JP5036541B2 - 電子部品及び、この電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品及び、この電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体チップを実装したインターポーザを利用して構成された電子部品に関する。
従来、例えば、半導体チップを樹脂製フィルムの表面に実装したインターポーザを、アンテナパターンを設けたフィルムシートに接合した非接触ICタグ、いわゆるRF−IDタグがある。上記のインターポーザとしては、半導体チップの端子から電気的に延設された拡大電極としてのインターポーザ側端子を有するものがある。このようなインターポーザ側端子を備えたインターポーザを用いれば、上記半導体チップを直接的に上記アンテナシート上に実装するのに比べて、上記RF−IDタグを容易かつ電気的信頼性高く作製することができる(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来のインターポーザを利用した電子部品、例えば、上記のRF−IDタグなどでは、次のような問題がある。すなわち、インターポーザでは、アンテナシートに対面する表面に半導体チップを実装してあるため、アンテナシート側の接合面が凹凸面であるという問題がある。接合面が凹凸状であるインターポーザでは、アンテナシートに対して確実性高く接合することが容易でないという問題がある。
特開2003−6601号公報
本発明は、インターポーザを利用して構成した電子部品において、確実性高くインターポーザを接合した電子部品及び、この電子部品の製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、シート状のチップ保持部材に半導体チップを実装したインターポーザを、シート状のベース回路シートに接合した電子部品であって、
上記インターポーザは、上記チップ保持部材の略平面状の表面に上記半導体チップを実装してなると共に、該半導体チップの端子から電気的に延設された導電パターンであるインターポーザ側端子を有しており、
上記ベース回路シートは、上記インターポーザ側端子と電気的に接続するベース側端子を有していると共に、上記半導体チップを収容するためのチップ収容部を備えていることを特徴とする電子部品にある。
上記第1の発明の電子部品を構成する上記ベース回路シートは、上記インターポーザの上記半導体チップを収容するための上記チップ収容部を備えている。上記チップ収容部を設けた上記ベース回路シートでは、上記インターポーザを積層する際に、該インターポーザ表面の凹凸を吸収できる。それ故、上記ベース回路シートは、上記インターポーザと確実性高く、密着させることができる。そして、相互に密着した上記ベース回路シートと上記インターポーザとによれば、確実性高く接合できる。
また、上記半導体チップを上記チップ収容部に収容した状態で上記インターポーザと上記ベース回路シートとを接合すれば、上記半導体チップに対して過大な接合荷重が作用するおそれを抑制できる。それ故、製造過程において、上記半導体チップに初期トラブルを生じるおそれを抑制できる。そのため、上記電子部品は、生産効率が高く、かつ、優れた品質を有するものとなる。
さらになお、上記ベース回路シートの上記チップ収容部と、上記インターポーザの上記半導体チップとの組み合わせによれば、両者を積層する際の位置決めを確実性高く実現でき、積層精度を向上させることができる。そして、積層精度を向上した上記第1の発明の電子部品は、電気的な信頼性が高く、かつ、生産効率に優れたものとなる。
以上のように、上記第1の発明の電子部品は、上記インターポーザと上記ベース回路シートとが確実性高く接合されており、かつ、上記半導体チップの初期トラブルが抑制されている。したがって、上記電子部品は、優れた初期品質を有していると共に、その優れた初期品質を長期間に渡って維持し得るものである。
第2の発明は、シート状のチップ保持部材の表面に上記半導体チップを実装してなると共に、該半導体チップの端子から電気的に延設された導電パターンであるインターポーザ側端子を設けたインターポーザを、上記インターポーザ側端子と電気的に接続するベース側端子を設けたシート状のベース回路シートに接合してなる電子部品の製造方法であって、
上記チップ保持部材の表面に上記半導体チップを実装するチップ実装工程と、
上記半導体チップを収容するためのチップ収容部を上記ベース回路シートに設ける収容部形成工程と、
上記半導体チップが上記チップ収容部に収容されるよう、上記ベース回路シートと上記インターポーザとを積層する積層工程と、
