JP3831310B2 - 処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,基板の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィー工程では,ウェハ表面上にレジスト液を塗布し,レジスト膜を形成するレジスト塗布処理,レジスト膜内の溶剤を蒸発させる加熱処理,レジスト膜上に所定のパターンを露光する露光処理,露光後のレジスト膜の化学反応を促進させる加熱処理,ウェハの現像処理等の種々の処理が行われ,ウェハ上に所定の回路パターンが形成される。
【0003】
ところで,近年の回路パターンの微細化に伴い,上記露光処理における光源の短波長化が進められている。このような短波長の光は,一般的にレジスト膜に吸収されやすく,光の透過深度が浅くなる。したがって,短波長の光源を用いてレジスト膜の底部まで適正に露光するためには,光が届くようにレジスト膜を薄膜化する必要がある。しかし,レジスト膜を薄膜化すると,今度は,レジスト膜の本来の機能である耐エッチング機能,つまりマスクとしての機能が十分に果たせなくなる。そこで,例えば上層のレジスト膜をシリル化することが提案されている。シリル化されたレジスト膜は,短波長に対し十分な感光作用を有するうえ,薄くても耐エッチング性に優れている。
【0004】
このようなウェハをシリル化するシリル化処理は,ウェハの搬入された処理室内に,シリル化剤を含むシリル化ガスを導入し,当該シリル化剤とレジスト膜とを反応させることによって行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,ジメチルシランジメチルアミンをはじめとするシリル化剤は,窒素原子の電子吸引性によりケイ素原子が求核攻撃を受けてジメチルシラノールとなるため水と反応しやすい。したがって,シリル化処理時にウェハ上のレジスト膜に水分が付着していると,シリル化剤が当該水分と反応してしまい,その部分のレジスト膜がシリル化されないことになる。このようにシリル化されなかった部分は,耐エッチング性が低く,酸素プラズマ等によりエッチングされてしまうので,その部分に穴が開いてしまう。当然穴の開いた部分は,適切なデバイスが製造されず,製品不良となる。
【0006】
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,ウェハ等の基板のシリル化処理を適正に行うための処理装置を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
参考例として,基板の熱処理と,基板上に形成された膜にシリル化剤を供給して当該膜をシリル化する基板のシリル化処理と,を含む複数の処理が行われる基板の処理方法であって,前記熱処理が終了してから前記シリル化処理が開始されるまでの間に,基板が乾燥雰囲気に維持される処理方法が提供される。
【0008】
この参考例における熱処理では,基板に付着した水分が蒸発される。そして,当該熱処理からシリル化処理までの間に,基板が乾燥雰囲気に維持され,基板上に水分が付着することが抑制される。したがって,基板上のレジスト膜等の膜のシリル化が水分により妨げられることがないので,基板のシリル化処理が適正に行われる。この結果,シリル化されたレジスト膜は,十分な耐エッチング性を有し,その後に行われるエッチング処理等により基板上に微細な回路パターンを形成できる。
【0009】
前記参考例における前記熱処理は,膜の形成された基板を露光する露光処理後に行われてもよい。基板のフォトリソグラフィー工程では,露光処理後に熱処理が行われ,その直後にシリル化処理が行われる。この参考例によれば,シリル化処理直前の熱処理からシリル化処理までの間の基板を乾燥雰囲気に維持し,その間の水分の付着を抑制できる。
【0010】
前記参考例において,基板上の膜に付着した水分を,当該膜がシリル化される直前に蒸発させるようにしてもよい。かかる場合,仮に基板上の膜に水分が付着してもシリル化処理直前に除去されるので,シリル化処理時に基板上の膜に水分が付着していることがより確実に防止できる。なお,「膜がシリル化される直前」には,基板にシリル化ガスが供給される直前,シリル化処理が開始される直前等が含まれる。
【0011】
本発明によれば,基板を処理する処理装置であって,基板をシリル化処理するシリル化処理装置と,当該シリル化処理前の加熱処理を行う熱処理装置と,前記シリル化処理装置と前記熱処理装置との間に設けられた基板の搬送路と,を備え,前記搬送路は,乾燥雰囲気に維持できることを特徴とする処理装置が提供される。
【0012】
