JP3170579B2 - アンプル払い出し装置 - Google Patents
アンプル払い出し装置Info
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Description
各種の注射薬アンプルを組み合わせるアンプル払い出し
装置に関するものである。
際しては、薬剤師(もしくは看護婦)が処方箋を片手に
多数の注射薬アンプルが収納されているアンプルケース
から所要のアンプルを選んで取り出すようにしている。
この場合、患者毎の各種情報は、最近では、ホストコン
ピュータに入力されている処方箋のデータに基づき管理
する方式が採用されつつある。
ように処方箋に基づき薬剤師が注射薬アンプルを捜し出
して取り出すのでは、薬剤師の作業上の負担が大きいと
いう問題点がある。また、薬剤師に何らかの過誤が生じ
ると誤った投薬を行うことになって危険が伴うという問
題点もある。したがって、コンピュータによる投薬のデ
ータを受けてアンプルの取り出し作業を行うにも細心の
注意を怠ることはできず、当然作業者には常に大きな精
神的負担が作用することになる。
めになされたもので、注射薬の投薬に際して、薬品種の
間違いを防止するとともにアンプル選別作業時の作業者
の負担を軽減し、かつ選別時間の短縮を図ることのでき
るアンプル払い出し装置を提供することを目的とするも
のである。
めに、本発明によるアンプル払い出し装置は、アンプル
を横臥状態で高さ方向に並べて収納する複数列のアンプ
ル収納体と、各アンプル収納体に対応して設けられそれ
らアンプル収納体内の最下端のアンプルを1個ずつ下方
へ取り出す複数個の取り出し機構と、各取り出し機構に
より取り出されるアンプルを載置して搬送するアンプル
搬送手段と、このアンプル搬送手段より排出されるアン
プルを所要の組み合わせ単位で受け入れる凾体とを備え
るアンプル払い出し装置において、前記取り出し機構
は、前記アンプル収納体内に収納されているアンプルの
軸線と略平行な軸線を中心として回転するシャッタを備
え、このシャッタは、前記アンプル収納体内の最下端の
アンプルを支持する支持凹部と、この支持凹部に連設さ
れ当該シャッタの回転時に前記最下端のアンプルの直上
方のアンプルを支持する支持凸部とを備え、 前記支持凹
部は前記シャッタの回転方向に沿ってそのシャッタの回
転中心からの距離が次第に小さくなる形状で、かつアン
プルをそのシャッタ内に納め得る形状とされ、前記支持
凸部は前記シャッタの回転中心を中心とする円弧面とさ
れていることを特徴とするものである。
ル収納体に対応するシャッタと一体に設け、このシャッ
タをクラッチを介してそのシャッタを駆動するモータと
接断可能とすることができる。また、前記アンプル収納
体をそのアンプル収納体に対応するシャッタと別体に設
けるとともに、このアンプル収納体の端面にスライド式
の蓋体を設けるようにしても良い。
内に複数列並列に収納される各列のアンプルに対応する
支持凹部をそれぞれ有するものとし、各支持凹部を前記
シャッタの回転方向に沿って所定角度毎に配置すること
ができる。
蓋体を設けて一側面を開放可能とするとともに、カセッ
ト式として装置本体に対して取り付け・取り外し自在と
するのが好ましい。
ンプル排出位置に供給する凾体供給手段を設け、かつア
ンプル受け入れ済の凾体を搬送する凾体搬送手段を設け
るのが好ましい。
ータを印字するプリンタを設けるのが好ましい。
は処方箋データに従って取り出し機構によりそれら各ア
ンプル収納体の最下端から1個ずつ取り出され、下方の
アンプル搬送手段上に載置される。そして、この載置さ
れたアンプルはアンプル搬送手段により搬送されてその
アンプル搬送手段の終端部から待機している凾体内に搬
出され、所要の組み合わせ単位に集められる。
納体内に収納されているアンプルの軸線と略平行な軸線
を中心として回転するシャッタを備えるものとされ、こ
のシャッタを、アンプル収納体内の最下端のアンプルを
支持する支持凹部と、この支持凹部に連設され当該シャ
ッタの回転時に最下端のアンプルの直上方のアンプルを
支持する支持凸部とを備えるものとされているので、支
持凹部により最下端のアンプルを支持した状態からシャ
ッタが回転されると、このシャッタの回転により支持凸
部による最下端の直上方のアンプルの支持と支持凹部に
よる最下端のアンプルの支持解除すなわち取り出しとが
交互に行われ、1個ずつのアンプルの取り出しが確実に
行われる。
に沿ってそのシャッタの回転中心からの距離が次第に小
