JP2012196079A - モータの冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モータ内で発生した熱を構成部材の熱伝達によって放熱する冷却構造を提供する。
【解決手段】 コイル6が巻き付けられているステータ5の内周側にロータ3が回転自在に配置され、そのコイル6の軸線方向での端部であるコイルエンド部6aがモータケース4の内壁面によって包囲されるとともに、そのモータケース4の内壁面とコイルエンド部6aとの間に冷却油路9が形成されたモータの冷却構造において、ステータ5におけるコイル6の中性点8がコイルエンド部6aからモータケース4側に引き出され、その中性点8がモータケース4の内壁面に電気的な絶縁状態で熱伝達可能に接触している。
【選択図】図1
【解決手段】 コイル6が巻き付けられているステータ5の内周側にロータ3が回転自在に配置され、そのコイル6の軸線方向での端部であるコイルエンド部6aがモータケース4の内壁面によって包囲されるとともに、そのモータケース4の内壁面とコイルエンド部6aとの間に冷却油路9が形成されたモータの冷却構造において、ステータ5におけるコイル6の中性点8がコイルエンド部6aからモータケース4側に引き出され、その中性点8がモータケース4の内壁面に電気的な絶縁状態で熱伝達可能に接触している。
【選択図】図1
Description
本発明は、モータのステータに巻回されたコイルで発生する熱を冷却する構造に関するものである。
ハイブリッド車や電気自動車などの駆動系に使用されるモータには、高トルクを出力できるモータが使用されている。高トルクを出力できるモータは、多くの発熱量を生じるものでもあった。そのため従来から、発熱量が多くなったモータのコイルエンド部を冷却するための装置が種々開発されている。
例えば、ステータコアに巻回したコイルのコイルエンド部を冷却する技術が開示されている。その一例として、特許文献1には、モータのコイルエンド部から突出する中性点が熱伝導性絶縁部を介してバスバーに接続され、このバスバーがウォータージャケットを備えたケースに接触する構成を有する冷却装置が記載されている。特許文献1に記載の冷却装置によれば、冷却オイルと構成部材への熱伝達とによって、放熱して冷却することができる。
特許文献2には、ステータの軸方向の両端とケース部材内周との間に環状空間を有する冷却ジャケットを形成し、ステータ両端間を連通する冷媒通路を形成するケースが記載されている。特許文献2に記載の冷却装置によれば、ケース組立の工程が簡便になり、ステータコイルとケースとの間に冷却オイルを流通させる冷却ジャケットを設けた構成であるため、冷却オイルによってコイルの熱を運び去ってコイルを冷却することができる。
また、いわゆるインホイールモータにおいて、モータの動力によって駆動するいわゆるメカオイルポンプを利用した冷却装置がある。このメカオイルポンプを利用した冷却装置によれば、オイルポンプから吐出する冷却オイルで冷却することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、バスバーおよびをウォータージャケットを介して放熱させるように構成されているために、コイルエンド部から実質的に放熱の生じる箇所までの熱抵抗が大きく、冷却性能が十分であるとは言い得ず、改善の余地があった。
また、特許文献2に記載された装置では、コイルと冷却オイルとの間の熱抵抗が大きく、また冷却オイルによる冷却にほぼ限られるため、冷却オイルの流量もしくは流速を十分に確保する必要があるなど、未だに改善する余地があった。
