JP5048097B2 - スポット溶接システム及びドレッシング判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スポット溶接システムに関する。本発明はまた、スポット溶接システムにおけるドレッシング判定方法に関する。
スポット溶接システムでは、溶接ガンが有する少なくとも一対の電極(本願で「電極対」と称する)に対し、スポット溶接工程の繰り返しにより損耗や変形を生じた個々の電極の表面を適正な形状に修正する整形加工(一般にドレッシングと称する)を、所要の時期に行っている。また、溶接ガンの電極に施した整形加工の良否を判定するドレッシング判定方法が、種々知られている。
例えば特許文献1は、「溶接ガンに設けられた電極チップのドレッシング異常を検出するための電極チップのドレッシング異常検出方法および装置」(段落0001)を開示する。特許文献1には、「電極チップにより溶接作業が所定の回数だけ行われると、前記電極チップにドレッシング作業が施された後、前記電極チップの摩耗量が検出される。次いで、前記検出された摩耗量が、ドレッシング作業前に検出された電極チップの摩耗量に基づいて設定される基準摩耗範囲内にあるか否かが判断される。そして、検出された摩耗量が、基準摩耗範囲外である際に、電極チップにドレッシング異常が発生したことが検出される。」(段落0008)、「制御装置14からの指令により電動式溶接ガン18が駆動され、電極チップ20a、20bが溶接開始前に空打ちを行う(ステップS2)。」(段落0023)、「サーボモータ28の上部に配置されているエンコーダ54は、このサーボモータ28を構成するロータ38の回転角度を検知し、電極チップ20aのストローク量を検出する。このエンコーダ54からのパルス信号は、エンコーダインターフェース64で位置データ66に変換され、この位置データ66がCPU60およびチップ位置制御部68に送られる。CPU60では、入力された位置データ66を電極チップ20a、20bの初期位置状態としてチップ位置初期状態格納部80に記憶する(ステップS3)。」(段落0025)、「ドレッシング作業終了後に、上記と同様に、電極チップ20a、20bが空打ちされ(ステップS7)、エンコーダ54からのパルス信号に基づいて、前記電極チップ20a、20bの摩耗量の演算が行われる(ステップS8)。」(段落0028)、「ドレッシング作業(D1)後に摩耗量検出(K1)で検出された電極チップ20aの摩耗量T1と、ドレッシング作業前に摩耗量検出(Ka)(または、初期状態検出(K0))で検出された前記電極チップ20aの摩耗量T2との差が、予め設定された基準摩耗範囲内にあるか否かが判断される。」(段落0031)と記載されている。
また特許文献2は、「溶接ガンに装着される溶接チップの管理装置」(段落0001)を開示する。特許文献2には、「図1(B)に示すように、チップドレス後に溶接チップの先端径を測定する初期先端径測定手段fと、チップドレス後の溶接チップの先端径を上限値及び下限値と比較して判定する初期先端径判定手段gと、判定の結果、上限値〜下限値の範囲外のときに再度のチップドレスを行わせるチップドレス再指令手段hと、チップドレスを所定回繰り返しても前記範囲外のときにチップドレッサーの異常と判定するチップドレッサー異常判定手段iとを設けるとよい。」(段落0008)、「図1(C)に示すように、溶接チップの長さを測定するチップ長測定手段jと、溶接チップの長さを下限値と比較してこれを超えたときに溶接チップの交換を行わせるチップ交換指令手段kとを設けるとよい。また、図1(B)に点線で示すように、溶接チップの長さを測定するチップ長測定手段jと、溶接チップの長さに応じて前記初期先端径判定手段gにおける比較用の上限値及び下限値を可変する上・下限値可変手段mとを設けるとよい。」(段落0009)、「チップドレス後は、ステップ59でレーザー式ラインセンサ9により溶接チップの先端径(初期先端径)Dを測定する。そして、ステップ60で測定された初期先端径Dを上限値D0max及び下限値D0minと比較して、これらの範囲内(D0min≦D≦D0max)か否を判定する。」(段落0036)、「チップドレス及び測定の終了後は、ステップ65へ進む。ステップ65では、レーザー式ラインセンサ9を用いて、溶接チップの長さ(チップ長)Lを測定する。ステップ66では、測定されたチップ長Lを予め定めた下限値Lminと比較して、L<Lminのときは、ステップ67へ進んで溶接チップの交換を指示する警報を出力する。」(段落0040)と記載されている。
