JP2002089762A - 接続構造体 - Google Patents

接続構造体

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JP2002089762A
JP2002089762A JP2000262704A JP2000262704A JP2002089762A JP 2002089762 A JP2002089762 A JP 2002089762A JP 2000262704 A JP2000262704 A JP 2000262704A JP 2000262704 A JP2000262704 A JP 2000262704A JP 2002089762 A JP2002089762 A JP 2002089762A
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resin tube
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annular
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Hisahiro Shimizu
久廣 清水
Minoru Kataoka
稔 片岡
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/20Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics based principally on specific properties of plastics
    • F16L47/24Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics based principally on specific properties of plastics for joints between metal and plastics pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/002Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces

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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂チューブや金属チューブの端部を接続部
材で接続し、十分大きな耐引抜き性とシール性が得られ
る接続構造体、及び途中に逆止弁装置(ワンウェイバル
ブ)を配置した接続構造体を提供する。 【解決手段】 エラストマーからなり型成形された表面
をもつ接続部材20を用いて、その両端部に金属チュー
ブ30と樹脂チューブ40を固着する。樹脂チューブ4
0は接続端部41の外周面に環状突起部42を有し、接
続部材20に圧入又は加硫接着によって、締結部材を用
いることなく固着される。また、接続部材20に固着し
た金属チューブ30と樹脂チューブ40の間に、接続部
材20と一体又は別体のワンウェイバルブを配置するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料用配
管などとして金属チューブと樹脂チューブを接続部材で
接続する場合のように、一方の管状部材を筒状の接続部
材で相手部材に接続する接続構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば燃料系やエヤー系の配
管としては、その殆どがゴムホースと相手部材である金
属チューブとで構成され、両者の組み付けにクランプな
どの金属製の締結部材を使用していた。
【0003】しかし、このような配管構造では、最近の
低コスト化及び軽量化の要求に対応することが難しいう
え、ゴムホースと金属チューブを組み付ける際に両者の
接続部外周にクランプなどを嵌めて締め付ける必要があ
るため、組み付けの作業性が悪く、また接続部における
シール性も十分ではなかった。
【0004】そこで、ゴムホースの代りに樹脂チューブ
を使用し、接続部材を用いてクランプなしで金属チュー
ブと組み付けることが検討されている。この種の接続構
造体及びこれに用いられる接続部材としては、例えば実
開昭57−117490号公報に記載されたものがあ
る。即ち、図20に示すように、弾性材料で筒状に形成
された接続部材1の両端に、外周に複数の環状突部2a
が形成された管状部材2の挿入端部と、樹脂チューブ3
の接続端部をそれぞれ圧入するものである。
【0005】しかしながら、かかる従来の接続部材1
は、接続用の穴部が単に軸と平行に滑らかなストレート
状に形成されているだけなので、管状部材2の挿入端部
が容易に抜けないようにするために、接続用穴部の内径
を挿入端部の外径よりも十分小さく設定する必要があ
り、このため圧入するのに大きな挿入力を必要とし、ま
た大きな挿入力を必要とする割には、十分な耐引き抜き
力が得られないという問題を有していた。更に、樹脂チ
ューブ3の抜けを防止するために、クランプなどの締結
部材4を用いる必要があった。
【0006】また、他の樹脂チューブの接続構造体とし
ては、例えば実開昭63−132189号公報に記載さ
れたものが知られている。即ち、エアクリーナーとナス
ロットルボディとを樹脂チューブを介して接続するの
に、樹脂チューブをエアクリーナーの排出管にゴム製の
ホース(筒部材)を仲立ちにしてつなぐようになした樹
脂チューブの接続構造体が知られている。
【0007】かかる従来の樹脂チューブの接続構造体
は、樹脂チューブとゴム製筒部材の接続部のシール性を
高めるために、図21に示すように、ブロー成形により
形成された樹脂チューブ6の挿入端部6aの外周面に螺
旋状の波形部7を設け、この螺旋状の波形部7に波形の
金属管8を密に螺着してある。この波形の金属管8がゴ
ム製筒部材5の一端の嵌合穴に挿入されると共に、筒部
材5の先端部の外周にクリップ9が配置され、流体が濡
れないように金属管8の後部に形成されたストレート部
8aに対して比較的強く緊締できるようになっている。
尚、図中の矢印はエンジンに吸入される空気の流れであ
る。
【0008】しかしながら、かかる従来の樹脂チューブ
の接続構造体では、波形の金属管8を必要とするため部
品点数が多くなると共に、樹脂チューブ6の挿入端部に
