JP2001065768A - クイックコネクター - Google Patents

クイックコネクター

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JP2001065768A
JP2001065768A JP24505499A JP24505499A JP2001065768A JP 2001065768 A JP2001065768 A JP 2001065768A JP 24505499 A JP24505499 A JP 24505499A JP 24505499 A JP24505499 A JP 24505499A JP 2001065768 A JP2001065768 A JP 2001065768A
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Kimihide Ito
公英 伊藤
Akira Takayanagi
晃 高柳
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、組み立てコストを削減で
きると共に、径方向及び軸方向において更にコンパクト
化を図り、安価で小型のクイックコネクターを提供す
る。 【解決手段】 雄部材50を係合部材70を介して筒状
本体60に接続するクイックコネクターであり、係合部
材70はブッシュ部71と、ブッシュ部71の一端側に
支持脚部73と中央脚部74を介して一体的に設けたリ
ング部72と、リング部72から突設して雄部材50の
環状突出部51を係合する係合突部76を備える。係合
部材70と筒状本体60とは、ブッシュ部71から延長
した支持脚部73の爪部77を肩部64に係止するか、
ブッシュ部71の突起部78を窓部66のような係合凹
部に係止することにより係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリン、オイ
ル、水及びエア等の流体を移送するホースやパイプ等を
互いに連結するためのクイックコネクターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の各種ホースやパイプ等を
相互に連結するために、各種のクイックコネクターが使
用されている。その代表的なものの一つに、図9に示す
ものがある。このクイックコネクターは、一端に金属パ
イプ等の雄部材10を収納する大径部を有し、他端に樹
脂ホース等を挿着するためのホース挿着部21を有する
筒状の雌部材20と、雌部材20の一端開口から挿入さ
れて雌部材20に係止されると共に、雄部材10の環状
突出部11を係合して雌部材20に連結させる係合部材
30とを備えている。尚、雌部材20の中央部内周に
は、雄部材10の外周面との間をシールするOリング等
のシール部材12、及びシール部材12を所定位置に保
持するためのブッシュ部13が配置されている。
【0003】この種のクイックコネクターでは、係合部
材30が一端から他端に向かって漸次小径となるように
形成された略筒状で、その少なくとも一箇所を軸方向に
切り欠くことで弾性変形可能になっている。従って、係
合部材30は雌部材20内に縮径しながら挿入され、係
止部31が雌部材20に設けた窓部22にスナップ係止
するようになっている。雌部材20に係止された係合部
材30は、その小径側他端で雄部材10の環状突出部1
1と係合し、雄部材10を雌部材20に連結することが
できる。また、係止部材30の一端には一対の操作アー
ム部32が一体的に設けてあり、この操作アーム部32
を径方向内方に押して全体を縮径させることで、係止部
材30を雌部材20から取り外すことができる。
【0004】また、雄部材を係合するための部材を雌部
材と一体化したクイックコネクターとして、例えば特表
平9−505871号公報記載のものがある。このクイ
ックコネクターは、図10に示すように、他端にホース
挿着部41を有する筒状の本体部40と、本体部40か
ら一端側に延長した2個のビーム部42により一体的に
固定された保持リング43とを備えており、一端の開口
44から挿入された雄部材10の環状突出部11を保持
リング43から突き出た一対の移動止め45のフィンガ
部45aにより係止するようになっている。尚、本体部
40内にはブッシュ部13が嵌着され、シール部材12
を所定位置に保持すると同時に、雄部材10の環状突出
