JP4960792B2 - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、搬送不良解除制御プログラム、及びこれを格納した情報記録媒体 - Google Patents
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Description
このような構成の画像形成装置は、記録媒体(用紙)詰まり、すなわち搬送不良である「ジャム」が発生した場合に、そのままキャリッジの移動操作を続行すると、キャリッジ及び周辺部材に過大な負荷がかかってしまうという問題点を有していた。
搬送不良(ジャム)が発生した場合に、その発生の旨、及び搬送不良紙の除去を行う方法をユーザに通知し、ジャム紙の除去を行うように誘導する機能を備えた画像形成装置に関しては従来から各種の技術提案がなされていた。
かかる二次障害の発生を防止するためには、ユーザの手動を介さずに、ジャムの回避動作を行うようにすることが必要である。
図1のインクジェット記録装置は、外部装置(例えば画像のダウンロード等を行うコンピュータ)から送信された所定の画像情報を処理する画像処理制御手段を具備しており、この画像処理制御手段からの信号に基づいて画像形成を行う機能を備えている。
すなわち、画像処理制御手段からの信号に従い、インクを吐出するノズルを備えたキャリッジ100を主走査方向に移動させ、同時に記録媒体108を副走査方向に搬送させて画像形成を行う。
キャリッジ100には、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出する4個の液吐出ヘッドから成る記録ヘッドが設けられており、複数のインク吐出口(ノズル)が形成されたノズル列が主走査方向と直行する方向(副走査方向)に配列されている。
なお、キャリッジには独立して液滴吐出ヘッドが設けられていてもよく、各色の記録液の液滴を吐出する複数のノズル列を有する1又は複数のヘッドが設けられていてもよい。 また、色の数及び配列順序は特に限定されるものではない。
また、キャリッジ100には、エンコーダスケール103のスリットを検出するエンコーダセンサ(図示せず)が設けられており、これらによりキャリッジ100の主走査方向位置を検知するためのリニアエンコーダを構成している。
記録媒体108を搬送する搬送ベルト101としては、無端状ベルトが適用でき、搬送ローラ109とテンションローラ110との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(図中の副走査方向)に周回するようになされており、周回移動しながら帯電ローラ113によって帯電(電荷付与)されるようになされている。
搬送ベルト101は、単層構造、複層(2層以上の)構造のいずれであってもよい。
単層構造である場合には、記録媒体や帯電ローラ113に接触するので、層全体が絶縁材料により形成されているものとする。
複層構造である場合には、記録媒体108や帯電ローラ113に接触する側の層が絶縁層により形成されており、記録媒体108や帯電ローラ113と非接触側の層は、導電層により形成されていることが好ましい。
画像処理制御手段は、外部から入力された画像情報に従い、所定の制御信号を発することによって、装置全体を駆動させる役割を担うものである。
具体的には、記録媒体の搬送動作及び記録ヘッドの移動動作に関するCPUと、当該CPUが実行するプログラム、その他の固定データを格納するROMと、画像情報を一時格納するRAMと、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリと、画像情報に対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASICとを備えた構成となっている。
そして、CPUにおいて、前記I/Fに含まれる受信バッファ内の印刷用画像データを読み出して、さらに解析し、ASICにて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行って、ヘッド制御部に転送し、ヘッド制御部から所要のタイミングでヘッドドライバに画像データや駆動波形を出力するようになされている。
この例においては、プリンタドライバで行うようにしている。