螺着された金属管8の外周面とゴム製筒部材5の内周面
との間が滑りやすいため、樹脂チューブ6が筒部材5か
ら抜ける恐れがあった。
【0009】更に、自動車のエンジンとブレーキ倍力装
置のブースターを接続する配管においては、エンジン側
が負圧になるように、即ち流体が常にエンジン側に向か
って流れ、逆方向には流れないようにする必要がある。
そこで従来は、バキュームブレーキホースのようなゴム
ホースやゴムジョウイントの内部に、弁バネで付勢され
た弁体を備えた逆止弁を配置して使用していた。
【0010】このような逆止弁装置として、実開昭63
−42997号公報に記載された構造のものがある。例
えば、図22に示すように、バキュームブレーキホース
のようなゴムホース10の内部に別体の逆止弁11を挿
入配置するものであり、逆止弁11は略円筒状のハウジ
ング12と、ハウジング12の一端に形成された弁座1
3と、弁座13に向かって付勢される弁体14と、弁体
14を弁座13に向かって付勢する弁バネ15とを備え
ている。
【0011】しかし、このような従来の逆止弁装置は、
ハウジング12、弁座13と弁体14、弁バネ15など
の多数の部品から構成されるうえ、その組み立て及びゴ
ムホース内部への挿入が面倒であった。また、上記した
ように最近ではゴムホースを樹脂化する傾向にあるが、
樹脂チューブでは逆止弁を弾性変形させながら内部に挿
入し且つ固定することが難しい。そこで、樹脂チューブ
を中間で切断する一方、逆止弁の両端にニップル部を設
け、それぞれのニップル部に切断した樹脂チューブの端
部を圧入して接続することが行われているが、作業が面
倒でコスト高になるという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点を解消するために、ゴムホースの樹脂化に
対応して、樹脂チューブや金属チューブの端部を接続部
材の嵌合穴に圧入する際の力を小さく抑制しつつ、十分
大きな耐引抜き性とシール性が得られる接続構造体を提
供することを第1の目的とし、途中に逆止弁装置(ワン
ウェイバルブ)を配置した接続構造体を提供することを
第2の目的とする。
【0013】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明が提供する接続構造体は、樹脂チューブのた
めの接続構造体であって、エラストマーからなり、一方
の端部に第1の嵌合穴を有すると共に、他方の端部に第
2の嵌合穴を有し、型成形された表面をもつ筒状の接続
部材と、該接続部材の第1の嵌合穴の内径より大きい外
径の挿入端部が該第1の嵌合穴に挿入固着された金属チ
ューブと、該接続部材の該第2の嵌合穴に接続される接
続端部の外周面に突出して形成された環状突起部を有
し、該他方の端部をその外周から環状に配設された締結
部材で緊締することなく該接続端部が前記接続部材の該
第2の嵌合穴内に固着接続された樹脂チューブとを備え
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明が提供する他の接続構造体
は、樹脂チューブのための接続構造体であって、エラス
トマーからなり、一方の端部に嵌合穴を有する型成形さ
れた表面をもつ筒状の接続部材と、該接続部材の該嵌合
穴に接続される接続端部の外周面に突出して形成された
環状突起部を有し、該一方の端部をその外周から環状に
配設された締結部材で緊締することなく該接続端部が前
記接続部材の該嵌合穴内に固着接続された樹脂チューブ
とを備えることを特徴とする。
【0015】上記本発明の接続構造体において、その一
つの態様として、前記樹脂チューブの接続端部の外径が
前記接続部材の第2の嵌合穴の内径よりも大きく形成さ
れていて、該樹脂チューブの接続端部が該接続部材の第
2の嵌合穴に圧入されている。また、別の態様として
は、樹脂チューブの接続端部の外周に型成形された前記
接続部材が、加硫接着により該樹脂チューブに固着され
ている。
【0016】上記の接続構造体においては、前記接続部
材の第1の嵌合穴が、前記金属チューブの挿入端部の外
径よりも小さい内径を有し、且つ該一端から内方に向か
って内径が漸次小径となる環状のテーパ面をもつテーパ
面部と、該テーパ面部よりも内方に前記金属チューブの
挿入端部の先端部を挿入可能に設けられ該先端部の外径
以下の内径を有する最内嵌合穴部と、該テーパ面部と該
最内嵌合部との間に配置され前記金属チューブの該挿入
端部の外径よりも大きい内径を有する環状溝部とを備え
る。その場合、前記金属チューブは、前記接続部材の該
第1の嵌合穴内に挿入された挿入端部の先端部が該最内
嵌合穴部に配置されると共に、該先端部の外周面に前記
接続部材の該環状溝部に嵌合配置される該環状溝部の内
径よりも大きい外径を有する環状突部を備えている。
【0017】更に、本発明が提供する接続構造体は、前
記接続部材の第1の嵌合穴と第2の嵌合穴との間の中間
穴部に、一端側と他端側に生じる流体の圧力差により一
端から他端に向かって流通路を開く一方、該他端から一
端には流通不能に構成されたワンウェイバルブを備える
ことを特徴とする。かかる接続構造体において、前記ワ
ンウェイバルブは、前記接続部材の該中間穴部の内周面
から一体に求心方向に延びた周壁を備え、該周壁が一端
から他端に流通可能に且つ他端から一端には流通不能と
なるように、該一端から他端に向かって漸次縮径して実
質的に密接する密接部を有する構造とすることができ
る。
【0018】また、上記本発明に係わる前記ワンウェイ
バルブは、前記接続部材の該中間穴部の内周面から一体
に求心方向に延びた周壁を備え、該周壁が一端から他端
に流通可能に且つ他端から一端には流通不能となるよう
に、該一端から他端に向かって漸次求心方向に傾斜する
と共に求心方向に突出した複数の折込部を有し、該複数
の折込部により該周壁の他端部に形成された密接部を有
する萎み部を備える構造とすることができる。
【0019】更にまた、上記本発明に係わる前記ワンウ
ェイバルブは、エラストマーからなり、前記接続部材の
該中間穴部に挿着可能な円筒状の基端部と、該基端部の
円筒壁から一体に求心方向に延びた周壁を備え、該周壁
が一端から他端に流通可能に且つ他端から一端には流通
不能となるように、該一端から他端に向かって漸次求心
方向に傾斜すると共に求心方向に突出した複数の折込部
を有し、該複数の折込部により該周壁の他端部に形成さ
れた密接部を有する萎み部を備える構造であっても良
