JP4954693B2 - 基板の処理方法、基板の処理システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

基板の処理方法、基板の処理システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板の処理方法、基板の処理システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスでは、ウェハ上の特定の被加工膜に所定のパターンを形成するパターニング処理が行われる。被加工膜のパターニング処理では、例えばフォトリソグラフィー技術を用いて、ウェハ上の被加工膜の上層にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、ウェハ表面のレジスト膜に所定パターンの光を照射してレジスト膜を露光する露光処理、露光されたレジスト膜内の化学反応を促進させるためにウェハを加熱する加熱処理(露光後ベーク)、加熱されたレジスト膜を現像する現像処理、現像処理後にウェハを加熱する加熱処理(ポストベーク)等が順次行われて、ウェハ表面のレジスト膜に所定のレジストパターンが形成される。その後、例えばレジストパターンをマスクとして被加工膜がエッチングされ、その後レジストパターンが除去されて、被加工膜に所定のパターンが形成されている。
より微細なパターンを形成して半導体デバイスの微細化を図るため、従来から上記パターニング処理における露光処理の光を短波長化することが進められている。しかしながら、この露光の短波長化を進める方法のみでは、例えば32nmや45nmレベルの微細な半導体デバイスを形成するのは技術的に難しい。そこで、例えばウェハ表面の同じ層の被加工膜に複数回のパターニングを行うことにより、より微細なパターンを形成し、半導体デバイスの微細化を図ることが提案されている(特許文献1参照)。
特開平7-147219号公報
上記パターニング処理における加熱処理、例えば露光後ベークは、通常露光後ベーク装置において行われ、所定温度に調整された熱板上にウェハを載置することによって行われている。
ところで、露光後ベークにおける加熱温度は、最終的なパターンの寸法に大きな影響を与えるため、露光後ベーク装置の熱板の温度は、載置面内で均一になるように制御されている。しかしながら、熱板自体の性能や周辺の環境等の影響により、現実的には、僅かながら熱板面内に一定の傾向を有する温度斑が生じている。このため、熱板により処理されたウェハのパターンには、ウェハ面内において、熱板の温度斑の傾向に応じた一定の寸法斑が現れる。つまり、熱板の温度傾向に応じて、ウェハ面内のパターンには、例えば図14の(I)に示すように相対的に線幅が太くなる部分R1と細くなる部分R2ができる。
上述のように同じ層の被加工膜に複数回のパターニングを行う場合には、各パターニング毎に、露光後ベークが行われ、その都度ウェハが露光後ベーク装置に搬送されるので、各パターンニング相互間で、熱板に対するウェハの載置位置が例えば回転方向にずれることがある。ウェハの載置位置がずれると、上述のウェハ面内のパターンの寸法斑もずれるため、複数回のパターニングにおいて、各パターニングにおける異なる寸法斑が重ねられて、最終的なパターンが形成される。この結果、ウェハ上に所望の寸法のパターンが形成されなくなり、また、ウェハ面内のパターンの寸法が不均一になる。
例えば図14の(I)に示すウェハWのように1回目のパターニングにおいて線幅が比較的太くなる部分R1に、2回目のパターニングにおいて線幅が比較的細くなる部分が重ねられると、図14の(II)に示すように最終的なパターンの線幅が太くなる。一方、図14の(I)に示すように1回目のパターニングにおいて線幅が比較的細くなる部分R2に、2回目のパターニングにおいて線幅が比較的太くなる部分が重ねられると、図14の(II)に示すように最終的なパターンの線幅が細くなる。このように、最終的に所望の線幅を有するパターンが形成されず、また、ウェハ面内の線幅もばらつく。したがって、従来の複数回のパターニングを行う方法では、最終的に所望の寸法のパターンを形成し、またウェハ面内のパターン寸法の均一性を確保することが難しかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、複数回のパターニングを行う場合であっても、ウェハなどの基板上に最終的に所望の寸法のパターンを形成し、また基板面内のパターン寸法の均一性を確保することをその目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回の露光処理を施してパターニングを行う基板の処理方法であって,各回のパターニングにおいて,露光処理後の基板を熱処理板上に載置して基板を熱処理する熱処理工程を有し,前記熱処理工程における熱処理は,露光処理後であって現像処理前に行われる加熱処理,又は現像処理後の加熱処理の少なくともいずれかであり,1回目のパターニングの熱処理工程時に,前記熱処理板上に載置される基板の位置を検出し,その1回目のパターニング時の熱処理板上の基板の位置の検出結果に基づいて,1回目のパターニングの前記熱処理工程において前記熱処理板上に載置される基板の当該熱処理板に対する位置と,前記1回目のパターニングが終了した基板への2回目以降のパターニングの前記熱処理工程における,前記熱処理板上に載置される基板の当該熱処理板に対する位置と,を合わせることを特徴とする。なお,「熱処理板に対する基板の位置」には,熱処理板上の基板の回転方向(θ方向)の位置,又は水平方向(X−Y方向)の位置の少なくともいずれかが含まれる。
