JPH10227363A - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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JPH10227363A
JPH10227363A JP9032068A JP3206897A JPH10227363A JP H10227363 A JPH10227363 A JP H10227363A JP 9032068 A JP9032068 A JP 9032068A JP 3206897 A JP3206897 A JP 3206897A JP H10227363 A JPH10227363 A JP H10227363A
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gasket
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coating
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peripheral surface
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結される管材の突き合わせ面にガスケット
を介装配置し、締付け圧縮した場合に、ガスケットの外
周面側の膨出を防止し、また、ガスケット材に対する管
材の喰込みを防止して、ガスケットの耐久性向上を図
る。 【解決手段】 弾性材よりなるリング状のガスケット材
2と、熱可塑性樹脂材よりなりガスケット材2の表面を
被覆する被覆材7とを有し、ガスケット材2は、管材の
突き合わせ面に対向して圧縮される被挟圧部3と、管材
の径方向外側に位置して被挟圧部3の外周から管材の軸
心方向に突出する外周縁部6とを有し、この外周縁部6
突出側の被挟圧部3の側面3aを被覆する被覆材7a
が、外周縁部6の内周面5aに延設されて接着されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種配管における
多数本の管材の継手部分に介装されて液体の漏洩を防止
するガスケットに関し、特に弾性材よりなるガスケット
材の表面をフッ素樹脂等の熱可塑性樹脂材料で被覆した
ガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学薬品や食品等の製造工場において
は、薬液や流体食品等の液体を次工程に給送する管路が
配設され、この管路は多数本の管材を継手を介して接続
することにより形成されている。また、この管材の突き
合わせ面には、通常、該部分をシールして液体の漏洩を
防止するためにガスケットが介装される。
【0003】この種ガスケットのうち、特に上記のよう
な薬液、流体食品等の給送に用いられるものは、耐酸,
耐アルカリ性、耐熱性、耐薬品性等を考慮する必要があ
るため、例えば特許第2571528号公報に記載され
ているように、合成ゴム等の弾性材料で形成したリング
状ガスケット材の、内周面及び管材の突き合わせ面に対
向する両側面をフッ素系樹脂で被覆したものが使用され
るようになっている。
【0004】このガスケットを図6を参照して詳説する
と、ガスケット材22は、管材の突き合わせ面によって
締付け圧縮される被挟圧部23と、該被挟圧部23から
外方に延設されて管材の径方向外側に位置する延長部2
4と、該延長部24の一側面から管材の軸方向に突出し
た突条部25とを有して断面略L字状をなし、被覆材2
7は、ガスケット材22の内周面(液体に接する側の
面)23cと上記被挟圧部23の両側面23a,23b
とを被覆している。
【0005】また、このガスケットにおいては、ガスケ
ット材内周面23cを被覆する被覆材27cにガスケッ
ト材22側に突出し埋入される突起29を設けており、
ガスケットを管材間に介装してガスケット材の表裏側面
を管材の軸方向に圧縮した際に、この突起29をガスケ
ット材22によって挟持させてガスケット内周面23
c,27cが管路内に膨出するのを防止し、液体に流動
抵抗を与えないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては、ガスケット内周面23c,27c側の管
