JP2003176881A - プロテクタ付ホース - Google Patents

プロテクタ付ホース

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JP2003176881A
JP2003176881A JP2002286296A JP2002286296A JP2003176881A JP 2003176881 A JP2003176881 A JP 2003176881A JP 2002286296 A JP2002286296 A JP 2002286296A JP 2002286296 A JP2002286296 A JP 2002286296A JP 2003176881 A JP2003176881 A JP 2003176881A
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JP
Japan
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hose
protector
hose body
ring
nipple
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Withdrawn
Application number
JP2002286296A
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English (en)
Inventor
Atsuo Miyajima
敦夫 宮島
Minoru Kawasaki
実 川崎
Tsutomu Kodama
勉 小玉
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニップル等に装着容易なプロテクタ付ホース
を提供することを目的とする。 【解決手段】 筒状のホース本体10と、ホース本体1
0の外周面を覆う状態でかつ同軸的に配設された筒状の
プロテクタ20と、ホース本体10とプロテクタ20と
をその両端部で一体的に接合し、ニップルが挿入結合さ
れるニップル挿入口を形成する筒状の係合部30とから
なり、ホース本体10の端部12は周方向に凹凸となる
波状で拡径可能となっていることを特徴とする。このプ
ロテクタ付ホースは、係合部30が一体的に形成されて
いるため、ニップル等他の装置への接合が容易となると
共に、ホース本体10とプロテクタ20との一体性が高
い。さらに、ホース本体10の端部12が周方向に凹凸
となる波状となっているため端部の拡径、縮径が容易で
あるため、ニップルを容易に係合部に装着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周側からの熱、
火炎等の危害に対して抵抗力の高いプロテクタ付ホース
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロテクタ付ホースとしては、液
体を通すホース本体の外周側を同軸的に覆う筒状のプロ
テクタとからなるホースが知られている。この従来のプ
ロテクタ付ホースは、特許文献1〜4に見られるよう
に、ホース本体とそれを覆う筒状のプロテクタとの間に
空間を形成すべく色々と工夫がなされている。また、プ
ロテクタ付ホースの締結に関しては、接続金具を用いる
ものが特許文献5に開示されている。
【0003】
【特許文献1】実開昭62−174192号公報
【特許文献2】実開昭56−18488号公報
【特許文献3】実開昭61−188087号公報
【特許文献4】実開平2−46194号公報
【特許文献5】実公平3−34548号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロテクタ付ホ
ースは、ホース本体の一部あるいは全体をプロテクタで
覆う構造のものである。このため従来のプロテクタ付ホ
ースを他の装置に接続する場合、特別に設計した金具を
必要とした。また、ニップル等に接続する場合、プロテ
クタ付ホースのホース本体に直接ニップルを挿入する必
要があった。このためホース本体としては、柔軟なゴム
あるいはエラストマーで作る必要があり、剛性の高い樹
脂等でホース本体をつくることができなかった。
【0005】本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、ニップル等に装着容易なプロテクタ付ホース
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプロテクタ付ホ
ースは、筒状のホース本体と、該ホース本体の外周面を
覆う状態でかつ同軸的に配設された筒状のプロテクタ
と、該ホース本体と該プロテクタとをその両端部で一体
的に接合し、ニップルが挿入結合されるニップル挿入口
を形成する筒状の係合部とからなり、前記ホース本体の
端部は周方向に凹凸となる波状で拡径可能となっている
ことを特徴とする。
【0007】本発明のプロテクタ付ホースでは、係合部
が一体的に形成されているため、ニップル等他の装置へ
の接合が容易となる。また、係合部がホース本体とプロ
テクタとを一体的に固定するため、ホース本体とプロテ
クタとの一体性が高い。さらに、ホース本体の端部が周
方向に凹凸となる波状となっているため端部の拡径、縮
径が容易であるため、ニップルを容易に係合部に装着で
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明のプロテクタ付ホース
の実施の形態について説明する。
【0009】本発明のプロテクタ付ホースは、筒状のホ
ース本体と、該ホース本体の外周面を覆う状態でかつ同
軸的に配設された筒状のプロテクタと、該ホース本体と
該プロテクタとをその両端部で一体的に接合し、ニップ
ルが挿入結合されるニップル挿入口を形成する筒状の係
合部とからなり、前記ホース本体の端部は周方向に凹凸
となる波状で拡径可能となっていることを特徴とする。
【0010】本発明のプロテクタ付ホースを構成するホ
ース本体は、従来のプロテクタ付ホースのホース本体を
そのまま使用できる。すなわち、ホース本体として、従
来のゴムホース、エラストマーホース、樹脂ホース、内
周部を樹脂で形成し外周部をゴムとする複層ホース等を
使用できる。ホース本体として樹脂ホースを使用するこ
とにより、耐ガソリン透過性に優れたプロテクタ付ホー
スを得ることができる。
【0011】ホース本体と係合部とが接触する部分、す
なわち、ホース本体の端部には、周方向に一周する内周
面側からみて凹状または凸状のリングをもつ形状とする
ことができる。このリングはホース本体と係合部との一
体性を高めるための嵌合係止部としてあるいは係合部に
挿入保持されるニップルの先端部外周面に設けられる凸
状または凹状の係止リングと間接的に嵌合係止される嵌
合係止部となる。また、係合部に接触されているホース