特開2002−219581号公報 特許第3289508号公報
スポット溶接システムにおける従来のドレッシング判定方法は、電極表面の整形加工の前後に溶接ガンのエンコーダのパルス信号に基づいて電極の摩耗量を演算したり、電極表面の整形加工後にレーザー式ラインセンサを用いて電極の先端径や長さを測定したりすることにより、整形加工の良否を判定するものである。このような方法では、電極を駆動する際の振動等に起因してエンコーダのパルス信号が電極の位置を正確に表さない場合や、溶接ガンに対する電極の取付位置のずれ等に起因して電極の先端径や長さが誤差を含む場合に、判定結果の信頼性が低下する。
本発明は、一態様として、開閉動作する電極対を有する溶接ガンと、電極対の電極に施した整形加工の良否を判定するドレッシング判定装置とを具備するスポット溶接システムにおいて、ドレッシング判定装置は、電極の画像を取得して、画像処理により電極の根元と先端とを画像上で特定するとともに根元と先端との間の距離を画像上で測定する視覚センサと、整形加工の直前と直後とに、視覚センサに距離の測定を行わせる視覚センサ制御部と、整形加工の直前に視覚センサが測定した距離と整形加工の直後に視覚センサが測定した距離との差を、電極の切削量として算出する切削量演算部と、切削量演算部が算出した切削量が、予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断する切削量判断部と、を具備することを特徴とするスポット溶接システムを提供する。
本発明は、他の態様として、開閉動作する電極対を有する溶接ガンの、電極対の電極に施した整形加工の良否を判定するドレッシング判定方法において、整形加工の直前に、電極の画像を取得して、画像処理により電極の根元と先端とを画像上で特定するとともに根元と先端との間の距離を画像上で測定し、整形加工の直後に、電極の画像を取得して、画像処理により電極の根元と先端とを画像上で特定するとともに根元と先端との間の距離を画像上で測定し、整形加工の直前に測定した距離と整形加工の直後に測定した距離との差を、電極の切削量として算出し、切削量が、予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断すること、を特徴とするドレッシング判定方法を提供する。
上記したスポット溶接システムによれば、整形加工の良否判定のために電極同士を空打ちさせる必要が無いから、良否判定作業を簡略化することができ、また、電極の駆動系に振動等の外乱が加わったり、溶接ガンに対する電極の取付位置のずれ等の誤差要因が生じていたりした場合にも、電極の切削量を電極自体の画像から直接的に求めているから、切削量が予め定めた許容範囲内に有るか否かを正確に判断することができる。したがって、電極の整形加工の良否判定結果の信頼性を向上させることができ、整形不良の電極を使用することによる溶接不良の発生を確実に防止することができる。
上記したドレッシング判定方法によれば、整形加工の良否判定のために電極同士を空打ちさせる必要が無いから、良否判定作業を簡略化することができ、また、電極の駆動系に振動等の外乱が加わったり、溶接ガンに対する電極の取付位置のずれ等の誤差要因が生じていたりした場合にも、電極の切削量を電極自体の画像から直接的に求めているから、切削量が予め定めた許容範囲内に有るか否かを正確に判断することができる。したがって、電極の整形加工の良否判定結果の信頼性を向上させることができ、整形不良の電極を使用することによる溶接不良の発生を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態によるスポット溶接システムの構成を示す機能ブロック図である。 図1のスポット溶接システムにおける溶接ガンの電極対を模式図的に示す図である。 図1のスポット溶接システムにおける視覚センサが取得する画像の図である。 図1のスポット溶接システムを適用可能な本発明の一実施形態によるロボットシステムを模式図的に示す図である。 本発明の一実施形態によるドレッシング判定方法を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明の一実施形態によるスポット溶接システム10の構成を示す機能ブロック図、図2は、スポット溶接システム10における溶接ガンの電極対を模式図的に示す図、図3は、スポット溶接システム10における視覚センサが取得する画像の図である。
