JPH0529131Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529131Y2
JPH0529131Y2 JP1986019440U JP1944086U JPH0529131Y2 JP H0529131 Y2 JPH0529131 Y2 JP H0529131Y2 JP 1986019440 U JP1986019440 U JP 1986019440U JP 1944086 U JP1944086 U JP 1944086U JP H0529131 Y2 JPH0529131 Y2 JP H0529131Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
injection tube
resin
metal
resin fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986019440U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62130936U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986019440U priority Critical patent/JPH0529131Y2/ja
Publication of JPS62130936U publication Critical patent/JPS62130936U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529131Y2 publication Critical patent/JPH0529131Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はフユエルキヤツプ取付部が設けられた
金属製燃料注入筒を備えた樹脂製燃料タンクの燃
料注入筒構造に関する。
[従来の技術] 一般に、樹脂製燃料タンクでは燃料注入筒も樹
脂で一体に成形されている。ところで、燃料注入
筒の先端部にはフユエルキヤツプの取付部が設け
られることから、燃料注入筒が一体に成形された
樹脂製燃料タンクであつても、この燃料注入筒の
先端には金属製の燃料注入筒が接続されるように
なつている。
第3図及び第4図には、従来考えられていた樹
脂製燃料タンクの燃料注入筒構造が示されてい
る。第3図に示される構造では、フユエルキヤツ
プ10の取付部12が設けられた金属製燃料注入
筒14と、樹脂製燃料タンク16の燃料注入筒1
8とは、ゴムホース20を介して接続され、ゴム
ホース20との接続部がクランプ22で締め付け
られるようになつていた。
また、第4図に示される構造では、樹脂製燃料
タンクの燃料注入筒18の先端部に、金属製の内
筒24を内方に嵌合し、金属製燃料注入筒14の
端部大径部14Aを外方に嵌合してから、この端
部大径部14Aをかしめて縮径するようになつて
いた。第4図中、符号26はOリングである。
しかしながら、上記従来の燃料注入筒構造で
は、燃料タンクの内圧が大幅に上昇した場合等に
フユエルキヤツプに作用する押圧力で、金属製燃
料注入筒が移動してしまう惧れがあるのでそのた
めの対策が必要となり、構造が複数となつてしま
う等の問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮して、樹脂製燃料タン
クの樹脂製燃料注入筒と金属製燃料注入筒とを簡
易な構造で強固に結合することができる樹脂製燃
料タンクの燃料注入筒構造を得ることが目的であ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る樹脂製燃料タンクの燃料注入筒構
造では、樹脂製燃料タンクに設けられた樹脂製燃
料注入筒と、該樹脂製燃料注入筒の内方にインサ
ート成形で嵌合された金属製燃料注入筒と、該金
属製燃料注入筒の外周部に設けられて樹脂製燃料
注入筒と凹凸嵌合された凸部、該金属製燃料注入
筒の外周部の該凸部の燃料タンク側に設けられた
樹脂製燃料注入筒と金属製燃料注入筒とに密着し
たOリングと、該凸部に対応して樹脂製燃料注入
筒の外周部に嵌合されて樹脂製燃料注入筒の拡径
を阻止する環状の拘束部材と、を備えたことを特
徴としている。
[作用] 上記構成の本考案では、燃料タンクの内圧が大
幅に上昇する等して、金属製燃料注入筒を樹脂製
燃料注入筒から離間させようとする力が作用した
場合でも、金属製燃料注入筒の外周部と樹脂製燃
料注入筒の内周部とは凹凸嵌合されているので、
金属製燃料注入筒は樹脂製燃料注入筒を拡径させ
なければ移動されることはない。一方、樹脂製燃
料注入筒は拘束部材で拡径を阻止されているの
で、金属製燃料注入筒の移動を許すことはない。
さらに、Oリングが凸部の燃料タンク側に設け
られているので、燃料内圧によつて、Oリング移
動しようとした場合には、凸部によつてOリング
の移動が阻止される。このため、燃料内圧による
Oリングのずれを防止できる。
