JP4353361B2 - 薬品払出装置 - Google Patents
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Description
なお、薬品類には、アンプル等の容器入り注射薬の他、ボトル等の容器に収容された錠剤・散剤目薬等の医薬品や、その他の補助薬品等も、軸回転可能な容器に入っていてカセットに整列収納可能なものならば、該当する。
これは、各種の薬剤・薬品を自動で払い出せるようになったものであるが、それぞれの薬品の収納個数を把握できるようにはなっていない。また、付勢機構はカセット中の薬品を付勢するためカセットに装着されている。
これは、カセット毎に薬品類の収納個数を把握できるようになっているが、薬品類の取出は手動であり、薬品類を自動で払い出せるようにはなっていない。付勢機構は、やはりカセットに装着されている。なお、計数手段の検出部は、電気接続等を考慮して支持機構に装着されている。
これも、付勢機構がカセットに装着されている。計数手段は無いが、注射薬のアンプルに付された情報をアンプル情報検出センサで読み取って処方箋データと照合するようになっている。その読取は、アンプルを傾斜板で回転させながら行われる。
そこで、薬品類の自動払出も収納個数の自動計数も払出薬品情報の自動読取も可能な薬品払出装置を実現するとともに、その薬品情報の読み取りに際して傾斜板が無くても薬品類の容器を情報読取可能に回転させられるようにすることが技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、薬品類の自動払出も収納個数の自動計数も払出薬品情報の自動読取も可能な薬品払出装置であってコンパクトなものを実現することができる。
さらに、本発明の薬品払出装置にあっては(解決手段3,4)、そのような相対回転手段が簡便に具体化されている。
図1〜5に示した実施例1は、上述した解決手段1(出願当初の請求項1)を具現化したものであり、図6に示した実施例2は、上述した解決手段2,3(出願当初の請求項2,3)を具現化したものであり、図7に示した実施例3は、上述した解決手段4(出願当初の請求項4)を具現化したものであり、図8に示した実施例4は、上述した解決手段5(出願当初の請求項5)を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,タイミングベルト等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
計数ユニット20は、がたつかないよう装着時には例えば図示しないフックでカセット支持棚12に固定されるが、固定位置調整等のためフックを緩めればカセット支持棚12に沿って水平移動でき、フックを外せばカセット支持棚12から離脱させられるようになっている。
さらに、(図2(b),(c)参照)、排出対象の薬品類が可動蓋32の内側に収まった状態で可動蓋32と共に回転しているときに、その薬品類の容器に付された薬品情報を読み取るために、ドライブギヤユニット13aには、例えばCCDカメラ等からなる読取装置13gが、読取先を可動蓋32具体的にはその先の薬品類容器に向けて、付設されている。読取装置13gは、例えば市販されている汎用の二次元バーコードリーダの読取部であり、それによる透視読取を可能にするため、例えば容器表面等に印刷された薬品情報が可動蓋32を透かして撮れるようにするため、可動蓋32は透明になっている。
搬器50は(図3(a),(b)参照)、プラスチックで出来た適宜サイズのトレーなどであり、積み重ねや機械搬送のし易さ等を考慮して図示のような鍔付きタイプが多用されるが、他の形状でも良い。そのような搬器50のセットは、搬器棚14の前面が開放されているので、そこから差し入れて、搬器棚14に載せ置けば良い。
プリンタ40への用紙補充は(図3(a),(b)参照)、プリンタ40を手前に引き出して行い、補充後に押し戻せば良い。
そして、薬品類60を整列収納したカセット30は、対応する計数ユニット20の直ぐ下のところへ持って行き、後端をカセット支持棚12の上に乗せ、後方へ押し込んで、カセット支持棚12にセットする。
カセット30ひいては計数ユニット20の配置は(図4(a)参照)、カセット支持棚12への装着位置を調整して、隣と干渉しないという条件下で、必要な組数を設置する。こうして、薬品類60を自動で払い出す準備が調う。
具体的には、先ず(図4(a)参照)、プリンタ40が調剤指示箋を印刷し、払出搬送機構13が下降する。そして、調剤指示箋が、ミニコンベア15bによって搬送されて、払出搬送機構13の水平搬送機構13b上に移載される。
こうして、一つの調剤指示で指定された各種の薬品類60が、調剤指示箋と共に、自動で収集されて、搬器50へ収納される。収納完了後、その搬器50に対応するLED14bが点灯するので、それに促された作業者によって、搬器50が搬器棚14から取り出され、払い出された薬品類60は、調剤指示箋と一緒に、次の作業や処理たとえば調剤監査などに供される。
こうして、複数・多数の調剤指示に係る自動払出処理が、時分割で、他の処理完了を待つことなく次々に遂行され、速やかに終了する。多段の搬器棚14は何れも前面開放なので、収納済み搬器50は、必要な順に或いは所望の順に、取り出すことができる。