本発明によれば、1回目のパターニングの熱処理板上の基板の位置に、2回目以降のパターニングの熱処理板上の基板に位置が合わせられるので、複数回のパターニングにおいて基板が常に熱処理板上の同じ位置に載置されて熱処理される。この結果、複数回のパターニングにおいて、寸法の一定の面内傾向を有するパターンが同じ位置に重ねて形成されるので、最終的に所望の寸法のパターンが形成される。また、基板面内のパターン寸法の均一性が確保できる。
前記2回目以降のパターニング時の熱処理板上の基板の位置合わせは、熱処理板上に載置される直前の基板を位置合わせ装置に搬送し、その位置合わせ装置において行われてもよい。
前記2回目以降のパターニング時の熱処理板上の基板の位置合わせは、熱処理板の位置を調整することにより行われてもよい。
前記2回目以降のパターニングの熱処理工程の熱処理板には、1回目のパターニングの熱処理工程の熱処理板と同じものが用いられてもよい。
また,別の観点による本発明は,基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回の露光処理を施してパターニングを行う基板の処理システムであって,各回のパターニングにおいて,露光処理後の基板を載置して熱処理を行う熱処理板と,1回目のパターニングの熱処理時に,熱処理板上の基板の位置を検出するための検出部材と,前記検出部材における検出結果に基づいて,1回目のパターニングの熱処理において前記熱処理板上に載置される基板の,当該熱処理板に対する位置と,前記1回目のパターニングが終了した基板への2回目以降のパターニングの熱処理において前記熱処理板上に載置される基板の,当該熱処理板に対する位置とを合わせる位置合わせ機構と,を有し,前記熱処理は,パターニングにおける露光処理後であって現像処理前に行われる加熱処理,又は現像処理後の加熱処理の少なくともいずれかであることを特徴とする。
前記位置合わせ機構は、2回目以降のパターニング時に熱処理板上に載置される直前の基板を位置合わせする位置合わせ装置を有し、前記位置合わせ装置は、基板を保持する保持部材と、前記保持部材に保持された基板の位置を検出するための検出部材と、前記検出部材による検出結果に基づいて、前記保持部材を動かして基板の位置を調整する駆動機構とを有していてもよい。
前記位置合わせ機構は、2回目以降のパターニング時に用いられる熱処理板を動かして熱処理板の位置調整を行う駆動機構を有していてもよい。
前記2回目以降のパターニングの熱処理の熱処理板には、1回目のパターニングの熱処理の熱処理板と同じものが用いられてもよい。
さらに,別の観点による本発明は,基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回のパターニングを行う基板の処理システムであって,各回のパターニングにおいて基板を載置して熱処理を行う熱処理板と,前記熱処理板の厚み方向に貫通し,かつ前記熱処理板の中心と同心円の円弧状に形成された貫通孔を挿通する昇降ピンと,1回目のパターニングの熱処理において基板が熱処理板上に載置されたときの当該熱処理板に対する基板の位置に,2回目以降のパターニングの熱処理において基板が熱処理板上に載置されたときの当該熱処理板に対する基板の位置を合わせるように,2回目以降のパターニング時に用いられる熱処理板を回転方向に動かす位置合わせ機構と,を有ることを特徴とする。
別の観点による本発明によれば、基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回のパターニングを行う基板の処理システムを制御するコンピュータに上記基板の処理方法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
本発明によれば、複数回のパターニングにより基板上の被加工膜に所望の寸法のパターンを形成できるので、半導体デバイスの微細化を促進できる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる基板の処理システムとしての塗布現像処理システム1の構成の概略を示す平面図であり、図2は、塗布現像処理システム1の正面図であり、図3は、塗布現像処理システム1の背面図である。