本体の先端で、挿入保持されるニップルの外周側に位置
する部分は、周方向に凹凸となる波状に形成する。かか
る周方向に凹凸となる波状とすることにより、ホース本
体の端部は拡径可能となり、ニップルの挿入が容易とな
る。
【0012】プロテクタとしては、前記した従来のプロ
テクタをそのまま使用できる。耐熱、耐火炎等の特性を
プロテクタに求める場合、プロテクタをゴムで形成する
のが好ましい。ゴムで形成することにより、熱可塑性樹
脂で形成した場合に起こる溶融による消失を避けること
ができ、ホース本体への熱、火炎の影響を長く阻止でき
る。
【0013】プロテクタは一対の部分で構成し、一方の
部分の一端部は他の部分の一端部に同軸的に被嵌され、
軸方向に相対移動可能となるようにしてもよい。
【0014】係合部はプロテクタと一体的に形成して
も、予め形成されたプロテクタの端部をインサートし
て、一体的に成形しても、プロテクタと独立に成形し、
その後プロテクタと組み合わせてもよい。
【0015】係合部はゴム状弾性体で形成し、挿入され
るニップルにより拡径され、弾性的にニップルを挟持す
るものが好ましい。このため、係合部の軸孔は挿入され
るニップルの外周径、外周形状に合わせた形状とする必
要がある。かかる軸孔の形状として従来の軸孔の形状を
採用できる。
【0016】係合部にはホース本体の端部が接触する。
係合部をゴムでホース本体を樹脂製とすることにより、
挿入保持されるニップルとホース本体の間に同軸的に介
在する係合部の部分をシール部として利用することがで
きる。
【0017】なお、係合部はホース本体の端部を埋設す
るようにインサート成形してもよいし、あるいはホース
本体の端部が挿入される係合部の内周面にリング状に開
口し軸方向と平行あるいは軸方向と傾斜して深くなるリ
ング状の有底リング溝をもつものとして成形し、その有
底リング溝にホース本体端部を挿入係止することができ
る。
【0018】なお、係合部は、プロテクタの端部から一
体的に延出しホース本体の端部の外周面に重ね合わされ
た連結部と、該連結部の端部から一体的に延出し前記ホ
ース本体の内周面に重ね合わされた折り返し部とを有し
てもよい。かかる場合、折り返し部で形成される軸孔に
ニップルが挿入保持される。ニップルの挿入あるいは引
き抜き時にニップルによりもたらされる軸方向の力によ
り、折り返し部が連結部と軸方向に相対移動しないよう
に、両者が接触する部分の一方に凹部、他方に凸部を形
成し、凹凸の嵌合で両者を一体化するのが好ましい。
【0019】また、折り返し部と連結部との間に形成さ
れるリング溝をホース本体の端部が挿入されるリング溝
とすることもできる。また、挿入保持されたホース本体
と折り返し部との間に軸方向に対して抵抗となる部分を
形成することも好ましい。かかる抵抗となる部分とし
て、一方の部分に、周方向に一周する凹状または凸状の
リングと、他方の部分にこれと型対称の関係にある周方
向に一周する凸状または凹状のリングとで形成すること
ができる。これら一対のリングを嵌合することにより、
ホース本体と係合部の折り返し部分を一体化できる。
【0020】また、当接されて一体となる係合部の外周
面に、その外周面をリング状に締結する外環と、一体と
なっているホース本体の端部の内周面に、その内周面を
支えるリング状の内環とを設け、係合部とホース本体の
一体性を高めることも好ましい。
【0021】なお、係合部をプロテクタおよびホース本
体とは別体として形成し、係合部の外周面にプロテクタ
の端部を同軸的に被嵌して一体とし、係合部の内周面に
ホース本体の端部同軸的に装着して一体としてもよい。
かかる場合に、プロテクタの外周面にその外周面をリン
グ状に締結する外環と、ホース本体の端部の内周面にそ
の内周面を支えるリング状の内環とを設けることも好ま
しい。
【0022】本願発明のプロテクタ付ホースは、ホース
本体とプロテクタとが係合部で一体化されている。そし
て係合部はニップルが挿入固定されるように形成されて
いるため、結合用の金具等を必要としない。また、プロ
テクタと係合部とを一体的に形成することにより、部品
点数が少なくなり、製造コストおよび組み立て作業性が
良くなる。
【0023】
【実施例】〔参考例1〕図1は、本発明に係る参考例1
の自動車の燃料ホース用のプロテクタ付ホースを被結合
パイプ(ニップル50)に嵌め合わせた状態を一部破断
正面図により示したものである。樹脂ホースFは、内部
に設けた筒状の樹脂製のホース本体10と、ホース本体
10の外側に同心状に配設された耐炎ゴム製のプロテク
タ20とプロテクタ20と一体的に形成された係合部3
0とからなる。
【0024】ホース本体10は、ポリアミド樹脂製で、
所定長さの蛇腹形状部11とその両端に設けた円筒形の
結合端部12(以下、端部と記す)とからなる。
【0025】プロテクタ20は、ホース本体10の蛇腹
形状部11と略密着状態となっている蛇腹形状部21を
具備し、その両端には係合部30が一体的に形成されて
いる。係合部30はホース本体10の端部12の外周面
に一体的に重ね合わされた連結部35とこの端部12の
外側に延出され、折り返して形成され、端部12の内周
面側に一体的に重ね合わされた折り返し部38とをも
つ。これらプロテクタ20および係合部30を構成する
材料としては、ゴムの他に塩化ビニール樹脂等の軟質か
つ難燃性の樹脂を用いてもよい。
【0026】つぎに、上記プロテクタ付ホースの製造工
程について、図2により概略的に説明する。
【0027】まず、図2(a)に示す、耐火炎性のゴム
で作られた、両端側に折り返し部38と連結部35とが
筒状に軸方向に連結された形状の係合部30をもつプロ
テクタ20を用意する。この係合部30をもつプロテク
タ20は通常の芯金を用いる通常のゴムホースの製造方
法で製造できる。次に、図2(b)に示すように、両端
の折り返し部38の内周面側に端部治具41を挿入して
嵌合させる。その後図2(c)に示すように、これを金
型40に挿入して嵌め合わせ、係合部30をもつプロテ
クタ20の軸孔の内にポリアミド樹脂製のパリソン15
を挿入する。そして、図2(d)に示すように、パリソ
ン15の端部治具41からのはみ出し部分を金型40の
両端の押さえ部42によってパリソン15内部を外気か
ら遮断し、内部に挿入した空気供給管43を通してパリ
ソン15内部に高圧空気を吹き込み、パリソン15を膨
らませて係合部30をもつプロテクタ20の内壁になじ
ませる。その後、成形されたパリソン15を含むこの係
合部30をもつプロテクタ20を金型40から取りだ
し、端部治具41を取り外し、図2(e)に示すよう
に、その隙間に回転刃42を挿入してパリソン15を切
断し、切断されたパリソン15の部分をホース本体10
としたもあである。これにより、図2(f)に示す、端
部の折り返し部38が軸方向に延びた状態の係合部30
をもつプロテクタ20が得られる。このゴムプロテクタ
20の端の折り返し部38を折り返すことにより、図1