積層した上記ベース回路シートと上記インターポーザとを接合する接合工程とを実施することを特徴とする電子部品の製造方法にある。
上記第2の発明の電子部品の製造方法では、上記ベース回路シートに上記チップ収容部を形成する上記収容部形成工程を実施する。そして、上記積層工程では、このチップ収容部を設けた上記ベース回路シートに対して、上記半導体チップを表面実装した上記インターポーザを密着性高く積層する。それ故、上記接合工程では、相互に密着性高く積層した上記ベース回路シートと上記インターポーザとを、確実性高く接合することができる。
そのため、上記第2の発明の電子部品の製造方法により作製した上記電子部品は、信頼性が高く優れた品質を有するものとなる。
実施例1における、RF−IDメディアの断面構造を示す断面図。 実施例1における、インターポーザを示す正面図。 実施例1における、インターポーザの断面構造を示す断面図。 実施例1における、アンテナシートを示す斜視図。 実施例1における、収容部形成工程を説明する説明図。 実施例1における、積層工程を説明する説明図。 実施例1における、RF−IDメディアの接合断面を示す拡大断面図。 実施例2における、収容部形成工程を説明する説明図。 実施例2における、アンテナシートを示す斜視図。 実施例2における、積層工程においてインターポーザとアンテナシートとを積層する様子を説明する説明図。 実施例2における、インターポーザとアンテナシートとの積層構造を示す断面図。 実施例2における、接合工程を説明する説明図。 実施例2における、接合工程により得たRF−IDメディアの断面構造を示す断面図。 実施例2における、接合工程により得たRF−IDメディアの断面構造を示す断面図。 実施例3における、インターポーザとアンテナシートとを図示する斜視図。 実施例3における、その他のアンテナシートを図示する斜視図。
符号の説明
1 RF−IDメディア
10 インターポーザ
11 ICチップ
12 インターポーザ側端子
20 アンテナシート
210 チップ収容部
22 ベース側端子
24 アンテナパターン
上記第1及び上記第2の発明における上記チップ収容部としては、例えば、凹状の窪みあるいは、貫通穴などがある。例えば、凹状の上記チップ収容部は、エンボス加工等によって形成することができる。あるいは、例えば、上記ベース回路シートの表裏を貫通する貫通穴状の上記チップ収容部は、プレス打ち抜き加工等により形成することができる。
上記第1の発明においては、上記チップ保持部材及び上記ベース回路シートは、樹脂フィルムよりなることが好ましい。
この場合には、上記樹脂フィルムよりなる上記チップ保持部材及び上記ベース回路シートを用いてフレキシブル性の高い上記電子部品を形成することができる。
また、上記チップ収容部は、凹状の窪み形状を呈しており、該凹状のチップ収容部では、電気的な絶縁性を有する絶縁性接着剤を介して上記半導体チップが収容されていることが好ましい。
この場合には、上記インターポーザにおける凸状の上記半導体チップと、上記ベース回路シートにおける凹状の上記チップ収容部との嵌め合い構造を積極的に利用して、上記インターポーザと上記ベース回路シートとの接合強度を格段に向上させることができる。
また、上記ベース回路シートは、貫通穴状の上記チップ収容部を有していると共に、該チップ収容部を挟んで対向するように一対の上記ベース側端子を配設してなり、上記各ベース側端子は、導電性接着剤を介して上記インターポーザ側端子に接合されていることが好ましい。
この場合には、上記ベース側端子と上記インターポーザ側端子とを接合する上記導電性接着材は、貫通穴状の上記チップ収容部により、上記一対のベース側端子の間で分断される。それ故、上記導電性接着剤を用いて、上記各ベース側端子と上記インターポーザ側端子とを接合した場合であっても、上記一対のベース側端子間の電気的な絶縁を確実性高く確保することができる。
また、上記チップ保持部材は、上記ベース回路シートに対して凸状あるいは凹状の係合部を有しており、上記ベース回路シートは、上記係合部と嵌まり合うように構成された被係合部を備えていることが好ましい。
ここで、凸状の上記係合部に対応する上記被係合部としては、上記チップ収容部と同様、凹状の窪みとして形成できるほか、貫通穴として形成することもできる。なお、凹状あるいは貫通穴状の被係合部は、上記チップ収容部と一体的に形成することも、独立して形成することも可能である。
一方、凹状の係合部としては、有底凹状のものであっても、貫通穴状のものであっても良い。そして、凹状の係合部に対応する上記被係合部としては、例えば、凸状の突出形状のものがある。