い。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の接続構造体においては、
自動車の燃料系やエア系の配管として従来のゴムホース
の代りに樹脂チューブを用いると共に、その樹脂チュー
ブを相手部材である金属チューブなどに連結する手段と
して、型成形されたエラストマーからなる筒状の接続部
材を使用する。樹脂チューブの接続端部はストレートに
延びる直管状であり、その外周面には1つ又は複数の環
状突起部が半径方向外方に突出して形成されている。
【0021】このような本発明の接続構造体において
は、樹脂チューブの接続端部がエラストマーからなる接
続部材の第2の嵌合穴に圧入されるか、又は樹脂チュー
ブの接続端部の外周にエラストマーからなる接続部材が
型成形により加硫接着されることによって、互いに強固
に且つ密に固着されている。尚、圧入により固着する場
合には、樹脂チューブの接続端部の外径を予め接続部材
の第2の嵌合穴の内径よりも大きく形成しておく必要が
ある。
【0022】このような構成を有する本発明の接続構造
体は、樹脂チューブの環状突起部を有する接続端部が接
続部材の第2の嵌合穴に強固に固着できるため、接続部
材の外周をクランプやクリップなどの締結部材で締め付
けなくても、十分なシール性を確保できると同時に、接
続部材の耐引抜き性を高めることができる。特に、樹脂
チューブの環状突起部が、一端側から他端側に向かって
漸次小径となる環状テーパ面と、このテーパ面の他端背
後に実質的に軸方向に直角な環状起立面とを備えること
により、接続部材の内周面に食込んでシール性と耐引抜
き性がより一層高められる。
【0023】エラストマーからなり、型成形によって形
成される接続部材は、樹脂チューブの接続端部に一体的
に形成することもできる。即ち、通常のごとく成形した
樹脂チューブの接続端部を金型内にセットし、その外周
にエラストマーを押出又はインジェクション成形するこ
とにより、樹脂チューブの接続端部外周にエラストマー
からなる接続部材を加硫接着して一体的に固着させるこ
とができる。かかる接続部材を構成するエラストマー
は、特に限定されないが、好ましくは塩素化ポリエチレ
ン、ヒドリンゴムなどを採用することができる。
【0024】また、樹脂チューブの材質は特に限定され
ないが、従来から自動車用チューブに使用されていたも
のを使用でき、例えばナイロンやフッ素樹脂が好適であ
る。また、樹脂チューブは単層であっても、異なる樹脂
を積層した複数層であってもよい。例えば、内層をET
FEとし、その外周にナイロンを接着して積層した複数
層からなる樹脂チューブが、燃料系などに好適に使用さ
れる。
【0025】また、樹脂チューブの形状は、接続部材と
の接続端部がストレートに延びる直管状であれば、接続
端部を除く中間部は直管であっても又は曲がり部を有し
ていてもよい。特に、接続端部を除く中間部に蛇腹部を
備える樹脂チューブは、配管取り付け時に自由に曲折で
きるので好ましい。かかる蛇腹部を備えた樹脂チューブ
は、通常のコルゲート成形により作製することができ
る。尚、樹脂チューブの寸法は用途に応じて適宜定めれ
ばよく、例えば燃料系のフューエルチューブの場合に
は、内径が4〜18mm程度で、肉厚が0.5〜2mm
程度のものが一般的である。
【0026】一方、本発明の接続構造体では、接続され
た樹脂チューブの反対側に位置する接続部材の第1の嵌
合穴に、相手部材である金属チューブの挿入端部を挿入
して固着するようになっている。金属チューブは、一般
的には自動車の各種機器に設けられた金属製のパイプで
あり、例えば、エア系の配管ではエアクリーナーやナス
ロットルボディに既に設置されている金属製パイプなど
である。
【0027】接続部材の第1の嵌合穴に金属チューブを
挿入固着するには、接続部材の第1の嵌合穴の内径を金
属チューブの挿入端部の外径よりも小さく形成し、第1
の嵌合穴に金属チューブの挿入端部を圧入することによ
って、確実に固着することができる。また、金属チュー
ブの挿入端部の外周面に環状突部を設け、この環状突部
と係合する環状溝部を接続部材の第1の嵌合穴の内周面
に予め形成しておくことが好ましい。これにより、接続
部材の第1の嵌合穴に金属チューブの挿入端部を挿入し
たとき、環状突部と環状溝部とが係合して、接続部材と
金属チューブとの間のシール性及び耐引抜き性を向上さ
せることができる。
【0028】好ましくは、筒状の接続部材における第1
の嵌合穴が、金属チューブの挿入端部の外径よりも小さ
い内径を有すると同時に、その一端の入口部から内方に
向かって内径が漸次小径となる環状のテーパ面をもつテ
ーパ面部と、このテーパ面部よりも内方にあって金属チ
ューブの挿入端部の先端部を挿入可能になし、該先端部
の外径以下の内径を有する最内嵌合穴部と、テーパ面部
と最内嵌合穴部との間に配置された環状溝部とを備える
ことができる。一方、この第1の嵌合穴に挿入された金
属チューブの挿入端部は、その先端部が最内嵌合穴部に
配置されると共に、その先端部の外周面には環状溝の内
径よりも大きい外径を有する環状突部を有し、この環状
突部が環状溝部に嵌合配置されるように形成する。
【0029】尚、接続部材と金属チューブとのシール性
及び耐引抜き性を高めるために、必要に応じて、接続部
材の外周面に通常の締結部材を配置して、金属チューブ
に対して締め付けることもできる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の接続構造体の具体例を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の接続構造体の上半分
を断面で示す要部の側面図であり、エラストマーからな
る筒状の接続部材20の第1の端部21に金属チューブ
30の挿入端部31が圧入されると共に、接続部材20
の第2の端部22には樹脂チューブ40の接続端部41
が圧入されている。また、図2は上記接続構造体に用い
る接続部材の側面図であり、その上半分を断面で示して
いる。
【0031】エラストマーからなる筒状の接続部材20
は、一端に第1の嵌合穴21aを有するストレートに延
びる第1の端部21を、他端に第2の嵌合穴22aを有
するストレートに延びる第2の端部22を備えている。
筒状の接続部材20の第1の端部21に形成された第1の
嵌合穴21aには、金属チューブ30の挿入端部31の
外径よりも小さい内径を有する入口部23から内方に向
かって漸次小径となる軸方向内方に延びる管状のテーパ
