JP5001502B2 - ばり除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、金属および他の比較的硬い材料からばりおよび同様の不要な突起を除去することに関する。
【0002】
関連技術の説明
金属または他の比較的硬い材料のようなものの表面から望ましくない突起(本明細書ではひとまとめにして「ばり」と呼ぶ)を除去することは、金属仕上げ産業において極めて重要である。部品の表面に除去されていないばりが存在すると、例えば、液体の流れが妨げられたり、電荷伝達線を配置するのが困難になったりなどの多くの問題が生じる原因になる場合がある。
【0003】
自動車、水上の乗物、航空機のような乗物の製造業者は、チューブ、シリンダ、および他の容器、ハウジングの内側の表面からばりを除去することに特に関与している。しかし、場合によっては、ばりを含む表面(本明細書では「ばり面」と呼ぶ)の位置のためにばりの除去が非常に困難であることがある。さらに、ばり面は、ばりを除去するのが非常にめんどうであり、既存のばり除去工具を用いるのに時間のかかる不規則な形状を有することが少なくない。例えば、ある部品に2つの交差する孔をあける際、第1の孔に第2の孔を突き通すことによって、平面状でない楕円形のばり面が形成される。このばり面の位置と形状のために、このばり面上に位置するばりは従来のばり除去工具を用いて研削するのが容易ではない。
【0004】
他の重要な問題は、ばり除去工具をばり面の方へ前進させる際に生じる可能性のある、表面の、意図しない擦れまたはえぐれである。例えば、ある部品内に位置するばりを除去するためにばり除去工具を孔に通して前進させる場合、工具を孔に通して前進させる時に、工具の研磨面が不注意に孔の壁に接触することがあり、それによって、損なわれること無く残されるのが好ましい材料が除去されてしまう。回転する研磨面が部品の表面上のばりまたは他の凹凸に接して動かなくなり、その結果、工具が横方向に飛び跳ねたり、または制御不能に他の動きをしたりした時に損傷が生じることもある。
【0005】
ばり除去に関する他の困難が、単一の容器またはハウジング内の小さい空間内で2つまたは3つ以上の別個のばり除去工具を使用する必要がある場合に生じる。これは、通常、大まかにばりを除去した後に仕上げを行い、各工程に別個のばり除去材料または工具形状が必要な場合に生じる。同様に、この困難は、容器が、各々がばり面を有し、独自のばり除去機構およびそれに関連する材料を必要とする2つまたは3つ以上の異なる材料を含む時に生じる。
【0006】
発明の概要
本発明の装置の好ましい実施態様は、従来、アクセスするのが非常に困難であった工作物上の表面を研削するようになっている新規な改良されたばり除去工具を提供する。好ましい実施態様は、工具が所定の位置まで前進させられている時、および/または引掛ったり滑ったりして横方向に飛び跳ねた時に、工作物の表面を意図しない擦れまたは損傷から保護する装置も提供する。
【0007】
ばり除去工具は、一般的に、アクセス装置(すなわち、作動シャフト)と、研磨面と、非研磨部材と、を有している。研磨面は、作動シャフトより大きな断面外形を有している。非研磨部材は、研磨機構より大きな断面外形を有している。非研磨部材は、工具がばりに向けて前進させられている時に研磨面から工作物を保護するようにされている。この非研磨部材は、研磨表面が工作物に不注意に接触し工作物が研磨されるのを防ぎ、したがって、工具を小さい開口部(例えば、孔)を通って前進させる時、または工具を安定した位置に維持するのが困難である状況で、特に有用である。このばり除去工具の重要な利点は、研磨機構が、不規則な形状である場合があり、または工作物内の、扱いにくい領域に位置いている場合がある表面を選択的に研削することができることである。工具はばりの除去に関連して説明されるが、他の種々の表面を研磨するのに用いることもできる。
【0008】
本発明の一態様によれば、概して、回転可能な作動シャフトと、作動シャフトの遠位端に取り付けられた研磨機構と、研磨機構上に取り付けられた非研磨部材を有するばり除去工具が提供される。研磨機構は、概ね円筒対称な形状である、(好ましくはモース硬さが少なくとも約5.5である)露出された研磨面を有している。非研磨部材は、表面を望ましくない擦れまたはえぐれから保護するために、(好ましくは5.5よりずっと低いモース硬さを有する)研磨性が比較的低い材料で作られている。
本装置の変形例では、非研磨部材は研磨機構上または作動シャフト上に取り付けられていてもよい。一つの好ましい実施態様では、非研磨部材は研磨機構に対して遠位側に取り付けられており、外側が円形になっている。非研磨部材はカラーの形態で設けられていてもよく、研磨機構の外側の周りを延びていてもよい。
【0009】
本装置の他の態様では、作動シャフトは、シャフトが回転する際に研磨機構がばり面に当接するのを促すように、向きをそらすことができ、湾曲させ、または変形させ、または傾斜させることができる。一実施態様では、可撓性が比較的低い作動シャフトが可撓性連結部材に取り付けられている。可撓性連結部材は、作動シャフトが向きをそらすことができるようにし、したがって、部品内の、従来の工具では届かせるのが困難または不可能である領域にアクセスするのを容易にする。可撓性連結部材は、研磨機構に付勢力をかけて、ばりを除去する間、ばり面との滑らかで安定した接触を向上させ保証するのに用いることもできる。可撓性連結部材は、ゴムなどの可撓性の材料で形成してよく、または、可撓性のばねや可撓性のチャックのような機械的なものであってもよい。他の実施態様では、作動シャフトの少なくとも一部が、作動シャフトの遠位部が湾曲するのを可能にする可撓性の材料で形成されている。
【0010】
本発明の装置の他の態様において、ばり除去工具は、単一の作動シャフト上に2つまたは3つ以上の様々な研磨機構を含んでいる。この態様は、工具を交換することなく、ばりを除去し、かつ表面を仕上げるのを可能にする。
【0011】
本発明の装置の他の態様において、ばり除去装置は、小さいスペースまたは孔内で、ある種類の研磨機構を他の種類の研磨機構と迅速に交換できるようにするのに十分な程度に小さい、多用途の大きさになっている。
【0012】
本発明の他の態様において、研磨機構の断面形状は、工作物の表面からの、隣接する材料の望ましくない除去を最小限に抑えるように形成されている。研磨機構の様々な断面は、卵形、四辺形、台形、または多角形を含んでいてよい。
【0014】
本発明の装置の他の態様では、シャフト拘束器が、回転する作動シャフトの横方向の変位を規制し、または防止するために設けられている。この態様は、研磨機構が飛び跳ねたり、ふらついたりするのを防止し、それによって、工作物を材料の不注意な除去から保護し、研磨機構が滑らかに移動するのを保証する。
【0015】
本発明の装置の他の態様において、シャフトは、シャフトの回転駆動機構がオフにされ、または分離された後でも、摩擦力が存在する状態でシャフトの角速度を維持する追加の回転可能な質量体(例えば、はずみ車)を備えている。
【0016】
本発明の装置の他の態様では、2つまたは3つ以上の概ね円筒対称な研磨機構が、スペースによって、または非研磨カラーによって互いに分離され、回転可能なシャフトに取り付けられている。任意に、各研磨機構は、異なる研磨材料、または、異なる粗さまたはグレードの同じ材料を含んでいる。したがって、研磨機構を取り換えるためにばり除去装置を取り去ることなく、同じばり除去装置を異なる表面または材料に接触させることができる。
【0017】
