JPH0326382Y2 - - Google Patents

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JPH0326382Y2
JPH0326382Y2 JP1986095524U JP9552486U JPH0326382Y2 JP H0326382 Y2 JPH0326382 Y2 JP H0326382Y2 JP 1986095524 U JP1986095524 U JP 1986095524U JP 9552486 U JP9552486 U JP 9552486U JP H0326382 Y2 JPH0326382 Y2 JP H0326382Y2
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tube
orifice
connecting end
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は流体制御管に関し、特に流体量を制御
するバキユーム・コントロール・システムの部品
として使用されて有効なものであつて、前記流体
量による圧力調整を行うためにオリフイスを具備
した流体制御管に関するものである。
[従来の技術] かかるバキユーム・コントロール・システムの
部品として使用される流体制御管については、第
3図に図示される様に、コントロール管としての
ゴム管1の端末切断部1aには、制御管2の脚部
が2方向又は3方向に放射状をもつて形成された
1本の前記脚部が挿着されている。そして挿着さ
れた制御管2の先端部には前記制御管2内壁に環
設された突出環体4が内周にオリフイス管3を嵌
着している。
所が、バキユーム・コントロール・システムで
はエンジンの駆動力によつて圧力調整が部分的に
異なり、そのために制御管2に嵌着されているオ
リフイス管3を通過する流体は、その時の圧力に
よつて全量がオリフイス3aを通過するのではな
く、制御管2の内壁とオリフイス管3外周面との
接触面、即ち図示の透過道5から流出することと
なり、設計値によるオリフイス径寸法では設定し
た流体量が通過せず、従つて、オリフイス径をマ
スター・ゲージに合せて補正しなければならなか
つた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案はかかる技術的課題に鑑み、オリフイス
管体の形状構造を改善して、流体の通過量を設計
値と同一にすることのできる、しかも、各管体相
互の組み合わせが容易に行なえる流体制御管を提
供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は所期の目的を達成するため、第1管体
の接続端部内に第2管体の接続端部が挿入され
て、これら第1管体の接続端部内周面と第2管体
の接続端部外周面とが密に相対嵌合しており、第
2管体の接続端部内にオリフイスを有するオリフ
イス管体が装着されて、これら第2管体の接続端
部内周面とオリフイス管体の外周面とが密に相対
嵌合している流体制御管において、前記オリフイ
ス管体が、筒状の本体部と、該本体部先端の厚肉
部と、これら本体部、厚肉部の外周隣接部におけ
る段差部とを有して構成されているとともに、本
体部が前記第2管体の接続端部内周面と密に相対
嵌合する外周面を有し、かつ、厚肉部が前記第1
管体の接続端部内周面と密に相対嵌合する外周面
を有しており、前記第2管体の接続端部内周面、
前記オリフイス管体の本体部外周面には、対をな
す環状凸部、環状凹部が係合自在に相対形成され
ており、前記オリフイス管体の本体部が前記第2
管体の接続端部内挿入されて、これら第2管体の
先端面とオリフイス管体の段差部とが互いに当接
しているとともに、前記環状凸部と前記環状凹部
とが互いに係合しており、かつ、接続端部側にオ
リフイス管体を備えた第2管体が前記第1管体の
接続端部内に挿入され、当該第2管体の接続端部
が第1管体、オリフイス管体の内外周面管に介在
されていることを特徴とする。
[作用] 上記考案によると、第2管体に挿着されるオリ
フイス管体に段差部をもつて肉厚部が形成されて
いるので、前記段差部と肉厚部による閉塞状態を
得て流体はオリフイスをその全流量が通過し、従
つて設計値と同一流量を得ることができ、これに
よつて、安定したコントロール・システムとする
ことができる。
また、オリフイスの径寸法を適宜設計変更する
ことができ、マスター・ゲージによる補正手段も
必要がなくなる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図示に従つて説明す
る。第1図は流体制御管10の分解説明図であつ
て、11で第1管体を、12で第2管体を、13
でオリフイス管体を示してある。即ち、第1管体
11は可とう性材料による長尺状のホースで所定
位置に配設されているものである。第2管体12
は分枝した脚体を具備してなり、第1図において
はその一分枝部のみが示されている。第2管体1
2には、これの先端面20側の内周面に断面半円
形の環状凸部14が形成されている。第2管体1
2は樹脂材あるいは軟質金属材によつて形成され
る。
オリフイス管体13は、樹脂材により一体成型
され、全面を円筒体と成し、本体部15には環状
凹部18が外周面に対して半円体の溝体として形
成されており、当該形成位置は環状凹部18と前
記第2管体12内壁の環状凸部14が丁度係止出
来る様に各端末部より同一内方向の寸法位置にそ
れぞれが形成されている。
そして、更にオリフイス管体13には、本体部
15と直列して段差部17をもつて肉厚部16が
あり、前記段差部17の厚さ寸法は第2管体12
の肉厚寸法と同一となつている。
そして、中心には設計値によつて貫穿されたオ
