JP5055860B2 - 自立性袋とその製造方法及び無菌充填方法 - Google Patents
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Description
図2及び図5(A)(B)(C)に示すように、この自立性袋Pは、内容物収納室1と底襠(まち)室2とを具備し、図3又は図4の如く底襠室2の拡開により自立可能となるよう構成されるが、扁平に折り畳まれた状態では、図5(A)(B)(C)に示す如く内容物収納室1の開口部が所定の密封手段であるヒートシール部3により密封され、底襠室2の開放部は密封用ヒートシール部4,5により密封されている。
図6乃至図8に示すように、この実施の形態2の自立性袋では、実施の形態1の場合と異なり、底襠室2の開放部の左右側縁における密封用ヒートシール部5,5、が、底襠パネル8の対向面上に塗工されたヒートシール材層8aにより形成され、底襠室2の開放部の底縁における密封用ヒートシール部4が、前後パネル6,7の底縁における底襠パネル8の底縁を外側に越えた突出部分6a,7a間のヒートシールにより形成される。
図9乃至図11に示すように、この実施の形態3の自立性袋Pでは、実施の形態1,2の場合と異なり、底襠室2の開放部の密封用ヒートシール部4,5が、前パネル6の底縁における底襠パネル8の底縁を外側に越えた突出部分6a,6b,6bと後パネル7の同様な突出部分7a,7b,7bとの間をヒートシールすることにより形成される。
この実施の形態4では、図15に示すように、長方形の前後パネル6,7の一隅が斜めに切除され、四辺と斜辺とがヒートシール部3,9,10,11,12,13,14,5,4,41で閉じられる。斜辺のヒートシール部41には、内容物収納室1を外部に開口させるための密封手段として注出具42が設けられている。
1…内容物収納室
2…底襠室
3,9,10,11,12,13,14…ヒートシール部
4,5…密封用ヒートシール部
6…前パネル
6a,6b…前パネルの突出部分
7…後パネル
7a,7b…後パネルの突出部分
8…底襠パネル
8a,8b…ヒートシール材層
8c…非ヒートシール材層
16…前パネルの連続体
17…後パネルの連続体
18…底襠パネルの連続体
37…無菌チャンバー
42…注出具
Claims (13)
- 内容物収納室と底襠(まち)室とを具備し、底襠室の拡開により自立可能となる自立性袋において、上記内容物収納室の開口部が所定の密封手段により密封され、上記底襠室の開放部が密封用ヒートシール部により密封され、上記密封された内容物収納室と底襠室の両室内が放射線の照射によりそれぞれ無菌状態とされたことを特徴とする自立性袋。
- 請求項1に記載の自立性袋において、前後パネルと、前後パネル間に山折り状に挿入される底襠パネルとを具備し、上記前後パネルの左右の側縁同士、上記前後パネルと上記底襠パネルの左右の側縁同士、及び上記前後パネルと上記底襠パネルの下縁同士がそれぞれヒートシール部で接合されることにより内容物収納室が形成され、上記山折りされた底襠パネルの左右の側縁及び下縁における開放部が上記密封用ヒートシール部でシールされることにより底襠室が形成されると共に密封され、上記密封手段が上記前後パネルの所定箇所に設けられたことを特徴とする自立性袋。
- 請求項2に記載の自立性袋において、密封用ヒートシール部は、上記前後パネルと上記底襠パネルの下縁同士間のヒートシール部よりも小さい幅分で形成されたことを特徴とする自立性袋。
- 請求項2に記載の自立性袋において、上記内容物収納室の開口部の密封手段が、上記前後パネル間をヒートシールすることにより形成されるヒートシール部であることを特徴とする自立性袋。
- 請求項2に記載の自立性袋において、上記内容物収納室の開口部の密封手段が、上記前後パネル間に設けられた注出具であることを特徴とする自立性袋。
- 請求項2又は請求項3に記載の自立性袋において、上記底襠室の開放部の密封用ヒートシール部が、上記底襠パネルの対向面上に塗工されたヒートシール材層により形成されたことを特徴とする自立性袋。
- 請求項2又は請求項3に記載の自立性袋において、上記底襠室の開放部の密封用ヒートシール部が、上記前後パネル縁の上記底襠パネル縁を外側に越えた突出部分間をヒートシールすることにより形成されたことを特徴とする自立性袋。
