JPH08257876A - 工具摩耗量自動計測方法および工作機械における工具摩耗量自動計測装置 - Google Patents

工具摩耗量自動計測方法および工作機械における工具摩耗量自動計測装置

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JPH08257876A
JPH08257876A JP6612195A JP6612195A JPH08257876A JP H08257876 A JPH08257876 A JP H08257876A JP 6612195 A JP6612195 A JP 6612195A JP 6612195 A JP6612195 A JP 6612195A JP H08257876 A JPH08257876 A JP H08257876A
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JP
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edge
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JP6612195A
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Fujio Abe
富士夫 阿部
Hiroyuki Kakishima
浩之 柿島
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩耗量計測対象の工具の種類が多岐に亙って
も、各工具の摩耗量を直接測定法により定量的に高速度
で計測すること。 【構成】 工具の全体あるいはほぼ全体を撮像手段によ
り撮像して工具全体画像データを取得し、工具形状の特
徴量を抽出する。工具の種類毎に刃先の個数と刃部配置
位置の情報とを格納している工具情報データベースより
該当する工具種類の刃先の個数と刃部配置位置の情報と
を取得し、これら情報に基づいて前記工具全体画像デー
タより刃部配置領域の画像データを特定し、この刃部配
置領域の画像データより刃先を抽出し、その刃先の座標
位置を撮像手段の座標系における座標値をもって取得し
てその刃先部分を高倍率撮像し、高倍率撮像による工具
刃先画像データより工具の摩耗量を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具摩耗量自動計測方
法および工作機械における工具摩耗量自動計測装置に関
し、特にマシニングセンタなど、工具マガシンに格納さ
れた工具を自動工具交換装置(ATC)により交換装着
される工作機械にて使用工具の摩耗量を自動計測する方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械における工具の切刃の摩耗量を
計測する方法としては、従来より間接測定法と直接測定
法とが知られている。
【0003】間接測定法は、切刃の摩耗により切削抵抗
が増大することに着目し、切削中の主軸モータ電力、振
動、騒音、AE(アコースティックエミッション)など
を測定して工具摩耗を推定する方法であり、この方法
は、(株)工業調査会発行の雑誌、機械と工具,198
5年11月号、30〜38頁「切削機能劣化検出と予
知」に記載されている。
【0004】直接測定法は、工具顕微鏡やITVカメラ
などを使用して工具の摩耗面を直接観察する方法であ
り、この方法は、上述の「切削機能劣化検出と予知」、
精密工業会発行の精密工学会誌 Vol.55,No.8,
1989年、73〜78頁「オートフォーカス機構を組
み込んだ光計測による非接触工具損傷モニタリング装置
の開発」などに記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、間接測
定法では、工具の種類、被削材の材質、切削条件などに
よって切削中の主軸モータ電力、振動、騒音、AEなど
の測定値のレベルが変動し、また測定信号にノイズが混
入し易いため、工具摩耗の推定精度が悪く、測定結果の
信頼性に欠け、工具摩耗が概ね限界に達したことや損傷