塗布現像処理システム1は、図1に示すように例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり、カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と、フォトリソグラフィー工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理装置を多段に配置している処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられている露光装置(図示せず)との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2では、カセット載置台5が設けられ、当該カセット載置台5は、複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になっている。カセットステーション2には、搬送路6上をX方向に沿って移動可能なウェハ搬送体7が設けられている。ウェハ搬送体7は、カセットCに収容されたウェハWの配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、カセットC内に上下方向に配列されたウェハWに対して選択的にアクセスできる。ウェハ搬送体7は、鉛直方向の軸周り(θ方向)に回転可能であり、後述する処理ステーション3の第3の処理装置群G3の各処理装置に対してもウェハWを搬送できる。
処理ステーション3は、複数の処理装置が多段に配置された、例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。処理ステーション3のX方向負方向(図1中の下方向)側には、カセットステーション2側から第1の処理装置群G1、第2の処理装置群G2が順に配置されている。処理ステーション3のX方向正方向(図1中の上方向)側には、カセットステーション2側から第3の処理装置群G3、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4の間には、第1の搬送装置10が設けられている。第1の搬送装置10は、第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各装置に対し選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5の間には、第2の搬送装置11が設けられている。第2の搬送装置11は、第2の処理装置群G2、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5内の各装置に対して選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。
図2に示すように第1の処理装置群G1には、ウェハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置、例えばウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置20、21、22、露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティング装置23、24が下から順に5段に重ねられている。第2の処理装置群G2には、液処理装置、例えばウェハWに現像液を供給して現像処理する現像処理装置30〜34が下から順に5段に重ねられている。また、第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には、各処理装置群G1、G2内の前記液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室40、41がそれぞれ設けられている。
例えば図3に示すように第3の処理装置群G3には、ウェハWの温度を調整する温調装置60、ウェハWの受け渡しを行うためのトランジション装置61、温調装置62〜64及びウェハWを加熱処理する加熱処理装置65〜68が下から順に9段に重ねられている。
第4の処理装置群G4には、例えば温調装置70、レジスト塗布処理後のウェハWの加熱処理(プリベーク)を行うプリベーク装置71〜74及び現像処理後のウェハWの加熱処理(ポストベーク)を行うポストベーク装置75〜79が下から順に10段に重ねられている。
第5の処理装置群G5には、例えば温調装置80〜82、ウェハWの位置合わせを行う位置合わせ装置83〜85及び露光処理後のウェハWの加熱処理(露光後ベーク)を行う露光後ベーク装置86〜89が下から順に10段に重ねられている。
図1に示すように第1の搬送装置10のX方向正方向側には、複数の処理装置が配置されており、例えば図3に示すようにウェハWを疎水化処理するためのアドヒージョン装置90、91が下から順に2段に重ねられている。図1に示すように第2の搬送装置11のX方向正方向側には、例えばウェハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置92が配置されている。