さらに、メカオイルポンプのみを利用した冷却装置では、車両が低速で走行している場合、オイルポンプから吐出する冷却オイル量が減少してしまうため、冷却性能が安定しているとは言い得ず、改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、モータ内で発生した熱を構成部材の熱伝達によって放熱する冷却構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、コイルが巻き付けられているステータの内周側にロータが回転自在に配置され、そのコイルの軸線方向での端部であるコイルエンド部がモータケースの内壁面によって包囲されるとともに、そのモータケースの内壁面と前記コイルエンド部との間に冷却油路が形成されたモータの冷却構造において、前記ステータにおけるコイルの中性点が前記コイルエンド部から前記モータケース側に引き出され、その中性点が前記モータケースの内壁面に電気的な絶縁状態で熱伝達可能に接触させられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記中性点が、中性点折り返し点において折り曲げられ、その中性点折り返し点から中性点の端部までが前記モータケースの内壁面に接触させられていることを特徴とする。
また、本発明は、中性点の各相を束ねる溶接箇所が、前記モータケースの内壁面と接触させられない部分に位置することを特徴とする。
また、本発明は、前記コイルを電源又はコントローラに接続するために束ねられた端子台を、さらに有し、その端子台が前記モータケースに電気的に絶縁状態で熱伝達可能に接触させられていることを特徴とする。
本発明によれば、中性点がモータケースに接触しているので、コイルエンド部から放熱を行う箇所であるモータケースに至るまでの熱抵抗を低減させ、熱伝達による冷却性能を向上させることができる。また、中性点が接触させられているモータケースの内壁面は冷却油路を形成しているので、冷却油路内を冷却オイルを流動させることで、冷却オイルで中性点を冷却することができ、冷却性能を向上させることができる。
本発明によれば、中性点とモータケースの内壁面との接触面積が増加するので、熱伝達性能を向上させ、冷却性能を向上させることができる。
本発明によれば、中性点の各相を束ねる溶接箇所がモータケースの内壁面との接触部分に含まれないため、中性点の接触部分は滑らかになり接触面積を低減させることがないので、熱伝達性能を確保させることができる。
本発明によれば、端子台はモータケースに接触させられているので、コイルエンド部から放熱を行う箇所であるモータケースに至るまでの熱抵抗を低減させ、熱伝達による冷却性能を向上させることができる。
以下、本発明に係るモータの冷却構造について、図面を参照して説明する。図1を参照して、モータの冷却構造について説明する。図1は、モータ1の断面を模式的に示した図である。
まず、モータ1について説明する。図1に例示のモータ1は、出力軸2と、ロータ3と、モータケース4と、ステータ5と、コイル6と、樹脂モールド7と、中性点8と、シール10とを有している。出力軸2は、ロータ3と一体に形成されている。ロータ3は、鋼板を出力軸2の軸方向に積層して構成される積層鋼板構造である。また、ロータ3は、積層鋼板の外周側に永久磁石を内在している。ステータ5は、ロータ3の外周に対向する位置に配置されている。ステータ5には、出力軸2の軸線方向に鋼板を積層した構成であって、ステータ5の外周側から内周側に突出したステータコア5aが円周方向に複数形成されている。ステータコア5aは、ステータ5の内周側に突出して複数形成されている。コイル6は、ステータコア5aに巻回されている。このステータコア5aに巻回されているコイル6のうち、ステータコア5aから出力軸2の軸線方向に突出している部分がコイルエンド部6aを形成している。樹脂モールド7は、コイルエンド部6aを被覆している。中性点8は、コイル6の一端がコイルエンド部6aと樹脂モールド7とから突出させられ、それら突出させられたコイルの各相を繋いだ結線部分である。また、中性点8は、冷却油路9内に配置し、モータケース4の内壁面に接触している。冷却油路9は、モータケース4と樹脂モールド7とシール10とによって形成されている。シール10は、Oリングなどであって、コイルエンド部6aを被覆する樹脂モールド7とモータケース4とを封止するためのOリングなどである。
また、モータ1は、3相同期モータや3相誘導モータなど、いわゆる多相交流モータである。例えば、モータ1が3相同期モータである場合、コイル6は、u相コイルと、v相コイルと、w相コイルとに分類できる。したがって、コイル6は、各相のコイルを含んでいる。この各相のコイルは、図3に示した端子台13に纏められる。この端子台13がコイルエンド部6aに接続されている。なお端子台13は、図示しない電源あるいはコントローラと接続されている。