ヘッドドライバは、シリアルに入力される記録ヘッドの1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)に基づいてヘッド制御部の駆動波形生成部から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択的に記録ヘッドの圧力発生手段に対して印加することで記録ヘッドを駆動する。
図4(a)は、主・副走査動作シーケンスの概略図を示す。
図4(b)は、キャリッジの主走査方向への動作を表す装置要部の概略前面図を示す。
図4(c)は、記録媒体の副走査方向への動作を表す要部の概略上面図を示す。
上述した印字と搬送を繰り返して行うことにより、所定の画像形成が行われる。
図5(a)にインクジェット記録装置の要部の概略前面図を示す。
図5(b)に、要部の概略上面図を示す。
記録媒体108をDf方向に搬送する時、またはキャリッジ100がDc方向へ走査する際に搬送不具合等が発生すると、記録媒体108に折れ曲がり等の異常が生じ、キャリッジが記録媒体に衝突しジャムの発生状態となる。
図6に、通常動作時(ジャム未発生時)におけるキャリッジの移動速度とモータ出力との関係を示す。
画像形成を行う際、キャリッジ100は、先ず目標とする所定速度まで加速し、目標速度に到達したら等速移動し、続いて減速し停止するように設定されている。
図6に示されている等速移動領域においては、キャリッジ100の位置によって負荷が大きく変動することが無いので、主走査モータ105の出力はほぼ一定の値となっている。
ジャムに関する情報を受信した画像処理制御手段は、特定のジャムである場合に、かかる特定のジャムを解除するジャム解除信号を送信する。
図8に、キャリッジ100の退避を行う際の概略図を示す。
なお、図8(a)は前面図を示し、図8(b)は上面図を示す。
ジャム発生を検知した際、ジャム解除信号に従って、ジャム発生時における移動方向(Dc)の逆方向に(−Dc)にキャリッジ100を退避させるのである。
かかる場合を想定し、キャリッジ100の退避動作は、予め定められた回数繰り返して実行されるようにジャム解除信号を設定しておくことが好ましい。
除去は搬送ベルトによる搬送により行うことが好ましい。
一方、キャリッジ100が、記録媒体108の除去を可能にするために充分な位置まで退避できなかった場合には、キャリッジ退避動作方向を変更し、さらに逆方向(Dc)へ移動するようにジャム解除信号を設定しておくことが好ましい。
この逆方向においてキャリッジ100を、記録媒体108上から外した位置、例えばガイドロッドの端部まで移動することができれば、同様に記録媒体108の除去が可能となる。
ユーザはこの表示に従い、搬送不良となっている記録媒体の除去手段を講じることができる。
なお前記ジャム解除信号には、キャリッジの退避動作後に、予め搬送手段によって記録媒体の排出作業を行う指示が含まれていることが好ましい。ユーザの手動を介さず自動で記録媒体の排出を行うようにすることにより、操作負担が軽減されるからである。
このときの記録媒体の排出動作速度は、通常の印刷動作における搬送速度よりも、低速であることが好ましい。
また、排出動作時においては、記録媒体を搬送する搬送手段の帯電をオフにした状態で行われることが好ましい。
これにより、容易に記録用紙108を除去することができ、ユーザのキャリッジ100の強制移動による部品に損傷を確実に防止できる。
上述したように、ジャムが発生した時、キャリッジ100の退避動作を行う際に、キャリッジ100が記録媒体108に引っかかり、退避不可能となる場合があるが、この場合には、退避動作をリトライさせるようにジャム解除信号を設定しておく。
すなわち、先ず、ジャム発生を検知したとき、ジャム解除信号に従い、上述した図8中の(−Dc)方向へキャリッジ移動を試み(S101)、予め設定された所定位置Aまで移動されたの判定を行う(S102)。ここで、所定位置Aとは、キャリッジ100が、記録媒体108上から外れた位置であり、具体的には、ヘッドキャッピングを行う位置に設定したり、あるいはガイドロッドの端部に設定したりすることができる(下記所定位置Bも同様)。
キャリッジ100が、所定位置まで移動されたことを確認したら、キャリッジの移動動作は終了となり、移動できていなければ、予め設定された回数のリトライを行う。このリトライに際しては、図8中の(−Dc)方向に移動操作を繰り返すのみではなく、一旦、逆方向(Dc)方向にキャリッジ100を移動させ、その後、勢いをつけて−Dc方向に移動させるようにしてもよい。