リフイス19が貫通している。
次にかかる構成になる各部材を組付けることに
より、流体制御管とする取付構造を第1図乃至第
2図によつて説明すれば、分枝管たる第2管体1
2は、複数の脚体が中心より分枝された状態とな
つており、図示になる部分はその先端を一部断面
図として示したものである。
上記において、図示の先端面20よりオリフイ
ス管体13の本体部15を第2管体12の接続端
部内に挿入すると、該本体部15が環状凸部14
を半径方向に押し広げつつ無理に押し込まれ、そ
の後、第2管体12の先端面20とオリフイス管
体13の段差部17とが互いに当接し、環状凹部
18が環状凸部14とが相対係合したとき、これ
ら第2管体12、オリフイス管体13は、互いに
嵌合係止される。
これによつて、両者は一体化されるが、この時
切断部20はオリフイス管体13の段差部17面
に対面し合致することになる。
これは、第2管体12の肉厚と段差部17の高
さ寸法が一致する様に成型されるためで、これに
よつて、第2管体12の外周面とオリフイス管体
13の肉厚部16の外周面とが外径寸法として一
致することになる。
次にかかる一致した状態から第1管体11へオ
リフイス管体13の肉厚部16を押入すれば、前
記肉厚部16は第1管体11の内径を拡径しなが
ら挿入して密着する。
これによつて、オリフイス管体13は第1管体
11に密着係止すると同時に、第2管体12へも
環状凸部14を介して環状凹部18と係止するこ
とになる。
これによつて、流体がオリフイス19を通過す
るとき、第2管体12の内周面とオリフイス管体
13との外周面の接触面は段差部17の存在によ
つて通路を阻止され、流体は完全にオリフイス1
9のみを通過することになる。
これは、オリフイス径の設計値による流量規制
を特定するものであり、コントロール・システム
の全体稼動を満足させるものである。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種
種の変形例が可能であることは言う迄もない。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係る流体制御管
は、第1管体、第2管体の両方にわたるオリフイ
ス管体の本体部、肉厚部と、これにともなう段差
部とに依存して、オリフイス以外を通過しようと
する流体を阻止することができるから、マスタ
ー・ゲージによつて補正していた手間を省略する
ことができ、正確かつ安定した流体のコントロー
ルシステムを提供することができる。
その上、本考案に係る流体制御管は、はじめ、
オリフイス管体を第2管体に対して機拡的に嵌め
こみ、つぎに、第2管体を第1管体に対して機械
的に嵌めこむだけであるから、管体相互の組み立
てが簡易に行なえるとともに、これらの締り嵌め
と環状凸部、環状凹部の相対係合により管体相互
の液密な緊結状態を堅固に保持することができ、
しかも、管体相互の組み立てに際して接着剤を要
しないので、接着剤使用の場合にみられる接着剤
の選定、接着剤の硬化時間などの無駄がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる流体制御管の分解説明図
で、一部を切断部分図で示した図、第2図は取付
状態を説明する断面図、第3図は従来使用になる
制御管の取付断面図である。 10……流体制御管、11……第1管体、12
……第2管体、13……オリフイス管体、14…
…環状凸部、15……本体部、16……肉厚部、
17……段差部、18……環状凹部、19……オ
リフイス、20……先端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1管体11の接続端部内に第2管体12の接
    続端部が挿入されて、これら第1管体11の接続
    端部内周面と第2管体12の接続端部外周面とが
    密に相対嵌合しており、第2管体12の接続端部
    内にオリフイス19を有するオリフイス管体13
    が装着されて、これら第2管体12の接続端部内
    周面とオリフイス管体13の外周面とが密に相対
    嵌合している流体制御管10において、前記オリ
    フイス管体13が、筒状の本体部15と、該本体
    部15先端の厚肉部16と、これら本体部15、
    厚肉部16の外周隣接部における段差部17とを
    有して構成されているとともに、本体部15が前
    記第2管体12の接続端部内周面と密に相対嵌合
    する外周面を有し、かつ、厚肉部16が前記第1
    管体11の接続端部内周面と密に相対嵌合する外
    周面を有しており、前記第2管体12の接続端部
    内周面、前記オリフイス管体13の本体部15外
    周面には、対をなす環状凸部14、環状凹部18
    が係合自在に相対形成されており、前記オリフイ
    ス管体13の本体部15が前記第2管体12の接
    続端部内に挿入されて、これら第2管体12の先
    端面20とオリフイス管体13の段差部17とが
    互いに当接しているとともに、前記環状凸部14
    と前記環状凹部18とが互いに係合しており、か
    つ、接続端部側にオリフイス管体13を備えた第
    2管体12が前記第1管体11の接続端部内に挿
    入され、当該第2管体12の接続端部が第1管体
    11、オリフイス管体13の内外周面管に介在さ
    れていることを特徴とする流体制御管。
JP1986095524U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0326382Y2 (ja)

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