JP5407709B2 - 自立性包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、液体等の内容物を収容する紙を主体とする紙製パウチ包装袋に関し、保形性と自立性に優れる包装袋に関する。
従来から液体、粉体などを収容する容器として、軟包材を用いた底部をV型に折り込んで必要な周縁をヒートシールしてなる所謂スタンディングパウチが一般的に知られている。
すなわち、内容物を充填すると底部において表裏両側が円弧状に拡開し厚み方向に広がった形状となって自立性を発揮するものである。
特開平6−122456号公報 実開平6−85243号公報
しかしながら、特許文献1,2記載の包装袋は、内容物が十分に充填されている底部が拡開して自立性を有するが、内容物が減少すると包装袋自体が扁平になり、底部の拡開が小さくなり、自立性を保てなくなるという問題がある。
本発明は、液状物や粉状物などを収納した状態で自立性を有する包装袋で内容物が少なくなっても自立性が損なわれない包装袋を提供することを目的とする。
この発明は、胴部を構成する紙を主材とする2枚の積層体のヒートシール可能な熱可塑性樹脂面を2枚対向するように重ね合わせ、底フィルムからなる底部をV字型に折り込んで周縁をヒートシールしてなるスタンディングパウチ状の包装袋において、前記積層体は胴部と外底板を有し、前記胴部の内面と前記底フィルムシール部をシールして内側の底部を形成し、前記積層体の外底板をそれぞれ内側に折り曲げて内面と外面とで貼り合わせて外側底部を形成することを特徴とするものである。
本発明の自立性包装袋は、胴部材と胴部材の底辺部分を延長して外底板を有する2枚の積層体の外底板を内側に折り曲げて外底板を貼り合わせて外側底部を形成しているので、内容物の減少により底部が変形することがない為、自立性を保つことができる。また、利便性を向上させる為、包装袋に注出口を設けても良い。
本発明の包装袋は開口部または注出口から内容物を適宜注出することができ、外側底部が2枚の積層体を貼り合わせて形成されているので、内容物の減少によっても自立性が失われない。
本発明に係る自立性包装袋の斜視図 本発明の包装袋の主体に用いられる積層体の断面図 図3(a)〜図3(e)は本発明の包装袋の説明図 実施例1に係る包装袋の打抜き後の正面図 実施例2に係る包装袋の打抜き後の正面図 比較例で作成した従来の包装袋の斜視図
以下本発明による紙製パウチ包装袋の実施形態について説明する。本発明の紙製パウチ包装袋は、包装袋の主体が紙層の一方の面を保護層、他方の面をヒートシール可能な熱可塑性樹脂でラミネートされた積層体を主体とした素材と、内底部が熱可塑性樹脂フィルムから構成されている。図2に本発明の包装袋に使用する積層体の断面図を示す。
本発明の紙製パウチ包装袋の主体に用いる積層体の紙層3に用いられる材料としては、木材パルプ(又は木質パルプ)である100%バ−ジンパルプを使用したカップ原紙、又はカップ原紙に故紙を含んだコ−トボ−ル紙、又はNBKP材やLBKP材を適宜な配合比率で含むNBKP材使用紙やLBKP材使用紙があり、あるいは、木材パルプ以外のケナフ、バンブーなど天然植物繊維からなる紙なども使用でき、またこれら木材パルプやそれ以外の天然植物繊維からなる紙の片面にクレイコート処理が施された紙等、様々な種類の原料からなる紙質材料(又は紙状の繊維構造物)を用いることが可能である。
このように、本発明の紙製パウチ包装体の主体に用いる積層体の紙層3に用いられる材料は、木材パルプやそれ以外の天然植物繊維からなる紙状の繊維構造物を全て包含し、いわゆる紙質材料の種類に限定されるものではない。
そして、紙層3の厚みは目的に応じて適宜選択すれば良く、紙層3に使用する紙質材料の特性にもよるが、本発明の紙パウチ容器に求められる柔軟性もしくは剛直性、あるいは遮光性などの必要性に応じて適宜に選択すればよい。
本発明の紙製パウチ包装体の主体に用いる積層体の保護層2としては、シール時の熱から紙層の焦げ等を防止する為、ポリエチレンテレフタレート等の耐熱性を有する樹脂を用いることが可能である。
本発明の紙製パウチ包装体の主体に用いる積層体のヒートシール可能な熱可塑性樹脂層4としては、他方の面が、例えばポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂から選ばれる一種以上の樹脂をもちることが可能である。底フィルムは、少なくとも片方の面がヒートシール可能な熱可塑性樹脂からなるフィルムを使用する。この積層体を包装袋の主体を構成する積層体を用い、前記積層体のヒートシール可能な熱可塑性樹脂層4が包装袋胴部の内面にくるように配置して、袋状に成形したものが本発明の包装袋である。