の発生を検出できても、工具摩耗量を精度よく定量的に
厳格に計測することは難しい。
【0006】工具顕微鏡によって工具の摩耗面を直接観
察する方法は、工具摩耗を信頼性よく厳格に測定できる
が、しかし方法は、専ら工具検査を目的としたものであ
り、また検査を自動化し、検査結果を、数値化、定量化
してオンラインで機械制御装置へ送信し、対策処置をす
ることには、解決すべき問題点が多く残されている。
【0007】ITVカメラで工具を撮像する方法は、工
具の撮像データを得て画像処理技術、形状認識技術など
により、工具の摩耗量を定量的に計測することが可能で
あるが、しかし現在提案されているものでは、摩耗量の
計測対象の工具の種類が限定されている。
【0008】このようなことから、現在提案されている
撮像方式のものを、マシニングセンタなどのように、工
具マガシンに格納された各種の工具を自動工具交換装置
により交換装着される工作機械に適用することについて
は、解決すべき問題点が多く残されている。
【0009】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、自動工具交換装置付き工作機械にお
いて、摩耗量計測対象の工具の種類が多岐に亙っても、
各工具の摩耗量を直接測定法により定量的に高速度で計
測し、検査結果をオンラインで機械制御装置へ送信して
対策処置をすること、工具交換時期の判定を高精度に行
うことを可能にする工具摩耗量自動計測方法および工作
機械における工具摩耗量自動計測装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、本発明に
よれば、摩耗量計測対象の工具の全体あるいはほぼ全体
を撮像手段により撮像して工具全体画像データを取得す
る工具全体撮像プロセスと、前記工具全体画像データか
ら工具形状の特徴量を抽出する工具形状特徴量抽出プロ
セスと、工具の種類毎に工具形状の特徴量、刃先の個数
及び刃部配置位置の情報を格納している工具情報データ
ベースより前記工具形状特徴量抽出プロセスにて抽出し
た特徴量から工具種類を判別すると共に刃先の個数及び
刃部配置位置の情報を取得する工具情報取得プロセス
と、前記工具情報取得プロセスにて取得した刃部配置位
置の情報に基づいて前記工具全体画像データより刃部配
置領域の画像データを特定し、この刃部配置領域の画像
データより前記工具情報取得プロセスにて取得した刃先
の個数分あるいはその刃先の個数に応じて設定される個
数分の刃先を抽出し、その刃先の座標位置を前記撮像手
段の座標系における座標値をもって取得する刃先位置座
標取得プロセスと、前記刃先位置座標取得プロセスにて
取得した刃先位置の座標値に基づいて摩耗量計測対象の
工具の刃先部分を前記工具全体撮像プロセスにおける撮
像倍率より高い撮像倍率をもって撮像して工具刃先画像
データを取得する工具刃先撮像プロセスと、前記工具刃
先画像データより工具の摩耗量を計測する工具摩耗量計
測プロセスとを有していることを特徴とする工具摩耗量
自動計測方法によって達成される。
【0011】本発明による工具摩耗量自動計測方法は、
前記工具摩耗量計測プロセスにおける工具摩耗量の計測
を、切り刃の逃げ面の摩耗幅の計測をもって行うことを
詳細な特徴としている。
【0012】上述の目的を達成するため、本発明による
工作機械における工具摩耗量自動計測装置は、工具マガ
シンに格納された工具を自動工具交換装置により交換装
着される工作機械における工具摩耗量自動計測装置にお
いて、前記工具マガシンの工具保持位置に対応して移動
可能に設けられた前記工具保持位置に位置している工具
を撮像する撮像手段と、前記工具保持位置に位置してい
る工具の全体あるいはほぼ全体と特定部分とを前記撮像
装置により撮像するために前記撮像装置の位置決めを行
う位置決め制御手段と、前記撮像手段によって得られた
工具の全体あるいはほぼ全体の画像データから工具形状
の特徴量を抽出する工具形状特徴量抽出部と、工具の種
類毎に工具形状の特徴量、刃先の個数及び刃部配置位置
の情報を格納する工具情報データベースと、前記工具形
状特徴量抽出部から出力された特徴量により工具種類を
判別すると共に刃先の個数及び刃部配置位置の情報を前