スポット溶接システム10は、互いに重ねた複数枚の被溶接ワーク(図示せず)に対して抵抗溶接技術の一種であるスポット溶接を実行するものであり、開閉動作する電極対12を有する溶接ガン14と、電極対12の電極16に施した整形加工(すなわちドレッシング)の良否を判定するドレッシング判定装置18とを備える(図1及び図2)。ドレッシング判定装置18は、電極16の画像20(図3)を取得して、画像処理により電極16の根元22と先端24とを画像20上で特定するとともに根元22と先端24との間の距離Dを画像20上で測定する視覚センサ26と、整形加工の直前と直後とに、視覚センサ26に距離Dの測定を行わせる視覚センサ制御部28と、整形加工の直前に視覚センサ26が測定した距離Dと整形加工の直後に視覚センサ26が測定した距離Dとの差を、電極16の切削量Cとして算出する切削量演算部30と、切削量演算部30が算出した切削量Cが、予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断する切削量判断部32とを備えて構成される。
スポット溶接システム10では、溶接ガン14が有する少なくとも一対の電極16の間に、互いに重ねた複数枚の被溶接ワークを挟持して、それら被溶接ワークの挟持箇所に両電極16から所定加圧力を加えながら所定時間に渡り所定電流を流すことで、所望品質の溶接部を得ることができる。またスポット溶接システム10では、溶接ガン14が有する少なくとも一組の電極対12に対し、スポット溶接工程の繰り返しにより損耗や変形を生じた個々の電極16の表面を適正な形状に修正する整形加工を、適当な切削加工装置(一般にチップドレッサと称する)により所要の時期に行うことができる。そして、ドレッシング判定装置18が、溶接ガン14の各電極16に施した整形加工の良否を判定することができる。
このように、スポット溶接システム10は、視覚センサ26が、取得した電極16の画像20を画像処理することにより電極16の根元22と先端24との間の距離Dを画像20上で測定し、切削量演算部30が、整形加工の直前の距離Dと直後の距離Dとの差を電極16の切削量Cとして算出し、切削量判断部32が、切削量Cが予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断するものである。この構成によれば、整形加工の良否判定のために電極16同士を空打ちさせる必要が無いから、良否判定作業を簡略化することができ、また、電極16の駆動系に振動等の外乱が加わったり、溶接ガン14に対する電極16の取付位置のずれ等の誤差要因が生じていたりした場合にも、電極16の切削量Cを電極16自体の画像20から直接的に求めているから、切削量Cが予め定めた許容範囲内に有るか否かを正確に判断することができる。したがって、電極16の整形加工の良否判定結果の信頼性を向上させることができ、整形不良の電極16を使用することによる溶接不良の発生を確実に防止することができる。
スポット溶接システム10を、例えば自動車の組立工程等に適用する場合には、被溶接ワーク上の複数の接合箇所をそれらの多様な位置及び姿勢に対応して迅速かつ正確に溶接するべく、多関節型等の産業用ロボット(本願で「ロボット」と略称する)のアーム構造(すなわちマニピュレータ)の末端部に作業ツール(すなわちエンドエフェクタ)としての溶接ガン14を装着したロボットシステムの構成を採用できる。或いは、被溶接ワークが比較的小寸の場合には、定置した溶接ガン14に対しロボットが被溶接ワークをハンドで把持して多彩に動作することで、複数の接合箇所を順次所定の溶接作業位置に位置決めするシステム構成を採用することもできる。
図4は、スポット溶接システム10を適用可能な本発明の一実施形態によるロボットシステム40を示す。ロボットシステム40は、前述した溶接ガン14及びドレッシング判定装置18と、多関節型のアーム構造42の末端部に溶接ガン14を担持して、溶接ガン14と被溶接ワーク(図示せず)との相対的な位置及び姿勢を変化させるように動作するロボット44と、ロボット44を制御するロボット制御装置46とを備える。
溶接ガン14は、電極対12として、固定軸部48の先端に設置された固定側(図で左側)の電極16と、可動軸部50の先端に設置され、固定側の電極16に対し開閉動作する可動側(図で右側)の電極16とを有する。溶接ガン14はさらに、可動側の電極16の駆動源として、可動軸部50を軸線方向へ往復移動させるサーボモータ52を備えている。溶接ガン14の制御装置は、ロボット制御装置46の一部の機能として構成できる。この場合、ロボット制御装置46は、電極対12の電源回路及びサーボモータ52を制御して、可動側の電極16を固定側の電極16に対し適当な速度で開閉動作させるとともに、被溶接ワークに対しスポット溶接を実行させることができる。なお溶接ガン14は、一対のみならず、複数組の電極対12を有することもできる。