さくなる形状とされ、前記支持凸部をシャッタの回転中
心を中心とする円弧面とされているので、最下端のアン
プルが上方のアンプルから確実に分離されるとともに、
この最下端のアンプルの取り出し後の直上方のアンプル
の落下による衝撃が最小限に抑えられる。
体に対応するシャッタと一体に設け、このシャッタをク
ラッチを介してそのシャッタを駆動するモータと接断可
能としたものでは、アンプル収納体を所定位置にセット
してシャッタをモータと接続するだけでアンプルの取り
出しが行われる。また、アンプル収納体をそのアンプル
収納体に対応するシャッタと別体に設けるとともに、こ
のアンプル収納体の端面にスライド式の蓋体を設けたも
のでは、アンプル収納体を所定位置にセットしてスライ
ド式の蓋体を抜き取ることでアンプルの取り出しが行わ
れる。
数列並列に収納される各列のアンプルに対応する支持凹
部をそれぞれ有するものとし、各支持凹部を前記シャッ
タの回転方向に沿って所定角度毎に配置すると、アンプ
ル収納体内に小さなアンプルを収納する場合に、各アン
プルの払い出しを連続的にかつ短時間で行うことが可能
となる。
番付きの蓋体を設けて開放可能とするとともに、カセッ
ト式として装置本体に対して取り付け・取り外し自在と
すると、アンプル収納体内へのアンプルの収納と空にな
ったアンプル収納体の取り外しが容易に行われる。
する凾体供給手段を設け、かつアンプル受け入れ済の凾
体を搬送する凾体搬送手段を設けると、空の凾体の所定
位置への供給とアンプル受け入れ済の凾体の搬送とが容
易に行え、アンプル払い出しの完全自動化を図ることが
可能となる。
ータを印字するプリンタを設けると、凾体内に収納され
ているアンプルと患者名等の照合が容易に行え、投薬過
誤の発生が確実に防がれる。
具体的実施例について、図面を参照しつつ説明する。
い出し装置の外観図が示され、図2に同アンプル払い出
し装置の要部斜視図が示されている。本実施例のアンプ
ル払い出し装置においては、直方体形状のフレーム1の
前面上部に引き戸式の開閉扉2が設けられてその開閉扉
2の内側がアンプルケース収納部とされ、またフレーム
1の一側面にアンプル排出口3が設けられ、このアンプ
ル排出口3の下方にアンプル受け入れ用のトレー4を載
置する板状のトレー受け5が突設されている。さらに、
アンプル排出口3の上方には所要のデータを印字するチ
ケットプリンタ6が設けられ、また天板面には当該アン
プル払い出し装置の作動エラーおよび後述のアンプルケ
ース8内のアンプル切れ等を表示する表示器7が設けら
れている。
されているように、多数個(例えば50個)の直方体形
状のアンプルケース8が横一列状態で支持されている。
これらアンプルケース8の下方には、アンプルケース8
の奥行きと略同幅で、かつ全てのアンプルケース8の下
面を覆う長さのアンプル搬送用ベルトコンベア9が配設
されている。このアンプル搬送用ベルトコンベア9は、
アンプルケース8から取り出される後述のアンプル10
を載置してそれらアンプル10を矢印A方向に搬送し、
このベルトコンベア9の終端部にてアンプル排出口3を
通してアンプル10をトレー4内に排出する。
ス8は、多数本(この例では39本)のアンプル10が
横臥状態で並べて収納されるとともに一側面に蝶番付き
の蓋体11が取り付けられてなるアンプル収納部12
と、このアンプル収納部12の一端部に一体に設けられ
るシャッタユニット13とを備え、一側面に設けられる
把手14によって持ち運び自在とされ、また把手14を
設けた側の側面に穿設される複数個の残量確認窓15に
よって内部に収納されているアンプル10の残量が確認
できるようにされている。また、このアンプルケース8
の側面には薬品名および薬品バーコードの印刷された名
札16が貼付される。
いるように、アンプルケース8内に収納されているアン
プル10の軸線と略平行な軸線を中心として回転するシ
ャッタ17を備えている。このシャッタ17にはアンプ
ルケース8のセット方向(矢印B方向)の前方側にクラ
ッチ18が設けられ、このクラッチ18がアンプルケー
ス8の装置本体へのセット時にその装置本体側のモータ
19軸に取り付けられるクラッチ20と噛み合うことに
よりシャッタ17が駆動されるようになっている。ま
た、装置本体側には、クラッチ20に形成される突起2
0aに係合することによりシャッタ17の回転を確認す
るリミットスイッチ21が設けられ、更にシャッタ17
から落下するアンプル10を検知する光電式の落下確認
センサ22が設けられている。