面部24と、このテーパ面部24の内方に環状溝部25
と、最内嵌合穴部26とが形成され、この第1の嵌合穴
21aに金属チューブ30の挿入端部31が圧入されて
一体的に構成されている。
【0032】金属チューブ30は、その挿入端部31の
先端が接続部材20の第1の嵌合穴21aの入口部23
から挿入され、挿入端部31の先端は第1の嵌合穴21
aの最内嵌合穴部26まで挿入される。そして、金属チ
ューブ30の先端部分32の外周面に形成された環状突
部33が、第1の嵌合穴21aのテーパ面部24と最内
嵌合穴部26の間に配置され環状溝部25内に配置され
る。挿入端部31の先端部分32の外周面に形成されて
いる環状突部33は、好ましくは、図3に示すように、
頂部から先端側に向かって漸次小径となる環状のテーパ
面をもつテーパ壁部33aと、このテーパ壁部33aの
背後(先端と反対側)に実質的に軸直角に形成された環
状の食込み面部33bを備え、この環状の食込み面部3
3bが接続部材20の環状溝部25の内周面に食い込む
ようになっている。
【0033】尚、接続部材20の第1の端部21の入口
部23の内径は金属チューブ30の挿入端部31の外径
よりも小さく設定され、この実施例では、挿入端部31
の外径は9mmであり、入口部23の径は8.7mmで
ある。また、最内嵌合穴部26の内径は、挿入端部31
の外径以下に設定されている。更に、挿入端部31の先
端部分32の外周面に形成されている環状突部33の外
径は環状溝部25の内径よりも大きく設定され、この実
施例では、環状溝部25の内径は9.7mmであり、環
状突部33の外径は10mmである。
【0034】好ましくは、入口部23の開口には金属チ
ューブ30の挿入端部31が挿入し易いようにテーパ面
取り23aが施され、その端の内径は挿入端部31の外
径よりも僅かに大きく9.7mmに設定されている。ま
た、入口部23は開口から軸方向に少し、ちなみに7m
mストレートに延びている。また、テーパ面部24と環
状溝部25の間に比較的短い、ちなみに1mmだけ軸方
向にストレートに延びる部分27が設けられている。ま
た、環状溝部25は、少なくともその軸方向一端側が半
径方向に直角に延びる環状表面に形成されている。ま
た、最内嵌合穴部26の内径は、金属チューブ30の挿
入端部31の外径よりも小さく、ちなみにこの実施例で
は6mmに設定されている。
【0035】本発明の他の形態として、金属チューブ3
0の耐引抜き性を高めるために、図4に示すように、前
記した接続部材20の前記した第1の端部21の外周に
クランプ、バンド、クリップ等の環状に配置された締結
部材35を配設することができる。好ましくは、より耐
引き抜き性を高めるため、一端から他端に向かって距離
を隔てた位置、即ち、挿入配置された金属チューブ30
の先端部分32に形成された環状突部33の近辺外周
に、同軸的に締結部材35を配設する。更には、図4に
示すように、締結部材35が移動しないように、第1の
端部21の外周に一端から他端に向かって距離を隔てた
位置に、締結部材35の一端側環状端面が当接する段差
36を設けるために、一端側よりも外径が小さい小径部
37を設けることができる。
【0036】また、金属チューブ30の耐引抜き性を高
めるための他の形態として、接続部材20の第1の嵌合
穴21aの内周面及び/又は金属チューブ30の挿入端
部31の外周面に、予めゴム系等の接着剤を塗布してお
くことができる。尚、挿入配置される金属チューブ30
を、定められた挿入位置に位置決めするために、図示さ
れていないが、金属チューブ30の挿入端部31の背後
の外周面に挿入量を規制する段差を設けることができ
る。
【0037】一方、図1に示すように、筒状の接続部材
20に設けた第2の嵌合穴22aに固着される樹脂チュ
ーブ40は、軸と平行に滑らかに延びる外周面をもつ接
続端部41の先端が、接続部材20の第2の端部22に
設けた第2の嵌合穴22aの入口部28から挿入され、
接続端部41の先端は接続部材20の最内嵌合穴部26
との段差26aの近くまで挿入されている。樹脂チュー
ブ40の耐引抜き性を高めるために、接続部材20の第
2の嵌合穴22aの内周面及び/又は樹脂チューブ40
の接続端部41の外周面に、予めゴム系等の接着剤を塗
布しておくことができる。
【0038】この樹脂チューブ40は、図5及び6に示
すように、その挿入端部41の外周面に先端41aから
距離を隔てて形成された環状突起部42を備え、好まし
くは互いに距離を隔てて形成された複数の環状突部4
2、42、42を備えている。これらの環状突起部42
は、それぞれ先端41aに向かって漸次小径となる環状
のテーパ面42aと、このテーパ面42aの背後に実質
的に軸に直角な環状の起立面42bとを備えている。そ
して、樹脂チューブ40の接続端部41の後に隣接し
て、接続端部41の外周面から半径方向外方に突出させ
てフランジ状突部43が、また、このフランジ状突部4
3の後方には接続端部41の内周面とほぼ同一内径をも
つ谷部と、この谷部から突出した山部とを連続して形成
された蛇腹部44が一体に形成されている。
【0039】尚、接続部材20の第2の嵌合穴22aの
内径は、樹脂チューブ40を圧入により固着する場合、
樹脂チューブ40の接続端部41の外径よりも小さく設
定される。ちなみに、この実施例では、接続端部41の
外径は12.0mmであり、第2の嵌合穴22aの内径
は9.2mmであり、環状突起部42の外径は15.0m
mである。好ましくは、接続部材20の第2の嵌合穴2
2aは、その入口部28に樹脂チューブ40の接続端部
41を挿入し易いように、テーパ状の面取り28aが施
されている。
【0040】かかる樹脂チューブ40は、図6に示すよ
うに、軸方向両端に同一形状の接続端部41、41を設
けることができる。また、樹脂チューブ40は熱可塑性
樹脂で型成形され、熱可塑性樹脂材料としてはナイロン
11などを好適に採用することができる。
【0041】ここで、樹脂チューブの製造方法について
説明する。この樹脂チューブ40は両端に同一形状の接
続端部41、41を有し、周知のコルゲート成形機を用
いて製造される。即ち、図7に示すように、樹脂押出機
200により長尺の樹脂体を前方に配設したコルゲート
成形機210に連続的に押出し、コルゲート成形機21
0のチェーンで連結された多数の上分割金型211と下
分割金型212の間に狭持しつつ、且つかかる挟持位置
に設けた真空装置230により連続チューブ220の外