この処理装置によれば,熱処理装置からシリル化処理装置への基板の搬送を乾燥雰囲気内で行うことができるので,この間に基板に水分が付着することを抑制できる。したがって,シリル化処理が水分により妨げられず,シリル化処理が適正に行われる。この結果,例えば基板上のレジスト膜の耐エッチング性が十分に確保され,基板上に所定の回路パターンを形成できる。
【0013】
前記搬送路は,ケーシングで囲まれており,前記ケーシング内には,前記シリル化処理装置と前記熱処理装置との間で基板を搬送する基板搬送体が設けられ,前記ケーシングには,前記搬送路内に乾燥気体を供給する供給口が設けられていてもよい。この場合,搬送路を囲むケーシング内に乾燥気体が供給され,ケーシング内を乾燥雰囲気に維持した状態で,熱処理装置からシリル化処理装置まで基板を搬送できる。
【0014】
前記シリル化処理装置には,基板に付着した水分を蒸発させるための蒸発機構が設けられていてもよい。この蒸発機構により,基板がシリル化処理される直前に,基板に付着している水分を除去できる。したがって,シリル化処理時に基板上に水分が付着していることが確実に防止できる。
【0015】
前記蒸発機構は,基板を加熱する加熱機構であってもよいし,シリル化処理装置内を減圧させるための減圧機構であってもよい。これらの場合,基板に付着した水分を好適に除去できる。
【0016】
前記熱処理装置は,基板を冷却する冷却部を備え,前記冷却部から前記搬送路に基板を搬送できてもよい。かかる場合,加熱処理された基板を,冷却しそれから搬送路を経由してシリル化処理装置に搬送できる。なお,前記冷却部は,乾燥雰囲気に維持できてもよい。こうすることにより,加熱処理からシリル化処理までの搬送区間を完全に乾燥雰囲気に維持することができ,基板に水分が付着することをより確実に防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる処理装置としての塗布現像処理装置1の平面図であり,図2は,塗布現像処理装置1の正面図であり,図3は,塗布現像処理装置1の背面図である。
【0018】
塗布現像処理装置1は,図1に示すように,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理装置1に対して搬入出したり,カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステーション3と,この処理ステーション3に隣接して設けられている露光装置4との間でウェハWの受け渡しをするインターフェイス部5とを一体に接続した構成を有している。
【0019】
カセットステーション2では,載置部となるカセット載置台6上の所定の位置に,複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在となっている。そして,このカセット配列方向(X方向)とカセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送装置7が搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセットCに対して選択的にアクセスできるようになっている。
【0020】
ウェハ搬送装置7は,ウェハWの位置合わせを行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送装置7は後述するように処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属するアドヒージョン装置31やエクステンション装置32に対してもアクセスできるように構成されている。
【0021】
処理ステーション3では,主搬送装置13が中心部に配置されている。主搬送装置13は,例えばウェハWの外周部を保持する複数の搬送アーム13aを備えている。主搬送装置13の周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を構成している。該塗布現像処理装置1においては,5つの処理装置群G1,G2,G3,G4,G5が配置されており,第1及び第2の処理装置群G1,G2は塗布現像処理装置1の正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセットステーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群G4は,インターフェイス部5に隣接して配置され,第5の処理装置群G5は,塗布現像処理装置1の背面側に配置されている。主搬送装置13は,これらの処理装置群G1,G2,G3,G4,G5に配置されている後述する各種処理装置に対して,ウェハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の数や配置は,任意に選択可能である。
【0022】