インターフェイスステーション4には、例えば図1に示すようにX方向に向けて延伸する搬送路100上を移動するウェハ搬送体101と、バッファカセット102が設けられている。ウェハ搬送体101は、Z方向に移動可能でかつθ方向にも回転可能であり、インターフェイスステーション4に隣接した露光装置と、バッファカセット102及び第5の処理装置群G5の各装置に対してアクセスしてウェハWを搬送できる。
例えばカセットステーション2には、塗布現像処理システム1の上述の各処理装置やウェハ搬送体、搬送装置などの動作を制御して、ウェハW上の被加工膜に対するパターン形成処理を行う主制御部110が設けられている。主制御部110は、例えばCPUやメモリなどを備えたコンピュータにより構成され、例えばメモリに記憶されたプログラムを実行することによって、塗布現像処理システム1におけるパターン形成処理を実現できる。なお、塗布現像処理システム1におけるパターン形成処理を実現するための各種プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なCDなどの記録媒体Hに記録されていたものであって、その記録媒体Hから主制御部110にインストールされたものであってもよい。
次に、上述した露光後ベーク装置86〜89の構成について説明する。例えば露光後ベーク装置86は、図4に示すようにケーシング86a内に、上側に位置して上下動自在な蓋体130と、下側に位置して蓋体130と一体となって処理室Kを形成する熱板収容部131を有している。
蓋体130は、下面が開口した略円筒形状を有している。蓋体130の上面中央部には、排気部130aが設けられている。処理室K内の雰囲気は、排気部130aから均一に排気される。
熱板収容部131の中央部には、熱処理板としての熱板140が設けられている。熱板140は、例えば略円盤状に形成されている。熱板140の内部には、給電により発熱するヒータ141が内蔵されており、熱板140を所定の温度に加熱できる。
例えば熱板140の下方には、ウェハWを下方から支持し昇降させるための昇降ピン150が設けられている。昇降ピン150は、昇降駆動機構151により上下動できる。熱板140の中央部付近には、熱板140を厚み方向に貫通する貫通孔152が形成されており、昇降ピン150は、熱板140の下方から上昇して貫通孔152を通過して、熱板140の上方に突出できる。
熱板収容部131は、例えば熱板140を収容して熱板140の外周部を支持する環状の支持部材160と、その支持部材160の外周を囲む略筒状のサポートリング161を備えている。
また、露光後ベーク装置86内には、熱板140上のウェハWのノッチ部を検出するCCDセンサなどの検出部材165が設けられている。検出部材165は、例えば蓋体130の内側の天井面に取り付けられている。検出部材165によるウェハWのノッチ部の検出結果は、例えば主制御部110に出力できる。
なお、露光後ベーク装置87〜89の構成については、上記露光後ベーク装置86と同様であるので説明を省略する。
次に、上述の位置合わせ装置83〜85の構成について説明する。例えば位置合わせ装置83は、図5に示すようにケーシング83a内に、ウェハWを保持する保持部材170を備えている。保持部材170は、例えば上面が水平に形成され、当該上面には、例えばウェハWを吸引するための図示しない吸引口が設けられている。この吸引口からの吸引により、ウェハWを保持部材170の上面に吸着保持できる。
保持部材170の下方には、保持部材170を回転させる駆動機構としての回転駆動機構171が設けられている。回転駆動機構171は、例えばサーボモータなどの回転駆動部172や、その電源173などを備えている。回転駆動部172は、例えば主制御部110からの指示信号により保持部材170を所定角度回転させることができる。
保持部材170に保持されたウェハWの上方には、ウェハWのノッチ部を検出するCCDセンサなどの検出部材174が設けられている。検出部材174によるウェハWのノッチ部の検出結果は、例えば主制御部110に出力できる。主制御部110は、この検出部材174によるウェハWのノッチ部の検出結果と前記検出部材165によるウェハWのノッチ部の検出結果に基づいて、回転駆動部172の動作を制御して、保持部材170上のウェハWを回転させてウェハWの位置を調整することができる。
なお、位置合わせ装置84、85の構成については、上記位置合わせ装置83と同様であるので説明を省略する。
次に、上述の塗布現像処理システム1を用いて行われるウェハW上の被加工膜に対するパターン形成プロセスについて説明する。図6は、このパターン形成プロセスのフロー図である。なお、この実施の形態においては、例えば図7(a)に示すように予めウェハWの表面に有機下層膜などの下層膜Eが形成され、その上層の被加工膜としてのSOG(Spin On Glass)膜Fが形成されており、このSOG膜Fに対し合計2回のパターニングを行う場合を例に採って説明する。
