JPH08168901A - みがき工具 - Google Patents

みがき工具

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JPH08168901A
JPH08168901A JP33438994A JP33438994A JPH08168901A JP H08168901 A JPH08168901 A JP H08168901A JP 33438994 A JP33438994 A JP 33438994A JP 33438994 A JP33438994 A JP 33438994A JP H08168901 A JPH08168901 A JP H08168901A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線的みがき動作を行わせる場合に発生する
ビビリ振動を大幅に抑制し、みがき除去能率、みがき品
質を大幅に向上させ、振動を大幅に低減し、砥石部材の
剥離を防止する。 【構成】 みがき工具基部1に設けた六角棒状のシャン
ク部材2の先端部に、砥石部材3を装着した角筒体4を
嵌合し、シャンク部材2の基部側に嵌合したスペーサ部
材5と角筒体4との間にコイルバネ6を設け、みがき工
具基部1と角筒体4との間に筒状のカバー部材7を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はみがき工具に関し、さ
らに詳細にいえば、みがき装置の工具保持部に装着され
るみがき工具基部に対してシャンク部材を介して砥石部
材が設けられてなるみがき工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からみがき工具として図9に示すよ
うに、みがき工具基部91にシャンク部材92を設け、
シャンク部材92の先端部に砥石部材93を貼着してな
る構成のものが広く採用されている。ここで、シャンク
部材92はみがき工具基部91の孔に挿入され、この状
態でみがき工具基部91の側壁を貫通する止めねじをね
じ込むことにより一体的に設けられる。
【0003】したがって、この構成のみがき工具のみが
き工具基部をみがき装置の工具保持部(図示せず)に装
着し、この状態でみがき装置を動作させることにより、
ワークのみがき対象面をみがくことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9の構成のみがき工
具を用いてみがき動作を行わせた場合には、ビビリ振動
(みがきの移動方向における振動であり、比較的小振幅
かつ高周波の振動)が発生するので、かなり大きな騒音
が発生するのみならず、ビビリ振動に起因して砥石部材
93がみがき対象面に接離してみがき除去能率が大幅に
低下し、みがき品質も大幅に低下するという不都合があ
る。また、みがき工具のみがき方向の移動速度を高める
場合には、みがき工具をフローティング支持するフロー
ティング機構の追従性が不足するために、砥石部材に過
大な力が加えられる。この結果、砥石部材とシャンク部
材間に大きな曲げ荷重、剪断荷重が作用して、砥石部材
が剥離してしまう。この為に長い砥石の使用や材質の制
限が生じる不都合がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、ビビリ振動の発生を大幅に抑制し、みが
き除去能率の向上、みがき品質の向上、騒音の低減、砥
石部材の剥離の防止を達成できるみがき工具を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のみがき工具
は、みがき装置の工具保持部に装着されるみがき工具基
部に対してシャンク部材を介して砥石部材が設けられて
なるみがき工具であって、シャンク部材の先端部に嵌合
される角筒体が砥石の基部に一体的に設けられてあり、
みがき工具基部と角筒体との間に位置し、かつシャンク
部材を包囲するように筒状の弾性部材が設けられてあ
り、さらに、一端部がみがき工具基部に連結され、かつ
他端部が角筒体に連結された筒状カバー部材が設けられ
てある。ここで、弾性部材としては、コイルバネ、皿バ
ネなどが例示できる。
【0007】請求項2のみがき工具は、みがき装置の工
