JP2001182608A - 車載機器の補正データ処理装置 - Google Patents

車載機器の補正データ処理装置

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JP2001182608A
JP2001182608A JP36505699A JP36505699A JP2001182608A JP 2001182608 A JP2001182608 A JP 2001182608A JP 36505699 A JP36505699 A JP 36505699A JP 36505699 A JP36505699 A JP 36505699A JP 2001182608 A JP2001182608 A JP 2001182608A
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Tamotsu Morishima
保 森島
Shinya Sumiya
信弥 炭谷
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】補正素子の補正データを正しく読み出し、その
補正データを車載機器の制御に適正に反映させる。 【解決手段】ディーゼルエンジン用の燃料噴射ポンプ1
にはポンプ調整素子4が搭載され、ポンプ調整素子4は
ECU5と通信可能に接続されている。ポンプ調整素子
4には、燃料噴射ポンプ毎の特性バラツキに応じた補正
データが記憶されており、この補正データがECU5に
転送されてその内部のバックアップメモリ18にストア
される。IGスイッチ31のOFF時には、ECU5へ
の電源遮断を一時的に遅らせる、いわゆるメインリレー
制御が実施される。ECU5内のCPU11は、IGス
イッチ31のOFF時におけるメインリレー制御中にポ
ンプ調整素子4の補正データを読み出す。また、ECU
5が次に起動される時、バックアップメモリ18内に保
持された補正データが読み出されて各種制御に用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載機器の補正デ
ータ処理装置に係り、例えば、ディーゼルエンジン用燃
料噴射ポンプの特性バラツキを補正するための補正デー
タを補正素子に設定しておき、その補正データを制御ユ
ニット(ECU)側で読み出して制御に利用する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、特許第284
7650号公報の「車載機器の制御方法」が知られてい
る。同公報では、制御ユニットの毎回の起動時に、車載
機器の特性バラツキを調整するための調整素子の補正デ
ータを読み取り、そのデータに基づいて車載機器を制御
することとしていた。
【0003】実際には、例えばディーゼルエンジンの燃
料噴射制御システムにおいて、制御ユニットには燃料噴
射制御を行うためのマイクロコンピュータ(マイコン)
が具備され、当該制御ユニットの制御により燃料噴射ポ
ンプの燃料噴射量や燃料噴射時期が制御される。また、
制御ユニットには、燃料噴射ポンプの特性に応じて選定
されたポンプ調整素子(補正素子)が接続され、イグニ
ッションスイッチ(IGスイッチ)のON操作に伴うエ
ンジン始動時にのみポンプ調整素子の補正データが読み
取られてEEPROM等のメモリに格納される。そし
て、その補正データに基づいてポンプ特性のバラツキに
応じた燃料噴射制御が実施されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の如くIGスイッチのON後(エンジン始動時)にポ
ンプ調整素子との通信を1回だけ実施する構成では、ス
タータを回すことで電源電圧が不安定となる時に通信が
実施される可能性が高い。特に、ディーゼルエンジンに
おいてIGスイッチのON後にグロープラグの加熱等を
待たずに直ちにスタータを回す場合、通信の時期とスタ
ータ駆動の時期とが重なることが考えられる。それ故、
電源電圧が変動してマイコンにリセットがかかったり、
ノイズが発生したりし、それらが原因で正常な補正デー
