JP4937066B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、書換え可能な不揮発性メモリを備え、電源スイッチのオフ後のセルフシャット処理中に前記メモリへのバックアップデータの書き込みを行わせる電子制御装置に関する。
特許文献1には、電気的に書換え可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリを備えた電子制御装置において、前記フラッシュメモリへの制御データの書き込みを、キースイッチのオフ後のセルフシャットオフ処理中に行わせることが記載されている。
特開2002−082841号公報
ところで、前記フラッシュメモリへのデータの書き込み中に、次回の起動処理が要求された場合、書き込みを強制終了するとデータの書き込みが異常状態となるだけでなく、場合によっては、メモリ素子の破壊などに至る場合があるため、書き込み終了を待って再起動するように設定されている。
ここで、メモリ素子の経時劣化などによって書き込みに要する時間が延びた場合、最終的には、メモリ素子の標準仕様における待ち時間の後に強制終了されることになるが、この待ち時間は、自動車用制御装置としては長過ぎるため、車両の他の機器との間における起動確認が不能となったり、車両の走行開始に間に合わないなどの問題が生じると共に、起動遅れは車両の運転者に違和感を与えることになる。
従って、書き込みの強制終了を可能な限り避けながらも、再起動時間を短縮することが望ましい。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、状況に応じて書き込み処理を継続・中断することにより、強制終了の回数を抑えつつ、必要に応じて再起動時間を短縮することができる電子制御装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明は、電源スイッチのオフ後のセルフシャット処理中に行われる、書換え可能な不揮発性メモリへのバックアップデータの書き込み中に、前記電源スイッチが再度オンされたときに、前記電源スイッチが再度オンされてから所定時間が経過するまでの間、前記バックアップデータの書き込みの継続を許容し、前記所定時間が経過するまでに前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、前記電源スイッチのオン状態に対応する定常処理を再開させることを特徴とする。
上記発明によると、電源スイッチのオフ後に行われるメモリへのバックアップデータの書き込み中に、電源スイッチがオンされると、その後所定時間が経過するまでは、書き込みの継続を許容し、前記所定時間が経過した時点で書き込みが終了していなければ、定常処理を再開させる。即ち、電源スイッチのオンに対して定常処理の再開を遅延させる最大時間を前記所定時間として、前記所定時間を超えて定常処理の再開が遅れることを防止する。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記定常処理を起動する前に前記バックアップデータの書き込みを中断することを特徴とする。
上記発明によると、バックアップデータの書き込み中に定常処理を起動する場合には、バックアップデータの書き込みを中断し、その後、定常処理を起動する。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記バックアップデータの書き込みの終了を検知する手段を備え、前記所定時間中にバックアップデータの書き込みが終了した場合に、前記定常処理を再開させることを特徴とする。
上記発明によると、電源スイッチがオンされてから所定時間の経過を待たずに、バックアップデータの書き込みが終了した場合には、所定時間の経過を待つ必要はないので、書き込みが終了した時点で定常処理を再開させる。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回の起動時に、バックアップの対象データはデフォルト値を用いることを特徴とする。
上記発明によると、バックアップデータの不揮発性メモリへの書き込みを終了させることができなかった場合には、次回の起動時に、不揮発性メモリに書き込まれているデータを用いるのではなく、デフォルト値を用いるようにする。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、前記バックアップデータの格納エリアを複数備え、前記セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回の起動時に、書き込みが成功したバックアップデータの最近値を用いることを特徴とする。