周面を金型211、212のキャビティとして形成され
た円筒表面に密着させて、実質的に蛇腹部44と対向セ
クション部45とを交互に型成形し、対向セクション部
45の軸方向中央を点線で示すようにカッターで切断す
る。
【0042】このように切断することにより、上述し且
つ図6に示したように、軸方向両端に同一形状の接続端
部41、41が、また両端の挿入端部41、41の後方
にフランジ状突部43、43が、及び各フランジ状突部
43、43の間に蛇腹部44が、それぞれ一体に型成形
された樹脂チューブ40を次から次ぎへと連続的に製造
することができる。
【0043】尚、このように形成された樹脂チューブ4
0には、図6に示すように、隣り合う金型に対応して、
チューブの外周面に軸方向に間隔を隔てて周方向に延び
る境界ライン44aが形成されている。また、コルゲー
ト成形機210には、蛇腹部44と対向セクション部4
5を交互に形成するために、蛇腹部44やフランジ状突
部43や接続端部41を成形するいろんな形状のキャビ
ティを有する金型を順次チェーンに取付けて使用するこ
とができる。
【0044】上述した実施例では、蛇腹部44は両側の
フランジ状突部43の間に全体に亘って形成されている
が、かかるフランジ状突部43の間に適宜軸と平行に延
びるストレート部や環状凸部や環状凹部などを形成し
て、適宜の長さの蛇腹部を形成することもできる。
【0045】上記したように、本発明の接続構造体によ
れば、従来のようなゴムホースが不要になることは勿論
のこと、樹脂チューブの接続端部に一体に環状突起部を
精度良く容易に型成形でき、この樹脂チューブをエラス
トマーからなる接続部材に固着して、両者間のシール性
を高めることができると共に、環状突起部が接続部材の
第2の端部に食込んで耐引抜き性を高めることができる
ので、クランプなどの締結部材を省略することができ
る。
【0046】次に、本発明における接続構造体の他の形
態として、接続部材と樹脂チューブとを型成形により加
硫接着した具体例について説明する。図8は接続部材と
樹脂チューブとを型成形により加硫接着した接続構造体
の好ましい一具体例であり、その要部を上半分のみ断面
で示した側面図である。この具体例では、樹脂チューブ
60のストレートに延びる直管状の接続端部61の外周
に、エラストマーからなる筒状の接続部材50の端部5
1(第2の端部)が型成形により、一体的に加硫接着さ
れている。
【0047】この場合、樹脂チューブ60は、図9に拡
大して示すように、軸と平行にストレートに延びる接続
端部61の外周面に、半径方向外方に突出して設けた複
数の環状突起部62を有している。各環状突起部62
は、一端側から他端側に向かって漸次小径となる環状テ
ーパ面62aと、この環状テーパ面62aの他端背後に
実質的に軸方向に直角な環状起立面62bとを備えてい
る。この環状テーパ面62aと環状起立面62bを有す
る環状突起部62により、樹脂チューブ60の接続端部
61の外周への型成形による加硫接着と相俟って、接続
部材50の端部51が樹脂チューブ60と強固に且つ密
に固着して一体化されている。
【0048】また、樹脂チューブ60の接続端部61の
他端には外周面から突出した環状隆起部63が設けてあ
り、樹脂チューブ60の接続端部61に加硫接着された
接続部材50の嵌着部51の他端が環状隆起部63に当
接することにより、接続部材60が軸方向他端側に押し
込まれて移動するのを防止している。この樹脂チューブ
60には、中間部に蛇腹部64が設けてある。尚、蛇腹
部64は、接続部材50の第1の端部51(又は端部5
1)の外周面と同一外径をもつ谷部と、この谷部から突
出した山部とが連続した形状であって、前記したように
通常のコルゲート成形などによって形成することができ
る。
【0049】一方、樹脂チューブ61の接続端部61の
外周に嵌着された接続部材50は、その一端の挿入口5
3から軸方向内方に延びる第1の嵌合穴52を有し、こ
の第1の嵌合穴52に金属チューブ(図示せず)の挿入
端部を圧入して嵌合できるようになっている。尚、接続
部材50の第1の嵌合穴52の内径は金属チューブの挿
入端部の外径よりも小さく形成され、且つ第1の嵌合穴
52の内周面には金属チューブの挿入端部の外周面に設
けた環状突部と係合するように、予め環状溝部54が形
成してある。
【0050】この接続構造体の接続部材50を型成形に
より樹脂チューブ60に固着する方法を説明する。ま
ず、図10に示すように、予め作製した樹脂チューブ6
0の接続端部61を分割された割金型70、71内にセ
ットし、且つ接続端部61の一端開口に芯型72を挿入
する。割金型70、71と芯型72によって形成された
キャビティ73は、形成すべき接続部材50の形状に相
当している。尚、割金型70、71に樹脂チューブ60
の環状隆起部63と嵌合する凹部を設け、この凹部に環
状隆起部63を嵌合するように樹脂チューブ60をセッ
トすれば、割金型70、71内での樹脂チューブ60の
位置決めが容易である。
【0051】その後、図11に示すように、割金型7
0、71と芯型72によって形成されたキャビティ73
内にエラストマー材料50aをインジェクションし、そ
のまま又は割金型70、71と芯型72を取り外した
後、エラストマー材料50aを加硫する。このようにし
て、図8に示すように、樹脂チューブ60の接続端部6
1にエラストマーからなる接続部材50の端部51が加
硫接着され、一体的に固着した接続構造体が得られる。
【0052】また、上記具体例の接続構造体の一例とし
て、樹脂チューブの両端の接続部材に金属チューブを連
結した状態を図12に示す。この接続構造体では、樹脂
チューブ60の両端の接続端部61にエラストマーから
なる接続部材50がそれぞれ一体的に加硫接着されると
共に、各接続部材50の第1の嵌合穴52の内径を金属
チューブ30の挿入端部31の外径よりも小さく形成す
ることにより、各嵌合穴52に金属チューブ30の挿入
端部31がそれぞれ圧入嵌合されている。尚、金属チュ
ーブ30の挿入端部31の外周面には、環状突部32が
予め形成されている。一方、接続部材50の嵌合穴52
の内周面には予め環状溝部54が形成してあり、金属チ
ューブ30の挿入端部31が挿入されたとき、その外周
面に設けた環状突部32が環状溝部54と係合して、強
固に連結するようになっている。
【0053】上記具体例の接続構造体は、型成形により
樹脂チューブの接続端部の外周に接続部材を簡単に且つ