上記のように、上記ベース回路シートに上記被係合部を設けると共に、該被係合部に収容される上記係合部を上記インターポーザに設ける場合には、上記被係合部と上記係合部との組み合わせにより、上記ベース回路シートと上記インターポーザシートとの位置決めをさらに確実性高く実施できる。例えば、上記インターポーザ側端子に極性がある場合には、上記係合部及び上記被係合部を設ける作用効果が、特に有効となる。
また、上記ベース回路シートは、導電パターンよりなる無線通信用のアンテナパターンを有してなり、上記半導体チップは、RF−ID用のICチップであることが好ましい。
この場合には、RF−IDタグとしての上記電子部品は、電気的な信頼性が高く、耐久性の高い優れた品質のものとなる。
上記第2の発明において、上記積層工程は、上記ベース回路シートにおける少なくとも上記ベース側端子の表面に、電気的絶縁性を有する絶縁性接着剤を塗布した後、上記ベース回路シートに対して上記インターポーザを積層する工程であって、
上記接合工程は、相互に対面する一対のプレス型を用いて上記ベース回路シートと上記インターポーザとを加圧する工程であり、
上記ベース回路シート及び上記チップ保持部材のうちの少なくとも一方は可塑性材料よりなり、上記ベース回路シート及び上記チップ保持部材のうち、上記可塑性材料よりなるものに隣接する一方の上記プレス型は、上記インターポーザ側端子あるいは上記ベース側端子の裏面に対面する加圧表面に、他方の上記プレス型に向けて突出する凸部を設けてなることが好ましい。
この場合には、上記加圧表面に上記凸部を設けた上記プレス型を用いて、上記可塑性材料よりなる上記ベース回路シートあるいは上記チップ保持部材を加圧する。特に、上記凸部は、上記インターポーザ側端子あるいは上記ベース側端子の裏面に位置している。それ故、上記インターポーザ側端子及び上記ベース側端子の少なくともいずれかを、他方に向けて突出変形させることができる。この突出変形する部分では、上記絶縁性接着剤を積極的に流出させることができ、上記インターポーザ側端子と上記ベース側端子とを直接的に接触させることができる。これにより、上記インターポーザ側端子と上記ベース側端子との間においては、両者を直接的に接触させて電気的な接続を確実性高く確保できる。
一方、上記インターポーザ側端子あるいは上記ベース側端子において突出変形を生じない部分では、両端子間に介在する上記絶縁性接着剤により物理的な接続を確実性高く確保できる。
また、上記絶縁性接着剤は、熱可塑性のものであり、上記凸部を設けた上記プレス型は、上記加圧表面を加熱するための加熱ヒータを備えていることが好ましい。
この場合には、上記絶縁性接着剤を加熱することで、その流動性を高めることができる。それ故、上記凸部により突出変形させた部分から上記絶縁性接着剤を一層、容易に流出させることができる。そして、上記インターポーザ側端子と上記ベース側端子との直接的な接触を、さらに確実性高く実現できる。
また、上記絶縁性接着剤は、湿気硬化型のものであることが好ましい。
この場合には、上記湿気硬化型の絶縁性接着剤により、上記インターポーザと上記ベース回路シートとの接合信頼性を一層、向上させることができる。
また、上記接合工程では、上記インターポーザ側端子と上記ベース側端子との間に、超音波振動を作用することが好ましい。
この場合には、上記インターポーザ側端子と上記ベース側端子との間に超音波振動を作用することで、両者の直接的な接合強度を高めることができる。そして、上記電子部品の電気的な信頼性を一層、向上して、その耐久性を高くすることができる。
また、上記ベース回路シートは、導電パターンよりなるアンテナパターンを有しており、上記半導体チップは、RF−ID用のICチップであることが好ましい。
この場合には、RF−IDタグとしての上記電子部品の信頼性を向上できると共に、その生産効率を高くすることができる。
(実施例1)
本例は、インターポーザを利用して構成したRF−IDメディアに関する例である。この内容について、図1〜図6を用いて説明する。
本例は、図1に示すごとく、シート状のチップ保持部材13に半導体チップ11を実装してなるインターポーザ10を、シート状のベース回路シート20に接合した電子部品1であるRF−IDメディア(以下、RF−IDメディア1と記載。)に関する。
上記インターポーザ10は、上記チップ保持部材13の略平面状の表面に半導体チップ11を実装してなると共に、該半導体チップ11の端子から電気的に延設された導電パターンであるインターポーザ側端子12を有している。