記工具情報データベースより取得する工具情報取得部
と、前記工具情報取得部が取得した刃部配置位置の情報
に基づいて前記工具の全体あるいはほぼ全体の画像デー
タより刃部配置領域の画像データを特定し、この特定さ
れた刃部配置領域の画像データより前記工具情報取得部
が取得した刃先の個数分あるいはその刃先の個数に応じ
て設定された個数分の刃先を抽出し、その刃先の座標位
置を前記撮像手段の座標系における座標値をもって取得
する刃先位置座標取得処理部と、前記刃先位置座標取得
処理部が取得した刃先位置の座標値に基づいて前記位置
決め制御手段により位置決めされた前記撮像手段によっ
て高倍率撮像された工具の刃先部分の画像データより工
具の摩耗量を計測する工具摩耗量計測処理部とを有して
いることを特徴としている。
【0013】本発明による工作機械における工具摩耗量
自動計測装置は、詳細な特徴として、前記撮像手段を、
工具の全体あるいはほぼ全体を撮像する広角レンズによ
るテレビカメラと、工具の特定部分を高倍率撮像する接
写レンズによるテレビカメラとにより構成されていてよ
い。
【0014】
【作用】本発明による工具摩耗量自動計測方法では、先
ず摩耗量計測対象の工具の全体あるいはほぼ全体を撮像
手段により撮像して工具全体画像データを取得して、工
具形状の特徴量すなわち円の数、円形度、直線の数など
を抽出する。
【0015】このような工具の特徴量から、その種類を
判別すると共に、工具の刃先の個数と刃部配置位置の情
報を工具情報データベースより読み出し、刃部配置位置
の情報によって前記工具全体画像データにおける刃部配
置領域の画像データを特定し、この刃部配置領域の画像
データより刃先の個数分あるいはその刃先の個数に応じ
て設定される個数分の刃先を抽出し、その刃先の座標位
置を前記撮像手段の座標系における座標値をもって取得
する。
【0016】このようにして刃先位置が判ると、その刃
先位置を示す座標値に基づいて摩耗量計測対象の工具の
刃先部分を高倍率撮像して工具刃先画像データを取得
し、この工具刃先画像データをもって工具の摩耗量を計
測する。この工具摩耗量の計測は切り刃の逃げ面の摩耗
幅の計測をもって行う。
【0017】本発明による工作機械における工具摩耗量
自動計測装置では、位置決め制御手段が撮像手段を位置
決めし、撮像手段が工具マガシンの工具保持位置に位置
している工具の全体あるいはほぼ全体を撮像する。これ
により工具全体画像データが得られ、工具形状の特徴量
を抽出する。
【0018】工具情報取得部が工具種類の形状特徴量を
検索キーとして工具情報データベースより該当する種類
の工具の刃先の個数と刃部配置位置の情報とを読み出
し、この工具情報データベースより取得した刃部配置位
置の情報に基づいて刃先位置座標取得処理部が工具全体
画像データより刃部配置領域の画像データを特定する。
そして刃先位置座標取得処理部が工具情報データベース
より取得した刃先の個数分あるいはその刃先の個数に応
じて設定された個数分の刃先を刃部配置領域の画像デー
タより抽出し、その刃先の座標位置を前記撮像手段の座
標系における座標値をもって取得する。
【0019】位置決め制御手段は刃先位置座標取得処理
部が取得した刃先位置の座標値に基づいて撮像手段の位
置決めを行い、このように位置決めされた撮像手段は工
具の刃先部分の高倍率撮像を行う。工具摩耗量計測処理
部は刃先部分の画像データより工具の摩耗量を計測す
る。
【0020】工具の全体あるいはほぼ全体の撮像は広角
レンズによるテレビカメラにより行い、工具の特定部
分、ここでは刃先部分の撮像は接写レンズによるテレビ
カメラにより行う。
【0021】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0022】図1は本発明による工具摩耗量自動計測装
置を適用される工作機械を示している。工作機械は、主
軸1を有する工作機械本体3と、複数個の工具5を出し
入れ可能に格納する工具マガシン7と、工具マガシン7
に格納された工具5を工作機械本体3の主軸1に交換可
能に装着する工具交換アーム9とを有している。
【0023】図2、図3に示されているように、工具マ