に示す、係合部30をもつプロテクタ20が得られる。
【0028】この参考例1のプロテクタ付ホースは、係
合部30の折り返し部38を折り返してホース本体10
の端部12の内側に重ね合わせたことにより、ニップル
50を嵌め合わせたときに、折り返し部38がホース本
体10の端部12とニップル50との間に介在するの
で、両者の接続部分のシール性が確保される。そのた
め、従来のようにホース本体10とニップル50との接
続部分にシール性を確保する為のゴムキャップが不要と
なり、ゴムキャップ形成のための金型が不要になると共
にゴムキャップ成形、嵌め合わせた工程が不要になる。
したがって、耐ガソリン透過性、耐炎性等に優れたプロ
テクタ付ホースが安価に提供される。
【0029】〔参考例2〕この参考例2のプロテクタ付
ホースでは、図3(a)に示す、係合部30をもつプロ
テクタ20を用意した。このものは、参考例1の係合部
30をもつプロテクタ20と、その係合部30の連結部
35の内周面側に周方向に一周するリング溝36を持つ
ことのみが異なり、他の部分および材質は同じである。
【0030】このリング溝36を持つ係合部30付きプ
ロテクタ20の内周面側に参考例1と同じ方法でホース
本体10を形成すると、図3(b)に示すように、リン
グ溝36にそってパリソンが成形され、リング溝36に
重ね合わされてホース本体10の端部の一部が周方向に
一周する拡径された、外周面側で凸状内周面側で凹状の
リング13が形成される。このリング13の凹状溝に折
り返し部38が折り返されて重なる。
【0031】この参考例2のプロテクタ付ホースでは、
ホース本体10のリング13により折り返し部38とホ
ース本体10の端部12との軸方向の相対的移動が規制
される。このためニップルを挿入固定する場合に折り返
し部38がホース本体10の端部12に対して軸方向に
相対的移動することが抑制される。なお、挿入固定され
るニップルの先端部の外周面にリング13の凹状溝に嵌
合する凸状のリングを形成することにより、ニップルの
挿入嵌合がより確実になる。また、ニップルの挿入嵌合
直前に挿入抵抗が高くなり、嵌合時に挿入抵抗が低くな
るため、ニップルの挿入嵌合を容易に知ることができる
メリットがある。
【0032】〔参考例3〕次に、参考例3のプロテクタ
付ホースについて、図4により説明する。この参考例3
のプロテクタ付ホースにおいては、係合部30の折り返
し部38の厚みを連結部35の厚みより肉厚にしたこと
にある。このように、ニップルの挿着に際し変形される
折り返し部38の厚みが厚くなったことにより、ニップ
ル50をプロテクタ付ホースに挿入する際、ニップルに
よる拡径変形を折り返し部38で吸収させることより容
易となり、容易にニップル50を挿入することができ
る。
【0033】〔参考例4〕次に、参考例4のプロテクタ
付ホースについて、図5により説明する。この参考例に
おいては、係合部30の折り返し部38の外径rAを連
結部35の内径rBより小さくしたことにある。これに
より、折り返し部38をホース本体10の端部12内面
に折り返した際に、折り返し部38のホース本体部10
の端部12との重なり部分にたるみやしわを生じ難くす
ることができる。これにより、折り返し部38、ホース
本体10の端部12内側及びニップル50の密着性を良
くすることができ、プロテクタ付ホースのシール性を高
めることができる。
【0034】〔参考例5〕次に、参考例5のプロテクタ
付ホースについて、図6により説明する。このプロテク
タ付ホースにおいては、図6(a)に示すように、プロ
テクタ付ホースの係合部30の折り返し部38と連結部
35の境界部分37の厚みを他の部分の厚みより肉薄と
したことにある。これにより、折り返し部38を折り返
したときに、曲げた部分が薄くなるのでこの部分の盛り
上がりを抑えることができ、プロテクタ付ホースの開口
部が狭められないので、ニップル50をホースに容易に
挿入することができる。なお、肉薄の部分を、図6
(b)〜図6(d)に示すように、折り返し部38側に
設けるようにしてもよい。特に、図6(c)、(d)に
示すように、外側に窪みを設けたときには、折り返し部
38を折り返したときに、係合部30の開口部分はロー
ト状に開口端に向かって内径が広がるテーパ状開口部と
なるので、ニップル50を係合部30に容易に挿入する
ことができる。
【0035】〔参考例6〕次に、参考例6のプロテクタ
付ホースについて、図7により説明する。参考例6のプ
ロテクタ付ホースは、プロテクタ付ホースの係合部30
の連結部35の内周面側に周方向に一周するリング溝3
6を形成するとともに折り返し部38の内周面にこのリ
ング溝36と型対称となるリング状の凸条39を形成
し、さらにホース本体10の端部12のこのリング溝3
6と当接する部分を外周面側で凸状となり、内周面側で
凹状の周方向に一周する拡径されたリング13を形成
し、リング溝36にこの拡径されたリング13を嵌合固
定させ、さらにこのリング13の内周面側の凹条リング
溝に折り返し部38のリング状の凸条39を嵌合させた
ものである。
【0036】この参考例6のプロテクタ付ホースでは、
参考例2のプロテクタ付ホースと同様、ホース本体10
のリング13により折り返し部38とホース本体10の
端部12との軸方向の相対的移動が規制される。このた
めニップルを挿入固定する場合に折り返し部38がホー
ス本体10の端部12に対して軸方向に相対的移動する
ことが抑制される。なお、挿入固定されるニップル50
の先端部の外周面にリング13の凹状溝に嵌合する凸状
のリング51を形成することにより、ニップル50の挿
入嵌合がより確実になる。また、ニップル50の挿入嵌
合直前に挿入抵抗が高くなり、嵌合時に挿入抵抗が低く
なるため、ニップル50の挿入嵌合を容易に知ることが
できるメリットがある。
【0037】本参考例のプロテクタ付ホースでは、ニッ
プル50が係合部30に挿入嵌合された後、係合部30
の外周面にバンド状締め付け部材55を取り付け、係合
部30をニップル50に軸芯方向に締め付け、ニップル
50と係合部30との係合をより強固のものとしてい
る。
【0038】〔参考例7〕次に、参考例7のプロテクタ
付ホースについて、図8により説明する。この参考例の
プロテクタ付ホースは、折り返し部38と連結部35と
の境界部分37の内側面に傾斜37aを設けたことにあ
る。これにより、折り返し部38を折り返したときに、
プロテクタ付ホースの外端部から内部にかけて内周面側
に折り返し部の傾斜37aが設けられるので、ニップル
50をプロテクタ付ホースに容易に挿入することができ
る。
【0039】〔参考例8〕次に、参考例8のプロテクタ
付ホースについて、図9により説明する。参考例8のプ
ロテクタ付ホースは、図9(a)、図9(b)に示すよ
うに、折り返し部38の内側面及び外側面の少なくとも
一方に、折り返し部38の長さ方向に垂直にリング状の