- 請求項2又は請求項3に記載の自立性袋において、上記底襠室の開放部の左右縁における密封用ヒートシール部が、上記底襠パネルの対向面上に塗工されたヒートシール材層により形成され、上記底襠室の開放部の底縁における密封用ヒートシール部が、上記前後パネル縁の上記底襠パネル縁を外側に越えた突出部分間のヒートシールにより形成されたことを特徴とする自立性袋。
- 内面にヒートシール材層が設けられ、外面に非ヒートシール材層が設けられた前パネル及び後パネルの連続体間に、両面にヒートシール材層が設けられた底襠パネルの連続体を長さ方向の中心線上で山折りして挿入し、全連続体を重ね合わせる重畳工程と、重なり合った連続体を長さ方向に直角に所定の間隔でヒートシールする側縁ヒートシール工程と、前後パネルの連続体が重なり合った重畳縁をヒートシールする開口部ヒートシール工程と、前後パネルの連続体と底襠パネルの連続体とが重なり合った重畳縁において全連続体間をヒートシールする底部ヒートシール工程とを包含し、上記側縁ヒートシール工程、上記開口部ヒートシール工程及び上記底部ヒートシール工程は上記重畳工程後に所望の順序で行い、しかる後に上記側縁ヒートシール工程で形成した側縁ヒートシール部上で自立性袋ごとに切断するか又は自立性袋の連続した重畳体のままで、上記自立性袋又は上記重畳体に放射線を照射して殺菌することを特徴とする自立性袋の製造方法。
- 内面にヒートシール材層が設けられ、外面に非ヒートシール材層が設けられた前パネル及び後パネルの連続体間に、片面にヒートシール材層が設けられた底襠パネルを山折り面にヒートシール材層が来るように山折りした状態で、その縁が前後パネルの連続体の縁よりも内側に来るように前後パネルの連続体間に間欠的に挿入する重畳工程と、重なり合った連続体及び底襠パネルを連続体の長さ方向に直角に前後パネルの連続体と底襠パネルとの間及び前後パネルの連続体間をヒートシールする側縁ヒートシール工程と、前後パネルの連続体が重なり合った重畳縁をヒートシールする開口部ヒートシール工程と、前後パネルの連続体と底襠パネルとが重なり合った重畳縁において前後パネルの連続体と底襠パネルとの間及び底襠パネルの縁から食み出た前後パネルの連続体間をヒートシールする底部ヒートシール工程とを包含し、上記側縁ヒートシール工程、上記開口部ヒートシール工程及び上記底部ヒートシール工程は上記重畳工程後に所望の順序で行い、しかる後に上記側縁ヒートシール工程で形成した側縁ヒートシール部上で自立性袋ごとに切断するか又は自立性袋の連続した重畳体のままで、上記自立性袋又は上記重畳体に放射線を照射して殺菌することを特徴とする自立性袋の製造方法。
- 請求項9に記載の自立性袋の製造方法において、上記底襠パネルの連続体の谷折り面に設けられるヒートシール材層は、上記側縁ヒートシール工程及び底部ヒートシール工程でヒートシールする面に形成し、残りの面には非ヒートシール材層を同程度の厚さで形成しておくことを特徴とする自立性袋の製造方法。
- 請求項9に記載の自立性袋の製造方法において、上記重畳工程では、底襠パネルの連続体を長さ方向の中心線上で山折りした状態で、その縁が前後パネルの連続体の縁よりも内側に来るように前後パネルの連続体間に挿入し、上記側縁ヒートシール工程では、上記底襠パネルの連続体における谷折り面のヒートシール材層をこの連続体の長さ方向に直角に伸びるように予め形成したうえで、このヒートシール材層の上でヒートシールし、上記底部ヒートシール工程では、上記底襠パネルの連続体の縁から食み出た前後パネルの連続体の縁間をヒートシールすることを特徴とする自立性袋の製造方法。
- 内容物収納室と底襠室とを具備し、底襠室の拡開により自立可能となる自立性袋であって、上記内容物収納室の開口部が所定の密封手段により密封され、上記底襠室の開放部が密封用ヒートシール部により密封され、両室内が放射線の照射により無菌化された自立性袋を無菌チャンバー内に導入する工程と、自立性袋を無菌チャンバー内に導入する際に自立性袋の外面を殺菌する工程と、無菌チャンバー内で上記開口部を開封し、上記底襠室を開放する工程と、上記開口部から内容物を内容物収納室内に充填する工程と、上記開口部を再封する工程とを順次行うことを特徴とする無菌充填方法。
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