図1の包装袋1は、本発明の一の実施態様を示し、胴部を構成する積層体のヒートシール可能な熱可塑性樹脂面を2枚対向するように重ね合わせ、底部をV字型に折り込んで周縁をヒートシールしてなるスタンディングパウチ状の包装袋である。この包装袋は左右のサイドシール部と上部シール部を備えている。本包装袋は、胴部下辺に連接した底板の表面に接着剤を塗布して内側に折り曲げ、その後、他方底板を内側に折り曲げて底板同士を貼りあわせる。この底板が包装袋の底部を形成するので包装袋の内容物の残容量に左右されることのない自立性を有する。
(実施例1)
次に本発明の具体的実施例について、説明する。
保護層(PET(厚さ12μm))、紙層(坪量150g/cm2)、中間層(延伸ナイロン(厚さ15μm))、ヒートシール層(LLDPE(厚さ150μm))を積層してなるロール状の積層体を中央部でスリットして2枚の相対するシート(胴部と外底部)をヒートシール面が対向するように配置する。この積層体のヒートシール面の間に底フィルムのヒートシール面が外側になるように挿入する。その後、底シールとサイドシールを行った後に、トムソン刃により前記シートを図4に示すパウチ形状に打ち抜く。また、底フィルムはPET(厚さ12μm)/延伸ナイロン(厚さ15μm)/LLDPE(厚さ150μm)で構成されている。
次に前記シート1枚の外側底部の表面にホットメルトを塗布する。前記外側底部を内側に折り曲げ、他方のシートの外側底部を折り曲げて、貼り合わせる。その後、内容物を充填した後に上部をヒートシールして包装袋を作成した。
(実施例2)
保護層(PET(厚さ12μm))、紙層(坪量150g/cm2)、中間層(延伸ナイロン(厚さ15μm))、ヒートシール層(LLDPE(厚さ150μm))を積層してなるロール状の積層体を中央部でスリットして2枚の相対するシート(胴部と外側底部)をヒートシール面が対向するように配置する。この積層体のヒートシール面の間に底フィルムのヒートシール面が外側になるように挿入する。その後、底シールとサイドシールを行った後に、トムソン刃により前記シートを図5に示すパウチ形状に打ち抜く。また、底フィルムはPET(厚さ12μm)/延伸ナイロン(厚さ15μm)/LLDPE(厚さ150μm)で構成されている。
次に前記シート1枚の外側底部の表面にホットメルトを塗布する。前記外側底部を内側に折り曲げ、他方のシートの外側底部を折り曲げて、貼り合わせる。その後、パウチ上部に注出口を挿入して、上部をヒートシールして包装袋を作成した。
(比較例)
さらに、比較例として、透明蒸着PET(厚さ12μm)、延伸ナイロン、LLDPE(厚さ130μm)を積層してなる相対する2枚プラスチックフィルムをヒートシール面が対向するように配置する。この積層体のヒートシール面の間に透明蒸着延伸ナイロン(厚さ25μm)、LLDPE(厚さ130μm)を積層してなる底フィルムのヒートシール面が外側になるように挿入する。その後、底シールとサイドシールを行なった後、内容物を充填した図6に示す包装袋5を作成した。
(評価方法)
実施例1で作成した包装袋と従来のフィルム性包装袋に水を充填して自立性試験を行った。包装袋の内容量を表1に示すように減少させた場合の自立性評価を行った。自立性を有しているものを○、自立性がないものを×とした。

Figure 0005407709
以上の結果より、本発明の包装袋は、内容物の内容量を減少させても自立性を保つことができた。
1…包装袋
2…保護層
3…紙層
4…ヒートシール可能な熱可塑性樹脂層
5…従来の包装袋
11…積層体(胴部、外側底部)
12…積層体(胴部)
13…積層体(外側底部)
14…サイドシール部
15…底部シール部
16…上部シール部
17…底フィルム
18…注出口
20…積層体

Claims (1)

  1. 胴部を構成する紙を主材とする2枚の積層体のヒートシール可能な熱可塑性樹脂面を2枚対向するように重ね合わせ、底フィルムからなる底部をV字型に折り込んで周縁をヒートシールしてなるスタンディングパウチ状の包装袋において、前記積層体は胴部と外底板を有し、前記胴部の内面と前記底フィルムシール部をシールして内側の底部を形成し、前記積層体の外底板をそれぞれ内側に折り曲げて内面と外面とで貼り合わせて外側底部を形成することを特徴とする自立性包装袋。
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