JP2008297091A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙種類や用紙の抵抗値、電荷量に応じて、適切な帯電量を決定して最適な搬送制御をする。
【解決手段】記録用紙の搬送を開始すると、記録用紙の特性を検出(取得)する(ステップ303)。ここで検出する記録用紙の特性は、記録用紙の抵抗値や電荷量である。制御部200は、設定情報取得ステップ301や記録用紙特性検出ステップ303から取得したデータから、帯電制御に必要かつ適切な制御情報を取得する(ステップ304)。これらの制御情報に基づき、搬送ベルトに適切な電圧とピッチを印加する(ステップ305)ことにより、記録用紙を帯電ベルトに吸着させて印写動作を実施する(ステップ306)。搬送量が所定量に達した場合(ステップ307Yes)、帯電に必要な情報の再設定を実施する。記録用紙の印写が完了すると(308Yes)、該当用紙を排紙し印刷動作を終了する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関し、詳しくは静電吸着タイプの記録紙搬送部を備えた画像形成装置およびその画像形成方法に関する。
従来、インクジェット形式の画像形成装置において、記録用紙を搬送する方法として、帯電ベルトにより記録用紙を吸着させて搬送する方法がある。この記録用紙搬送方法は比較的容易に記録用紙の平衡を保つことができるため、高速で高画質な画像を形成することができる。この記録用紙搬送方法では、帯電量を大きくすることにより記録用紙の吸着力を高めることができるが、帯電量を大きくしすぎると、記録用紙表面に発生する電荷により、吐出するインクが影響を受け、ミスト発生による記録ヘッド汚れや着弾位置ズレなどの問題を発生することが既に知られている。そのため、適切な帯電制御をする必要がある。
そこで、適切な帯電制御をするための従来技術として、特許文献1に記載の印刷装置が知られている。この印刷装置は、極性が反転する帯電領域の境界付近で静電吸着力が減少することに起因して記録用紙が浮き上がることを回避することを目的とする。その構成は、記録用紙Pの幅と、搬送ベルト2に形成される帯電パターンの帯電ピッチとをもとに、記録用紙Pの端部が、極性が反転する帯電領域の境界と一致するかどうかを予測する。一致すると予測されるときには、ゲートローラ26に記録用紙Pの先端を多少挟み込ませた状態で、ゲートローラ位置調整部27によりゲートローラ26を搬送方向と直交する方向に移動させ、搬送ベルト2の帯電領域の境界と、記録用紙Pの端部とが一致しない位置に移動する。この状態で記録用紙Pを搬送ベルト2上に搭載すると、記録用紙Pの端部と帯電領域の境界とは一致せず、記録用紙Pの端部は静電吸着力が小さい領域に位置しないから、十分に吸着保持されて、記録用紙Pの浮き上がりに起因する、印刷画質の低下や紙ジャムの発生等を回避することができる。
特開2006−264899号公報
しかしながら、上述した特許文献1の印刷装置では、記録用紙Pの浮き上がりに起因する、印刷画質の低下や紙ジャムの発生等を回避することができるものの、ミスト発生による記録ヘッド汚れや着弾位置ズレなどの問題を完全に解消することはできなかった。
また、上述した特許文献1以外の従来の帯電制御では、温度と湿度から帯電量を決定することがあった。これは低温・低湿の場合、ミストによる記録ヘッドの吐出不良が発生しやすいため、帯電量を落とす必要があるからである。しかしながら、一方で帯電量を落とすことにより、帯電ベルトの吸着力が低下し、用紙がベルトから浮きやすくなってしまうことで、記録用紙の平衡度が低下してしまい、画像形成の精度や信頼性を保てなくなってくる。
また、帯電の極性の切替を実現するスイッチングデバイスの切替速度性能にも限界があり、搬送速度を落とさなくては切り替えピッチを小さくできないため、結果として印刷速度を落とさないと、帯電量を十分に抑えることができない場合もある。さらに、記録用紙の種類によっては表面に発生する電荷の量に違いがあるため、インクが帯電の影響を受け難いにもかかわらず、帯電量を落としてしまっている場合もあるという問題があった。
そこで、本発明は、用紙種類や環境、具体的には従来の温度・湿度に加えて、用紙の抵抗値、電荷量に応じて、適切な帯電量を決定し最適な搬送制御をすることのできる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の画像形成装置は、記録用紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記記録用紙を前記画像形成装置内に給紙する給紙手段と、前記給紙手段により給紙された記録用紙を前記画像形成手段が画像形成可能な位置へ搬送する搬送手段と、前記画像形成手段による画像形成が終了した前記記録用紙を画像形成装置外に排紙する排紙手段と、前記画像形成手段、前記給紙手段、前記搬送手段および前記排紙手段を制御して、前記記録用紙上に画像形成させる制御手段とを備えた画像形成装置において、前記記録用紙の搬送性能に関わる特性を検出する特性検出手段を備え、前記特性検出手段が検出した特性にもとづいて、前記制御手段が少なくとも前記搬送手段に対して、搬送性能を向上するように制御することを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記搬送手段が前記記録用紙を吸着させることで搬送力を発生させる搬送ベルトであり、前記搬送ベルトに対して交換電位を付加することで帯電させて吸着力を発生させる帯電手段を備え、前記制御手段は前記帯電手段で発生させる交換電位の交換周期を変更可能にしたことを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制御手段は前記帯電手段で発生させる交換電位の電位差を変更可能にしたことを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項2または3に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記交換電位の帯電ピッチが所望の設定になるように前記搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記記録用紙が配置される位置によって前記搬送手段上の帯電量が変化するように前記帯電手段を制御することを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記記録用紙の端部が配置される位置について、前記搬送手段上の帯電量を、吸着力が強くなるように前記帯電手段を制御することを特徴とする。
請求項7の画像形成装置は、請求項2ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトを帯電させる帯電試行手段を備え、前記特性検出手段は、前記帯電試行手段によって発生した前記記録用紙上の帯電量を検出することを特徴とする。