は円柱体の中央部を部分的に凹状に切り取った形状とさ
れ、この凹状部がアンプルケース8内の最下端のアンプ
ル10を支持する支持凹部23とされ、外周部分がシャ
ッタ17の回転時に最下端のアンプル10の直上方のア
ンプル10を支持する円弧状の支持凸部24とされてい
る。支持凹部23は、シャッタ17の回転方向(矢印C
方向)に沿ってそのシャッタ17の回転中心からの距離
が次第に小さくなるように三つの平面を組み合わせた形
状とされている。なお、この支持凹部23の形状は、シ
ャッタ17の回転中心からの距離が次第に小さくなるよ
うな一つの曲面(螺旋状曲面)にしても良い。
10の分離・取り出し動作を図5によって説明する。ま
ず、(a)に示されているように、アンプルケース8内
の最下端のアンプル101がシャッタ17の支持凹部2
3に支持され、直上方のアンプル102が最下端のアン
プル101に接している状態から、モータ19に駆動指
令が出されてシャッタ17が矢印C方向に回転される
と、(b)に示されているように、シャッタ17の回転
方向の先端部がアンプル101,102間に入り込んで
それら上下のアンプル101,102を分離するととも
に、上方のアンプル102がシャッタ17の支持凸部2
4に支持されてその落下が阻止される。
(c)に示される位置((a)から180°回転した位
置)に至ると、最下端のアンプル101は支持凹部23
による支持が解除されて矢印D方向に落下して下方のベ
ルトコンベア9上に載置される。この状態から更にシャ
ッタ17が回転して(d)に示される位置((a)から
270°回転した位置)に至ると、上方のアンプル10
2は支持凸部24による支持が解除されて落下し始め、
(e),(f)に示されるように、シャッタ17の角度
変化に伴って支持凹部23における回転中心からの距離
の小さな平面から順に案内されて急激に落下することな
くシャッタ17内に納まる。こうして、積み重なった状
態の複数個のアンプル10,102・・・が順次1個ず
つ下方から取り出されることとなる。
し装置においては、各アンプルケース8内にそれぞれ種
別の異なるアンプル10が収納され、これら各アンプル
ケース8が開閉扉2の位置から装置本体内にセットされ
る。各患者毎の所要アンプルの払い出しに際しては、作
業者(薬剤師)が表示用モニタを操作してホストコンピ
ュータから各患者毎の処方箋データを呼び出すと、この
処方箋データが表示用モニタの画面に表示されると同時
に、各アンプルケース8に対応して設けられている各モ
ータ19,ベルトコンベア9およびチケットプリンタ6
に指令が与えられてそれらモータ9等が作動される。こ
れにより、所要のアンプル10がアンプルケース8から
取り出されてベルトコンベア9上に載置され、このベル
トコンベア9の終端部から排出されてトレー受け5上に
載置されているトレー4内に集められる。また、チケッ
トプリンタ6により患者名や薬品名などの情報が印字さ
れてトレー4内のアンプル10上に載せられる。このと
き、セットされているアンプルケース8内に該当するア
ンプルが存在しない場合には、この不足しているアンプ
ル名がチケットプリンタ6により区別して印字される。
なお、このようにアンプルが不足している場合には、作
業者がチケットプリンタ6により印字されたチケットを
見て保管棚等の所定位置から所要のアンプルを手作業で
抽出することになる。
い出しに際して、シャッタ17が正常に回転しているか
どうかはリミットスイッチ21により確認され、回転異
常が発生した場合には表示器7にアンプルケース位置を
示す番号と共にエラー表示がなされる。また、シャッタ
17が正常に回転しても落下確認センサ22によりアン
プル10の落下が確認されない場合、言い換えればアン
プルケース8内のアンプル切れの場合にはやはり表示器
7にアンプルケース位置を示す番号と共にエラー表示が
なされる。
する際には、必要に応じ残量確認窓15によってアンプ
ルケース8内の残量を確認し、装置の停止時に把手14
を持ってアンプルケース8を引き出し、蓋体11を開け
てアンプル10の補充がなされる。
ば、アンプル収納部12とシャッタユニット13とを一
体構造にしてアンプルケース8を構成しているので、途
中でアンプルケース8を装置本体から抜き出してアンプ
ル10を補充する際にその補充を容易に行うことができ
る。また、モータやセンサ類が装置本体側に組み込まれ
ていてアンプルケース8側に電装品がないので、アンプ
ルケース8の洗浄等が容易に行える。さらに、所要のア