ガシン7の前方には工具マガシン7の一つの工具保持位
置に対向して工具撮像装置11が設置されている。これ
より以降、工具撮像装置11に対応する工具マガシン7
の工具保持位置を工具摩耗量計測ステーションと呼ぶこ
とがある。
【0024】工具撮像装置11は、ガイドレール13に
案内されて前後方向(Z軸方向)、即ち工具マガシン7
に格納されている工具5の中心軸線方向に移動可能に設
けられた可動ベース部材15と、可動ベース部材15上
に立設された垂直バー17に上下動可能に、即ちY軸方
向に移動可能に設けられた上下動ブロック19と、一端
を上下動ブロック19に取り付けられて左右方向(X軸
方向)に水平に延在する水平バー21と、水平バー21
に係合してX軸方向に移動可能な雲台本体23と、雲台
本体23にZ軸方向の水平軸線(θZ回転軸線)周りに
設けられた回転台25と、回転台25にθZ軸線と直交
する軸線(θY回転軸線)周りに設けられた水平旋回台
27とを有し、水平旋回台27に広角用ITVカメラ2
9と接写用ITVカメラ31とが互いに並列に取り付け
られている。
【0025】また水平旋回台27には、図示されていな
いが、同軸落射方式による照明器あるいは小型リングラ
イトによる照明器が取り付けられ、これら照明器は被写
体の照明を行う。
【0026】可動ベース部材15は送りねじ33を回転
駆動するZ軸ステッピングモータ35によりZ軸方向の
位置決めを行われ、上下動ブロック19は送りねじ37
を回転駆動するY軸ステッピングモータ39によりY軸
方向の位置決めを行われ、雲台本体23は送りねじ41
を回転駆動するX軸ステッピングモータ43によりX軸
方向の位置決めを行われ、回転台25はθZステッピン
グモータ45によりθZ回転軸線周りの位置決めを行わ
れ、旋回台27はθYステッピングモータ47によりθ
Y回転軸線周りの位置決めを行われる。
【0027】図4は本発明による工具摩耗量自動計測装
置の制御系を示している。各軸のステッピングモータ3
5、39、43、45、47は位置決め制御部49によ
り制御され、位置決め制御部49は、ステッピングモー
タ35、39、43、45、47の制御により、工具マ
ガシン7の工具摩耗量計測ステーションに位置している
工具5の全体あるいはほぼ全体を撮像する位置に広角用
ITVカメラ29を位置させ、工具マガシン7の工具摩
耗量計測ステーションに位置している工具5の特定部
分、この場合、刃先部分を撮像する位置に接写用ITV
カメラ31を位置させる位置決め制御を行う。
【0028】広角用ITVカメラ29と接写用ITVカ
メラ31は各々、工具マガシン7に保持されている工具
5を撮像してアナログ画像信号を出力する。広角用IT
Vカメラ29と接写用ITVカメラ31が出力するアナ
ログ画像信号は、A/D変換器51、53によりディジ
タル画像信号に変換され、ディジタル画像処理装置55
に入力される。
【0029】ディジタル画像処理装置55は、コンピュ
ータシステム等によるものであり、工具形状特徴量抽出
部59と、工具情報データベース61と、工具情報取得
部63と、刃先位置座標取得処理部65と、工具摩耗量
計測処理部67とを有している。
【0030】工具形状特徴量抽出部59は広角用ITV
カメラ29によって撮像された工具5の全体あるいはほ
ぼ全体の画像データ(工具全体画像データ)から円の
数、直線の数と位置などの形状特徴量を抽出する。ここ
での工具種類の特定には、標本画像データと工具全体画
像データとによるパターン・マッチング法、予め工具形
状の特徴を登録しておき、工具形状の特徴部の比較によ
る方法、2次元FET等により工具の特徴を抽出する方
法などを用いることができる。
【0031】工具情報データベース61は工具マガシン
7に格納される工具について工具種類毎の形状の特徴
量、刃先の個数及び刃部配置位置の情報を格納してい
る。この工具情報データベース61は、具体的には、例
えば、ドリル工具については、欠け円が1つ、刃先配置
位置が工具先端部で、刃先個数が2個、フライス工具に
ついては、複数の欠けを持つ外周円があり、刃先配置位
置が外周縁部で、刃先個数が36個と云うように、各種
類の工具について、刃部配置位置と刃先個数とを各々デ