精度よく、しかも強固に加硫接着することができるの
で、クランプやクリップのような締結部材を使用する必
要がなく、部品点数が少なく、低コスト化と軽量化を図
ることができるばかりか、樹脂チューブと接続部材の間
のシール性を高めると共に、優れた耐引抜き性を得るこ
とができる。尚、この具体例では接続部材50の第2の
端部51に樹脂チューブ60の接続端部61が直接加硫
接着されているが、他の具体例として、型成形する際に
樹脂チューブ60の接続端部61の外周面に予めゴム系
等の接着剤を塗布しておき、この接着剤を介して加硫接
着しても差し支えない。
【0054】更に、本発明の接続構造体における接続部
材の変形例として、図13及び図14に示すように、接
続部材55の第1の端部56に設けた第1の嵌合穴56
aの内周面に、金属チューブ30の抜けを防止するため
の複数の抜止フィン58を設けることができる。また、
第1の嵌合穴56aには、金属チューブ30の挿入端部
31の外周面に設けた環状突部33と嵌合する環状溝部
59を備えている。接続部材55の第2の端部57に
は、樹脂チューブ40を接続するための第2の嵌合穴5
7aを有している。尚、この具体例では、金属チューブ
30の挿入端部31の後端に、接続部材55への挿入位
置を決める位置決め用の突部34が設けてある。
【0055】この接続部材55の第1の嵌合穴56aに
金属チューブ30を挿入すると、図14に示すように、
金属チューブ30の環状突部33が環状溝部59に嵌合
した状態となり、金属チューブ30と接続部材55の間
のシール性を確保すると同時に抜けを防止する。更に、
第1の嵌合穴56aの内周面に設けた抜止フィン58が
金属チューブ30の外周面に密着した状態となる。尚、
接続部材55の第2の嵌合穴57aには、他の具体例と
同様に、樹脂チューブ40の環状突起部42を備えた接
続端部41が圧入又は加硫接着により固着される。
【0056】抜止フィン58は金属チューブ30の挿入
方向に傾いた形状をなしており、従って金属チューブ3
0を挿入する際には実質上抵抗とならず、少ない力で容
易に挿入できる。しかし、金属チューブ30に引抜力が
働くと抜止フィン58が垂直方向に立ち上がるように変
形し、また同時に抜止フィン58と金属チューブ30と
の接触面積が増大して摩擦力が大きくなるため、金属チ
ューブ30との間に大きな抵抗力が発生して、より一層
良好な抜止効果が得られる。
【0057】更に、本発明においては、接続部材の第1
の嵌合穴と第2の嵌合穴との間の軸方向に延びる中間穴
部に、ワンウェイバルブ(逆止弁)を設けることができ
る。ワンウェイバルブは、一端側と他端側に生じる流体
の圧力差により、一端から他端に向かって流通可能に流
通路を開く一方、他端から一端には流通不能に構成され
ており、接続部材の中間穴部の内周面に設けてある。
【0058】かかるワンウェイバルブを筒状の接続部材
内に設けた本発明の接続構造体の具体例について、図面
を参照して説明する。図15に示す接続部材は、エラス
トマーからなる接続部材80とワンウェイバルブ90が
別体に形成され、ワンウェイバルブ90が接続部材80
の中間穴部81に嵌合保持されている。この場合のワン
ウェイバルブ90の材質は、接続部材80と同じくエラ
ストマーであることが好ましいが、弾性変形が可能な金
属製であってもよい。
【0059】この接続部材80は、軸方向に流通路を有
すると共に、その一端の第1の端部82に金属チューブ
を圧入するための第1の嵌合穴部82aと、他端の第の
端部83に樹脂チューブを固着するための第2の嵌合穴
部83aを備えている。第1の嵌合穴部82aと第2の
嵌合穴部83aの間は、ワンウェイバルブ90を配置し
得るスペースの中間穴部81となっていて、中間穴部8
1の一端側にはワンウェイバルブ90の一端に形成され
た基端部91の環状突部91aを嵌合するための環状溝
84が設けてある。
【0060】一方、ワンウェイバルブ90は基端部91
と周壁92とを備え、基端部91は接続部材80の中間
穴部81の内径と同一又はやや大きい内径を有する比較
的薄肉の円筒部91bと、接続部材80の環状溝84に
嵌合するように円筒部91bの一端に設けた環状突部9
1aとからなっている。また、基端部91の円筒部91
bからは薄肉の周壁92が求心方向に延び出し、図15
及び図16に示すように、この周壁92は一端から他端
に向かって漸次求心方向に傾斜すると共に求心方向に突
出した複数(具体的には4箇所)の折込部93aを有
し、これらの折込部93aにより周壁92の他端部に密
接部93bを有する萎み部93が形成されている。
【0061】従って、このワンウェイバルブ90は、流
体の流通方向と逆方向(図15の第2の嵌合穴部83a
側)からの流体圧に対しては、図16に示すごとく、周
壁92が押えられることにより萎み部93の折込部93
aが折り込まれた状態のままとなり、密接部93bが閉
じられて流通不能であるため、流体が逆方向に流れるこ
とがない。一方、流通方向(第1の嵌合穴部82a側)
からの流体圧に対しては、図17に示すように、周壁9
2の他端部に形成された密接部93bが十字状ないし元
の筒状に開くため流通可能となり、この開口94を通っ
て流体が流れることができる。
【0062】また、ワンウェイバルブ90を設ける接続
部材80は、図18に示すように、途中に曲り部85を
有するものでも良い。図18に示す具体例では、ワンウ
ェイバルブ90の環状突部91aが接続部材80の環状
溝84に嵌合すると共に、円筒部91bに設けた第2の
環状突部91cが接続部材80の第2の環状溝84aに
嵌合することにより、ワンウェイバルブ90をより一層
確実に嵌合保持することができる。尚、図15及び図1
8では、ワンウェイバルブ90が開いた(流通可能)状
態を図示している。
【0063】本発明によるワンウェイバルブを備えた接
続部材の他の具体例は、図19に示すように、接続部材
100とワンウェイバルブ110とが共にエラストマー
からなり、インジョクション成形等により一体に成形さ
れている。即ち、このワンウェイバルブ110は、接続
部材100の中間穴部101の内周面から一体に求心方
向に延び出した周壁112を備え、この周壁112は上
記した図15〜図17の場合と同様に、一端から他端に
向かって漸次求心方向に傾斜すると共に求心方向に突出
した複数の折込部を有し、複数の折込部により周壁11
2の他端部に形成された密接部113aを有する萎み部
113を備えている。
【0064】このワンウェイバルブ110においても、