ンプルケース8を決まった位置にセットする必要がな
く、自由に好きな位置にセットすることができ、また装
置運転中であってもアンプルケースの抜き取りが行え、
メンテナンス性が極めて良い。
体にシャッタユニット13を設けたものについて説明し
たが、アンプル補充の利便性にやや難点があるものの、
図6および図7に示されているように、アンプルケース
(この例ではこのアンプル収納部をアンプルケースと呼
ぶことにする。)25とシャッタユニット26とを別体
とする実施例も可能である。
ケース25にはシャッタユニット26取り付け側の端面
にスライド式の蓋体27が設けられている。一方、装置
本体側に設けられるシャッタユニット26には、シャッ
タ17の支軸にカップリング28を介してモータ19軸
が連結されている。また、シャッタ17の回転を確認す
るリミットスイッチ21がシャッタ17自体に形成され
る突起(図示せず)に係合するようにされている。これ
ら以外の構成および作用については先の実施例と同様で
あるので、図に同一符号を付すに留め詳細な説明は省略
することとする。
アンプル10を1個だけ収納するものについて説明した
が、長さの短いアンプルの場合にはアンプルケース25
内に二列に並列にアンプルを収納するとともに、図8に
示されているように、各列のアンプルに対応してシャッ
タ17’の180°回転角毎に二つの支持凹部23’,
23’を設けることもできる。このようにすると、特に
アンプルを連続的に払い出す場合に払い出し時間の短縮
を図ることができる。なお、図8に示される例では二つ
の支持凹部を設けるものとしたが、アンプルケース内に
アンプルが三列以上収納されている場合には、三つの支
持凹部を設けて各支持凹部を120°回転角毎に配置す
ることとなる。また、この例では複数の支持凹部をアン
プルの長手方向に配置したものとしたが、シャッタの回
転方向に配置する実施例も可能である。
いては、アンプルケースを50個横に並べることにより
50種類の注射薬を取り扱うことができるが、更に多く
の種類の注射薬を取り扱いたい場合には、図9に示され
ているように側部に追加ユニットを連結するようにする
のが好適である。これにより取り扱う注射薬の種類を2
倍(100種類)に増やすことが可能となる。
連続的にアンプルの払い出しを行う場合には、空トレー
のアンプル排出位置への供給と、アンプル受け入れ済の
トレーの搬送とを自動的に行う装置を付設することが好
ましい。このようなトレーの供給,搬送装置を付設する
実施例が図10に示されている。図示のように、本実施
例のアンプル払い出し装置では、アンプル排出口3の上
方にトレー自動供給装置29が配設され、このトレー自
動供給装置29の下方であって装置本体の側部にはアン
プル受け入れ済のトレー4をその装置本体の前部側(矢
印E方向)へ向けて搬送するプッシャコンベア(図示せ
ず)が配設され、更に装置本体の前部にはプッシャコン
ベアより受け取ったトレー4を装置本体の前部に沿って
矢印F方向に搬送するベルトコンベア30が配設されて
いる。そして、これらプッシャコンベアおよびベルトコ
ンベア30の側部および端部は枠体フレーム31により
覆われている。また、この例では、チケットプリンタ6
はベルトコンベア30の基端部にあるトレー4にチケッ
トを供給するように装置本体の前部に配設されている。
ここで、トレー自動供給装置29は、例えば羽根車が回
転することによりその羽根車の羽根に係合しているトレ
ー4をプッシャコンベア上に落下させる形式のものが用
いられる。また、トレー自動供給装置29,プッシャコ
ンベアおよびベルトコンベア30はホストコンピュータ
の指令により制御される。
ば、多数の患者に対し連続的にアンプルの払い出しを行
うことができ、アンプル受け入れ済のトレー4をベルト
コンベア30上に順次ストックすることができる。
するアンプル払い出し装置においても、図11に示され
るように側部に追加ユニットを連結することにより取り
扱う注射薬の種類を増やすことができる。
8を装置前面から抜き差しすることができるので操作性
が良く、またアンプルケース8を抜き取った状態でベル
トコンベア9が外から見える位置に配置されているの
で、メンテナンス性が良く、更に装置本体の奥行きを薄
く形成することができるので、壁際にセットして好適な
コンパクトなアンプル払い出し装置とすることができ
る。
ば、注射薬の投薬に際して、薬品種の間違いを防止する
ことができるとともにアンプル選別作業時の作業者の負
担を軽減することができ、また選別時間を短縮できて省