すなわち、(−Dc)方向へ移動させたが所定位置Aまで移動できない場合(S102)、逆方向へキャリッジを移動させ(S103)、所定位置Bまで移動されたかを判定する(S104)。ここで、所定位置Bとは、上述した所定位置Aと逆位置における、記録媒体108上から外れた位置であり、例えばキャリッジ100を支持するガイドロッドの端部とすることができる。キャリッジ100が所定位置Bまで移動できていなければ、更に同様に(−Dc)方向への移動を試み(S105)、所定位置Aまで移動されたかを判定する(S106)。
上述した一連の操作を、キャリッジ100が所定位置A又はBに到達するまで、予め設定された所定回数を限度として繰り返して行うようにする(S107)。
一旦、Dc方向にキャリッジ100を移動させて、勢いをつけて更に逆方向へとキャリッジの移動を行うという操作において、(S103)と(S105)とを対として行うとするならば、(S104)の判定操作は省略することもできる。
これによりユーザによるキャリッジ退避動作が完了する前段階における、誤動作を防止できる。
図10は、記録媒体搬送時に、この例におけるジャムが発生したときの概略上面図を示す。
図10に示すように、搬送ベルト101によって記録媒体(記録用紙)108を、Df方向に搬送するとき、記録用紙の先端と後端がセンサ200を通過した搬送量を計測することにより記録用紙108のサイズが算出される。
しかし、実際の用紙サイズが、正しい用紙サイズと異なる時などに、ジャム検出手段によってジャムとして検知される。
また、画像形成装置本体の電源投入時にセンサ200の情報を取得し、記録用紙108を検出した場合にもジャムとして検知される。
このようなジャムは、前述した例のような、搬送不良によって折れ曲がりが生じた物理的ジャムとは異なる性質を有するものであり、単に、想定された用紙サイズと異なるものであることによって検知されたジャムである。かかる場合には、記録用紙108に折れ曲がり等が生じている可能性は極めて低く、ジャム発生後にすぐさま排紙を実施することが可能である。
一方、図5に示して説明したような記録媒体108が詰まったようなジャムの場合には、すぐさまジャム紙排出動作を実施すると装置部品に過大な負荷がかかる恐れがあるため、キャリッジの移動操作が必要となるのである。
また、記録用紙が正しくセットされていないため、給紙が行われない場合にも、ジャムとして検知される場合もある。これはいわゆる不給紙ジャムと呼ばれるものであり、元々用紙が存在しないため排紙操作は不要である。
このようなジャムにおいては、ただちにユーザにジャムの発生を通知するようにジャム解除信号を設定しておく。
すなわち、ジャムとして検知されたものの中にも、ジャム紙を直ちに除去可能なものとそうでないものとの複数の種類があるのであるのである。本発明においては、種類に応じた適切なジャム解除操作を自動で行うようにジャム解除信号が設定されているものとする。
帯電を除去することによって、記録用紙108がメカ部品に接触した状態で排紙動作を行った場合でも、搬送ベルト101と記録用紙108との間には、所定の滑り状態が確保されるので、メカ部品に対する負荷を回避できる。
但し、ジャムの解除を図るために、部品に対する過大な負荷がかかることを防止するため、ユーザ操作によるジャム紙の排出動作は、1回のジャム発生に対して所定の回数に限定しておくように、予め設定することが好ましい。
この画像形成方法は、ジャム検出手段が出力する前記記録媒体の状態に関する情報に基づいて、ジャム判定を行い、このジャムに関する情報を、画像形成装置の制御機構である画像処理制御手段に送信する工程と、この画像処理制御手段が受信したジャムに関する情報が特定のジャムが発生したことを示す情報である場合に特定のジャムを解除すべきジャム解除信号を送信する工程と、ジャム解除信号に従い、キャリッジを主走査方向の延長上の所定位置に退避させる工程とを有しているものである。
以下、詳細に説明する。
ジャムが発生せず、印刷完了が判定(S2)されると動作終了する。
印刷中にジャムが発生(S1)した場合には、ジャムの種類の判定(S3)を行う。