タを受信できないことがある。正常データを受信できな
い時は再通信を要するため、正規制御に入るタイミング
が遅れてしまい、エンジン始動直後に補正データを反映
することができないという問題を招く。
【0005】また近年では、排ガス規制強化を受け、燃
料噴射ポンプの特性バラツキを低減するために細かい調
整が必要となり、ポンプ調整素子の補正データ量が増え
てデータのやり取りに時間がかかるようになった。その
ため、前述のような諸問題を招く可能性が高い。
【0006】図5は、IGスイッチのON時においてポ
ンプ調整素子より補正データを受信する時の動作例を示
すタイムチャートである。図5において、時刻t11で
IGスイッチがON操作されると、制御ユニットの電源
電圧が立ち上がる。その後、時刻t12では、電源電圧
から生成される定電圧(5V)が所定のリセット電圧を
上回るため、リセット信号が立ち上がってマイコンが動
作を開始する。このとき、マイコンは、できるだけ早い
時期にポンプ調整素子と通信を行って補正データを取り
込む必要があるため、初期化が終了した早い段階で補正
データの通信を実施する(時刻t13)。
【0007】ここで、IGスイッチをONした直後にス
タータを駆動する場合を考える。つまり、時刻t14で
スタータを駆動する場合、スタータ駆動に伴い電源電圧
が変動すると、マイコンにリセットがかかる。よって、
ポンプ調整素子との通信が中断されてしまい、マイコン
がイニシャルからスタートして再通信を行うこととな
る。それ故、制御ユニット側で実際に補正データが受領
できるタイミングが図示の時刻t13よりも随分遅れ、
所望とする制御の開始が遅れてしまう。また、IGスイ
ッチのON直後は、マイコンにリセットがかからないま
でも、電圧変動やノイズにより通信データが化ける可能
性が高い環境となっており、予期しない不具合が発生す
るおそれがある。
【0008】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、記憶素子の補正
データを正しく読み出し、その補正データを車載機器の
制御に適正に反映させることができる車載機器の補正デ
ータ処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】始動スイッチのオン/オ
フの操作によりエンジンが始動又は停止される自動車の
場合、始動スイッチのオン操作に伴う電源投入時にはそ
の直後にスタータが駆動されることが多く、電源電圧が
不安定になったり、ノイズが発生したりする。それ故、
その電源投入に伴う制御ユニットの起動時に補正素子と
の間でデータをやり取りすると、データが正しく受領で
きない等、何らかの支障を来すおそれがある。
【0010】これに対し、請求項1に記載の発明では、
制御ユニットへの電源の供給を遮断する旨が指示された
時(すなわち、始動スイッチがオフ操作された時)、実
際の電源遮断が所定時間遅延され、制御ユニットは、そ
の遅延時間内に前記補正素子の補正データを読み出すと
共に、該読み出した補正データを、制御ユニットの動作
電源の遮断時にも記憶内容を保持する不揮発性メモリに
記憶する。従って、制御ユニットによる補正データの読
み出しに際し、電源電圧の不安定挙動などが原因で補正
データが正しく読み出せない等の問題が回避できる。ま
た、不揮発性メモリに記憶した補正データは電源遮断後
も保持されるので、制御ユニットが次に起動される時、
不揮発性メモリ内に保持された補正データを用いて電源
投入当初より所望の制御が実施できる。その結果、補正
素子の補正データを正しく読み出し、その補正データを
車載機器の制御に適正に反映させることができる。
【0011】なお、上記不揮発性メモリとしては、電源
からの給電によりデータ不揮発の状態となり記憶内容を
保持するバックアップRAM(スタンバイRAMとも言
う)や、EEPROM、フラッシュROM等を含む。
【0012】また、請求項2に記載の発明では、制御ユ
ニットへの電源遮断に際し、リレー回路の遮断を一時的
に遅らせて所定の制御を実行し、その制御期間において