請求項8の画像形成装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記特性検出手段は、前記記録用紙の搬送方向に対して前記搬送手段の上流側の搬送路上に配置したことを特徴とする。
請求項9の画像形成装置は、請求項7または8に記載の画像形成装置において、前記帯電試行手段は、前記帯電手段を使用することを特徴とする。
請求項10の画像形成装置は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記記録用紙を梱包している包装材に記録されている記録用紙情報を読取る記録用紙情報取得手段を備え、前記特性検出手段は前記記録用紙情報取得手段によって得られた記録用紙情報から記録用紙の特性を推定することを特徴とする。
請求項11の画像形成装置は、請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記記録用紙の種類を入力する記録用紙種類指示手段を備え、前記特性検出手段は、前記記録用紙種類指示手段によって入力された記録用紙種類の情報から記録用紙の特性を推定することを特徴とする。
請求項12の画像形成装置は、請求項1ないし11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記特性検出手段は、前記記録用紙の抵抗値または/および電荷量を計測することを特徴とする。
請求項13の画像形成方法は、記録用紙上に画像を形成する画像形成ステップと、前記記録用紙を前記画像形成ステップに給紙する給紙ステップと、前記ステップにより給紙された記録用紙を前記画像形成ステップにおける画像形成可能な位置へ搬送する搬送ステップと、前記画像形成ステップによる画像形成が終了した前記記録用紙を外部に排紙する排紙ステップと、前記画像形成ステップ、前記給紙ステップ、前記搬送ステップおよび前記排紙ステップを制御して、前記記録用紙上に画像を形成させる制御ステップとを備えた画像形成方法において、前記記録用紙の搬送性能に関わる特性を検出する特性検出ステップを備え、前記特性検出ステップが検出した特性にもとづいて、前記制御ステップが少なくとも前記搬送ステップに対して、搬送性能を向上するように制御することを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、記録用紙の、抵抗値、電荷量を測定したり、紙種を判断したりすることにより、従来の温湿度からの予測量よりも、実際の記録用紙の帯電量をより正確に把握することができるので、帯電が画質に与える悪影響を抑えつつ、必要な帯電量すなわち吸着力を確保することができる。また、画像形成速度を小さくしなければならない場合にも、速度減速を最小限に抑えることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図である。この画像形成装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド1とガイドレール2とでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ4で駆動プーリ6Aと従動プーリ6Bとの間に張架したタイミングベルト5を介して図2で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ3には、例えば、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる4個の記録ヘッド7y、7c、7m、7k(色を区別しないときは「記録ヘッド7」という。)を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。記録ヘッド7を構成する液体吐出ヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて記録液の膜沸騰を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、インク(液体)を吐出するためのエネルギー発生手段(圧力発生手段)として備えたものなどを使用できる。
キャリッジ3には、記録ヘッド7に各色のインクを供給するための各色のサブタンク8を搭載している。このサブタンク8にはインク供給チューブ9を介して図示しないメインタンク(インクカートリッジ)からインクが補充供給される。一方、給紙カセット10などの用紙積載部(圧板)11上に積載した用紙12を給紙するための給紙部として、用紙積載部11から用紙12を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)13及び給紙ローラ13に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド14を備え、この分離パッド14は給紙ローラ13側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙12を記録ヘッド7の下方側で搬送するため、用紙12を静電吸着して搬送するための搬送ベルト21と、給紙部からガイド15を介して送られる用紙12を搬送ベルト21との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ22と、略鉛直上方に送られる用紙12を略90°方向転換させて搬送ベルト21上に倣わせるための搬送ガイド23と、押さえ部材24で搬送ベルト21側に付勢された押さえコロ25とを備えている。また、搬送ベルト21表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ26を備えている。
ここで、搬送ベルト21は、無端状ベルトであり、搬送ローラ27とテンションローラ28との間に掛け渡されて、副走査モータ31からタイミングベルト32及びタイミングローラ33を介して搬送ローラ27が回転されることで、図2のベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト21の裏面側には記録ヘッド7による画像形成領域に対応してガイド部材29を配置している。また、帯電ローラ26は、搬送ベルト21の表層に接触し、搬送ベルト21の回動に従動して回転するように配置されている。
図2は本画像形成装置の全体構成を説明する平面説明図である。搬送ローラ27の軸には、スリット円板34を取り付け、このスリット円板34のスリットを検知するセンサ35を設けて、これらのスリット円板34及びセンサ35によってロータリエンコーダ36を構成している。さらに、記録ヘッド7で記録された用紙12を排紙するための排紙部として、搬送ベルト21から用紙12を分離するための分離爪51と、排紙ローラ52及び排紙コロ53と、排紙される用紙12をストックする排紙トレイ54とを備えている。