先ず、1回目パターニングが開始され(図6のS1)、図1に示すカセットC内のウェハWが、ウェハ搬送体7によって一枚ずつ取り出され、処理ステーション3の第3の処理装置群G3に属する温調装置60に搬送される。ウェハWは、温調装置60において温度調節された後、第1の搬送装置10によってレジスト塗布装置20に搬送される。レジスト塗布装置20では、例えばウェハWの表面にレジスト液が塗布されて、例えば図7(b)に示すように1回目のレジスト膜R1が形成される。
1回目のレジスト膜R1が形成されたウェハWは、第1の搬送装置10によって例えばプリベーク装置71に搬送され、プリベークが施された後、第2の搬送装置11によって周辺露光装置92、温調装置82に順次搬送され、各装置において所定の処理が施される。その後、インターフェイスステーション4のウェハ搬送体101によって露光装置に搬送され、ウェハWのレジスト膜R1に所定のパターンが露光される。露光処理の終了したウェハWは、ウェハ搬送体101によって処理ステーション3の例えば露光後ベーク装置86に搬送される。
図4に示す露光後ベーク装置86に搬送されたウェハWは、予め上昇して待機していた昇降ピン150に受け渡される。次に、蓋体130が下降して処理室Kが形成され、その後、昇降ピン150が下降してウェハWが熱板140上に載置される。こうしてウェハWが熱板140により加熱され、1回目の露光後ベークが行われる。例えばこのとき、検出部材165により、図8に示すようなウェハWのノッチ部Nが検出され、このウェハWのノッチ部Nの位置情報は、主制御部110に出力される。主制御部110では、そのノッチ部Nの位置から熱板140上のウェハWの位置P1が検出されて(図6のS2)、記憶される。
ウェハWは、熱板140上で所定時間加熱された後、昇降ピン150によって上昇され、ウェハWの加熱が終了する。その後ウェハWは、昇降ピン150から第2の搬送装置11に受け渡され、露光後ベーク装置86から搬出される。
露光後ベークが終了したウェハWは、例えば第2の搬送装置11によって温調装置70に搬送されて温度調節され、その後、現像処理装置30に搬送される。現像処理装置30において、ウェハW上のレジスト膜R1が現像され、図7(c)に示すようにウェハW上にレジストパターンK1が形成される。その後ウェハWは、例えば第2の搬送装置11によってポストベーク装置75に搬送され、ポストベークが施され、その後、第1の搬送装置10によって温調装置62に搬送されて温度調節される。その後ウェハWは、ウェハ搬送体7によってカセットステーション2のカセットCに戻される。カセットCに戻されたウェハWは、例えば図示しないエッチング装置によりレジストパターンK1をマスクとして被加工膜のSOG膜Fがエッチングされ、その後図示しないレジスト剥離装置により不要なレジストパターンK1が剥離される。こうして1回目のパターニングが終了し、図7(d)に示すようにウェハW上のSOG膜FにパターンB1が形成される。
次にウェハWは、例えば再びカセットCに収容され、2回目のパターニングが開始される(図6のS3)。2回目のパターニングは、1回目のパターニングと同様、先ずウェハWがウェハ搬送体7によって処理ステーション3に搬送され、その後レジスト塗布装置21に搬送されて、図9(a)に示すようにウェハWのSOG膜F上に2回目のレジスト膜R2が形成される。その後ウェハWは、プリベーク装置87、露光装置等に順に搬送される。露光装置においては、ウェハW上のレジスト膜R2が所定のパターンに露光される。露光の終了したウェハWは、ウェハ搬送体101によって、第5の処理装置群G5の例えば位置合わせ装置83に搬送される。
図5に示す位置合わせ装置83に搬送されたウェハWは、保持部材170に保持される。次に、保持部材170上のウェハWのノッチ部Nが検出部材174によって検出され、このノッチ部Nの位置の情報が主制御部110に出力される。主制御部110により、保持部材170上のウェハWのノッチ部Nの位置から、図10に示すような次工程の露光後ベークで熱板140上に載置される際の熱板140上のウェハWの位置P2が検出される。そして、この主制御部110により、1回目の露光後ベーク時における熱板140上のウェハWの位置P1と、この2回目の露光後ベーク時における熱板140上のウェハWの位置P2が比較され、図10に示す両者のずれ角θ1が算出される。
そのずれ角θ1の情報に基づいて、主制御部110により回転駆動部172が駆動され、保持部材170上のウェハWがずれ角θ1分回転される。こうして、2回目の露光後ベーク時の熱板140上のウェハWの位置P2が、1回目の露光後ベーク時の熱板140上のウェハWの位置P1に一致するように、保持部材170上のウェハWのθ方向の向きが調整される(図6のS4)。