本発明の装置の他の態様において、研磨機構は、作動シャフトに取り付けられ作動シャフトから半径方向に延びている1つまたは2つ以上の突起、すなわち荒毛を有するブラシを有している。突起は、研磨材料で形成してよく、あるいは各突起は先端に研磨ノジュールを備えていてよい。
【0018】
本発明の装置の他の態様において、好ましい実施態様は、安全で、信頼でき、使いやすく、製造費が安いばり除去工具も提供する。
本発明の他の態様では、工作物の角部からばりを除去する方法が提供される。この方法は、研磨機構を備えた作動シャフトを遠位端部設けることを含んでいる。研磨機構は、工作物の角部を研磨することができる研磨材料を含んでいる。さらに、研磨機構より大きな断面外形を有する非研磨部材が設けられる。作動シャフトと研磨機構は回転させられ、工具は工作物の選択された領域に向かって前進させられる。非研磨部材は、選択された領域に向かって前進させられるときに、工作物の壁に当接させられることができる。非研磨部材が工作物の角部を超えて前進させられると、研磨機構は工作物と接触し、ばり及びその他の材料を工作物から除去する。
この方法の変形例では、工作物のばりの付いた表面は、作動シャフトの代わりに工作物を回転させることによって、あるいは作動シャフトとは独立して工作物を回転させることによって、ばりが除去される。
【0019】
好ましい実施形態の詳細な説明
図1Aおよび1Bは、本発明による好ましい第1の実施形態のばり除去装置10を示している。このばり除去装置10は、駆動シャフト12と、可撓性連結部材14と、作動シャフト16と、作動シャフト16の遠位端に同心に取り付けられた概ね円筒対称な研磨機構18と、カラー20の形態の非研磨部材を含んでいる。ばり除去装置10全体は、例えば、駆動シャフト12の近位端に連結されたモータのようなシャフト駆動機構21(回転子)を用いて回転させられる。
【0020】
カラー20は、研磨機構18の遠位端に取り付けられており、工作物の表面をあまり研削しない非研磨部材料で作られている。カラー20の用途は、ばり除去装置10を工作物に沿ってまたは工作物に通してばり表面の方へ前進させる時に意図しない擦れまたはえぐれから工作物の表面を保護することである。カラー20は、例えば、ろう付け、溶接、または機械的な連結(例えば、スナップオン)のような任意の適切な方法によって研磨機構に組み合わされていてよい。
【0021】
工作物を保護する所望の目的を達成できる限り、カラーの代わりに他の種類の非研磨部材を使用してもよいことが分かる。非研磨部材が研磨機構の直径よりも大きい直径を有するどのような種類の非研磨部材でも十分である。他の構成において、非研磨部材を研磨機構ではなくシャフトに取り付けてもよい。他の構成では、非研磨部材が研磨機構と一緒に回転しないように、非研磨部材を軸受機構を介して装置に連結してもよい。
【0022】
引き続き図1Aおよび1Bを参照すると、研磨機構18は、工作物の表面からばりまたは他の不要な材料を除去するように構成されている研磨表面を含んでいる。図示の実施形態では、研磨機構18は、工作物内の円形の2つの孔の交点に位置するばりを除去するのによく適した半球形状を有するように示されている。しかし、他の種類および形状の研磨機構を本発明の装置に使用できることが分かる。
【0023】
可撓性連結部材14は、例えばゴムのような任意の適切な材料で作ることができる。可撓性連結部材14の用途は、図1Bに示されているように、作動シャフト16が駆動シャフト12に対して向きをそらすことができるようにしつつ、駆動シャフト12から作動シャフト16へトルクを伝達することである。図1Aに示されている実施形態の可撓性連結部材14は、連結部材内を長さ方向に延びる中空のコア22(すなわち、管腔)を備えている。作動シャフト16の近位端を収容する第1のブッシュ24がコア22の遠位端に配置されている。第1の止めねじ26が、作動シャフト16を第1のブッシュ24内に保持するために設けられている。駆動シャフト12の遠位端を収容する第2のブッシュ28がコア22の近位端に配置されている。第2の止めねじ30が、駆動シャフト12を第2のブッシュ28内に保持するために設けられている。止めねじ26,30は、個々のばり除去用途の必要に応じて部品を交換するためにブッシュ24,28から一方または両方を取り外すことができるように緩めることができる。
【0024】
図2Aおよび2Bは、比較的アクセスしにくいスペースでばりを除去する、前述の実施形態の装置の好ましい一使用法を示している。図2Aは、2つの孔が工作物30内で交差する位置の、孔の角部30Bからばりを除去するために、孔、すなわち開口部を通って所定の位置に前進させられている作動シャフト16を示している。図2Aに示されているように、非研磨性のカラー20によって、回転する研磨機構18を前進させる時に、擦り取り、えぐり、または他のようにして材料が孔の側壁30Aから除去されるのが防がれている。作動シャフト16は、孔の側壁30Aと接触することによりカラー20にかかる横方向の力によって側壁30Aに対して向きをそらされている。
【0025】
研磨機構18が所望の位置まで前進すると、図2Bに示されているように、回転するこの研磨機構18は、ばりを含む、孔の角部30Bに接触する。研磨機構18は、角部30B上に位置する全てのばりが除去されるまで角部30Bに沿って動かされる。図2Aおよび2Bにおいて、この手順は、(下方の矢印で示されているように)工作物を孔の中心軸線の周りに回転させながら行われる。工作物は、研磨機構が孔の角部全体に接触するように回転させられる。図示の実施形態において、研磨機構18の湾曲した外面は、工作物を回転させた時に、角部30B上に位置するばりが確実に完全に研削されるように形成された断面形状を有している。
【0026】
他の構成において、研磨機構は概ね円筒対称である必要はなく、および/または作動シャフトは研磨機構に概ね同心に取り付けられている必要はない。これらの修正された構成のいずれにおいても、作動シャフトが回転させられた時、研磨機構の全てではなく一部が、研削されるべき表面に接触する。同様に、作動シャフトも細長い円筒状の部材である必要はない。研磨機構にトルクを伝達できるどのような装置も本発明の範囲内とすることを意図している。
【0027】
図3Aから5Bは、本発明の図1Aおよび1Bを参照して示した実施形態の装置を用いて工作物32内の出口穴34の角部からばりを除去する例示的な様々な方法を示している。これらの各方法によって、円形の出口穴34の内側の角部全体を研削するという所望の結果が達成される。
【0028】
図3Aおよび3Bは、研磨機構18を固定位置において静止軸の周りに回転させる第1の方法を示している。研磨機構18を回転させている間に、工作物32も、研磨機構18の回転軸線から中心がずれた軸線の周りに、好ましくは逆方向に回転させる。図3Aは、工作物32に対して第1の位置にある研磨機構18を示している。図3Bは、約45°回転させた後の工作物32を示している。工作物32がこの新しい位置にある状態で、研磨機構18は出口穴34内の異なる相対位置に位置している。この方法では、工作物32、または工具、またはその両方を把持して回転させるのを容易にするのに旋盤を用いることができる。
【0029】
図4Aおよび4Bは、工作物32内の出口穴34の角部からばりを除去する第2の方法を示している。この方法を用いた場合、工作物32は静止して保持され、一方、研磨機構18の回転軸が出口穴34を周って移動させられる。図4Aは、出口穴34に対して第1の位置にある研磨機構を示している。図4Bは、研磨機構18が、出口穴34の角部の異なる領域に接触するように異なる位置に移動させられた後の研磨機構を示している。
【0030】