ジャムの種類としては(1)ジャム紙を自動排出することは不可能であるがキャリッジを移動させることは可能であるもの、(2)ジャム紙を自動排出することが可能なもの、(3)ジャム紙を自動排出することが不可能でありかつキャリッジを移動させることが不確実であるもの、の三種類である。
上記(1)としては、ジャム紙排出動作を実施する必要がない不給紙ジャムが該当する。
上記(2)としては、記録媒体が、予め想定されたサイズのものとは異なっているときに発生するジャムが該当する。
上記(3)は、キャリッジが記録媒体に衝突し、記録媒体に折れ曲がりが生じる等により発生するジャムが該当する。
厳密には、図7に示して説明した主走査モータ105の出力からジャム発生を判定する方法においては、エンコーダスケール103の汚れ等によりPID制御演算部に入力する信号に異常が生じた場合においても、このジャムであるとの判定がなされてしまう場合がある。このような場合には、実際にはジャムは発生していないので記録用紙を自動排出することは可能である。しかしながら、実際にジャムが発生しているか、エンコーダ信号異常なのかを正確に区別するように画像形成装置を設定してしまうと、操作が滞り実用上好ましくないので、一括して自動排出不可として判定し、所定のジャム解除処理を行うようにすることが好ましい。
このとき、搬送ローラ109の一つ以上のギヤを介して係合した回転可能なダイヤルを回転させることにより搬送動作を行うことにより、容易にジャム紙を除去することができる。
ジャム紙が除去されなかった場合には、再度ユーザにジャム紙の除去を指示する(S7→S5)。
ジャム紙の排出は、予めジャム解除信号に組み込まれた命令に従って自動で搬送ベルトを駆動させることによって実施してもよいし、ユーザのボタン操作やカバー開閉等の所定の手動操作を行うことにより実施しても良い。
(S9)と(S10)の処理については、図10に示して説明したものと同様である。
その後、排出できた場合は動作終了し、排出できなかった場合は再度ユーザにジャム紙除去を指示する(S11→S5)。
(S11)の処理については、図8、図9に示して説明したものと同様である。
すなわち、ジャム発生時に、ジャム検出手段により前記記録媒体の状態に関する情報であって前記ジャムが複数種類のジャムのうちのいずれであるかを判定した情報を前記画像処理制御手段に送信させ、受信した前記情報が特定のジャム発生を示す情報である場合に、画像処理制御手段からジャムを解除すべきジャム解除信号を送信させ、このジャム解除信号に従ってキャリッジを、主走査方向の延長上の所定位置に退避させる命令系を具備している制御プログラムを適用する。
この制御プログラムは、本発明の画像形成装置に予め組み込んでおくものであってもよく、この制御プログラムを格納した情報記録媒体から読み込ませて実行させるようにしてもよい。
搬送部としては、搬送ベルトを用いることができるものとし、エンドレスの無端状でも良いし、端部を貼り合わせたものであっても良い。
記録用紙を搬送ベルトに密着させるために、静電気をベルトに与えて吸着させたり、所定の押圧ローラで記録用紙の上から押えつけたりするようにしてもよい。
この搬送部は、駆動ローラ12と従動ローラ13に巻き回され、回転可能な搬送ベルト14と、駆動ローラ12と搬送ベルト14の間の滑りを防止するため、ばね等の弾性部材による弾性力で駆動ローラ12の部分で搬送ベルト14に押し付けられた押えローラ15と、駆動ローラ12と従動ローラ13の間の記録ヘッド3側に設けられた搬送ガイド16と、給紙トレイ5に積載した記録用紙17が分離部18で分離されて送られ駆動ローラ13に巻かれた搬送ベルト14に接触する位置より駆動ローラ12の回転方向の上流側の位置で搬送ベルト14と接触し、駆動ローラ12と対向して設けられたベルト帯電ローラ19とを具備している。
なお、駆動ローラ12はアースに接続されている。
記録用紙17やベルト帯電ローラ19と接触する側は絶縁層20で形成されているものとし、二層構造の場合には、記録媒体17やベルト帯電ローラ19と接触しない側は導電層21で形成されているものとする。
絶縁層20は、例えばPET、PEI、PVDF、PC、ETFE、PTFE等の樹脂またはエラストマーで導電制御材を含まない材料により体積抵抗率が1012Ωcm以上、望ましくは1015Ωcm以上となるように形成されている。
導電層21は上記樹脂やエラストマーにカーボンを含有させて体積抵抗率が105〜107Ωcmとなるように形成されている。