上記発明によると、バックアップデータの格納エリアを複数備え、該複数の格納エリアの1つに対するバックアップデータを書き込みが終了しなかった場合には、次回の起動時に、前記書き込みが終了しなかった格納エリアを参照するのではなく、他の格納エリアに書き込まれているバックアップデータのうち、最近に書き込みが行われたデータを用いる。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、前記バックアップデータの格納エリアを複数備え、前記セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回のバックアップデータの書き込みを前回の書き込み未了エリアに対して行うことを特徴とする。
上記発明によると、バックアップデータの格納エリアを複数備え、該複数の格納エリアの1つに対するバックアップデータを書き込みが終了しなかった場合には、次回のバックアップデータの書き込みを、前回書き込みを終了できずに格納されているデータが不完全である格納エリアに対して行わせる。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、前記バックアップデータの格納エリアを複数備え、前記セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回のバックアップデータの書き込みを、バックアップデータの書き込みが成功した最新エリア以外に対して行うことを特徴とする。
上記発明によると、バックアップデータの格納エリアを複数備え、該複数の格納エリアの1つに対するバックアップデータを書き込みが終了しなかった場合には、次回のバックアップデータの書き込みを、最近に書き込みが成功したエリア、即ち、参照できるバックアップデータの最新値が格納されているエリア以外に対して行わせ、参照できるバックアップデータの最新値を保存する。
請求項記載の発明は、請求項1又は3記載の発明において、バックアップデータの書き込みに要した時間を学習し、該学習結果に基づいて前記所定時間を設定するようにした。
上記発明によると、メモリの劣化によってバックアップデータの書き込みに要する時間が長くなった場合には、これに対応して書き込みを許容する時間をより長く変更させることができる。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記定常処理を、前記電源スイッチがオンされてから所定時間が経過してから開始させるようにした。
上記発明によると、バックアップデータのメモリへの書き込みに要する時間に左右されることなく、定常処理は電源スイッチがオンされてから所定時間が経過してから開始されることになる。
請求項10記載の発明は、請求項1又は3記載の発明において、前記電子制御装置が、通信回線を介して接続される他の電子制御装置によって故障診断され、前記他の電子制御装置が異常と判断する定常処理開始の遅れ時間に基づいて前記所定時間を設定するようにした。
上記発明によると、通信回線を介して接続される他の電子制御装置が、電源スイッチのオンから所定時間経過しても定常処理が開始されない状態を異常状態と診断する場合に、前記異常診断において定常処理の開始遅れが異常と診断されない範囲内で、バックアップデータの書き込みを許容する。
請求項11記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1つに記載の発明において、前記電子制御装置が、車両用エンジンを制御する装置であり、前記電源スイッチを、イグニッションキースイッチとするようにした。
上記発明によると、エンジンを停止すべくイグニッションキースイッチがオフされた後で、エンジン運転中に得たバックアップデータのメモリへの書き込みを行わせるが、このバックアップデータの書き込み中にエンジンを再始動させるべく、イグニッションキースイッチがオンされた場合には、エンジンの制御(定常処理)の開始が大幅に遅れることがないように、書き込み処理を中断させる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施形態における電子制御装置を示す回路図であり、この図1に示す電子制御装置101は、車両用エンジン(内燃機関)の制御に用いられる。
前記エンジン制御用の電子制御装置101(エンジン制御用マイクロコンピュータ)は、CPU102,RAM103,不揮発性のフラッシュメモリ104,I/O105及び通信I/F106を備えている。