突起部38a、38bを設けたことにある。これによ
り、突起部38a、38bがOリングと同様の作用をす
るので、プロテクタ付ホースのシール性を向上させるこ
とができる。また、内側に突起部38aを設けた場合に
は、ニップル50をプロテクタ付ホースに挿入した後、
ニップル50に引き抜く力が作用した際に、折り返し部
38がめくれ難くなるため、折り返し部38のめくれと
共にニップル50が引き抜かれることを防止することが
できる。さらに、外側に突起部38bを設けた場合に
は、プロテクタ付ホースの外端部に開口面積を大きくす
ることができるので、ニップル50をプロテクタ付ホー
スに容易に挿入することができる。
【0040】なお、突起部38a、38bの形状につい
ては、半円形状に限らず例えば図9(c)、図9(d)
に示すように、鋸歯形状38c、38dであってもよ
い。さらに、図示しないが、突起部については内側面及
び外側面の両方に設けるようにしてもよい。
【0041】〔参考例9〕次に、参考例9のプロテクタ
付ホースについて、図10により説明する。参考例9の
プロテクタ付ホースは、図10(a)に示すように、折
り返し部38の内側面に、折り返し部38の長さ方向に
垂直にリング状の突条38aを設けると共に、連結部3
5の内側面にリング状の突条38aと嵌合するリング状
溝35aを設けたことにある。リング状の突条38aが
リング状溝35aに嵌合されることにより、ニップル5
0をプロテクタ付ホースに挿入した後、ニップル50を
引き抜く力が作用するとき、リング状の突条38aとリ
ング状溝35aとの結合作用により折り返し部38のめ
くれが確実に防止される。なお、図10(b)に示すよ
うに、リング状の突条38aを折り返し部38の先端に
設けてもよく、連結部35に折り返し部38を折り返し
たときリング状の突条38aに結合するようにリング状
溝35aを設けてもよい。また、図10(c)に示すよ
うに、ホース本体10の端部12にリング状突条14を
設け、折り返し部38の先端に設けたリング状の溝38
eと嵌合させてもよい。
【0042】〔参考例10〕次に、参考例10のプロテ
クタ付ホースについて、図11により説明する。参考例
10のプロテクタ付ホースは、図11(a)に示すよう
に、ホース本体10の端部12を係合部30の連結部3
5の中間部分まで配設させたものである。これにより、
折り返し部38を折り曲げることにより、折り返し部3
8の一部がホース−本体10の端部12を越えた部分で
連結部38に直接重なるようになる。この重なり部分W
は、硬いホース本体10の端部12が入り込んでいない
ゴムのみで形成されているため柔軟性が高い。このた
め、ニップル50を係合部30に容易に挿入することが
できる。また、係合部30の耐ガソリン透過性は、折り
返し部38のホース本体10の端部12との重なり部分
によって保証される。なお、図11(b)に示すよう
に、折り返し部38と端部12に重なっていない連結部
35に凹部38eと凸部38fを設けて両者を係合させ
ることにより、ニップル50に引き抜く力が作用した
際、折り返し部38のめくれが生じニップル50が引き
抜かれることを防止することができる。
【0043】〔参考例11〕次に、参考例11につい
て、図12により説明する。参考例11においては、図
12(a)に示すように、ホース本体10を2層構造と
している。すなわち、ホース本体10の内側を耐ガソリ
ン透過性の高い層10bによって構成し、外側を接着性
の良い層10cによって構成している。接着性の良い層
10cについては、接着剤を塗布したり、または耐ガソ
リン透過性の高い層10bの外側面にナトリウムエッチ
ング処理、プラズマ火炎処理、スパッタリング処理等の
表面処理を施したりすることにより得られる。このよう
にホース本体10の外側を接着性の良い層10cとする
ことにより、ホース本体10を係合部30およびプロテ
クタ20に直接接着させることができる。このため、ホ
ース本体10が肉薄の場合に、ホース内が負圧状態にな
ってもホース本体10が内側に凹むいわゆる棚落ち状態
を回避することができる。これにより、ホース本体10
の肉厚の選択範囲を広げることができる。
【0044】また、図12(b)に示すように、例えば
ホース本体10の内側を硬質で耐ガソリン透過性の高い
層10bによって構成し、外側を軟質で柔軟性の良い層
10cを設けることもできる。そして、端部12以外の
部分の内側層の硬質で耐ガソリン透過性の高い層10b
の肉厚を厚くしてホース本体10の強度を高め、端部1
2については外側層の柔軟性の良い層10cを肉厚とす
ることにより、ニップル50の挿入を容易にさせること
ができる。
【0045】〔参考例12〕次に、参考例12のプロテ
クタ付ホースについて、図13により説明する。参考例
12のプロテクタ付ホースにおいては、端部12を除く
ホース本体10及びプロテクタ20の間に空間を設ける
ことにより耐熱層をもたせたものである。なお、この参
考例12のプロテクタ付ホースでは、係合部30および
プロテクタ20と別にホース本体10を予め成形し、係
合部30およびプロテクタ20に後から既に成形された
ホース本体10を組み付け、ホース本体10の端部12
を係合部30の連結部35と折り返し部38とで挟持固
定することにより、製造したものである。
【0046】ホース本体10とプロテクタ20との間に
空間が存在する。このためプロテクタ20が加熱され高
温となってもその熱は空間で遮断され、ホース本体10
に伝わりにくい。このためホース本体10の溶融が遅く
なりプロテクタ付ホースの耐火炎性を向上させることが
できる。
【0047】また、プロテクタ20とホース本体10と
の間に空間を設けたことにより両者が長さ方向にずれ易
くなるが、ホース本体10の端部12が係合部30の連
結部35と折り返し部38とで挟持固定されているた
め、ホース本体10の位置が固定される。このためプロ
テクタ20とホース本体10とのずれを防止することが
できる。
【0048】なお、参考例1〜参考例11のプロテクタ
付ホースでは、ホース本体10とプロテクタ20との間
に空間を設けない構造のものとしたが、参考例12のプ
ロテクタ付ホースのように、ホース本体10とプロテク
タ20との間に空間を設けるようにしてもよい。また、
ホース本体10とプロテクタ20とをそれぞれ異なった
ピッチの蛇腹形状とすることもできる。これにより、ホ
ース本体10を硬質樹脂や金属樹脂等で形成しても、得
られるプロテクタ付ホースの柔軟性を確保することがで
きる。また、プロテクタ20とホース本体10の長さ方
向のずれについては、ホース本体10の端部12を係合
部30で固定することによりホース本体10とプロテク
タ20とのずれを防止することができる。
【0049】なお、上記各参考例においては、係合部3
0でホース本体10の端部12を挟持固定したのみであ
るが、係合部30とホース本体10の端部12とを接着
