JP2010252521A - 車両用モータユニット - Google Patents

車両用モータユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2010252521A
JP2010252521A JP2009098958A JP2009098958A JP2010252521A JP 2010252521 A JP2010252521 A JP 2010252521A JP 2009098958 A JP2009098958 A JP 2009098958A JP 2009098958 A JP2009098958 A JP 2009098958A JP 2010252521 A JP2010252521 A JP 2010252521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
motor
oil
housing
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009098958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4866934B2 (ja
Inventor
Hiroki Kajino
大樹 梶野
Norio Yamaguchi
憲隆 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009098958A priority Critical patent/JP4866934B2/ja
Publication of JP2010252521A publication Critical patent/JP2010252521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4866934B2 publication Critical patent/JP4866934B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】中性点および中点線を効果的に冷却することが可能な車両用モータユニットを提供する。
【解決手段】シャフト24に設けられたロータ22と、コイル20が巻き回され、ロータの周面に沿って対向配置されたステータ21と、を有するモータ23と、ステータハウジングの軸方向両端に連接された渡りハウジング16を有するモータハウジングと、モータハウジング内に貯留される油71を循環する油循環機構と、を備えた車両用モータユニットにおいて、中点線32が、ステータの上部からコイルにおける車両の後側に敷設されて中性点31に接続されており、渡りハウジングにおける車両の後側には、略円筒状の内周面16aの一部を上げ底にした上げ底部55が形成されるとともに、渡りハウジングにおける車両の前側には、内周面の一部を径方向外側に膨出した油溜部51が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用モータユニットに関するものである。
従来から、コイルが巻装されたステータと、ステータの内側に配置され、永久磁石が配されたロータと、ロータと同軸状に圧入固定され回転可能に支持されたシャフトとを備えたモータが配された車両が知られている。このようなモータは、ステータに巻装されたコイルに電流が流れることにより、ロータの永久磁石とステータとの間に吸引又は反発力が生じて、ロータが回転するようになっている。
モータ駆動時には、ステータに巻装されたコイル(特に中性点)などが発熱する。そこで、特許文献1では、中性点を効果的に冷却するために、モータハウジング内に貯留している冷却油の通常時油面(モータが水平に保持された状態における油面)の直上に中性点を配置し、車両の加速走行時には慣性力によって後方に寄った冷却油内に中性点が浸漬するようにしたものが提案されている。
特開2006−14438号公報
ところで、上述した特許文献1では、車両の加速走行時に中性点は冷却されるものの、中性点に接続されている中点線を冷却することができなかった。この中点線についても中性点と同様に、モータ駆動時には高温に発熱する。この中性点および中点線の発熱時の温度により、コイルの耐熱性、モータの連続運転領域、モータの出力制限値が決定されるため、中点線を冷却する必要がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、中点線を効果的に冷却することが可能な車両用モータユニットを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、回転駆動するシャフト(例えば、実施形態におけるシャフト24)に設けられたロータ(例えば、実施形態におけるロータ22)と、コイル(例えば、実施形態におけるコイル20)が巻き回され、前記ロータの周面に沿って対向配置されたステータ(例えば、実施形態におけるステータ21)と、を有するモータ(例えば、実施形態におけるモータ23)と、前記ステータを収容可能なステータハウジング(例えば、実施形態におけるステータハウジング15)と、該ステータハウジングの軸方向両端に連接された渡りハウジング(例えば、実施形態における渡りハウジング16,17)と、を有するモータハウジング(例えば、実施形態におけるモータハウジング11)と、該モータハウジング内に貯留される油(例えば、実施形態における冷却油71)を循環する油循環機構(例えば、実施形態における油冷機構70)と、を備えた車両用モータユニット(例えば、実施形態におけるモータユニット10)において、前記モータの軸方向が車両の左右方向と略平行になるように配され、前記コイルの中点線(例えば、実施形態における中点線32)が、前記ステータの上部から前記コイルにおける前記車両の後側に敷設されて中性点(例えば、実施形態における中性点31)に接続されており、前記渡りハウジングにおける前記車両の後側には、略円筒状の内周面(例えば、実施形態における内周面16a)の一部を上げ底にした上げ底部(例えば、実施形態における上げ底部55)が形成されるとともに、前記渡りハウジングにおける前記車両の前側には、前記内周面の一部を径方向外側に膨出した油溜部(例えば、実施形態における油溜部51)が形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載した発明は、前記車両の加速時または登坂時に、前記ロータの少なくとも一部が油中に浸漬可能に構成されていることを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、前記モータの軸方向が略水平方向に保持された状態において、前記ロータは前記油の油面(例えば、実施形態における油面74)より上方に位置していることを特徴としている。
請求項4に記載した発明は、前記中性点が、前記車両の後側における前記油面の近傍に設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載した発明は、前記油溜部に前記車両の前後方向に可動する側壁(例えば、実施形態における可動壁157)が設けられ、前記モータの高負荷時に、前記側壁が前記車両の後方側に可動して、前記油溜部の容積を減少できるように構成されていることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、車両の加速時や登坂時には、慣性力により油が車両の後方側に移動しようとするが、渡りハウジングに上げ底部および油溜部を形成したため、車両用モータユニットが非駆動・水平に保持された状態で油溜部に貯留していた油が、上げ底部を利用してモータハウジング(渡りハウジング)の上方まで効果的に移動させることができる。したがって、モータハウジング内における車両の後側に敷設された中点線が油に浸漬されるため、中点線を効果的に冷却することができる。つまり、費用をかけることなく簡易な構成で確実に中点線の油冷を行うことができる。また、同時にコイルの油冷も行うことができる。
請求項2に記載した発明によれば、車両の加速時や登坂時にロータの一部が油中に浸漬することで、ロータの回転により油をモータハウジング内に拡散させることができる。したがって、モータを効果的に冷却することができる。
請求項3に記載した発明によれば、モータの低負荷時にはロータが油中に浸漬することがないため、フリクションの発生を抑制することができる。つまり、モータの高負荷時のみにロータで油を拡散させることができる。したがって、モータの冷却とフリクションの抑制をバランスよく行うことができる。
請求項4に記載した発明によれば、中性点を効果的に冷却することができる。
請求項5に記載した発明によれば、モータの負荷に応じて油面の高さを調節することができるため、中性点、中点線およびモータを効果的に冷却することができる。
本発明の実施形態における車両用モータユニットの概略構成断面図である。 本発明の実施形態におけるロータの軸方向から見た正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第一実施形態におけるモータ駆動時(低負荷時)の状態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態におけるモータ駆動時(高負荷時)の状態を示す説明図である。 本発明の第二実施形態における車両用モータユニットの側面断面図(図3に相当)である。 本発明の第二実施形態におけるモータ駆動時(高負荷時)の状態を示す説明図である。 本発明の実施形態における車両用モータユニットの別の態様を示す側面断面図である。
(第一実施形態)
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。なお、本実施形態では燃料電池車両などに用いる車両駆動用モータユニットを用いて説明する。
図1は車両用モータユニットの概略構成断面図である。図1に示すように、車両用モータユニット(以下、モータユニットという。)10は、コイル20が巻き回されたステータ21および永久磁石30が配されたロータ22を備えたモータ23を収容するモータハウジング11と、モータハウジング11の一方側に締結され、モータ23のシャフト24からの動力を伝達する動力伝達部(不図示)を収容するミッションハウジング12と、モータハウジング11の他方側に締結され、モータ23の回転センサ25を収容するセンサハウジング13と、を備えている。
モータハウジング11の内部はモータ室36として、ミッションハウジング12の内部はミッション室37として、センサハウジング13の内部はセンサ室38として、それぞれ構成されている。
モータハウジング11は、モータ23全体を覆うような略円筒形状で形成されている。本実施形態におけるモータハウジング11は、ステータ21と略同一の軸方向長さで形成されたステータハウジング15と、ステータハウジング15の軸方向両側に連接された渡りハウジング16,17と、を備えている。渡りハウジング16,17の構成については、後に詳述する。
ステータハウジング15の内周面には円環形状の薄板を積層して形成されたステータコア18が圧入固定されている。このステータコア18にはコイル20が巻き回されており、このステータコア18およびコイル20でステータ21が構成されている。なお、コイル20は、例えば分布巻きでステータコア18に巻き回されている。