図2に示すように、電極16が設置される固定軸部48及び可動軸部50の先端には、円錐台状の接合突部48a、50aがそれぞれ設けられている。また各電極16は、被溶接ワークに当接される軸線方向一端の溶接作用面16aと、溶接作用面16aの反対側に設けられ、各軸部48、50の接合突部48a、50aを相補的に受容可能な接合凹部16bとを有している。各電極16は、その接合凹部16bに対応の軸部48、50の接合突部48a、50aを受容して接合することで、各軸部48、50に固定される。適正な固定状態で、各電極16の接合凹部16bに隣接する軸線方向他端面16cと、各軸部48、50の接合突部48a、50aに隣接する軸線方向端面48b、50bとの間には、環状の溝54が形成される。
ドレッシング判定装置18の視覚センサ26は、CCDカメラ等の撮像部(以下、カメラと称する)56と、カメラ56が撮影した画像データを画像処理する画像処理部58とを備えている。カメラ56は、被写体を照らす照明60と共に、防汚損用のカバー62に収容できる。この場合、ロボット44は、アーム構造42の動作により溶接ガン14をカバー62の中に挿入して、両電極16をカメラ56の視野内に配置することができる。
ドレッシング判定装置18の視覚センサ制御部28、切削量演算部30及び切削量判断部32は、ロボット制御装置46の一部の機能として構成できる。この場合、ロボット制御装置46は、整形加工の直前と直後とに、カメラ56を制御して電極16の画像20(図3)を取得させること、及び画像処理部58を制御して電極16の根元22と先端24とを画像20上で特定させるとともに根元22と先端24との間の距離D(図3)を画像20上で測定させることができる。またロボット制御装置46は、整形加工の直前に視覚センサ26が測定した距離Dと整形加工の直後に視覚センサ26が測定した距離Dとの差を、電極16の切削量Cとして算出するとともに、切削量Cが予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断することができる。このような構成によれば、溶接ガン14、視覚センサ26及びロボット44の動作を、1台のロボット制御装置46で統合的に制御できるので、システム構成を簡略化できる利点が有る。
なお、ロボットシステム40は、ロボット制御装置46に接続される教示操作盤64や、図示しない他の周辺機器を備えることができる。また、ロボット44の作動領域内に、チップドレッサ66を設置することができる。チップドレッサ66は、モータ駆動式、無動力式等の、公知の種々の構成を有することができる。また、手持式のチップドレッサにより電極整形加工を行うこともできる。
またロボットシステム40として、上記構成に代えて、ロボット44の作動領域内に定置した溶接ガン14に対し、ロボット44が被溶接ワークをハンド(図示せず)で把持して多彩に動作することで、被溶接ワーク上の複数の接合箇所を順次所定の溶接作業位置に位置決めするシステム構成を採用することもできる。いずれのロボットシステム40によっても、ロボット44を備えることで、溶接工程の迅速化及び精度向上並びに溶接ラインの省人化を達成することができる。
次に、図5のフローチャート並びに図2〜図4を参照して、ロボットシステム40で遂行可能な本発明の一実施形態によるドレッシング判定方法を説明する。
ロボット44が被溶接ワークに対しスポット溶接を実行し、溶接ガン14の電極対12による溶接(つまり加圧及び通電)動作の回数が予め定めた回数に到達すると、ロボット44は、溶接工程を中断又は終了して、アーム構造42の動作により溶接ガン14をカバー62の中に挿入し、一対の電極16をカメラ56の所定の視野内に配置する。その状態で、カメラ56は、両電極16を含む視野内の被写体を撮影し、両電極16と対応の軸部48、50の先端領域との画像(二次元画像)20を取得する(ステップS1)。なお照明60は、カメラ56による被写体撮影時に、両電極16の背面側からカメラ56の視線方向とは反対の方向へ両電極16及びその周辺を照らしても良いし、両電極16の前面側からカメラ56の視線方向に近似する方向へ両電極16及びその周辺を照らしても良い。