図15〜図17に示すワンウェイバルブの場合と同様
に、その周壁112の萎み部113を軸に直角な4方向
の折込部で求心方向に折り込み、各折込部が軸中心上で
互いに密着して、十字状の密接部113aとなるように
成形されている。尚、このワンウェイバルブ110の開
閉動作もまた、前記図15〜図17の具体例のワンウェ
イバルブと同様である。また、図19におけるワンウェ
イバルブ110は、閉じた(流通不能)状態を図示して
いる。
【0065】これらのワンウェイバルブを備えた接続部
材を用いることによって、例えば自動車のエンジンとブ
レーキ倍力装置のブースターとを接続する場合のよう
に、流体が任意の一方向にのみ流れることが必要な各種
の接続構造体を簡単に構成することができる。例えば、
図19に示すように、ワンウェイバルブ110を一体化
したゴムジョイントのような接続部材100を用い、そ
の接続部材100の第1の端部102における第1の嵌
合穴102aに金属チューブ30を圧入して挿着し、第
2の端部103における第2の嵌合穴103aには樹脂
チューブ40を固着する。このようにして、金属チュー
ブ30と樹脂チューブ40とを接続部材100で接続す
ると共に、その接続部材100にワンウェイバルブ11
0が内蔵された接続構造体を簡単に組み立てることがで
きる。
【0066】尚、上記した各具体例では主にエンジンと
ブースターとを接続する配管系に用いるゴムジョイント
を例にとって説明したが、自動車の燃料系やエヤー系を
はじめ各種の配管系に使用することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、ゴムホースの樹脂化に
対応して、樹脂チューブや金属チューブの端部を接続部
材の嵌合穴に圧入する際の力を小さく抑制しつつ、十分
大きな耐引抜き性とシール性が得られる接続構造体提供
することができる。また、樹脂チューブの接続にクラン
プやクリップのような締結部材を使用する必要がなくな
り、部品点数が少なく、低コスト化と軽量化を図ること
ができる。しかも、型成形により樹脂チューブと接続部
材を簡単に且つ精度よく、しかも強固に加硫接着すれ
ば、樹脂チューブと接続部材の間のシール性と耐引抜き
性を更に高めることができる。
【0068】更に、本発明によれば、接続部材の内部に
流体を任意の一定方向にのみ流すワンウェイバルブを設
けた接続構造体を提供することができる。従って、接続
部材は、ワンウェイバルブを内蔵することにより極めて
少ない部品点数で構成でき、その製造又は組み立ても簡
単であるうえ、特にワンウェイバルブと接続部材とをエ
ラストマーで構成して一体化すれば、1回の成形のみで
製造することが可能となり、コストの削減に極めて有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接続構造体の一具体例の要部を、
上半分を断面で示した側面図である。
【図2】図1中の本発明に係わる接続部材を、上半分を
断面で示した側面図である。
【図3】図1中の本発明に係わる金属チューブ及びその
先端部分を、上半分を断面で示した側面図である。
【図4】本発明による接続構造体の他の具体例の要部
を、上半分を断面で示した側面図である。
【図5】図1中の本発明に係わる樹脂チューブの端部の
上半分を断面で示した側面図である。
【図6】図1中の本発明に係わる樹脂チューブの側面図
である。
【図7】樹脂チューブの製造方法を説明するための概略
図である。
【図8】本発明による接続構造体の他の具体例の要部を
断面で示した側面図である。
【図9】図8中の本発明に係わる樹脂チューブの端部の
上半分を断面で示した側面図である。
【図10】図8の接続構造体を型成形するための型を断
面で示す側面図である。
【図11】図10の型にエラストマー材料を充填した状
態を断面で示す側面図である。
【図12】本発明に係わる両端に接続部材を有する接続
構造体を、上半分を断面で示した側面図である。
【図13】本発明に係わる接続部材の他の具体例を断面
で示した側面図である。
【図14】図13の接続部材を用いた接続構造体を断面
で示した側面図である。
【図15】本発明によるワンウェイバルブを備えた接続
構造体の一具体例を断面で示した側面図である。
【図16】図15のワンウェイバルブが閉じている状態
を流通方向の下流側からみた概略の正面図である。
【図17】図15の接続構造体を断面で示した正面図で
あり、(a)はA−A線に沿った概略の断面図、及び
(b)はB−B線に沿った概略の断面図である。
【図18】本発明によるワンウェイバルブを備えた接続
構造体の他の具体例を断面で示した側面図である。
【図19】本発明によるワンウェイバルブを備えた接続
構造体の更に他の具体例を断面で示した側面図である。
【図20】従来の樹脂チューブを用いた接続構造体を断
面で示した概略の側面図である。
【図21】従来の樹脂チューブを用いた別の接続構造体
の要部を断面で示した概略の側面図である。
【図22】従来のワンウェイバルブを備えた接続構造体
と、その拡大した要部を断面で示した側面図である。
【符号の説明】
20、50、55、80、100 接合部材 24 テーパ面部 25 環状溝部 26 最内嵌合穴部 30 金属チューブ 33 環状突部 40、60 樹脂チューブ 42、62 環状突起部 44、64 蛇腹部 90、110 ワンウェイバルブ 92、112 周壁 93a、113a 密接部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月18日(2000.10.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上記の接続構造体においては、前記接続部
材の第1の嵌合穴が、該一端から内方に向かって内径が
漸次小径となる環状のテーパ面をもつテーパ面部と、該
テーパ面部よりも内方に前記金属チューブの挿入端部の
先端部を挿入可能に設けられ該先端部の外径よりも小さ
内径を有する最内嵌合穴部と、該テーパ面部と該最内
嵌合部との間に配置され前記金属チューブの該挿入端部
の外径よりも大きい内径を有する環状溝部とを備える。
その場合、前記金属チューブは、前記接続部材の該第1
の嵌合穴内に挿入された挿入端部の先端部が該最内嵌合
穴部に配置されると共に、該先端部の外周面に前記接続
部材の該環状溝部に嵌合配置される該環状溝部の内径よ