また、モータハウジング11(渡りハウジング16)とミッションハウジング12との境界部には、モータ23のシャフト24の一端を回転自在に支持するベアリング26が設けられ、モータハウジング11(渡りハウジング17)とセンサハウジング13との境界部には、モータ23のシャフト24の他端を回転自在に支持するベアリング27が設けられている。また、シャフト24に連接されたロータ22の外周縁には永久磁石30が取り付けられている。
図2は軸方向から見たロータの正面図である。図2に示すように、ロータ22は、磁性板材33が積層された略円筒状のロータコア41を備えている。ロータコア41の径方向中央部に形成された貫通孔42には、シャフト24が固定されている。ロータコア41の径方向外側端部近傍には、ロータコア41を軸方向に貫通する複数の収容孔43が形成されている。各収容孔43の内部には、ネオジウムなどの希土類からなる永久磁石30が収容されている。つまり、本実施形態のモータ23は、ロータコア41に永久磁石30が埋め込まれた、所謂IPM(Interior Permanent Magnet)モータである。永久磁石30は、ロータコア41の径方向に磁化されている。また、永久磁石30はロータコア41の周方向に沿って略等間隔に配置され、周方向に隣接する永久磁石30は交互に逆方向に着磁されている。さらに、ロータコア41には、軽量化を図るために肉抜孔45が複数形成されている。肉抜孔45は、貫通孔42と収容孔43との間に周方向に略等間隔に複数(本実施形態では8個)形成されている。
図3は、図1のA−A線に沿う断面図である。図3に示すように、渡りハウジング16内では、コイル20の3つの相の巻線の一端に接続された端子28(28u,28v,28w)が上方に配され、各相の巻線の他端を束ねたうえで結束金具29により加締めてなる中性点31がコイル20の下方に対応した位置に設けられている。なお、中性点31は、モータユニット10における車両後方側に配置されている。また、結束金具29に連接されている中点線32も同じく車両後方側に敷設されている。
ここで、渡りハウジング16における車両前方下部には、径方向外側に膨出された油溜部51が形成されている。モータユニット10が水平に保持された状態において、油溜部51の底面52は略水平に形成されており、側面53は略垂直方向に形成されている。また、渡りハウジング16における車両後方下部には、円筒状の内周面16aの一部を上げ底にした上げ底部55が形成されている。上げ底部55は、車両前方側から後方側に向かって上方に傾斜した傾斜面で形成されている。なお、他方の渡りハウジング17にも同様に、油溜部51および上げ底部55が形成されている。
また、モータユニット10の内部には、ベアリング26,27やモータ23などを冷却するための油冷機構70が設けられている(図1参照)。油冷機構70は、冷却油71と、冷却油71を循環させるオイルポンプ72と、冷却油71が通流する油路73と、を備えている。冷却油71はモータ室36の下部に貯留されており、ミッション室37に設けられたオイルポンプ72により冷却油71が汲み上げられ、油路73を通ってモータユニット10内を循環するように構成されている。
冷却油71の油面74は、モータユニット10が水平に保持された状態で、シャフト24の下方でステータ21とロータ22との境界部近傍に設定されている。つまり、ステータ21は油中に浸漬されているが、ロータ22は油中に浸漬していない。
また、本実施形態では、中性点31が油面74近傍の位置に形成されている。このように構成することで、モータユニット10の駆動時に高温に発熱する中性点31をより効率よく冷却することができる。さらに、中性点31は、モータユニット10における車両後方側に配されている。中性点31を車両後方側に配することで、例えば、直進時や登坂時などの高負荷時に中性点31を冷却油71の油中に埋没させることが可能となり、中性点31の温度上昇を抑制することができる。
次に、このように構成されたモータユニット10の駆動時について説明する。モータユニット10の駆動時には、ロータ22及びシャフト24が回転する。
例えば、図4に示すように、車両が平坦な道をゆっくり(低加速度で)走行している場合には、中性点31および中点線32は発熱するものの温度は低く、この場合は冷却油71の油面74の変化も小さい。したがって、中性点31および中点線32は、油冷機構70により循環している冷却油71のみにより冷却される。つまり、ロータ22は冷却油71に浸漬されないため、ロータ22によって冷却油71が掻きあげられることがなく、フリクションが生じることもない。
一方、車両が高加速度で走行している場合や登坂している場合には、中性点31および中点線32は高温になる。車両が高加速度で走行すると、その慣性力により冷却油71は車両の後方側に移動しようとする。また車両が登坂する場合は、モータユニット10も坂の傾斜に応じて傾くため、冷却油71もその傾斜に応じて車両の後方側に移動する。本実施形態では、例えば登坂時には、図5に示すように、渡りハウジング16,17には上げ底部55が形成されているため、冷却油71を効率よくモータハウジング11の上方に移動させることができる。したがって、高温になっている中性点31および中点線32を冷却油71内に浸漬させることができ、中性点31および中点線32を効果的に冷却することができる。さらに、このように冷却油71が移動することで、ロータ22の一部も冷却油71に浸漬するため、ロータ22の回転により冷却油71が拡散する。したがって、油冷機構70による冷却と合わせて、ステータ21や永久磁石30などを効率よく冷却することができる。