前記フラッシュメモリ104(フラッシュEEPROM)は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、エンジンの燃料噴射量,燃料噴射時期,点火時期,アイドル回転速度などを制御するための制御プログラムが予め格納される他、学習データや故障診断情報などのバックアップデータの保存に用いられる。
前記I/O105は、例えば、クランク角センサ,水温センサ,エアフローメータなどの検出信号を入力し、燃料噴射弁,点火用のパワートランジスタ,後述するセルフシャット・リレー・スイッチ140などに制御信号を出力するために設けられる。
前記電子制御装置101には、電源回路110を介して電源(バッテリ)120からの電源供給を受ける。
ここで、電源120と電源回路110との間には、イグニッションキースイッチ130(電源スイッチ)が介装され、前記イグニッションキースイッチ130をオンすると、電源120と電源回路110とが電気的に接続され、電子制御装置101に電源120の電圧が印加される。
また、前記イグニッションキースイッチ130を迂回して電源120と電源回路110とを接続する回路に、セルフシャット・リレー・スイッチ140が介装されており、前記イグニッションキースイッチ130がオフ状態であっても、前記セルフシャット・リレー・スイッチ140がオン状態であれば、電子制御装置101に電源120の電圧が印加されるようになっている。
前記セルフシャット・リレー・スイッチ140は、前記電子制御装置101から出力される制御信号によってそのオン・オフが制御される。
前記電子制御装置101には、前記イグニッションキースイッチ130のオン・オフ信号が前記I/O105を介して入力され、イグニッションキースイッチ130がオンされると、前記セルフシャット・リレー・スイッチ140をオンし、イグニッションキースイッチ130がオフされると、該オフ操作に遅れて前記セルフシャット・リレー・スイッチ140をオフするセルフシャット処理(電源自己遮断処理)を実行する。
また、エンジン制御用の前記電子制御装置101は、前記通信I/F106及び通信回線を介して他の電子制御装置160と接続されることで、他の電子制御装置160と相互通信可能に構成され、前記通信I/F106を介した相互通信によって、複数の電子制御装置間で、情報を共有したり、互いに故障の有無を監視したりする。
前記他の電子制御装置160としては、例えば、自動変速機を制御する装置や、エンジンの吸排気バルブの開特性(バルブリフト量やバルブタイミングなど)を可変とする可変動弁機構を制御する装置などが設けられる。
前記エンジン制御用の前記電子制御装置101は、イグニッションキースイッチ130がオンされると、前記セルフシャット・リレー・スイッチ140をオンする一方、前記フラッシュメモリ104に格納されている制御プログラムに従ってエンジンを制御する定常処理を実行し、該定常処理で得た学習データや故障診断情報は、前記RAM103に書き込む。
前記RAM103は揮発性メモリであって、電源を切ると記憶内容が消えるので、前記電子制御装置101は、イグニッションキースイッチ130がオフされて制御プログラムに基づくエンジン制御(定常処理)を停止すると、電源供給を自己遮断するまでの間で、RAM103に書き込まれている学習データや故障診断情報などの保存が必要なデータ(バックアップデータ)を、フラッシュメモリ104に書き込むバックアップ処理を実行する。
ここで、図2のフローチャートに従って、前記電子制御装置101によるバックアップ処理の詳細を説明する。
イグニッションキースイッチ130がオフされ、前記電子制御装置101への電源供給が遮断されている状態から(ステップS100)、イグニッションキースイッチ130がオンされて前記電子制御装置101へ電源が投入されると(ステップS101)、前記フラッシュメモリ104に格納されている制御プログラムに従ってエンジンを制御する定常処理を実行する(ステップS102)。
前記定常処理は、イグニッションキースイッチ130のオン状態で実行させる処理であり、イグニッションキースイッチ130がオフされるまで継続され(ステップS103)、イグニッションキースイッチ130がオフされると停止される(ステップS104)。
イグニッションキースイッチ130がオフされても、セルフシャット・リレー・スイッチ140を介して電源が供給されることで、電子制御装置101は動作状態を保持する。
そして、定常処理中にRAM103に書き込まれた学習データや故障診断情報などのバックアップデータをフラッシュメモリ104に書き込む処理の準備を行った後(ステップS105)、前記書き込み処理(バックアップ処理)を実行する(ステップS106)。
尚、書き込み処理(バックアップ処理)には、書き込み可能な未使用領域を確保するための消去処理が含まれる。