ータフィールド項目とし、工具形状の特徴量を検索キー
とした一つのデータベースファイルを格納している。
【0032】工具情報取得部63は、工具種類特定処理
部59により特定された工具種類の刃先の個数と刃部配
置位置の情報とを工具情報データベース61より読み出
し、この工具情報を刃先位置座標取得処理部65へ出力
する。
【0033】刃先位置座標取得処理部65は、工具情報
取得部63が取得した刃部配置位置の情報に基づいて工
具5の全体あるいはほぼ全体の画像データより刃部配置
領域の画像データを特定し、この特定された刃部配置領
域の画像データより工具情報取得部63が取得した刃先
の個数分あるいはその刃先の個数に応じて設定された個
数分の刃先を抽出し、その刃先の座標位置を工具撮像装
置11の座標系(X,Y,Z)における座標値をもって
取得する。
【0034】この座標値は位置決め制御部49へ転送さ
れ、位置決め制御部49は刃先位置座標取得処理部65
よりの座標値により接写用ITVカメラ31が工具5の
刃先部分を撮像する位置に接写用ITVカメラ31の位
置決め制御を行う。
【0035】工具摩耗量計測処理部67は、接写用IT
Vカメラ31により高倍率撮像された工具の刃先部分の
画像データより工具の摩耗量を定量的に計測する。工具
摩耗量は切り刃の逃げ面の摩耗幅により明確に判るか
ら、工具摩耗量計測処理部67による工具摩耗量の計測
は切り刃の逃げ面の摩耗幅の計測をもって行う。この工
具摩耗量の計測値は工具監視部69へ出力される。
【0036】工具監視部69は工具摩耗量計測処理部6
7よりの工具摩耗量の計測値が最大許容値以内であるか
否かの判別を行い、工具摩耗量計測値が最大許容値以内
でない場合には、工具交換のアラーム出力を行い、その
工具の使用を禁止する処理を行う。この時には代替え工
具が工具マガシン7に存在するか否かを判別し、代替え
工具が存在する場合には、代替え工具の使用指令を、ま
た工具摩耗量計測値が最大許容値以内である場合には、
その工具5の次の使用時において工具摩耗量に応じて工
具回転速度、送り速度を低減する指令を工作機械の機械
制御装置71へ出力する。
【0037】次に図5に示されているフロチャートを参
照して本発明による工具摩耗量自動計測方法の実施手順
の一例を説明する。
【0038】先ず広角ITVカメラ29を原点位置、即
ちX軸方向とY軸方向とに関しては工具摩耗量計測ステ
ーションの工具中心位置に合致し、Z軸方向に関しては
工具摩耗量計測ステーションの工具5から最も遠ざがっ
た位置に設定する(ステップ10)。
【0039】広角ITVカメラ29が原点位置に位置す
れば、広角ITVカメラ29による工具摩耗量計測ステ
ーションの工具5の全体撮像を開始する(ステップ2
0)。
【0040】広角ITVカメラ29のレンズの絞り値が
一定であれば、レンズの焦点距離が短いほど、即ち広角
系レンズであるほど、またカメラと被写体とが離れてい
る程、被写界深度が深くなるから、上述の原点位置に置
かれた広角ITVカメラ29は工具5に概ね焦点が合う
確率が高いが、工具の軸長が長短様々であるため、原点
位置では焦点が合わない場合がある。
【0041】広角ITVカメラ29のレンズは、焦点距
離一定で、ズームレンズではないため、撮像した画像デ
ータから焦点が合っているかいないかを判断し、オート
・フォーカス機構により広角ITVカメラ29のZ軸方
向の位置を変化させて工具5に焦点を自動的に合わせる
(ステップ30)。ドリル、エンドミルのように軸長が
長い工具の場合には、工具先端に焦点を合わせる。な
お、オート・フォーカスは、光の投光と反射光から物体
までの距離を計測してカメラ位置を調整する方法、焦点
位置を自動検出してレンズの繰り出し量をモータドライ
ブにより調節するオート・フォーカスレンズを使用する
方法等でもよい。
【0042】工具5に焦点が合えば、広角ITVカメラ
29が出力する工具全体画像データを工具種類特定処理
部59に取り込み(ステップ40)、工具形状の特徴量
の抽出を行う(ステップ50)。
【0043】この工具形状の特徴量により、次に工具情
報取得部63によって工具情報データベース61より該
当する工具種類の判別を行い、刃先の個数と刃部配置位
