JP7096146B2 - ステータのバリ取り装置及びステータのバリ取り制御方法 - Google Patents
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Description
この技術は、ステータコアの端面外周部の面取りを行って、ステータコアの端面外周部の溝部分に突出するバリを無くすものである。具体的には、ステータコアの形状を検出する画像センサ及びステータコアの高さを検出する変位計を設け、画像処理部が、検出したステータコアの形状データおよび高さデータと、あらかじめ登録された品番ごとのステータコアの形状データおよび高さデータとを照合してステータコアの品番を特定し、特定された品番のステータコアの面取加工条件を用いて面取り加工機と面取り加工機移動機構とを制御し、ステータコアの端面外周部の面取加工を行う。
この技術によれば、ステータの端部外周部の溝部分に存在するバリを無くすことができる。
図1において、ワーク保持回転機構2は、ステータ1を載置して、ステータ1を回転させるためのものである。ワーク保持回転機構2は、図1では詳細な記載を省略しているが、ワーク1を載置するためのテーブルと、このテーブルを回転するためのモータ等による回転装置を有する。テーブルの回転は、モータにより直接駆動する直接駆動方式でも良いし、モータの駆動力をベルト等により伝達し回転させる間接駆動方式のものでも良い。この実施例では、構造が簡単な直接駆動方式を用いている。また、このワーク保持回転機構2には、回転角検出器50が備えられている。回転角検出器50は、ステータ1の回転角を検出するものである。回転角検出器としては、ステータ1の回転角をステータ内周部に配した検知ローラの回転により直接検出するような構成でも良いが、この実施例ではワーク保持回転機構2の回転角を検出することによって、間接的にステータ1の回転角を検出するようにしている。回転角検出器50は、例えば、ワーク保持回転機構2を駆動するモータに取付けたパルスエンコーダで実現できる。
まず、図8のステップS1では、図1に示すようにステータ1をワーク保持回転機構2上に載置する。すなわち、ステータ1は、図示しない搬送装置により、ワーク保持回転機構2の上に載置される。載置が終了すると、固定装置(図示せず)により、ステータ1がワーク保持回転機構2のテーブル上で動かないように固定する。ワーク保持回転機構2にワークを載置する際には、位置決め機構4を駆動して、X方向のプラス側、すなわち紙面の右方向に移動して、判別センサ3とカッター機構9が搬送されてきたステータ1と衝突しないように駆動する。
Claims (12)
- ステータを回転させるワーク保持回転機構と、前記ステータに発生するバリを除去するバリ除去機構とを備えたバリ取り装置であって、
前記バリ除去機構を取付けステータ内周部において前記バリ除去機構を前記ステータの軸心方向及び径方向に移動させる移動機構と、
前記ステータ内周部のバリ検知の際に前記軸心方向に移動し前記ステータ内周部における前記バリの存在を検知するバリ検知センサと、
前記ステータの回転角を検出する回転角検出器と、
前記バリ検知センサが前記バリの存在を検知した時点における前記回転角を入力し、該回転角を用いて前記ステータ内周部におけるバリ存在位置を記憶し、前記バリ存在位置に基づき前記移動機構を制御して前記バリ除去機構を移動させ、前記バリ除去機構により前記ステータ内周部に存在する前記バリを除去する制御部と、
を備えたステータのバリ取り装置。 - 請求項1記載のステータのバリ取り装置において、
前記バリ検知センサは、画像処理により前記バリの有無を判別する判別センサであることを特徴とするバリ取り装置。 - 請求項1記載のステータのバリ取り装置において、
前記バリ検知センサは、前記移動機構に取付けて前記軸心方向への移動が行なわれることを特徴とするステータのバリ取り装置。 - 請求項1記載のステータのバリ取り装置において、
前記バリ取り機構は、カッター刃により前記バリを除去するカッター機構であることを特徴とするステータのバリ取り装置。 - 請求項4記載のステータのバリ取り装置において、
前記カッター刃が円形であることを特徴とするステータのバリ取り装置。 - 請求項4記載のステータのバリ取り装置において、
前記カッター刃を前記バリに押付ける押付け圧を30~60[N]の範囲とすることを特徴とするステータのバリ取り装置。 - 請求項4記載のバリ取り装置において、前記カッター刃の移動速度を2000~6000[mm/min]の範囲とすることを特徴とするステータのバリ取り装置。
- ステータを回転させる駆動装置を有するワーク保持回転機構と、該ステータに発生するバリを除去するバリ除去機構と、前記ステータの軸心方向に移動可能に取付けられステータ内周部における前記バリを検知するバリ検知センサと、前記ステータの回転角を検出する回転角検出器とを備えたバリ取り装置の制御方法であって、
前記バリ検知センサを前記ステータの軸心方向に移動させ、かつ前記ステータの回転により前記ステータ内周部におけるバリの存在を検知し、
前記バリ検知センサがバリの存在を検知した時点における前記回転角を入力し、該回転角を用いて前記ステータ内周部におけるバリ存在位置を記憶し、
前記バリ存在位置に基づいて駆動機構を制御して前記バリ除去機構を移動させ、前記バリ除去機構により前記ステータ内周部に存在する前記バリを除去するステータのバリ取り制御方法。 - 請求項8記載のステータのバリ取り制御方法において、
前記バリ検知センサとして、画像処理により前記バリの有無を判別する判別センサとしたことを特徴とするステータのバリ取り制御方法。 - 請求項8記載のステータのバリ取り制御方法において、
前記バリ取り機構として、カッター刃により前記バリを除去するカッター機構を用いたことを特徴とするステータのバリ取り制御方法。 - 請求項10記載のステータのバリ取り制御方法において、
前記カッター刃を前記バリに押付ける押付け圧を30~60[N]の範囲とすることを特徴とするステータのバリ取り制御方法。 - 請求項10記載のステータのバリ取り制御方法において、
前記カッター刃の移動速度を2000~6000[mm/min]の範囲とすることを特徴とするステータのバリ取り制御方法。
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