路内への膨出は防止しているが、ガスケット外周面側の
膨出に対しては特に配慮がなされていない。このガスケ
ット外周面は、被覆材27で被覆されずにガスケット材
22が露出した状態となっており、圧縮してガスケット
材22の外周面が図6の点線で示すように膨出すると、
この外周面が裂けるような損傷を起こしたり、また、管
材同士を連ぐナット型継手(袋ナット)の雌ねじ部分に
接触してガスケット材22に傷をつけたり、ナットに回
動抵抗を与える等の問題を発生させることとなってい
た。
【0007】また、被覆材27がガスケット材22の内
周面23cおよび被挟圧部23の両側面23a,23b
を被覆するに留まっているため、圧縮した際に、管材の
突き合わせ端面の外周隅部が被覆材27の端部とともに
ガスケット材22にくい込むようになり、このこともガ
スケット材22を損傷させる一因となっていた。上記の
ようなガスケット材の損傷はガスケットの劣化を促進
し、早期にシール性を悪化させる恐れがあった。
【0008】そこで本発明は、ガスケットを圧縮した際
の外周面側の膨出を防止してシール性を向上し、また、
ガスケット材に対する管材のくい込みを防止して、耐久
性の向上を図ったガスケットを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために以下の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、連結される2本の管材10の突き合わせ面に
介装されるガスケットであって、弾性材料よりなるリン
グ状のガスケット材2と、熱可塑性樹脂材料よりなり前
記ガスケット材2の表面を被覆する被覆材7とを有した
ガスケットにおいて、前記ガスケット材2は、前記管材
10の突き合わせ面によって圧縮される被挟圧部3と、
管材10の径方向外側に位置して前記被挟圧部3の外周
から管材10の軸心方向に突出された外周縁部6とを有
し、この外周縁部6が突出する側の被挟圧部3の側面3
aを被覆する被覆材7が、前記外周縁部6の内周面5a
に延設して接着されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】これによれば、ガスケット1を2本の管材
10,10の突き合わせ面に介装し、継手によって管材
10,10を軸方向に近接させながら連結し、このとき
ガスケット1の被挟圧部3が管材10,10間で軸心方
向に圧縮されてここで主シールがなされる。そして、外
周縁部6の内周面5aに延設されて接着している被覆材
7によって、上記圧縮で膨出しようとするガスケット材
2の外周部分(外周縁部6の外周部分)が外周縁部6の
内周5a側から支持され、その膨出が抑制されるととも
に、副次的なシールがなされる。
【0011】また、被覆材7を延設して外周縁部6の内
周面5aをも被覆すると、管材10の端面外周隅部とガ
スケット材2との間に被覆材7が介在され、ガスケット
1を圧縮した際に、管材10がガスケット材2にくい込
むのを阻止し、損傷を防止できる。そして、本発明は、
前記外周縁部6が、前記被挟圧部3の一側面3a側に突
出しており、被挟圧部3の他側面3bを被覆する被覆材
7が、管材10の径方向外側に延設されて外周縁部6の
反突出側の側面4aを被覆していることを特徴とするも
のである。
【0012】これによれば、外周縁部6の突出部分の反
対側側面についても、被挟圧部3を被覆する被覆材7を
延設して被覆するようにしているため、ガスケット材2
の表裏両側面において、管材10の端面外周隅部とガス
ケット材2との間に被覆材7が介在され、ガスケット1
を圧縮した際に、管材10がガスケット材2にくい込む
のを阻止し、損傷を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜3は、本発明の第1の実施
形態を示しており、本実施形態に係るガスケット1は、
主にクランプ式の継手11を用いて2本の管材10,1
0を連結する場合に用いられるものであり、管材10,
10の突き合わせ面にガスケット1を介装配置し、管材
10,10の突き合わせ部分にクランプ式継手11を挟
んで締めつけることで管材10,10を連結し、ガスケ
ット1により継手部分がシールされるようになってい