回転伝動輪13hは、切落部32aに進入して可動蓋32には触れずに薬品類60に当接しうるよう、例えば小さなゴム車輪からなるものであり、それには図示しない進退機構と回転駆動機構も付設されている。
また、回転伝動輪13hによる排出対象薬品類60の回転は最大でも約半回転にとどめて、可動蓋32の回転に伴って排出対象薬品類60が更に約半回転するときまで読取装置13gでの読取試行を継続させることにより、排出速度の低下を少なく抑えることができる。
こうして、可動蓋32の一回当たり回転が一回転に満たなくても、可動蓋32の軸回転を積み重ねることで、排出対象薬品類60の薬品情報を読み取ることができる。
なお、上記の各実施例では、薬品類60がアンプル入り注射薬の場合を述べたが、薬品類60は、それに限られるものでなく、軸回転可能なものであれば、他の形状の容器や箱に入ったものでも良い。
また、薬品情報担体61として二次元バーコードを例示したが、薬品情報担体61は、二次元バーコードに限られる訳でなく、本発明は、一次元バーコードや、記号、OCR文字、一般的な印刷文字などの読み取りにも適用可能である。
また、各カセット30毎に計数して得られた薬品類収納個数は、ジャーナルプリンタで印刷出力しても良く、コントローラ18でデータ蓄積しても良く、別のホストコンピュータ等へアップロードしても良い。それは、リアルタイムに随時行っても良く、バッチで纏めて行っても良い。調剤指示箋のデータや,払出結果のデータについても、同様である。
付勢子24の付勢力を出す手段は、上述したゼンマイ25が使い易いが、それに限られる訳でなく、他の形状のバネやゴム等の弾性体を利用したものでも良く、電磁力や流体圧力を利用したものでも良い。
センサ22は、上述したホール素子が使い易いが、それに限られる訳でなく、列設可能であれば、他の磁気センサでも良く、磁気以外の例えば容量センサでも良く、小形のスイッチでも良い。列設された多数のセンサ22に代えて、位置センサや変位センサを採用するのも良い。
13…払出搬送機構、13a…ドライブギヤユニット、
13b…水平搬送機構、13c…シャッタ、13d…昇降機構、
13e…移載検出センサ、13f…送光素子、
13g…読取装置、13h…回転伝動輪、
14…搬器棚、14a…ガイド、14b…LED、
15…プリンタ棚、16…タッチパネル、
17…電源ユニット、18…コントローラ、
20…計数ユニット、21…基板、22…センサ、
23…磁石、24…付勢子、25…ゼンマイ、
30…カセット、31…アイドルギヤ、32…可動蓋、
32a…切落部(回転伝動用の貫通穴,切欠)
33…後端切欠、34…後尾補充口、35…押さえ蓋、
36…薬品類排出口、37…異方性摩擦部材、
40…プリンタ、50…搬器、60…薬品類
61…薬品情報担体(二次元バーコード)
Claims (5)
- 軸対称など軸回転可能な容器に入った薬品類を整列収納する多数のカセットと、これらのカセットを引出可能に又は着脱可能に保持する支持機構とを備えた薬品払出装置において、前記カセット内の収納薬品類を薬品類排出口に向けて付勢する付勢機構と、前記カセットにおける薬品類収納個数を求める計数手段と、前記カセットの前記薬品類排出口から収納薬品類を取り出して所定の位置に搬送する払出搬送機構と、前記払出搬送機構によって軸回転駆動されて当該カセットの前記薬品類排出口から収納薬品類を排出する軸回転可能な可動蓋と、この可動蓋の内側に収まって軸回転させられている排出対象薬品類の容器に付された薬品情報を読み取る読取装置とを設けたことを特徴とする薬品払出装置。
- 前記可動蓋と前記排出対象薬品類の容器とを相対的に軸回転させる相対回転手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の薬品払出装置。
- 前記可動蓋に貫通穴や切欠などの切落部が形成されており、前記相対回転手段が、前記切落部を介して前記払出搬送機構から前記排出対象薬品類の容器に作用するものであることを特徴とする請求項2記載の薬品払出装置。
- 前記相対回転手段が、前記薬品類排出口に臨んで設けられ前記排出対象薬品類の容器に対し軸回転の向きに応じて異なる摩擦力を生じる異方性摩擦部材と、前記読取装置による読取り不能時に前記可動蓋を双方向回転させる制御手段とを具えたものであることを特徴とする請求項2記載の薬品払出装置。
- 前記支持機構が、前記付勢機構の付勢力を強化する向きに前記カセットを傾けて保持するものであり、前記付勢機構が、前記カセット内の収納薬品類の最後尾に直接作用する付勢子を具えたものであり、前記計数手段が、前記付勢子の位置を検出して前記薬品類収納個数を得るものであり、前記計数手段と前記付勢機構とが、前記支持機構に対して一緒に着脱可能な又は移動可能な状態で装着されており、前記可動蓋が、前記カセットに設けられている唯一の可動部材であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載された薬品払出装置。
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