また、フラッシュメモリ104にバックアップデータの格納エリアが複数設定される場合、前回バックアップデータの書き込みが成功しているか否か(中断されずに終了したか否か)を判断し、前回書き込みに成功している場合には、前回書き込みを行ったエリアとは異なるエリアに対して書き込みを行わせる。
これにより、今回バックアップデータの書き込みに失敗しても、最近に書き込みが行われたバックアップデータが保存されていることになり、この保存されている最近のバックアップデータを用いて定常処理を行わせることができる。
一方、前回書き込みに失敗している場合には、今回書き込みを行わせるエリアを前回書き込みに失敗したエリアとするか、又は、最近に書き込みに成功したエリア以外とすれば、最近に書き込みに成功したバックアップデータが上書きされてしまうことがなく、今回も書き込みに失敗したとしても、最近に書き込みに成功したバックアップデータを用いて次回の起動時に定常処理を行わせることができる。
前記フラッシュメモリ104における書き込み処理を実行している最中に、再度イグニッションキースイッチ130がオンされる可能性があるので、イグニッションキースイッチ130がオンされたか否かを判断する(ステップS107)。
ここで、イグニッションキースイッチ130がオフ状態を保持する場合には、前記フラッシュメモリ104における書き込み処理が終了したか否かを判断し(ステップS108)、書き込み処理が終了していなければ、書き込み処理を継続させる(ステップS106)。
一方、イグニッションキースイッチ130がオフ状態を保持している間に、前記フラッシュメモリ104における書き込み処理が終了すると、イグニッションキースイッチ130のオン・オフを判別し(ステップS109)、イグニッションキースイッチ130が引き続きオフであれば、セルフシャット・リレー・スイッチ140をオフして電源供給を自己遮断し(ステップS110)、電源遮断状態(ステップS100)に移行する。
これにより、バックアップデータの書き込みが終了する前に電源を自己遮断してしまうことがなく、バックアップデータをフラッシュメモリ104に確実に保存できる。
一方、フラッシュメモリ104における書き込み処理が終了した時点で、イグニッションキースイッチ130のオンであると判断されると、定常処理を開始させる(ステップS102)。
これにより、バックアップデータの書き込み処理の終了後に直ちに定常処理を開始させることができ、エンジンの始動が遅れることがなく、また、電子制御装置101における定常処理の開始が遅れることで、他の電子制御装置160が、電子制御装置101の異常を誤診断してしまうことが回避される。
更に、フラッシュメモリ104における書き込み処理が終了する前に、イグニッションキースイッチ130がオンされたことが検出されると(ステップS107)、書き込み処理を強制的に中断し(ステップS111)、定常処理を開始させる(ステップS102)。
これにより、バックアップデータの書き込みを終了させることはできないものの、イグニッションキースイッチ130のオンに対して定常処理の開始が遅れることがなく、エンジンを応答良く始動でき、また、電子制御装置101における定常処理の開始が遅れることで、他の電子制御装置160が、電子制御装置101の異常を誤診断してしまうことが回避される。
上記のように、イグニッションキースイッチ130がオフされると、バックアップデータのフラッシュメモリ104への書き込みを行わせ、書き込み終了後に電源を自己遮断する。
一方、バックアップデータのフラッシュメモリ104への書き込みが行われている途中で再度イグニッションキースイッチ130がオンされると、書き込み終了まで待って定常処理を開始させるのでなく、イグニッションキースイッチ130がオンされた時点で書き込みを中断させ、定常処理を開始させる。
バックアップデータの書き込みを中断させることで、イグニッションキースイッチ130のオン操作に伴って直ちに定常処理を開始させることができるので、キー操作に対してエンジンの始動(定常処理の開始)が遅れることがなく、また、当該電子制御装置101との間で通信を行う他の電子制御装置が、定常処理の開始の遅れを電子制御装置101の異常と判断してしまうことを防止できる。
但し、書き込みを中断させると、素子破壊のリスクがあり、また、書き込みが不完全になってしまう可能性があるため、上記のように、イグニッションキースイッチ130がオンされた時点で書き込みを中断させて定常処理を開始させる制御は、書き込み中断による素子破壊のリスクが少なく、また、書き込む情報が不完全でもよい場合に利用することが好ましい。