図5Aおよび5Bは、工作物32の出口穴34の角部のばりを除去する他の方法を示している。この方法を用いた場合、研磨機構18の回転軸は静止しているが、工作物は、例えばフライス盤を用いてX−Y平面内で横方向に移動させられる。図5Aは、出口穴34に対して第1の位置にある研磨機構18を示している。図5Bは、研磨機構18が出口穴34の角部の異なる領域に接触するようにX−Y平面内で新しい位置に移動させられた後の工作物32を示している。
【0031】
図6Aおよび6Bは、図1Aおよび1Bを参照して前述したばり除去装置の遠位端部をより詳細に示す模式図である。作動シャフト16は、可撓性が比較的低く、ゴム(または他の変形可能な材料)製の可撓性連結部材14の遠位端から延びている。カラー20が取り付けられた研磨機構18が、作動シャフト16の遠位端にしっかりと取り付けられている。可撓性連結部材14のために、作動シャフト16は、工作物30の側壁30Aによってカラー20に横方向の力が加えられた時に、図6Aに示されているように、向きをそらすことができる。作動シャフト16の向きをそらすことによって、研磨機構18が、工作物30の、ばりを除去すべき角部30Bに接触するのを促す追加の力をかけることができる。可撓性連結部材14によって、図6Bに示されているように、研磨機構18が工作物30の角部30Bに沿って動かされている時に表面接触を強くする反力がかけられる。
【0032】
図7Aおよび7Bは、本発明の他の好ましい実施形態による第1の変形例の作動シャフトを示している。この実施形態は、作動シャフトの、可撓性の比較的低い回転可能な非可撓性シャフト部38と、研磨機構18と、非可撓性シャフト部38と研磨機構18の間に位置し、両者に連結された可撓性シャフト部36を有している。可撓性シャフト部36は、研磨機構が、図7Aに示されているように、非可撓性シャフト部38に対して向きをそらすことができるようにする可撓性の継手またはばねであるのが好ましい。非研磨材料のカラー20が、研磨機構18が所定の位置に移動させられ、または工作物30に隣接する領域から取り去られる時に側壁30Aが擦れ、またはえぐれるのを防止するために横方向に研磨機構18を越えて延びている。図7Bに示されているように、研磨機構18が工作物30の角部30Bに接触すると、ばね、すなわち可撓性シャフト部36によって、研磨機構18が角部30Bに沿って接触して動くように促す力がかけられる。
【0033】
図8Aおよび図8Bは、本発明の他の好ましい実施形態による第2の変形例の作動シャフトを示している。この変形例では、回転可能な非可撓性シャフト部40が、可撓性シャフト部42と、カラー20が取り付けられた研磨機構18の間に位置していてよい。図8Aは、研磨機構18が工作物30の孔内の側壁30Aに沿って前進させられている時の装置を示している。図8Bは、研磨機構18が工作物30の角部30Bの周りに前進させられた時の装置を示している。
【0034】
図7A、7B、8A、および8Bに示されているいずれの実施形態においても、シャフトは、ばねを部分的または完全に囲んでいる中空のコアを有していてよい。シャフトコアが1つまたは複数のばねを含んでいてよい。シャフトコアが、可撓性シャフト部および実質的に非可撓性のシャフト部を含んでいてよい。ここに開示されているいずれの実施形態においても、非研磨部材は実質的に環状の円板(すなわち、カラー)であっても、実質的に中身の詰まった円板(すなわち、プレート)であってもよい。
【0035】
図9Aおよび9Bは、本発明の他の好ましい実施形態による第3の変形例の作動シャフトを示している。この変形例では、作動シャフト44の少なくとも一部が、可撓性が比較的高い。この好ましい実施形態によれば、シャフトは、例えばスチールケーブル、コイルばね、硬質ゴムを含む任意の適切な材料で形成することができる。
【0036】
図9Aおよび9Bに示されている実施形態は、工作物30の孔からばりを除去する他の方法を示している。図9Aは、側壁30Aを有する孔を備える工作物30を示している。工作物30は、第1の角速度1で孔の中心線の周りに回転している。研磨機構18およびカラー20を有する回転可能な作動シャフト44は、工作物30内の孔の中心線に沿って前進させられる。作動シャフト44は、第2の角速度2で回転している。工作物30および研磨機構18は、特に、個々の用途向けに選択された角速度で互いに逆の周方向(例えば、時計回りと反時計回り)に回転しているのが好ましい。あるいは、工作物30と研磨機構18の両方は、互いに異なる角速度(1,2)で同じ方向に回転していてもよい。いずれの場合も、可撓性の作動シャフト14が角速度2で回転させられると、かなりの質量の研磨機構18が作動シャフト44の遠位端で回転することによって、必然的に、研磨機構18の回転位置にいくらかの非対称性が生じる。この非対称性のために、作動シャフト44の遠位端は、このシャフトの近位端に対して、その方向および/または横方向の位置が変化する。その結果、研磨機構18は、回転時に「ふらつき」("wobble")、結局は、工作物30の側壁30Aに接触する。その後、作動シャフト44は、研磨機構18が孔の開口の周りで「ふらついて」("wobble")、角部30Bに沿ってばりを除去するように、開口を通ってさらに前進させられる。
【0037】
工具の変形例
球形の研磨機構
図10は、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部100を示している。非可撓性であるのが好ましい作動シャフト116が、概ね円筒対称な第1の研磨機構118Aに取り付けられており、このシャフトおよび/または第1の研磨機構は、概ね円筒対称な第2の研磨機構118Bに取り付けられ、または連結されている。第1の研磨機構118Aと第2の研磨機構118Bは、溝114、または望まれるならば空きスペースによって互いに間隔をおかれている。非研磨性のカラー120またはスナップリングが、第1の研磨機構118Aと第2の研磨機構118Bの間に、または両者に隣接して位置している。第1の研磨機構118Aと第2の研磨機構118Bは、所望に応じて、同じ研磨材料で形成しても、異なる研磨材料で形成してもよい。
【0038】
2つの研磨機構用の研磨材料が異なる場合、第1の研磨機構118Aと第2の研磨機構118Bは、同じ工作物上でそれぞれ異なる用途に使用することができる。例えば、第2の研磨機構118Bは表面からばりをおおまかに除去するのに用いることができ、第1の研磨機構118Aは同じまたは異なる表面を平滑にして仕上げるのに用いることができる。さらに、第2の研磨機構118Bは他の用途に役立つ。工具、すなわち遠位端部100を孔、すなわち開口内を所定の位置まで移動させる際、工具がこの孔を通って通過するのが、この孔を部分的に形成している側壁または表面から横方向に延びる1つまたは2つ以上のばりによって妨害されることがある。このように妨害が起こった場合、工具を孔内の、工具の所望の位置まで移動させることができるように、第2の研磨機構118Bを回転させて前進させ、これらの突起を除去し、または突起の大きさを小さくすることができる。第1の研磨機構118Aは、工具を工作物内を逆方向に移動させている時に同様の用途に用いることができる。
【0039】
前述した実施形態を参照して説明したように、第1の研磨機構118Aと第2の研磨機構118Bの間のカラー120によって、表面が、意図しない擦れ、およびえぐれから保護される。この実施形態では、カラー120によって、表面が、任意のある時間に2つの研磨機構118A,118Bの両方には接触しないのが保証される。
【0040】
