JP2012244839A - 回転電機のステータ - Google Patents
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Abstract
【課題】外形寸法の大型化を防止して、設置対象に対する搭載性を改善した回転電機のステータを提供することである。
【解決手段】ステータ10は、ティース部15を含むステータコア13と、コイル線18をティース部15に巻回して構成された複数のコイル14と、コイル14から引き出されたコイル線18の両端と電気的に接続されるバスバーモジュール12とを備え、バスバーモジュール12は、コイル14よりもステータコア13の径方向内側に配置されている。バスバーモジュール12は、ステータコア13の内周に沿ったバスバーリング30と、バスバーリング30の軸方向一端から突出し、コイル線18の両端とバスバーリング30とを電気的に接続する端子金具31とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】ステータ10は、ティース部15を含むステータコア13と、コイル線18をティース部15に巻回して構成された複数のコイル14と、コイル14から引き出されたコイル線18の両端と電気的に接続されるバスバーモジュール12とを備え、バスバーモジュール12は、コイル14よりもステータコア13の径方向内側に配置されている。バスバーモジュール12は、ステータコア13の内周に沿ったバスバーリング30と、バスバーリング30の軸方向一端から突出し、コイル線18の両端とバスバーリング30とを電気的に接続する端子金具31とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転電機のステータに関し、より詳しくは、バスバーモジュールを備えるステータに関する。
回転電機のステータにおいて、ステータコアのティース部に巻回された3相のコイル間の結線は、各コイルから引き出されたコイル線の両端と、バスバーモジュールとを電気的に接続することで形成される。バスバーモジュールは、例えば、環状に形成されたバスバーリングと、バスバーリングの軸方向一端から突出した端子金具とを有し、端子金具とコイル線とが接続される。
一般的に、バスバーモジュールは、コイルよりもステータコアの径方向外側のバックヨーク部上に配置される(例えば、特許文献1参照)。或いは、コイルエンド上にバスバーモジュールを配置したステータも知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、バスバーモジュールをバックヨーク部上に配置すると、例えば、バスバーモジュールがバックヨーク部に形成されたボルト孔を塞いでボルトの挿通に支障をきたす場合がある。そこで、当該形態のステータでは、バックヨーク部の径方向長さを長く設定したものが多い。このため、ステータが径方向に大型化するという問題がある。
一方、バスバーモジュールをコイルエンド上に配置すると、ステータが軸方向に大型化するという問題がある。
即ち、本発明の目的は、外形寸法の大型化を防止して、設置対象に対する搭載性を改善した回転電機のステータを提供することである。
本発明に係るステータは、ティース部を含むステータコアと、コイル線をティース部に巻回して構成されたコイルと、コイルから引き出されたコイル線の両端と電気的に接続されるバスバーモジュールとを備えた回転電機のステータにおいて、バスバーモジュールは、コイルよりもステータコアの径方向内側に配置されていることを特徴とする。
上記構成では、コイルよりもステータコアの径方向内側にバスバーモジュールが配置されているので、ステータの外形寸法が大型化することを防止できる。
例えば、コイルエンド上にバスバーモジュールを配置する場合と比べて、まず、ステータの軸方向長さを低減することができ、電動車両等の設置対象に対する搭載性が向上する。次に、コイルを固定するためにコイルエンドからモールド用樹脂やワニスが流されるが、上記構成では、コイルエンド上にバスバーモジュールが存在しないため、この流れを阻害せず、コイルの固定が容易になる。また、コイルエンドの放熱性が向上する。一方、バックヨーク部上にバスバーモジュールを配置する場合と比べて、例えば、バックヨーク部の径方向長さを短くすることができる。このため、ステータの直径を維持しながら、ロータ又はコイル部分を大型化して、回転電機のトルクを向上させることができる。