本実施形態によれば、車両の加速時や登坂時には、慣性力により冷却油71が車両の後方側に移動しようとするが、渡りハウジング16,17に上げ底部55および油溜部51を形成したため、モータユニット10が非駆動・水平に保持された状態で油溜部51に貯留していた冷却油71が、上げ底部55を利用してモータハウジング11(渡りハウジング16,17)の上方まで効果的に移動させることができる。したがって、モータハウジング11内における車両の後側に敷設された中点線32および中点線32の端部に接続される中性点31が冷却油71に浸漬されるため、中性点31だけでなく中点線32も効果的に冷却することができる。つまり、費用をかけることなく簡易な構成で確実に中点線32の油冷を行うことができる。また、同時にコイル20の油冷も行うことができる。
また、車両の加速時や登坂時にロータ22の一部が油中に浸漬するように構成したため、ロータ22の回転により冷却油71をモータハウジング11内に拡散させることができる。したがって、モータ23を効果的に冷却することができる。
さらに、モータ23の低負荷時にはロータ22が油中に浸漬することがないため、フリクションの発生を抑制することができる。つまり、モータ23の高負荷時のみにロータ22で冷却油71を拡散させることができる。したがって、モータ23の冷却とフリクションの抑制をバランスよく行うことができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を図6〜図7に基づいて説明する。なお、本実施形態は、第一実施形態と渡りハウジングの構成が異なるのみであり、その他の構成は第一実施形態と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、渡りハウジング116における車両前方下部には、径方向外側に膨出された油溜部51が形成されている。モータユニット10が水平に保持された状態において、油溜部51の底面52は略水平に形成されており、側面53は略垂直方向に形成されている。また、側壁53には車両の前後方向に付勢力を有するバネ156が取り付けられており、バネ156の先端には可動壁157が設けられている。可動壁157は、略板状の部材であり、底面52に対して略垂直方向に立設されている。この可動壁157は冷却油71からの油圧により車両の前後方向に可動できるようになっている。
つまり、図7に示すように、車両の加速時や登坂時の高負荷時には冷却油71が車両後方側に移動しようとするため、可動壁157にかかる油圧が小さくなる。すると、可動壁157は、バネ156の付勢力により車両後方側へと可動し、油溜部51の容積を減少することができる。つまり、より効果的に冷却油71を車両後方側へ移動させることができる。
さらに、渡りハウジング116における車両後方下部には、円筒状の内周面116aの一部を上げ底にした上げ底部55が形成されている。なお、一方の渡りハウジング17にも同様に、油溜部51および上げ底部55が形成されている。
本実施形態によれば、モータ23の負荷に応じて油溜部51の容積を変更して、油面74の高さを調節することができるため、中性点31、中点線32およびモータ23をより効果的に冷却することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や形状などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、渡りハウジング16,17にともに油溜部51および上げ底部55を形成した場合の説明をしたが、中性点31および中点線32が配された側の渡りハウジング16のみに油溜部51および上げ底部55を形成してもよい。
また、本実施形態においては、油溜部51に設けた可動壁157をバネ156により可動させるようにしたが、モータの負荷に応じて可動壁157を可動できる構成であればバネを用いなくてもよい。
さらに、本実施形態においては、モータユニット10が水平に保持された状態において、中性点31を油面74の直上に配した場合の説明をしたが、図8に示すように、中性点31を油中に浸漬させるような構成でもよい。
10…モータユニット(車両用モータユニット) 11…モータハウジング 15…ステータハウジング 16…渡りハウジング 16a…内周面 17…渡りハウジング 20…コイル 21…ステータ 22…ロータ 23…モータ 24…シャフト 31…中性点 32…中点線 51…油溜部 55…上げ底部 70…油冷機構(油循環機構) 71…冷却油(油) 74…油面 116…渡りハウジング 157…可動壁(側壁)

Claims (5)

  1. 回転駆動するシャフトに設けられたロータと、コイルが巻き回され、前記ロータの周面に沿って対向配置されたステータと、を有するモータと、
    前記ステータを収容可能なステータハウジングと、該ステータハウジングの軸方向両端に連接された渡りハウジングと、を有するモータハウジングと、
    該モータハウジング内に貯留される油を循環する油循環機構と、を備えた車両用モータユニットにおいて、
    前記モータの軸方向が車両の左右方向と略平行になるように配され、
    前記コイルの中点線が、前記ステータの上部から前記コイルにおける前記車両の後側に敷設されて中性点に接続されており、
    前記渡りハウジングにおける前記車両の後側には、略円筒状の内周面の一部を上げ底にした上げ底部が形成されるとともに、
    前記渡りハウジングにおける前記車両の前側には、前記内周面の一部を径方向外側に膨出した油溜部が形成されていることを特徴とする車両用モータユニット。
  2. 前記車両の加速時または登坂時に、前記ロータの少なくとも一部が油中に浸漬可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用モータユニット。