搬送ガイド16は、搬送ベルト14の幅方向の両側に設けられ、記録用紙17の搬送方向に沿って設けられた複数のリブ22と逃げ溝23とを交互に有する。
ベルト帯電ローラ19は、図13に示すように、例えば2kV〜3kVのACバイアスを加えるACバイアス供給部24に接続されている。
このベルト帯電ローラ19に加えられるACバイアスにより搬送ベルト14の絶縁層20に、図13に示すように、正と負の電荷を搬送ベルト14の移動方向に対して交互に帯電するようになされる。
この正と負の電荷を帯電する搬送ベルト14の絶縁層20を、体積抵抗率が1012Ωcm以上、望ましくは1015Ωcm以上となるように形成しているから、絶縁層20に帯電した正と負の電荷が、その境界で移動することを防ぐことができ、絶縁層20に正と負の電荷を交互に安定して帯電させることができる。
このように搬送ベルト14に記録用紙17を吸着するために搬送ベルト14に正と負の電荷を与えるベルト帯電ローラ19を、供給された記録用紙17が搬送ベルト14に接触する位置の近傍で駆動ローラ12の回転方向の上流側の位置に設けて、ベルト帯電ローラ19により搬送ベルト14に正と負の電荷を与えるから、記録用紙17が搬送ベルト14に接触する位置で確実に微小電界25を発生することができ、記録用紙17を搬送ベルト14に安定して吸着させることができる。
搬送ベルト14に吸着された記録用紙17は、搬送ベルト14の回転により押えローラ15に押えられながら印字部7に搬送される。
記録用紙17の画像形成領域の先端部が記録ヘッド3の真下に達すると、駆動ローラ12の回転を停止して搬送ベルト14を停止させる。このように記録用紙17を搬送して停止させた状態で記録ヘッド3をキャリッジにより主走査方向に往復移動させてインク液滴を噴射して記録用紙17に画像を形成する。
記録用紙17の画像形成領域の先端部の画像形成が終了すると、再び駆動ローラ12を駆動して搬送ベルト14を回転し、記録用紙17を搬送して次の画像形成領域が記録ヘッド3の真下にきたら、駆動ローラ12の回転を停止して搬送ベルト14を停止させ、記録用紙17に対する画像形成を繰り返す。
この搬送ベルト14による記録紙17の搬送と停止を繰り返して記録用紙17に画像を形成する。
また、搬送ベルト14を駆動ローラ12に一定の力で押し付けて駆動ローラ12と搬送ベルト14との間の摩擦力を大きくして、駆動ローラ12と搬送ベルト14との間に滑りが生じることを防ぐことにより、記録用紙17を精度良く搬送して停止することができるようになる。
この伸びた記録用紙17は、図14(b)に示すように、搬送ガイド16のリブ22によりその高さを維持しながら、リブ22以外の領域で逃げ溝23に落ち込み、インク液滴が染み込んで記録用紙17全体が浮き上がることを抑える。
従って、コックリングの影響で記録用紙17に対するインク液滴の着弾位置がずれてしまうことを防ぐとともに記録用紙17が記録ヘッド3のノズル面と接触して記録ヘッド3のノズル面や記録用紙17を汚してしまうようなことが回避され、高画質の画像を安定して形成できる。
この記録用紙17は搬送ベルト14が駆動ローラ12により進行方向が変えられるとき、記録用紙17の剛性によって搬送ベルト14から分離して排出部へと導かれる。
この記録用紙17が搬送ローラ14と分離するとき、搬送ベルト14に一定ピッチで交互に帯電させた正の電荷と負の電荷によって断続的に発生する微小電界25により生じる静電力で記録用紙17を搬送ベルト14に吸着しているから、複雑な記録紙分離機構を設けることなしに記録用紙17を搬送ベルト14から簡単に分離することができる。
また、排出される記録用紙17には断続的に発生する微小電界25が印加されるだけであるから、排出された記録用紙17に静電気が残留することを防ぐことができる。
更に、搬送ベルト14を絶縁層20と導電層21の2層構造で形成した場合には、搬送ベルト14が記録ヘッド3から従動ローラ13の位置に移動するまでの間に絶縁層20に帯電した正の電荷と負の電荷がある程度放電するので、記録用紙17を搬送ベルト14からより簡単に分離することができる。
このように搬送ベルト14を停止させているときには、ベルト帯電ローラ19に加えているACバイアスを停止させることにより、搬送ベルト14のベルト帯電ローラ19と接触している部分に与えられた電荷をACバイアスで除去したり、不本意な方向の電荷が乗ってしまったりすることを防ぐことができ、引き続いて搬送ベルト14を回転したときに、記録用紙17を安定して吸着することができる。