また、背部には両面給紙ユニット55が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット55は搬送ベルト21の逆方向回転で戻される用紙12を取り込んで反転させて再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙する。さらに、図2に示すように、キャリッジ3の走査方向の一方側の非印字領域には、記録ヘッド7のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構56を配置している。この維持回復機56は、記録ヘッド7の各ノズル面をキャッピングするための各キャップ57と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード58と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け59などを備えている。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部から用紙12が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙12はガイド15で案内され、搬送ベルト21とカウンタローラ22との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド23で案内されて押さえコロ25で搬送ベルト21に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。このとき、後述する制御部によってACバイアス供給部から帯電ローラ26に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト21が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。
このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト21上に用紙12が給送されると、用紙12が搬送ベルト21に静電力で吸着され、搬送ベルト21の周回移動によって用紙12が副走査方向に搬送される。そこで、キャリッジ3を往路及び復路方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド7を駆動することにより、停止している用紙12にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙12を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙12の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙12を排紙トレイ54に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト21を逆回転させることで、記録済みの用紙12を両面給紙ユニット61内に送り込み、用紙12を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベル21上に搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ54に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ3は維持回復機構56側に移動されて、キャップ57で記録ヘッド7のノズル面がキャッピングされて、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、キャップ57で記録ヘッド7をキャッピングした状態でノズルから記録液を吸引し(「ノズル吸引」又は「ヘッド吸引」という。)し、増粘した記録液や気泡を排出する回復動作を行い、この回復動作によって記録ヘッド7のノズル面に付着したインクを清掃除去するためにワイパーブレード58でワイピングを行う。また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する空吐出動作を行う。これによって、記録ヘッド7の安定した吐出性能を維持する。
図3は、この画像形成装置の制御部の概要を示すブロック図である。この制御部200は、この装置全体の制御を司るCPU201と、CPU201が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ204と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205とを備えている。
また、記録ヘッド7を駆動制御するためのデータ転送手段、駆動信号発生手段を含む印刷制御部208、キャリッジ3側に設けた記録ヘッド7を駆動するためのヘッドドライバ(ドライバIC)209と、主走査モータ4及び副走査モータ31を駆動するためのモータ駆動部210と、帯電ローラ26にACバイアスを供給するACバイアス供給部211などを備えている。また、この制御部200には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル212が接続されている。
この制御部200は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F206を持っていて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側から、ケーブル或いはネットワークを介してI/F206で受信する。そして、制御部200のCPU201は、I/F206に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC205にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行い、この画像データを印刷制御部208からヘッドドライバ209に転送する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成はホスト側のプリンタドライバ207で行っている。
印刷制御部208は、上述した画像データをシリアルデータで転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ209に出力する以外にも、ROM202に格納されている駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動信号生成部を含み、1の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動信号をヘッドドライバ209に対して出力する。