その後、ウェハWは、例えば第2の搬送装置11によって位置合わせ装置83から搬出され、1回目の露光後ベークと同じ露光後ベーク装置86に搬送される。
露光後ベーク装置86に搬送されたウェハWは、1回目の露光後ベークと同様に熱板140上に載置されて、2回目の露光後ベークが行われる(図6のS5)。このとき、位置合わせ装置83において予めウェハWの位置合わせが行われているので、ウェハWは、熱板140に対して1回目の露光後ベークのときの同じ位置に載置される。
露光後ベークの終了したウェハWは、例えば現像処理装置31、ポストベーク装置76等に順に搬送されて、図9(b)に示すように2回目のレジストパターンK2が形成される。その後ウェハWは、カセットステーション2のカセットCに戻され、その後エッチング装置によりSOG膜Fがエッチングされ、その後レジスト剥離装置によりレジストパターンK2が剥離される。こうして、2回目のパターニングが終了し、図9(c)に示すようにウェハW上のSOG膜Fに最終的なパターンB2が形成される(図6のS6)。
以上の実施の形態によれば、1回目のパターニングの露光後ベークにおける熱板140上のウェハWの位置P1に、2回目のパターニングの露光後ベークにおける熱板140上のウェハWの位置P2を合わせるようにしたので、合計2回のパターニングにおいてウェハWが常に熱板140上の同じ位置に載置されて熱処理される。この結果、パターン寸法の同じ面内傾向を有する2回のパターニングが、ウェハW上のSOG膜Fの同じ位置に重ねて行われるので、ウェハW上のSOG膜Fに所望の寸法のパターンが形成される。また、ウェハ面内のパターン寸法の均一性が確保できる。つまり、図11に示すように1回目のパターニングにおいて線幅が比較的太くなる部分R1に、2回目のパターニングにおいて同様に線幅が比較的太くなる部分が重ねられ、また、1回目のパターニングにおいて線幅が比較的細くなる部分R2に、2回目のパターニングにおいて同様に線幅が比較的細くなる部分が重ねられる。この結果、最終的にウェハWの全面において所望の寸法の線幅が均一に形成される。
特に本実施の形態では、1回目のパターニングと2回目のパターニングにおいて同じ露光後ベーク装置86の熱板140を用いて露光後ベークを行ったので、熱板140の特有の温度斑が全く一緒であり、全く同じパターン寸法の面内傾向を有するパターニングが同じ位置に重ねて行われるので、ウェハ面内のパターン寸法の均一性を飛躍的に向上できる。なお、熱板140の温度斑は、塗布現像処理システム1内の周辺環境等によっても左右され、同じ機種である露光後ベーク装置86〜89では、同様の温度斑が現れるので、1回目と2回目のパターニングにおいて異なる露光後ベーク装置86〜89の熱板140を用いた場合であっても、本実施の形態における効果は得られる。
本実施の形態では、露光後ベーク装置86に検出部材165を設けたので、1回目のパターニングの露光後ベーク時における熱板140上のウェハWの位置を正確に検出できる。
また、塗布現像処理システム1内に位置合わせ装置83を設けたので、露光後ベーク装置86の熱板140に載置される直前に、ウェハWを位置合わせ装置83に搬送し、ウェハWの位置合わせを行うことができる。このため、2回目のパターニングにおける熱板140上のウェハWの位置を、1回目のパターニングにおける熱板140上のウェハWの位置に正確に合わせることができる。また、位置合わせ装置83は、保持部材170、回転駆動機構171、検出部材174を備えるので、ウェハWの位置合わせを適正に行うことができる。
以上の実施の形態では、塗布現像処理システム1に位置合わせ機構として専用の位置合わせ装置83〜85を設けていたが、露光後ベーク装置86〜89が位置合わせ機構を備えていてもよい。
かかる場合、例えば図12に示すように熱板140の下面には、熱板140を回転させる駆動機構としての回転駆動機構190が設けられている。回転駆動機構190は、例えばサーボモータなどの回転駆動部191や、その電源192などを備えている。回転駆動部191は、例えば主制御部110からの指示信号により熱板140を所定角度回転させることができる。
検出部材165は、例えば昇降ピン150に支持されたウェハWのノッチ部Nを検出できる。この検出部材165によるノッチ部の検出結果は、主制御部110に出力できる。主制御部110は、この検出部材165によるノッチ部の検出結果に基づいて、回転駆動部191の動作を制御して、熱板140を回転させて、熱板140上に載置される際のウェハWの位置を調整することができる。
熱板140の各貫通孔152は、例えば図13に示すように円弧状に形成され、昇降ピン150が貫通孔152に貫通した状態で、熱板140を回転できるようになっている。なお、この露光後ベーク装置86の他の構成については、上記実施の形態と同様であり説明を省略する。