第1の処理装置群G1には,図2に示すようにウェハWにレジスト液を塗布して膜としてのレジスト膜を形成するレジスト塗布装置15と,ウェハWをドライ現像する現像処理装置16が下から順に2段に配置されている。第2の処理装置群G2の場合も同様に,レジスト塗布装置17と,現像処理装置18とが下から順に2段に積み重ねられている
【0023】
第3の処理装置群G3では,図3に示すようにウェハWを冷却処理するクーリング装置30,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのアドヒージョン装置31,ウェハWを待機させるエクステンション装置32,レジスト塗布後の加熱処理を行うプリベーキング装置33,34及び現像処理後の加熱処理を行うポストベーキング装置35等が下から順に例えば6段に重ねられている。
【0024】
第4の処理装置群G4では,例えばシリル化処理前の熱処理を行う熱処理装置40,41,クーリング装置42,載置したウェハWを自然冷却させるエクステンション・クーリング装置43,エクステンション装置44,ポストベーキング装置45等が下から順に例えば6段に積み重ねられている。
【0025】
第5の処理装置群G5には,前記第4の処理装置群G4の熱処理装置40,41にそれぞれ対応するようにシリル化処理装置50,51が積層されている。シリル化処理装置50,51では,ウェハW上のレジスト膜をシリル化する処理が行われる。シリル化処理装置50,51と熱処理装置40,41との間には,図1に示すように搬送路60が設けられている。搬送路60は,例えばシリル化処理装置50,51毎に設けられている。搬送路60は,例えばケーシング60aで覆われており,搬送路60内を密閉できるようになっている。搬送路60は,熱処理装置40,41の背面側(X方向正方向側)であって,シリル化処理装置50,51のインターフェイス部5側(Y方向正方向側)に設けられており,シリル化処理装置50,51,熱処理装置40,41及び搬送路60が平面から見てL字状に配置されている。
【0026】
インターフェイス部5の中央部には,ウェハ搬送装置70が設けられている。このウェハ搬送装置70は,第4の処理装置群G4に属するエクステンション・クーリング装置43,エクステンション装置44,周辺露光装置71及び露光装置4に対してアクセスできるように構成されている。
【0027】
ここで,上記熱処理装置40,41の構成について,熱処理装置40を例に採って説明する。熱処理装置40は,露光処理後の加熱処理を行うポストエクスポージャーベーキングと,その直後の冷却処理を行うものである。
【0028】
熱処理装置40は,図4及び図5に示すようにケーシング40a内に加熱部80と冷却部81とを有している。例えば冷却部81が搬送路60側に位置している。ケーシング40aの冷却部81側であって主搬送装置13側の側面には,図5に示すように主搬送装置13によってウェハWを搬入出するための搬入出口82が設けられている。なお,搬入出口82には,シャッタ83が設けられている。
【0029】
加熱部80は,図4に示すように上下動自在な蓋体90と,蓋体90の下側に位置し当該蓋体90と一体となって処理室Sを形成する熱板収容部91を備えている。
【0030】
蓋体90は,中心部に向かって次第に高くなる略円錐状の形態を有し,頂上部には排気管92が接続され,処理室S内の雰囲気は,排気管92から排気される。蓋体90は,図示しない昇降機構により上下動される。
【0031】
熱板収容部91は,外周の略円筒状のケース93,ケース93内に配置された略円筒状の内側ケース94,内側ケース94内に固着された断熱性の良好なサポートリング95,このサポートリング95に支持された円盤状の熱板96を有している。内側ケース94の上面には,吹き出し口94aが設けられ,処理室S内に向けて例えば空気や不活性ガス等を吹き出すことが可能である。
【0032】
熱板96の内部には,給電により発熱するヒータ97が内蔵されていると共に,例えば3つの貫通孔98が形成されている。各貫通孔98には,ウェハWの裏面を支持し昇降する第1の昇降ピン99がそれぞれ挿入されている。例えばこれら各貫通孔98と内側ケース94の底板94bとの間には,第1の昇降ピン99の外周を覆う筒状のガイド100が設けられている。このガイド100によって,外部雰囲気が各貫通孔98を通じて処理室S内に流入することを防止している。第1の昇降ピン99は,例えばシリンダ等を備えた昇降機構101により上下動する。第1の昇降ピン99は,昇降機構101により熱板96の上方の所定位置,つまり後述する冷却板との受け渡し位置までウェハWを持ち上げることができる。また,第1の昇降ピン99は,支持したウェハWを下降し,熱板96上に載置することができる。
【0033】