補正素子の補正データを読み出すので、補正データの読
み出し及び不揮発性メモリへの書き込みが時間的な余裕
を持って実施される。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、制御ユ
ニットへの電源投入に伴う当該制御ユニットの起動に際
し、制御ユニット内の不揮発性メモリに記憶した補正デ
ータを読み出す。従って、制御ユニットの起動に際し、
前回記憶した補正データを読み出して制御に適正に反映
させることができる。
【0014】請求項4に記載の発明では、制御ユニット
の起動時に前記不揮発性メモリから読み出した補正デー
タが正常か異常かを判断し、異常であれば、その時点で
補正素子より補正データを制御ユニット側に取り込み、
それを制御に使う。この場合、制御ユニットの不揮発性
メモリで保持される補正データ(自己保持データ)が壊
れても、それが認識されて正規の補正データが新たに取
り込まれる。従って、不揮発性メモリ内の補正データの
破壊が原因で制御性が低下するといった不都合は生じな
い。なおここで、制御ユニットの起動時に補正データが
取り込まれる際、当該補正データを不揮発性メモリに書
き込まないのでその所要時間が短く、スタータ駆動等の
影響を受けることもない。
【0015】また仮に、車両組み付け時の初回動作を想
定した場合、制御ユニットの不揮発性メモリには正規の
補正データが未だ取り込まれておらず、それ故、初回動
作時における制御ユニットの起動時には補正データが異
常であると判断される。そして、補正素子より補正デー
タが取り込まれることとなる。
【0016】請求項5に記載の発明では、制御ユニット
の起動時に前記補正素子より取り込んだ補正データが正
常か異常かを判断し、異常であれば、予め定義したデフ
ォルト値を制御に使う。つまり、制御ユニットの起動時
に取り込んだ補正データが異常の場合に、デフォルト値
を使うことで各種制御の実施が可能となる。この場合、
正常な補正データが取り込まれるまで当該データの取り
込みが繰り返されるのではないため、制御の開始が遅れ
るといった不都合は生じない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態では、
自動車に搭載されるディーゼルエンジン用の燃料噴射ポ
ンプを制御対象とし、同燃料噴射ポンプの制御装置に具
体化している。図1には、燃料噴射ポンプの制御装置の
全体構成を示す。
【0018】ディーゼルエンジンに燃料を供給する燃料
噴射ポンプ1は、例えば周知の分配型燃料噴射ポンプに
て構成され、同燃料噴射ポンプ1には、燃料噴射量の電
子制御を行うための噴射量制御用アクチュエータ2と、
燃料噴射時期の電子制御を行うための噴射時期制御用ア
クチュエータ3とが設けられている。なおここで、燃料
噴射ポンプ1に設けられる電磁スピル弁が噴射量制御用
アクチュエータ2に相当し、同ポンプ1に設けられるタ
イマ制御弁が噴射時期制御用アクチュエータ3に相当す
る。
【0019】燃料噴射ポンプ1を制御するための制御機
器としては、当該ポンプ1自体に搭載されるポンプ調整
素子4と、同ポンプ1には搭載されずに外部接続される
電子制御ユニット(以下、ECUという)5とがある。
ポンプ調整素子4は、補正素子に該当してポンプ搭載側
制御機器としての役割を成し、ECU5は、ポンプ非搭
載側制御機器としての役割を成す。ポンプ調整素子4と
ECU5とは同期式シリアル通信ができるようになって
おり、ポンプ調整素子4のEEPROM6に記憶された
補正データがECU5に転送されてその内部のバックア
ップ(B/U)メモリ18にストアされる。ECU5で
は、この補正データを用いて上記アクチュエータ2及び
3を駆動制御する。以下、その詳細を説明していく。
【0020】ポンプ調整素子4は、書き換え可能なRO
M型記憶素子としてのEEPROM6と、シリアル通信
インターフェース7と、通信バッファ8と、電源用コン
デンサ9と、逆流防止ダイオード10とを有して構成さ
れる。
【0021】EEPROM6には燃料噴射ポンプ毎の機
差の情報(特性バラツキ)が記憶されている。すなわ