ヘッドドライバ209は、シリアルに入力される記録ヘッド7の1行分に相当する画像データに基づいて印刷制御部208から与えられる駆動信号を構成する駆動パルスを選択的に記録ヘッド7の液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(例えば圧電素子)に対して印加することで記録ヘッド7を駆動する。このとき、駆動信号を構成する駆動パルスを選択することによって、例えば、大滴、中滴、小滴など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
モータ駆動部210は、CPU201側から与えられる目標値とリニアエンコーダを構成するエンコーダセンサ43からの検出パルスをサンプリングして得られる速度検出値に基づいて制御値を算出して内部のモータドライバを介して主走査モータ4を駆動する。また、CPU201側から与えられる目標値とエンコーダセンサ35からの検出パルスをサンプリングして得られる速度検出値に基づいて制御値を算出して内部のモータドライバを介して副走査モータ31を駆動する。
I/O部213は、プリンタに装着されているセンサ214からの情報を取得し、プリンタの制御に必要な情報を抽出し、印刷制御部208やモータ制御部210、ACバイアス供給部211の制御に使用する。センサ214は、用紙の位置を検出するための光学センサや、機内の温度を監視するためのサーミスタ、帯電ベルトの電圧を監視するセンサ、カバーの開閉を検出するためのインターロックスイッチ、用紙の抵抗値や電荷量を測定するセンサなどがあり、I/O部213は様々のセンサ情報を処理することができる。
図4は帯電による記録用紙搬送制御の方法を説明した模式図である。この図は、搬送ベルト21上の記録用紙21を搬送する際の、帯電の状態を示している。帯電ベルト上はプラスに帯電された領域405と、マイナスに帯電された領域406があり、記録用紙搬送方向へ交互に並んでいる。この帯電は帯電ローラ26から印加され、電圧波形407のような電圧を印加することによって発生する。
一般的に、記録用紙の先端部分や後端部分は、端浮きなどのため記録用紙の平衡度を保つことが難しい。そのため、記録用紙の先端から一定の距離部分403と、記録用紙の後端から一定の距離部分404、その他の部分に分割して帯電制御することは一般的である。記録用紙先端から一定の距離403まで搬送する時は、帯電の間隔を短くすることにより、平衡度を保つ必要がある。この部分での帯電間隔は、記録用紙中央部の間隔の半分程度にすることが一般的である。記録用紙が一定距離403まで搬送された後は、帯電間隔を通常の間隔に戻す。記録用紙の搬送が進んで後端から一定の距離404まで達すると、再び帯電間隔を短くする。帯電間隔や帯電間隔変更の距離403,404、電圧波形407の情報は、NVRAM204に記憶されていて、記録用紙の種類によって値が決められているため、NVRAM204の情報を変更することにより、容易に制御可能となっている。
図5は、帯電により記録用紙を吸着して搬送する場合の搬送制御に関する制御方法を示すフロー図である。印刷開始命令がホスト側からプリンタに届くと、プリンタでは設定情報の取得を実施する(ステップ301)。この設定情報取得ステップ301では、搬送制御に必要な情報の取得をする。これらの搬送制御に必要な情報としては、例えば、印刷モードや記録用紙の種類や記録用紙の帯電特性がある。
これらの情報は、あらかじめ利用者がホスト側で設定し、印刷開始命令の中に付加してプリンタ側に通知する方法や、利用者がプリンタのユーザインターフェイスを通してあらかじめ設定する方法がある。また、プリンタに情報を設定する場合、ユーザがプリンタにあるキーなどで入力する方法もあるが、記録用紙の特性値を数値で入力するのは煩雑である。そこで、記録用紙の梱包用紙にコードにして付加し、それを読み取ることによって自動的に数値が入力される方法や、プリンタの画面上に記録用紙の一覧が表示され、ユーザは使用する用紙の種類を選択することにより設定する方法がある。
次に、プリンタは印刷命令に基づいて記録用紙の搬送を開始する(ステップ302)。記録用紙の搬送を開始すると、記録用紙は搬送路上あるいは搬送ベルト上にある記録用紙検出手段によって、記録用紙の特性が検出(取得)される(ステップ303)。ここで検出する記録用紙の特性としては、例えば記録用紙の抵抗値や電荷量である。このように、特性検出ステップ303では、センサ214により、用紙の抵抗値や電荷量を測定するため、各記録用紙の正確な帯電制御が可能となる。
制御部200は、設定情報取得ステップ301や記録用紙特性検出ステップ303から取得したデータから、帯電制御に必要な情報を生成する。帯電制御に必要な情報をしては、例えば搬送ベルトに印加する電圧の大きさ、帯電ピッチの交換周期、搬送速度などがある。これらの制御情報は、ROM202に記録されていて、設定情報取得ステップ301や記録用紙特性検出ステップ303の情報に従って、適切な制御情報を取得する(ステップ304)。
制御情報は、搬送ベルトに印加する電圧の大きさや帯電ピッチの交換周期を制御する場合には、ACバイアス供給部211の制御に利用され、搬送速度制御の場合には、モータ駆動部210を介して副走査モータ31の制御に利用される。
一般的に、高抵抗記録媒体の場合には、帯電により表面に電荷が生じるため、インクが記録用紙表面の電荷の影響を受け、プリンタ機内にミスト状に飛散することや、記録ヘッドに付着することにより、画像形成に悪影響を与える。そのため、表面抵抗の高い記録媒体の場合は、搬送ベルトに印加する電圧を低くする制御や、帯電ピッチの間隔を短くする制御を行うことにより、電荷の影響を受け難くする制御を行う。
ここで、搬送ベルトの制御例として、一般的な記録用紙の抵抗(表面抵抗12MΩ/□)よりも高い場合、電圧制御の例としては、通常は3kVの電圧印加により吸着するが、高抵抗の場合は2kVに落とすなどがあり、帯電ピッチの制御の例としては、通常8mmピッチでの帯電を、高抵抗の場合は4mmに狭くするなどの制御がある。ただし、帯電ピッチを狭くする場合には、ACバイアス部211の性能が問題になる場合がある。これは、一般的に帯電ピッチを狭くするためには、高周期の電圧発生制御が必要となるが、高周期の電圧発生装置は高価であるため、機器のコスト等などの観点から、すべての記録用紙に適正な範囲の周期可能であるとは限らない。そのため、帯電周期を変更するかわりに、搬送ベルトの速度を落とすことにより、帯電ピッチを制御することが可能である。