上記ベース回路シート20であるアンテナシート(以下、アンテナシート20と記載。)は、インターポーザ側端子12と電気的に接続するベース側端子22を有していると共に、半導体チップ11を収容するための貫通するチップ収容部210を備えている。
以下に、この内容について詳しく説明する。
上記のごとく、本例の電子部品は、図1に示すごとく、非接触ID用のRF−ID(Radio−Frequency IDentification)メディア1である。このRF−IDメディア1は、半導体チップ11としてのRF−ID用のICチップ(以下、適宜ICチップ11と記載する。)を実装したインターポーザ10と、上記ベース回路シートとしてのアンテナシート20とを積層したものである。
インターポーザ10は、図2及び図3に示すごとく、PSFフィルムよりなるシート状のチップ保持部材13の表面に上記ICチップ11を実装したものである。チップ保持部材13は、厚さ100μmであって、縦3mm、横6mmの矩形状を呈するものである。また、ICチップ11は、実装高さH(図3)=100〜110μm、縦400μm、横400μmの大きさのものである。なお、チップ保持部材13の材質としては、本例のPSFに代えて、PC、PET、加工紙等を採用することができる。
チップ保持部材13の表面には、ICチップ11の端子と当接する導電パッド(図示略)から電気的に延設されたインターポーザ側端子12を設けてある。本例では、導電性インクによりインターポーザ側端子12を形成してある。なお、インターポーザ側端子12の形成方法としては、導電性インクを印刷する本例の方法に代えて、銅エッチング、ディスペンス、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸着膜転写、導電高分子層形成などの方法を利用することもできる。
上記アンテナシート20は、図4に示すごとく、シート状のベース部材21の表面に、導電性インクよりなるアンテナパターン24を印刷したものである。本例のベース部材21は、材質PETよりなり、厚さ100μmのシート状のものである。なお、ベース部材21をなす材料としては、本例のPETのほか、PET−G、PC、PP、ナイロン、紙等を用いることができる。アンテナパターン24を形成する導電性インクとしては、銀、黒鉛、塩化銀、銅、ニッケル等よりなるインク材料を用いることができる。さらに、アンテナパターン24の形成方法としては、本例の導電性インクを印刷する方法に代えて、銅エッチング箔、デイスペンス、金属箔貼り付け、金属の直接蒸着、金属蒸着膜転写、導電高分子層形成などの方法を採用することもできる。
アンテナパターン24としては、同図に示すごとく、1箇所の切断箇所において途切れた略環状を呈するパターンを形成した。アンテナパターン24の切断箇所をなす端部は、インターポーザ側端子12(図2参照。)と電気的に接続するための一対のベース側端子22を構成している。特に、本例のアンテナシート20は、対向配置された1対のベース側端子22の間に、貫通穴状のチップ収容部210を形成してなる。チップ収容部210は、縦800μm、横800μmであって、上記ICチップ11(図2参照。)を収容できるように構成してある。なお、本例の貫通するチップ収容部210に代えて、凹状のチップ収容部を形成することもできる。さらになお、図1〜図7では、ICチップ11の大きさをデフォルメして図示してあり、相対的に、チップ収容部210の外縁とICチップ11との隙間を実スケールよりも小さく図示してある。
そして、本例のRF−IDメディア1は、図1に示すごとく、上記のインターポーザ10と上記のアンテナシート20とを対面させて積層したものである。RF−IDメディア1では、インターポーザ10におけるICチップ11実装面と、アンテナシート20におけるアンテナパターン24形成面とが対面している。そして、インターポーザ10とアンテナシート20とは、インターポーザ側端子12とベース側端子22との間に介在する導電性接着剤25により接着してある。特に、本例のRF−IDメディア1では、インターポーザ10の表面において凸状をなすICチップ11が、アンテナシート20のチップ収容部210に収容されている。それ故、インターポーザ10とアンテナシート20とが、隙間なく密着できる。
次に、このRF−IDメディア1の製造方法について説明する。
本例では、図1に示すごとく、RF−IDメディア1を製造するに当たって、チップ保持部材13の表面にICチップ11を実装してインターポーザ10を得るチップ実装工程と、ICチップ11を収容するためのチップ収容部210をアンテナシート20に設ける収容部形成工程(図5参照。)と、ICチップ11がチップ収容部210に収容されるようにアンテナシート20とインターポーザ10とを積層する積層工程(図6参照。)と、積層したアンテナシート20とインターポーザ10とを接合する接合工程とを実施した。