例えば、コイルエンド上にバスバーモジュールを配置する場合と比べて、まず、ステータの軸方向長さを低減することができ、電動車両等の設置対象に対する搭載性が向上する。次に、コイルを固定するためにコイルエンドからモールド用樹脂やワニスが流されるが、上記構成では、コイルエンド上にバスバーモジュールが存在しないため、この流れを阻害せず、コイルの固定が容易になる。また、コイルエンドの放熱性が向上する。一方、バックヨーク部上にバスバーモジュールを配置する場合と比べて、例えば、バックヨーク部の径方向長さを短くすることができる。このため、ステータの直径を維持しながら、ロータ又はコイル部分を大型化して、回転電機のトルクを向上させることができる。
本発明に係るステータにおいて、バスバーモジュールは、ステータコアの内周に沿ったバスバーリングと、バスバーリングの軸方向一端から突出し、コイル線の両端とバスバーリングとを電気的に接続する端子金具とを有することが好ましい。
本発明に係るステータにおいて、ティース部には、コイルとの間にインシュレータが設けられ、バスバーモジュールは、少なくとも各コイル又は各インシュレータに当接して、ステータコアの径方向内側から少なくとも各コイル又は各インシュレータを押さえる構成とすることが好ましい。
例えば、ステータコアの内周に沿った環状を呈するように構成されたバスバーリングが、各インシュレータに当接するように配置される。或いは、各インシュレータに当接して径方向内側から押さえる支持部材をバスバーリングに取り付けてもよい。
例えば、ステータコアの内周に沿った環状を呈するように構成されたバスバーリングが、各インシュレータに当接するように配置される。或いは、各インシュレータに当接して径方向内側から押さえる支持部材をバスバーリングに取り付けてもよい。
上記構成によれば、バスバーモジュールを用いて、少なくとも各コイル又は各インシュレータをステータコアの径方向内側から支持することができる。一般的に、ステータコアには、インシュレータを固定するために、固定用の孔が形成されるが、上記構成では、当該固定用の孔を無くすことができる。これにより、磁束の流れが向上し、回転電機のトルクを向上させることが可能になる。
また、インシュレータは、ティース部の先端に所定のスペースをあけて設けられ、バスバーモジュールは、当該スペース上に載置されることが好ましい。
例えば、バスバーリングが絶縁部材を介してティース部先端の当該スペース上に配置される。なお、当該スペースは、例えば、平角線の渦電流損失を低減するために設けられる。つまり、バスバーモジュールは、ティース部先端の渦電流損低減用スペースを利用して取り付けることができ、バスバーモジュールの安定性を高めることができる。
例えば、バスバーリングが絶縁部材を介してティース部先端の当該スペース上に配置される。なお、当該スペースは、例えば、平角線の渦電流損失を低減するために設けられる。つまり、バスバーモジュールは、ティース部先端の渦電流損低減用スペースを利用して取り付けることができ、バスバーモジュールの安定性を高めることができる。
本発明に係るステータによれば、外形寸法の大型化を防止して、電動車両等の設置対象に対する搭載性を改善することが可能である。
図面を用いて、本発明に係る回転電機のステータの実施形態につき、以下詳細に説明する。以下では、ステータコア13の各ティース部15にコイル線18を集中巻きした形態のステータ10を例示するが、本発明の適用は当該形態に限定されない。また、ステータ10は、ハイブリッド車両等の電動車両に搭載され、車両駆動用モータに適用されるものとして説明する。
なお、以下では、ステータ10、ステータ本体11、及びステータコア13の軸方向・径方向とは、同じ方向を意味し、単に軸方向・径方向と称する場合がある。また、特に断らない限り、内側とは、径方向内側を意味し、外側とは、径方向外側を意味する。
図1に、ステータ10の全体構成を示す。また、図2に、ステータ本体11を抜き出して示し、図3に、バスバーモジュール12を抜き出して示す。
図1〜図3に示すように、ステータ10は、ステータ本体11と、バスバーモジュール12とを備える。ステータ本体11は、ステータコア13と、コイル線18をステータコア13に巻回して構成された複数のコイル14とを有する。複数のコイル14は、例えば、U相、V相、W相の3相を含む。
図1〜図3に示すように、ステータ10は、ステータ本体11と、バスバーモジュール12とを備える。ステータ本体11は、ステータコア13と、コイル線18をステータコア13に巻回して構成された複数のコイル14とを有する。複数のコイル14は、例えば、U相、V相、W相の3相を含む。
バスバーモジュール12は、各コイル14から引き出されたコイル線18の両端と電気的に接続される。バスバーモジュール12は、ステータコア13の内周に沿ったバスバーリング30と、バスバーリング30の軸方向一端から突出し、コイル線18の両端とバスバーリング30とを電気的に接続する複数の端子金具31とを有する。端子金具31は、ロータ50(図4参照)が配置される側と反対側(軸方向一端側)から軸方向に沿って突出する。