力化を図ることができる。
出し装置の外観図である。
部斜視図である。
けるアンプルケースの斜視図である。
けるシャッタユニットの斜視図である。
けるシャッタの動作説明図である。
視図である。
斜視図である。
ある。
視図である。
る本発明の更に他の実施例を示す斜視図である。
追加ユニットを連結する態様を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 アンプルを横臥状態で高さ方向に並べて
収納する複数列のアンプル収納体と、各アンプル収納体
に対応して設けられそれらアンプル収納体内の最下端の
アンプルを1個ずつ下方へ取り出す複数個の取り出し機
構と、各取り出し機構により取り出されるアンプルを載
置して搬送するアンプル搬送手段と、このアンプル搬送
手段より排出されるアンプルを所要の組み合わせ単位で
受け入れる凾体とを備えるアンプル払い出し装置におい
て、 前記取り出し機構は、前記アンプル収納体内に収納され
ているアンプルの軸線と略平行な軸線を中心として回転
するシャッタを備え、このシャッタは、前記アンプル収
納体内の最下端のアンプルを支持する支持凹部と、この
支持凹部に連設され当該シャッタの回転時に前記最下端
のアンプルの直上方のアンプルを支持する支持凸部とを
備え、 前記支持凹部は前記シャッタの回転方向に沿ってそのシ
ャッタの回転中心からの距離が次第に小さくなる形状
で、かつアンプルをそのシャッタ内に納め得る形状とさ
れ、前記支持凸部は前記シャッタの回転中心を中心とす
る円弧面とされている ことを特徴とするアンプル払い出
し装置。 - 【請求項2】 前記アンプル収納体はそのアンプル収納
体に対応するシャッタと一体に設けられ、このシャッタ
がクラッチを介してそのシャッタを駆動するモータと接
断可能とされている請求項1に記載のアンプル払い出し
装置。 - 【請求項3】 前記アンプル収納体はそのアンプル収納
体に対応するシャッタと別体に設けられるとともに、こ
のアンプル収納体の端面にスライド式の蓋体が設けられ
る請求項1に記載のアンプル払い出し装置。 - 【請求項4】 前記シャッタは前記アンプル収納体内に
複数列並列に収納される各列のアンプルに対応する支持
凹部をそれぞれ有し、各支持凹部が前記シャッタの回転
方向に沿って所定角度毎に配置されている請求項1乃至
3のうちのいずれかに記載のアンプル払い出し装置。 - 【請求項5】 前記アンプル収納体には蝶番付きの蓋体
が設けられて一側面が開放可能とされるとともに、カセ
ット式とされて装置本体に対して取り付け・取り外し自
在とされている請求項1乃至4のうちのいずれかに記載
のアンプル払い出し装置。 - 【請求項6】 さらに、前記凾体をアンプル排出位置に
供給する凾体供給手段が設けられ、かつアンプル受け入
れ済の凾体を搬送する凾体搬送手段が設けられる請求項
1乃至5のうちのいずれかに記載のアンプル払い出し装
置。 - 【請求項7】 さらに、患者名,薬品名のデータを含む
データを印字するプリンタが設けられる請求項1乃至6
のうちのいずれかに記載のアンプル払い出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07885494A JP3170579B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | アンプル払い出し装置 |
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JPH07285674A JPH07285674A (ja) | 1995-10-31 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
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WO2009005043A1 (ja) | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | アンプル収納容器 |
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1994
- 1994-04-18 JP JP07885494A patent/JP3170579B2/ja not_active Expired - Fee Related
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