JP3709765B2 - 接続構造体 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂チューブと金属製のパイプ等管状の相手部材とを流体密に接続した接続構造体に関する。例えば、耐ガソリンが要求される自動車用の樹脂チューブと金属製パイプの接続構造体として好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の締結構造としては、特開平6−50482号に記載されたものが知られている。
即ち、第13図に示すように、ブロー成形された樹脂ホース10と射出成形された樹脂製の連結部材80を一体的に形成した樹脂ホース組立体を用いて相手部材70にワンタッチで結合できるようになした接続構造体が知られている。この樹脂ホース組立体6は、樹脂ホース10あるいは連結部材80のいずれか一方を、例えば樹脂ホース10を予めブロー成形型にて成形し、連結部材80が射出成形時に一体化されているか、あるいは、連結部材80を予め射出成形にて形成し、しかる後、この射出成形された連結部材80をブロー成形型にセットし、樹脂ホース10がブロー成形時に一体化されて構成されている。
即ち、ブロー成形型を用いて、ブロー成形された樹脂ホース10の一端部10aの外周面に、Oリング9を保持するOリング9用の環状溝61aと、相手部材70に結合するための連結部材80を保持するための環状の取付け溝61bをブロー成形時に一体に設け、この樹脂ホース10を射出成形型にセットせしめて、射出成形することにより樹脂製の連結部材80の環状の基部80aをこの環状の取付け溝61bに一体的に保持したホース組立構造体6を構成し、このホース組立構造体6の端部61を相手部材70の開口端部71の係合内周面71aに嵌挿した時に折り曲げ鍔部72に連結部材80の係合アーム81の係合爪82と係合して相手部材70と樹脂ホース10とが結合するように構成されたものや、あるいは、予め樹脂製の連結部材80を射出成形により形成しておき、しかる後、この樹脂製の連結部材80をブロー成形型にセットし、樹脂ホース10をブロー成形時この連結部材80を樹脂ホース10と一体化したホース組立構造体6を構成したものが知られている。
自動車用のフューエルチューブ等では、従来からゴム製のチューブが使用されていたが、最近では低コスト化のため、耐ガソリン透過性等に優れたナイロン等の硬質樹脂からなる樹脂チューブが使用される傾向にある。このように、ゴムチューブに代えて樹脂チューブを使用する傾向は、エアチューブ等の他の自動車用チューブにおいても同様である。
【0003】
従来、このような樹脂チューブを管状の相手部材に流体密に接続するに際しては、例えば特開平5−196184号公報や特開平2−159493号公報に開示されるように、筒状のハウジングの軸穴の軸方向一端部に保持部材を保持させると共に、この保持部材の軸方向内方にOリング等のリング状弾性シール部材を保持させた収容部が形成され、管状の相手部材の挿入端部をハウジングの一端から一端部の保持部材の内側に挿通して挿入した時に、保持部材が挿入端部の環状係止部にスナップ係合して、ハウジングの一端部に相手部材を流体密に接続する一方、ハウジングの他端に一端部よりも径の小さい外周面を有するニップル部が一体的形成され、このニップル部に樹脂チューブの一端内周面を圧入してハウジングの他端部に樹脂チューブを流体密に接続したチューブの接続構造体が知られている。ここで、一端部に保持部材を保持したハウジングとこの一端部に挿入された管状の相手部材とでクイックコネクタが構成され、かかるクイックコネクタを用いたチューブの接続構造体が一般的に広く使用されている。
【0004】
また、上記のクイックコネクタは構造が複雑で高価であるため、このようなクイックコネクタを使用せずに、簡単な部材で樹脂チューブと管状相手部材を直接接続する方法も提案されている。例えば、特開平6−50482号公報には、樹脂チューブのブロー成形してなる端部に相手部材との第1の係合部を一体に形成し、またブロー成形で設けた環状溝にOリング等の弾性シール部材を装着しておき、この樹脂チューブの第1の係合部に相手部材に設けた第2の係合部を係合させることにより、樹脂チューブと管状相手部材とを接続するホース接続構造体が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のクイックコネクタによる樹脂チューブと管状の相手部材との接続では、樹脂チューブの一端内周面に筒状ハウジングのニップル部が圧入される構成であるため、この接続部の耐引抜き性及びシール性の信頼性に欠けるという問題があった。また、従来のクイックコネクタを用いたチューブ接続構体は構造が複雑で部品点数も多く、従って高価となると共に、互いに軸方向に分離した2個の流体密にシールする接続部が必要になるため、接続構造体が軸方向に長くなるので、よりコンパクトで低コストであると共に、樹脂チューブも流体密に確実に接続することができるチューブ接続構造が求められていた。