部11の多端側を支持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のクイッ
クコネクターにおいては、いずれも、軸方向の全長が長
く且つ径方向にも大きかった。例えば図9に示すクイッ
クコネクターでは、操作アーム部32を有する略筒状の
係合部材30及びブッシュ部13を雌部材20の内部に
収納するうえ、雌部材20の一端開口から挿入した雄部
材10の環状突出部11を係合部材30の他端で係止し
て接続するため、軸方向の全長が極めて長くなり、コン
パクト化が難しいかった。また、部品点数が多く、組み
立てコストも高くなっていた。
【0006】これに対して図10に示すクイックコネク
ターは、保持リング43を2個のビーム部42により本
体部40と一体化させ、この保持リング43により雄部
材10を係合しているため、部品点数が削減され、軸方
向長さも若干短くすることが可能である。しかしなが
ら、雄部材10を係合する際の移動止め45の弾性作用
を確保するため、移動止め45のフィンガ部45aとビ
ーム部42との間に径方向に間隔を隔ててスロット46
を設けている。このスロット46を設けるため径方向の
コンパクト化が難しく、更なるコンパクト化が望まれて
いた。
【0007】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
部品点数が少なく、組み立てコストを削減できると共
に、径方向及び軸方向において更にコンパクト化を図
り、安価で小型のクイックコネクターを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供するクイックコネクターの一つは、一
端に他端より大きい外径をもつ大径部及び該他端に小径
部をもつ筒状本体と、該筒状本体に止着された係合部材
と、該係合部材に挿入端部の外周面から径方向外方に突
出した環状突出部が係止されて前記筒状本体に接続され
る雄部材とを備えたクイックコネクターであって;該係
合部材は、前記筒状本体の大径部内に嵌着された環状の
ブッシュ部と、該ブッシュ部の外周面から突設された接
続基部と、一端を該接続基部に接続せしめて該ブッシュ
部の外周面から半径方向隙間を設けて他端側に向かって
軸方向に延長した第1の脚と該第1の脚の他端に設けら
れた終端部を備えた複数の支持脚部と、該支持脚部の終
端部から分かれて一端側に延びる前記ブッシュ部よりも
一端側に延出した第2の脚と、該第2の脚の一端側の延
出端に前記筒状本体と軸方向に距離を隔てて同軸的に設
けられた変形可能なリング部と、該リング部の内周面か
ら径方向内方に互いに対向して突設され、前記雄部材の
挿入端部を筒状本体の大径部内に挿入したとき環状突出
部とスナップ係合する一対の係合突部とを備えることを
特徴とする。
【0009】本発明が提供するクイックコネクターの他
の一つは、一端に他端より大きい外径をもつ大径部及び
該他端に小径部をもつ筒状本体と、該筒状本体に止着さ
れた係合部材と、該係合部材に挿入端部の外周面から径
方向外方に突出した環状突出部が係止されて前記筒状本
体に接続される雄部材とを備えたクイックコネクターで
あって;該係合部材は、前記筒状本体の大径部内に嵌挿
される環状のブッシュ部と、該ブッシュ部の外周面から
突設された接続基部と、一端を該接続基部に接続せしめ
て該ブッシュ部の外周面から半径方向隙間を設けて他端
側に向かって軸方向に延長した第1の脚と該第1の脚の
他端に設けられた終端部を備えた複数の支持脚部と、前
記係合部材を前記筒状本体に止着するために前記大径部
の端面に該接続基部を当接させて前記筒状本体の該大径
部と該小径部の間に形成された肩部に係止する該終端部
に設けられた爪部と、該支持脚部の該終端部から分かれ
て一端側に延びる前記ブッシュ部よりも一端側に延出し
た第2の脚と、該第2の脚の一端側の延出端に前記筒状
本体と軸方向に距離を隔てて同軸的に設けられた変形可
能なリング部と、該リング部の内周面から径方向内方に
互いに対向して突設され、前記雄部材の挿入端部を筒状
本体の大径部内に挿入したとき環状突出部とスナップ係
合する一対の係合突部とを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のクイックコネクターで
は、主に、特表平9−505871号公報に記載され且
つ図10に図示したクイックコネクターのスロット46
をなくし、シール部材12の位置を固定するためのブッ
シュ部13を保持リング43と一体化することによっ