このように構成されたモータ1は、ステータコア5aに巻回されたコイル6に電流を流すことによって電磁力が発生するので、その電磁力とロータ3に内在した永久磁石の磁力とによって駆動する。このため、ステータコア5aに巻かれたコイル6は、ジュール熱により発熱する。
次に、モータの冷却構造について説明する。本発明に係るモータの冷却構造は、モータ1の構成部材による熱伝達と、冷却油路9内の冷却オイルによる流動とによって、モータ1を冷却する構造を有している。
まず、冷却油路9について説明する。冷却油路9とは、コイルエンド部6aと中性点8とを冷却するための冷却オイルが流動するための空間である。冷却油路9は、モータケース4と、樹脂モールド7と、シール10とによって形成されている。具体的には、冷却油路9は、モータケース4に形成されたコイルエンドカバー部12と、樹脂モールド7とがシール10によって封止され、この樹脂モールド7とモータケース4との間に形成されている。また、冷却油路9は、コイルエンドカバー部12によって形成されているため環状である。
ここで、コイルエンドカバー部12について説明する。コイルエンドカバー部12は、モータケース4の一部分であって、モータケース4のうち径方向の外周側に環状に形成されている。具体的には、コイルエンドカバー部12は、モータ1の径方向において、コイルエンド部6aを被覆している樹脂モールド7を覆うように環状に形成されている。換言すれば、コイルエンドカバー部12は、複数のコイルエンド部6aを一括して覆うように環状に形成されている。
詳細には、コイルエンドカバー部12は、外周壁4aと、内周壁4bと、モータケース4の内壁面とによって構成されている。外周壁4aは、モータケース4の内壁から軸方向のステータ5側に突出し、コイルエンド部6aの外周側に形成される。内周壁4bは、モータケース4の内壁から軸方向のステータ5側に突出し、コイルエンド部6aの内周側に形成される。モータケース4の内壁面は、モータケース4の内側の面であって、ステータ5を構成する鋼板と対向する面である。
つまり、冷却油路9は、モータケース4の内壁面と、コイルエンドカバー部12の外周壁4aの内周面及び内周壁4bの外周面と、樹脂モールド7とによって環状に形成されている。また、冷却油路9を形成する外周壁4a及び内周壁4bと、樹脂モールド7とがシール10によって封止されている。
なお、図1に例示のモータ1は、外周壁4a及び周壁4bと樹脂モールド7とがシール10によって封止されている構成であるが、本発明はこれに限定されるものではない。冷却油路9から冷却オイルが漏洩することを抑制もしくは防止できればよく、例えば、シール10を用いずに冷却油路9を形成する構成部材同士を封止させる構成であってもよい。
また、冷却油路9は、モータ1の円周方向に連通していて、その一部に図示しないオイルポンプから冷却油路9内に冷却オイルが供給され、かつ他の部分から冷却油路9内の冷却オイルが排出されて潤滑するように構成されていてもよい。
次に、中性点8について説明する。中性点8は、ステータコア5aに巻回されたコイル6の一端が、コイルエンド部6aからモータ1の軸方向に突出させられ、それら突出させられたコイルの各相を繋いだ結線部分である。例えば、モータ1が3相同期モータである場合、中性点8は、u相コイルの一端と、v相コイルの一端と、w相コイルの一端とを繋いだ結線部分である。また中性点8は、コイルエンド部6aを被覆する樹脂モールド7から突出してモータケース4の内壁面に接触している。つまり、中性点8は、冷却油路9内に配置されている。なお、結線部分は、各相のコイルが繋がっていればよく、各相のコイルに係る端部同士を繋いだ点のような範囲に限定されず、各相のコイルに係る端部から所定の長さを有する部分同士を束ねた範囲であってもよい。
ここで、中性点8とモータケース4との電気的な関係について説明する。通常、モータのケースは、耐熱性や強度や放熱性が要求されるので、アルミニウムなどの金属材料によって構成されている。このままでは、モータのケースにモータ内の通電している構成部材を接触もしくは接近させると、通電あるいは放電に繋がる。
