JP4992262B2 - 薬剤払出装置 - Google Patents

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Description

本発明は薬剤払出装置、特に、アンプル、バイアル瓶等の薬剤を一度に多数払い出すことのできる薬剤払出装置に関するものである。
従来、薬剤払出装置として、アンプルが収容されるカセットに収集リフターを移動させ、押出装置を駆動してカセットのロータを回転させることにより払い出したアンプルを保持して搬送するように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2004/034955号パンフレット
しかしながら、前記従来の薬剤払出装置では、一度に払い出すことができるアンプルの数量に制約がある。通常、アンプルの払い出しでは、服用時期単位でまとめて行っており、前記収集リフターを使用すれば、一度に1服用時期のアンプルを払い出せるだけとなる。
そこで、本発明は、必要に応じて種々のパターンで薬剤を貯留可能とすることにより、一度に大量の薬剤を払い出すことのできる薬剤払出装置を提供することを課題とする。
本発明は前記課題を解決するための手段として、
種類毎に薬剤が収容された複数の薬剤収容部と、
順次所定位置に供給されるトレイと、
処方データに基づいて該当する薬剤が収容された薬剤収容部まで移動し、該薬剤収容部から払い出した薬剤を保持して搬送し、前記所定位置にて前記トレイに前記薬剤を供給する薬剤回収部と、
を備えた薬剤払出装置であって、
前記トレイは、内部が複数の収容室に分割され、
前記薬剤回収部は、複数の薬剤貯留室で構成し、前記薬剤収容部で払い出した複数の薬剤を、任意の収容パターンで各薬剤貯留室に保持可能とし、かつ、各薬剤貯留室に保持した薬剤を、前記トレイの各収容室に順次供給するようにしたものである。
この構成により、複数の薬剤貯留室で、任意の収容パターンに従って薬剤をそれぞれ保持しておくことができる。このため、1つの薬剤貯留室で薬剤を保持させたとしても、その薬剤を払い出すことなく、次の薬剤貯留室に次の薬剤を保持させておき、一度に大量の薬剤を払い出すことが可能となる。
前記各薬剤貯留室に保持可能な薬剤の収容パターンは、ある患者の処方データの各服用時期に応じて決定するのが好ましい。

前記薬剤回収部の各薬剤貯留室には、処方データに基づいて、複数の薬剤収容部から異なる薬剤を供給可能とするのが好ましい。

前記薬剤回収部の各薬剤貯留室には、ある患者の1服用分の薬剤を供給するのが好ましい。

前記薬剤回収部の各薬剤貯留室には、ある患者の一日分の薬剤を供給するのが好ましい。

前記薬剤回収部の各薬剤貯留室に薬剤を貯留する際、薬剤を貯留した薬剤貯留室の数が、前記トレイの収容室の数よりも多ければ、前記各薬剤貯留室から前記トレイの各収容室に薬剤を払い出した後、次のトレイが搬送されて来るまで、前記薬剤回収部を待機させるのが好ましい。
この構成により、ある患者の処方データの入力があれば、自動的に服用時期毎に各薬剤貯留室に該当する薬剤を保持しておくことができる。そして、保持した薬剤を一度に供給することができるので、前記患者に処方する薬剤を迅速に用意することが可能となる。
前記薬剤回収部は、
円筒体からなり該円筒体の外周面に投入口と排出口を形成された薬剤収容部材と、
前記円筒体の軸心に設けた支軸から外径方向に延び、前記薬剤収容部材内を複数の薬剤貯留室に分割し、前記支軸を中心として回転可能に設けた仕切部材と、
前記排出口を開閉する開閉部材と、
を備え
前記薬剤収容部で払い出した薬剤を、前記投入口を介して前記各薬剤貯留室に薬剤を投入することにより、任意の収容パターンで前記各薬剤貯留室に保持可能とし、
前記仕切部材を回転させ、前記開閉部材で排出口を開放することにより前記各薬剤貯留室に保持した薬剤を前記トレイの各収容室に順次供給するのが好ましい。
前記薬剤回収部は、
有底筒状体で、該有底筒状体の軸心方向が鉛直方向に向かうと共に底面に開口部を形成された薬剤収容部材と、
前記薬剤収容部材の開口部を開閉するシャッター部材と、
前記有底筒状体の軸心に設けた支軸から外径方向に延び、前記薬剤収容部材内を複数の薬剤貯留室に分割し、前記支軸を中心として回転可能に設けた仕切部材と、
を備え、
前記薬剤収容部で払い出した薬剤を、前記仕切部材を回転させ、順次、前記各薬剤貯留室に薬剤を投入することにより、任意の収容パターンで前記各薬剤貯留室に保持可能とし、
前記シャッター部材を回転させて開口部を開放し、前記仕切部材を回転させることにより、順次、前記開口部を介して前記各薬剤貯留室に保持した薬剤を前記トレイの各収容室に順次供給するようにしてもよい。
この構成により、仕切部材を回転させるという簡単な構成で、大量の薬剤を所望の収容パターンで保持しておくことができる。そして、薬剤回収部を所定位置まで移動させ、仕切部材を回転させ、開閉部材で排出口を開閉することにより、順次、該当する薬剤貯留室から薬剤を供給することができる。
本発明によれば、薬剤収容部で払い出した薬剤を、任意の収容パターンで各薬剤貯留室に保持可能としたので、一度に大量の薬剤を搬送して供給することができる。しかも、各薬剤貯留室に所望の収容パターンで分割した状態で保持することができるので、所定位置で収容パターンに従って保持した薬剤を供給することが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は本実施形態に係るアンプル払出装置を示す。このアンプル払出装置は、略直方体の枠組み形状で、パネルによって覆われる装置本体1に、(i)トレイ供給部2、(ii)トレイ回収部3、(iii)ラベル供給部4、(iv)トレイ搬送部5、(v)アンプル供給部6、(vi)注射箋供給部7、および、(vii)制御部8を設けたものである。
<各部構成>
(i)トレイ供給部
トレイ供給部2は、図1に示すように、上下方向に所定間隔で配設された複数のトレイ9を、順次最下位に位置するものから順に1つずつ供給可能としたものである(例えば、特開2002−240946公報参照)。トレイ供給部2は、装置本体1の一端側背面(図2中、停止位置P1)にトレイ9を供給する。
(ii)トレイ回収部
トレイ回収部3は、アンプル10を供給されたトレイ9を順次上方に持ち上げて所定間隔で保持しておくようにしたもので、前記トレイ供給部2と同様な構成となっている。トレイ回収部3は、装置本体1の一端側前面(停止位置P8)でトレイ9を回収する。
(iii)ラベル供給部