る。
【0014】ガスケット1は、リング状をなすガスケッ
ト材2と、このガスケット材2の表面を被覆するリング
状の被覆材7とで構成されている。ガスケット材2は弾
性材料にて形成されており、管材10の突き合わせ面に
対向して継手11の締付け操作によって圧縮される被挟
圧部3と、管材10の径方向外側に位置していて前記被
挟圧部3の外周部分から延設されて管材10の軸心方向
(長手方向)に突出する外周縁部6とを有し、その断面
が略L字状をなしている。前記外周縁部6は、前記被挟
圧部3から管材10の径方向外側に延設された延設部4
と、この延設部4の一側面側から管10の軸心方向に突
出されていて管材10の外周面に対向する内周面5aを
有した突条部5とで構成されている。
【0015】なお、上記ガスケット材2の材料として
は、シリコーンゴム、ニトロリルゴム、クロロプレンゴ
ム、ウレタンゴムなどの合成ゴムや天然ゴム等の弾性材
料が適用される。被覆材7は、熱可塑性樹脂材料にて形
成されており、上記被挟圧部3の表裏両側面3a,3b
を被覆する部分7a,7bと、被挟圧部3の内周面3c
を被覆する部分7cと、被挟圧部3の一側面(突条部5
突出側の側面)3aを被覆する部分7aから延設されて
突条部5の内周面5aを被覆する部分7dと、被挟圧部
3の他側面(突条部5反突出側の側面)3bを被覆する
部分7bから管材10の径方向外側へ延設されて延設部
4の側面4aを被覆する部分7eとを有し、この被覆材
7の各部7a,7b,7c,7d,7eは、ガスケット
材2の各面3a,3b,3c,5a,4aに接着されて
いる。
【0016】また、ガスケット材2の被挟圧部3および
被挟圧部3を被覆する被覆材7a,7bの表裏両側の径
方向略中央部には、この被挟圧部3と被覆材7a,7b
とがともに突出して形成された突部8,8が周方向に設
けられており、この突部8,8は、管材10の端面に凹
設した円弧状の周溝10cに嵌合されるようになってい
る。
【0017】前記ガスケット材2の内周面3cを被覆す
る被覆材7cの外周面には、ガスケット材2側(ガスケ
ット1の径方向外方)に突出する突起9が周方向に形成
されており、この突起9は断面形状が横長の方形状をな
し、ガスケット材2の被挟圧部3内に埋入して接着され
ており、ガスケット1を圧縮した際に被挟圧部3によっ
て挟持されるようになっている。
【0018】なお、上記被覆材7の材料としては、熱可
塑性樹脂材料、特に、耐熱性、耐薬品性、耐酸、耐アル
カリ性に優れた性質をもつ四フッ化エチレン樹脂、六フ
ッ化プロピレン共重合体又はテトラフルオロエチレンと
エチレン共重合体等のフッ素系樹脂が適用され、また、
使用状況等に応じて、ポリアセタール、ナイロン、ポリ
カーボネート、PPSなどのエンジニアリング樹脂を使
用してもよい。
【0019】また、フッ素系樹脂で形成される被覆材7
の厚さは0.3〜1.0mm程度が好ましく、前記突起
9の形状は、シール時における圧縮によってガスケット
材2により挟持されるような形状であれば、図示したも
ののほか台形、3角形状としてもよい。ガスケット1
は、射出成形法によって被覆材7を上記形状に成形し、
この被覆材7を成形型の一部となしてガスケット材2と
なるシリコーンゴム等の溶融物を注入する方法、あるい
は圧縮成形法によって成形されるようになっている。な
お、ガスケット材2の外周面を除くほぼ表面全体に亘っ
て被覆材7が接着されているので、両者の接着が強固に
なされ、また突起9によってもガスケット材2と被覆材
9との接着面積を拡げて強固に接着されている。
【0020】上記に説明したガスケット1を2本の管材
10,10の突き合わせ面間に介装してシールを行う場
合、まず、一方の管材10の端面にガスケット1の一側
面を対接させ、他方の管材10の端面をガスケット1の
他側面に対接させる。このとき、ガスケット1の突部
8,8が管材10の周溝10cに嵌合され、また、ガス
ケット材2の突条部5が管材10の外周に嵌合されるよ
うになっているため、管材10に対するガスケットの位
置決めが容易に行え、迅速且つ確実に適正位置にガスケ
ット1を配置することができる。
【0021】そして、管材10の端部に形成したフラン
ジ部10aの外周にクランプ式継手11を挟むようにし