  3. 前記モータの軸方向が略水平方向に保持された状態において、前記ロータは前記油の油面より上方に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用モータユニット。
  4. 前記中性点が、前記車両の後側における前記油面の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用モータユニット。
  5. 前記油溜部に前記車両の前後方向に可動する側壁が設けられ、
    前記モータの高負荷時に、前記側壁が前記車両の後方側に可動して、前記油溜部の容積を減少できるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用モータユニット。
JP2009098958A 2009-04-15 2009-04-15 車両用モータユニット Expired - Fee Related JP4866934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009098958A JP4866934B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 車両用モータユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009098958A JP4866934B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 車両用モータユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010252521A true JP2010252521A (ja) 2010-11-04
JP4866934B2 JP4866934B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=43314215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009098958A Expired - Fee Related JP4866934B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 車両用モータユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4866934B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012196079A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Toyota Motor Corp モータの冷却構造
JP2013038929A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2014030297A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Mitsubishi Motors Corp 電動機の冷却構造
WO2018030347A1 (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 日本電産株式会社 駆動装置
JP2018057242A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 本田技研工業株式会社 車両用モータユニット
US10690134B2 (en) 2016-08-09 2020-06-23 Nidec Corporation Drive device
US10916992B2 (en) 2016-08-09 2021-02-09 Nidec Corporation Drive device
US10958137B2 (en) 2016-08-09 2021-03-23 Nidec Corporation Drive device
US11022112B2 (en) 2016-08-09 2021-06-01 Nidec Corporation Drive apparatus including housing which contains oil
WO2024080075A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 ジヤトコ株式会社 ユニット

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6663334B2 (ja) * 2016-09-30 2020-03-11 本田技研工業株式会社 車両用モータユニット

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178757A (ja) * 1996-12-19 1998-06-30 Toshiba Corp 車両用主電動機
JP2001032914A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Aisin Aw Co Ltd ドライブユニットの潤滑装置
JP2006014438A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Honda Motor Co Ltd モータ冷却システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178757A (ja) * 1996-12-19 1998-06-30 Toshiba Corp 車両用主電動機