【0006】
一方、前記特開平6−50482号公報で提案されたチューブ接続構造は、上記した従来のクイックコネクタを使用しないものであって、構造が比較的簡単であるうえ、樹脂チューブと管状の相手部分が弾性シール部材を挟持して直接接続されるので、シール性の点でも優れてる。
【0007】
しかし、樹脂チューブと管状相手部材とを係合するための第1の係合部を樹脂チューブの端部に一体的に取り付けるために、面倒なブロー成形を行う必要があった。即ち、ブロー成形型内に樹脂チューブをセットした後に第1の係合部をブロー成形又は射出成形するか、あるいはブロー成形型に予め別途成形した第1の係合部をセットした後、ブロー成形型にパリソンを押出してブロー成形する必要があるため、生産性に欠けるという問題があり、その結果低コスト化のメリットが失われるという欠点があった。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑み、ハウジングの他端に形成されたニッ プル部にチューブの端部内周面を圧入して接続するようになした従来のクイックコネクタを用いず、また樹脂チューブに第1の係合部を一体的に形成するためのブロー成形が不要であって、樹脂チューブと管状相手部分とをリング状弾性シール部材を挟んで直接接続することができ、従ってシールの信頼性に優れると共に、構造が簡単且つコンパクトで安価な接続構造体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記目的を達成するため、本発明が提供する樹脂チューブと相手部材とを流体密に接続するための接続構造体は、
樹脂チューブと相手部材とを流体密に接続するための接続構造体であって、
実質的に均一な厚さの周壁を有し、その一端側に肩部を備えて他側よりも大径に形成された開口を有する拡径端部を備えた前記樹脂チューブと;
他側に向って小径となる規制内周面を有し、該規制内周面が前記樹脂チューブの該肩部の外周に嵌挿配置された筒状の基部と、該基部から延出された第1の係合手段とを備えた結合部材と;
少なくとも1つのブッシュ本体と、該1つのブッュ本体の一端側外周面から径方向外方に前記拡径端部の一端側外周面を超えて延設された環状のストッパー面手段とを備え、前記樹脂チューブの一端に該拡径端部を形成すると共に、前記結合部材の該規制内周面を前記肩部に係合または嵌合固着させるために前記樹脂チューブの一端側から該開口内に圧入固着された筒状の圧入ブッシュ手段と;
前記拡径端部の外周に前記ブッシュ手段の該環状のストッパー面手段と前記結合部材の基部との軸方向空間によって形成された環状外周溝または前記拡径端部の開口内周に前記1つのブッュ本体と該ブッュ本体とは独立した他のブッュ本体との軸方向空間によって形成された環状内周溝のいずれかの環状溝内に装着された環状のシール部材と;
前記シール部材の外周に流体密に係合させて、前記ブッシュ手段の環状のストッパー面手段及び前記結合部材の基部のそれぞれの外周または前記シール部材の内周に流体密に係合させて、前記1つのブッシュ本体及び前記他ブッシュ本体のそれぞれの内周のいずれかに相対的に挿入可能な挿入端部を備えた管状の相手部材と;
前記挿入端部を前記拡径端部に相対的に挿入させた時に、前記第1の係合部と係止することができる前記相手部材の該挿入端部の外周面に径方向外方に突設された第2の係合部と;
を具備していることを特徴とする。
【0010】
本発明は、上述の如く結合部材の筒状の基部が他側に向って小径となる規制内周面を有し、樹脂チューブの一端側から該開口内に筒状の圧入ブッシュ手段を圧入固着することにより、樹脂チューブの一端に肩部を備えた拡径端部が形成され、この肩部に他側の外周に嵌挿された結合部材の規制内周面が係合または嵌合固着される。
【0011】
従って、管状の相手部材の挿入端部を樹脂チューブの拡径端部の外周または内周のいずれかに、シール部材を介して相対的に挿入させた時に、結合部材の第1の係合部が弾性変形して、第1の係合部が相手部材の挿入端部の外周面に突設された第2の係合部と係合し、相手部材と樹脂チューブが外れないように連結されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明においては、ワンピースに形成された樹脂製の結合部材の筒状基部を樹脂チューブの端部外周面に挿入した後、その樹脂チューブの端部内周面に筒状圧入ブッシュを圧入することによって樹脂チューブの端部が若干拡径されるので、樹脂チューブの一端に拡径された拡径端部が形成され、且つ拡径端部はその他端側にテーパ壁部で形成された肩部を有し、肩部により少なくとも結合部材の筒状基部が軸方向一端側に移動するのを阻止するべく、結合部材の筒状基部が他端側に向って小径となる規制内周面を備えている。