ステータコア13は、環状を呈し、複数のティース部15と、各ティース部15を連結するバックヨーク部16とを含む。ステータコア13は、例えば、モータケースにボルトを用いて固定される。バックヨーク部16には、当該ボルトが挿入される複数のボルト孔17が形成されている。なお、ステータコア13は、複数の分割コアを環状に組み合わした形態であってもよい。
ティース部15は、例えば、電磁鋼板の積層体から構成される。複数のティース部15は、互いに所定間隔を隔てて同心円状に配置されている。バックヨーク部16は、ステータコア13のフレームであり、ティース部15の外側に設けられている。つまり、バックヨーク部16の内周面には、内側に向かって突出した複数のティース部15が設けられている。バックヨーク部16は、例えば、ティース部15と連続した電磁鋼板の積層体から構成される。
コイル14は、ティース部15にコイル線18を巻回することで構成される。本実施形態では、コイル14とティース部15との間にインシュレータ19が設けられている。つまり、コイル線18は、インシュレータ19を介してティース部15に巻回されている。インシュレータ19は、例えば、ボビン型の絶縁部材であり、コイル線18が巻回された状態でティース部15に嵌め込まれる。
コイル線18は、例えば、絶縁被膜を有する平角線である。コイル線18の両端部分、即ちコイル14の巻き始め部分及び巻き終わり部分が、コイル14から引き出されて、バスバーモジュール12の端子金具31と電気的に接続される。本実施形態では、コイル線18の両端部分が、コイル14の外側から引き出され、コイルエンド上を通って内側に延びている。
インシュレータ19は、ティース部15の先端に所定のスペース20をあけて設けられる。つまり、ティース部15の先端には、コイル線18が巻回されないスペース20が形成される。スペース20(例えば、径方向長さが数mm程度)を形成することにより、平角線の渦電流損失を低減することができる。
バスバーモジュール12は、バスバーリング30と、端子金具31と、支持部33とを有する。そして、バスバーモジュール12は、コイル14よりもステータコア13の径方向内側に配置されている。バスバーモジュール12は、径方向内側において、ロータ50(図4参照)に接触しない位置で、ティース部15の先端よりも内側に張り出している。つまり、バスバーモジュール12は、ステータ本体11の径方向内側にオーバーハングした状態で配置されている。
バスバーモジュール12には、例えば、インバータ等を含む外部電源装置と接続するための端子部32が設置される。端子部32は、バスバーリング30に接続される。図1に示す形態では、端子部32は、コイル14上を跨いでステータコア13の径方向外側に引き出されている。
バスバーリング30は、全体として環状を呈するように構成された導電性部材である。バスバーリング30は、例えば、U相、V相、W相に対応する各結線を形成するために、各相に対応するコイル14をそれぞれ接続する複数の導電性板状部材を含み、短絡を防止しながら当該板状部材を重ね合わせて環状とした形態である。本実施形態では、中性点結線用リングと、U相結線用リングと、V相結線用リングと、W相結線用リングとを有する。各リング間には、隣り合うリングとの短絡を防止するために、端子金具31及び端子部32が接続される部分を除き、絶縁部材が設けられている。
バスバーリング30は、上記のように、ステータコア13の内周に沿った環状を呈する。バスバーリング30は、例えば、円環形状、又はコイル14の数に対応した多角形状を呈する。バスバーリング30の外接円の直径は、ティース部15の先端を結んだ円の直径と同程度とすることができる。
中性点結線用リングは、端子金具31を介して、U相、V相、W相の各コイル14から引き出されたコイル線18の中性点側端部と電気的に接続される。同様に、U相結線用リングは、U相のコイル14から引き出されたコイル線18の中性点側端部と反対の端部と、V相結線用リングは、V相のコイル14から引き出されたコイル線18の中性点側端部と反対の端部と、W相結線用リングは、W相のコイル14から引き出されたコイル線18の中性点側端部と反対の端部と、それぞれ電気的に接続される。なお、各リングの接続形態は、結線の形態に応じて適宜変更することができる。例えば、U相結線用リングにおいて、ダブルスター結線では、ある1つの導電性板状部材が、1つのU相コイル14をとばしてU相コイル14同士を接続する。