一方,冷却部81側には,ウェハを載置して冷却する冷却板110が設けられている。冷却板110は,図5に示すように例えば略方形の板状に形成されている。冷却板110の内部には,図4に示すように冷媒,例えば所定温度に調整された流体が流れる流路110aが形成されており,当該流体によって冷却板110を所定の冷却温度に維持できる。したがって,冷却板110に載置されたウェハWを,所定の冷却温度に冷却できる。
【0034】
冷却板110は,例えば冷却板110を支持するシャフト111を介して,モータ等を備えた水平駆動部112に取り付けられている。水平駆動部112は,冷却板110の下方に設けられたレール113に移動自在に取り付けられている。レール113は,X方向に延びており,冷却板110は,水平駆動部112によってレール113に沿って加熱部80側の熱板96上まで移動できる。
【0035】
冷却板110には,図5に示すようにスリット状の切り欠き110b,110cが形成されている。切り欠き110b,110cは,冷却板110の加熱部80側の端部から冷却板110中央部に架けてX方向に沿って形成されている。この切り欠き110b,110cによって冷却板110が加熱部80の熱板96上に移動した際に,冷却板110と第1の昇降ピン99とが干渉することが防止される。かかる構成から,第1の昇降ピン99が冷却板110上に突出自在であり,冷却板110と第1の昇降ピン99との間でウェハWの受け渡しができる。したがって,冷却板110は,第1の昇降ピン99を介して熱板96との間でウェハWの受け渡しができる。
【0036】
冷却板110には,図4に示すようにウェハWの裏面を支持して昇降する第2の昇降ピン114が設けられている。第2の昇降ピン114は,図5に示すように切り欠き110b,110cの下方に配置されている。第2の昇降ピン114は,図4に示すように例えばシリンダ等を備えた昇降機構115により上下動する。したがって,第2の昇降ピン114は,切り欠き110b,110cを通過して冷却板110上に突出し,ウェハWを冷却板110の上方に持ち上げたり,冷却板110の上方で受け取ったウェハWを下降して冷却板110上に載置できる。
【0037】
冷却部81の搬送路60側,つまりX方向正方向側の側面には,搬送口120が設けられており,この搬送口120には,シャッタ121が設けられている。したがって,熱処理装置40のウェハWを搬送口120を通して搬送路60に搬送することができ,また,シャッタ121により熱処理装置40と搬送路60と間の雰囲気の流れを遮断できる。
【0038】
次に,シリル化処理装置50,51の構成について,シリル化処理装置50を例に採って説明する。シリル化処理装置50は,例えば図6に示すようにケーシング50aによって囲まれている。ケーシング50a内には,処理室Kの上方を覆うカバー130やウェハWが収容される内ケース131等が設けられている。
【0039】
カバー130は,肉厚の円盤形状を有し,カバー130の中央部には,排気口132が開口しており,この排気口132には,排気管133が接続されている。排気管133は,負圧発生手段であるポンプ134に連通している。排気管133には,ダンパ135が設けられており,排気口132の吸引圧力を調整できる。したがって,後述する処理室K内の雰囲気を所定の吸引圧力で排気できる。カバー130の下面には,中央部の排気口132に向けて次第に狭くなるような傾斜面が形成されており,排気口132に集中する吸引圧力は排気口132から離れるにつれて分散される。したがって,処理室K内の雰囲気を一様に排気できる。なお,カバー130は,図示しない昇降機構により上下動できる。
【0040】
内ケース131は,略箱型形状を有し,その上面は,水平板140で覆われている。水平板140の中央部には,円形の開口部141が開口しており,開口部141には,蒸発板142が収容されている。
【0041】
蒸発板142は,厚みのある略円盤状に形成されており,蒸発板142上には,ウェハWを水平に載置することができる。蒸発板142の内部には,例えば給電により発熱するヒータ143が内蔵されている。ヒータ143への給電は,電源144により行われ,電源144からの給電量は,制御部145により制御されている。したがって,制御部145は,電源144の給電量を制御して,ヒータ143の発熱量を調節し,蒸発板142の温度を制御できる。なお,本実施の形態においては,蒸発機構である加熱機構は,蒸発板142,ヒータ143,電源144及び制御部145により構成されている。
【0042】
また,蒸発板142の内部には,例えば3つの貫通孔146が形成されている。各貫通孔146には,ウェハWの裏面を支持し昇降するリフトピン147がそれぞれ挿入されている。リフトピン147は,例えばシリンダ等を備えた昇降機構148により上下動する。リフトピン147は,ウェハWを蒸発板142上方の所定位置まで上昇させることができる。また,リフトピン147は,支持したウェハWを下降させて蒸発板142上に載置することができる。