[実施例] 第1図及び第2図には本考案に係る樹脂製燃料
タンクの燃料注入筒構造の実施例が示されてい
る。
第2図に示されれるように、樹脂製の燃料タン
ク28には樹脂製燃料注入筒30が一体成形で設
けられている。樹脂製燃料注入筒30の先端部に
は、金属製燃料注入筒32が接続されている。金
属製燃料注入筒32の先端には、フユエルキヤツ
プ取付部34が設けられており、フユエルキヤツ
プ36が取り付けられるようになつている。
第1図に示されるように、金属製燃料注入筒3
2は、燃料タンク28が成形される際にOリング
38とともにインサート成形されて、後端部側が
樹脂製燃料注入筒30の内方に嵌着されている。
金属製燃料注入筒32の後端部側には、プレス成
形で直径方向外方へ凸とされた凸部としての環状
のリブ40が外周部に突設されている。前記Oリ
ング38は、このリブ40に隣接して、金属製燃
料注入筒32の外周部に嵌着されている。また、
金属製燃料注入筒32は樹脂製燃料注入筒30に
嵌着されている軸方向中間部で径が変化されてお
り、後端部側が比較的小径とされている。
樹脂製燃料注入筒32は、前記リブ40に対応
する部分の外周部が、他の外周部から突出されて
大径部42とされている。大径部42及びこれに
隣接した樹脂製燃料注入筒30の外周部には、断
面略ハツト形の筒状の拘束部材44が嵌着されて
いる。拘束部材44は、第1図に1点鎖線で示さ
れるように各部等径な金属パイプ44Aが、樹脂
製燃料注入筒30に嵌着された後に、前記のよう
な形状にかしめられている。
次に、以上のように構成された本実施例の作用
を説明する。
燃料タンク28の内圧が大幅に上昇すると、フ
ユエルキヤツプ36には、内圧に比例した大きな
力が作用する。この力により、金属製燃料注入筒
32は、第1図矢印A方向に移動されようとす
る。金属製燃料注入筒32が移動されるために
は、リブ40が樹脂製燃料注入筒30との嵌合部
から抜け出されねばならない。そのためには、樹
脂製燃料注入筒30が拡径されねばならない。と
ころが、樹脂製燃料注入筒30は、拘束部材44
に阻止されて拡径されることがない。従つて、金
属製燃料注入筒32は樹脂製燃料注入筒30に対
して移動されることがない。
また、上記のように内圧が大幅に上昇した際に
は、金属製燃料注入筒32の後端から、金属製燃
料注入筒32と樹脂製燃料注入筒30との間隙に
燃料が浸入することもあり得るが、Oリング38
はリブ40によつて、図1の矢印A方向の移動が
阻止されるため、燃料内圧によるOリング38の
ずれを防止でき、燃料が漏出されてしまうことは
ない。
このように本実施例では、樹脂製燃料注入筒3
0には大径部42が設けられていて、この大径部
42に嵌着された金属製パイプ44Aをかしめる
ことで、この金属製パイプ44Aが拘束部材44
として樹脂製燃料注入筒30に係止されるので、
別途拘束部材の係止手段を用いる必要がない。ま
た、この大径部42は拘束部材44の係止用とし
てのみ存在しているのではなく、樹脂製燃料注入
筒30のリブ40との嵌合部が薄肉となるのを防
いでいるので、極めて合理的である。
なお、上記実施例では金属製パイプ44Aを断
面略ハツト形にかしめた筒状の拘束部材44を用
いたが、各部等径の筒状体や、板材又は線材から
なる環状のクランプ部材を用いても良い。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る樹脂製燃料タ
ンクの燃料注入筒構造では、樹脂製燃料タンクに
設けられた樹脂製燃料注入筒と、該樹脂製燃料注
入筒の内方にインサート成形で嵌合された金属製
燃料注入筒と、該金属製燃料注入筒の外周部に設
けられて樹脂製燃料注入筒と凹凸嵌合された凸部
と、該金属製燃料注入筒の外周部の該凸部の燃料
タンク側に設けられ樹脂製燃料注入筒と金属製燃
料注入筒とに密着したOリングと、該凸部に対応
して樹脂製燃料注入筒の外周部に嵌合されて樹脂
製燃料注入筒の拡径を阻止する環状の拘束部材
と、を備えた構成としたので、樹脂製燃料注入筒
と金属製燃料注入筒とが簡易な構造で強固に結合
されるという優れた効果を有する。
また、燃料内圧によるOリングのずれを防止で
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る樹脂製燃料タンクの燃料
注入筒構造の実施例を示す第2図の部詳細断面
図、第2図は本実施例が適用された樹脂製燃料タ
ンクの概略側面図、第3図及び第4図は従来構造
を説明する断面図である。 28……樹脂製燃料タンク、30……樹脂製燃
料注入筒、32……金属製燃料注入筒、38……
Oリング、40……リブ(凸部)、44……拘束
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂製燃料タンクに設けられた樹脂製燃料注入
    筒と、該樹脂製燃料注入筒の内方にインサート成
    形で嵌合された金属製燃料注入筒と、該金属製燃
    料注入筒の外周部に設けられて樹脂製燃料注入筒