具保持部として、みがき工具をフローティング支持する
フローティング機構を有するものを採用している。
【0008】
【作用】請求項1のみがき工具であれば、角軸体からな
るシャンク部材の先端部に対して、砥石の基部に一体的
に設けられた角筒体が嵌合され、みがき工具基部と角筒
体との間に位置し、かつシャンク部材を包囲するように
筒状の弾性部材が設けられてあり、さらに、一端部がみ
がき工具基部に連結され、かつ他端部が角筒体に連結さ
れた筒状カバー部材が設けられてあるので、筒状カバー
部材により砥石部材の脱落を防止することができ、しか
も、筒状の弾性部材によりビビリ振動を大幅に低減させ
ることができる。この結果、みがき除去能率を大幅に向
上させることができるとともに、みがき品質を大幅に向
上させることができ、しかもみがき時の騒音を大幅に低
減できるとともに、砥石部材の剥離を防止することがで
きる。
【0009】請求項2のみがき工具であれば、みがき装
置の工具保持部として、みがき工具をフローティング支
持するフローティング機構を有するものを採用している
ので、高周波のビビリ振動を筒状の弾性部材により大幅
に低減できるだけでなく、みがき装置の工具保持部とみ
がき面の相対位置が変化しても一定押し付け力で、砥石
をみがき面に押し付けることができる。この結果、みが
き除去能率をさらに向上させることができるとともに、
みがき品質をさらに向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によってこの発
明を詳細に説明する。図1はこの発明のみがき工具の一
実施例を示す図であり、左半部を断面図として、右半部
を正面図として示している。また、図2は平面図であ
る。このみがき工具は、みがき工具基部1と、六角棒状
のシャンク部材2と、砥石部材3と、角筒体4と、筒状
のスペーサ部材5と、コイルバネ6と、筒状カバー部材
7とから構成されている。
【0011】みがき工具基部1は、中央部に大径フラン
ジ部1aを有し、大径フランジ部1aを基準として一方
の側にシャンク部材2を挿通保持するための筒体部1b
を有し、他方の側に、みがき装置のみがき工具保持部材
に挿通するための連結用軸部1cを有している。そし
て、筒体部1bは先端部に2つの段部を有し、先端に向
かって2段階に小径化されている。さらに、最も小径部
分の中央部に全周にわたって凹溝1b1が形成されてい
る。また、筒体部1bの最も大径の部分の側壁を貫通す
る止めねじ(図示せず)が螺進退可能に設けられてい
る。大径フランジ部1aは互いにほぼ対象位置の外周部
に位置決め用の切欠部1a1を有している。連結用軸部
1cは全体がシャンク部材2よりもやや大径であり、ほ
ぼ中央部および先端寄り部に段部を有し、段部どうしの
間が小径化されている。そして、小径部のほぼ全長範囲
および先端の大径部にわたって互いに反対側の2面を切
欠して平坦面1c1,1c2を形成している。一方の平
坦面1c1は他方の平坦面1c2よりもやや広幅に形成
されている。そして、幅が狭い平坦面1c2の所定位置
にみがき工具保持部材のボール部材を受け入れるための
凹所1c3が形成されている。
【0012】砥石部材3は、上端部が解放され、下端部
が閉塞された砥石装着用筒体3aの下端面に砥石3bが
接着剤などにより一体化されてなるものである。角筒体
4は最も下端部を小径にして砥石装着用筒体3aを嵌合
可能にしているとともに、上端寄り部の全周にわたって
凹溝4aが形成されている。この角筒体4としては、内
面が六角筒状に形成されていればスペース効率がよく、
外面は任意の形状にすることができる。また、内面を十
二角筒状にしてもよい。
【0013】筒状のスペーサ部材5は、みがき工具の長
さを調整するものであり、シャンク部材2と後述のカバ
ー部材7との組合せにより工具の長さを設定できる。材
質として弾性のあるウレタン等も採用される。コイルバ
ネ6は、みがき工具基部1の筒体部1bの先端面と角筒
体4の上端面との間に位置するようにシャンク部材2を
包囲する状態で装着されている。
【0014】筒状カバー部材7はゴムなどからなるもの
であり、一方の端部が筒体部1bの最も小径部分に嵌合
されているとともに、他方の端部が筒体4に嵌合されて
いる。そして、凹溝1b1、4aに対応する位置で筒状