置の情報とを取得し、これら情報を刃先位置座標取得処
理部65へ転送する(ステップ60)。
【0044】次に刃部配置位置の情報に基づいて工具全
体画像データより刃部配置領域の画像データを特定する
(ステップ70)。例えば刃部配置領域がドリル工具の
ように工具正面領域であるか、フライス工具やエンドミ
ル工具のように工具側面領域にあるかなど、刃部配置領
域の画像データを特定する。
【0045】次に工具情報データベース61より既に得
られている刃先の個数分あるいはその刃先の個数に応じ
て設定される個数分の刃先を刃部配置領域の画像データ
より抽出する(ステップ80)。
【0046】例えば、フライス工具の場合には、画像デ
ータからフライス工具の外周円を求め、次に2値化画像
データをクラスタリング処理して、外周円上にある物体
の大きさと個数を求める。この大きさの分布と個数から
刃先を認識する。
【0047】次に各刃先の座標位置を認識(抽出)した
刃先の画像データ及び広角ITVカメラ29の座標位置
などより工具撮像装置11の座標系におけるX,Y,Z
座標値をもって求める(ステップ90)。
【0048】この座標値取得は、まず、刃先を示す図形
の重心位置から概略の刃先中心座標を求める。画像デー
タは広角ITVカメラ29のCCDの各構成要素のマト
リックスに対応した画像データ(ピクセル)になってい
るので、X,Y座標値は簡単に求められるが、Z座標値
は、広角ITVカメラ29の光軸方向であり、被写界深
度が深いため簡単には求められない。
【0049】このため、予め寸法の判明している被写体
部分が所定寸法の画像となるときの広角ITVカメラ2
9のZ座標位置から刃先のZ座標値を求めるか、さらに
は広角ITVカメラ29を所定量、X軸方向あるいはY
軸方向へ移動させ、そのときの画像移動量から刃先と広
角ITVカメラ29Z軸方向の距離を求め、この距離と
広角カメラのZ座標位置から刃先のZ座標値を求める。
【0050】また、これとは別に、広角ITVカメラ2
9を工具外側のX軸方向に移動させると共に工具の軸方
向が写る向きに広角ITVカメラ29をθY軸周りに回
転させてから、Z軸方向に広角ITVカメラ29を移動
させ、刃先先端が所定位置に写った所で広角ITVカメ
ラ29のZ座標値を読み取るようにしてもよい。
【0051】なお、フライス工具やエンドミル工具等、
刃先が側面にある場合がある工具については、広角IT
Vカメラ29を最短撮影位置まで工具に近づけ、側面に
刃先があるかどうかを判定し、側面に刃先がある場合に
は、広角ITVカメラ29を工具側面が写る位置に移動
させ、該側面にある刃先のX,Y,Z座標値を求める。
【0052】また多刃工具では、各刃先の相対位置関係
を示す座標値を予め入力しておき、一つの刃先の座標値
が判れば、この座標値と各刃先の相対位置関係を示す座
標値とから他の刃先の座標値を演算により求めることも
可能である。
【0053】上述のようにして取得した刃先位置の座標
値に基づいて摩耗量計測対象の工具5の刃先部分を接写
ITVカメラ31により撮像すべく、接写ITVカメラ
31が刃先部分に正対する位置に接写ITVカメラ31
を移動させ、接写ITVカメラ31により刃先部分を高
倍率撮像する(ステップ100)。
【0054】接写ITVカメラ31は、オート・フォー
カスでピントを合わせる。なお、接写ITVカメラ31
は被写界深度が0.8mm程度のものを使用する。ま
た、接写ITVカメラ31の解像度は0.02mm乃至
それより高いことが好ましい。このため例えば画素数が
512×400のCCDを用いる場合には、撮影範囲は
2〜5mmとする。この接写ITVカメラ31による撮
像は刃先部の照明が重要であり、同軸落射方式による照
明や小型リングライトによる照明が好ましい。
【0055】接写ITVカメラ31により撮像された工
具刃先の画像データより工具の摩耗量を計測する(ステ
ップ110)。この摩耗量の計測は、切れ刃の逃げ面の
摩耗幅を画像データの2値化または多値化により求めて
行う。
【0056】なお、フライス工具のような多刃工具で
は、ステップ100による刃先部分の高倍率撮像とステ
ップ110の摩耗量計測とを各刃先について繰り返す。