前記定常処理を開始させるに当たって、前回バックアップデータの書き込みが成功しているか否か(中断されずに終了したか否か)を判断し、前回書き込みに成功している場合には、前回フラッシュメモリ104に書き込んだデータを用いて定常処理を行わせ、前回書き込みに失敗している場合には、前記フラッシュメモリ104又はROMに予め記憶させておいたデフォルト値を用いて定常処理を行わせる。
前記デフォルト値とは、何も操作や設定を行なわなかった際に使用される、あらかじめ組み込まれた設定値(既定値)であり、学習データであれば初期設定値である。また、初期設定値とは、例えば、設計値や、シミュレーション、実機検証などによって設定される値である。
これにより、書き込みに失敗したときに、異常なデータに基づいて定常処理がなされてしまうことを回避できる。
また、前述のように、フラッシュメモリ104にバックアップデータの格納エリアが複数設定される場合には、最近にバックアップデータの書き込みが正常に行われたエリアからデータを検索して定常処理に用いるようにする。
これにより、バックアップデータの書き込みに失敗しても、最近に得られたデータに基づいて定常処理を行わせることができ、学習等でデフォルト値と差異が生じていたとしても、エンジンの制御性能を維持できる。
次に、書き込み中断による素子破壊のリスクを可能な限り低減しつつ、定常処理の開始が過剰に遅れることを回避できるようにしたバックアップ処理を、図3のフローチャートに従って説明する。
イグニッションキースイッチ130がオフされ、前記電子制御装置101への電源供給が遮断されている状態から(ステップS200)、イグニッションキースイッチ130がオンされて前記電子制御装置101へ電源が投入されると(ステップS201)、前記フラッシュメモリ104に格納されている制御プログラムに従ってエンジンを制御する定常処理を実行する(ステップS202)。
前記定常処理は、イグニッションキースイッチ130のオン状態で実行させる処理であり、イグニッションキースイッチ130がオフされるまで継続され(ステップS203)、イグニッションキースイッチ130がオフされると停止される(ステップS204)。
イグニッションキースイッチ130がオフされても、セルフシャット・リレー・スイッチ140を介して電源が供給されることで、電子制御装置101は動作状態を保持する。
そして、定常処理中にRAM103に書き込まれた学習データや故障診断情報などのバックアップデータをフラッシュメモリ104に書き込む処理の準備を行った後(ステップS205)、前記書き込み処理(バックアップ処理)を実行する(ステップS206)。
前述のように、フラッシュメモリ104にバックアップデータの格納エリアが複数設定される場合には、前回バックアップデータの書き込みが成功しているか否か(中断されずに終了したか否か)を判断し、前回書き込みに成功している場合には、前回書き込みを行ったエリアとは異なるエリアに対して書き込みを行わせる。
これにより、今回バックアップデータの書き込みに失敗しても、最近に書き込みが行われたバックアップデータが保存されていることになり、この保存されている最近のバックアップデータを用いて定常処理を行わせることができる。
一方、前回書き込みに失敗している場合には、今回書き込みを行わせるエリアを前回書き込みに失敗したエリアとするか、又は、最近に書き込みに成功したエリア以外とすれば、最近に書き込みに成功したバックアップデータが上書きされてしまうことがなく、今回も書き込みに失敗したとしても、最近に書き込みに成功したバックアップデータを用いて次回の起動時に定常処理を行わせることができる。
ここで、前回書き込みに失敗したエリアを、今回書き込みを行わせるエリアとすると、データが正常に格納されていない(使用できない)エリアを優先して使うことになり、限られたエリアを有効利用できる。但し、前回書き込みに失敗したエリアに対する書き込みを行う場合には、該当エリアの素子診断を先行して行うことが望ましい。
前記フラッシュメモリ104における書き込み処理を実行している最中に、再度イグニッションキースイッチ130がオンされる可能性があるので、イグニッションキースイッチ130がオンされたか否かを判断する(ステップS207)。
イグニッションキースイッチ130がオフ状態を維持する場合には、タイマの値をクリアし(ステップS208)、イグニッションキースイッチ130がオン状態に切り換ると、前記タイマのカウントアップを開始させる(ステップS209)。
前記タイマの値は、イグニッションキースイッチ130がオフからオンに切り換ってからの時間経過を示すことになり、前記タイマの値に基づき、イグニッションキースイッチ130がオフからオンに切り換ってから所定時間T1が経過したか否かを判断する(ステップS210)。