この実施形態の遠位端部100の好ましい一使用法が図11Aおよび11Bに示されている。ばり除去工具の遠位端部100は、図11Bに図示され矢印で示されているように、カラー120が工作物130の壁130Aに沿って動くように孔、すなわち穴に挿入される。カラー120が角部130Bを越えて前進させられた後、第1の研磨機構118Aが角部130Bに接触し、角部130B上に位置するばりを除去する。
【0041】
この装置に特有の特徴として、その後、カラー120が工作物130の角部130Cに対して遠位に位置するまで、遠位端部100を孔内に通してさらに前進させることができる。次に、この装置は、図11Bに図示され矢印で示されているように、カラー120が工作物130の壁130Dに沿って動くように引っ込められる。カラー120を角部130Cに対して近位に引っ込めると、第2の研磨機構118Bが角部130Cに接触し、角部130C上に位置するばりを除去する。角部130Cからばりを除去するのは、工具を逆方向から挿入しないかぎり、第2の研磨機構118B無しでは不可能であることが分かる。したがって、本発明のこの実施形態では、有利なことに、いずれかの方向から孔内に入れることによって工作物のばりを除去することができる。
【0042】
作動シャフト上の複数の研磨機構
図12は、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部200を示している。この装置は、一方または両方が非可撓性であるのが好ましく、概ね同心であるのが好ましい第1のシャフト202と第2のシャフト204を含んでいる。一変形例において、第1および第2のシャフト202および204は、単一の一体シャフトの一部である。一方または両方のシャフト202および204は、非研磨性のカラー220Aを有する第1の研磨機構218Aに取り付けられ、または連結されている。第2のシャフト204は、第1の研磨機構218Aに隣接するか、または第1の研磨機構218Aから間隔をおいて配置された、非研磨性の第2のカラー220Bを有する第2の研磨機構218Bに取り付けられ、または連結されている。第1および第2の研磨機構220Aおよび220Bは、同じ研磨材料を有していても、それぞれ異なる研磨材料を有していてもよい。
【0043】
この実施形態は、単一の工具上に2つの異なる研磨材料を設けるのに用いることができる。単一の工具上に2種類の研磨材料を有することによって、工具を交換せずに、例えばばり除去と研磨のような2つの異なる種類の研削を行うことができる。この実施形態は、それぞれ異なる研磨材料を必要とする、工作物上の2つの異なる種類の表面を研削するのに用いることもできる。
【0044】
研磨ブラシ機構
図13は、研磨ブラシをばり除去に用いる、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部300を示している。この実施形態では、回転可能な作動シャフト302が、このシャフトに固定され、このシャフトから水平に、または斜めに外側へと延びている、横方向に向けられた複数のロッドまたは突起304−1、304−2、および304−3を備えている。各突起304−1、304−2、および304−3は、端部に、または端部の近くに取り付けられた研磨ノジュール306−1、306−2、および306−3をそれぞれ有している。シャフト302が回転すると、1つまたは2つ以上の研磨ノジュール306−1、306−2、および306−3は遠心力によって外側に移動させられてばり面に接触し、それによってばり面から1つまたは2つ以上のばりを除去する。この接触は、シャフトの回転によってノジュールにかかる遠心力によって、1つまたは2つ以上の突起304−1、304−2、および304−3が湾曲するために起こる。遠心力が増大するにつれて、各突起はシャフト320に対して90°の角度に近づき、各突起に対応する研磨ノジュール306−1、306−2、および306−3はシャフト302からできるだけ遠くへと移動させられる。
【0045】
遠位端部300が工作物に沿ってまたは工作物を通って前進させられる時に研磨ノジュール360−1、306−2、および306−3が工作物の表面に接触するのを防ぐ保護カラー308が作動シャフト302の遠位端に設けられている。図示の実施形態において、研磨ノジュール306−1、306−2、および306−3は、それらが横方向に移動して工作物に接触できるように、カラー308が工作物の角部を越えて前進させられた後にのみ工作物に接触するように位置している。
【0046】
この装置の他の実施形態において、研磨ブラシは、先端に研磨ノジュールを有していない成形された突起である。この実施形態では、突起は研磨機構そのものであり、例えばステンレススチールやナイロンのような任意の適切な材料で作られている。
【0047】
図25Aおよび25Bは、円柱状の研磨ブラシ2500が作動シャフト2502の遠位端に設けられている、他の実施形態の装置を示している。この種のブラシは、一般に、「ワイドフェースブラシ」または「シリンダブラシ」と呼ばれている。研磨ブラシ2500は、作動シャフト2502から半径方向外側に延びる複数の突起2504を含んでいる。各突起2504は、先端に研磨ノジュール2506を形成されているのが好ましい。研磨ブラシ2500の外径よりも大きな外径を有する保護用のカラー2508が作動シャフト2502の遠位端に設けられている。保護用のカラー2508の直径が突起2504の直径よりも大きいので、研磨ノジュール2506は、図25Aに示されているように、研磨ブラシ2500が孔を通って前進させられる間、工作物2530の壁2530Aに接触しない。しかし、図25Bに示されているように、保護用のカラー2508が工作物2530の角部2530Bを越えて前進させられると、研磨ノジュール2506は工作物2530に接触する。図示のように、いくつかの研磨ノジュールは角部2530Bの周りに延びて壁2530Cに接触することができ、それによって、角部2530Bの領域に位置する全てのばりが除去される。あるいは、図25Aおよび25Bに示されている研磨ブラシ2500は、研磨ノジュール無しに形成することができ、この場合、突起が研磨機構そのものである。
【0048】
この装置の他の変形例において、図13、25A、および25Bにおいて前に示したブラシの突起の近位に第2のカラー(図示せず)を設けてもよい。第2のカラーは、工作物上で行われる研削を制限するように、研磨ノジュールの最も外側の直径よりも小さい直径を有することができる。
【0049】
研磨むら取り機構
図14は、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部400を示している。この実施形態は、研磨機構418を有し、さらにむら取り機構422を有している。むら取り機構422は、作動シャフト402の遠位端の、研磨機構418の遠位に位置しているのが好ましい。むら取り機構422は、研磨機構418よりも直径が大きいのが好ましく、研磨機構418を(上述したのと同様に)用いる前に、大きなばりを平らにする手段を構成している。図14に示されている実施形態において、むら取り機構422は保護用の第1のカラー420と保護用の第2のカラー424の間に位置している。むら取り機構422は、大きなばりを除去するのに用いられるので、むら取り部422上の研磨材料は研磨機構418上の研磨材料よりも粗いのが好ましい。
【0050】