【0013】
それ故、樹脂チューブの一端側からその開口内に筒状の圧入ブッシュ手段を圧入固着することにより、樹脂チューブの一端に肩部を備えた拡径端部が形成され、この肩部に他側の外周に嵌挿された結合部材の規制内周面が係合または嵌合固着される。
【0014】
従って、本発明によれば、前記特開平6−50482号公報に記載のチューブ接続構造のように結合部材等を固定するために樹脂チューブの端部をブロー成形することが不要となり、管状相手部材を係合するための結合部材を、押出し成形された長尺の樹脂チューブを所定の長さに切断したストレートな端部を有する全ての単層又は複層の短尺の樹脂チューブに簡単に取り付け固定できると共に、コスト的にも極めて有利である。
【0015】
しかも、上記のごとく樹脂チューブの端部外周面に固定した結合部材は、その第1の係合部と管状相手部材の第2の係合部との係合により、簡単に且つ他の部材を介さずに、管状相手部材と直接接続することができる。尚、結合部材の第1の係合部と管状相手部材の第2の係合部は、その形状等が特に限定されることはなく、互いに係合して結合部材と管状相手部材とが外れないように接続できればよい。このように直接接続された樹脂チューブと管状相手部材との間には、筒状の弾性シール部材やOリングのようなリング状弾性シール部材が挟持されているので、優れたシール性を達成することができる。また、樹脂チューブの端部内周面に圧入した筒状圧入ブッシュにより、樹脂製チューブの端部の寸法精度が向上してシール性が一層向上するうえ、外部応力により損傷及び変形しやすい樹脂チューブの端部を補強することができる。
【0016】
本発明の接続構造体の具体例では、前記結合部材が、筒状基部から互いに周方向に間隔を隔て半径方向外方に延びる支持部と、支持部を介して一端側に延びるアーム部と、アーム部の先端に係合爪を備えた複数の係合アーム部212で構成され、管状の相手部材の挿入端部を樹脂チューブの拡径端部の外周または内周のいずれかに、シール部材を介して相対的に挿入させた時に、結合部材のアーム部が弾性変形して、係合爪が相手部材の挿入端部の外周面に突設された第2の係合部と係合し、相手部材と樹脂チューブが外れないように連結されることを特徴とする。
【0017】
また、上記接続構造体の別の具体例においては、前記結合部材が、筒状基部から一端側に向って平行に延びる径に対して対象に配置された一対の平行アーム部と、該一対のアーム部の自由端を環状に接続するリング部と、該リング部の内周面に半径方向内方に突設された係合爪とで構成され、管状の相手部材の挿入端部を樹脂チューブの拡径端部の外周または内周のいずれかに、シール部材を介して相対的に挿入させた時に、リング部及び平行アーム部が弾性変形して、係合爪が相手部材の挿入端部の外周面に突設された第2の係合部と係合し、相手部材と樹脂チューブが外れないように連結される一方、リング部を変形させることにより、第1の係合部と第2の係合部との係合をリリース具なしで解除することができることを特徴とする。
【0018】
上記本発明の接続構造体の具体例では、圧入ブッシュ手段が、シール部材が樹脂チューブの拡径端部から軸方向外方に外れるのを阻止するための環状のストッパー面手段を備え、ストッパー面手段がフランジまたはキャップ状の保持部により形成されていることを特徴とする。
【0019】
さらに詳しく説明すると、前記圧入ブッシュ手段が、前記樹脂チューブの拡径端部の他端側の内周面に圧入されて前記結合部材を固着する第1の筒状のブッシュと、該第1のブッシュと軸方向間隔を隔て同軸的に該樹脂チューブの前記拡径端部の一端側の内周面に圧入された前記半径方向に延びる表面を備えた第2のブッシュとで構成され、第2のブッシュはその一端側外周面から径方向外方に前記拡径端部の一端側外周面を超えて延設された環状のストッパー面手段を備えている。
かかる第1のブッシュと第2のブッシュは一体に形成され樹脂チューブの一端の拡径端部に圧入固着される場合と、第1のブッシュと前記第2のブッシュは互いに独立し、互いに軸方向に間隔を隔て、第1のブッシュが樹脂チューブの一端の拡径端部に圧入固着される場合がある。
前者の場合、管状の相手部材の挿入端部が樹脂チューブの拡径端部の外周に挿入され。従って、シール部材は拡径端部の外周に前記ブッシュ手段の該環状のストッパー面手段と前記結合部材の基部間との空間によって形成された環状溝内に装着される。