そして、2回目のパターニングにおいて、ウェハWが露光後ベーク装置86に搬入され、ウェハWが昇降ピン150に受け渡された際に、検出部材165によりウェハWのノッチ部Nが検出される。そのウェハWのノッチ部Nの位置情報は、主制御部110に出力され、主制御部110において、2回目の露光後ベーク時の熱板140上のウェハWの位置P2が検出される。主制御部110により、1回目のパターニング時の露光後ベーク装置86における熱板140上のウェハWの位置P1と、この2回目のパターニング時の熱板140上のウェハWの位置P2が比較され、両者のずれ角θ1が算出される。そのずれ角θ1の情報に基づいて、主制御部110により回転駆動部191が駆動され、熱板140がずれ角θ1分回転し、2回目の露光後ベーク時の熱板140上のウェハWの位置P2が1回目の露光後ベーク時のウェハWの位置P1に合わせられる。
その後、昇降ピン150が下降し、ウェハWが熱板140に載置されて、ウェハWの露光後ベークが行われる。
この例によれば、露光後ベーク装置86において熱板140上のウェハWの載置位置が調整されるので、上記実施の形態のように別途専用の位置合わせ装置を設ける必要がなく、その分、塗布現像処理システム1内のスペースを有効利用できる。また位置合わせ装置にウェハWを搬入する工程がなくなるので、ウェハ処理のスループットを向上できる。なお、露光後ベーク装置86における熱板140の駆動機構と、上述の位置合わせ装置を併用して、ウェハWの位置合わせを行うようにしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、以上の実施の形態では、ウェハWの位置合わせは、ウェハWをθ方向に回転させることによって行っていたが、ウェハWを水平方向のX−Y方向に移動させてウェハWの位置合わせを行うようにしてもよい。かかる場合、例えば露光後ベーク装置86に、熱板140をX−Y方向に移動させるX−Yステージを設けるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、ウェハWのノッチ部を検出して熱板140上のウェハWの位置を検出していたが、ウェハWに予めアライメントマークを形成しておき、そのアライメントマークを基準にウェハWの位置を検出するようにしてもよい。
以上の実施の形態では、2回のパターニングにおいて、露光後ベーク時の熱板上のウェハWの載置位置を位置合わせしていたが、ポストベーク時の熱板上のウェハWの載置位置を合わせるようにしてもよい。また、露光後ベーク時とポストベーク時の両方でウェハWの載置位置を位置合わせするようにしてもよい。さらに、熱処理板を用いるプリベークなどの他の熱処理においても、ウェハWの載置位置を位置合わせするようにしてもよい。
上記実施の形態において、パターニングの回数は、2回であったが3回以上の場合も本発明は適用できる。3回以上の場合には、3回目以降のパターニング時の熱板140上のウェハWの位置が、1回目のパターニング時の熱板140上のウェハWの位置に合わせられる。また、パターンが形成される被加工膜は、SOG膜に限られず、他の種類の膜であってもよい。また、本発明は、ウェハ以外の例えばFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板の処理にも適用できる。
本発明は、複数回のパターニングにより所望の寸法のパターンを形成する際に有用である。
塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 図1の塗布現像処理システムの正面図である。 図1の塗布現像処理システムの背面図である。 露光後ベーク装置の構成の概略を示す説明図である。 位置合わせ装置の構成の概略を示す説明図である。 パターン形成処理のフロー図である。 (a)は、処理前のウェハの縦断面図であり、(b)は、1回目のレジスト膜が形成されたウェハの縦断面図であり、(c)は、1回目のレジストパターンが形成されたウェハの縦断面図であり、(d)は、被加工膜に1回目のパターンが形成された状態を示す縦断面図である。 1回目の露光後ベーク時の熱板上のウェハの位置を示す説明図である。 (a)は、2回目のレジスト膜が形成されたウェハの縦断面図であり、(b)は、2回目のレジストパターンが形成されたウェハの縦断面図であり、(c)は、被加工膜に最終的なパターンが形成されたウェハの縦断面図である。 2回目の露光後ベーク時の熱板上のウェハの位置を示す説明図である。 2回のパターニングを行った場合の線幅の変動を示す説明図である。 回転駆動機構を備えた露光後ベーク装置の概略を示す説明図である。 円弧状の貫通孔を有する熱板の平面図である。 従来方法により2回のパターニングを行った場合の線幅の変動を示す説明図である。
符号の説明
1 塗布現像処理システム
83 位置合わせ装置
86 露光後ベーク装置
140 熱板
110 主制御部
W ウェハ

Claims (10)