図15Aから15Cは、図14を参照してちょうど説明した、本発明の実施形態の使用法を示している。図15Aに示されているように、第2の保護リング、すなわちカラー424の直径はむら取り機構422の直径よりもわずかに大きいので、むら取り機構422は、前進時に工作物430の側壁430Aに接触することはない。第1の保護リング、すなわちカラー420の直径は、むら取り部422の直径と概ね同じであるか、またはそれよりもわずかに大きいのが好ましい。したがって、図15Bに示されているように、むら取り機構422は、第2の保護リング、すなわちカラー424が角部430Bを越えて前進させられた時に角部430Bの近くの領域において側壁430Aから不要な突起を除去する手段を構成している。むら取り部422を用いて大きなばりまたは他の突起を除去した後、研磨機構418は、図15Cに示されているように、角部430Bを丸くし、または研磨するのに用いることができる。
【0051】
研磨リング機構
図16Aおよび16Bは、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部500を示している。この実施形態では、回転可能なシャフト502が、第1の研磨機構518と、カラー520と、有限の厚さを有するプレートとして、または研磨突起の集合として横方向に延びる第2の研磨機構522を一方の端部に有している。ばり除去装置の遠位端部500は、図16Aに示されているように、カラー520が壁530Aに沿って動くように、工作物530を通って前進させられる。第1の研磨機構518によって工作物530の角部530Bからばりが除去されると、この工具は、図16Bに示されているように第2の位置へと前進させられる。この位置において、第1の研磨機構522は、工作物530の側壁530Aと角部530Bに沿って研磨作用を及ぼす。この研磨リングは、望むならば、表面530C上へと延びるように位置させてもよい。第1および第2の研磨機構518および522は、それぞれ異なる研磨材料(例えば、それぞれ、大まかなばり除去用の研磨材料および角部の仕上げ用の研磨材料)で作るのが好ましい。したがって、研磨機構を交換することも、ばり除去装置の遠位端部500を工作物530から取り外すこともなく、少なくとも2種類の異なるばり除去作業を行うことができる。
【0052】
ピボット運動するように取り付けられた研磨機構
図17Aおよび17Bは、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部600を示している。この実施形態において、研磨機構618は、回転可能な作動シャフト602から横方向に延びており、作動シャフト602に対して任意の角度に回転させることができる。この構成のために、有利なことに、作動シャフト602および研磨機構618が回転している間に、図17Bに示されているように、研磨機構618を作動シャフト602に対して傾斜させることができる。
【0053】
研磨機構618の断面形状は、凹状であり、図17Bに示されているように、多角形の鋭い角部630B(例えば、直角の角部)上のばりを除去できるようにする幾何学的パラメータを有する少なくとも1つの直線状の部分を有している(または多角形である)のが好ましい。研磨機構618の表面は、大まかなばり除去用に比較的硬い研磨材であっても、表面仕上げ用に比較的軟らかい研磨材であってもよい。この装置は、図17Aに示されているように、研磨機構618を所定の位置まで移動させ、または工作物630から取り去る時に側壁630Aを保護するために、1つ、2つ、または3つ以上の非研磨性のカラー620Aおよび620Bを含むのが好ましい。
【0054】
図17Cは、作動シャフト602が、研磨機構618が作動シャフト602に対してピボット運動できるように研磨機構618に連結されている一実施形態を示す、研磨機構618の平面図である。作動シャフト602は、研磨機構618を通って延びる、作動シャフト602の断面と同様の形状の穴604に嵌めて通されている、X字形の断面を有している。穴604は作動シャフト602よりも大きく、したがって、研磨機構618は、限られた範囲内で、シャフト602の周りでピボット運動することができる。
【0055】
図17Aおよび17Bを再び参照すると、研磨機構618が作動シャフト602から滑り落ちるのを防ぐ底部プレート606が作動シャフト602の遠位端に取り付けられている。コイルばね608がシャフトを覆うように嵌められている。コイルばね608の頂端部は、頂部プレート610によって作動シャフト602上に保持されている。ばねの底端部は研磨機構618に係合しており、それによって、研磨機構618は底部プレート606に向かって押し付けられている。作動シャフト602がその中心軸線の周りに回転すると、研磨機構618も回転して表面を研削する。図17Bに示されているように、連結機構のために、研磨機構618は、工作物630の角部630Bとの一定の接触を常時維持できるように傾斜することができる。
【0056】
図18Aおよび18Bは、本発明の他の好ましい実施形態によるばり除去装置の遠位端部700を示している。この実施形態では、球形のボール704が作動シャフト702の遠位端に取り付けられており、研磨機構718がボール704に可動に連結されている。図示の実施形態において、研磨機構718は、保護用の第1のカラー720Aと保護用の第2のカラー720Bの間に位置する円板形部材として形成されている。穴710が、研磨機構718およびカラー720A,720Bを通って延びている。穴710は、ボール704の表面と一致する形状になっている。ボール704の(直径が最大である)中央部が、研磨機構718の中央部内に位置しており、したがって、ボール704は研磨機構718内にロックされている。しかし、研磨機構718は、図18Aに示されているように、研磨機構718の中心軸線が作動シャフト702の軸線と異なるように、ボール704に対して自由にピボット運動する、すなわち傾斜することができる。
【0057】
研磨機構718が確実に作動シャフト702と共に回転するようにするために、図18Bに示されているように、研磨機構718の穴710に沿って形成された長穴714に嵌るキー712がボールの外側に設けられている。キー712が長穴714内にある状態で、研磨機構718は作動シャフト702と共に回転し、同時に、研磨機構718の縁部は自由に上下に傾斜することができる。したがって、研磨機構の縁部は、図18Aに示されているように、作動シャフト702が回転させられている時に、工作物730の角部730Bとの一定の接触を維持することができる。図示の実施形態において、研磨機構718の断面形状は、工作物730上の丸い角部730Bを比較的容易に研削するために曲線状で凹状になっている。
【0058】
案内スリーブ
図19は、研磨機構818を工作物内の扱いにくい領域に進ませるのに役立つように、作動シャフト802を一定の方向へ向けることができる、本発明の他の実施形態を示している。この実施形態では、作動シャフト802は、容易に弧状に湾曲する超弾性のコア804を含んでいる。作動シャフト802は、シャフトのコア804の大部分を覆い、シャフトのコア804と共に回転できるが、シャフトのコア804と共に回転しなくてもよい部分的に可撓性のシャフト案内スリーブ806と、シャフト案内スリーブ806の一部を覆い、回転しない非可撓性の案内スリーブ808も含んでいる。
【0059】
耐振動機構(シャフト拘束器)
図20は、本発明の前述の実施形態のいずれかと共に使用できるのが有利な耐振動機構900を示している。耐振動機構900は、望ましくない振動を減らし、作動シャフト916の運動を制限することによって、工作物の表面仕上げを改善する手段を構成している。シャフト拘束器、すなわち耐振動機構900は、作動シャフト916が回転し研磨機構918が機械的な抵抗を受けた時に、作動シャフト916の、望ましくない横方向の動きを制限するように構成されている。駆動シャフト912は、ブラケット910の後方の壁930上の第1の孔904を通って延びている。後方の壁930は、第2のプレートまたはアンカー934によって、シャフト駆動機構940(例えば、モータ)または他の何らかの比較的動かないようになった装置に連結する、すなわち剛に取り付けるのが好ましい。この連結によって、駆動シャフト912が回転する際に後方の壁930がシャフト駆動機構940に対して移動しないことが保証される。第1の孔904の直径は、駆動シャフト912の直径よりもわずかに大きいのが好ましく、駆動シャフト912の回転によって生じるあらゆる摩擦力を最小限に抑えるブッシュを含んでいてよい。