【0020】
後者の場合、管状の相手部材の挿入端部が樹脂チューブの拡径端部の内周に挿入され。従って、シール部材は前記拡径端部の開口内周に前記した第1のブッシュと独立分離した前記第2のブッシュとの空間によって形成された環状溝内に装着される。
【0021】
樹脂チューブとしては、従来から自動車用チューブ等に一般に使用されている各種チューブを使用でき、端部がステレートであれば直管であっても曲がり管であってもよい。樹脂チューブの材質は特に限定されないが、例えばフューエルチューブにおいてはナイロンやフッ素樹脂が好ましく、通常は単層でよいが、異なる樹脂を積層した複層であってもよい。また、導電性を付与するために、内層に導電性ETFEや導電性ナイロン等の層を備えた複層のものも使用できる。尚、樹脂チューブの寸法としては、例えばフューエルチューブでは内径が4〜18mm程度、肉厚が0.5〜2mm程度のものが一般的である。
【0022】
また、本発明で用いるワンピースに形成された結合部材及び筒状圧入ブッシュは、金属であってよいが、コスト等の点でポリアセタール、ナイロン等の樹脂製とすることが好ましい。弾性シール部材は、Oリング等の従来から使用されているものを使用できる。更に、管状相手部材としては、樹脂チューブを接続すべき金属製又は樹脂製のパイプ等であり、例えば自動車エンジンのような各種機器に取り付けられたパイプ等がある。
【0023】
【実施例】
本発明の接続構造体を図面を参照して具体的に説明する。接続構造体の好ましい一具体例を図1及び図2に示す。この接続構造体は、基本的には、ストレートな端部を有する樹脂チューブ11と、樹脂チューブ11の少なくとも一端の内周面に圧入された筒本体311を有する筒状の圧入ブッシュ31(圧入ブッシュ手段)と、圧入ブッシュ31を圧入することにより形成された拡径端部11aの他端側外周面に嵌挿された筒状の基部21と該筒状基部211と一体に形成された第1の係合部212とを備えた樹脂製の結合部材2と、樹脂チューブ11の拡径端部11aの外周面に装着された筒状の弾性シール部材51と、樹脂チューブ11と接続するために結合部材21の第1の係合部212と係合する環状の第2の係合部12を一体に備えた管状相手部材1とからなっている。
【0024】
樹脂チューブ11の拡径端部11aは、樹脂チューブ1の内周面に圧入された筒状圧入ブッシュ31により他端側に向って小径となる肩部11bを備えている。
また、上記結合部材21の筒状基部21の他端側211bには他側に向って小径となる規制内周面を有し、樹脂チューブ1開口内周面に圧入された筒状圧入ブッシュ31により樹脂チューブ11が拡径されるので、その拡径された樹脂チューブ1の肩部11bの外周面に規制内周面が嵌着または軸方向外方に移動しないように嵌合する。
【0025】
筒状の圧入ブッシュ31は筒状の本体部311の一端側外周面に半径方向外方に突出した環状のフランジ部311aが形成されている一方、他端側に他側に向かって漸次小径となる先細り端部311bが形成されている。
更に詳しく説明すると、結合部材21は筒状の基部211と、この基部211から延び出した第1の係合部212とからなり、ポリアミ等の樹脂材料で一体に予め射出成形されたものである。
【0026】
ここで、基部211は、圧入ブッシュ31のフランジ部311aから軸方向に間隔を隔てて対向する軸方向の対向端部211aと、この対向端部211aの反対側に、他端側に向って漸次小径となる内周面を有する径方向の対抗端部211bとを備え、樹脂チューブ1の一端部に圧入ブッシュ31が挿入された時に対抗端部211bがブッシュ本体部311の先細り端部311bに対抗して結合部材21が樹脂チューブ1の拡径端部11aに固着される。
つまり、結合部材21の基部211はその他端側に、先細り端部311bに対応した、他端側に向って漸次小径となるテーパ状規制内周面を有する対抗端部211bを備えており、圧入ブッシュ31を樹脂チューブの一端に圧入することにより、樹脂チューブ11に形成されたテーパ壁部(肩部)11bを介して対抗端部211bに形成されたテーパ状規制内周面が拡径端部11aに容易に固着または嵌合して実質的に結合部材27を拡径端部11aの先細り部311bから一端側に移動するのを阻止することができるのである。
【0027】
そして、樹脂チューブ1の拡径部1aの外周面上において、圧入ブッシュ31のフランジ部311aの裏面311cと結合部材21の基部211の対向端部211aの端面211cとの間に外周環状溝Gが形成され、この環状溝Gに筒状のシール部材51が拡径部11aの外周面に密着するように装着され、図2に示すチューブ組立体構成され、シール部材51は、そのシール部51aがフランジ部311a及び基部211の外周面から僅かに突出している。