上記チップ実装工程では、図2及び図3に示すごとく、ICチップ11を実装するための製造装置(図示略。例えば、チップマウンター)を用いて、チップ保持部材13の表面における所定の位置にICチップ11を実装した。この工程では、予め、インターポーザ側端子12を含む導電パターンを形成したチップ保持部材13を利用した。そして、上記インターポーザ側端子12との電気的な接続が実現されるよう、ICチップ11をチップ保持部材13に接合した。
一方、上記収容部形成工程を実施するのに先立って、ベース部材21の表面にアンテナパターン24(図4参照。)を形成するパターン印刷工程を実施した。本例のパターン印刷工程では、導電性インクを印刷することにより、所定形状のアンテナパターン24を形成した。具体的には、本例では、アンテナシート20を打ち抜くための連続シート201の表面に、連続的に複数のアンテナパターン24を形成した。なお、上記のごとく、このアンテナパターン24は、1箇所において途切れた略環状を呈すると共に、その途切れた箇所に一対のベース側端子22を有している。
その後、収容部形成工程では、図5に示すごとく、アンテナシート20における一対のベース側端子22の間隙に、アンテナシート20を貫通するチップ収容部210を形成する。本例では、略円筒形状を呈すると共にその外周面に打ち抜き刃410を有する打ち抜きローラー40を備えたロール加工機を用いて、上記の収容部形成工程を実施した。この工程では、打ち抜きローラー40の打ち抜き刃410により、連続シート201の各アンテナパターン24に対して、それぞれ、チップ収容部210を設けた。
次に、図6に示すごとく、アンテナシート20とインターポーザ10とを積層する上記積層工程を実施した。本例では、アンテナシート20を打ち抜く前の上記連続シート201を利用してこの積層工程を実施した。この積層工程では、まず、連続シート201における各一対のベース側端子22の表面に、それぞれ導電性接着剤25を塗布した接着剤配設領域251を設けた。本例では、ベース側端子22の形成領域に略一致して接着剤配設領域251を設けた。そしてその後、インターポーザ10とアンテナシート20とを相互に対面させて、その間隙を小さくしていき、ICチップ11がチップ収容部210に収容されるように両者を積層した。
その後、上記接合工程では、インターポーザ10を連続シート201に向けて加圧した。本例では、図示しない一対のプレス型を備えたプレス装置を用い、一体のプレス型の間隙に配置したインターポーザ10と連続シート201とを加圧した。
このとき、チップ収容部210を挟んで離れた接着材配設領域251の導電性接着剤25が相互に連通すると、電気的な短絡等の不具合の原因となる。このような問題に対して、本例では、一対の接着剤配設領域251の間のチップ収容部210が有効に作用する。貫通穴状の本例のチップ収容部210によれば、図7に示すごとく、余分な導電性接着剤25を効果的に外部に流出させる(符号255で示す部分。)ことができる。そのため、上記RF−IFメディア1では、導電性接着剤25を介した電気的な短絡等のトラブルが発生するおそれが少ない。
なお、本例に代えて、チップ収容部210を有底の凹状として形成した場合には、上記接合工程における上記導電性接着剤25の塗布量をコントロールすれば良い。すなわち、導電性接着剤25の塗布量を適正にすることで、上記接合工程において、一対の接着剤配設領域251の導電性接着剤25が相互に連通するおそれを抑制できる。
(実施例2)
本例は、実施例1のRF−IDメディアを基にして、凹状のチップ収容部210に変更すると共に、接着剤として電気的絶縁性を呈する絶縁性接着剤26を用いた例である。
本例の積層工程では、実施例1の導電性接着剤に代えて絶縁性接着剤26(図10)を利用した。そして、アンテナシート20の表面のうち、インターポーザ10の積層領域に略一致して接着剤配設領域261を設けた(図9)。また、チップ収容部210としては、有底の凹状のものを形成した。さらに、本例の接合工程では、加圧面に凸部311を設けたプレス型31(図12)を用い、アンテナシート20を突出変形させることで、インターポーザ10とアンテナシート20との電気的な接続状態を確保した(図12〜図14)。この内容について、図8〜図14を用いて説明する。