  1. 基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回の露光処理を施してパターニングを行う基板の処理方法であって,
    各回のパターニングにおいて,露光処理後の基板を熱処理板上に載置して基板を熱処理する熱処理工程を有し,
    前記熱処理工程における熱処理は,露光処理後であって現像処理前に行われる加熱処理,又は現像処理後の加熱処理の少なくともいずれかであり,
    1回目のパターニングの熱処理工程時に,前記熱処理板上に載置される基板の位置を検出し,その1回目のパターニング時の熱処理板上の基板の位置の検出結果に基づいて,1回目のパターニングの前記熱処理工程において前記熱処理板上に載置される基板の当該熱処理板に対する位置と,前記1回目のパターニングが終了した基板への2回目以降のパターニングの前記熱処理工程における,前記熱処理板上に載置される基板の当該熱処理板に対する位置と,を合わせることを特徴とする,基板の処理方法。
  2. 前記2回目以降のパターニング時の熱処理板上の基板の位置合わせは,熱処理板上に載置される直前の基板を位置合わせ装置に搬送し,その位置合わせ装置において行われることを特徴とする,請求項1に記載の基板の処理方法。
  3. 前記2回目以降のパターニング時の熱処理板上の基板の位置合わせは,熱処理板の位置を調整することにより行われることを特徴とする,請求項1に記載の基板の処理方法。
  4. 前記2回目以降のパターニングの熱処理工程の熱処理板には,1回目のパターニングの熱処理工程の熱処理板と同じものが用いられることを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の基板の処理方法。
  5. 基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回の露光処理を施してパターニングを行う基板の処理システムであって,
    各回のパターニングにおいて,露光処理後の基板を載置して熱処理を行う熱処理板と,
    1回目のパターニングの熱処理時に,熱処理板上の基板の位置を検出するための検出部材と,
    前記検出部材における検出結果に基づいて,1回目のパターニングの熱処理において前記熱処理板上に載置される基板の,当該熱処理板に対する位置と,前記1回目のパターニングが終了した基板への2回目以降のパターニングの熱処理において前記熱処理板上に載置される基板の,当該熱処理板に対する位置とを合わせる位置合わせ機構と,を有し,
    前記熱処理は,パターニングにおける露光処理後であって現像処理前に行われる加熱処理,又は現像処理後の加熱処理の少なくともいずれかであることを特徴とする基板の処理システム。
  6. 前記位置合わせ機構は,2回目以降のパターニング時に熱処理板上に載置される直前の基板を位置合わせする位置合わせ装置を有し,
    前記位置合わせ装置は,
    基板を保持する保持部材と,
    前記保持部材に保持された基板の位置を検出するための検出部材と,
    前記検出部材による検出結果に基づいて,前記保持部材を動かして基板の位置を調整する駆動機構と,を有することを特徴とする,請求項5に記載の基板の処理システム。
  7. 前記位置合わせ機構は,2回目以降のパターニング時に用いられる熱処理板を動かして熱処理板の位置調整を行う駆動機構を有することを特徴とする,請求項5または6のいずれかに記載の基板の処理システム。
  8. 前記2回目以降のパターニングの熱処理の熱処理板には,1回目のパターニングの熱処理の熱処理板と同じものが用いられることを特徴とする,請求項5〜7のいずれかに記載の基板の処理システム。
  9. 基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回のパターニングを行う基板の処理システムであって,
    各回のパターニングにおいて基板を載置して熱処理を行う熱処理板と,
    前記熱処理板の厚み方向に貫通し,かつ前記熱処理板の中心と同心円の円弧状に形成された貫通孔を挿通する昇降ピンと,
    1回目のパターニングの熱処理において基板が熱処理板上に載置されたときの当該熱処理板に対する基板の位置に,前記1回目のパターニングが終了した基板への2回目以降のパターニングの熱処理において基板が熱処理板上に載置されたときの当該熱処理板に対する基板の位置を合わせるように,2回目以降のパターニング時に用いられる熱処理板を回転方向に動かす位置合わせ機構と,を有することを特徴とする,基板の処理システム。
  10. 基板表面の同じ層に位置する被加工膜に対し複数回のパターニングを行う基板の処理システムを制御するコンピュータに請求項1〜4のいずれかに記載の基板の処理方法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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