そして、かかるチューブ組立体と環状の相手部材61とが容易に、且つ流体密に接続できるように、フランジ部311a及び基部211の外径よりも僅かに大きい内径を有する挿入端部611が管状の相手部材61の一端に形成されている。
【0028】
この実施例では、樹脂製相手部材61は、その一端に、テーパ壁部611aを介して他端より大径の挿入端部611が形成されていて、樹脂チューブ11の拡径端部11aに相対的にこの挿入端部611を挿入する際、筒状のシール部材51の外周に挿入端部611の内周面が係合するように設定され、且つ圧入ブッシュ31のフランジ部311aのテーパ状外周面311cが相手部材61のテーパ壁部611aに当接するように設定され、フランジ部311aのテーパ状外周面311cがこのテーパ壁部611aに当接した時に、結合部材21の第1の係合部211とスナップ係合する環状の第2の係合突部612が相手部材61の挿入端部611の外周面に形成されている。
【0029】
従って、樹脂チューブ11の拡径端部11aに相対的にこの挿入端部611を挿入した際、第1の係合部212に環状の第2の係合突部612がスナップ係合し、樹脂チューブ11と相手部材61を連結することができる。
即ち、結合部材21の筒状の基部211は一端側にフランジ部31aと対向する軸方向対向端部211aと、他端側に内周面が他端側に向って漸次小径となるテーパ面をもつ径方向対抗端部211bを備え、係合アーム212(第1の係合手段)がこの対抗端部211bから半径方向外方に延びる支持部212cと、支持部212cを介して一端側に延びるアーム部212bと、アーム部212bの先端に設けられた係合爪212cとで構成され、樹脂チューブ11の拡径端部11aに相対的にこの挿入端部611を挿入した際に係合爪212cに環状の第2の係合突部612がワンタッチで係合し、樹脂チューブ11と相手部材61が容易に、且つ流体密に接続される。
【0030】
上記結合部材2を更に詳しく説明すると、図1に示すように、筒状基部211の外周面から周方向に間隔を隔て径方向外方に延びる複数の支持部212aが設けてあり、各支持部212aのから筒状基部21及び筒状圧入ブッシュ31のそれぞれの外周面から半径方向のスロットを隔てて一端側に向かって軸方向に延長した係合アーム部212、212がそれぞれ筒状基部21と一体に形成され、これら複数の係合アーム部212bの一端側端部には、径方向内方に突き出ると共に軸直角方向に延びるロック面をもつ係合爪212cが形成されている。この係合爪212cは、複数のアーム部23の内側に基部211の外周面との間に形成された半径方向のスロットに管状相手部材1が挿入されたとき、管状相手部材61の挿入端部611の外周面に環状に突設した第2の係合部612とスナップ係合するようになっている。
【0031】
即ち、係合爪212cは、管状相手部材61の挿入端部511が挿入されやすいように挿入側一端が大径になっているが、内周面は他端側に向かって漸次小径となる傾斜面になっていて、傾斜面の反対側の面は軸と直角に形成された前記ロック面となっている。従って、結合部材21の複数の係合アーム部212の内側に環状相手部材61の挿入端部611が挿入されると、係合爪212cの傾斜面に沿ってアーム部212を径方向外方に弾性変形させながら進入し、係合アーム部212が元に戻ることにより第2の係合部612が係合爪2のロック面にスナップ係合する。
【0032】
この実施例では、チューブ組立構造体の樹脂チューブ11の拡径端部11aにこの挿入端部611に挿入して結合部材21の第1の係合部212を第2の係合突部612にスナップ係合させると、相手部材61のテーパ壁部611aと樹脂チューブ1のテーパ壁部11b間で樹脂チューブ11と相手部材61が互いに軸方向内方に移動するのを規制できるので、樹脂チューブ11の一端に圧入ブッシュ31を圧入した際に結合部材21は樹脂チューブ11の拡径部11に固着されていても良いが、拡径端部1aの先細り部311bから一端側に移動するのを阻止することができように11の他端側の外周に予め挿入されておれば足りる。
【0033】
なお、圧入ブッシュ31を位置決めするために、圧入ブッシュ31のフランジ部311aに形成された裏面311dは樹脂チューブ11の拡径部11aの端面に当接している。
また、周方向に等間隔を隔てて設けられた複数の係合アーム部212は、図3(A)に示すように、2個であっても、また図(B)に示すすように3個であっても、また図(C)に示すように4個であっても差支えない。ここで複数の係合アーム212が発明の要旨中の「第1の係合手段」の代表的な一例を示している。
