。
【0045】さらに、図9の第四実施例について説明す
る。(a)は第四実施例における第一螺旋パイプ1側の
パイプ継手を示す断面図であり、(b)はその展開図で
ある。同図のように、本実施例の継手本体26は、その
中央において分離接合可能に二分割としたものである。
本実施例においても、筒状の継手本体26の内周面には
第一螺旋パイプ1の螺旋谷部1bと噛合する第一螺旋突
起26aが形成されている。そして、図示しない第二螺
旋パイプ側には、第一螺旋パイプ1と逆方向の螺旋外形
の第二螺旋パイプの螺旋谷部と噛合する第二螺旋突起が
形成されている。なお、第一螺旋パイプ側の継手本体2
6と、第二螺旋パイプ側の継手本体とは対称形状なの
で、ここでは第一螺旋パイプ1側についてのみ説明す
る。
【0046】この継手本体26の端部26bも上記第三
実施例のように複数の突起状となっている。すなわち、
継手本体26の端部26bには複数の切欠によって軸方
向に延びる複数の突起が形成されているが、上記第三実
施例の継手本体24に比べて細長い突起となっており、
しかも、この突起部分に第一螺旋突起26aが位置して
いる。そして、このような形状の端部26b内には、周
方向に沿って長孔26cが穿孔されており、この長孔2
6cには幅広バンド27が挿着される。また、継手本体
26の内周には、第一螺旋パイプ1の接合端部1cと接
合する第一内フランジ26dと、この第一内フランジ2
6dに延設された内筒26eが形成されている。継手本
体26の外周には外フランジ26fが形成されており、
この外フランジ26fには、所定の間隔でU字溝26g
が設けられている。
【0047】上記のような構成のパイプ継手では、第一
螺旋パイプ1側の継手本体26を第一螺旋パイプ1に捩
込んで回動させれば、該第一螺旋パイプ1の接合端部1
cは第一内フランジ24dにシール部材11を介在して
当接する。この継手本体26の回動は、上記第三実施例
と同様の専用の工具を用いて行なうことができる。同様
に、第二螺旋パイプ側の継手本体を第二螺旋パイプに捩
込んで回動させ、該第二螺旋パイプの接合端部を第二内
フランジにシール部材を介在して当接させる。その後、
第一螺旋パイプ側の継手本体26と、第二螺旋パイプ側
の継手本体とをシール部材11を介在させて外フランジ
26fどうしを対向させ、U字溝26gにボルト等の締
付具を装着して接続し一体化すればよい。従って、特に
径の大きい螺旋パイプを径の大きい継手本体で接合する
際に、その継手本体の回動作業が楽になる。
【0048】この後、継手本体26の端部26bの長孔
26cに幅広バンド27を挿着し、この幅広バンド27
を適当に締付ければ、端部26bが撓んで窄まり、第一
螺旋パイプ1及び第二螺旋パイプを締付固定できる。つ
まり、継手本体26の螺旋突起部位を所定の幅に亘って
窄めることができ、第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パイ
プの各螺旋谷部と螺旋突起とが強固に噛合する。これに
より、パイプ接続部分の止水性が一段と増すので、接続
部分から液体等が漏れることがなく、より信頼性の高い
パイプの接続が実現できる。
【0049】さらに、図10の第五実施例について説明
する。(a)は第五実施例のパイプ継手の正面図であ
り、(b)はその側面図である。同図のように、本実施
例の継手本体28も、筒状の内周面に第一螺旋パイプの
螺旋谷部と噛合する第一螺旋突起28a及び前記第一螺
旋パイプと逆方向の螺旋外形の第二螺旋パイプの螺旋谷
部と噛合する第二螺旋突起28bが形成されている。ま
た、本実施例の継手本体28の端部には所定の切込みで
あるスリット28cと、このスリット28cの両側に対
向するフランジ28dが形成されており、そして、フラ
ンジ28dにはボルト等の締付具29が装着されてい
る。このスリット28cとフランジ28dと締付具29
とで継手本体28を縮径させるパイプ締付手段が構成さ
れている。継手本体28の略中央部の外周には外フラン
ジ28eが形成されており、この外フランジ28eには
所定の間隔でU字溝28fが設けられている。
【0050】上記のような構成のパイプ継手において
も、継手本体28の両端から第一螺旋パイプ及び第二螺
旋パイプを各々捩込み螺着し、継手本体28を両パイプ
に対し回動させることにより、第一螺旋パイプ1及び第
二螺旋パイプは互いに螺進して接近し、第一螺旋パイプ
及び第二螺旋パイプの各接合端部が各々当接する。この
継手本体28の回動も、上記第三実施例及び第四実施例
と同様の専用の工具を用いて行なうことができる。この
後、継手本体28の端部の締付具29を適当に締付けれ
ば、フランジ28dを介してスリット28cが窄まり、
継手本体28の端部が縮径し、第一螺旋パイプ及び第二
螺旋パイプを締付固定できる。従って、本実施例のパイ
プ継手によっても上記各実施例と同様の効果が得られ
る。
【0051】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更
して具体化することもできる。例えば、上記各実施例で
は、接続部分から液体等が漏れることがない止水性の高
いパイプ継手について説明したが、当然、気体等の漏洩
を防止するためにも利用できる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のパイプ
継手によれば、継手本体をパイプに対し回動させるだけ
で、被接続対象である第一螺旋パイプ1及び第二螺旋パ
イプ2が互い接近し、第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイ
プの両接合端部の当接力が増すので、螺旋パイプの接合