【0060】
ブラケット910の前方の壁932は、作動シャフト916の一横方向(x)への運動を可能にするが、第2の横方向(y)へのシャフトの運動を防ぐ孔906を含んでいる。シャフト拘束器のこの実施形態は、研磨機構918と作動シャフト916が、ばりを除去すべき工作物の輪郭に沿うために一横方向に移動する必要がある場合に特に有用である。可撓性連結部材914のために、駆動シャフト912は作動シャフト916に対して向きをそらすことができる。
【0061】
シャフト拘束器の他の実施形態において、前方の壁の孔は、作動シャフト916の横方向の全ての運動を制限する円形の穴であってよい。揃えられた2つの孔が互いに間隔をおいた位置に存在することによって、駆動シャフト912と作動シャフト916が、互いに揃えられ、それらが回転する時に横方向に最低減にしか動かないことが保証される。ここではシャフト拘束器の一実施形態しか示さなかったが、同じ結果を達成することができる他の任意のシャフト拘束器も本発明の範囲内に含まれることを意図している。
【0062】
研磨機構の好ましい形状
研磨機構の好ましい形状は、ばりを除去すべき表面の形状に大きく依存している。様々な望ましい断面は、卵形、四辺形、台形、または多角形を含んでいてよい。図21は、好ましい一形状を備える研磨機構1018を有するばり除去工具の遠位端部1000を示している。図示の形状は、工作物の角部の位置からばりまたは他の不要な材料を除去するのに特によく適している。研磨機構1018の側部1018Aと頂部1018Bの間の角度差のために、ユーザは、装置を工作物の角部の周りで動かす時に装置の横方向の移動と長手方向の移動をうまく制御することができる。図21において分かるように、研磨機構1018の頂部1018Bは作動シャフト1016に対してほぼ直角である。この構成によって、装置を、角部を非常にうまく囲むように延ばすことができ、ばりが確実に完全に除去される。研磨機構1018の長さLは、所望の用途および装置が使用されるスペースの大きさに応じて変えることができる。
【0063】
上述のように、本発明の重要な特徴は、研磨機構1018の直径D1よりも大きい直径D2を有する保護用のカラー1020が含まれていることである。この特長によって、工具を、ばりを除去すべき位置に向かって前進させる際に部品が研磨機構1018によって不注意に損傷させられないことが保証される。D1とD2の直径差が、2つの貫通穴の交点にある角部からばりを除去するのに装置を用いる時に研磨機構1018が接触する材料の量に影響を与えることが分かる。
【0064】
回転ベース上の複数の工具
図22Aおよび22Bは、改良装置として、例えばフライス盤または旋盤に本発明の幾つかの構成を組み込んだ装置を示す端面図である。図22Aは、長手方向の中心軸線1103を有する、1つまたは2つ以上の孔1104−jが形成された回転可能なベース1102を示している。1つまたは2つ以上の孔内には、動作先端部(例えば、研磨機構)を有する作動シャフト1106−jを独立して回転させる補助回転機構1105−jが配置されている。補助回転機構1105−jは、ばり除去システム用の(図1Aおよび1Bに21で示されているシャフト駆動機構に類似する)シャフト駆動機構として働くことができる。例えば、図22Aに矢印で示されているように、回転可能なベース1102は、その中心軸線1103の周りに時計回りに回転することができ、補助回転機構1105−jはシャフト1106−jを独立に時計回りまたは反時計回りに回転させることができる。この構成によって、様々なばり除去工具および角部仕上げ工具を単一の機構に同時に組み込むのを可能にする「タレット」機構が形成されている。このタレットを回転させることによって、ユーザは工具を迅速にかつ容易に選択し交換することができる。
【0065】
あるいは、図22Bに示されているように、各孔にシャフト駆動機構を設けなくてもよい。この実施形態では、例えば、各作動シャフトに動力を供給する空気圧ポンプや電気モータのような外部駆動源によってシャフト1106−jを回転させることができる。
【0066】
図23は、図22Aに示されている回転可能なベース1102の孔内に配置することができる補助回転機構1105を示す側面図である。補助回転機構1105は、回転可能な作動シャフト1106によって研磨機構1107および組み合わされたカラー1108に連結されている。作動シャフト1106は、研磨機構1107を工作物(図示せず)に対して位置決めするために長手方向に移動させることができるのが好ましい。図23に示されている実施形態において、作動シャフト1106は、回転慣性蓄積機構を構成するはずみ車1110(または他の同様の回転可能な質量体)をさらに有している。補助回転機構1105は、作動シャフト1106の回転速度を速くするように作動させられる。作動シャフト1106が一旦適切な角速度に達すると、作動シャフトは、研磨機構1107が、ばりを除去すべき作業表面の一部に当接するまで作動シャフト1106の軸に沿って長手方向に移動させられる。補助回転機構1105は、引き続き、作動シャフト1106および研磨機構1107を回転させる、その作動状態にしておいてよい。
【0067】
あるいは、補助回転機構1105を停止させ、すなわちオフにしてもよい。この実施形態では、作動シャフト1106、研磨機構1107、および組み合わされたカラー1108は、内部摩擦、および1つまたは2つ以上のばりが除去される際に研磨機構1107を介して加わる摩擦のために徐々に遅くなる角速度で引き続き回転する。回転可能な質量体、すなわちはずみ車1110をシャフト1106上に含んでいることによって、摩擦の存在する状態で角速度を維持するのに役立つ追加の回転慣性(Iw2、ここでIは回転可能な質量体のみの慣性モーメントである)が生じる。回転可能な質量体、すなわちはずみ車1110によって、動力源が無い状態でかなりの期間にわたってばり除去工具を使用することが可能になる。
【0068】
好ましい材料
研磨機構で使用される研磨材料は、例えば、高炭素鋼、アルミナまたは窒化ホウ素または炭化ホウ素またはダイヤモンド片を混合した金属、チタン、タングステン、ワイヤ荒毛、研磨材料を混合したプラスチック荒毛、研磨石、または大部分の金属のモース硬さよりもかなり高いモース硬さ(すなわち、少なくとも約5.5に等しい)を有する他の適切なばり除去材料のような1つまたは2つ以上の材料を含んでいてよい。金属を研削するのに用いる場合、研磨機構は炭化タングステンで作るのが好ましい。
【0069】
保護用のカラーに用いられる非研磨材料は、プラスチックまたは他の犠牲材料であってよく、すなわち、ばりを除去すべき材料のモース硬さより低く、しかしそれに近いモース硬さを有する材料であってよい。多くの金属は5.5程度のモース硬さを有しているので、3〜5の範囲のモース硬さを有する非研磨部材料が適当である。保護用のカラーと共に使用できる非研磨部材料には、木材、プラスチック、ゴム、研磨された金属、またはモース硬さが5.5よりも低い他の任意の材料が含まれる。
【0070】
動作