    と凹凸嵌合された凸部と、該金属製燃料注入筒の
    外周部の該凸部の燃料タンク側に設けられ樹脂製
    燃料注入筒と金属製燃料注入筒とに密着したOリ
    ングと、該凸部に対応して樹脂製燃料注入筒の外
    周部に嵌合されて樹脂製燃料注入筒の拡径を阻止
    する環状の拘束部材と、を備えたことを特徴とす
    る樹脂製燃料タンクの燃料注入筒構造。
JP1986019440U 1986-02-13 1986-02-13 Expired - Lifetime JPH0529131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986019440U JPH0529131Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986019440U JPH0529131Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130936U JPS62130936U (ja) 1987-08-18
JPH0529131Y2 true JPH0529131Y2 (ja) 1993-07-27

Family

ID=30814038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986019440U Expired - Lifetime JPH0529131Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529131Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2572059B2 (ja) * 1987-03-31 1997-01-16 山川工業株式会社 自動車用燃料注入パイプ等における燃料注入口構造
JP5004080B2 (ja) * 2007-07-25 2012-08-22 本田技研工業株式会社 樹脂製燃料タンク
JP2015003618A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 スズキ株式会社 ホースとパイプの接続構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105826A (ja) * 1981-12-21 1983-06-23 Nissan Motor Co Ltd 燃料注入管構造
JPS6118521A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Araki Kanagata Seisakusho:Kk 自動車ガソリンタンクの注入口パイプの構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105826A (ja) * 1981-12-21 1983-06-23 Nissan Motor Co Ltd 燃料注入管構造
JPS6118521A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Araki Kanagata Seisakusho:Kk 自動車ガソリンタンクの注入口パイプの構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62130936U (ja) 1987-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6199919B1 (en) Tube connecting structure
US6357617B1 (en) Hollow resin container
JPH0548139U (ja) グロメット
US4831849A (en) Cable lock
JPS622092A (ja) オリフイスを有するホ−ス
JPH0529131Y2 (ja)
JP3709765B2 (ja) 接続構造体
JPH0681991A (ja) 分岐コネクタ
JP3687404B2 (ja) チューブ接続構造体
US6082699A (en) Resin molding bracket
JP2501304Y2 (ja) 分岐接続管継手の接続構造
JPS6124789Y2 (ja)
JPH0391592U (ja)
JP2522876Y2 (ja) スタータの水抜き構造
JPH0740145Y2 (ja) 分岐接続管継手の接続構造
JPH0620685Y2 (ja) 車両燃料タンク用インレットパイプ
JPH0133897Y2 (ja)
JPH08121666A (ja) 継手部をもつホース
JP3133254B2 (ja) ヒューム管用プラスチック継手
JP2505172Y2 (ja) 管体用保護キャップ
JPH0326382Y2 (ja)
JPH0133913Y2 (ja)
JPS5853886Y2 (ja) 集水器とエルボの接続構造
JPH0370528U (ja)
JPH03127890U (ja)