ただし、すべての刃先を測定することなく、いくつかの
刃先を抽出し、その刃先についてのみ摩耗量計測が行わ
れてもよい。
【0057】最後に工具摩耗量の計測値から工具寿命を
判定する(ステップ120)。逃げ面摩耗幅は工具寿命
の判断指標になっているため、逃げ面摩耗幅を予め与え
られている限界値(最大許容値)と比較して寿命に達し
ているかどうかを判定する。寿命に達しているときは、
工具交換のアラーム、代替え工具の使用、工具回転速
度、送り速度を小さくするための指示などを機械制御装
置71へ出力する。
【0058】このように、工具交換自動交換装置付き工
作機械において、摩耗量計測対象の工具の種類が多岐に
亙っても、各工具の摩耗量が直接測定法により定量的に
高速度で計測され、工具交換時期の判定が高精度に行わ
れ、また検査結果がオンラインで機械制御装置71へ送
信されることにより工具摩耗に対する対策処置が自動的
に行われる。
【0059】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本特許請求の範囲内にて種々の実施例が可
能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による工具摩耗量自動計測方法および工作機械における
工具摩耗量自動計測装置によれば、先ず摩耗量計測対象
の工具の全体あるいはほぼ全体を撮像手段により撮像
し、工具形状の特徴量を抽出し、該当する工具形状特徴
量の工具の刃先の個数と刃部配置位置の情報を工具情報
データベースより読み出し、刃部配置位置の情報によっ
て工具全体画像データにおける刃部配置領域の画像デー
タを特定し、この刃部配置領域の画像データより刃先の
個数分あるいはその刃先の個数に応じて設定される個数
分の刃先を抽出し、その刃先の座標位置を撮像手段の座
標系における座標値をもって取得するから、摩耗量計測
対象の工具の種類が多岐に亙っても、各工具の摩耗量が
直接測定法により定量的に高速度で計測され、工具交換
時期の判定が高精度に行われる。また検査結果がオンラ
インで機械制御装置へ送信されることにより工具摩耗に
対する対策処置が自動的に行われる。
【0061】工具摩耗量の計測は切り刃の逃げ面の摩耗
幅の計測をもって行われるから、この計測が複雑な演算
処理などを必要とすることなく的確に高精度に行われ
る。
【0062】また本発明による工作機械における工具摩
耗量自動計測装置によれば、工具マガシンに格納されて
待機状態にある工具について摩耗量の計測が行われるか
ら、工具摩耗量の計測が工作機械の稼動率を低減するこ
とがない。
【0063】工具の全体あるいはほぼ全体の撮像は広角
レンズによるテレビカメラにより行われ、工具の刃先部
分の撮像は接写レンズによるテレビカメラにより行われ
ることにより、その各撮像が各撮像目的に適合した光学
系をもって的確に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工具摩耗量自動計測装置を適用さ
れる工作機械の一例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明による工具摩耗量自動計測装置にて使用
され工具撮像装置の一実施例を示す側面図である。
【図3】本発明による工具摩耗量自動計測装置にて使用
され工具撮像装置の一実施例を示す正面図である。
【図4】本発明による工具摩耗量自動計測装置の制御系
の一実施例を示すブロツク線図である。
【図5】本発明による工具摩耗量自動計測方法の実施手
順の一例を示すフロチャートである。
【符号の説明】
1 主軸 3 工作機械本体 5 工具 7 工具マガシン 9 工具交換アーム 11 工具撮像装置 29 広角用ITVカメラ 31 接写用ITVカメラ 55 ディジタル画像処理装置 59 工具形状特徴量抽出部 61 工具情報データベース 63 工具情報取得部 65 刃先位置座標取得処理部 67 工具摩耗量計測処理部 69 工具監視部 71 機械制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩耗量計測対象の工具の全体あるいはほ