て、径方向の太さ及び軸方向の長さの両方について一層
のコンパクト化を実現し、同時に少ない部品点数でコス
トの削減をも可能にした。
【0011】具体的に本発明のクイックコネクターを図
面に基づいて詳しく説明する。図1は本発明のクイック
コネクターの断面図、図2と図3は筒状本体と係合部材
を組み合わせた(雄部材を係合する前)状態の一部切欠
側面図であり、互いに径方向に90°回転して図示した
もの、図4は係合部材の底面図、図5は係合部材の一部
切欠側面図及び図6はその断面図であり、互いに径方向
に90°回転して図示したもの、及び図7と図8は筒状
本体の一部切欠側面図であって、互い径方向に90°回
転して図示したものである。
【0012】基本的に本発明のクイックコネクターは、
図1から分かるように、挿入端部52の外周面から径方
向外方に突出した環状突出部51を有するパイプ状の雄
部材50と、一端に大径部62、他端にホース挿着部6
1、及び大径部62とホース挿着部61の間に小径部6
3を有する筒状本体60と、筒状本体60の大径部62
内に係止されると共に筒状本体60内に収納された前記
雄部材50と係合し、筒状本体60と雄部材50を接続
する係合部材70とを備えている。また、53は筒状本
体60の大径部62内に挿着されたOリング等のシール
部材である。
【0013】上記の係合部材70は、筒状本体60の大
径部62内に嵌合される環状のブッシュ部71を備え、
ブッシュ部71の一端から軸方向一端側に軸方向に距離
を隔ててリング部72が配置され、ブッシュ部71とリ
ング部72とは支持脚部73と中央脚部74により一体
的に形成されている。ブッシュ部71は筒状本体60の
小径部63とほぼ同一内径を有し、一端から挿通された
パイプ状の雄部材50を筒状本体60の小径部63と共
に保持するようになっている。また、このブッシュ部7
1は、筒状本体60の大径部62内に嵌合することによ
り、大径部62内に挿着したシール部材53を保持し
て、その位置ズレを防ぐことができる。
【0014】係合部材70のブッシュ部71には、その
外周面から互いに周方向に間隔を隔てて半径方向に突設
された一対の接続基部75、75が設けられ、これら接
続基部75、75から半径方向隙間を設けて、他端側に
向かって延長した一対の平行脚(第1の脚)73a、7
3aと各平行脚73a、73aの他端を周方向に延びる
終端部73bで連結した径対象に設けられた一対のコの
字状の支持脚部73が一体的に接続されている。これら
コの字状の支持脚部73の終端部73bから分かれて一
対の平行脚73a、73aに平行に、その間を周方向間
隔を設けて一端側に延びる前記ブッシュ部71よりも一
端側に延出した第2の脚74が設けてある。この第2の
脚(中央脚部)74の一端側の延出端には、前記筒状本
体60と軸方向に距離を隔てて同軸的に設けられた変形
可能なリング部72が一体に設けてある。
【0015】このリング部72は、パイプ状の雄部材5
0が一端から挿入できるように大きな内径を有すると共
に、リング部72の内周面から径方向内方に互いに対向
して突設された一対の係合突部76を備えている。ま
た、この係合突部76は、一端側を傾斜面76aとする
ことにより雄部材50の環状突出部51がリング部72
を弾性変形させて挿入されやすくなっていると共に、そ
の後リング部72が元に戻ることにより係合突部76が
環状突出部51にスナップ係合するようになっている。
しかも、リング部72をブッシュ部71に固定している
中央脚部74は支持脚部73の他端側の終端部73bに
接合され、且つ支持脚部73の2つの平行脚73aとの
間は周方向間隙74a、74aで分離されているので、
リング部72は弾性変形しやすくスナップ係合が容易に
なっている。尚、図4や図6等に示す係合部材70にお
いて、リング部72の中央脚部74との連結部分と係合
突部76との間には、型抜き用孔79bが存在してい
る。
【0016】本発明の筒状本体60と係合部材70は上
記のごとく別体であるため、互いに組み合わせて一体に
止着するための係止手段を備えている。この係止手段の
第1は、図6に明示されているように、係合部材70は
環状のブッシュ部71の接続基部75から外周側に沿い
軸方向他端側に延長した一対の支持脚部73の終端部7
3bに、径方向内側に突出して設けた爪部77を備えて
いる。この爪部77は、図1及び図2に示すように、筒
状本体60の大径部62の端面に接続基部75を当接さ
せた時に、大径部62と小径部63の間に設けた外周面