りも大きい外径を有する環状突部を備えている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】更に、本発明が提供する接続構造体は、前
記接続部材の第1の嵌合穴と第2の嵌合穴との間の中間
穴部に、一端側と他端側に生じる流体の圧力差により一
端から他端に向かって流通路を開く一方、該他端から一
端には流通路を閉じるように構成されたワンウェイバル
ブを備えることを特徴とする。かかる接続構造体におい
て、前記ワンウェイバルブは、前記接続部材の該中間穴
部の内周面から一体に求心方向に延びた周壁を備え、該
周壁が一端から他端に流通可能に且つ他端から一端には
流通不能となるように、該一端から他端に向かって漸次
縮径して実質的に密接する密接部を有する構造とするこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願2000−213728(P2000−213728) (32)優先日 平成12年7月14日(2000.7.14) (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂チューブのための接続構造体であっ
    て、エラストマーからなり、一方の端部に第1の嵌合穴
    を有すると共に、他方の端部に第2の嵌合穴を有し、型
    成形された表面をもつ筒状の接続部材と、該接続部材の
    第1の嵌合穴の内径より大きい外径の挿入端部が該第1
    の嵌合穴に挿入固着された金属チューブと、該接続部材
    の該第2の嵌合穴に接続される接続端部の外周面に突出
    して形成された環状突起部を有し、該他方の端部をその
    外周から環状に配設された締結部材で緊締することなく
    該接続端部が前記接続部材の該第2の嵌合穴内に固着接
    続された樹脂チューブとを備えることを特徴とする接続
    構造体。
  2. 【請求項2】 前記樹脂チューブの接続端部の外径が前
    記接続部材の第2の嵌合穴の内径よりも大きく形成され
    ていて、該樹脂チューブの接続端部が該接続部材の第2
    の嵌合穴に圧入されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の接続構造体。
  3. 【請求項3】 樹脂チューブの接続端部の外周に型成形
    された前記接続部材が、加硫接着により該樹脂チューブ
    に固着されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    接続構造体。
  4. 【請求項4】 前記樹脂チューブの環状突起部が、一端
    側から他端側に向かって漸次小径となる環状テーパ面
    と、このテーパ面の他端背後に実質的に軸方向に直角な
    環状起立面とを備えることを特徴とする、請求項1又は
    2に記載の接続構造体。
  5. 【請求項5】 前記接続部材の第1の嵌合穴が、前記金
    属チューブの挿入端部の外径よりも小さい内径を有し、
    且つ該一端から内方に向かって内径が漸次小径となる環
    状のテーパ面をもつテーパ面部と、該テーパ面部よりも
    内方に前記金属チューブの挿入端部の先端部を挿入可能
    に設けられ該先端部の外径以下の内径を有する最内嵌合
    穴部と、該テーパ面部と該最内嵌合部との間に配置され
    前記金属チューブの該挿入端部の外径よりも大きい内径
    を有する環状溝部とを備えると共に、前記金属チューブ
    は、前記接続部材の該第1の嵌合穴内に挿入された挿入
    端部の先端部が該最内嵌合穴部に配置されると共に、該
    先端部の外周面に前記接続部材の該環状溝部に嵌合配置
    される該環状溝部の内径よりも大きい外径を有する環状
    突部を備えていることを特徴とする、請求項1〜4のい
    ずれかに記載の接続構造体。
  6. 【請求項6】 前記接続部材の第1の嵌合穴と第2の嵌
    合穴との間の中間穴部に、一端側と他端側に生じる流体
    の圧力差により一端から他端に向かって流通路を開く一
    方、該他端から一端には流通不能に構成されたワンウェ
    イバルブを備えることを特徴とする、請求項1に記載の
    接続構造体。
  7. 【請求項7】 前記ワンウェイバルブは、前記接続部材
    の該中間穴部の内周面から一体に求心方向に延びた周壁
    を備え、該周壁が一端から他端に流通可能に且つ他端か
    ら一端には流通不能となるように、該一端から他端に向
    かって漸次縮径して実質的に密接する密接部を有するこ
    とを特徴とする、請求項6に記載の接続構造体。
  8. 【請求項8】 前記ワンウェイバルブは、前記接続部材
    の該中間穴部の内周面から一体に求心方向に延びた周壁
    を備え、該周壁が一端から他端に流通可能に且つ他端か
    ら一端には流通不能となるように、該一端から他端に向
    かって漸次求心方向に傾斜すると共に求心方向に突出し
    た複数の折込部を有し、該複数の折込部により該周壁の
    他端部に形成された密接部を有する萎み部を備えること
    を特徴とする、請求項6に記載の接続構造体。
  9. 【請求項9】 前記ワンウェイバルブは、エラストマー
    からなり、前記接続部材の該中間穴部に挿着可能な円筒
    状の基端部と、該基端部の円筒壁から一体に求心方向に
    延びた周壁を備え、該周壁が一端から他端に流通可能に
    且つ他端から一端には流通不能となるように、該一端か
    ら他端に向かって漸次求心方向に傾斜すると共に求心方
    向に突出した複数の折込部を有し、該複数の折込部によ
    り該周壁の他端部に形成された密接部を有する萎み部を
    備えることを特徴とする、請求項6に記載の接続構造
    体。
  10. 【請求項10】 樹脂チューブのための接続構造体であ
    って、エラストマーからなり、一方の端部に嵌合穴を有
    する型成形された表面をもつ筒状の接続部材と、該接続
    部材の該嵌合穴に接続される接続端部の外周面に突出し
    て形成された環状突起部を有し、該一方の端部をその外
    周から環状に配設された締結部材で緊締することなく該
    接続端部が前記接続部材の該嵌合穴内に固着接続された
    樹脂チューブとを備えることを特徴とする接続構造体。
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