カバー部材7が変形し、または復元することにより、両
者間に確実に保持される。換言すれば、筒体4が筒状カ
バー部材7を介して筒体部1bに連結されている。
【0015】上記の構成のみがき工具を用いてみがき動
作を行う場合に、高周波振動であるビビリ振動が発生し
得る状態になれば、コイルバネ6の緩衝作用によりビビ
リ振動の発生を大幅に抑制することができる。したがっ
て、騒音の発生を大幅に抑制することができる(Aスケ
ールで3〜4dB程度騒音を抑制することができる)。
また、上記振動に起因して砥石3bをみがき対象面にた
たきつける動作を大幅に抑制することができ、ひいては
みがき除去能率を著しく高めることができ(従来のみが
き工具と比較してみがき除去能率を3〜4倍程度に高め
ることができ)、みがき品質をも高めることができる。
さらに、砥石3bに作用する曲げや剪断力も大幅に抑制
することができ、砥石3bの剥離を防止することができ
る。
【0016】図3は上記の構成のみがき工具をみがき工
具保持部材8に装着した状態を示す縦断面図である。み
がき工具保持部材8は、本体部81と、一端部が本体部
81に連結され、他端部にみがき工具基部1を連結する
連結部材82とを有している。連結部材82は、一端部
に孔82aを有するとともに、他端部にみがき工具基部
1を挿入するための孔82bを有し、連結部材本体82
cと、孔82aと孔82bとの中間において直径方向に
貫通する状態でねじ込まれたねじ軸82dと、他端寄り
の外周所定位置に回動可能に連結され、かつ先端部がね
じ軸82dの頭部82d1と係合して連結部材本体82
cから離れる方向の回動が規制される回動アーム82e
と、回動アーム82eの中央部に一端部が回動可能に連
結され、かつ側壁を貫通して孔82b内に侵入可能な作
用軸82fと、作用軸82fと反対側において側壁を貫
通して孔82bに臨むねじ軸82gと、ねじ軸82gの
先端部に位置するボール部材82hとを有している。な
お、ねじ軸82dの他方の端部にも頭部82d2が形成
されており、ねじ軸82dの抜き取りを阻止している。
また、連結部材本体82cの一端側所定位置に、1つの
半径方向および軸方向と直交する方向に延びる凹溝82
iが形成されている。そして、この凹溝82iの上記一
端側のみをテーパ面に形成して凹溝82iを外方漸拡状
にしている。したがって、みがき工具基部1の連結用軸
部1cを挿入し、一方の平坦面1c1を作用軸82fと
ほぼ正対させた状態でねじ軸82dをねじ込むことによ
り、作用軸82fの先端部を平坦面1c1に圧接するこ
とができる。この場合に、連結用軸部1cのうち、段部
どうしの間の小径部分が作用軸82fにより押圧される
ので、小径部分がやや湾曲し、みがき工具基部1の連結
用軸部1cが孔82b内に強固に保持される。また、ボ
ール部材82hが凹所1c3と係合するので、連結用軸
部1cの保持を確実化できる。もちろん、ねじ軸82d
を逆方向に移動させれば連結用軸部1cを簡単に抜き取
ることができる。また、ねじ軸82dを回転させるため
の機構を準備しておけば、みがき工具の自動交換に簡単
に対処することができる。
【0017】本体部81は、連結部材本体82cの一端
側を収容する収容部材81aと、収容された連結部材本
体82cを抜け止め状に保持する保持部材81bと、収
容部材81aを連結部材本体82cの軸方向に進退可能
に支持するフローティング部81cとを有している。な
お、収容部材81aの先端部所定位置に位置決め用の凸
軸81a2が設けられており、連結部材本体82cの所
定位置に形成された凹所と係合させることにより連結部
材本体82cの位置決めを達成できる。
【0018】保持部材81bは、収容部材81aの側壁
を貫通して内部に侵入可能な楔部材81b1と、楔部材
81b1の基部に一体的に設けられた雄ねじ部材81b
2と、雄ねじ部材81b2の延長上に一体的に設けられ
た軸部材81b4と、雄ねじ部材81b2と螺合する雌
ねじ部材81b5と、雌ねじ部材81b5を回転のみ可
能に収容する規制部材81b6とを有している。なお、
楔部材81b1は連結部材本体82cの凹溝82iの形
状に対応する形状を有している。
【0019】したがって、雌ねじ部材81b5を回転さ