の肩部64に係止することにより、係合部材70を筒状
本体60に止着する。また、この爪部77を終端部73
bに備えた支持脚部75は、少なくとも一対を径方向に
対向する位置に設けるが、それ以上、例えば3カ所に等
間隔に設けることもできる。尚、筒状本体60の外周面
には、爪部77で係止した支持脚部73の終端部73b
を覆うように庇部65を設けることができる。
【0017】筒状本体60と係合部材70との第2の係
止手段は、図5に図示するように、係合部材70のブッ
シュ部71の軸中心を通る直線上の対向する位置の外周
面から径方向外方に突設された少なくとも一対の突起部
78と、この突起部78に対向して筒状本体60の大径
部62に穿設された窓部66とからなる。この係合部材
70の突起部78は、図3に示すように、筒状本体60
の一端から挿入されたとき、予め筒状本体60の大径部
62を貫通して設けた窓部66に係止され、係合部材7
0を筒状本体60に保持する。尚、突起部78と係止す
る筒状本体60の窓部66の代わりに、筒状本体60の
大径部を貫通することなく、その内周面から径方向外方
に延びる係合凹部であってもよい。突起部78と窓部6
6又は係合凹部は互いに対向する位置に、いずれも少な
くとも一対を設ける必要があるが、それぞれ対向してい
る限り等間隔に3カ所以上設けることもできる。
【0018】上記した筒状本体60と係合部材70を係
止するための二つの係止手段は、いずれか片方の係止手
段を備えればよいが、両者の係止をより一層確実にする
ためには、図示したごとく両方の具体例の係止手段を備
えることが好ましい。更に、上記第2の係止手段の変形
例として、突起部78や係合凹部又は窓部66を設ける
ことなく、係合部材70を筒状本体60の大径部内に圧
入することにより嵌着することも可能である。
【0019】本発明のクイックコネクターの組み立て
は、まず図7及び図8に示すように、筒状本体60の大
径部62内にシール部材53を挿着する。次に図2及び
図3に示すように、この筒状本体60の一端の大径部6
2内に係合部材70のブッシュ部71を挿入し、係合部
材70の支持脚部73の終端部73bに設けた爪部77
と筒状本体60の外周面の肩部64を係止させるか、及
び/又は係止部材70のブッシュ部71の外周に設けた
突起部78と筒状本体60に穿設した窓部66又は係合
凹部を係止させ、若しくは圧入することにより、係合部
材70を筒状本体60に係止する。最後に、図1に示す
ように、筒状本体60と係止された係合部材70のリン
グ部72内に一端から雄部材50を挿入し、雄部材50
の管状突出部51をリング部72の係合突部76にスナ
ップ係止することにより、係合部材70を介して雄部材
50と筒状本体60を接続する。
【0020】尚、係合部材70から雄部材50を取り外
すには、係合部材70のリング部72を一対の係合突部
74と略直角方向に設けた押圧部79aを径方向内側に
押すことにより、リング部72を弾性変形させて係合突
部76を径方向外方に開き、雄部材50を引き抜くこと
ができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、シール部材を筒状本体
内の所定位置に保持するための環状のブッシュ部を係合
部材と一体化させ、この係合部材と筒状本体との係止手
段を改善することで、部品点数が少なく、組み立てコス
トを削減できると共に、径方向及び軸方向において従来
よりも更にコンパクト化を図り、安価で小型のクイック
コネクターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクイックコネクターを示す概略の断面
図である。
【図2】本発明に係わる筒状本体と係合部材を組み合わ
せた状態を示す概略の一部切欠側面図である。
【図3】図2を径方向に90°回転させた状態を示す概
略の一部切欠側面図である。
【図4】本発明に係わる係合部材の一端側からみた底面
図である。
【図5】本発明に係わる係合部材の断面図である。
【図6】図5を径方向に90°回転させた状態を示す断
面図である。
【図7】本発明に係わる筒状本体の一部切欠側面図であ
る。
【図8】図7を径方向に90°回転させた状態を示す一
部切欠側面図である。
【図9】従来のクイックコネクターの一例を示す断面図
である。
【図10】従来の別のクイックコネクターを示す断面図
である。
【符号の説明】