図24Aから24Dは、2つの孔が交差して「T字形」の穴を形成している位置でばりを除去する、本発明の例示的な使用法を示す、金属工作物の内部の断面図である。第2の孔2用のドリル穴を第1の孔4に突き通すことによって、金属のばり6を含む可能性がある楕円形の角部が形成される。この楕円に沿って位置するばり6は、工作物内でのその位置のために、通常、除去するのが非常に困難である。さらに、従来のばり除去工具は、楕円形の角部が、互いに交差する穴の形状のために平面状でないため、この用途にあまり適していない。しかし、本発明のばり除去工具は、このような工作物からばりを除去するのによく適している。以下、ばり除去工具の動作について、図1Aおよび1Bにおいて説明した、本発明の実施形態を参照して説明する。
【0071】
図24Aでは、工作物8が孔の中心軸線A−Aの周りに回転させられている時に、回転する工具、すなわちばり除去装置10が工作物の孔を通って長手方向に前進させられている。工具、すなわちばり除去装置10は、工作物8の回転軸線に平行な経路に沿って前進させられる。工具、すなわちばり除去装置10は、工作物8内へ最初に前進させられている間、孔4の壁に接触せずに孔4を通って移動する。
【0072】
図24Bに示されているように、工具、すなわちばり除去装置10が一旦角部6に近づくと、工具、すなわちばり除去装置10は、カラー20が孔の壁に接触するように孔に対して横方向に移動させられる。カラー20は、研磨機構18を表面から離して保持することによって孔の壁を保護する。このように保持されることによって、研磨機構18およびカラー20が連結された作動シャフト16は、工作物8の、隣接する表面に対してゼロでない角度に位置する。このゼロでない角度は、(図20を参照して説明したように)駆動機構およびシャフトホルダによって保持されている作動シャフト16の長手方向軸を湾曲させるか、または他のようにして向きを変えさせる横方向の力FLをかけることによって実現される。
【0073】
図24Cに示されているように、工具は、次に、工作物の回転軸線から外れた経路に沿って孔を通ってさらに前進させられる。カラー20が工作物の角部Cを越えて前進すると、カラー20は落ち、作動シャフト16と工作物の、隣接する表面の間の角度が小さくなる。しかし、この角度は、工作物8が回転するにつれて、カラー20が第2の孔2の側壁に接触したり離れたりするために変動する。図24Cは、第2の孔2が図の紙面に直角な位置にある状態で工作物8を示している。この位置で、カラー20は孔の側壁に接触する。
【0074】
これとは対照的に、図24Dは、第2の孔がさらに90°回転させられた状態で工作物8を示している。この位置において、研磨機構は、第1の孔4が第2の孔2に交わる角部Cに接触する。したがって、この一連の図によって分かるように、カラーの厚さは、研磨機構18が回転サイクル中に孔の角部Cに接触している時間に直接影響を与える。したがって、研磨機構の直径に対するカラーの直径を調整することによって、工作物から除去される材料の量を調節することができる。
【0075】
本発明の各実施形態は以下の特徴、すなわち、(1)システムが1つまたは2つ以上のばりを除去すべき所定の位置に移動させられている時に表面を意図しない研削から保護する、隣接する研磨機構と組み合わされた非研磨性のカラーを設けること、(2)1つまたは2つ以上のばりを除去すべき表面の局部形状に対応する断面形状を有する研磨機構を設けること、(3)1つまたは2つ以上のばりを除去すべき表面に向かう力を研磨機構に加えるように機械的に負荷を蓄えさせる、すなわち変位させることができるシャフトを設けること、(4)研磨機構が回転している時にシャフトの、1方向または2方向以上の横方向の動きを制限するシャフト拘束器を設けること、(5)シャフト駆動機構がオフにされ、角速度が摩擦力によって徐々に遅くなった後、シャフト、研磨機構、およびカラーの回転を維持する回転慣性蓄積装置を使用することのうちの1つまたは2つ以上を組み込まれている。
【0076】
本発明の実施形態および用途を図示し説明したが、当業者には、本発明の範囲から逸脱せずに様々な修正が可能であることが明らかであろう。したがって、添付の特許請求の範囲の記載の範囲内で、具体的な説明とは異なるやり方で本発明を実施できることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の一実施形態のばり除去装置の側面断面図である。
【図1B】 作動シャフトが駆動シャフトに対して向きをそらされている、図1Aのばり除去装置の側面図である。
【図2A】 研磨機構が工作物内へと前進させられている、図1のばり除去装置の遠位端部の側面図である。
【図2B】 研磨機構が工作物の角部に接触している、図1のばり除去装置の遠位端部の側面図である。
【図3A】 工作物が研磨機構に対して回転させられている、本発明の一実施形態を用いたばり除去方法を模式的に示す図である。
【図3B】 工作物が研磨機構に対して回転させられている、本発明の一実施形態を用いたばり除去方法を模式的に示す図である。
【図4A】 研磨機構が工作物に対して移動させられている、本発明の一実施形態を用いたばり除去方法を模式的に示す図である。
【図4B】 研磨機構が工作物に対して移動させられている、本発明の一実施形態を用いたばり除去方法を模式的に示す図である。
【図5A】 工作物が研磨機構に対して横方向に移動させられている、本発明の一実施形態を用いたばり除去方法を模式的に示す図である。
【図5B】 工作物が研磨機構に対して横方向に移動させられている、本発明の一実施形態を用いたばり除去方法を模式的に示す図である。
【図6A】 工作物上で使用されている、ゴム製の連結部材を有するばり除去工具の側面図である。
【図6B】 工作物上で使用されている、ゴム製の連結部材を有するばり除去工具の側面図である。
【図7A】 作動シャフトと研磨機構の間に位置するコイルばね製の連結部材を有するばり除去工具の側面図である。
【図7B】 作動シャフトと研磨機構の間に位置するコイルばね製の連結部材を有するばり除去工具の側面図である。
【図8A】 作動シャフトの近位端に位置するコイルばね製の連結部材を有するばり除去工具の側面図である。
【図8B】 作動シャフトの近位端に位置するコイルばね製の連結部材を有するばり除去工具の側面図である。
【図9A】 可撓性の作動シャフトを有するばり除去工具の側面図である。
【図9B】 可撓性の作動シャフトを有するばり除去工具の側面図である。
【図10】 保護用のカラーが取り付けられた球形の研磨機構を有する、他の実施形態の研磨機構を示す図である。
【図11A】 工作物上で使用されている、図10の研磨機構の側面図である。
【図11B】 工作物上で使用されている、図10の研磨機構の側面図である。
【図12】 作動シャフトの遠位端に取り付けられた2つの研磨機構を有する、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図13】 研磨先端部を備える複数の突起を有する、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図14】 作動シャフトの遠位端に位置する追加の研磨むら取り部を有する、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図15A】 工作物上で使用されている、図14の研磨機構の側面図である。
【図15B】 工作物上で使用されている、図14の研磨機構の側面図である。
【図15C】 工作物上で使用されている、図14の研磨機構の側面図である。