させてもよい。これにより、ニップル50に引き抜く力
が作用したとき、係合部30の折り返し部38にめくれ
が生じニップル50が引き抜かれることを防止すること
ができる。
【0050】また、上記各参考例においては、ホース本
体10の肉厚を中間の蛇腹形状部11と端部12とで同
一にしているが、端部12を中間部分に比べて薄肉にす
ることもできる。これにより、ニップル50が挿入され
るホース端部の係合部30の柔軟性が高められる。その
ため、ニップル50のホースヘの挿入が容易となる。そ
して、中間部分の蛇腹形状部11は通常の肉厚であるた
め、ホースの耐ガソリン透過性が害されることもない。
【0051】また、上記各参考例においては、ホース本
体10としてポリアミド樹脂を用いているが、ポリアミ
ド樹脂に代えてフッ素系、ポリエステル系、ポリ塩化ビ
ニル系、ポリアセタール系、PPS系等の耐ガソリン、
耐ガソリン透過性に優れた樹脂またはステンレス、アル
ミニウム等の金属を用いてもよい。
【0052】〔参考例13〕参考例13のプロテクタ付
ホースを図14により説明する。このプロテクタ付きホ
ースでは、図14(a)に示すホース本体10を使用す
る。このホース本体10は参考例1のプロテクタ付きホ
ースと同様ポリアミド樹脂製で、ブロー成形により予め
調整しておいたものである。また、係合部30およびプ
ロテクタ20は図14(b)に示すように一体的にゴム
で型成形されている。この参考例では、図上右側の係合
部30は折り返し部38が予め折り返した状態で成形さ
れている。そして図上左側の係合部30は軸方向に延び
る状態で成形されている。また、係合部30の連結部3
5にはリング状の溝35gが折り返し部38にはリング
状の溝35gに対応する位置にリング状の突条35fが
形成され、折り返し部38を折り返した状態で、図上の
右側の係合部30に示されているように拡径された部分
をもつリング状の深い溝が形成される。
【0053】本参考例のプロテクタ付きホースは、図1
4(c)に示すように、まず図上右側の係合部30の連
結部35と折り返し部38との間の溝にホース本体10
の端部12を挿入する。最後に図14(d)に示すよう
に、図上右側の折り返し部38を軸心側に折り込み本実
施プロテクタ付きホースが製造される。なお、ホース本
体10の端部12には、拡径部13が設けられている。
これらの端部12の拡径部13と連結部35の溝35g
および折り返し部38のリング状の突条35fにより、
ホース本体10の端部12は連結部35と折り返し部3
8との間の溝に軸方向に滑ることなく固定される。
【0054】本参考例では、係合部30の折り返し部3
8が予め折り込まれているためその部分の折り返しを必
要としないだけ作業効率が高くなる。なお、後からホー
ス本体10を係合部30に装着できる場合には、両端の
係合部30を予め折り込んだ状態で成形することもでき
る。
【0055】〔参考例14〕参考例14のプロテクタ付
ホースを図15に示す。このプロテクタ付きホースで
は、プロテクタ20と係合部30との境界部分で軸芯側
にリング状に突出させた内周径の小さい部分29を形成
するとともに、ホース本体10の蛇腹形状部11と端部
12との境界部分にも、上記軸芯側にリング状に突出し
た部分29に嵌合する軸芯側に凹んだリング溝19を形
成して嵌合させている。これにより係合部30を有する
プロテクタ20とホース本体10とはより確実に一体化
され、ホース本体10が係合部30より抜け落ちる可能
性がより低くなっている。
【0056】また、本参考例のプロテクタ付ホースで
は、ニップル50への締結としてバンド型の締めつけ具
55を用い、係合部30の外周側より軸芯方向に係合部
30を付勢し、ニップル50の外周面との間で強く挟持
するようにしている。
【0057】〔参考例15〕参考例15のプロテクタ付
ホースを図16に示す。このプロテクタ付きホースは参
考例14のプロテクタ付ホースで使用したホース本体1
0の端部12を短くしたもので、挿入保持されるニップ
ル50の先端側の拡径部51がホース本体10の端部1
2の中に入れる程度としている。係合部30の軸方向の
大部分には硬いホース本体10が入り込んでいないた
め、ニップル50の挿入が容易である。また、ホース本
体10の端部12とニップル50の拡径部51との間に
係合部30の折り返し部38の先端部分が挟持されてい
るため、その部分がシール機能を発揮する。したがって
シール性も優れている。
【0058】〔参考例16〕このプロテクタ付ホースを
図17に示す。このプロテクタ付きホースはそれぞれ別
個に作ったポリアミド樹脂製のホース本体10とゴム製
の係合部30をもつプロテクタ20とからなる。
【0059】ホース本体10はその中央に位置する蛇腹
形状部11とその両端に一体的に形成された端部12と
からなる。各端部12は、蛇腹形状部11に隣接する直
径の小さい第一径小部121、直径の大きい第一拡径部
122、第二径小部123、断面半円状の第二拡径部1
24およびラッパ状に先端が拡大するラッパ状端部12
5からなる。一方、係合部30をもつプロテクタ20は
波の低い蛇腹形状に形成され、係合部30はプロテクタ
20より小径でかつ肉厚に形成されている。また、係合
部30の内周面の形状は、それと嵌合するホース本体1
0の端部12の外周面形状と型対称の第一径小部30
1、直径の大きい第一拡径部302、第二径小部30
3、断面半円状の第二拡径部304およびラッパ状に先
端が拡大するラッパ状有底溝305およびこのラッパ状
有底溝305で形成されたリング状リップ306をも
つ。また、係合部30の外周面の形状は、ラッパ状有底
溝305の底に対応する位置から端側の部分が僅かに小
径となり、さらに先端側にリング状の小突起をもつ。
【0060】ホース本体10は係合部30をもつプロテ
クタ20に挿入され、その端部12はそれぞれ係合部3
0の内周面に嵌合される。また、各端部12のラッパ状
端部125は、係合部30のラッパ状有底溝305に押
し込まれて装着される。このラッパ状端部125の装着
により係合部30のリング状リップ306は図上右側に
良く明示されているようにそのリップ先端が軸芯側に突
出する。
【0061】このプロテクタ付ホースにニップル50を
挿入すると、ニップル50の先端にある拡径部51がホ
ース本体10の端部12の第二拡径部124に嵌まり込
み、リング状リップ306はホース本体10の端部12
のラッパ状端部125とニップル50の外周面との間で
挟持されることになる。これにより、リング状リップ3
06はホース本体10とニップル50との間をシールす
る。
【0062】本参考例のプロテクタ付ホースは、ホース
本体10のラッパ状端部125が軸方向に短いため、係
合部30のラッパ状有底溝305への装着が容易で組付
け性に優れている。また、係合部30とホース本体10
の端部12とは軸方向に連続する拡径部、小径部、拡径
部でそれぞれ嵌合しているため一体性が高い。また、リ