画像処理部58は、カメラ56が撮影した二次元画像20に対し以下の画像処理を行って、電極16の根元22と先端24との間の距離Dを二次元画像20上で測定する(ステップS2)。
まず、カメラ56の視野に対応する画像20の全体から、可動側(図で右側)の電極16の画像16iを含む検索範囲20Aと、固定側(図で左側)の電極16の画像16iを含む検索範囲20Bとを設定する。次に、個々の検索範囲20A、20Bにおいて、各電極16の軸線方向他端面16cと各軸部48、50の軸線方向端面48b、50bとの間に形成される環状の溝54の画像54iを、エッジ抽出やパターンマッチング等の特徴識別手法により識別する。ここで、溝54の画像54iは、電極16の画像16i及び各軸部48、50の画像48i、50iの図で上下両側のエッジに局所的に存在する一対の凹状部分として認識される。したがって、それら上下一対の凹状部分(つまり画像54i)を包含し得る寸法及び輪郭形状を有する溝識別領域68を予め設定しておき、検索範囲20A、20Bの全体に対し溝識別領域68を適宜移動させて走査することにより、溝識別領域68の中で画像54iを識別することができる。なお、特徴識別の際に照合する上下一対の凹状部分(画像54i)の標準パターンは、未使用の電極16を各軸部48、50に適正に設置したときの溝54の画像として、予め取得し記憶しておくことができる。
次に、個々の検索範囲20A、20Bから識別した溝54の画像54iに基づき、各電極16の根元22を画像16iの中で特定する。例えば、溝54の画像54iを表す上下一対の凹状部分から等距離の点70であって、画像54iの一部の上下一対のエッジ部分として識別される電極16の軸線方向他端面16cの画像16ciを結ぶ線分上の点70を、根元22として特定することができる。このとき、前述した画像54iの特徴識別により、根元22の位置と方向(回転角度)とを取得することができる。なお、根元22として特定される画像16iの中の点は、上記した点70に限定されず、電極16の外面上で溶接による損傷等の影響を受けない箇所に有ることを前提として、様々な位置に設定することができる。
次に、個々の検索範囲20A、20Bにおいて、各電極16の画像16iの中で特定した根元22の位置及び回転角度に基づき、各電極16の軸線方向一端の溶接作用面16aの画像16aiを、エッジ抽出やパターンマッチング等の特徴識別手法により識別する。ここで、溶接作用面16aの画像16aiは、電極16の画像16iの図で左端又は右端の上下方向に延びる直線エッジ部分として認識される。したがって、この直線エッジ部分(つまり画像16ai)を包含し得る寸法及び輪郭形状を有する作用面識別領域72を予め設定しておき、位置及び方向を特定した根元22に対し予め定めた位置及び方向関係を有する部位に作用面識別領域72を配置して、作用面識別領域72の中で画像16aiを識別することができる。この構成では、作用面識別領域72は、電極16の画像16iの中で根元22を特定したときに、根元22の位置及び方向に応じて、根元22に対し予め定めた位置及び方向関係の下に自動的に配置されるものであって、その中で識別される直線エッジ部分が溶接作用面16aの画像16aiを表すことを予定して設定されるものであるから、特に図で上下方向へ比較的狭い領域とすることができる。作用面識別領域72の図で左右方向の寸法は、電極16の溶接作用面16aが限界切削量まで整形加工されたときにも溶接作用面16aの画像16aiを包含し得る寸法に設定される。なお、特徴識別の際に照合する直線エッジ部分(画像16ai)の標準パターンは、未使用の電極16の溶接作用面16aの画像として、予め取得し記憶しておくことができる。
次に、個々の検索範囲20A、20Bから識別した溶接作用面16aの画像16aiに基づき、各電極16の先端24を画像16iの中で特定する。例えば、溶接作用面16aの画像16aiの中心点を、先端24として特定することができる。或いは、溶接作用面16aの画像16aiの中で、根元22から最も離れた点を、先端24として特定することもできる。
次に、個々の検索範囲20A、20Bにおいて、各電極16の画像16iの中で特定した根元22と先端24との間の最短距離として、距離Dを測定する。こうして測定された距離Dは、実際の電極16の溶接作用面16aと軸線方向他端面16cとの間の二次元投影距離の線形写像となる。このようにして、画像処理部58は、カメラ56が撮影した二次元画像20上で、整形加工前の各電極16の根元22と先端24との間の距離Dを取得する(ステップS2)。