また、搬送ベルト14の帯電時に流れる電流はごくわずかではあるが、搬送ベルト14の一部分に連続して電荷を印加することにより搬送ベルト14に熱を発生させてピンホールを誘発しリークに発展する可能性があるが、これを防いで搬送ベルト14に傷を付けることを防止できる。
このようにして搬送ベルト14を連続回転しながら正と負の電荷を与えることにより、搬送ベルト14に正と負の電荷を安定して与えることができる。
図29に示すように、画像形成時に改行のために搬送ベルトを駆動する量(改行量)が、帯電ピッチの整数倍でない場合、また、1改行量よりも帯電ピッチが短い場合、搬送ベルトを駆動している最中に高圧出力のプラスとマイナスを切り換え、1改行中に所望の帯電ピッチを帯電しきらずに改行が終了してしまった場合は、その次の改行にて残りの帯電しきれていない残り分を帯電する。
このようにして一定幅の帯電ピッチを形成している途中で、改行が停止した場合でも、所望の帯電ピッチを形成する。
帯電ピッチを安定して形成することで、用紙の吸着力を安定して得るようにする。
この改行量は、形成しようとする画像の画素密度と、ヘッドのノズルピッチ及びノズルの使用数によって決まる。
通常IJによるシリアル型の画像形成装置においては、形成しうる画素密度を複数選択可能である。帯電ピッチをこの画像形成装置が有している改行量全てに対する最大公約数の1/n(n=整数)として、図30に示すように必ず1改行中に帯電ピッチの形成が完了する。
このようにして、図29に示すような、極短い時間での帯電を行う必要が無くなる。極短い時間での帯電では、高圧電源の出力は所望の電位に立ち上がっていても、帯電ローラを介して、搬送ベルト上に所望の帯電電位が形成されているということにはならない。
すなわち、帯電電位が所望のレベルより低い電位しかのっていないという事態が回避され、電位レベルの安定化が図られる。
このため、搬送ベルト14の送り速度又は送り量を直接又は間接的に検出し、検出した送り速度又は送り量により搬送ベルト14の搬送量を制御すると良い。
図24では、検出光発信器127からエンコーダ123に向けて検出光129が発信され、反射光が受光部128で検出される。
図25では、検出光発信器兼受光部125からエンコーダ123に向けて検出光126が発信され、反射光が検出光発信器兼受光部125で検出される。
このように、駆動ローラ12を回転するサーボモータ29の回転速度を制御することにより、搬送ベルト14に吸着して保持した記録紙17の搬送量を精度良く制御することができる。
この搬送ベルト14の送り量を検出するエンコーダ28の搬送ベルト14に設けた2進スケール27のピッチはそのまま紙送り精度の単位となる。
また、記録用紙17を搬送して印字するとき、紙送りの改行量は、インクジェットプリンタ1が出力し得る最高解像度が最小単位となる量である。
例えばインクジェットプリンタ1の最高解像度を1200dpiとすると、最高解像度で定まる紙送りの最小単位は25.4mm/1200=21.2μmとなる。そこで2進スケール27のピッチすなわち制御単位を21.2μm/nとする。但しnは1以上の整数である。例えばn=2とすると、2進スケール27のピッチは10.6μmとなり、この2進スケール27を読み取ったパルス信号により搬送ベルトの送り量を制御しているときに、1パルス分ずれたとしても、記録用紙17に形成する画像に影響を与えずにすみ、良質な画像を安定して形成することができる。
このロータリエンコーダは実際のスケールパルスの4倍のパルスを出力するものが知られている。
例えば、1回転で2400ラインのスケール33の場合、この4逓倍出力が可能な読取センサ34を用いれば、9600パルスを得ることができる。
また、記録用紙17を搬送して印字するとき、紙送りの改行量は、インクジェットプリンタ1が出力し得る最高解像度が最小単位となる量である。
例えば、最高解像度が600dpiの場合、25.4mm/600=42.3μmが送り量の最小単位になる。実際には、この42.3μmの整数倍の量が送られる。
インクジェットプリンタ1において、搬送ベルト14の送り量は最高解像度に応じて定められている。
例えば1回転で2400ピッチのスケール33を有するロータリエンコーダ35で4逓倍出力した信号に基づき搬送ベルト14を搬送する駆動ローラ12を制御するとすると、ロータリエンコーダ35の1回転の出力パルス数は、2400×4=9600パルスとなる。