10 雄部材 11 環状突出部 13 ブッシュ 20 雌部材 30 係止部材 40 本体部 42 ビーム部 43 保持リング 46 スロット 50 雄部材 51 環状突出部 52 挿入端部 53 シール部材 60 筒状本体 61 ホース挿着部 62 大径部 63 承継部 64 肩部 66 窓部 70 係合部材 71 ブッシュ部 72 リング部 73 支持脚部 73a 平行脚(第1の脚) 73b 終端部 74 中央脚部(第2の脚) 75 接続基部 76 係合突部 77 爪部 78 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE31 BE32 BE33 CA02 CA06 CA07 CA12 EA03 EB02 EC01 EC07 ED12 EE02 EF04 EF05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に他端より大きい外径をもつ大径部
    及び該他端に小径部をもつ筒状本体と、該筒状本体に止
    着された係合部材と、該係合部材に挿入端部の外周面か
    ら径方向外方に突出した環状突出部が係止されて前記筒
    状本体に接続される雄部材とを備えたクイックコネクタ
    ーであって;該係合部材は、前記筒状本体の大径部内に
    嵌着された環状のブッシュ部と、該ブッシュ部の外周面
    から突設された接続基部と、一端を該接続基部に接続せ
    しめて該ブッシュ部の外周面から半径方向隙間を設けて
    他端側に向かって軸方向に延長した第1の脚と該第1の
    脚の他端に設けられた終端部を備えた複数の支持脚部
    と、該支持脚部の終端部から分かれて一端側に延びる前
    記ブッシュ部よりも一端側に延出した第2の脚と、該第
    2の脚の一端側の延出端に前記筒状本体と軸方向に距離
    を隔てて同軸的に設けられた変形可能なリング部と、該
    リング部の内周面から径方向内方に互いに対向して突設
    され、前記雄部材の挿入端部を筒状本体の大径部内に挿
    入したとき環状突出部とスナップ係合する一対の係合突
    部とを備えることを特徴とするクイックコネクター。
  2. 【請求項2】 前記筒状本体の大径部の内周面から径方
    向外方に延びる係合凹部と、該係合凹部と係止する前記
    係合部材のブッシュ部の外周面から係合方向外方に突設
    した少なくとも一つの突起部とを備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載のクイックコネクタ。
  3. 【請求項3】 一端に他端より大きい外径をもつ大径部
    及び該他端に小径部をもつ筒状本体と、該筒状本体に止
    着された係合部材と、該係合部材に挿入端部の外周面か
    ら径方向外方に突出した環状突出部が係止されて前記筒
    状本体に接続される雄部材とを備えたクイックコネクタ
    ーであって;該係合部材は、前記筒状本体の大径部内に
    嵌挿される環状のブッシュ部と、該ブッシュ部の外周面
    から突設された接続基部と、一端を該接続基部に接続せ
    しめて該ブッシュ部の外周面から半径方向隙間を設けて
    他端側に向かって軸方向に延長した第1の脚と該第1の
    脚の他端に設けられた終端部を備えた複数の支持脚部
    と、前記係合部材を前記筒状本体に止着するために前記
    大径部の端面に該接続基部を当接させて前記筒状本体の
    該大径部と該小径部の間に形成された肩部に係止する該
    終端部に設けられた爪部と、該支持脚部の該終端部から
    分かれて一端側に延びる前記ブッシュ部よりも一端側に
    延出した第2の脚と、該第2の脚の一端側の延出端に前
    記筒状本体と軸方向に距離を隔てて同軸的に設けられた
    変形可能なリング部と、該リング部の内周面から径方向
    内方に互いに対向して突設され、前記雄部材の挿入端部
    を筒状本体の大径部内に挿入したとき環状突出部とスナ
    ップ係合する一対の係合突部とを備えることを特徴とす
    るクイックコネクター。
  4. 【請求項4】 前記係合部材のリング部に設けた一対の
    係合突部と、前記係合部材のブッシュ部に設けた一対の
    中央脚部とが、それぞれ軸方向同一線上にあることを特
    徴とする、請求項3に記載のクイックコネクター。
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