【0043】
蒸発板142は,蒸発板142の外周に位置する環状のサポートリング149に支持されている。サポートリング149上には,シリル化剤を含んだシリル化ガスを供給するガス供給リング150が設置されている。ガス供給リング150は,略円筒形状に形成され,蒸発板142上のウェハWの外方を囲むように設置されている。ガス供給リング150の内側面には,図7に示すように複数のガス供給口151が偏り無く均等に設けられている。ガス供給口151は,図示しないガス供給源に連通するガス供給管152に接続されている。かかる構成から,蒸発板142上のウェハWの外周方向からシリル化ガスを噴出し,ウェハWにシリル化ガスを均等に供給することができる。
【0044】
また,ガス供給リング150の外方には,処理室Kを開閉するためのリング状の遮蔽板153が設けられている。遮蔽板153は,上下面が開口した略円筒形状に形成されている。内ケース131内には,遮蔽板153を上下動させるためのシリンダ等を備えた上下駆動部154が設けられている。この上下駆動部154によって,遮蔽板153を上昇させ,遮蔽板153の上端部をカバー130の下面に当接させることができる。この当接により,カバー130,遮蔽板153及び蒸発板142に囲まれる処理室Kが形成される。また,上下駆動部154によって,遮蔽板153の下降させて,処理室K内へのウェハWの搬入出路を確保できる。
【0045】
ケーシング50aの搬送路60側の側面,つまりY方向正方向側の側面には,搬送口160が設けられており,この搬送口160には,シャッタ161が取り付けられている。したがって,搬送路60からシリル化処理装置50内にウェハWを搬送することができ,また,搬送路60及びシリル化処理装置50間の雰囲気の流れを遮断することもできる。
【0046】
図8に示すようにケーシング50aの主搬送装置13側の側面,つまりX方向負方向側の側面には,ウェハWの搬入出口162が設けられており,この搬入出口162にも,シャッタ163が設けられている。
【0047】
一方,搬送路60は,上述したようにケーシング60aにより覆われており,例えばケーシング60aの側面には,図6に示すように供給口としての乾燥ガス供給口170が設けられている。乾燥ガス供給口170は,乾燥ガス供給管171に接続されている。乾燥ガス供給管171は,図示しない乾燥ガス供給装置に連通しており,この乾燥ガス供給装置で所定の湿度,温度に調整された乾燥ガスがケーシング60a内に供給される。また,ケーシング60aの下面には,排出管173に接続されている。この排出管173は,図示しない吸引機構に連通しており,搬送路60の雰囲気を排気できる。したがって,乾燥ガス供給口170から乾燥ガスを供給しながら排出管173からの排気を行い,搬送路60内の雰囲気を迅速かつ適切に乾燥ガス雰囲気に置換,維持できる。
【0048】
搬送路60内には,図6,図8に示すように熱処理装置40とシリル化処理装置50間でウェハWを搬送するウェハ搬送体173が備えられている。ウェハ搬送体173は,例えば多関節搬送体であり,略U字状でウェハWを保持する保持アーム173aと,その保持アーム173aに直列的に回転自在に連結された複数のサブアーム173bを備えている。ウェハ搬送体173は,サブアーム173aを回転させることによって保持アーム173aを所望の方向に進退させることができる。したがって,ウェハ搬送体173は,保持アーム173aを前記熱処理装置40側の搬送口120から進入させ,冷却板110上のウェハWを受け取ることができる。また,ウェハ搬送体173は,保持アーム173aを前記シリル化処理装置50側の搬送口160から進入させ,熱処理装置40で受け取ったウェハWを蒸発板142上方まで搬送することができる。
【0049】
次に,以上のように構成されている塗布現像処理装置1で実施されるフォトリソグラフィー工程の処理プロセスを説明する。先ず,ウェハ搬送装置7によりカセットCから未処理のウェハWが1枚取り出され,第3の処理装置群G3に属するエクステンション装置32に搬送される。次いでウェハWは,主搬送装置13によってアドヒージョン装置31に搬入され,ウェハW上にレジスト液の密着性を向上させる,例えばHMDSが塗布される。次にウェハWは,クーリング装置30に搬送され,所定の温度に冷却された後,レジスト塗布装置17に搬送される。レジスト塗布装置17では,ウェハWにレジスト液が供給され,ウェハW上に下層レジスト膜が形成される。その後ウェハWは,プリベーキング装置33,クーリング装置42に順次搬送され,再度レジスト塗布装置17に搬送される。そして,再度レジスト液が供給され,後にシリル化される上層レジスト膜が形成される。