ラベル供給部4は、後述するように、処方データに基づいてラベルに印刷し、トレイ9に供給する。ラベル供給部4は、図6に示すように、トレイ9を前記停止位置P1から所定寸法搬送した位置(図2中、停止位置P2)の上方に設けた棚53(第1棚53a)に設けられている。第1棚53aは、後述するように、フロントパネル54側へと引出可能となっている。ここでは、ラベル供給部4には、内部を(搬送方向に対して直交する方向に)3分割したトレイ9の各収容に合わせて3台のラベルプリンタ11を並設したものが使用されている。但し、ラベルプリンタ11は1台として、順次、トレイ9の各収容に印刷したラベルを供給することも可能である。なお、ラベルは、台紙から剥離させ、別途供給される輸液ボトル等に貼着して使用する。
(iv)トレイ搬送部
トレイ搬送部5は、図2に示すように、装置本体1を構成する各ユニットの下部に配置した矩形枠体12に設けられ、トレイ供給部2から供給されたトレイ9を、装置本体1の停止位置P1から他端側背面(停止位置P4)へと搬送する第1搬送部13と、停止位置P4から他端側前面(停止位置P5側)へと搬送する第2搬送部14と、停止位置P5から一端側前面(停止位置P8)へと搬送する第3搬送部15とで構成されている。
第1搬送部13は、図2に示すように、所定間隔で設けた軸の両端にプーリを設け、これらプーリ間にベルトをそれぞれ架け渡したベルトコンベアからなる第1、第2および第3コンベアユニット13A、13Bおよび13Cを備える(図2では、ラベル供給部4の下方側に配置したベルトコンベアは省略している。)。第1コンベアユニット13Aの停止位置P1(準備位置)には、第1トレイ検出センサ16aおよび16bが設けられている。第2コンベアユニット13Bの停止位置P2には、第2トレイ検出センサ16cおよび16dが設けられている。第3コンベアユニット13Cの停止位置P3には、第3トレイ検出センサ16eおよび16fが設けられている。また、第1コンベアユニット13Aには、停止位置P1から停止位置P2に向かうトレイ9を検出するための通過トレイ検出センサ16gが設けられている。また、第2コンベアユニット13Bには、停止位置P2から停止位置P3に向かうトレイ9を検出するための通過トレイ検出センサ16hが設けられている。これらトレイ検出センサ16a〜16hは、第1搬送部13によって搬送されたトレイ9の底面が上方に位置すればオン信号を出力する。なお、第3コンベアユニット13Bのベルトコンベア(少なくとも上面に位置する部分)は、搬送方向に向かうに従って徐々に上方に傾斜し、第2搬送部14との間に所定の段差を形成する。
第2搬送部14は、図3に示すように、第4コンベアユニット(第1方向変換部)17と第4補助コンベアユニット18を備える。
第4コンベアユニット17は、第1搬送部13の搬送方向側の端部よりも所定寸法(ここでは、5mm)低い位置に設けた第1ベルトコンベア19と、第1搬送部13の搬送方向に沿って平行に設けた一対のガイドレール20とを備える。
第1ベルトコンベア19は、プーリ19a、19b間にベルト19cを架け渡したもので、後述する駆動モータ18Mによって軸19dを回転させられることにより第4補助コンベアユニット18と共に駆動する。
ガイドレール20は、図4に示すように、第1ベルトコンベア19の載置面(トレイ9が載置されるベルト19cの上面)よりも低い位置から、前記搬送方向に向かうに従って徐々に高くなるように形成されており、最も高い位置で前記載置面と面一となっている。このようにガイドレール20を傾斜させているのは、第1搬送部13から搬送されるトレイ9がガイドレール20に干渉せずにスムーズに搬送できるようにするためである。トレイ9には、底面中央部が下方に向かって膨らむように変形したものもあるが、傾斜させたガイドレール20により確実に干渉を防止できるようになっている。
また、前記第1搬送部13に対する第1ベルトコンベア19とガイドレール20の高さおよび距離の位置関係は、第1搬送部13によって搬送されてきたトレイ9が第1ベルトコンベア19とは非接触状態を保ったままで(図4中、2点鎖線で示すトレイ9)、まずガイドレール20に当接し、第1搬送部13から第2搬送部14(停止位置P4)への移動が完了した状態で(図4中、実線で示すトレイ)、トレイ9が第1ベルトコンベア19の上面とガイドレール20の最も高い位置とで水平状態に支持されるように設計されている。
第4コンベアユニット17には、図2に示すように、第1ベルトコンベア19の側方近傍と、矩形枠体12の直交する2側面とにガイド壁21がそれぞれ形成されている。ガイド壁21は、第1搬送部13によって搬送されるトレイ9の3側面に当接し、トレイ9を停止位置P4(第1方向変換位置)に位置決めする。したがって、第1搬送部13と停止位置P4との間に形成される段差に拘わらず、トレイ9を停止位置P4で位置決めし、第3搬送部15への搬送をスムーズに行わせることが可能である。
停止位置P4(ガイドレール20の両端部近傍)には、図3に示すように、前記同様、第4トレイ検出センサ16iおよび16jがそれぞれ配設されている。第4トレイ検出センサ16iは、第1搬送部13から第2搬送部14に搬送されたトレイ9を検出し、第4トレイ検出センサ16jは、第2搬送部14でトレイ9が確実に第1ベルトコンベア19とガイドレール20に載置された状態となっている(傾いていない)ことを検出する。第4トレイ検出センサ16jで検出可能な距離には制約がある。このため、トレイ9が傾いて第4トレイ検出センサ16jに対して十分に接近していなければ、トレイ9を検出できないようになっている。
なお、前記ガイドレール20は回転自在に設けたローラで構成するのが好ましい。これにより、ガイドレール20の場合に比べて第2搬送部14から第3搬送部15へのトレイ9の搬送をスムーズに行わせることが可能となる。
この場合、ローラを前記第1ベルトコンベア19のプーリと連動するように構成するようにしてもよい。すなわち、プーリの回転中心軸を延設し、ローラの回転中心に連結すればよい。これにより、第1ベルトコンベア19を駆動すれば、ローラも回転し、より一層載置したトレイ9の搬送をスムーズに行うことが可能となる。
第4補助コンベアユニット18は、前記第1搬送部13と同様に、所定間隔で配設した軸18a、18cの両端にプーリ18b、18dをそれぞれ設け、これらプーリ18b、18d間にベルト18eをそれぞれ架け渡したもので、搬送方向に向かうに従って徐々に上方に傾斜している。第4補助コンベアユニット18は、駆動モータ18Mを駆動して回転軸18fを回転させることにより、ベルト18gを介して軸18aを回転させられることにより駆動する。また、ベルト18hを介して軸18aに伝達された動力が軸19dにも伝達されるようになっている。これにより、第4補助コンベアユニット18および第5コンベアユニット19が同期して駆動する。