【図16A】 工作物上で使用されている、追加の研磨リングを有する、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図16B】 工作物上で使用されている、追加の研磨リングを有する、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図17A】 作動シャフトの周りでピボット運動させることができる、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図17B】 作動シャフトの周りでピボット運動させることができる、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図17C】 研磨機構と作動シャフトがどのように連結されているかを示す、図17Aおよび17Bの研磨機構の平面図である。
【図18A】 作動シャフトの遠位端に取り付けられた球形のボールの周りをピボット運動させることができる、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図18B】 ボールと研磨機構の間の連結を示す断面図である。
【図19】 研磨機構を案内するのに用いられる可撓性のシャフトの断面図である。
【図20】 本発明による一実施形態のシャフト拘束器を示す斜視図である。
【図21】 研磨機構の好ましい一形状を示す側面図である。
【図22A】 ばりの除去および角部の仕上げ用の多数の工具を収納できる回転ベースを示す断面図である。
【図22B】 シャフト駆動機構が含まれていない、多数の工具を収納できる他の回転ベースを示す断面図である。
【図23】 図22Aに示されている回転ベースと共に使用できるはずみ車を含む、他の実施形態のばり除去工具の側面図である。
【図24A】 工作物において2つの孔が交差する位置からばりを除去する、本発明の好ましい一実施形態の使用法を順に示す断面図である。
【図24B】 工作物において2つの孔が交差する位置からばりを除去する、本発明の好ましい一実施形態の使用法を順に示す断面図である。
【図24C】 工作物において2つの孔が交差する位置からばりを除去する、本発明の好ましい一実施形態の使用法を順に示す断面図である。
【図24D】 工作物において2つの孔が交差する位置からばりを除去する、本発明の好ましい一実施形態の使用法を順に示す断面図である。
【図25A】 工作物に挿入されている、円柱状のブラシの形態の、他の実施形態の研磨機構の側面図である。
【図25B】 ブラシ上の研磨ノジュールが工作物に接触している、図25Aに示されている実施形態の側面図である。

Claims (6)

  1. 近位端部と遠位端部とを有し、長手方向軸線の周りに回転することができる作動シャフトと、
    前記作動シャフトの前記遠位端部に配置され、前記作動シャフトより実質的に大きな第1の断面外形を有し、工作物の選択された部分を研磨する研磨材料が備えられている少なくとも1つの研磨機構と、
    前記研磨機構より実質的に大きな第2の断面外形を有し、前記研磨機構上または前記作動シャフト上に取り付けられ、前記研磨機構が前記工作物の側壁に沿って前進させられている時に前記工作物を保護するように配置された、望ましくない研磨から前記工作物を保護する少なくとも1つの非研磨部材と、
    を有し、
    前記研磨機構は、ばりを除去すべき表面の外周に比べて小さい、ばり除去用の装置。
  2. 近位端部と遠位端部とを有し、長手方向軸線の周りに回転することができる作動シャフトと、
    前記作動シャフトの前記遠位端部に配置され、前記作動シャフトより実質的に大きな第1の断面外形を有し、工作物の選択された部分を研磨する研磨材料が備えられている少なくとも1つの研磨機構と、
    前記研磨機構より実質的に大きな第2の断面外形を有し、前記研磨機構上または前記作動シャフト上に取り付けられ、前記研磨機構が前記工作物の側壁に沿って前進させられている時に前記工作物を保護するように配置された、望ましくない研磨から前記工作物を保護する少なくとも1つの非研磨部材と、
    を有し、
    前記非研磨部材はカラーであり、
    前記研磨機構は実質的に半球形に形成されており、前記カラーは前記研磨機構の外側の部分の周りを延びている、ばり除去用の装置。
  3. 近位端部と遠位端部とを有し、長手方向軸線の周りに回転することができる作動シャフトと、
    前記作動シャフトの前記遠位端部に配置され、前記作動シャフトより実質的に大きな第1の断面外形を有し、工作物の選択された部分を研磨する研磨材料が備えられている少なくとも1つの研磨機構と、
    前記研磨機構より実質的に大きな第2の断面外形を有し、前記研磨機構上または前記作動シャフト上に取り付けられ、前記研磨機構が前記工作物の側壁に沿って前進させられている時に前記工作物を保護するように配置された、望ましくない研磨から前記工作物を保護する少なくとも1つの非研磨部材と、
    を有し、
    前記非研磨部材はカラーであり、
    前記研磨機構は実質的に球形に形成されており、前記カラーは前記研磨機構の外側の中央部分の周りを延びている、ばり除去用の装置。
  4. 近位端部と遠位端部とを有し、長手方向軸線の周りに回転することができる作動シャフトと、
    前記作動シャフトの前記遠位端部に配置され、前記作動シャフトより実質的に大きな第1の断面外形を有し、工作物の選択された部分を研磨する研磨材料が備えられている少なくとも1つの研磨機構と、
    前記研磨機構より実質的に大きな第2の断面外形を有し、前記研磨機構上または前記作動シャフト上に取り付けられ、前記研磨機構が前記工作物の側壁に沿って前進させられている時に前記工作物を保護するように配置された、望ましくない研磨から前記工作物を保護する少なくとも1つの非研磨部材と、
    を有し、
    前記研磨機構に対して近位側の位置で前記作動シャフトに連結された研磨リングをさらに有する、ばり除去用の装置。
  5. 近位端部と遠位端部とを有し、長手方向軸線の周りに回転することができる作動シャフトと、
    前記作動シャフトの前記遠位端部に配置され、前記作動シャフトより実質的に大きな第1の断面外形を有し、工作物の選択された部分を研磨する研磨材料が備えられている少なくとも1つの研磨機構と、
    前記研磨機構より実質的に大きな第2の断面外形を有し、前記研磨機構上または前記作動シャフト上に取り付けられ、前記研磨機構が前記工作物の側壁に沿って前進させられている時に前記工作物を保護するように配置された、望ましくない研磨から前記工作物を保護する少なくとも1つの非研磨部材と
    を有し、
    前記研磨機構は、前記作動シャフトの前記遠位端部にピボット運動可能に連結されている、ばり除去用の装置。
  6. 工作物の角部からばりを除去する方法であって、
    遠位端部を有する細長い作動シャフトを設けることと、
    工作物の角部を研磨することができる研磨材料を含み前記作動シャフトよりも実質的に大きな断面外形を有する研磨機構を、前記作動シャフトの前記遠位端部に設けることと、
    前記研磨機構よりも実質的に大きな断面外形を有し、前記工作物を実質的に研磨しない非研磨部材を、前記研磨機構上または前記作動シャフト上に設けることと、
    前記作動シャフトを前記工作物に対して回転させることと、
    前記作動シャフトを前記工作物の側壁に沿って前進させ、この際、前記研磨機構が前記工作物の前記角部に接触するように前記非研磨部材が前記角部の遠位側に前進させられるまで前記非研磨部材を前記側壁に当接させておくことと、
    前記角部を前記研磨機構に接触させて研磨することによって、少なくとも1つのばりを除去することと、
    を含む方法。
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