【0050】
続いて,ウェハWは,主搬送装置13によってプリベーキング装置34,エクステンション・クーリング装置43に順次搬送され,さらにウェハ搬送装置70によって周辺露光装置71に搬送され,各装置で所定の処理が施される。次いでウェハWは,露光装置4に搬送され,光の照射によりウェハW上に所定の回路パターンが露光される。露光処理の終了したウェハWは,ウェハ搬送装置70によりエクステンション装置44に搬送され,その後,ウェハWは,ポストエクスポージャーベーキングが行われる熱処理装置40に搬送される。
【0051】
ウェハWは,図8に示すように主搬送装置13によって冷却部81側の搬入出口82から搬入される。熱処理装置40内に搬入されたウェハWは,図4に示すように先ず予め上昇して待機していた第2の昇降ピン114に受け渡され,第2の昇降ピン114によって,例えば常温,例えば23℃に維持された冷却板110上に載置される。
【0052】
次に,冷却板110が加熱部80側の熱板96上まで移動する。冷却板110が熱板96上まで移動すると,第1の昇降ピン99が上昇し,冷却板110上のウェハWが第1の昇降ピン99に受け渡される。ウェハWが第1の昇降ピン99に受け渡されると,冷却板110は冷却部81側に退避する。その後,蓋体90が下降し,熱板収容部93と一体となって処理室Sが形成される。続いて,吹き出し口94aから例えば窒素ガスが噴出され,蓋体90の排気管92から処理室S内の雰囲気が排気されて,処理室S内に上昇気流が形成されると共に,処理室S内が窒素ガス雰囲気に置換,維持される。
【0053】
第1の昇降ピン99が下降し,ウェハWが例えば250℃に維持された熱板96上に載置されて,ウェハWの加熱処理が開始される。そして,所定時間が経過すると,再び第1の昇降ピン99によってウェハWが上昇し,ウェハWが熱板96から離れてウェハWの加熱処理が終了する。続いて蓋体90が上昇し,処理室Sが開放される。処理室Sが開放されると,冷却板110が再び加熱部80側に移動し,ウェハWが冷却板110に受け渡される。
【0054】
ウェハWを受け取った冷却板110は,直ちに冷却部81側に移動し,そこで,ウェハWが所定時間冷却される。所定時間が経過すると,ウェハWが第2の昇降ピン114によって上昇し,ウェハWの冷却処理が終了する。冷却処理の終了したウェハWは,ウェハ搬送体173によって搬送路60を経由してシリル化処理装置50に搬送される。このとき,搬送路60では,例えば乾燥ガス供給管171から乾燥ガスが供給され,排出管172から搬送路60内の排気が行われており,搬送路60内は,乾燥雰囲気に維持されている。なお,乾燥ガスには,露点−80℃以下の気体,例えば乾燥空気,窒素ガス,不活性ガス等の気体が用いられる。
【0055】
熱処理装置40からシリル化処理装置50へのウェハWの搬送では,先ずシャッタ121が開放され,ウェハ搬送体173が熱処理装置40内に進入する。そして,第2の昇降ピン114のウェハWがウェハ搬送体173に受け渡され,乾燥雰囲気に維持された搬送路60に搬送される。続いてシリル化処理装置50側のシャッタ160が開放され,ウェハ搬送体173が搬送口160からシリル化処理装置50内に進入して,ウェハWがシリル化処理装置50内に搬入される。
【0056】
シリル化処理装置50に進入したウェハ搬送体173は,カバー130と蒸発板142との間にウェハWを搬送し,ウェハWが予め上昇して待機していたリフトピン147に受け渡される。ウェハWをリフトピン147に受け渡したウェハ搬送体173は,搬送路60に退避する。リフトピン147にウェハWが受け渡されると,例えば遮蔽板153が上昇し,カバー130が下降して遮蔽板153の上端部がカバー130に当接される。こうして処理室Kが形成される。続いて,ポンプ134が作動し,ダンパ135が開放されて排気口132からの排気が開始される。また,リフトピン147が下降し,ウェハWが蒸発板142上に載置される。このとき蒸発板142は,制御部145によりレジスト膜に悪影響を与えないで,かつ上層レジスト膜に付着した水分を蒸発できる温度,例えば,0〜50℃に調整されている。蒸発板142上に載置されたウェハWは,加熱され,上層レジスト膜に付着していた水分が蒸発される。水分が蒸発された後,ガス供給リング150の各ガス供給口151からシリル化ガスが導入され,処理室K内がシリル化ガスにより満たされる。こうしてウェハW表面にシリル化剤が供給され,ウェハW上の上層レジスト膜がシリル化される。
【0057】
所定時間,ウェハWがシリル化ガスの雰囲気に曝された後,リフトピン147によってウェハWが上昇され,処理室K内の排気が行われてシリル化処理が終了する。続いてカバー130が上昇し,遮蔽板153が下降して処理室Kが開放される。処理室Kが開放されると,リフトピン147のウェハWが搬入出口162から進入してきた主搬送装置13に受け渡され,ウェハWがシリル化処理装置50から搬出される。