第4補助コンベアユニット18の搬送方向側には、プーリ18dの間にガイド片22が設けられている。ガイド片22は、上面が第4補助コンベアユニット18の搬送方向に向かうに従って徐々に下方に傾斜する傾斜面22aを備える。この傾斜面22aにより、第4補助コンベアユニット18によって第3搬送部15へとトレイ9をスムーズに搬送すると共に、トレイ9の逆戻りが防止されている。
第3搬送部15は、図2に示すように、前記第2搬送部14とほぼ同様な構成で、第5コンベアユニット(第2方向変換部)23と第6コンベアユニット24A、さらにその先には第7コンベアユニット24Bと第8コンベアユニット24Cを備える。第5コンベアユニット23は、長さの異なるベルトコンベア24aと24bとで構成されている。なお、ガイドレール23aは前記第1搬送部13のガイドレール20と同様にローラで構成し、さらにベルトコンベア24aと連動するよう構成することも可能である。
第5コンベアユニット23には、ガイド壁21に沿う2箇所に通過トレイ検出センサ16kおよび16lが設けられ、停止位置P4から移動してきたトレイ9を検出可能となっている。センサ16kが前記センサ16i、センサ16lが前記センサ16jに相当する役割を果たす。第5コンベアユニット23の停止位置P5には第5トレイ検出センサ16mおよび16nが、第6コンベアユニット24Aの停止位置P6には第6トレイ検出センサ16o及び16pが、第7コンベアユニット24Bの停止位置P7には第7トレイ検出センサ16sおよび16tが、第8コンベアユニット24Cの停止位置P8には第8トレイ検出センサ16uおよび16vがそれぞれ設けられている。停止位置P5およびP6がアンプル払出位置で、前記アンプル供給部6によって供給されるアンプル10がトレイ9内にそれぞれ収容される。ここでは、トレイ9の内部は3分割されており、後述する各アンプル貯留室31に収容したアンプル10をそれぞれ供給されるようになっている。第6コンベアユニット24Aには、停止位置P6からP7に向かう途中に通過トレイ検出センサ16qが設けられている。また、第7コンベアユニット24Bには、停止位置P7からP8に向かう途中に通過トレイ検出センサ16wが設けられている。さらに、第8コンベアユニット24Cには、停止位置P8から外部に向かう途中に通過トレイ検出センサ16xが設けられている。
なお、前記トレイ搬送部5では、第1搬送部13および第2搬送部14の第4補助コンベアユニット18を搬送方向に向かうに従って徐々に上方に傾斜するように構成したが、水平方向に配置するようにしてもよい。要は、第1搬送部13から第2搬送部14、および、第2搬送部14から第3搬送部15にトレイ9を搬送する際、(移送するトレイ9がベルトコンベアと干渉しないような)段差が形成されるように構成されるのであればよい。
(v)アンプル供給部
アンプル供給部6は、図7に示すように、薬剤収容部と薬剤回収部とを備える。ここでは、薬剤収容部として、マトリックス状に配設した複数のカセット25が使用されている(国際公開2004/034955号パンフレット参照)。また、薬剤回収部として、後述するように、処方データに基づいて該当するカセット25から払い出したアンプル10を回収するためのアンプル回収部26が使用されている。
カセット25には、図8に示すように、同一種類の注射薬が収容された複数本のアンプル10が、一端側に設けたロータ27に向かって付勢された状態で収容されている。ロータ27は、アンプル10を1本だけ保持可能な凹部27aを備える。ロータ27は、図示しないスプリングによって凹部27aが前面側に向かうように付勢されている。そして、後述するようにしてカセット25内にロッド48を挿入し、凹部27aをアンプル側に向かわせると、付勢されたアンプル10が凹部27a内に保持されるようになっている。カセット25内からロッド48を待避させると、ロータ27はスプリングの付勢力で元の位置に復帰し、凹部27aに保持したアンプル10が排出されるようになっている。カセット25の一端側には、軸部を中心として回動可能な正面扉28が設けられている。正面扉28は、軸部に設けたスプリング28aによってカセット25の一端開口部64を閉鎖するように付勢されている。正面扉28の表面には、カセット番号、薬品名、薬品の外観を示す写真等のカセット識別手段が設けられる。これにより、カセット25へのアンプルの充填作業をスムーズに行うことが可能となっている。また、正面扉28の一端側には、図8(d)に示すように、ロッド挿入部28bと係止爪挿入部28cとが形成されている。
アンプル回収部26は、図9に示すように、円筒状で、外周面に投入口および排出口となる開口部を形成されたアンプル収容ドラム29を備える。
アンプル収容ドラム29の内部は、仕切部材30によって4つのアンプル貯留室31に均等に分割されている。仕切部材30は、4枚の仕切板32を支軸30aの周囲にそれぞれ直交するように配設し、両側面は端板33で覆われている。各アンプル貯留室31には、所望の収容パターンでアンプル10が収容されるようになっている。ここでは、1レセプト分のアンプル10(ここでは、ある患者の1服用時期に処方される全てのアンプル10を意味する。)が収容される。仕切部材30は、回転モータ34の駆動により、前記支軸30aを中心としてアンプル収容ドラム29の内部を回転可能となっている。前記各端板33には、4箇所ずつ被検出部35a〜35h(ここでは、永久磁石)が設けられている。
前記アンプル収容ドラム29の開口部64は、下部(排出口)を、支軸30aを中心として回動可能なドラム型シャッター36によって開閉される。ドラム型シャッター36は、排出口を覆う円弧板37と、扇状に形成され、支軸30aに回転自在に支持される腕板38とで構成されている。
腕板38には昇降するリンク39の一端部が回転自在に連結されている。リンク39にはラックギア40が形成され、そこには開閉モータ41の回転軸に設けたピニオンギア42が噛合されている。したがって、開閉モータ41を正逆回転駆動すると、ギアを介してリンク39が昇降し、支軸を中心としてドラム型シャッター36が回動する。リンク39の昇降範囲は、リンク39に設けた2箇所の永久磁石39aを、昇降センサ43で検出することにより制限され、ドラム型シャッター36が、図10(a)に示す開放位置と、図10(b)に示す閉鎖位置とにそれぞれ位置決め可能となっている。