本例の収容部形成工程では、図8に示すごとく、材質PETよりなる厚さ100μmの連続シート201からアンテナシート20を打ち抜くと同時に、エンボス加工により凹状のチップ収容部210を形成した。具体的には、アンテナシート20の外周形状に略一致するトムソン刃形状を有し、かつ、トムソン刃の内周側にエンボス加工のための凸状の突出加工部を設けたトムソン型(図示略)を用いて上記の加工を実施した。なお、本例では、実装高さ100〜110μmのICチップ11に対して、チップ収容部210の深さD(図10参照。)を130μmとすると共に、ICチップ11の縦横サイズである400μm×400μmに対してチップ収容部210の縦横を800μm×800μmとした。なお、図10〜図13では、ICチップ11の大きさをデフォルメして図示してあり、相対的に、チップ収容部210の外縁とICチップ11との隙間を実スケールよりも小さく図示してある。
なお、ここで、連続シート201の材質として熱可塑性材料を選択すると共に、上記のトムソン型に加熱ヒータを設けることも有効である。この場合には、加熱されたトムソン型を用いて、熱可塑性材料よりなる連続シート201に形状精度良くエンボス加工を施すことができる。
次に、積層工程では、図9及び図10に示すごとく、まず、インターポーザ10の外形状に略一致した形状の接着剤配設領域261を、打ち抜いたアンテナシート20の表面に設けた。その後、図11に示すごとく、実施例1と略同様、ICチップ11がチップ収容部210に収容されるよう、インターポーザ10とアンテナシート20とを積層した。
なお、本例では、この絶縁性接着剤26として、熱可塑性であって、かつ、湿気硬化型のホットメルト(スリーエム社製の型番TE−031)を用いた。なお、絶縁性接着剤26としては、上記のもののほか、エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、弾性接着剤、ウレタン系接着剤等を利用することができる。さらになお、湿気硬化型の絶縁性接着剤に代えて、熱硬化型、紫外線硬化型、電子線硬化型等の反応型の絶縁性接着剤を利用することもできる。
次に、接合工程では、図12に示すごとく、相互に対面する一対のプレス型30の間隙に配置したアンテナシート20とインターポーザ10とを、その積層方向に加圧した。一方、図12〜図14に示すごとく、アンテナシート20と当接するダイ31は、各ベース側端子22の形成位置に対応して、それぞれ、畝状の3本の凸部311を有する。本例では、ベース側端子22に、突出高さHS=約50μmの突出変形部22Aを形成し得るよう、凸部311の突出高さHDを300μmに設定した(図13参照。)。なお、図12では、便宜的に、インターポーザ10とアンテナシート20とを分離して図示してある。また、ダイ31は、チップ収容部210による凸状の膨らみに対応して凹状のガイド部310を有する。一方、インターポーザ10側のプレス型32(以下、プレスアンビル32と記載する。)の加圧表面は、略平坦面としてある。
なお、ダイ31の加圧表面に設ける凸部311の形状としては、本例の畝状に代えて、散点状、十字状、櫛形状等、様々な形状の凸部を形成することができる。また、本例では、ダイ31に凸部311を設けたが、これに代えて、プレスアンビル32の加圧表面に凸部を設けることもできる。さらに、ダイ31及びプレスアンビル32の両方に凸部を設けることもできる。
本例のダイ31は、その加圧表面を加熱するための図示しない加熱ヒータを備えている。この加熱ヒータによれば、熱可塑性材料よりなるベース部材21の突出変形を容易にできる。さらに、絶縁性接着剤26を加熱すれば、その流動性を高めることができる。
そして、本例の接合工程では、図13及び図14に示すごとく、加圧面の表面温度を200℃に加熱したダイ31を用い、プレスアンビル32との間におよそ13.5MPaの加圧力を作用させた状態をおよそ0.1秒間維持することにより、アンテナシート20とインターポーザ10とを加圧した。
この接合工程によれば、ダイ31の凸部311の作用により、アンテナシート20における各ベース側端子22の一部を突出変形させることができる。すなわち、ダイ31の加圧表面に畝状に並列して設けた凸部311に対応して、各ベース側端子22に畝状の突出変形部22Aを形成できる(図14)。そして、アンテナシート20とインターポーザ10とは、この畝状の突出変形部22Aを介して直接、接触し、この突出変形部22A以外の非突出変形部22Bでは、両者の間に間隙が形成される。