ング状リップ306がシールとして機能するため、シー
ル特性がよい。
【0063】〔参考例17〕このプロテクタ付ホースの
要部断面を図18に示す。このプロテクタ付きホースは
参考例16のプロテクタ付ホースのホース本体10の端
部12の形状と係合部30の内周面の形状を僅かに変え
たものである。すなわち、ホース本体10の端部12の
ラッパ状端部125と断面半円状の第二拡径部304と
の間の部分を広くしたものである。これによりホース本
体10の端部12のラッパ状端部125が係合部30と
ともにクランプ55によりニップル50との間で挟持さ
れる構造となっている。
【0064】本参考例のプロテクタ付ホースは、クラン
プ55によりホース本体10の端部12がニップル50
との間で挟持されるため、ニップル50とホース本体1
0との結合が強固となる。
【0065】〔参考例18〕このプロテクタ付ホースの
要部断面を図19に示す。このプロテクタ付きホースは
その端部12の軸方向中程に拡径部13を設けるととも
に、係合部30の折り返し部38の先端に軸芯方向に突
出するリング状のストッパ381を設けたものである。
【0066】このホース本体10の端部12の拡径部1
3は装着されるニップル50の拡径部51に対応した位
置関係にあり、ニップル50の拡径部51が端部12の
拡径部13に嵌合係止されるとともにニップル50の先
端がリング状のストッパ381に当接係止される。これ
によりニップル50の嵌合係止が容易となる。
【0067】〔参考例19〕このプロテクタ付ホースの
要部断面を図20に示す。このプロテクタ付きホースは
そのホース本体10の端部12の先端部分に周方向にリ
ング状に配設された複数の貫通孔121をもつ。そして
係合部30の連結部35には、端部12の貫通孔121
に合致した位置に凹部351が、また、折り返し部38
の貫通孔121に合致した位置に該凹部351と嵌合す
る凸部382が形成されている。これらの凸部382
は、折り返し部38が折り返された際、貫通孔121を
突き抜け、連結部35の凹部351と嵌合係止される。
これら凸部382と凹部351との嵌合係止により、折
り返し部38は連結部35により一体的に結合される。
これによりニップルの引き抜き時に、折り返し部38が
連結部35より引き抜かれることがなくなる。
【0068】〔実施例1〕このプロテクタ付ホースの要
部断面を図21に示す。このプロテクタ付きホースはホ
ース本体10の端部12の形状を、図21の右側に断面
を示すように、ホース本体10の端部12は周方向に凹
凸となる波状となった拡径可能としたものである。ホー
ス本体10と一体的に形成された係合部30に設けられ
たリング溝も端部12の断面形状に適合するように周方
向に凹凸となる波状となっている。
【0069】この実施例のプロテクタ付ホースでは、ホ
ース本体10の端部12が周方向に凹凸となる波状とな
っているため端部12の拡径、縮径が容易である。この
ためニップルを容易に係合部30に装着できる。
【0070】〔参考例20〕このプロテクタ付ホースを
図22に示す。このプロテクタ付きホースはそのプロテ
クタ20が軸方向に互いに相対移動可能な嵌装関係にあ
る2部品で形成されている点に特色がある。即ち、プロ
テクタ20は外周径の小さい第一プロテクタ23とこれ
を同軸的に覆っている内周径の大きい第ニプロテクタ2
4とから構成されている。第一プロテクタ23と第ニプ
ロテクタ24とはテレスコープの関係にあり、両者の軸
方向に重なり合っている部分が拡張可能となる。係合部
30はそれぞれ第一プロテクタ23、第ニプロテクタ2
4の端部に一体的に形成されている。
【0071】このプロテクタ付ホースは、図22(b)
に示すように、第一プロテクタ23、第ニプロテクタ2
4およびホース本体10をそれぞれ個々に製造し、ホー
ス本体10の端部12をそれぞれ第一プロテクタ23、
第ニプロテクタ24と一体的に形成された係合部30の
リング溝に装着することにより組付けることができる。
一対の係合部30,30が別部品として形成されている
ためホース本体10の各端部12をそれぞれの係合部3
0,30のリング溝に挿入できるため挿入作業が極めて
容易となる。
【0072】図22(c)に示すように、本参考例のプ
ロテクタ付ホースは、プロテクタ20が軸方向に伸縮可
能のため柔軟性が高い。また、プロテクタ20を蛇腹形
状とする必要性が少ないため型費が安い。さらにホース
本体10の軸方向長さが異なる複数のプロテクタ付ホー
スに同一のプロテクタを使用できる。
【0073】〔参考例21〕本参考例のプロテクタ付ホ
ースを図23に示す。このプロテクタ付きホースは樹脂
製ホース本体10とゴム製のプロテクタ20とゴム製の
係合部30とから構成されている。
【0074】ホース本体10は、蛇腹形状部11とこの
両端に一体的に形成された端部12とから成っている。
各端部12には、軸方向中間位置に半径方向外方に突出
する環状の拡径部125が形成され、またその先端にリ
ング状の溝126が形成されており、このリング状の溝
126において相手パイプのニップル50の環状の拡径
部51に弾性的に嵌まり込んでいる。
【0075】一方端部12の内周面には硬質リング38
5が嵌合されている。ここで硬質リング385は樹脂
製、金属製何れでも良い。
【0076】尚、端部12と蛇腹形状部11との境界部
には半径方向内向きに突出する環状の突出部127が形
成されている。この突出部127は硬質リング385に
対する位置決めのためのものである。
【0077】プロテクタ20は、厚肉且つ円筒形状の端
部205とそれらの間の蛇腹形状部206とから成って
いる。このプロテクタ20とホース本体10との各蛇腹
形状部206,11の間には所定の隙間が形成されてお
り、それらの間の部分が空気層42とされている。
【0078】係合部30は短筒状の部材であって固定部
307と嵌合シール部308とが軸方向に連続して形成
されている。この係合部30は、固定部307がホース
本体10及びプロテクタ20の各端部12,205によ
りサンドイッチ状に挟まれた状態でこれらに嵌合され、
そして硬質リング385とプロテクタ20の端部205
の外面に配された樹脂リング206とにより、これら固
定部307及びホース本体10とプロテクタ20との各
端部12,205が内外両面から挟圧されて互いに固定
されている。
【0079】尚この樹脂リング206は、ホース本体1
0、プロテクタ20、係合部30をインジェクション型
にセットした状態で、これらホース本体10、プロテク
タ20、係合部30の固定部を硬質リング385ととも
に加圧する状態にインジェクション成形されたものであ
る。
【0080】但しこのようなインジェクション成形によ
る樹脂リング206に代えて金属リングを用いてかしめ
固定を行うようにしても良い。
【0081】係合部30は、固定部307に連続する嵌
合シール部308においてニップル50の外周面に直接