【0058】
シリル化処理装置50から搬出されたウェハWは,主搬送装置13によって例えば現像処理装置18,ポストベーキング装置45,クーリング装置40に順次搬送され,各装置において所定の処理が施され,その後,エクステンション装置32を介してカセットCに戻されて,一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
【0059】
以上の実施の形態によれば,熱処理装置40とシリル化処理装置50との間に搬送路60を設け,搬送路60内を乾燥雰囲気に維持できるようにしたので,ウェハWが熱処理されてからシリル化処理されるまでに,ウェハWの上層レジスト膜に水分が付着することが抑制できる。したがって,水分によって上層レジスト膜のシリル化が妨げられることがなく,シリル化処理装置50におけるウェハWのシリル化処理が適正に行われる。この結果,上層レジスト膜の耐エッチング性が十分に確保できる。
【0060】
また,シリル化処理装置50に蒸発板142を設け,シリル化処理の直前に水分を蒸発させるようにしたので,シリル化処理時にウェハW上に水分が付着していることをより確実に防止できる。
【0061】
なお,前記実施の形態では,シリル化処理装置50に,蒸発板142を備えた加熱機構を設けたが,他の加熱機構,例えばウェハWに赤外線を照射する赤外線照射部を備えた加熱機構,ウェハWに高温の気体を供給する高温気体供給部を備えた加熱機構等であってもよい。
【0062】
また,シリル化処理装置50に,加熱機構に代えて他の蒸発機構である減圧機構を設けてもよい。減圧機構は,例えば前記実施の形態で記載した排気口132,排気管133,ポンプ134及びダンパ135等により構成される。この場合,例えばシリル化処理装置50内にウェハWが搬入されてから,先ず遮蔽板153が上昇して処理室Kが形成される。次にポンプ134が作動し,ダンパ135が開放されて,排気口132から処理室K内の雰囲気が排気される。この排気により処理室K内が減圧される。この減圧によって処理室K内の雰囲気が排気されると共に,ウェハW上の付着した水分を蒸発させることができる。したがって,シリル化処理時にウェハWに水分が付着していることがなく,ウェハWのシリル化処理が適切に行われる。また,シリル化処理装置50に加熱機構と減圧機構の両方を設け,さらに積極的に水分を蒸発させるようにしてもよい。
【0063】
ところで,以上の実施の形態で記載した熱処理装置40の冷却部81も乾燥雰囲気に維持できるようにしてもよい。図9は,かかる一例を示すものであり,熱処理装置180の加熱部181と冷却部182との間に仕切板183が設けられている。この仕切板183により,加熱部181と冷却部182との雰囲気を個別に制御できる。仕切板183には,搬送口184が設けられ,冷却板110がこの搬送口184を通過して冷却部182と加熱部181との間でウェハWを搬送できる。搬送口184には,シャッタ185が備えられ,加熱部181と冷却部182との間の雰囲気の流れを遮断できる。
【0064】
また,例えば冷却部182側のケーシング180aの上面には,乾燥ガス供給口186が開口しており,乾燥ガス供給口186には,図示しない乾燥ガス供給装置に連通する乾燥ガス供給管187が接続されている。一方,冷却部182側のケーシング180aの底面には,排出口188が開口しており,排出口188には,図示しない排気用ポンプに連通する排出管189が接続されている。かかる構成により,乾燥ガス供給口186から冷却部182内に乾燥ガスを導入し,排出口188から冷却部182内の雰囲気を排気することによって,冷却部182内の雰囲気を乾燥雰囲気に置換し,維持することができる。
【0065】
そして,例えば冷却部182内を乾燥雰囲気に維持した状態で,加熱部181において加熱処理の終了したウェハWが搬送口184を通過し冷却部182側に移送される。そして,ウェハWが乾燥雰囲気内の冷却部182で冷却された後,同じく乾燥雰囲気に維持された搬送路60に搬送される。その後ウェハWは,上述したようにシリル化処理装置50に搬送され,シリル化処理が施される。かかる場合,加熱部181からシリル化処理装置50までのウェハWの全搬送区間が乾燥雰囲気に維持される。この結果,加熱部181の加熱処理に伴ってウェハW上に水分が無くなった後シリル化処理が行われるまでの間に,ウェハWに水分が付着することがない。したがって,シリル化処理開始時にウェハW上に水分が付着していることがない。この結果,シリル化処理が適切に行われ,シリル化された上層レジスト膜の耐エッチング性が確保される。
【0066】