て嵌合し、該クランプ継手11を管材10の直径方向に
締めつけ、フランジ部10aおよびクランプ継手11の
接触面が外狭まり状のテーパー面10b,11bとされ
ているため、このテーパー面10b,11bの作用で管
材10,10が互いに軸心方向に近接しながら連結さ
れ、ガスケット1の被挟圧部3は管材10の軸心方向に
圧縮されて継手部分が突部8を有する被挟圧部3によっ
て主シールされる。
【0022】この際に、ガスケット1の内周面側では、
ガスケット材2の被挟圧部3によって被覆材7cの突起
9が強固に挟持されて管材10内部への膨出が防止さ
れ、管の内周面と略面一の状態を保持することができ
る。一方、ガスケット1の外周面側では、突条部5の内
周面5aが被覆材7dによって被覆され接着しているた
め、この被覆材7dによって外周縁部6の外周部分が内
周側から支持されることとなり、被挟圧部3を圧縮した
際のガスケット材2の外周部の膨出が防止されるように
なっているとともに、被覆材7dによって副次的なシー
ルがなされる。
【0023】また、被覆材7は、ガスケット材2の被挟
圧部3の両側面3a,3bから管材10の径方向外側に
延設されていて、それぞれ突条部5の内周面5a、延設
部4の側面4aとを被覆(7d,7e)しているので、
管材10の外周隅部とガスケット材2との間に被覆材7
が介在されるようになり、ガスケット1を締付け圧縮し
た際に、管材10の外周隅部がガスケット材2にくい込
んで損傷を生じさせるようなことも少なくなる。
【0024】図4及び図5は、本発明の第2の実施形態
を示しており、本実施形態に係るガスケット1は、主に
ナット式継手(袋ナット)12を用いて管材10を連結
する場合に用いられるものであり、管材10の突き合わ
せ面にガスケット1を介装配置し、一方の管材10の端
部に袋ナット12を係合し、他方の管材10に形成した
雄ネジに袋ナット12を螺合し締めつけることで2本の
管材10を連結するとともに、ガスケット1により継手
部分をシールするようになっている。なお、本実施形態
における管材10は、その端面に周溝を形成しておらず
平面状とされている。
【0025】ガスケット1は、上記第1実施形態と同様
にリング状のガスケット材2と、ガスケット材2の表面
を被覆する被覆材7とで構成されており、本実施形態で
はガスケット材2は、被挟圧部3の断面形状が内周面側
を厚肉とした横向き略台形状をなしており、ガスケット
1を管材10,10間で圧縮した際に、外周側よりも内
周側(管路側)の方を強く圧縮してシール性を向上する
ように配慮がなされている。
【0026】また、ガスケット材2の被挟圧部3および
被挟圧部3を被覆する被覆材7a,7bの表裏両側の内
周3c,7c寄りには、上記第1の実施形態と同様に突
部8,8が周方向に形成されており、被挟圧部3の内周
面3cを被覆する被覆材7cには、上記第1の実施形態
と同様に突起9が形成され、該突起9の先端は上記突部
8,8間に達する位置まで延設されている。
【0027】本実施形態においては、第1の実施形態と
略同様の効果を奏し、圧縮したガスケット1の内周面お
よび外周面の膨出を防止でき、特に外周面側の膨出を防
止することでナット12の雌ネジ部12aにガスケット
1の外周面が接触することがなく、ナット12の回動の
抵抗を与えたり、ガスケット材2を傷つけるようなこと
も防止される。
【0028】また、上記突部8,8は、管材10の端面
を介して圧縮すると、突部8,8が押圧されて偏平化
し、管材10の端面に強く密着してシール性を向上す
る。さらに、被覆材7cの突起9が、突部8,8間に達
する位置にまで延設されているため、強く圧縮される突
部8,8間で突起9が強固に挟持され、ガスケット1の
内周面側の膨出をより抑えることができるようになって
いる。
【0029】本発明は、上記第1,第2の実施形態に限
ることなく適宜設計変更可能であり、例えばガスケット
材2の突条部5を被覆する被覆材7dは、突条部5の基
部から内周面5aの大部分を覆うように設けられている
が、内周面5aの中途位置まで延設して被覆するように
してもよく、また、内周面5aの全体を被覆したり、更
には、内周面5aを越えて突条部5の先端面若しくは外
周面まで延設して被覆するようにしてもよい。
【0030】また、ガスケット材2の延設部4の側面4