嵌合された上、クランプ部材55にてクランプされてい
る。
【0082】尚本例のホース本体10は、ポリアミド樹
脂から成っており、またプロテクタ20、係合部30が
それぞれCRゴム、NBR・PVCゴムから成ってい
る。
【0083】但しホース本体10は樹脂単層としても良
いし、2層以上の積層構造としても良い。また本例にお
いてホース本体10は樹脂材料をブロー成形して成るも
のである。
【0084】ここでプロテクタ20、係合部30の何れ
もその材質については適宜のものを用いることが可能で
ある。
【0085】本例においてプロテクタ付ホース全体及び
各部の寸法は、ホース全長が240mm、ホース本体1
0の蛇腹形状部11の肉厚が0.5mm、その蛇腹形状
部11の各蛇腹のピッチが6mm、高さが6mmとされ
ている。
【0086】またプロテクタ20は、蛇腹形状部206
の肉厚が2mm、円筒形状の端部205の肉厚が2mm
とされており、更に係合部30は、軸方向長さが60m
m、固定部307の肉厚が4.5mm、嵌合シール部3
08の肉厚が5mmとされている。尚樹脂リング206
の材質はポリアミド樹脂である。但しこれらの寸法値は
あくまで一例である。
【0087】本例のプロテクタ付ホ一スは、ホース本体
10とプロテクタ20及び係合部30が一体に組み付け
られており、係合部30の嵌合シール部308を相手パ
イプのニップル50に嵌め込んでクランプするだけで、
これらホース本体10、プロテクタ20及び係合部30
の三者から成るプロテクタ付ホースをニップル50に簡
単に接続することができ、接続作業性も良好である。
【0088】また係合部30は柔軟なものであってニッ
プル50と隙間なく良好に密着し、シール性も良好であ
る。
【0089】更に本例ではホース本体10の先端がニッ
プル50の先端に弾性嵌合状態で密着状態に重なってい
るため、シール性が良好で係合部30が内部の流体(ガ
ソリン)に直接曝されることがなく、従ってガソリンに
よる係合部30の劣化が抑制されるとともに、係合部3
0を内部のガソリンが外部に透過するのが良好に防止さ
れ更に振動等によってニップル50とホース本体10の
先端との嵌合位置がずれるのが防止され、接続部の信頼
性も良好である。
【0090】更にホース本体10は樹脂製であって良好
な耐ガソリン性、耐ガソリン透過性を有する一方、その
外側には耐炎ゴム製のプロテクタ20が配されているた
め耐熱性、耐炎性も良好である。
【0091】また高価なフッ素ゴムのような材料を用い
なくても良いので、価格も安価に抑えることができる。
【0092】加えて本例ではホース本体10の端部12
と係合部30とが密着状態に嵌合された上、硬質リング
385と樹脂リング206とによりプロテクタ20の端
部205を介して内外両面から挟圧されており、更にホ
ース本体10の端部12には軸方向外方に突出する環状
の突出部125が形成されていて、この突出部125が
係合部30に食い込んだ状態となっているため、ホース
本体10と係合部30との嵌合部のシール性も良好であ
る。
【0093】また本例のプロテクタ付ホースの場合、係
合部30とプロテクタ20とが別体を成しているため、
これらを特性の異なる別々のゴム材料にて構成できる利
点がある。
【0094】即ち係合部30を耐ガソリン透過性に優れ
たゴム材料で、またプロテクタ20を耐炎性に優れたゴ
ム材料でそれぞれ構成でき、各部に必要な機能に応じて
適正なゴム材料を用いることができる。これにより安価
なゴム材料を用い且つ所要の特性を有するプロテクタ付
ホースを構成することができる。
【0095】尚、樹脂リング206をインジェクション
成形すると同時にかかる樹脂リング206と硬質リング
385とでホース本体10とプロテクタ20との各端部
12,205及び係合部30の固定部307とを挟圧状
態に固定する方法として、図24に示す方法を好適に用
いることができる。
【0096】この方法では、図24(A)に示している
ようにインジェクション成形型40に押え部44,46
を形成しておき、そしてインジェクション成形型40,
42に硬質リング385、ホース本体10、プロテクタ
20及び係合部30をセットして型合せし、このとき押
え部44,46においてプロテクタ20の端部205を
押え込んだ状態とする(図24(B)参照)。
【0097】そしてこれら押え部44,46の間に形成
されたキャビティ48内にその軸方向中間位置において
半径方向内向きに形成した注入口60より樹脂材料を注
入して樹脂リング206を成形し(図24(C)参
照)、同時に硬質リング385とともにホース本体10
の端部12、係合部30の固定部307、プロテクタ2
0の端部205を圧迫し、固定する。
【0098】この方法によれば、注入口60より注入さ
れた溶融樹脂がプロテクタ20の端部205を介して係
合部30をホース本体10の端部12に押し付け、それ
らの間のシールを確実にする効果が得られる。
【0099】なお、図26(A)に示しているようにホ
ース本体10における端部12の軸方向中間部位を半径
方向内向きに環状に凹陥させて、その凹陥部124内に
係合部30の肉を食い込ませる様にすることも可能であ
るし、また図26(B)に示しているようにかかる端部
12に半径方向内向きの環状の突出部125,124を
一対設けて、これらにより硬質リング385の位置を定
めるといったことも可能である。
【0100】〔参考例22〕図25は本発明の参考例2
2のプロテクタ付ホースを示している。この例ではプロ
テクタ20、ホース本体10の円筒形状の端部12,1
2の軸方向の一部が半径方向外向きに環状に突出する凸
曲形状となされており、そしてプロテクタ20の端部2
06に形成された半径方向内向きの環状の係合凹部20
7の内部にホース本体10の端部12の凸曲部(係合凸
部)127が嵌まり込んでいる。
【0101】またホース本体10の端部12の内向きの
環状の係合凹部128の内部には係合部30の環状の係
合凸部305が嵌まり込んでおり、以てこれら係合部3
0、プロテクタ20の端部206及びホース本体10の
端部12の三者が互いに固定されている。
【0102】またホース本体10の端部12において
は、係合凹部128の隣接位置に径方向外向きの環状の
第二の係合凹部129が形成されており、この第二係合
凹部129の内部に、プロテクタ20の端部206の内
向きの第二の凸曲部(係合凸部)208が嵌まり込んで
互いに固定されている。
【0103】この他本発明は自動車用エアインテークホ
ースその他のホースにも適用可能であるし、またホース
本体、プロテクタとして上例以外の様々な材質のものを
用いることも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱
しない範囲において、当業者の知識に基づき種々変更を
加えた形態で構成可能である。
【0104】
【発明の効果】本発明のプロテクタ付ホースでは、係合