以上の実施の形態で記載した熱処理装置40,搬送路60及びシリル化処理装置50は,処理ステーション3に配置されていたが,図10に示すように処理ステーション3と露光装置4に隣接したインターフェイス部190に配置されていてもよい。例えば熱処理装置191,搬送路192,シリル化処理装置193がインターフェース部190にX方向に直線状に並べられて配置される。シリル化処理装置193は,インターフェース部190のウェハ搬送装置194がアクセスできる位置に配置され,熱処理装置191は,例えばウェハ搬送装置194と露光装置4の図示しない搬送装置がアクセスできる位置に配置される。そして,露光処理の終了したウェハWは,熱処理装置191に搬送され,熱処理が施された後,搬送路192を経由してシリル化処理装置193に搬送される。そして,シリル化処理装置193においてシリル化処理が施されたウェハWは,ウェハ搬送装置194によって処理ステーション3に搬送される。この場合,露光処理の終了したウェハWを,直ちに熱処理及びシリル化処理することができ,ウェハWに水分が付着することが抑えられる。
【0067】
なお,本発明の実施の形態の一例について説明したが,本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば塗布現像処理装置1に搭載される他の装置は,ウェハWの処理レシピに応じて適宜変更できる。例えばエッチング装置が塗布現像処理装置1に搭載されていてもよい。また,現像装置は,塗布現像処理装置1とは別の装置に設けられていてもよい。さらに,本発明は,基板を上記ウェハWに限定せず,方形の他の基板,たとえばLCD基板を処理する処理装置に対しても適用可能である。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば,シリル化処理前に基板に水分が付着することを抑制できるので,シリル化処理が適正に行われ,基板上の膜の耐エッチング性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる塗布現像処理装置の平面図である。
【図2】図1の塗布現像処理装置の正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理装置の背面図である。
【図4】塗布現像処理装置に搭載された熱処理装置の縦断面を示す説明図である。
【図5】図4の熱処理装置の平面説明図である。
【図6】シリル化処理装置と搬送路の構成の概略を示す縦断面の説明図である。
【図7】ガス供給リングの斜視図である。
【図8】熱処理装置,搬送路及びシリル化処理装置の配置例を示す縦断面の説明図である。
【図9】冷却部に乾燥ガス供給口を設けた場合の熱処理装置の縦断面の説明図である。
【図10】熱処理装置,搬送路及びシリル化処理装置をインタフェイス部に配置した場合の塗布現像処理装置の平面図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理装置
40 熱処理装置
50 シリル化処理装置
60 搬送路
60a ケーシング
96 熱板
110 冷却板
170 乾燥ガス供給口
173 ウェハ搬送体
W ウェハ
Claims (7)
- 基板を処理する処理装置であって,
基板をシリル化処理するシリル化処理装置と,
当該シリル化処理前の加熱処理を行う熱処理装置と,
前記シリル化処理装置と前記熱処理装置との間に設けられた基板の搬送路と,を備え,
前記搬送路は,乾燥雰囲気に維持できることを特徴とする,処理装置。 - 前記搬送路は,ケーシングで囲まれており,
前記ケーシング内には,前記シリル化処理装置と前記熱処理装置との間で基板を搬送する基板搬送体が設けられ,
前記ケーシングには,前記搬送路内に乾燥気体を供給する供給口が設けられていることを特徴とする,請求項1に記載の処理装置。 - 前記シリル化処理装置には,基板に付着した水分を蒸発させるための蒸発機構が設けられていることを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載の処理装置。
- 前記蒸発機構は,基板を加熱する加熱機構であることを特徴とする,請求項3に記載の処理装置。
- 前記蒸発機構は,シリル化処理装置内を減圧させるための減圧機構であることを特徴とする,請求項3に記載の処理装置。
- 前記熱処理装置は,基板を冷却する冷却部を備え,
前記冷却部から前記搬送路に基板を搬送できることを特徴とする,請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載の処理装置。 - 前記冷却部は,乾燥雰囲気に維持できることを特徴とする,請求項6に記載の処理装置。
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