aを被覆する被覆材7eは、前記他側面4aの全体を被
覆しガスケット材2の外周面側に若干かかる位置まで延
設しているが、全体でなくとも管材10の径方向外側位
置であれば延設部4の中途位置まで延設して被覆するよ
うにしてもよい。更に、ガスケット材2は、外周縁部6
の突条部5を被挟圧部3の両側面側に突出させて断面略
T字状に形成してもよく、この場合、被挟圧部3の両側
面3a,3bを被覆する被覆材7a,7bを、外周縁部
6の両突条部5の内周面5aを被覆するように延設して
接着すればよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1に
よれば、ガスケット材は、管材の突き合わせ面に対向し
て圧縮される被挟圧部と、管材の径方向外側に位置して
前記被挟圧部の外周部から管材の軸方向に突出する外周
縁部とを有しているので被挟圧部で主シールが、外周縁
部で副次的なシールがなされ、該外周縁部が突出する側
の被挟圧部の側面を被覆する被覆材が、前記外周縁部の
内周面に延設して接着されているので、この延設された
被覆材によって、ガスケット材の外周部分を外周縁部の
内周側から支持し、ガスケットを圧縮した際の外周面の
膨出が抑制され、この膨出に起因するガスケット材の損
傷を防止する。
【0032】また、被覆材を延設して外周縁部の内周面
をも被覆しているため、管材の端面外周隅部とガスケッ
ト材との間に被覆材が介在され、ガスケットを圧縮した
際に、管材がガスケット材にくい込むのを阻止し、損傷
を防止して耐久性向上を図ることができる。本発明の請
求項2によれば、ガスケット材の外周縁部が、被挟圧部
の一側面側に突出しており、被挟圧部の他側面を被覆す
る被覆材が、管材の径方向外側に延設されて外周縁部の
反突出側の側面を被覆しているため、外周縁部の突出部
分の反対側側面についても被挟圧部を被覆する被覆材を
延設して被覆し、管材の端面外周隅部とガスケット材と
の間に被覆材を介在させ、ガスケットを圧縮した際の管
材のくい込みを阻止し、損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るガスケットの断
面図である。
【図2】同ガスケットを直径方向に切断した状態を示す
斜視図である。
【図3】同ガスケットの使用状態を示した断面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るガスケットの断
面図である。
【図5】同ガスケットの使用状態を示した断面図であ
る。
【図6】従来技術に係るガスケットの断面図である。
【符号の説明】
1 ガスケット 2 ガスケット材 3 被挟圧部 3a 被挟圧部の側面 3b 被挟圧部の側面 4 延設部 4a 延設部の側面 5 突条部 5a 内周面 6 外周縁部 7 被覆材 10 管材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結される2本の管材(10)の突き合
    わせ面に介装されるガスケットであって、弾性材料より
    なるリング状のガスケット材(2)と、熱可塑性樹脂材
    料よりなり前記ガスケット材(2)の表面を被覆する被
    覆材(7)とを有したガスケットにおいて、 前記ガスケット材(2)は、前記管材(10)の突き合
    わせ面によって圧縮される被挟圧部(3)と、管材(1
    0)の径方向外側に位置して前記被挟圧部(3)の外周
    から管材(10)の軸心方向に突出された外周縁部
    (6)とを有し、この外周縁部(6)が突出する側の被
    挟圧部(3)の側面(3a)を被覆する被覆材(7)
    が、前記外周縁部(6)の内周面(5a)に延設して接
    着されていることを特徴とするガスケット。
  2. 【請求項2】 前記外周縁部(6)が、前記被挟圧部
    (3)の一側面(3a)側に突出しており、被挟圧部
    (3)の他側面(3b)を被覆する被覆材(7)が、管
    材(10)の径方向外側に延設されて外周縁部(6)の
    反突出側の側面(4a)を被覆していることを特徴とす
    る請求項1に記載のガスケット。
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