アンプル回収部26は、図7に示すように、XY座標系で移動する支持台44に取り付けられている。支持台44は、X軸方向に設けた水平ベルト45に取り付けられ、水平駆動モータ7745Mによって水平方向に往復移動可能となっている。水平ベルト45は、Y軸方向に設けた垂直ベルト46に取り付けられ、垂直駆動モータ46Mによって垂直方向に往復移動可能となっている。
支持台44は、処方データに基づいて該当するカセット25まで移動し、図示しないモータでプッシャーユニット47を進退させることにより、カセット25のロータ27を回転させ、アンプル10を払い出させる。
プッシャーユニット47は、図8に示すように、ロッド48と係止爪部49とを備える。ロッド48は、カセット25の正面扉28に形成したロッド挿入部28bを介してカセット25内に挿入される。ロッド48の先端は、ロータ27の一部(図示せず)に当接し、図示しないスプリングの付勢力に抗してロータ27を回転させる。これにより、ロータ27は、凹部27aがカセット25の内側に向かうように回転する。係止爪部49は、スプリング49aによって回転方向に付勢され、図示しないストッパに当接することにより図8(a)の実線で示す状態を維持している。係止爪部49は、先端爪部が正面扉28に形成した係止爪挿入部28cに挿入されることにより図8(a)中、2点鎖線で示すように回動し、スプリングの付勢力によって元の位置に復帰して正面扉28の縁部に係止される。したがって、プッシャーユニット47を後退させると、図8(c)に示すように、係止爪部49によって正面扉28が開放する。また、ロータ27がスプリングによる付勢力によって元の位置に回転復帰し、凹部27aを前方に向かわせるので、凹部27aに保持したアンプル10がカセット25から払い出される。
支持台44を構成する両側壁には、前記アンプル収容ドラム29内で回転する仕切部材30に設けた各被検出部35a、35b、35c、35d、および、35e、35f、35g、35hを検出するために、それぞれ2つずつ位置検出センサ50a、50b、および、50c、50dが設けられている。図11に示すように、各位置検出センサ50a〜50dで、対応する被検出部35a〜35hを検出することにより、各アンプル貯留室31がカセット25からのアンプル10の投入位置と、トレイ9へのアンプル10の排出位置とにそれぞれ位置決め可能となっている。つまり、いずれの被検出部35a〜35hをいずれの位置検出センサ50a〜50dで検出するのかによって投入位置又は排出位置に位置するアンプル貯留室31を特定することができるようになっている。
支持台44の前面部(カセット25側に面する部分)には、図9に示すように、アンプル投入ガイド51が設けられている。アンプル投入ガイド51の底面は、位置検出センサ50a〜50dで被検出部35a〜35hを検出することにより位置決めされた各アンプル貯留室31の一部を構成する仕切板32と同一面内に位置する、これにより、アンプル投入ガイド51を介してアンプル収容ドラム29内のアンプル10をアンプル貯留室31内にスムーズに投入することが可能となっている。
なお、ここでは、アンプル供給部6により薬剤としてアンプル10を供給するようにしたが、バイアル瓶やPTP錠等、他の形態の薬剤を供給可能に構成することも可能である。
(vi)注射箋供給部
注射箋供給部7は、図6に示すように、注射箋を印刷する2台のレーザプリンタ52を備える。レーザプリンタ52は、前記ラベルプリンタ11の上方に位置する2箇所の棚53(第2棚53bおよび第3棚53c)にそれぞれ配設されている。各棚53は装置本体1のフロントパネル54を開放して手前に引き出し可能となっている。レーザプリンタ52で印刷された注射箋は、注射箋排出部材60によって供給通路55を介してトレイ9内へと供給される。
注射箋排出部材60は、図12に示すように、一対のアーム部材56を、上方側の支軸56aを中心として回動可能とし、支軸56bを中心として旋回可能とした旋回搬送部57と、この旋回搬送部57が水平位置に旋回した状態で搬送通路を連続させる固定搬送部58とを備える。
供給通路55は、図6に示すように、装置本体1のフロントパネル54の内面に形成されている。詳しくは、フロントパネル54の内面に両側部を直角方向に折り曲げ、上端側を内側に延設したガイド板59を取り付ける。ガイド板59には把手59aが設けられ、この把手59aを把持して引っ張ることにより、フロントパネル54に対してガイド板59を開放することができるようになっている。また、ガイド板59は、上下2段に設けた各レーザプリンタ52から注射箋排出部材60によって搬送された注射箋が通過できるように上下に所定間隔で配設されている。したがって、上方側に配設されたレーザプリンタ52から供給された注射箋は、各ガイド板59によって形成される上方側供給通路55aおよび下方側供給通路55bを通過する。また、下方側に配設されたレーザプリンタ52から供給された注射箋は、下方側供給通路55bを通過する。そして、下方のラベルプリンタ11の近傍に設けた注射箋待機部55cに待機させた後、順次トレイ9に排出する。
前記構成の注射箋供給部7によれば、フロントパネル54を開放し、棚53を引き出せば、ラベルプリンタ11、レーザプリンタ52、注射箋排出部材60、供給通路55での注射箋の詰まり等を簡単に解消することができる。また、供給通路55でも、把手59aを把持してガイド板59を開放すれば、供給通路55内に詰まった注射箋を簡単に取り出すことができる。つまり、装置本体1の前面側からメンテナンスを行うことができ、作業性が向上している。
(vii)制御部
制御部8は、図示しないホストコンピュータ等から入力される処方データ(医師が作成した処方箋の内容に関するデータ)や各センサからの入力信号に基づいて、後述するようにして各部材を駆動制御する。
<作用>
次に、前記構成のアンプル払出装置の動作について、図13に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
入力された処方データに基づいて、トレイ供給部2からトレイ9を供給し、以下のようにしてトレイ搬送処理を実行する。停止位置P1に供給されたトレイ9は、第1トレイ検出センサ16aおよび16bによって検出されるので、第1コンベアユニット13Aを駆動し、停止位置P2へと搬送する。つまり、停止位置P1およびP2のいずれにもトレイを配置する初期動作を実行する(ステップS1)。
停止位置P2では、処方データに基づいてラベルプリンタ11を駆動し、これから収容しようとするアンプル10の薬品名等をラベルに印刷してトレイ9内の該当する収容に供給する(ラベル供給処理)。
印刷したラベルの供給が完了すれば(ステップS2)、第2トレイ検出センサ16cおよび16d、第3トレイ検出センサ16eおよび16fで、それぞれトレイ9を検出しているか否かに基づいて、次にトレイを搬送する位置に先に搬送したトレイが位置するか否かを判断する(ステップS3)。