せることにより楔部材81b1を前進させ、連結部材本
体82cの凹溝82iと係合させることにより連結部材
本体82cを抜け止め状に保持することができる。ま
た、楔部材81b1を凹溝82iに強圧接することによ
り連結部材本体82cの位置決めを達成することができ
る。また、軸部材81b4の突出状態を見ることによ
り、楔部材81b1が前進状態か後退状態かを簡単に確
認することができる。
【0020】フローティング機構81cは、ピストン室
81c2を有する移動体81c1と、ピストン室81c
2にスライド移動可能に収容されたピストン81c3
と、一端部がピストン81c3に連結され、かつ他端部
が所定の固定部位に連結されたピストンロッド81c4
とを有している。なお、ピストン81c3により区画さ
れる各室に圧力空気を供給するための空気供給部(図示
せず)が設けられている。また、移動体81c1の所定
位置に収容部材81aの所定位置が連結されている。
【0021】したがって、みがき工具の砥石部材3に軸
方向の力が作用した場合には、この力がシャンク部材
2、みがき工具基部1、連結部材本体82c、収容部材
81aを介してフローティング機構81cに伝達され、
ピストン81c3に対して移動体81c1が相対的に移
動することにより外力を吸収することができる。なお、
図3中、83は図示しない回転駆動源からの回転力を受
けて回転する従動車(スプロケットホイールなど)であ
り、84は回転軸であり、85はベアリングである。そ
して、回転軸84は、一端側が従動車83に対してスプ
ライン係合されているとともに、他端部が収容部材81
aの基部を貫通して連結部材本体収容用の孔81a1に
侵入して抜け止め状に保持されている。したがって、連
結部材本体81aに代えて回転工具などを孔81a1に
収容、保持することにより、回転軸84の回転を回転工
具に伝達することができる。
【0022】したがって、図3の構成を採用すれば、み
がき工具のコイルバネ6により高周波のビビリ振動を吸
収することができ、フローティング機構81cにより低
周波の振動を吸収することができる。したがって、みが
き除去能率、みがき品質を一層高めることができる。
【0023】
【実施例2】図4はこの発明のみがき工具の他の実施例
を示す図であり、左半部を断面図として、右半部を正面
図として示している。このみがき工具は、コイルバネ6
に代えて皿バネ6´を採用した点が上記実施例と異なる
だけであり、他の部分の構成は同一であるから詳細な説
明を省略する。
【0024】したがって、この実施例の場合にも、皿ば
ね6´により高周波のビビリ振動を吸収することがで
き、上記実施例と同様の作用効果を奏する。なお、以上
にはスペーサ部材5と角筒体4との間にコイルバネ6ま
たは皿バネ6´を設けた場合について説明したが、図5
に示すように、角筒体4の長さを長くして、みがき工具
基部1と角筒体4との間にコイルバネ6または皿バネ6
´を設けてもよく、また、図6に示すように、角筒体4
に連続させてスペーサ部材5を設け、スペーサ部材5と
みがき工具基部1との間にコイルバネ6または皿バネ6
´を設けてもよい。なお、図6中、6´´は座金であ
る。
【0025】角筒体がシャンク部材に1自由度で拘束さ
れれば良いので、六角形状以外の三角、四角、楕円や角
形スプラインをシャンク部材と角筒体に使用可能であ
る。図5に示すみがき工具、図6に示すみがき工具、図
9に示すみがき工具を用いて、押し付け力(kgf)に
対する相対変位(mm)を測定したところ、図7に示す
とおりであった。ただし、図5に示すみがき工具のみシ
ャンク部材2の長さを短く設定した。また、図7中Aが
図5に示すみがき工具による場合を、Bが図6に示すみ
がき工具による場合を、Cが図9に示すみがき工具によ
る場合をそれぞれ示している。
【0026】この図にみられるように、図5、図6に示
す工具は、先端のコンプライアンスは大きくなってい
る。さらに、図8中Aに示す表面粗さのワークに対し
て、図5に示すみがき工具、図6に示すみがき工具、図
9に示すみがき工具を用いてそれぞれみがき動作を行っ
たところ、それぞれ図8中B,C,Dに示す表面粗さが
得られた。なお、押し付け力(1kgf)、みがき回数
(1,000回)、送り速度などは互いに同一に設定し
た。