そこで、本発明におけるモータ1は、モータケース4にモータ1内の通電している構成部材である中性点8を接触させても、モータケース4に通電あるいはモータケース4が放電しない構成を有する。
例えば、モータケース4は、通電している構成部材と接触する箇所に、絶縁表面処理を施している。具体的には、中性点8が接触させられるモータケース4の内壁面に絶縁表面処理が施されている。また、モータケース4の内壁面に施された絶縁表面処理の範囲は、中性点8が接触する箇所に施されていればよい。また、この絶縁表面処理は、モータケース4の内壁面の全体に施されていてもよいし、モータケース4の内壁面のうち中性点8が接触する部分のみに施されていてもよい。なお、この絶縁表面処理は、コイル6に流れている電流をモータケース4に通電しない表面処理であればよく、特定の絶縁表面処理に限定されない。
または、通電している構成部材である中性点8に絶縁処理を施すものであってもよい。つまり、中性点8とモータケース4とが接触することによって通電しない構成であればよく、この接触における熱伝達を阻害しない絶縁処理であればよい。
ここでは、中性点8の耐熱性能について説明する。中性点8は、コイル6が溶接などで束ねられているので耐熱性が高い。一方で、中性点8は、コイル6が通電されて発生した熱を多く蓄積する。ゆえに、高温となる中性点8を冷却することによって、効率的にコイル6を冷却する効果が得られる。
つまり、本発明における中性点8は、コイルエンド部6aを被覆している樹脂モールド7から突出してモータケース4の内壁面に接触していると共に、冷却油路9内に配置している。
次に、図2を参照して、中性点8を折り曲げてモータケース4に接触させる場合について説明する。図2は、図1同様にモータ1の断面を模式的に示した図であり、モータケース4に接触する中性点8が折れ曲がっている形状を示した図である。
図2に例示の中性点8は、コイルエンド部6aからモータ1の軸方向に突出し、中性点折り曲げ点において中性点8の端部をモータ1の径方向に折り曲げられている。中性点折り曲げ点とは、樹脂モールド7から突出した中性点8のうち、中性点8を折り曲げた箇所である。図2では、モータ1の軸方向に突出した中性点を中性点折り曲げ点で、モータ1の径方向に折り曲げ、この中性点折り曲げ点から中性点8の端部に至る部分が、モータケース4の内壁面に接触している。
また、中性点8には、各相のコイルを束ねて溶接した溶接箇所が含まれる。溶接箇所とは、コイルエンド部6aから突出したコイル6の各相の一端を束ねて溶接した部分である。この溶接箇所では、溶接箇所ではない部分のコイル束の径に比べて、溶接によって大径の形状になる。したがって、中性点8のうちモータケース4に接触する部分に溶接箇所が含まれると、中性点8に係る接触する部分が平滑でなくなり、接触面積が減少する可能性がある。中性点8とモータケース4との接触面積が減少すると、熱伝達が低減させられる可能性がある。
そこで本発明における中性点8は、溶接箇所が中性点折り返し点からコイルエンド部6a側に位置している。換言すれば、中性点8とモータケース4との接触部分には、溶接箇所が含まれなければよい。
なお、図2は中性点8を折り曲げた場合の例示であって、中性点8がコイルエンド部6aからモータ1の軸方向に突出し、モータ1の径方向に折り曲げられることに限定されるものではない。
また、中性点8とモータケース4との接触における通電を防止するために、絶縁処理が施されている。モータケース4の内壁面に絶縁表面処理が施されていてもよく、中性点8に絶縁処理が施されていてもよい。つまり、中性点8とモータケース4とが接触することによって通電しない構成であればよく、この接触における熱伝達の阻害となる熱抵抗を増加させない絶縁処理であればよい。
次に、図3を参照して、端子台13をモータケース4に接触させる場合について説明する。図3は、図1同様にモータ1の断面を模式的に示した図であり、コイルエンド部6aからモータ1の径方向に突出した端子台13がモータケース4に接触する場合を示した模式図である。
端子台13は、コイル6の各相コイルの一端が纏められたものである。この端子台13が、樹脂モールド7に貫通孔を形成して、図示しない電源と接続される。端子台13とモータケース4とが接触することで、モータケース4に通電すること防止する構成を有する。例えば、端子台13は、その表面を絶縁体で被覆されている。