これらの方法により搬送ベルトに適切な電圧とピッチを印加すること(ステップ305)により、記録用紙を帯電ベルトに吸着させて印写動作を実施する(ステップ306)。印写動作を実施する際、搬送制御手段は記録用紙の搬送量を計算する。搬送量が所定量に達した場合(ステップ307Yes)、帯電に必要な情報の再設定を実施する。これは、一般的に記録用紙の先端部分では平衡度を保つのが比較的難しいのに対して、記録用紙の中央部分では平衡度を保つのが容易なためである。そこで用紙が所定の搬送量に達した場合には、帯電制御を変更することにより、最適な搬送制御を実施することが可能となる。記録用紙の印写が完了すると(308Yes)、該当用紙を排紙し印刷動作を終了する。
なお、上述した実施形態は、本発明の画像形成装置をインクジェットプリンタに適用した場合について説明したが、静電吸着タイプの記録紙搬送部を備えた他の方式の画像形成装置にも、本発明の適用が可能である。
次に、本発明の画像形成装置を適用することのできる、静電吸着タイプの記録紙搬送部を備えたシリアル型のインクジェットプリンタについて説明する。なお、本発明で用いられる搬送ベルトはエンドレスの無端状でも良いし、端部を貼り合わせたものであっても良い。
図6は記録紙搬送装置の構成図である。駆動ローラ12と従動ローラ13に巻き回され、往復動可能な搬送ベルト14と、駆動ローラ12と搬送ベルト14の間の滑りを防止するため、ばね等の弾性部材による弾性力で駆動ローラ12の部分で搬送ベルト14に押し付けられた押えローラ15と、駆動ローラ12と従動ローラ13の間の記録ヘッド3側に設けられた搬送ガイド16と、給紙トレイ5に積載した記録紙17が分離部18で分離されて送られ駆動ローラ13に巻かれた搬送ベルト14に接触する位置より駆動ローラ12の回転方向の上流側の位置で搬送ベルト14と接触し、駆動ローラ12と対向して設けられたベルト帯電ローラ19を有する。駆動ローラ12はアースに接続されている。
搬送ベルト14は、図7の断面図(a)に示すように2層構造又は(b)に示すように1層構造からなり、記録紙17やベルト帯電ローラ19と接触する側は絶縁層20で形成され、2層構造の場合は、記録紙17やベルト帯電ローラ19と接触しない側は導電層21で形成されている。絶縁層20は、例えばPET、PEI、PVDF、PC、ETFE、PTFEなどの樹脂またはエラストマーで導電制御材を含まない材料により体積抵抗率が1012Ωcm以上、望ましくは1015Ωcmなるように形成されている。導電層21は上記樹脂やエラストマーにカーボンを含有させて体積抵抗率が10〜10Ωcmとなるように形成されている。
この搬送ベルト14は、図8(a)の上面図と(b)の側面断面図に示すように、幅が記録紙17の幅より狭く形成され、駆動ローラ12と従動ローラ13の中央部付近に巻き回されている。搬送ガイド16は搬送ベルト14の幅方向の両側に設けられ、記録紙17の搬送方向に沿って設けられた複数のリブ22と逃げ溝23とを交互に有する。ベルト帯電ローラ19は、図7に示すように、例えば2kV〜3kVのACバイアスを加えるACバイアス供給部24に接続されている。
上記のように構成したシリアル型のインクジェットプリンタ1に画像出力の指示があると、記録紙搬送装置8の駆動ローラ12を不図示の駆動モータで回転して搬送ベルト14を反時計周りに回転させ、同時にACバイアス供給部24からベルト帯電ローラ19にACバイアスを加える。このベルト帯電ローラ19に加えられるACバイアスにより搬送ベルト14の絶縁層20に、図7に示すように、正と負の電荷を搬送ベルト14の移動方向に対して交互に帯電する。この正と負の電荷を帯電する搬送ベルト14の絶縁層20を、体積抵抗率が1012Ωcm以上、望ましくは1015Ωcmなるように形成しているから、絶縁層20に帯電した正と負の電荷が、その境界で移動することを防ぐことができ、絶縁層20に正と負の電荷を交互に安定して帯電させることができる。
この搬送ベルト14に分離部18で分離して送られた記録紙17が接触すると、図9に示すように、搬送ベルト14の絶縁層20に帯電した正の電荷から負の電荷に導かれる微小電界25により記録紙17に静電力が作用し、この静電力により搬送ベルト14に記録紙17の中央部を吸着する。このように搬送ベルト14に記録紙17を吸着するために搬送ベルト14に正と負の電荷を与えるベルト帯電ローラ19を、給紙された記録紙17が搬送ベルト14に接触する位置の近傍で駆動ローラ12の回転方向の上流側の位置に設けて、ベルト帯電ローラ19により搬送ベルト14に正と負の電荷を与えるから、記録紙17が搬送ベルト14に接触する位置で確実に微小電界25を発生することができ、記録紙17を搬送ベルト14に安定して吸着させることができる。
搬送ベルト14に吸着された記録紙17は搬送ベルト14の回転により押えローラ15に押えられながら印字部7に搬送される。記録紙17の画像形成領域の先端部が記録ヘッド3の真下に達すると、駆動ローラ12の回転を停止して搬送ベルト14を停止させる。このように記録紙17を搬送して停止させた状態で記録ヘッド3をキャリッジ4により走査方向に往復移動させてインク液滴を噴射して記録紙17に画像を形成する。記録紙17の画像形成領域の先端部の画像形成が終了すると、再び駆動ローラ12を駆動して搬送ベルト14を回転し、記録紙17を搬送して次の画像形成領域が記録ヘッド3の真下にきたら、駆動ローラ12の回転を停止して搬送ベルト14を停止させ、記録紙17に対する画像形成を繰り返す。この搬送ベルト14による記録紙17の搬送と停止を繰り返して記録紙17に画像を形成する。
このように記録紙17の搬送と停止を繰り返して記録紙17に画像を形成するときに、微小電界25による静電力で記録紙17を搬送ベルト14に吸着して固定するとともに、搬送ベルト14に静電吸着した記録紙17を押えローラ15で搬送ベルト14に一定の力で押付けるから、記録紙17を搬送ベルト14に密着させることができ、記録紙17に効率良く静電吸着力を与えることができ、記録紙17を安定して記録ヘッド3の位置に搬送することができる。
また、搬送ベルト14を駆動ローラ12に一定の力で押し付けて駆動ローラ12と搬送ベルト14との間の摩擦力を大きくして、駆動ローラ12と搬送ベルト14との間に滑りが生じることを防ぐことにより、記録紙17を精度良く搬送して停止することができる。さらに、搬送ベルト14に一定ピッチ例えば4mmピッチで交互に帯電させた正の電荷と負の電荷によって断続的に発生する微小電界25により生じる静電力で記録紙17を搬送ベルト14に吸着しているから、記録ヘッド3から噴射するインク液滴に対する静電力の影響をなくすことができ、インク液滴を所定の着弾位置に噴射することができる。したがって位置ずれのない高画質の画像を記録紙17に安定して形成することができる。