このインクジェットプリンタ1の最高解像度を1200dpiとすると、1出力パルスの送り量は25.4mm/1200=21.2μmとなる。
駆動ローラ12が1回転すると、スケール33を有する円板32も1回転するので、
(駆動ローラ径×π)/9600=21.2μm
の関係式から、駆動ローラ12の径は、64.5mmとなる。
すなわち径が64.5mmの駆動ローラ12を使用し、その回転軸に2400ピッチのスケール33を有するロータリエンコーダ35を設けることにより、制御上1パルス当たり21.2μmの送り量となる。
この最高解像度により得られる21.2μmの送り量を1パルス毎に出力するようにしても良いが、駆動ローラ12の径を、ロータリエンコーダ35の1パルス当たりの送り量が最高画像密度のn(2以上の整数)で除した値になるように設定すると良い。例えばn=2とした場合、
(駆動ローラ径×π)/9600=10.6μm
の関係式から、駆動ローラ12の径は32.4mmとなり、径が32.4mmの駆動ローラ12を使用し、その回転軸に2400ピッチのスケール33を有するロータリエンコーダ35を設けることにより、制御上1パルス当たり10.6μmの送り量となる。
したがって駆動ローラ12の送り量が制御上1パルスずれたとしても、記録用紙17に形成する画像に影響を与えずにすみ、高精度な画像を安定して形成することができる。
例えば、ベルトに吸引孔を設けてその吸引孔からエアーを吸引して密着させても良いし、記録紙の上からローラで押しつけた構成としてもよい。
3 記録ヘッド
4 記録ヘッド
5 給紙トレイ
7 印字部
8 記録用紙搬送装置
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
14 搬送ベルト
15 押えローラ
16 搬送ガイド
17 記録用紙
18 分離部
19 ベルト帯電ローラ
20 絶縁層
21 導電層
22 リブ
23 逃げ溝
24 ACバイアス供給部
25 微小電界
27 2進スケール
28 読取センサ
29 サーボモータ
30 演算処理回路
31 サーボモータドライブ回路
32 円板
33 スケール
34 読取センサ
35 ロータリエンコーダ
36 グリップローラ
37 タイミングベルト
40 ノズル列
41 インク供給管
42 ヘッド駆動信号線
43 ラインヘッド
100 キャリッジ
101 搬送ベルト
102 タイミングベルト
103 エンコーダスケール
104 ガイドロット
105 主走査モータ
106 駆動プーリ
107 従動プーリ
108 記録媒体
109 搬送ローラ
110 テンションローラ
113 帯電ローラ
123 エンコーダ
125 検出光発信器兼受光部
126 検出光
127 検出光発信器
128 受光部
129 検出光
135 突起
200 搬送量計測センサ
Claims (11)
- 外部装置からの画像情報を処理する画像処理制御手段を具備し、
前記画像処理制御手段からの制御信号に基づいて、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記制御信号に従って、主走査方向に移動し、前記記録媒体に対してインクを吐出するノズルを備えたキャリッジと、
前記記録媒体を副走査方向に搬送させる搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される記録媒体の状態に関する情報を検出する搬送不良検出手段とを具備しており、
前記搬送不良検出手段が出力する前記記録媒体の状態に関する情報に基づいて、前記記録媒体の搬送不良が、複数種類の搬送不良のうちのいずれであるかを判定し、当該搬送不良に関する情報を、前記画像処理制御手段に送信し、
前記画像処理制御手段は、受信した前記搬送不良に関する情報が、特定の搬送不良が発生したことを示す情報である場合に、当該特定の搬送不良を解除すべき、搬送不良解除信号を送信し、
当該搬送不良解除信号に従い、前記キャリッジが、前記主走査方向の延長上の所定位置に退避するようになされ、
該キャリッジが退避する動作は、前記搬送不良解除信号に従い、予め定められた回数で繰り返して実行されるようになされていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記キャリッジが退避する方向が、前記搬送不良が発生した時点における、前記キャリッジの移動方向と、逆方向であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記搬送不良解除信号は、前記キャリッジの退避を行った際に前記キャリッジが所定の位置まで退避されなかった場合に、前記キャリッジ退避動作方向を変更し、逆方向へ移動するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記搬送不良解除信号は、前記キャリッジの退避動作が終了した後に、ユーザー対して搬送不良の発生に関する情報を、通知するように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記搬送不良解除信号は、前記キャリッジの退避動作が終了した後に、前記搬送手段によって、前記記録媒体の排出を行うように設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記記録媒体の排出を行う搬送速度は、画像形成時における前記記録媒体の搬送速度よりも、低速に設定されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記記録媒体の排出は、前記搬送手段の帯電をオフにした状態で行われることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
- 外部装置からの画像情報を処理する画像処理制御手段を具備し、前記画像処理制御手段からの制御信号に基づいて画像形成を行うものであり、前記制御信号に従って、主走査方向に移動し、前記記録媒体に対してインクを吐出するノズルを備えたキャリッジと、前記記録媒体を副走査方向に搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される記録媒体の状態に関する情報を検出する搬送不良検出手段とを具備する画像形成装置を用いた画像形成方法であって、
前記搬送不良検出手段が出力する前記記録媒体の状態に関する情報に基づいて、前記記録媒体の搬送不良が、複数種類の搬送不良のうちのいずれであるかを判定する工程と、
当該搬送不良に関する情報を、前記画像処理制御手段に送信する工程と、
前記画像処理制御手段が、受信した前記搬送不良に関する情報が特定の搬送不良が発生したことを示す情報である場合に、当該特定の搬送不良を解除すべき搬送不良解除信号を送信する工程と、
当該搬送不良解除信号に従って、前記キャリッジが前記主走査方向の延長上の所定位置に退避する工程とを有し、
該キャリッジが退避する工程は、前記搬送不良解除信号に従い、予め定められた回数で繰り返して実行されることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至7に記載の画像形成装置と、当該前記画像形成装置に、画像情報を送信する入力装置とを具備することを特徴とする画像形成システム。
- 外部装置からの画像情報を処理する画像処理制御手段を具備し、前記画像処理制御手段からの制御信号に基づいて画像形成を行うものであり、前記制御信号に従って、主走査方向に移動し、前記記録媒体に対してインクを吐出するノズルを備えたキャリッジと、前記記録媒体を副走査方向に搬送させる搬送手段と、前記搬送手段により搬送される記録媒体の状態に関する情報を検出する搬送不良検出手段とを具備する画像形成装置に適用する、搬送不良解除制御プログラムであって、
搬送不良発生時に、前記搬送不良検出手段により前記記録媒体の状態に関する情報であって前記搬送不良が複数種類の搬送不良のうちのいずれであるかを判定した情報を前記画像処理制御手段に送信させ、
前記画像処理制御手段により、前記受信した前記情報が特定の搬送不良発生を示す情報である場合に、前記特定の搬送不良を解除すべき搬送不良解除信号を送信させ、
前記搬送不良解除信号に従って、前記キャリッジを、前記主走査方向の延長上の所定位置に退避させ、該キャリッジが退避する動作を、前記搬送不良解除信号に従い、予め定められた回数で繰り返して実行させる、命令系を具備していることを特徴とする、搬送不良解除制御プログラム。 - 請求項10に記載の搬送不良解除制御プログラムを格納したことを特徴とする情報記録媒体。
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