筒状のシール部材51は、図4に示すように、軸方向両端及び中央部にそれぞれ周方向に延びる断面円形の複数の環状のシール部51a,51a,51aが軸方向に等ピッチで列設され、これら複数のシール部51a,51a,51aは直筒状の連結部51b,51bにより、互いに連結され、シール部51a,51a,51aの内周面は樹脂チューブ11の拡径端部11aの外周面に流体密に係合している。このシール部51aの外径は圧入ブッシュ31のフランジ部311aの外径よりも少し大きく設定されている。ここで、フランジ部311aはシール部材51が軸方向外方に外れるのを阻止する保持部として機能する。
【0034】
また、筒状のシール部材の他の実施例として、図5(A)に示すように、筒状のシール部材52を断面円形の環状のシール部54aを4個設けて、これらを連結部54bで連結して構成したり、図5(B)に示すように、筒状のシール部材53を断面円形の環状のシール部53aを2個設けて、これらを連結部53bで連結して構成したり、適宜変更を加えてシール部材を構成できることは勿論のこと、断面円形の環状のシール部を適宜変更を加えて、例えば図6(A)に示すように筒状のシール部材54の環状のシール部54aを断面菱形にしたり、図6(B)に示すように筒状のシール部材55の環状のシール部55aを断面三角形状に構成したりすることができる。
【0035】
また、図7に示すように、圧入ブッシュ32をその本体部321の他端側端部に先細部321cを有する環状の隆起部321bを設けて構成しても差し支えない。
また、図8に示すように、筒状シール部材51が軸方向外方に外れるのを阻止するために、圧入ブッシュ33の一端側に環状の底面331cをもつ溝311dを設けたキャップ状の保持部331aを構成し、溝331dに樹脂チューブ1の入口部11cを嵌め込だり、圧入ブッシュ33の本体部331の外周面に環状の突起331,331を設けて樹脂チューブ11がしっかり固着できるように構成しても差し支えない。
【0036】
なお、圧入ブッシュ33のキャップ状の保持部331aに形成された底面331はホース11拡径部11aの端面に当接している。
また、図9に示す実施例は、樹脂チューブ11の拡径端部11aの内周面に挿入され圧入ブッシュ34及び拡径端部11aの外周面に固定された結合部材22が容易に抜け動かないように、結合部材22の筒状の基部221の対向端部221aの内周面に内周面から半径方向内方に突出した断面略三角形状の環状突起221cを施したものである。
【0037】
次に、上記実施例では、管状の相手部材の内周面がシール部材の外周面と係合するのに対して、管状の相手部材の外周面がシール部材の内周面と係合する形態の実施例を図10〜図11に基づいて説明する。
図10〜図11において、12が樹脂チューブであり、樹脂チューブ12の一端側から第1の圧入ブッシュ361と第2の圧入ブッシュト362がその開口に圧入され、樹脂チューブ12の一端に、肩部12bをもつ他側よりも大径に拡径された拡径端部12aが形成され、そして、拡径端部12aの肩部12の外周に結合部材28が第1の圧入ブッシュ361に対して対抗して固着されている。
【0038】
第1の圧入ブッシュ361は他端側に向って漸次小径となるテーパ外周面を有する先細り部361aを備えている一方、第2の圧入ブッシュ362は一端側に筒状本体の外周面から突出したフランジ362aを備え、第2の圧入ブッシュ362は第1の圧入ブッシュ361に対して一端側に間隔を隔てて同軸的に配置されている。
【0039】
結合部材28は筒状の基部281とこの筒状の基部281の一端側から軸方向に延設されたアーム部282aをもつ第1の係合手段282とを備えている。
更に詳しくは、結合部材28の基部281はその他端側に、他端側に向って漸次小径となるテーパ筒壁部281aを備えており、好ましくは第1の圧入ブッシュ361を樹脂チューブ1の一端に圧入した時に、このテーパ筒壁部281aが先細り端部361aに対抗して、結合部材28が第1の圧入ブッシュ361と一緒に樹脂チューブ12の拡径部12aの他端側に形成された他端側に向って小径となる肩部12bに固着されているのである。
【0040】
また、第2の圧入ブッシュ362の他端側にはテーパ面をもつ環状のカギ362bを備え、この環状のカギ部362bにより外れないように第2の圧入ブッシュ362が拡径部1aの一端側に圧入固着されている。そして、第1の圧入ブッシュ361と第2の圧入ブッシュ362間に形成された空間が拡径部12aの内周面と協働して拡径部12aの内周に環状溝が形成され、この環状溝に、シール部材7の内周側のシール部が第1の圧入ブッシュ361と第2の圧入ブッシュ362の内周面から僅かに内方に突出するように、シール部材7が装着されている。