部が一体的に形成されているため、ニップル等他の装置
への接合が容易となる。さらに、係合部がホース本体と
プロテクタとを一体的に固定するため、ホース本体とプ
ロテクタとの一体性が高い。また、本発明のプロテクタ
付ホースは、ガソリン、灯油、化学薬剤等の輸送に使用
するホースとして最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例1のプロテクタ付ホースの一部
破断断面図である。
【図2】参考例1のプロテクタ付ホースの製造工程を概
略的に示す断面図である。
【図3】参考例2のプロテクタ付ホースの要部を概略的
に示す断面図である。
【図4】参考例3のプロテクタ付ホースの係合部を構成
する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分拡
大断面図である。
【図5】参考例4のプロテクタ付ホースの係合部を構成
する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分拡
大断面図である。
【図6】参考例5のプロテクタ付ホースの係合部を構成
する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分拡
大断面図である。
【図7】参考例6のプロテクタ付ホースの係合部を構成
する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分拡
大断面図である。
【図8】参考例7のプロテクタ付ホースの係合部を構成
する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分拡
大断面図である。
【図9】参考例8のプロテクタ付ホースの係合部を構成
する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分拡
大断面図である。
【図10】参考例9のプロテクタ付ホースの係合部を構
成する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部分
拡大断面図である。
【図11】参考例10のプロテクタ付ホースの係合部を
構成する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部
分拡大断面図である。
【図12】参考例11のプロテクタ付ホースの係合部を
構成する連結部及び折り返し部の折り返し前後を示す部
分拡大断面図である。
【図13】参考例12のプロテクタ付ホースの一部破断
断面図である。
【図14】参考例13のプロテクタ付ホースの製造工程
を概略的に示す断面図である。
【図15】参考例14のプロテクタ付ホースの一部破断
断面図である。
【図16】参考例15のプロテクタ付ホースの一部破断
断面図である。
【図17】参考例16のプロテクタ付ホースの一部破断
断面図である。
【図18】参考例17のプロテクタ付ホースの係合部お
よびホース本体端部を示す部分拡大断面図である。
【図19】参考例18のプロテクタ付ホースの係合部お
よびホース本体端部を示す部分拡大断面図である。
【図20】参考例19のプロテクタ付ホースの係合部お
よびホース本体端部を示す部分拡大断面図である。
【図21】実施例1のプロテクタ付ホースの係合部およ
びホース本体端部を示す部分拡大断面図である。
【図22】参考例20のプロテクタ付ホースの一部破断
断面、一部断面および外観を概略的に示す。
【図23】参考例21のプロテクタ付ホースの一部破断
断面図である。
【図24】参考例22のプロテクタ付ホースの樹脂リン
グの製造方法の一例を概略的に示す。
【図25】参考例22のプロテクタ付ホースの一部破断
断面図である。
【図26】参考例21のプロテクタ付ホースの変形例の
要部断面図である。
【符号の説明】
10:ホース本体 20:プロテクタ 30:係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小玉 勉 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 Fターム(参考) 3H024 AA04 AB06 AC02 3H111 AA02 BA12 BA15 CA16 CA42 CA47 CB28 DA11 DB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のホース本体と、 該ホース本体の外周面を覆う状態でかつ同軸的に配設さ
    れた筒状のプロテクタと、 該ホース本体と該プロテクタとをその両端部で一体的に
    接合し、ニップルが挿入結合されるニップル挿入口を形
    成する筒状の係合部と、からなり、前記ホース本体の端
    部は周方向に凹凸となる波状で拡径可能となっているこ
    とを特徴とするプロテクタ付ホース。
  2. 【請求項2】 前記ホース本体は樹脂又は金属又はその
    複合材料で構成され、前記プロテクタはゴム状弾性体で
    形成されている請求項1記載のプロテクタ付ホース。
  3. 【請求項3】 前記ゴム状弾性体は架橋されたゴムであ
    る請求項2記載のプロテクタ付ホース。
  4. 【請求項4】 前記ホース本体の端部は前記係合部に同
    軸的に埋設保持されている請求項1記載のプロテクタ付
    ホース。
  5. 【請求項5】 前記係合部は、前記プロテクタの端部か
    ら一体的に延出し前記ホース本体の端部の外周面に重ね
    合わされた連結部と、該連結部の端部から一体的に延出
    し前記ホース本体の内周面に重ね合わされた折り返し部
    とを有する請求項4記載のプロテクタ付ホース。
  6. 【請求項6】 前記ホース本体の端部は周方向に一周す
    る内周面側からみて凹状または凸状のリングをもつ請求
    項5記載のプロテクタ付ホース。
  7. 【請求項7】 前記連結部と前記折り返し部は、前記ホ
    ース本体の凹状または凸状の前記リングと互いに型対称
    となって係止される周方向に一周する凹状または凸状の
    リングが設けられている請求項6記載のプロテクタ付ホ
    ース。
  8. 【請求項8】 前記ホース本体の凹状または凸状の前記
    リングは、前記係合部に挿入保持されるニップルの先端
    部分の外周面を一周する凸状または凹状の係合リングが
    係合する位置に設けられ、該ホース本体の凹状または凸
    状の該リングはニップルの凸状または凹状の該係合リン
    グと間接的に嵌合係止される請求項6記載のプロテクタ
    付ホース。
  9. 【請求項9】 前記折り返し部はその内周面または外周
    面の少なくとも一面を一周するリング状の突起部をもつ
    請求項5記載のプロテクタ付ホース。
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