この記録紙17に記録ヘッド3からインク液滴を噴射して画像を形成しているとき、噴射したインク液滴が記録紙17に染み込んで記録紙17が伸びてコックリングが発生する。この伸びた記録紙17は、図8(b)に示すように、搬送ガイド16のリブ22によりその高さを維持しながら、リブ22以外の領域で逃げ溝23に落ち込み、インク液滴が染み込んで記録紙17全体が浮き上がることを抑える。したがってコックリングの影響で記録紙17に対するインク液滴の着弾位置がずれてしまうことを防ぐとともに記録紙17が記録ヘッド3のノズル面と接触して記録ヘッド3のノズル面を汚したり、記録紙17を汚すことを防ぐことができ、高画質の画像を安定して形成することができる。
このようにして画像を形成した記録紙17は搬送ベルト14の移動により記録ヘッド3の下流側に搬送される。この記録紙17は搬送ベルト14が駆動ローラ12により進行方向が変えられるとき、記録紙17の剛性によって搬送ベルト14から分離して排出部へと導かれる。この記録紙17が搬送ローラ14と分離するとき、搬送ベルト14に一定ピッチで交互に帯電させた正の電荷と負の電荷によって断続的に発生する微小電界25により生じる静電力で記録紙17を搬送ベルト14に吸着しているから、複雑な記録紙分離機構を設けることなしに記録紙17を搬送ベルト14から簡単に分離することができる。また、排出される記録紙17には断続的に発生する微小電界25が印加されるだけであるから、排出された記録紙17に静電気が残留することを防ぐことができる。さらに、搬送ベルト14を絶縁層20と導電層21の2層構造で形成した場合は、搬送ベルト14が記録ヘッド3から従動ローラ13の位置に移動するまでの間に絶縁層20に帯電した正の電荷と負の電荷がある程度放電するので、記録紙17を搬送ベルト14からより簡単に分離することができる。
上記説明では記録ヘッド3をキャリッジ4により走査方向に往復移動させてインク液滴を噴射して記録紙17に画像を形成するために搬送ベルト14を停止させているときもベルト帯電ローラ19にACバイアスを加えている場合について説明したが、搬送ベルト14を停止させているときには、ベルト帯電ローラ19に加えているACバイアスを停止させるようにしても良い。このように搬送ベルト14を停止させているときには、ベルト帯電ローラ19に加えているACバイアスを停止させることにより、搬送ベルト14のベルト帯電ローラ19と接触している部分に与えられた電荷をACバイアスで除去したり、不本意な方向の電荷が乗ってしまうことを防ぐことができ、引き続いて搬送ベルト14を回転したときに、記録紙17を安定して吸着することができる。また、搬送ベルト14の帯電時に流れる電流はごくわずかではあるが、搬送ベルト14の一部分に連続して電荷を印加することにより搬送ベルト14に熱を発生させてピンホールを誘発しリークに発展する可能性があるが、これを防いで搬送ベルト14に傷を付けることをなくすことができる。
また、押えローラ15を絶縁性のある材料で形成し、インクジェットプリンタ1に画像出力の指示があり、記録紙17を給紙するときに、ベルト帯電ローラ19にACバイアスを加える場合について説明したが、インクジェットプリンタ1に画像出力の指示があったときに、あらかじめ搬送ベルト14を連続回転しながらベルト帯電ローラ19にACバイアスを加えて搬送ベルト14に正と負の電荷を与え、搬送ベルト14全体に正と負の電荷が与えられた状態でベルト帯電ローラ19に加えているACバイアスを停止してから記録紙17を給紙するようにしても良い。このようにして搬送ベルト14を連続回転しながら正と負の電荷を与えることにより、搬送ベルト14に正と負の電荷を安定して与えることができる。
本発明ではベルトを連続回転させながら帯電ローラーにAC印加して帯電させた後に記録紙を給紙することもできるし、記録紙を給紙する直前に帯電ローラーにAC印加して帯電させることもできるし、記録紙送りが停止している際には帯電ローラーへのAC印加を停止することもできる。それぞれの場合の動作シーケンスを図20〜22に示す。
画像形成時に改行のための搬送ベルトを駆動する量(改行量)が帯電ピッチの整数倍でない場合と、及び整数倍である場合とがある。
図23に示すように、画像形成時に改行のために搬送ベルトを駆動する量(改行量)が、帯電ピッチの整数倍でない場合、また、1改行量よりも帯電ピッチが短い場合、搬送ベルトを駆動している最中に高圧出力のプラスとマイナスを切り換え、1改行中に所望の帯電ピッチを帯電しきらずに改行が終了してしまった場合は、その次の改行にて残りの帯電しきれていない残り分を帯電する。このようにして一定幅の帯電ピッチを形成している途中で、改行が停止した場合でも、所望の帯電ピッチを形成する。帯電ピッチを安定して形成することで、用紙の吸着力を安定して得るようにする。
一方、図24は画像形成時に改行のために搬送ベルトを駆動する量(改行量)が帯電ピッチの整数倍となるように帯電ピッチを設定した場合であり、整数倍とならないより好ましい。この改行量は、形成しようとする画像の画素密度と、ヘッドのノズルピッチ及びノズルの使用数によって決まる。通常IJによるシリアル型の画像形成装置に於いては、形成しうる画素密度を複数選択可能である。帯電ピッチをこの画像形成装置が有している改行量全てに対する最大公約数の1/n(n=整数)として、図24に示すように必ず1改行中に帯電ピッチの形成が完了する。このようにして、図23に示すような、極短い時間での帯電を行う必要が無くなる。極短い時間での帯電では、高圧電源の出力は所望の電位に立ち上がっていても、帯電ローラを介して、搬送ベルト上に所望の帯電電位が形成されているということにはならない。このとき、帯電電位が所望のレベルより低い電位しかのっていないという事態となる。そのような事態を避け、電位レベルの安定化を図ることができる。
上記のようにシリアル型のインクジェットプリンタ1の搬送ベルト14で記録紙17を吸着して記録ヘッド3の位置まで搬送し、搬送ベルト14の停止と移動を断続的に繰り返しているときに、印字する改行精度を安定させるためには搬送ベルト14の停止位置を正確に制御する必要がある。このため、搬送ベルト14の送り速度又は送り量を直接又は間接的に検出し、検出した送り速度又は送り量により搬送ベルト14の搬送量を制御すると良い。
例えば搬送ベルト14の送り速度または送り量を直接検出する場合は、図10(a)の搬送ベルト14の正面図と(b)の拡大図に示すように、搬送ベルト14の表面又は裏面の一部に、インクジェットプリンタ1の最高解像度に応じたピッチで設けた2進スケール26と、図11(a)に示すように、搬送ベルト14の記録紙17の搬送に影響がない部分に設けた透過型や反射型の読取センサ27、あるいは図11(b)に示すように、印字部7の近傍に設けた透過型の読取センサ27を有するエンコーダ28を使用すると良い。なお、透過型読取センサの概略図を図18に、反射型読取センサの概略図を図19にそれぞれ示す。図18では、検出光発信器27からエンコーダ23に向けて検出光29が発信され、反射光が受光部28で検出される。図19では、検出光発信器兼受光部25からエンコーダ23に向けて検出光26が発信され、反射光が検出光発信器兼受光部25で検出される。