第2トレイ検出センサ16cおよび16dでトレイ9を検出していなければ、第1および第2コンベアユニット13Aおよび13Bを駆動し、トレイ9を両センサ16cおよび16dで検出される停止位置P2まで搬送する。また、第3トレイ検出センサ16eおよび16fでトレイ9を検出していなければ、第2および第3コンベアユニット13Bおよび13Cを駆動し、トレイ9をセンサ16eおよび16fで検出される停止位置P3まで搬送する。
一方、第2トレイ検出センサ16c又は16dでトレイ9を検出していれば、第1および第2ベルトコンベア13Aおよび13Bは駆動せず、トレイを停止位置P1に待機させておく。また、第3トレイ検出センサ16e又は16fでトレイ9を検出していれば、第2および第3ベルトコンベア13Bおよび13Cは駆動せず、停止位置P2にトレイ9を待機させておく。
続いて、第4トレイ検出センサ16i又は16jでトレイ9を検出しているか否かを判断する。
この位置でトレイ9が検出されていなければ、第3ベルトコンベア13Cを駆動し、トレイ9を第3コンベアユニット13Cの停止位置P3から、第4コンベアユニット1の停止位置P4へと搬送する。第1搬送部13の搬送方向側の端部は第2搬送部14の第1ベルトコンベア19よりも上方に位置しているので、トレイ9の先頭部分は第1ベルトコンベア19に接触することなく第1搬送部13からガイドレール20に当接する。トレイ9は第1搬送部13の駆動により、第1搬送部13とガイドレール20の両方に支持された状態で、ガイドレール20上をスライドする。ガイドレール20は、トレイ9の搬送方向に向かって徐々に上方へと傾斜しており、トレイ9が第1ベルトコンベア19に載置された時点で、トレイ9を水平状態に支持する。この状態で、トレイ9の3側面にはガイド壁21が近傍に位置するか当接するので、トレイ9は第1方向変換部17で水平面内を回転したりすることなく適切に位置決めされる。
一方、第4トレイ検出センサ16i又は16jでトレイ9を検出していれば、第3ベルトコンベア13Cを駆動せず、トレイ9を停止位置P3に待機させておく。
停止位置P4にトレイ9が搬送されれば、第5トレイ検出センサ16mおよび16nによりトレイ9が検出されているか否かにより停止位置P5でのトレイ9の有無を判断する。停止位置P5にトレイ9が無いと判断すれば、第1ベルトコンベア19を駆動し、トレイ9を第3搬送部15へと搬送する。第1ベルトコンベア19の駆動によりトレイ9はガイドレール20上をスライドしながら移動する。そして、前記センサ16iおよび16jと同様にして、トレイ検出センサ16kおよび16lにより、トレイ9が停止位置P4から第3搬送部15に適切に搬送されたか否かを判断する。センサ16kおよび16lからトレイ検出信号が入力されれば、第5コンベアユニット23を駆動し、トレイ9を停止位置P5へと搬送する(ステップS4)。トレイ9が停止位置P5に搬送されれば、処方データに従ってカセット25から該当するアンプル10を払い出す(ステップS5)。
停止位置P5で、トレイ9にアンプル10が払い出されれば、次に第6トレイ検出センサ16o又は16pでトレイ9が検出されているか否かを判断する(ステップS6)。いずれかのセンサ16o又は16pでトレイ9が検出されていれば、停止位置P6で先のトレイ9へのアンプル10の払出中であるか、次の停止位置P7へのトレイ9の移動中であると判断し、そのまま待機する。いずれのセンサ16o及び16pでもトレイ9が検出されていなければ、第5ベルトコンベア23および第6ベルトコンベア24Aを駆動し、停止位置P5のトレイ9を停止位置P6へと搬送する(ステップS7)。そして、トレイ9を停止位置P6に停止させ、前記ステップS5と同様にしてトレイ9内に該当するアンプル10を払い出す(ステップS8)。
処方データに従って該当するアンプル10がトレイ9の各収容に全て払い出されれば、第7トレイ検出センサ16s又は16tで先のトレイ9が検出されているか否かを判断する。停止位置P7に先のトレイ9が無いと判断すれば、第7ベルトコンベア24Bを駆動してトレイ9を停止位置P7に搬送する。また同様にして、第8トレイ検出センサ16u又は16vで先のトレイ9を検出しているか否かに基づいて、次のトレイ9を停止位置P8へと搬送する(ステップS9、ステップS10)。前記停止位置P7では、注射箋供給部7から注射箋を供給する。
なお、第3搬送部15では、アンプル10の供給位置に応じてトレイ9の停止位置を選択するようにしてもよい。すなわち、図7中、左半分のカセット群からアンプル10を供給する場合、第5コンベアユニット23を駆動制御し、第5トレイ検出センサ16mおよび16nでの検出信号に基づいて、停止位置P5でトレイ9を停止させる。また、図7中、右半分のカセット群からアンプル10を供給する場合、さらに第6コンベアユニット24Aを駆動制御し、第6トレイ検出センサ16o又は16pでの検出信号に基づいて、停止位置P6でトレイ9を停止させる。さらに、アンプル10の供給が完了したトレイ9に注射箋を供給する場合、さらにベルトコンベア24を駆動制御し、第7トレイ検出センサ16sおよび16tでの検出信号に基づいて、停止位置P7でトレイ9を停止させる。
ところで、前記トレイ搬送処理では、各停止位置でトレイ9を停止し、さらに次の停止位置へと搬送するために、図14のフローチャートに示すように、次のようにして各ベルトコンベアを駆動制御する。
すなわち、コンベアユニットを駆動し、停止位置で、そこに設けた一対のセンサによりトレイ9が検出されるか否かを判断する(ステップS11)。停止位置でトレイ9が検出されれば、コンベアユニットを停止する(ステップS12)。停止位置P2、P5、P6、又はP7では、トレイ9内にラベル、アンプル、又は注射箋が投入されたか否かを判断する(ステップS13)。そして、次の停止位置にトレイ9が有るか否かを判断し(ステップS14)、トレイ9が無いと判断すれば、コンベアユニットを駆動する(ステップS15)。このとき、通過トレイ検出センサによってトレイ9が適切に搬送されているか否かを検出する(ステップS1)。なお、コンベアユニットの駆動は、今から搬送しようとするトレイ9のもののみならず、先のものも同時に行う。そして、トレイ9が停止位置から完全に次の停止位置へと移動すれば、コンベアユニットの駆動を停止する(ステップS1)。但し、この場合のコンベアユニットの停止は、次の停止位置の両センサによってトレイ9が検出されることにより行うようにすればよい。