イグニッションキースイッチ130がオフからオンに切り換ってから所定時間T1が経過している場合には、これ以上定常処理の開始を遅らせることはできないと判断し、前記書き込み処理(バックアップ処理)を中断させて定常処理を開始させる(ステップS202)。
前記定常処理を開始させるときに、前回バックアップデータの書き込みが成功しているか否か(中断されずに終了したか否か)を判断し、前回書き込みに成功している場合には、前回フラッシュメモリ104に書き込んだデータを用いて定常処理を行わせ、前回書き込みに失敗している場合には、前記フラッシュメモリ104又はROMに予め記憶させておいたデフォルト値(基準値)を用いて定常処理を行わせる。
これにより、書き込みに失敗したときに、異常なデータに基づいて定常処理がなされてしまうことを回避できる。
また、前述のように、フラッシュメモリ104にバックアップデータの格納エリアが複数設定される場合には、最近にバックアップデータの書き込みが正常に行われたエリアからデータを検索して定常処理に用いるようにする。
これにより、バックアップデータの書き込みに失敗しても、最近に得られたデータに基づいて定常処理を行わせることができ、エンジンの制御性能を維持できる。
一方、イグニッションキースイッチ130がオフからオンに切り換ってから所定時間T1が経過していない場合には、前記書き込み処理(バックアップ処理)を継続させることが可能であると判断し、前記書き込み処理(バックアップ処理)が終了しているか否かを判断する(ステップS211)。
前記書き込み処理(バックアップ処理)が終了していない場合には、イグニッションキースイッチ130がオフからオンに切り換ってから所定時間T1が経過していないので、書き込み処理の継続を許容する(ステップS206)。
前記書き込み処理(バックアップ処理)が終了すると、イグニッションキースイッチ130のオフ・オンを判別し(ステップS212)、オフ状態を維持している場合には、電源供給を自己遮断する(ステップS213)。
一方、前記書き込み処理(バックアップ処理)の終了に略同期して、イグニッションキースイッチ130がオンされた場合には、電源を自己遮断することなく、定常処理を開始させる(ステップS202)。
上記バックアップ処理によると、フラッシュメモリ104における書き込み処理の実行中に、再度イグニッションキースイッチ130がオンされても、オン後所定時間T1は、前記書き込み処理の継続を許可するので、書き込み処理が中断される確率を図2のフローチャートに示すバックアップ処理に比べて大幅に低くでき、書き込み処理の中断による素子破壊のリスクを可能な限り低減できる(図4,図5参照)。
一方、図4に示すように、イグニッションキースイッチ130がオンされてから所定時間T1が経過しても書き込み処理が終了していない場合には、定常処理を直ちに再開させるので、例えばフラッシュメモリ104の素子劣化によって書き込み処理に要する時間が延びても、キー操作に対してエンジンの始動(定常処理の開始)が過剰に遅れることがなく、また、当該電子制御装置101との間で通信を行う他の電子制御装置が、定常処理の開始の遅れを電子制御装置101の異常と判断してしまうことを防止することが可能である。
更に、図5に示すように、所定時間T1が経過する前に書き込み処理が終了した場合には、所定時間T1の経過を待たずに書き込み処理終了後直ちに定常処理を開始させるので、無用に定常処理の開始が遅延されることがない。
尚、イグニッションキースイッチ130がオンされてから定常処理を開始させるまでの時間を前記所定時間T1に固定し、図6に示すように、前記所定時間T1が経過する前に書き込み処理が終了しても、その後、前記所定時間T1が経過してから定常処理を開始させることができる。
ここで、前記所定時間T1は、イグニッションキースイッチ130がオンされてから定常処理を開始させるまでの最大許容遅れ時間から、定常処理を実際に開始させるまでに要する時間を減算した残り時間となる。
前記定常処理を実際に開始させるまでに要する時間とは、リセット入力を発生させるための待ち時間と、定常処理開始前のリセット処理(イニシャライズ処理)に要する時間との総和となる。
一方、前記最大許容遅れ時間は、イグニッションキースイッチ130がオンされてから、他の制御装置との通信を開始しないことで他の制御装置が上記電子制御装置101の異常を判定するまでの猶予時間から決定することができ、また、イグニッションキースイッチ130のオン操作後から定常処理が開始しないことで、運転者が違和感を覚える時間から決定することができる。
また、バックアップデータの書き込み処理に要した時間を学習し、該学習時間+余裕時間であって、最大許容遅れ時間以内の時間を前記所定時間T1とすることができる。