端子金具31は、例えば、各結線用リングと一体的に構成され、各結線用リングと、対応する相の各コイル線18の端部とを電気的に接続する導電性部材である。端子金具31とコイル線18との接続は、溶接やかしめ等によりなされる。平角線であるコイル線18の剛性は高いので、コイル線18と端子金具31との接続により、バスバーモジュール12を保持することができる。つまり、コイル線18がバスバーモジュール12の保持部材として機能する。
端子部32は、バスバーリング30のU相、V相、W相の各結線用リングに接続され、外部電源装置から延びる導線との接続を行う部分である。端子部32には、U相、V相、W相に対応する3つの接続部が設けられている。
ここで、図4及び図5をさらに参照する。
図4は、図1のA‐A線断面を模式的に示す図、即ち、ステータコア13の軸方向に沿った平面で、1つのコイル14を径方向に切断した断面を示す。図5は、ワニスを用いてコイル14を固定した状態を示す。
図4は、図1のA‐A線断面を模式的に示す図、即ち、ステータコア13の軸方向に沿った平面で、1つのコイル14を径方向に切断した断面を示す。図5は、ワニスを用いてコイル14を固定した状態を示す。
図4に示すように、バスバーモジュール12は、その一部がティース部15上に配置され、他の部分がティース部15の先端よりも内側に張り出している。バスバーモジュール12は、ロータ50と接触しないように、ロータ50の位置に対して軸方向にずれて配置される。但し、ステータ10の軸方向への大型化を防止するため、例えば、バスバーモジュール12の軸方向一端の位置と、コイルエンドの位置とが略一致するように、バスバーリング30及び端子金具31の軸方向長さが調整される。
バスバーモジュール12は、ティース部15の先端に設けられた渦電流損低減用スペースであるスペース20上に載置される。本実施形態では、バスバーリング30に取り付けられた支持部33が、各ティース部15のスペース20に当接している。支持部33は、例えば、バスバーリング30と同じ環状を呈し、バスバーリング30の軸方向他端、即ち端子金具31が突出する側と反対側に取り付けられる。
バスバーモジュール12は、少なくとも各コイル14又は各インシュレータ19に当接して、ステータコア13の径方向内側から少なくとも各コイル14又は各インシュレータ19を押さえる。本実施形態では、支持部33が、各インシュレータ19の径方向内側に向いた内側面に当接して、ステータコア13の径方向内側から各インシュレータ19を押さえている。支持部33がインシュレータ19をステータコア13の径方向内側から支持することで、インシュレータ19を固定するための孔をティース部15に形成することなく、インシュレータ19及びそれに巻回されたコイル14を安定に支持できる。これにより、磁束の流れが向上し、モータトルクを向上させることが可能になる。
支持部33と各インシュレータ19とが隙間なく接するように、支持部33のサイズを調整することが好適である。支持部33は、例えば、耐熱性に優れた樹脂部材であり、弾性変形可能なゴム部材を適用することができる。支持部33の形状は、特に限定されず、例えば、径方向断面形状が、インシュレータ19及びスペース20に当接し、ロータ50との接触を防止するために余分な部分をカットした台形形状が例示できる。支持部33は、バスバーリング30に嵌め込むことにより、或いは接着剤を用いて取り付けることができる。
図5に示すように、コイル14は、樹脂被膜21により固定することができる。樹脂被膜21は、例えば、コイルエンドからワニスを注入して乾燥させることにより形成できる。樹脂被膜21は、コイル14の表面を覆うと共に、コイル線18同士を結合する。また、樹脂被膜21は、例えば、バスバーモジュール12と、コイル14、ティース部15、インシュレータ19等とを結合して、バスバーモジュール12のガタツキ等を防止する。ステータ10では、コイルエンド上にワニスの注入を阻害するものが存在しないため、ワニスの注入操作が容易であり、良好なコイル14の固定を実現することができる。
以上のように、ステータ10は、コイル14よりもステータコア13の径方向内側に配置されたバスバーモジュール12を備える。そして、バスバーモジュール12は、ステータコア13の内周に沿ったバスバーリング30と、バスバーリング30の軸方向一端から突出し、コイル線18の両端とバスバーリング30とを電気的に接続する端子金具31と、バスバーリング30の軸方向他端に取り付けられ、各インシュレータ19を径方向内側から押さえる支持部33とを有する。また、バスバーモジュール12は、ティース部15の先端に設けられた渦電流低減用のスペース20上に載置される。