以上に説明した一連のトレイ9の搬送処理と並行して、ラベル供給部4からラベルを供給し(ラベル供給処理)、アンプル供給部6から該当するアンプル10を供給し(アンプル供給処理)、注射箋供給部7から注射箋を供給する(注射箋供給処理)。ラベル供給処理については従来同様であるので、以下、アンプル供給処理および注射箋供給処理について説明する。
(アンプル供給処理) アンプル供給部6では、処方データに基づいて該当するアンプル10が収容されたカセット25まで支持台44を移動させる。そして、プッシャーユニット47を前進させてロッド48でロータ27を回転させることにより、その凹部27aをカセット25の内側に向かわせ、凹部27a内にアンプル10を保持する。ここで、プッシャーユニット47を後退させると、ロータ27がスプリングの付勢力によって元の位置に回転復帰する。また、正面扉28に係止した係止爪部49により正面扉28が強制的に開放される。
このとき、アンプル収容ドラム29では、位置検出センサ50a〜50dで被検出部35a〜35hを検出することにより、アンプル貯留室31を選択してアンプル投入ガイド51に連続させておく。これにより、カセット25から払い出されたアンプル10を所望のアンプル貯留室31に貯留させることが可能となる。
1つのアンプル貯留室31に払い出すアンプル10は、処方データの1服用時期に含まれる全てのアンプル10が対象となる。したがって、種類の異なるアンプル10が含まれていれば、該当するアンプル10が収容されているカセット25までアンプル回収部26を移動させて前記同様の処理を実行する。
このようにして、アンプル貯留室31に1服用時期に含まれる全てのアンプル10の払い出しが完了すれば、次の服用時期に含まれる全てのアンプル10について前記同様の処理を実行する。このとき、仕切部材30を回転させて次のアンプル貯留室31をアンプル投入ガイド51に連続させておく。
ここでは、患者の違いに拘わらず、順次、空いているアンプル貯留室31に1服用時期に含まれる全てのアンプル10を払い出す。そして、アンプル回収部26の全てのアンプル貯留室31にアンプル10が収容されれば、アンプル回収部26をアンプル払出位置へと移動させる。
但し、アンプル回収部26の各アンプル貯留室31に貯留するアンプル10は、一人の患者の1日分の処方のみとしてもよく、運用によって自由に設定することが可能である。
アンプル回収部26では、アンプル払出位置に移動した後、順次、トレイ9の各収容部にアンプル貯留室31に貯留したアンプル10を供給する(アンプル供給処理)。
詳しくは、アンプル回収部26で、位置検出センサ50a〜50dでの検出信号に基づいて仕切部材30を回転させることにより、該当するアンプル10が収容されたアンプル貯留室31を払出位置に位置させる。そして、開閉モータ41を駆動してドラム型シャッター36を開放位置に回動させる。これにより、アンプル貯留室31に貯留したアンプル10がトレイ9の収容に供給される。
続いて、アンプル回収部26を移動させ、次の収容の上方に位置させる。このとき、開閉モータ41を逆転駆動してドラム型シャッター36を閉鎖位置に回動させる。また、回転モータ34を駆動して仕切部材30を回転させ、次のアンプル貯留室31を払出位置に位置させる。そして、前記同様にしてドラム型シャッター36を開放位置に回動させ、トレイ9の収容にアンプル10を供給する。
以下同様にして、アンプル回収部26の全てのアンプル貯留室31に貯留したアンプル10の供給を行う。ここでは、アンプル回収部26には4箇所にアンプル貯留室31が形成されているのに対し、トレイ9の収容部は3箇所であるので、全てのアンプル貯留室31にアンプル10が貯留されている場合、3箇所のアンプル貯留室31からアンプル10の払出処理が済めば、次のトレイ9が搬送されて来るまでアンプル回収部26をアンプル供給位置P6又注射剤供給位置P7に待機させることになる。
(注射箋供給処理) 注射箋供給部7では、レーザプリンタ52で処方箋を印刷し、その処方箋を前記注射箋供給位置P7に停止させたトレイ9に供給する。
レーザプリンタ52では、処方データに基づいて処方箋を印刷するが、注射箋が排出される前に、注射箋排出部材60を駆動し、旋回搬送部57をレーザプリンタ52の排紙部52aに旋回させる(図12(b)参照)。排紙部52aでは、旋回搬送部57のアーム部材56を開放させた状態で待機させる。これにより、レーザプリンタ52から排出された注射箋を確実にアーム部材56の間に位置させることができる。そこで、アーム部材56を互いに接近するように回動し(図12(c)参照)、注射箋を挟持した状態で、旋回搬送部57を水平位置まで回動させる(図12(d)参照)。このとき、旋回搬送部57を駆動して注射箋を旋回中心側へと移動させ、旋回搬送部57が旋回しても、固定搬送部58に注射箋が干渉しないようにしておく。旋回搬送部57が水平位置まで回動すれば、旋回搬送部57を逆転駆動する。また、固定搬送部58も同様に回転駆動することにより、注射箋をフロントパネル54側へと搬送する(図12(e)参照)。なお、前記注射箋の供給では、レーザプリンタ52から排出される複数枚の注射箋を、旋回搬送部57で一度にまとめて搬送することも可能である。このため、旋回搬送部57や固定搬送部58にはバネ構造を設けることにより、注射箋が1枚の場合と複数枚の場合のいずれであっても適度な圧接力を維持して搬送可能となっている。
フロントパネル54の内面では、注射箋はガイド板59によって形成された供給通路55によって下方側へと搬送され、注射箋待機部55cに一旦貯留された後、該当するトレイ9へと供給される。
このように、前記実施形態では、トレイ9を準備位置P1、第1方向変換位置P4、第2方向変換位置(図2中、P4の下方側の位置)、回収位置P8の順で略U字形となるように搬送し、レーザプリンタ52、ラベルプリンタ11を上下に配設することにより、装置全体を幅方向(図1の左右方向)にコンパクトに構成することができる。また、ラベル供給位置P2と、注射箋供給位置P7とを、装置本体1の前後方向にそれぞれ位置させることができる。これにより、ラベルプリンタ11およびレーザプリンタ52を上下方向に配設し、かつ、フロントパネル54を開放して各プリンタが載置された棚53を前面に引き出すことが可能となっている。このため、メンテナンス性に優れている。また、トレイ9を搬送する際の方向変換を、段差を設けることにより高速で行うことができるようになっている。さらに、カセット25からのアンプル10の払出をアンプル回収部26によって一度に行うことができ、トレイ9の高速搬送と相俟ってアンプル10を迅速にトレイ9内に収容することが可能となる。