その結果、この突出変形部22Aとインターポーザ側端子12との間では、絶縁性接着剤26が流出し、突出変形部22Aがインターポーザ側端子12に熱圧着される。そして、これにより、インターポーザ側端子12とベース側端子22との電気的な接続を確実性高く実現できる。一方、非突出変形部22Bとインターポーザ側端子12との間隙では、絶縁性接着剤26が完全に流出せず、適量の絶縁性接着剤26がそのまま残留する。それ故、この間隙に残留した絶縁性接着剤26を介して、インターポーザ側端子12とベース側端子22との間の接着接合、すなわち物理的な接続を確実性高く実現できる。
さらに、本例では、上記のように、積層工程における接着剤配設領域261は、インターポーザ10を配設する領域と略一致している。それ故、インターポーザ10は、アンテナシート20に対面する表面全面に渡って、絶縁性接着剤26を介してアンテナシート20に対面する。そのため、インターポーザ10は、その表面全面に渡って、アンテナシート20に強固に接着される。さらに、インターポーザ10とアンテナシート20とを当接させて加圧すると、余剰の絶縁性接着剤26がインターポーザ10の外周側面に回り込んで付着する。その結果、インターポーザ10の表面だけでなく、インターポーザ10の外周側面が接合面として作用し、インターポーザ10は非常に強固にアンテナシート20に接合される。
本例で使用した絶縁性接着剤26は、湿気硬化型の反応型のものである。それ故、上記接合工程を実施した後は、作製したRF−IDメディア1の保管中などに、インターポーザ10の接合状態をさらに完全な状態に近づけることができる。
なお、上記接合工程は、超音波加振ユニットを装備したプレス装置を用いるのも有効である。このようなプレス装置を利用すれば、インターポーザ側端子12とベース側端子22とが直接的に接触する箇所において、超音波接合により両者を融着でき、電気的な接続信頼性を一層、向上することができる。熱圧着と超音波接合による融着とを組み合わせてインターポーザ側端子12とベース側端子22とを接合すれば、長期間のRF−IDメディア1の使用期間に渡って、優れた電気的な接続状態を安定性高く維持できる。
さらになお、本例では、チップ収容部210を包含して絶縁性接着剤26を塗布した。したがって、チップ収容部210では、絶縁性接着剤26を介して、非常に強固にICチップ11を保持することができる。すなわち、本例のRF−IDメディア1では、凹状のチップ収容部210に対して、凸状のICチップ11が楔状に食い込むような強固な接合構造が実現できる。それ故、本例のRF−IDメディア1は、接合信頼性が高く、耐久性の高い優れた品質のものとなる。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、実施例1のRF−IDメディアを基にして、インターポーザ10とアンテナシート20との位置決め確実性を高くしたものである。この内容について、図15及び図16を用いて説明する。
本例のインターポーザ10は、図15に示すごとく、ICチップ11に隣り合って凸状の係合部115を有している。一方、本例のアンテナシート20は、チップ収容部210に隣り合って貫通穴状の被係合部215を有している。そして、インターポーザ10とアンテナシート20とを積層したとき、係合部115と被係合部215とが互いに嵌まり合う。なお、同図では、ICチップ11の大きさをデフォルメして図示してあり、相対的に、チップ収容部210の外縁とICチップ11との隙間を実スケールよりも小さく図示してある。
ここで、本例のインターポーザ10は、アンテナシート20に対する取り付け方向が適正でないと、係合部115と被係合部215とが嵌合しないように構成してある。それ故、係合部115を設けたインターポーザ10と、被係合部215を設けたアンテナシート20との組み合わせによれば、インターポーザ10の極性を間違えて接合するおそれがない。
上記被係合部215としては、有底凹状であっても、貫通穴状であっても良い。また、本例では、インターポーザ10側に凸形状を設けたが、これに代えて、アンテナシート20側に凸形状の被係合部を設けると共にインターポーザ10側に窪み形状の係合部を設けることもできる。さらに、図16に示すごとく、被係合部をチップ収容部210と一体的に設けることもできる。すなわち、一対のベース側端子22を結ぶ中心線CLに基づいて非対称形状のチップ収容部210を形成すると共に、この非対称形状に対応するよう、ICチップ11と係合部115(図15参照。)とが形成する凸領域形状を非対称形状とすれば、本例の作用効果を得ることができる。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。

Claims (8)