実施形態における電子制御装置の回路図。 バックアップ処理の第1例を示すフローチャート。 バックアップ処理の第2例を示すフローチャート。 所定時間T1が経過した時点でバックアップ処理を中断し定常処理を開始させる場合を示すタイムチャート。 所定時間T1が経過する前にバックアップ処理が終了し、定常処理を開始させる場合を示すタイムチャート。 所定時間T1が経過する前にバックアップ処理が終了しても、所定時間T1が経過した後に定常処理を開始させる場合を示すタイムチャート。
符号の説明
101…電子制御装置、102…CPU、103…RAM、104…フラッシュメモリ、105…I/O、106…通信I/F、110…電源回路、120…電源(バッテリ)、130…イグニッションキースイッチ、140…セルフシャット・リレー・スイッチ

Claims (11)

  1. 書換え可能な不揮発性メモリを備え、電源スイッチのオフ後のセルフシャット処理中に前記メモリへのバックアップデータの書き込みを行わせる電子制御装置において、
    前記メモリへのバックアップデータの書き込み中に前記電源スイッチが再度オンされたときに、前記電源スイッチが再度オンされてから所定時間が経過するまでの間、前記バックアップデータの書き込みの継続を許容し、
    前記所定時間が経過するまでに前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、前記電源スイッチのオン状態に対応する定常処理を再開させることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記定常処理を起動する前に前記バックアップデータの書き込みを中断することを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
  3. 前記バックアップデータの書き込みの終了を検知する手段を備え、前記所定時間中にバックアップデータの書き込みが終了した場合に、前記定常処理を再開させることを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
  4. セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回の起動時に、バックアップの対象データはデフォルト値を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子制御装置。
  5. 前記バックアップデータの格納エリアを複数備え、前記セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回の起動時に、書き込みが成功したバックアップデータの最近値を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子制御装置。
  6. 前記バックアップデータの格納エリアを複数備え、前記セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回のバックアップデータの書き込みを前回の書き込み未了エリアに対して行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子制御装置。
  7. 前記バックアップデータの格納エリアを複数備え、前記セルフシャット処理中に前記バックアップデータの書き込みが終了しなかった場合に、次回のバックアップデータの書き込みを、バックアップデータの書き込みが成功した最新エリア以外に対して行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子制御装置。
  8. バックアップデータの書き込みに要した時間を学習し、該学習結果に基づいて前記所定時間を設定することを特徴とする請求項1又は3記載の電子制御装置。
  9. 前記定常処理を、前記電源スイッチがオンされてから所定時間が経過してから開始させることを特徴とする請求項記載の電子制御装置。
  10. 前記電子制御装置が、通信回線を介して接続される他の電子制御装置によって故障診断され、前記他の電子制御装置が異常と判断する定常処理開始の遅れ時間に基づいて前記所定時間を設定することを特徴とする請求項1又は3記載の電子制御装置。
  11. 前記電子制御装置が、車両用エンジンを制御する装置であり、前記電源スイッチが、イグニッションキースイッチであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の電子制御装置。
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