ラベル、アンプル10、および、注射箋を供給されたトレイ9は、その後、トレイ回収部3へと搬送される。トレイ回収部3では、搬送されたトレイ9を順次上方に持ち上げて保持しておく。薬剤師は、保持されたトレイ9を取り出し、注射箋の印刷内容に従って収容されているアンプル10が適切なものか否かを監査する。また、収容されているラベルを該当するアンプル10に貼着する。トレイ9内の注射箋は、ラベルが供給され、アンプル10が供給された後である。したがって、監査では、最も上に位置する注射箋を見ながら、トレイ9内のアンプル10を確認すればよく、効率よく作業を進めることができる。
なお、前記実施形態では、アンプル回収部26を図9に示す構成としたが、図15に示す構成としてもよい。
すなわち、図15および図16に示すアンプル回収部26はストッカー61を備える。ストッカー61は、アンプル収容筒部62とガイド部63からなる。
アンプル収容筒部62は有底筒状で、その軸心方向が鉛直方向に向かっている。アンプル収容筒部62の底面には収容されたアンプル10を払い出すための開口部64が形成されている。開口部64は、図19に示すように、トレイ9の搬送方向に対して直交する方向から若干傾斜して設けられている。そして、後述するようにしてアンプル払出容器79に整列された状態で貯留される。
アンプル収容筒部62内には、シャッター部材65と仕切部材66がそれぞれ設けられ、これらは独立して回転可能となっている。
シャッター部材65は、図16および図17に示すように、円盤状で、外周部の一部に切欠部67を形成されている。シャッター部材65は、アンプル収容筒部62の中心に設けた軸部に回転可能に取り付けられ、回転することにより、前記切欠部67をアンプル収容筒部62の開口部64に合致させ、収容されるアンプル10を、開口部64を介して払い出し可能とする。シャッター部材65の外周部にはギア部(図示せず)が形成され、前記ガイド部63に設けたシャッターモータ76の回転軸に一体化したギア部(図示せず)が噛合されている。これにより、シャッターモータ76を駆動すると、ギア部を介してシャッター部材65が回転し、切欠部67を移動させてアンプル収容筒部62の開口部64を開放することが可能となる。
仕切部材66は、図15および図18に示すように、中央部の平面視正三角形をした軸受部68と、その各角部から外径方向に向かって延びる仕切板69とで構成されている。軸受部68は、前記アンプル収容筒部62の軸部62aに回転可能に支持される。軸受部68の各角部には位置決めセンサ70(磁石)が設けられている。仕切部材66は、後述するガイド部63に設けた駆動モータ77の駆動によりカップリング71を介して回転可能となっている。仕切板69はアンプル収容筒部62内を3箇所のアンプル収容室72に区画する。各アンプル収容室72は、アンプル10を横向き(径方向に直交する方向)として収容可能とする。したがって、シャッター部材65の切欠部67でアンプル収容筒部62の開口部64を開放させた状態で、仕切部材66を回転させてアンプル収容室72を周方向に移動させれば、収容されたアンプル10を、開口部64を介してスムーズに払い出すことが可能となっている。なお、各アンプル収容室72には、例えば、服用時期単位(朝、昼、夕等)でアンプル10を収容して使用する。
ガイド部63は、カセット25のアンプル払出側に沿う垂直面部を備え、この垂直面部にはカセット25から払い出されるアンプル10が通過可能な開口が形成されている。またガイド部63には、カセット25の一端側の蓋を開閉してアンプル10を1本ずつ払い出させるためのプランジャーユニット47と、払い出されたアンプルを検出するためのアンプル検出センサ(図示せず)と、前記仕切部材66に設けた各位置決めセンサ70を検出するための回転位置検出センサ75とが設けられている。さらにガイド部63には、シャッター80を回転させるためのシャッターモータ76と、前記仕切部材66を回転させるための駆動モータ77とが設けられている。
ガイド部63の上端部は側方に延設され、そこにはスライダが取り付けられている。スライダは、装置本体1の前面を昇降する昇降部材(図示せず)に水平方向に往復移動可能に支持されている。またガイド部63の下端部も側方に延設され、そこには昇降レール78が設けられ、アンプル払出容器79が昇降可能となっている。アンプル払出容器79は縦長で、前記アンプル回収筒部62から払い出されたアンプル10が整列された状態で一旦貯留される。そして、昇降モータ79aからベルト79bを介して駆動力が伝達されることにより前記昇降レール78に沿って昇降する。昇降範囲は、上下の各センサ79c,79dによって検出され、この検出信号に基づいて昇降モータ79aが駆動制御される。アンプル払出容器79の底面は開閉可能なシャッター80で構成され、降下した際開放することにより貯留したアンプル10をトレイ9へと払い出す。
前記構成のアンプル回収部26によれば、シャッター部材65でアンプル収容筒部62の開口部64を閉鎖した状態で、仕切部材66によって区画された各アンプル収容室72にアンプル10を収容しておくことができる。1つ目のアンプル収容室72にアンプル10を収容すれば仕切部材66を回転させ、次のアンプル収容室72にアンプル10を供給可能とする。3つ目のアンプル収容室72にアンプル10が収容された時点で、1つ目のアンプル収容室72が開口部64の手前(図面では一部重複)に位置する。
そして、シャッター部材65を回転させて開口部64を開放し、仕切部材66を回転させると、1つ目のアンプル収容室72に収容したアンプル10を一旦アンプル払出容器79へと貯留させることができる。そこで、アンプル回収部26をトレイ9の上方まで移動させ、アンプル払出容器79を降下させると、シャッター80が開放し、アンプル10をトレイ9の収容部へと払い出すことができる。以下、同様にして、アンプル払出容器79にアンプル10を貯留した状態で、このアンプル払出容器79をトレイの希望する収容部の上方に位置させて降下させることにより、アンプル10の払出を行う。