【0041】
そして、上述したように固着された結合部材28の第1の係合手段28は、基部28から互いに周方向に間隔を隔てて一端側に向って平行に延びる複数のアーム部282aとこれらのアーム部282aの先端に形成された内向きの係合爪282bとで構成され、第1の圧入ブッシュ361及び第2の圧入ブッシュ362の内周面に挿入可能に設定された相手部材2の挿入端部621を筒状のシール部材7の内周に係合させて、樹脂チューブ12の拡径端部12aに相対的に挿入させた時に、この係合爪282bと第2の圧入ブッシュ362との間に、空間Aが形成されているので、挿入端部561の外周面上に突設された環状の第2の係合手段622がこの空間Aにスナップ入りでき、第1の係合手段281の係合爪282bと第2の係合手段622が係合し、樹脂チューブ12と管状の相手部材62が流体密に接続される。
【0042】
上述したように、第1の圧入ブッシュ361及び第2の圧入ブッシュ362の内径は筒状のシール部材7の内径よりも僅かに大きい内径を有していることになるので、相手部材62の挿入端部621が第1の圧入ブッシュ361及び第2圧入ブッシュ36を嵌挿でき、樹脂チューブ12と相手部材62は流体密に接続される。
【0043】
図10及び図11に係わる結合部材の好ましい一形態として、図12に示すように、筒状の基部291から径方向に対向して平行に延びる一対のアーム部292a,292aの先端部にリング部292bを一体に連結形成し、このリング部292bの内周面に一対の係合突起292c,292cを設けて、第1の係合手段292を構成し、リング部292bを変形させることにより、一対の係合突起292c,292cを相手部材の第2の係合手段から解除でき、リリース具なしで樹脂チューブと相手部材とを容易に解除できる結合部材29を構成することができる。
【0044】
また、前述した図1係わる結合部材の好ましい一形態として、図12に示す連結部と同様に、筒状の基部から径方向に対向して平行に延びる一対のアーム部の先端部にリング部を一体に連結形成し、このリング部の内周面に一対の係合突起を設けて、第1の係合手段を構成し、リング部を変形させることにより、一対の係合突起を相手部材の第2の係合手段から解除でき、リリース具なしで樹脂チューブと相手部材とを容易に解除できる結合部材を構成することができることは勿論である。
【0045】
本発明は、上述したように、各種の形態で実施できると共に、各実施例を適宜組み合わせて実施でき、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、その他多くの形態で実施することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、樹脂チューブの拡径端部の他端側外周面に嵌着または嵌合せしめた結合部材を用いて、樹脂チューブと管状相手部材とを両者の端部間に筒状あるいはリング状弾性シール部材を挟んだ状態で直接接続することができ、シール性に優れた接続構造体を提供することができる。
従って、本発明の接続構造体は、従来の接続構造体に比べて構造が簡単であり且つ生産性に優れ極めて安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂チューブと管状相手部材の接続状態を示す要部断面図である。
【図2】図1のチューブ組立体の要部側面図である。
【図3】図1に係わる他の係合部材を説明するための斜視図である。
【図4】図1中の弾性筒状シール部材の切欠き断面図である。
【図5】他の形態の筒状シール部材の切欠き断面図である。
【図6】他の形態の筒状シール部材の切欠き断面図である。
【図7】図1に係わる他の形態の圧入部材を説明するための上半分を示す要部断面図である。
【図8】図1に係わるさらに他の形態の係合部材を説明するための上半分を示す要部断面図である。
【図9】図1に係わるさらに他の形態の係合部材を説明するための上半分を示す要部断面図である。
【図10】さらに異なる形態の実施例であって、樹脂チューブと管状の相手部材の接続状態を示す要部断面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】図10に係わる係合部材の他の実施例を説明するための斜視図である。
【図13】従来例を説明するため樹脂チューブと管状相手部材の接続前の状態を示す概略の一部切欠側面図であるる。
【符号の説明】
11,12・・樹脂チューブ
11a,12a・・拡径端部
11b,12b・・肩部
21,22,28,19・・結合部材
211,221,281・・筒状基部
211a・・軸方向対向端部