そして図12のブロック図に示すように、駆動指令信号が送られて駆動ローラ12を回転するサーボモータ29の回転速度を演算する演算処理回路30に読取センサ28から出力されるパルス信号を送り、演算処理回路30で搬送ベルト14の送り速度を演算し、演算した送り速度信号を、サーボモータ29を駆動するサーボモータドライブ回路31に送り、サーボモータ29の回転速度を定速に制御して駆動ロータ12を回転させる。このように駆動ローラ12を回転するサーボモータ29の回転速度を制御することにより、搬送ベルト14に吸着して保持した記録紙17の搬送量を精度良く制御することができる。
この搬送ベルト14の送り量を検出するエンコーダ28の搬送ベルト14に設けた2進スケール26のピッチはそのまま紙送り精度の単位となる。また、記録紙17を搬送して印字するとき、紙送りの改行量は、インクジェットプリンタ1が出力し得る最高解像度が最小単位となる量である。例えばインクジェットプリンタ1の最高解像度を1200dpiとすると、最高解像度で定まる紙送りの最小単位は25.4mm/1200=21.2μmとなる。そこで2進スケール26のピッチすなわち制御単位を21.2μm/nとする。但しnは1以上の整数である。例えばn=2とすると、2進スケール26のピッチは10.6μmとなり、この2進スケール26を読み取ったパルス信号により搬送ベルトの送り量を制御しているときに、1パルス分ずれたとしても、記録紙17に形成する画像に影響を与えずにすみ、良質な画像を安定して形成することができる。
また、搬送ベルト14の送り速度または送り量を間接的に検出する場合は、図13に示すように、搬送ベルト14を搬送する駆動ローラ12の回転軸に設けた円板32に、図14(a)の正面図と(b)の拡大図に示すように、円周方向に並んで一定ピッチで設けたスケール33と、スケール33を読み取る透過型又は反射型の読取センサ34からなるロータリエンコーダ35を使用して駆動ローラ12の回転量を検出して搬送ベルト14の送り速度または送り量を算出すると良い。一般にロータリエンコーダのスケールピッチPは、100LPI、150LPI、200LPI、300LPIなどのものがある。
このロータリエンコーダは実際のスケールパルスの4倍のパルスを出力するものが知られている。例えば、1回転で2400ラインのスケール33の場合、この4逓倍出力が可能な読取センサ34を用いれば、9600パルスを得ることができる。また、記録紙17を搬送して印字するとき、紙送りの改行量は、インクジェットプリンタ1が出力し得る最高解像度が最小単位となる量である。例えば、最高解像度が600dpiの場合、25.4mm/600=42.3μmが送り量の最小単位になる。実際にはこの42.3μmの整数倍の量が送られる。インクジェットプリンタ1において、搬送ベルト14の送り量は最高解像度に応じて定められている。
例えば、1回転で2400ピッチのスケール33を有するロータリエンコーダ35で4逓倍出力した信号に基づき搬送ベルト14を搬送する駆動ローラ12を制御するものとすると、ロータリエンコーダ35の1回転の出力パルス数は2400×4=9600パルスとなる。このインクジェットプリンタ1の最高解像度を1200dpiとすると、1出力パルスの送り量は25.4mm/1200=21.2μmとなる。駆動ローラ12が1回転すると、スケール33を有する円板32も1回転するので、(駆動ローラ径×π)/9600=21.2μmの関係式から、駆動ローラ12の径は64.5mmとなる。すなわち径が64.5mmの駆動ローラ12を使用し、その回転軸に2400ピッチのスケール33を有するロータリエンコーダ35を設けることにより、制御上1パルス当たり21.2μmの送り量となる。
この最高解像度により得られる21.2μmの送り量を1パルス毎に出力するようにしても良いが、駆動ローラ12の径を、ロータリエンコーダ35の1パルス当たりの送り量が最高画像密度のn(2以上の整数)で除した値になるように設定すると良い。例えばn=2とした場合、(駆動ローラ径×π)/9600=10.6μmの関係式から、駆動ローラ12の径は32.4mmとなり、径が32.4mmの駆動ローラ12を使用し、その回転軸に2400ピッチのスケール33を有するロータリエンコーダ35を設けることにより、制御上1パルス当たり10.6μmの送り量となる。したがって駆動ローラ12の送り量が制御上1パルスずれたとしても、記録紙17に形成する画像に影響を与えずにすみ、高精度な画像を安定して形成することができる。
また、駆動ローラ12と搬送ベルト14の間に滑り防止機構を設けても良い。この滑り防止機構として、図15(a)に示すように、駆動ローラ12と従動ローラ13の両方又は駆動ローラ12を、表面に複数の突起35を有するグリップローラ36で形成したり、(b)に示すように、搬送ベルト14をタイミングベルト37で形成してすることにより、駆動ローラ12や従動ローラ13と搬送ベルト14間の滑りを確実に防ぐことができ、記録紙17に画像を形成するときの停止位置制御を精度良く行うことができるとともに搬送ベルト14を逆転搬送するときも高精度に搬送することができる。
また、上記説明ではシリアル型のインクジェットプリンタ1に付いて説明したが、図16(a)の斜視図と(b)のノズル列を示す正面図に示すように、記録紙17の幅方向全体にノズル列40を有し、インク供給管41から供給されるインクをヘッド駆動信号線42から出力される駆動信号により、記録紙17の印字幅全体に渡って噴出するラインヘッド43を使用したライン型のインクジェットプリンタ1aにも、図17の構成図に示すように、記録紙搬送装置8を同様に適用して、搬送ベルト14に記録紙17を静電吸着して搬送することにより、記録紙17を印字部7で安定して搬送することができ、改行速度の精度を高めて良質な画像を安定して形成することができる。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図である。 本発明に係る画像形成装置の全体構成を説明する平面説明図である。 本発明に係る画像形成装置の制御部の概要を示すブロック図である。 帯電による記録用紙搬送制御の方法を説明した模式図である。 本発明に係る画像形成装置の搬送制御に関する制御方法を示すフロー図である。 記録紙搬送装置の構成図である。 搬送ベルトの構成を示す断面図である。 搬送ガイドの構成図である。 搬送ベルトの電荷により生じた微小電界を示す説明図である。 搬送ベルトに設けた2進スケールの配置図である。 読取センサの配置を示す構成図である。 駆動ローラの駆動制御部の構成を示すブロック図である。 駆動ローラの回転軸に設けたエンコーダを示す構成図である。 円板に設けたスケールの配置を示す正面図である。 駆動ローラと搬送ベルトの滑り防止機構の構成を示す斜視図である。 ラインヘッドとノズル列を示す構成図である。 ライン型のインクジェットプリンタの構成図である。 透過型読取センサーの概略図である。 反射型読取センサーの概略図である。 制御動作を示すシーケンス図である。 制御動作を示すシーケンス図である。 制御動作を示すシーケンス図である。 副走査モータとパワーパック出力信号の関係を示す図である。 副走査モータとパワーパック出力信号の関係を示す図である。