本実施形態に係るアンプル払出装置の概略を示す斜視図である。 図1のアンプル払出装置の底面部分に設けたトレイ搬送部を示す平面図である。 図2の第2搬送部を示す部分拡大図である。 図3の側面図である。 図4とは直交する角度から見た側面図である。 図1のラベル供給部および注射箋供給部を示す側面図である。 図1のアンプル供給部を示す正面図である。 図7のカセットの一部を示し、(a)は部分平面図、(b)はプッシャーユニットを前進させた状態を示す部分側面図、(c)はプッシャーユニットを後退させた状態を示す部分側面図、(d)はカセットの正面図である。 図6のアンプル回収部を示す側面図である。 図9のアンプル回収部によりトレイにアンプルを供給する前後の状態をそれぞれ示す図である。 図9のアンプル回収部での仕切部材の回転を検出する各態様を示す説明図である。 図6のレーザプリンタから供給した注射箋を搬送する工程を示す説明図である。 本実施形態に係るアンプル払出装置の動作を示すフローチャートである。 図13の処理のうち、停止位置P2、P5、P5、P7に於ける動作の詳細を示すフローチャートである。 他の実施形態に係るアンプル回収部の平面図である。 図15の正面図である。 図15のアンプル収容筒部およびシャッター部材を示す平面図である。 図15の仕切部材を示す平面図である。 図15のアンプル回収部によるトレイへのアンプル払出状態を示す平面図である。
符号の説明
1…装置本体
2…トレイ供給部
3…トレイ回収部
4…ラベル供給部
5…トレイ搬送部
6…アンプル供給部
7…注射箋供給部
8…制御部
9…トレイ
10…アンプル(薬剤の一例)
11…ラベルプリンタ
12…矩形枠体
13…第1搬送部
14…第2搬送部
15…第3搬送部
16…トレイ検出センサ
17…第4コンベアユニット
18…第4補助コンベアユニット
19…第1ベルトコンベア
20…ガイドレール
21…ガイド壁
22…ガイド片
23…第5ベルトコンベア(第2方向変換部)
24A…第6コンベアユニット
24B…第7コンベアユニット
24C…第8コンベアユニット
25…カセット
26…アンプル回収部
27…ロータ
28…正面扉
29…アンプル収容ドラム
30…仕切部材
31…アンプル貯留室
32…仕切板
33…端板
34…回転モータ
35…被検出部
36…ドラム型シャッター
37…円弧板
38…腕板
39…リンク
40…ラックギア
41…開閉モータ
42…ピニオンギア
43…昇降センサ
44…支持台
45…水平ベルト
46…垂直ベルト
47…プッシャーユニット
48…ロッド
49…係止爪部
50…位置検出センサ
51…アンプル投入ガイド
52…レーザプリンタ
53…棚
54…フロントパネル
55…供給通路
56…アーム部材
57…旋回搬送部
58…固定搬送部
59…ガイド板
60…注射箋排出部材
61・・・ストッカー
62・・・アンプル収容筒部
63・・・ガイド部
64・・・開口部
65・・・シャッター部材
66・・・仕切部材
67・・・切欠部
68・・・軸受部
69・・・仕切板
70・・・位置決めセンサ
71・・・カップリング
72・・・アンプル収容室
73・・・プッシャー
74・・・アンプル検出センサ
75・・・回転位置検出センサ
76・・・シャッターモータ
77・・・駆動モータ
78・・・昇降レール
79・・・アンプル払出容器
80・・・シャッター

Claims (8)

  1. 種類毎に薬剤が収容された複数の薬剤収容部と、
    順次所定位置に供給されるトレイと、
    処方データに基づいて該当する薬剤が収容された薬剤収容部まで移動し、該薬剤収容部から払い出した薬剤を保持して搬送し、前記所定位置にて前記トレイに前記薬剤を供給する薬剤回収部と、
    を備えた薬剤払出装置であって、
    前記トレイは、内部が複数の収容室に分割され、
    前記薬剤回収部は、複数の薬剤貯留室で構成し、前記薬剤収容部で払い出した複数の薬剤を、任意の収容パターンで各薬剤貯留室に保持可能とし、かつ、各薬剤貯留室に保持した薬剤を、前記トレイの各収容室に順次供給することを特徴とする薬剤払出装置。
  2. 前記各薬剤貯留室に保持可能な薬剤の収容パターンは、処方データの各服用時期に応じて決定したことを特徴とする請求項1に記載の薬剤払出装置。
  3. 前記薬剤回収部の各薬剤貯留室には、処方データに基づいて、複数の薬剤収容部から異なる薬剤を供給可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤払出装置。
  4. 前記薬剤回収部の各薬剤貯留室には、ある患者の1服用分の薬剤を供給するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  5. 前記薬剤回収部の各薬剤貯留室には、ある患者の一日分の薬剤を供給するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  6. 前記薬剤回収部の各薬剤貯留室に薬剤を貯留する際、薬剤を貯留した薬剤貯留室の数が、前記トレイの収容室の数よりも多ければ、前記各薬剤貯留室から前記トレイの各収容室に薬剤を払い出した後、次のトレイが搬送されて来るまで、前記薬剤回収部を待機させるようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  7. 前記薬剤回収部は、
    円筒体からなり、該円筒体の外周面に投入口と排出口を形成された薬剤収容部材と、
    前記円筒体の軸心に設けた支軸から外径方向に延び、前記薬剤収容部材内を複数の薬剤貯留室に分割し、前記支軸を中心として回転可能に設けた仕切部材と、
    前記排出口を開閉する開閉部材と、
    を備え、
    前記薬剤収容部で払い出した薬剤を、前記投入口を介して前記各薬剤貯留室に薬剤を投入することにより、任意の収容パターンで前記各薬剤貯留室に保持可能とし、
    前記仕切部材を回転させ、前記開閉部材で排出口を開放することにより前記各薬剤貯留室に保持した薬剤を前記トレイの各収容室に順次供給するようにしたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  8. 前記薬剤回収部は、
    有底筒状体で、該有底筒状体の軸心方向が鉛直方向に向かうと共に底面に開口部を形成された薬剤収容部材と、
    前記薬剤収容部材の開口部を開閉するシャッター部材と、
    前記有底筒状体の軸心に設けた支軸から外径方向に延び、前記薬剤収容部材内を複数の薬剤貯留室に分割し、前記支軸を中心として回転可能に設けた仕切部材と、
    を備え、
    前記薬剤収容部で払い出した薬剤を、前記仕切部材を回転させ、順次、前記各薬剤貯留室に薬剤を投入することにより、任意の収容パターンで前記各薬剤貯留室に保持可能とし、
    前記シャッター部材を回転させて開口部を開放し、前記仕切部材を回転させることにより、順次、前記開口部を介して前記各薬剤貯留室に保持した薬剤を前記トレイの各収容室に順次供給するようにしたことを特徴とする請求項1から6項のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
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