211b,361a・・径方向対抗端部
212,282,292・・第1の係合部
212b,282a,292a・・アーム部
212c,282b,292c・・係合爪
31,32,33,361:362・・圧入ブッシュ手段
311a,331a,362a・・管状のストッパー面手段
311b,321c,361a・・先細り端部
51,52,53,54,55・・弾性シール部材
61,62・・管状の相手部材
611,621・・挿入端部
612,622・・第2の係合部

Claims (10)

  1. 樹脂チューブと相手部材とを流体密に接続するための接続構造体であって、
    実質的に均一な厚さの周壁を有し、その一端側に肩部を備えて他側よりも大径に形成された開口を有する拡径端部を備えた前記樹脂チューブと;
    他側に向って小径となる規制内周面を有し、該規制内周面が前記樹脂チューブの該肩部の外周に嵌挿配置された筒状の基部と、該基部から延出された第1の係合手段とを備えた結合部材と;
    少なくとも1つのブッシュ本体と、該1つのブッュ本体の一端側外周面から径方向外方に前記拡径端部の一端側外周面を超えて延設された環状のストッパー面手段とを備え、前記樹脂チューブの一端に該拡径端部を形成すると共に、前記結合部材の該規制内周面を前記肩部に係合または嵌合固着させるために前記樹脂チューブの一端側から該開口内に圧入固着された筒状の圧入ブッシュ手段と;
    前記拡径端部の外周に前記ブッシュ手段の該環状のストッパー面手段と前記結合部材の該基部との軸方向空間によって形成された環状外周溝または前記拡径端部の開口内周に前記1つのブッュ本体と該ブッュ本体とは独立した他のブッュ本体との軸方向空間によって形成された環状内周溝のいずれかの環状溝内に装着された環状のシール部材と;
    前記シール部材の外周に流体密に係合させて、前記ブッシュ手段の該環状のストッパー面手段及び前記結合部材の該基部のそれぞれの外周または前記シール部材の内周に流体密に係合させて、前記1つのブッシュ本体及び前記他ブッシュ本体のそれぞれの内周のいずれかに相対的に挿入可能な挿入端部を備えた管状の相手部材と;
    前記挿入端部を前記拡径端部に相対的に挿入させた時に、前記第1の係合部と係止することができる前記相手部材の該挿入端部の外周面に径方向外方に突設された第2の係合部と;
    を具備していることを特徴とする接続構造体。
  2. 前記請求項1において、前記環状のストッパー面手段がフランジまたはキャップ状の保持部により形成されていることを特徴とする接続構造体。
  3. 前記請求項1において、前記シール部材が前記樹脂チューブの前記拡径端部の内周面に係合せしめて保持されていることを特徴とする接続構造体。
  4. 前記請求項1において、前記ブッシュ手段が、前記樹脂チューブの前記拡径端部の他端側の内周面に圧入されて前記結合部材を固着する第1の筒状のブッシュと、該第1のブッシュと軸方向間隔を隔て同軸的に該樹脂チューブの前記拡径端部の一端側の内周面に圧入された前記半径方向に延びる表面を備えた第2のブッシュとで構成されていることを特徴とする接続構造体。
  5. 前記請求項6において、前記第1のブッシュと前記第2のブッシュが一体に形成されていることを特徴とする接続構造体。
  6. 前記請求項6において、前記第1のブッシュと前記第2のブッシュが互いに独立し、互いに軸方向に間隔を隔てて固着されていることを特徴とする接続構造体。
  7. 前記請求項6において、前記第2のブッシュが、前記シール部材が前記樹脂チューブの前記拡径端部の外周面から外方に外れるのを阻止するための、ブッシュ本体の一端側外周面から半径方向外方突出したフランジ状の保持部を備えていることを特徴とする接続構造体。
  8. 前記請求項6において、前記第2のブッシュが、前記シール部材が前記樹脂チューブの前記拡径端部の外周面から外方に外れるのを阻止するための、ブッシュ本体の一端側外周面から半径方向外方突出したキャップ状の保持部を備えていることを特徴とする接続構造体。
  9. 前記相手部材の該挿入端部の一端側に、前記圧入ブッシュ手段のフランジ状またはキャップ状の保持部が当接するための当接部を備えていることを特徴とする接続構造体。
  10. 前記請求項1において、前記結合部材が筒状の基部と、該基部から一端側に向って平行に延びる径に対して対象に配置された一対の平行アーム部と、該一対のアーム部の自由端を環状に接続するリング部と、該リング部の内周面に半径方向内方に突設された係合爪とで構成されていることを特徴とする接続構造体。
    【0001】
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