  1. シート状のチップ保持部材に半導体チップを実装したインターポーザを、シート状のベース回路シートに接合したRF−IDメディアであって、
    上記インターポーザは、上記チップ保持部材の略平面状の表面に上記半導体チップを実装してなると共に、該半導体チップの端子から電気的に延設された導電パターンであるインターポーザ側端子を有しており、
    上記ベース回路シートは、上記インターポーザ側端子と電気的に接続するベース側端子を有していると共に、上記半導体チップを収容するための貫通穴状のチップ収容部を備え、
    上記インターポーザ側端子及び上記ベース側端子のうちのいずれか一方が、可塑性材料から形成されるとともに、上記インターポーザ側端子及びベース側端子のうちの他方に接触するよう上記他方に向けて突出変形された突出変形部を有し、
    上記チップ保持部材及び上記ベース回路シートは、樹脂フィルムよりなることを特徴とするRF−IDメディア
  2. 請求項1において、上記チップ収容部を挟んで対向するように一対の上記ベース側端子を配設してなり、上記各ベース側端子は、導電性接着剤を介して上記インターポーザ側端子に接合されていることを特徴とするRF−IDメディア
  3. 請求項1又は請求項2において、上記チップ保持部材は、上記ベース回路シートに対して凸状あるいは凹状の係合部を有しており、上記ベース回路シートは、上記係合部と嵌まり合うように構成された被係合部を備えていることを特徴とするRF−IDメディア
  4. シート状のチップ保持部材の表面に上記半導体チップを実装してなると共に、該半導体チップの端子から電気的に延設された導電パターンであるインターポーザ側端子を設けたインターポーザを、上記インターポーザ側端子と電気的に接続するベース側端子を設けたシート状のベース回路シートに接合してなるRF−IDメディアの製造方法であって、
    上記チップ保持部材の表面に上記半導体チップを実装するチップ実装工程と、
    上記半導体チップを収容するための貫通穴状のチップ収容部を上記ベース回路シートに設ける収容部形成工程と、
    上記半導体チップが上記チップ収容部に収容されるよう、上記ベース回路シートと上記インターポーザとを積層する積層工程と、
    積層した上記ベース回路シートと上記インターポーザとを接合する接合工程とを実施し、
    上記接合工程において、加圧表面に凸部を設けたプレス型を用いて加圧して、可塑性材料から形成された上記ベース回路シート及び上記チップ保持部材のうちのいずれか一方に、上記インターポーザ側端子及びベース側端子のうちの他方に接触するよう上記他方に向けて突出変形された突出変形部を形成し、
    上記チップ保持部材及び上記ベース回路シートは、樹脂フィルムよりなることを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。
  5. 請求項4において、上記積層工程は、上記ベース回路シートにおける少なくとも上記ベース側端子の表面に、電気的絶縁性を有する絶縁性接着剤を塗布した後、上記ベース回路シートに対して上記インターポーザを積層する工程であって、
    上記接合工程は、相互に対面する一対のプレス型を用いて上記ベース回路シートと上記インターポーザとを加圧する工程であり、
    上記樹脂フィルムよりなるベース回路シート及びチップ保持部材のうちの少なくとも一方に隣接する一方の上記プレス型は、上記凸部を有し、
    この凸部が、上記インターポーザ側端子及びベース側端子の一方の裏面に対面する加圧表面に、他方の上記プレス型に向けて突出することを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。
  6. 請求項5において、上記絶縁性接着剤は、熱可塑性のものであり、上記凸部を設けた上記プレス型は、上記加圧表面を加熱するための加熱ヒータを備えていることを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。
  7. 請求項5において、上記絶縁性接着剤は、湿気硬化型のものであることを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。
  8. 請求項4〜7において、上記接合工程では、上記インターポーザ側端子と上記ベース側端子との間に、超音波振動を作用することを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。
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