    ぼ全体を撮像手段により撮像して工具全体画像データを
    取得する工具全体撮像プロセスと、 前記工具全体画像データから工具形状の特徴量を抽出す
    る工具形状特徴量抽出プロセスと、 工具の種類毎に工具形状の特徴量、刃先の個数及び刃部
    配置位置の情報を格納している工具情報データベースよ
    り前記工具形状特徴量抽出プロセスにて抽出した特徴量
    から工具種類を判別すると共に刃先の個数及び刃部配置
    位置の情報を取得する工具情報取得プロセスと、 前記工具情報取得プロセスにて取得した刃部配置位置の
    情報に基づいて前記工具全体画像データより刃部配置領
    域の画像データを特定し、この刃部配置領域の画像デー
    タより前記工具情報取得プロセスにて取得した刃先の個
    数分あるいはその刃先の個数に応じて設定される個数分
    の刃先を抽出し、その刃先の座標位置を前記撮像手段の
    座標系における座標値をもって取得する刃先位置座標取
    得プロセスと、 前記刃先位置座標取得プロセスにて取得した刃先位置の
    座標値に基づいて摩耗量計測対象の工具の刃先部分を前
    記工具全体撮像プロセスにおける撮像倍率より高い撮像
    倍率をもって撮像して工具刃先画像データを取得する工
    具刃先撮像プロセスと、 前記工具刃先画像データより工具の摩耗量を計測する工
    具摩耗量計測プロセスと、 を有していることを特徴とする工具摩耗量自動計測方
    法。
  2. 【請求項2】 前記工具摩耗量計測プロセスにおける工
    具摩耗量の計測は切り刃の逃げ面の摩耗幅の計測をもっ
    て行うことを特徴とする請求項1に記載の工具摩耗量自
    動計測方法。
  3. 【請求項3】 工具マガシンに格納された工具を自動工
    具交換装置により交換装着される工作機械における工具
    摩耗量自動計測装置において、 前記工具マガシンの工具保持位置に対応して移動可能に
    設けられた前記工具保持位置に位置している工具を撮像
    する撮像手段と、 前記工具保持位置に位置している工具の全体あるいはほ
    ぼ全体と特定部分とを前記撮像装置により撮像するため
    に前記撮像装置の位置決めを行う位置決め制御手段と、 前記撮像手段によって得られた工具の全体あるいはほぼ
    全体の画像データから工具形状の特徴量を抽出する工具
    形状特徴量抽出部と、 工具の種類毎に工具形状の特徴量、刃先の個数及び刃部
    配置位置の情報を格納する工具情報データベースと、 前記工具形状特徴量抽出部から出力された特徴量により
    工具種類を判別すると共に刃先の個数及び刃部配置位置
    の情報を前記工具情報データベースより取得する工具情
    報取得部と、 前記工具情報取得部が取得した刃部配置位置の情報に基
    づいて前記工具の全体あるいはほぼ全体の画像データよ
    り刃部配置領域の画像データを特定し、この特定された
    刃部配置領域の画像データより前記工具情報取得部が取
    得した刃先の個数分あるいはその刃先の個数に応じて設
    定された個数分の刃先を抽出し、その刃先の座標位置を
    前記撮像手段の座標系における座標値をもって取得する
    刃先位置座標取得処理部と、 前記刃先位置座標取得処理部が取得した刃先位置の座標
    値に基づいて前記位置決め制御手段により位置決めされ
    た前記撮像手段によって高倍率撮像された工具の刃先部
    分の画像データより工具の摩耗量を計測する工具摩耗量
    計測処理部と、 を有していることを特徴とする工作機械における工具摩
    耗量自動計測装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、工具の全体あるいはほ
    ぼ全体を撮像する広角レンズによるテレビカメラと、工
    具の特定部分を撮像する接写レンズによるテレビカメラ
    とにより構成されていることを特徴とする請求項3に記
    載の工作機械における工具摩耗量自動計測装置。
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