JP2001032914A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Aisin Aw Co Ltd ドライブユニットの潤滑装置
JP2006014438A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Honda Motor Co Ltd モータ冷却システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012196079A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Toyota Motor Corp モータの冷却構造
JP2013038929A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2014030297A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Mitsubishi Motors Corp 電動機の冷却構造
US10746172B2 (en) 2016-08-09 2020-08-18 Nidec Corporation Drive device
US10690134B2 (en) 2016-08-09 2020-06-23 Nidec Corporation Drive device
WO2018030347A1 (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 日本電産株式会社 駆動装置
US10916992B2 (en) 2016-08-09 2021-02-09 Nidec Corporation Drive device
US10941768B2 (en) 2016-08-09 2021-03-09 Nidec Corporation Drive device
US10958137B2 (en) 2016-08-09 2021-03-23 Nidec Corporation Drive device
US11022112B2 (en) 2016-08-09 2021-06-01 Nidec Corporation Drive apparatus including housing which contains oil
US11136975B2 (en) 2016-08-09 2021-10-05 Nidec Corporation Drive apparatus having oil passage defined in stopper body
JP2018057242A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 本田技研工業株式会社 車両用モータユニット
WO2024080075A1 (ja) * 2022-10-12 2024-04-18 ジヤトコ株式会社 ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4866934B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4866934B2 (ja) 車両用モータユニット
JP5625565B2 (ja) 回転機及び車両
JP4441340B2 (ja) モータ冷却システムおよびハイブリッド車
JP2010263715A (ja) モータユニット
JP5703698B2 (ja) 回転機及び車両
JP5023100B2 (ja) 電動機
JP2013013182A (ja) モータの冷却構造
JP4661614B2 (ja) 冷却パイプの固定構造および電動車両
JP2011120402A (ja) 回転電機
JP2011004487A (ja) 電動機
JP2008263757A (ja) 駆動装置
JP2010252419A (ja) 電動機、ロータおよび電動機の製造方法
JP6085267B2 (ja) 回転電機
JP2011004488A (ja) 電動機
JP2014017980A (ja) 回転機
JPWO2019003560A1 (ja) 回転電機の固定子、及び回転電機
EP2599197B1 (fr) Machine electrique tournante synchrone avec rotor a double excitation
EP2599196B1 (fr) Machine electrique tournante synchrone avec rotor a double excitation
JP6577927B2 (ja) 車両用モータユニット
JP5139892B2 (ja) モータ
JP2014225970A (ja) 電動機
US20200295627A1 (en) Rotating electric machine and motor unit
EP2599198B1 (fr) Machine electrique tournante synchrone avec rotor a double excitation
JP2008289245A (ja) 回転電機の冷却構造
CN112740516A (zh) 具有至少一个润滑剂存储槽的旋转电机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111114

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees