JP5402432B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
液滴を吐出する記録ヘッドが搭載されて移動走査されるキャリッジと、
前記キャリッジの移動方向に沿って配置されたエンコーダスケールと、
前記エンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサと、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったか否かを判別する判別手段と、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったときに、前記キャリッジの走査範囲を縮小して前記キャリッジの移動制御を行う手段と、を備え、
前記キャリッジの走査方向の両端部に、前記記録ヘッドから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出する空吐出動作を行うメンテナンス領域及び空吐出位置がそれぞれ配置され、
前記キャリッジの移動制御を行う手段は、前記キャリッジの走査範囲を前記メンテナンス領域及び空吐出位置を避ける範囲に縮小する
構成とした。
液滴を吐出する記録ヘッドが搭載されて移動走査されるキャリッジを、前記キャリッジの移動方向に沿って配置されたエンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサの読取り結果に応じて移動制御する処理をコンピュータに行なわせるプログラムであって、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったか否かを判別する処理と、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったときに、前記キャリッジの走査範囲を縮小して前記キャリッジの移動制御を行う処理と、をコンピュータに行なわせ、
前記キャリッジの移動制御を行う処理では、前記キャリッジの走査範囲を、前記キャリッジの走査方向の両端部にそれぞれ配置された、前記記録ヘッドから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出する空吐出動作を行うメンテナンス領域及び空吐出位置を避ける範囲に縮小する
構成とした。
このインクジェット記録装置は、左右の側板101L,101R間に横架した主ガイドロッド1及び図示しない従ガイド部材でキャリッジ3を摺動自在に保持し、主走査モータ5によって、駆動プーリ6と従動プーリ7間に渡したタイミングベルト8を介して主走査方向に移動走査する。
この制御部200は、この装置全体の制御を司り、本発明における判別手段及びキャリッジの移動制御を行う手段を兼ねるCPU201と、CPU201が実行する本発明に係るプログラムを含む各種プログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ204と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205とを備えている。
まず、キャリッジ3の移動走査に応じてエンコーダスケール23を読取るエンコーダセンサ24からは図4に示す検知パルス(以下、「エンコーダ信号」ともいう。信号処理した後の形状である)が制御部200に入力される。このエンコーダ信号の「L」から「H」への立ち上がり(または、「H」から「L」への立下り)などをトリガとして、内部の位置カウントのカウントアップ・ダウンをカウントし、キャリッジ3の位置を検出する。
空吐出とは、記録ヘッド4のノズルコンディションを良好に保つために印字前後または印字中などに画像形成に寄与しないインクの吐出を行う動作である。例えば、印字中の空吐出では、図9に示すように、印字中に定期的に空吐出位置107への移動を行い、空吐出を行う。空吐出位置107は、主走査レイアウト上、側板101L手前付近に設けられていることが多く、また装置の縮小化のために側板101Lと空吐出位置107の距離に余裕は少ない。
ここでは、エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったときに、主走査範囲を縮小してキャリッジ3の移動制御を行うようにしている。
この駆動モード選択処理では、エンコーダスリットの汚れを検出したか否かを判別し、エンコーダスリットの汚れを検出しないときには、通常の動作モード(前述した図13に示すような速度プロファイルを使用した移動制御を行うモード)でキャリッジ3の移動制御を行い、エンコーダスリットの汚れを検出したときには、主走査移動範囲縮小モード(前述した図14に示すような速度プロファイルを使用した移動制御を行うモード)でキャリッジ3の移動制御を行う。
この駆動モード選択処理では、エンコーダスリットの汚れが発生する状況になったか否か(モード切替条件を満たしたか否か)を判別し、モード切替条件を満たしていないときには、通常の動作モード(前述した図13に示すような速度プロファイルを使用した移動制御を行うモード)でキャリッジ3の移動制御を行い、モード切替条件を満たしたときには、主走査移動範囲縮小モード(前述した図14に示すような速度プロファイルを使用した移動制御を行うモード)でキャリッジ3の移動制御を行う。
ここでは、主走査移動範囲縮小モードとして、図17に示すように、エンコーダスリットの汚れ割合が多い空吐出位置107やメンテナンス領域109を可能な限り避けて印字動作を実施するために、等速度Velが通常の駆動モードよりも低い縮小速度プロファイルを備え、加減速領域を狭め、キャリッジ3の加減速を空吐出位置・メンテナンス領域外から開始するようにしている。
例えば、汚れ量が多い領域と印字開始位置Gの間を領域C、汚れ量が多い領域と印字終了位置Hの間を領域D、印字速度プロファイルの加速度をα、等速度をVel、キャリッジの駆動開始位置をE、キャリッジの駆動終了位置をF、そして加減速領域A(αとVelと位置Gから求められる)、加減速領域B(αとVelと位置Hから求める)としたとき、「領域C−領域A」と「領域D−領域B」のうち値が小さいほうが、汚れ量が多い領域に対して駆動開始位置E(または駆動終了位置F)に余裕がないことになる。
ここでは、キャリッジの移動走査範囲を縮小して空吐出動作におけるキャリッジ3と側板との衝突を回避している。
装置本体のレイアウト上、左側の空吐出位置107と左側の側板101Lの距離に十分に余裕があり、メンテナンス領域109中の空吐出位置と右側の側板101Rの距離のほうが短く十分に余裕がない場合は、キャリッジ3と左右の側板101L、101R間の距離余裕の確保のために、通常はメンテナンス領域109で実施する空吐出を空吐出位置107で行うようにする。
4 記録ヘッド
23 エンコーダスケール
24 エンコーダセンサ
200 制御部
Claims (8)
- 液滴を吐出する記録ヘッドが搭載されて移動走査されるキャリッジと、
前記キャリッジの移動方向に沿って配置されたエンコーダスケールと、
前記エンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサと、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったか否かを判別する判別手段と、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったときに、前記キャリッジの走査範囲を縮小して前記キャリッジの移動制御を行う手段と、を備え、
前記キャリッジの走査方向の両端部に、前記記録ヘッドから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出する空吐出動作を行うメンテナンス領域及び空吐出位置がそれぞれ配置され、
前記キャリッジの移動制御を行う手段は、前記キャリッジの走査範囲を前記メンテナンス領域及び空吐出位置を避ける範囲に縮小する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記判別手段は、印刷枚数が予め定めた枚数以上になったときに前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったと判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記判別手段は、被記録媒体の種類ごと及び印字モードごとの少なくともいずれかの印刷枚数を予め定めた枚数と比較して判別を行なうことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記判別手段は、前記記録ヘッドの維持回復動作の回数が予め定めた回数以上になったときに前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったと判別することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記判別手段は、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出の回数及び前記記録ヘッドのクリーニング回数の少なくともいずれかを予め定めた回数と比較して判別を行なうことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記キャリッジの走査範囲を縮小して前記キャリッジの移動制御を行うとき、前記走査範囲を縮小しないときに対し、印字動作中の速度を下げ、又は、加速度を上げることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記キャリッジには複数の記録ヘッドが搭載され、前記空吐出位置には前記画像形成に寄与しない液滴を受ける前記記録ヘッドの数分の開口部が形成された空吐出受けが配置され、前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったときには、前記複数の記録ヘッドから前記空吐出受けの印字領域側の開口部に対して前記画像形成に寄与しない液滴を吐出させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 液滴を吐出する記録ヘッドが搭載されて移動走査されるキャリッジを、前記キャリッジの移動方向に沿って配置されたエンコーダスケールを読み取るエンコーダセンサの読取り結果に応じて移動制御する処理をコンピュータに行なわせるプログラムであって、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったか否かを判別する処理と、
前記エンコーダスケールの汚れが発生する状況になったときに、前記キャリッジの走査範囲を縮小して前記キャリッジの移動制御を行う処理と、をコンピュータに行なわせ、
前記キャリッジの移動制御を行う処理では、前記キャリッジの走査範囲を、前記キャリッジの走査方向の両端部にそれぞれ配置された、前記記録ヘッドから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出する空吐出動作を行うメンテナンス領域及び空吐出位置を避ける範囲に縮小する
ことを特徴とするプログラム。
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JP2009210782A JP5402432B2 (ja) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | 画像形成装置及びプログラム |
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Family Applications (1)
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