符号の説明
1 ガイドロッド
2 ガイドレール
3 キャリッジ
4 主走査モータ
6A 駆動プーリ
6B 従動プーリ
5 タイミングベルト
7 記録ヘッド
7y、7c、7m、7k 記録ヘッド
8 サブタンク
9 インク供給チューブ
10 給紙カセット
11 用紙積載部(圧板)
12 用紙
13 半月コロ(給紙ローラ)
14 分離パッド
15 ガイド
21 搬送ベルト
22 カウンタローラ
23 搬送ガイド
24 押さえ部材
25 押さえコロ
26 帯電ローラ
27 搬送ローラ
28 テンションローラ
29 ガイド部材
31 副走査モータ
32 タイミングベルト
33 タイミングローラ
34 スリット円板
35 センサ
36 ロータリエンコーダ
51 分離爪
52 排紙ローラ
53 排紙コロ
54 排紙トレイ
55 両面給紙ユニット
56 維持回復機構
57 キャップ
58 ワイパーブレード
59 空吐出受け
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 不揮発性メモリ
205 ASIC
206 I/F
207 プリンタドライバ
208 印刷制御部
209 ヘッドドライバ(ドライバIC)
210 モータ駆動部
211 ACバイアス供給部
212 操作パネル
213 I/O部
214 センサ

Claims (13)

  1. 記録用紙上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記記録用紙を前記画像形成装置内に給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段により給紙された記録用紙を前記画像形成手段が画像形成可能な位置へ搬送する搬送手段と、
    前記画像形成手段による画像形成が終了した前記記録用紙を画像形成装置外に排紙する排紙手段と、
    前記画像形成手段、前記給紙手段、前記搬送手段および前記排紙手段を制御して、前記記録用紙上に画像形成させる制御手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記記録用紙の搬送性能に関わる特性を検出する特性検出手段を備え、
    前記特性検出手段が検出した特性にもとづいて、前記制御手段が少なくとも前記搬送手段に対して、搬送性能を向上するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記搬送手段は前記記録用紙を吸着させることで搬送力を発生させる搬送ベルトであり、前記搬送ベルトに対して交換電位を付加することで帯電させて吸着力を発生させる帯電手段を備え、
    前記制御手段は前記帯電手段で発生させる交換電位の交換周期を変更可能にしたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は前記帯電手段で発生させる交換電位の電位差を変更可能にしたことを特徴とする画像形成記録装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記交換電位の帯電ピッチが所望の設定になるように前記搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記記録用紙が配置される位置によって前記搬送手段上の帯電量が変化するように前記帯電手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記記録用紙の端部が配置される位置について、前記搬送手段上の帯電量を、吸着力が強くなるように前記帯電手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項2ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記搬送ベルトを帯電させる帯電試行手段を備え、
    前記特性検出手段は、前記帯電試行手段によって発生した前記記録用紙上の帯電量を検出することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記特性検出手段は前記記録用紙の搬送方向に対して前記搬送手段の上流側の搬送路上に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7または8に記載の画像形成装置において、
    前記帯電試行手段は前記帯電手段を使用することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記記録用紙を梱包している包装材に記録されている記録用紙情報を読取る記録用紙情報取得手段を備え、
    前記特性検出手段は前記記録用紙情報取得手段によって得られた記録用紙情報から記録用紙の特性を推定することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記記録用紙の種類を入力する記録用紙種類指示手段を備え、
    前記特性検出手段は、前記記録用紙種類指示手段によって入力された記録用紙種類の情報から記録用紙の特性を推定することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記特性検出手段は、前記記録用紙の抵抗値または/および電荷量を計測することを特徴とする画像形成装置。
  13. 記録用紙上に画像を形成する画像形成ステップと、
    前記記録用紙を前記画像形成ステップに給紙する給紙ステップと、
    前記ステップにより給紙された記録用紙を前記画像形成ステップにおける画像形成可能な位置へ搬送する搬送ステップと、
    前記画像形成ステップによる画像形成が終了した前記記録用紙を外部に排紙する排紙ステップと、
    前記画像形成ステップ、前記給紙ステップ、前記搬送ステップおよび前記排紙ステップを制御して、前記記録用紙上に画像を形成させる制御ステップと、
    を備えた画像形成方法において、
    前記記録用紙の搬送性能に関わる特性を検出する特性検出ステップを備え、
    前記特性検出ステップが検出した特性にもとづいて、前記制御ステップが少なくとも前記搬送ステップに対して、搬送性能を向上するように制御することを特徴とする画像形成方法。
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