以上説明してきた通り、上述した実施形態によれば、モータケース4と中性点8とを接触させる構造であるため、コイルエンド部6aから放熱を行うモータケース4に至るまでの熱抵抗を低減させ、熱伝達による冷却性能を向上させることができる。さらに、モータケース4とコイルエンド部6aとの間に冷却油路9が形成された構造であるので、冷却オイルが冷却油路9を流動することで、冷却性能を向上させることができる。
また、モータケース4の内壁面と中性点8とが接触している接触部分には、絶縁表面処理が施されているので、モータケース4に通電することが防止できる。よって、電流が流れている中性点8をモータケース4に接触することができる。
また、本発明に係るモータの冷却構造によれば、構成部材の接触による熱伝達によって冷却性能を確保させているので、急坂低速路など車両の走行状態に影響を受けずに、冷却性能を維持させることができる。
さらに、本発明に係るモータの冷却構造によれば、モータケース4への通電防止をするために絶縁部材などを新たに設けていないので、モータの小型化を図ることができる。
なお、上述した実施形態は本発明の一例であって、本発明は上述した構成に限定されるものではない。例えば、図1に例示の中性点8がモータケース4に接触する部分や、図3に例示の端子台13が設けられた箇所は、各図中に例示した部分や箇所と異なっていてもよい。また、図1及び2では端子台13を、図3では中性点8を例示していないが、これらは本発明に係るモータの冷却構造の一例であって、本発明はこれらに限定されない。つまり、本発明におけるモータ1は、中性点8又は端子台13がモータケース4に接触する構成であってもよく、中性点8及び端子台13がモータケース4に接触する構成であってもよい。
また、冷却油路9を形成するコイルエンド部6aとモータケース4の形状は、冷却オイルが流動することができる形状であればよく、各図に例示の形状に限定されない。
さらに、上述した実施形態におけるオイルポンプは、電動オイルポンプであってもよい。あるいは、本発明に係るモータの冷却構造が、車両に搭載された場合、車両の駆動源の動力を利用したメカオイルポンプであってもよい。
1…モータ、 2…出力軸、 3…ロータ、 4…モータケース、 4a…外周壁、 4b…内周壁、 5…ステータ、 5a…ステータコア、 6…コイル、 6a…コイルエンド部、 7…樹脂モールド、 8…中性点、 9…冷却油路、 10…シール、 13…端子台。
Claims (4)
- コイルが巻き付けられているステータの内周側にロータが回転自在に配置され、そのコイルの軸線方向での端部であるコイルエンド部がモータケースの内壁面によって包囲されるとともに、そのモータケースの内壁面と前記コイルエンド部との間に冷却油路が形成されたモータの冷却構造において、
前記ステータにおけるコイルの中性点が前記コイルエンド部から前記モータケース側に引き出され、
その中性点が前記モータケースの内壁面に電気的な絶縁状態で熱伝達可能に接触させられている
ことを特徴とするモータの冷却構造。 - 前記中性点は、中性点折り返し点において折り曲げられ、その中性点折り返し点から中性点の端部までが前記モータケースの内壁面に接触させられている
ことを特徴とする請求項1に記載のモータの冷却構造。 - 前記中性点の各相を束ねる溶接箇所が前記モータケースの内壁面と接触させられない部分に位置する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータの冷却構造。 - 前記コイルを電源又はコントローラに接続するために束ねられた端子台を、さらに有し、
その端子台が前記モータケースに電気的に絶縁状態で熱伝達可能に接触させられている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のモータの冷却構造。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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