【0027】この図からも明らかなように、本願発明の
みがき工具を用いることにより、みがき除去能率を著し
く向上させることができるとともに、みがき品質を著し
く高めることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、筒状の弾性部材によ
りビビリ振動を大幅に低減させることができ、この結
果、みがき除去能率を大幅に向上させることができると
ともに、みがき品質を大幅に向上させることができ、し
かもみがき時の騒音を大幅に低減できるとともに、砥石
部材の剥離を防止することができるという特有の効果を
奏する。さらに振動の減少に伴い、砥粒の脱落が減少し
たり、砥粒先端の摩滅が減少する。このため砥石の寿命
が長くなること、脱落砥粒を砥石で押さえ付け、深いキ
ズを金型表面につけることが防止できている(高品質の
みがきができている)。
【0029】請求項2の発明は、高周波のビビリ振動を
筒状の弾性部材により大幅に低減できるだけでなく、み
がき装置の工具保持部とみがき面の相対位置が変化して
も一定押し付け力で、砥石をみがき面に押し付けること
ができる。この結果、みがき除去能率をさらに向上させ
ることができるとともに、みがき品質をさらに向上させ
ることができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のみがき工具の一実施例を示す図であ
り、左半部を断面図として、右半部を正面図として示し
ている。
【図2】同上平面図である。
【図3】図1の構成のみがき工具をみがき工具保持部材
に装着した状態を示す縦断面図である。
【図4】この発明のみがき工具の他の実施例を示す図で
あり、左半部を断面図として、右半部を正面図として示
している。
【図5】この発明のみがき工具のさらに他の実施例の要
部を示す概略縦断面図である。
【図6】この発明のみがき工具のさらに他の実施例の要
部を示す概略縦断面図である。
【図7】押し付け力に対する相対変位を示す図である。
【図8】みがき除去能率およびみがき品質を説明する図
である。
【図9】従来のみがき工具の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 みがき工具基部 2 シャンク部材 3 砥石部材 4 角筒体 6 コイルバネ 6´ 皿ばね 7 筒状カバー部材 8 みがき工具保持部材 81c フローティング機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 みがき装置の工具保持部(8)に装着さ
    れるみがき工具基部(1)に対してシャンク部材(2)
    を介して砥石部材(3)が設けられてなるみがき工具で
    あって、シャンク部材(2)が角軸部材であり、角軸部
    材の先端部に嵌合される角筒体(4)が砥石部材(3)
    の基部に一体的に設けられてあり、みがき工具基部
    (1)と角筒体(4)との間に位置し、かつシャンク部
    材(2)を包囲するように筒状の弾性部材(6)(6
    ´)が設けられてあり、さらに、一端部がみがき工具基
    部(1)に連結され、かつ他端部が角筒体(4)に連結
    された筒状カバー部材(7)が設けられてあることを特
    徴とするみがき工具。
  2. 【請求項2】 みがき装置の工具保持部(8)が、みが
    き工具をフローティング支持するフローティング機構
    (81c)を有している請求項1に記載のみがき工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168394A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Techno Shinei:Kk 研磨治具
JP2013202757A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Bridgestone Corp 研削装置
CN105710767A (zh) * 2016-03-22 2016-06-29 黄永敏 磁力去毛刺机表面抛光头

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