端部どうしを確実に密着させることができ、信頼性の高
い接続ができるとともに、パイプの接続作業が簡単にで
きる。
【0053】さらに、請求項2の発明のパイプ継手によ
れば、被接続対象である第一螺旋パイプ及び第二螺旋パ
イプの両接合端部間にシール部材が挟圧され、パイプ接
続部分の止水性が増す。
【0054】また、請求項3の発明のパイプ継手によれ
ば、第一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプの両接合端部間
にスライド部材及びシール部材が挟圧され、パイプ接続
部分の止水性が増す。
【0055】請求項4の発明のパイプ継手によれば、第
一螺旋パイプ及び第二螺旋パイプを締付固定でき、パイ
プ接続部分の止水性が一段と増すので、信頼性の高いパ
イプの接続が実現できる。
【0056】さらに、請求項5の発明のパイプ継手によ
れば、前記継手本体を簡単に回動させることができる。
【0057】また、請求項6の発明のパイプ継手によれ
ば、一方の継手本体の回動と他方の継手本体の回動とを
分けて行い、その後に両方の継手本体を接合するという
工法を採ることができ、特に径の大きい螺旋パイプを径
の大きい継手本体で接続する際に、その継手本体の回動
作業が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のパイプ継手を示す断面図
である。
【図2】本発明の第二実施例のパイプ継手を示す断面図
である。
【図3】第二実施例のパイプ継手におけるスライド部材
の変更例を示す断面図である。
【図4】同じくスライド部材の別の変更例を示す断面図
である。
【図5】同じくスライド部材の別の変更例を示す断面図
である。
【図6】同じくスライド部材の別の変更例を示す断面図
である。
【図7】継手本体の分割態様を示す斜視図である。
【図8】本発明の第三実施例のパイプ継手の要部を示す
断面図及び展開図である。
【図9】本発明の第四実施例のパイプ継手の要部を示す
断面図及び展開図である。
【図10】本発明の第五実施例のパイプ継手を示す正面
図及び側面図である。
【図11】従来のパイプ継手を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第一螺旋パイプ 1a 螺旋山部 1b 螺旋谷部 1c 接合端部 2 第二螺旋パイプ 2a 螺旋山部 2b 螺旋谷部 2c 接合端部 10,24,26,28 継手本体 10a,24a,26a,28a 第一螺旋突起 10b,28b 第二螺旋突起 11,22 シール部材 21 スライド部材 21a 摺接部 21b フランジ部 26d 第一内フランジ 24f,26f 外フランジ 24g,26g,28f U字溝 25 バンド 27 幅広バンド 28c スリット 29 締付具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一螺旋外形を有する第一螺旋パイプ
    と、前記第一螺旋外形とは逆巻きの第二螺旋外形を有す
    る第二螺旋パイプとを接続するパイプ継手であって、 筒状の継手本体と、 前記継手本体の内周の一端側に形成され、第一螺旋パイ
    プの第一螺旋外形と噛合可能な第一螺旋突起と、 前記継手本体の内周の他端側に形成され、前記第一螺旋
    突起とは逆巻きであり前記第二螺旋パイプの第二螺旋外
    形と噛合可能な第二螺旋突起とを備えているパイプ継
    手。
  2. 【請求項2】 前記第一螺旋パイプ又は第二螺旋パイプ
    の少なくとも一方の接合端部に貼設するシール部材を備
    えている請求項1記載のパイプ継手。
  3. 【請求項3】 前記継手本体の内周面の第一螺旋突起と
    第二螺旋突起との間に摺動自在に介装されるスライド部
    材と、前記スライド部材における第一螺旋パイプとの当
    接面又は第二螺旋パイプとの当接面の少なくとも一方に
    貼設されたシール部材とを備えている請求項1記載のパ
    イプ継手。
  4. 【請求項4】 前記継手本体の両端部近傍に前記継手本
    体を縮径させるパイプ締付手段を備えている請求項1記
    載のパイプ継手。
  5. 【請求項5】 前記継手本体の外周に前記継手本体回動
    用の工具を引掛ける引掛部を有している請求項1記載の
    パイプ継手。
  6. 【請求項6】 前記継手本体はその中央部において分離
    接合可能に分割され、一方の継手本体の内周には前記第
    一螺旋パイプの接合端部と接合する第一内フランジが形
    成され、他方の継手本体の内周には前記第二螺旋パイプ
    の接合端部と接合する第二内フランジが形成された請求
    項1記載のパイプ継手。
JP19430793A 1993-07-09 1993-07-09 パイプ継手 Pending JPH0727270A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285326A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Covalent Materials Corp セラミックス管及びその製造方法
US7952240B2 (en) 2008-08-22 2011-05-31 Aisin Aw Co., Ltd. Rotary electric machine
KR20160000042U (ko) 2014-06-26 2016-01-06 삼성중공업 주식회사 더미 파이프

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