このため、ステータ10は、ステータコア13の径方向内側において安定に取り付けられ、軸方向及び径方向に対して大型化することなく、電動車両に対する搭載性が向上する。ステータ10によれば、例えば、バックヨーク部16の径方向長さを短くして、ステータ10の直径を維持しながらロータ50を大型化し、モータトルクの向上を図ることができる。
また、ステータ10は、バスバーモジュール12が大型化した場合でも、外形寸法に与える影響が無い又は影響が少ない。例えば、大電流を流すモータの場合、電流密度低減のためダブルスター結線を採用することが好ましいが、この場合、シングルスター結線よりもバスバー配線が長くなりバスバーモジュール12が大型化する。つまり、ステータ10は、ダブルスター結線を採用する大電流モータに好適である。
また、ステータ10は、コイルエンド上に放熱を阻害するものが存在しないため、コイル14の放熱性が良好である。モータは、例えば、冷却オイルを用いて冷却されるが、ステータ10によれば、コイル14と冷却オイルとの熱伝導が良好であり、モータの冷却性能に優れる。
上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で設計変更することができる。
例えば、上記では、ワニスを用いてコイル14を固定するものとして説明したが、樹脂モールドによりコイル14を固定してもよい。この場合、図6に例示するように、バスバーモジュール12を含むコイルエンド近傍の全体をモールド用樹脂22で固定することができる。
また、上記では、支持部33がインシュレータ19に当接して径方向内側から押さえるものとして説明したが、支持部33を有さず、バスバーリング30がインシュレータ19に当接する形態であってもよい。
10 ステータ、11 ステータ本体、12 バスバーモジュール、13 ステータコア、14 コイル、15 ティース部、16 バックヨーク部、17 ボルト孔、18 コイル線、19 インシュレータ、20 スペース、21 樹脂被膜、22 モールド用樹脂、30 バスバーリング、31 端子金具、32 端子部、33 支持部、50 ロータ。
Claims (4)
- ティース部を含むステータコアと、
コイル線をティース部に巻回して構成された複数のコイルと、
コイルから引き出されたコイル線の両端と電気的に接続されるバスバーモジュールと、
を備えた回転電機のステータにおいて、
バスバーモジュールは、コイルよりもステータコアの径方向内側に配置されていることを特徴とする回転電機のステータ。 - 請求項1に記載の回転電機のステータにおいて、
バスバーモジュールは、
ステータコアの内周に沿ったバスバーリングと、
バスバーリングの軸方向一端から突出し、コイル線の両端とバスバーリングとを電気的に接続する端子金具と、
を有する回転電機のステータ。 - 請求項1又は2に記載の回転電機のステータにおいて、
ティース部には、コイルとの間にインシュレータが設けられ、
バスバーモジュールは、少なくとも各コイル又は各インシュレータに当接して、ステータコアの径方向内側から少なくとも各コイル又は各インシュレータを押さえることを特徴とする回転電機のステータ。 - 請求項3に記載の回転電機のステータにおいて、
インシュレータは、ティース部の先端に所定のスペースをあけて設けられ、
バスバーモジュールは、当該スペース上に載置されることを特徴とする回転電機のステータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011114561A JP2012244839A (ja) | 2011-05-23 | 2011-05-23 | 回転電機のステータ |
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114785020A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-07-22 | 中国原子能科学研究院 | 电磁线圈 |
JP7433153B2 (ja) | 2020-07-16 | 2024-02-19 | 三菱電機株式会社 | 回転電機のステータの結線板、回転電機のステータ、回転電機、回転電機のステータの結線板の製造方法、回転電機のステータの製造方法および回転電機の製造方法 |
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2011
- 2011-05-23 JP JP2011114561A patent/JP2012244839A/ja not_active Withdrawn
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