整形加工前の各電極16の根元22と先端24との間の距離Dの測定が完了すると、ロボット44は、アーム構造42の動作により溶接ガン14をカバー62から引き出して、溶接ガン14の一対の電極16を、チップドレッサ66の所定の整形加工作業位置に配置する。その状態で、チップドレッサ66により、両電極16の溶接作用面16aを予め設定された切削量だけ整形加工する(ステップS3)。
両電極16の整形加工が完了すると、ロボット44は再び、アーム構造42の動作により溶接ガン14をカバー62の中に挿入し、一対の電極16をカメラ56の所定の視野内に配置する。そして、カメラ56が、ステップS1と同様にして、両電極16を含む視野内の被写体を撮影し(ステップS4)、画像処理部58が、ステップS2と同様にして、各電極16の根元22と先端24との間の距離Dを二次元画像20上で測定する(ステップS5)。
整形加工後の各電極16の根元22と先端24との間の距離Dの測定が完了すると、ロボット制御装置46の一機能である切削量演算部30は、個々の電極16に関して、整形加工前に測定した距離Dと整形加工後に測定した距離Dとの差を、電極16の切削量Cとして算出する(ステップS6)。次いで、ロボット制御装置46の一機能である切削量判断部32は、個々の電極16に関して、切削量Cが予め定めた許容範囲内に有るか否かを、以下のようにして判断する。なお、切削量Cの許容範囲は、チップドレッサ66が正常に動作していることを示す範囲として、予め実験や経験則等により定めることができるものであり、切削量Cの下限値Cminと上限値Cmaxとを有する。
切削量判断部32は、個々の電極16に関して、切削量Cが下限値Cminよりも少ないか否かを判断する(ステップS7)。そして、いずれの電極16に関しても切削量Cが下限値Cminよりも少なくないと判断したときには、切削量判断部32は、個々の電極16に関して、切削量Cが上限値Cmaxよりも多いか否かを判断する(ステップS8)。そして、いずれの電極16に関しても切削量Cが上限値Cmaxよりも多くないと判断したときには、切削量判断部32は、切削量Cが予め定めた許容範囲内に有ると判断してドレッシング判定フローを終了する。そしてロボット44は、スポット溶接工程に戻り、整形加工後の電極16を有する溶接ガン14を用いてスポット溶接工程を再開するか、新たなスポット溶接工程を待機する(ステップS9)。なお、ステップS7とステップS8とは、順序を入れ替えることもできる。
切削量判断部32がステップS7で、少なくとも一方の電極16に関して切削量Cが下限値Cminよりも少ないと判断したときには、切削量判断部32は、当該電極16の切削量Cが予め定めた許容範囲内に無いと判断する。また、切削量判断部32がステップS8で、少なくとも一方の電極16に関して切削量Cが上限値Cmaxよりも多いと判断したときにも、切削量判断部32は、当該電極16の切削量Cが予め定めた許容範囲内に無いと判断する。切削量判断部32が、少なくとも一方の電極16の切削量Cが予め定めた許容範囲内に無いと判断したときには、切削量判断部32は、作業者に対し警告を発することができる。そして作業者は、チップドレッサ66に構造上の不具合や切削量の誤設定等が生じていないか否かを点検したり、当該電極16に対する再度の整形加工を実行したりすることができる。
例えば、切削量判断部32は、少なくとも一方の電極16の切削量Cが下限値Cminよりも少ないと判断したときに、当該電極16に対して既に実行された再整形工程の回数が予め定めた閾値Nよりも多いか否かを判断することができる(ステップS10)。ここで、電極16の再整形工程は、切削量Cの不足の要因として、チップドレッサ66の切削刃へのごみの付着等の偶発的不具合を考慮して行うものであり、その実行回数の閾値Nは、そのような偶発的不具合を排除可能な回数として、予め実験や経験則等により定めることができる(例えばN=1)。
切削量判断部32がステップS10で、電極16に対する再整形工程の実行回数が閾値Nよりも多いと判断したときには、切削量判断部32は、作業者に対し警告を発して、作業者に、チップドレッサ66に偶発的でない構造上の不具合や切削量の誤設定等が生じていないか否かを点検させることができる(ステップS11)。他方、電極16に対する再整形工程の実行回数が閾値N以下であると判断したときには、切削量判断部32は、作業者に対し警告を発して、当該電極16に対する再整形工程をさらに実行させることができる(ステップS12)。ステップS12で再整形工程を実行した後は、ステップS4に戻り、ステップS5〜S10で、再整形後の距離Dの測定、再整形後の切削量(つまり総計切削量)Cの算出、及び再整形後の切削量Cが許容範囲内に有るか否かの判断を実行する。なお、ステップS12で再整形工程を実行した後に、別フローとして、再整形前の距離Dと再整形後の距離Dとの差(つまり再整形のみの切削量)が所定の下限値よりも少ないか否かを判断し、少ない場合に、作業者に対し警告を発してチップドレッサ66の点検を行わせるように構成することもできる。
また、切削量判断部32は、少なくとも一方の電極16の切削量Cが上限値Cmaxよりも多いと判断したときにも、作業者に対し警告を発して、作業者に、チップドレッサ66に偶発的でない構造上の不具合や切削量の誤設定等が生じていないか否かを点検させることができる(ステップS11)。
上記構成を有するドレッシング判定方法によれば、整形加工の良否判定のために電極16同士を空打ちさせる必要が無いから、良否判定作業を簡略化することができ、また、電極16の駆動系に振動等の外乱が加わったり、溶接ガン14に対する電極16の取付位置のずれ等の誤差要因が生じていたりした場合にも、電極16の切削量Cを電極16自体の画像20(正確には画像16i)から直接的に求めているから、切削量Cが予め定めた許容範囲内に有るか否かを正確に判断することができる。したがって、電極16の整形加工の良否判定結果の信頼性を向上させることができ、整形不良の電極16を使用することによる溶接不良の発生を確実に防止することができる。
なお、本発明に係るドレッシング判定方法は、ロボットを備えないスポット溶接システムにおいても、同様にして実行することができる。
10 スポット溶接システム
12 電極対
14 溶接ガン
16 電極
18 ドレッシング判定装置
20 画像
22 根元
24 先端
26 視覚センサ
28 視覚センサ制御部
30 切削量演算部
32 切削量判断部
40 ロボットシステム
44 ロボット
46 ロボット制御装置
54 溝
56 カメラ
58 画像処理部

Claims (5)

  1. 開閉動作する電極対を有する溶接ガンと、該電極対の電極に施した整形加工の良否を判定するドレッシング判定装置とを具備するスポット溶接システムにおいて、
    前記ドレッシング判定装置は、
    前記電極の画像を取得して、画像処理により前記電極の根元と先端とを該画像上で特定するとともに該根元と該先端との間の距離を該画像上で測定する視覚センサと、
    前記整形加工の直前と直後とに、前記視覚センサに前記距離の測定を行わせる視覚センサ制御部と、
    前記整形加工の直前に前記視覚センサが測定した前記距離と前記整形加工の直後に前記視覚センサが測定した前記距離との差を、前記電極の切削量として算出する切削量演算部と、
    前記切削量演算部が算出した前記切削量が、予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断する切削量判断部と、
    を具備することを特徴とするスポット溶接システム。
  2. 前記切削量判断部は、前記切削量が前記許容範囲内に無いと判断したときに、警告を発する、請求項1に記載のスポット溶接システム。
  3. 開閉動作する電極対を有する溶接ガンの、該電極対の電極に施した整形加工の良否を判定するドレッシング判定方法において、
    前記整形加工の直前に、前記電極の画像を取得して、画像処理により前記電極の根元と先端とを該画像上で特定するとともに該根元と該先端との間の距離を該画像上で測定し、
    前記整形加工の直後に、前記電極の画像を取得して、画像処理により前記電極の根元と先端とを該画像上で特定するとともに該根元と該先端との間の距離を該画像上で測定し、
    前記整形加工の直前に測定した前記距離と前記整形加工の直後に測定した前記距離との差を、前記電極の切削量として算出し、
    前記切削量が、予め定めた許容範囲内に有るか否かを判断すること、
    を特徴とするドレッシング判定方法。
  4. 前記切削量が前記許容範囲内に無いと判断したときに、警告を発する、請求項3に記載のドレッシング判定方法。
  5. 前記切削量が、前記許容範囲を定める下限値よりも少ないと判断したときに、前記電極の再整形を行い、該再整形の後の前記電極に対し、前記距離の測定、前記切削量の算出及び前記切削量の判断を実行する、請求項3又は4に記載のドレッシング判定方法。
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