ち、燃料噴射ポンプ1の工場からの出荷工程時には実際
に燃料を噴射させて噴射特性が調べられ、標準的なポン
プでの噴射特性とのズレに関する補正データが、該機差
の情報として記憶されている。なお、EEPROM6
は、データの保持のための電源は必要としないが、アク
セスのためには電源が必要な素子である。
【0022】このように、ポンプ調整素子4は燃料噴射
ポンプ1に搭載され、燃料噴射ポンプ1の交換を行って
もECU5側の再調整を行う必要がないように、燃料噴
射ポンプ1と一体で管理される。
【0023】ECU5は、燃料噴射ポンプ1の制御に関
する種々の演算を行うものであり、各種制御の中枢を成
すCPU11をはじめ、入力信号バッファ12、電源回
路13、PNPトランジスタ14、通信バッファ15、
アクチュエータ駆動回路16、ROM17、バックアッ
プメモリ18、及びRAM21、メインリレー駆動回路
23等々を備えて構成されている。
【0024】このうち、入力信号バッファ12には、I
Gスイッチ31を介してバッテリ32が接続されてい
る。IGスイッチ31には、少なくともOFF位置、O
N位置、STA位置が設けられており、IGスイッチ3
1がON位置又はSTA位置に操作されると、その旨を
示す信号が入力信号バッファ12を介してCPU11に
取り込まれる。また特に、IGスイッチ31がSTA位
置に操作される時、バッテリ32からスタータ33へ電
力が供給され、スタータ33が駆動される。
【0025】電源回路13には、リレー回路としてのメ
インリレー34を介してバッテリ32が接続されてい
る。メインリレー34は、メインリレー駆動回路23に
よりON/OFFが制御される。電源回路13は、メイ
ンリレー34を介して取り込むバッテリ電圧より所定の
定電圧Vcc(例えば5V)を生成し、この定電圧Vc
cをECU5内の各機器(回路)に供給する。
【0026】ここで、ECU5内のOR回路24には、
入力信号バッファ12を介して取り込まれるIGスイッ
チ31のON/OFF信号と、CPU11のメインリレ
ー駆動信号とが入力され、そのOR出力がメインリレー
駆動回路23に入力される。
【0027】要するに、IGスイッチ31がON位置に
操作される時、或いはメインリレー34をONする旨の
メインリレー駆動信号がCPU11から出力される時、
メインリレー駆動回路23はメインリレー34をONす
る。これにより、バッテリ電源の供給を受けて電源回路
13が所定の定電圧Vccを生成し、ECU5が稼働状
態となる。
【0028】一方、IGスイッチ31がOFF位置に操
作され、且つメインリレー34をOFFする旨のメイン
リレー駆動信号がCPU11から出力される時に、メイ
ンリレー駆動回路23はメインリレー34をOFFす
る。このとき実際には、CPU11は、IGスイッチ3
1のOFF後、所定時間を経てメインリレー34をOF
Fする信号を出力する。これにより、電源回路13への
バッテリ電源の供給が停止され、定電圧Vccが生成さ
れなくなるのでECU5が動作を停止する。なおこうし
た制御は一般に、”メインリレー制御”と称されてい
る。より具体的には、IGスイッチ31がOFF位置に
操作された時、振動や騒音を抑えつつエンジンを停止す
る目的で、CPU11がエンジン吸気管に設けられた吸
気絞り弁(図示しない)を全閉とする制御を行い、この
制御終了後にメインリレー34がOFFされる。
【0029】また、CPU11には、入力信号バッファ
12を介して各種センサ信号が取り込まれる。入力信号
バッファ12はA/D変換器を含み、センサ信号がアナ
ログ信号の場合にはA/D変換器を介して当該センサ信
号が取り込まれる。この取り込まれるセンサ信号として
は、アクセル開度センサからのアクセル開度信号、エン
ジン回転数センサからのエンジン回転数信号、吸気圧セ
ンサからの吸気圧信号、吸気温センサからの吸気温信
号、エンジン冷却水温センサからの水温信号等がある。
そして、CPU11は、これらセンサ信号に応じて燃料
噴射ポンプ1による燃料噴射制御を実行する。
【0030】ROM17は、CPU11が用いる制御プ
ログラムをはじめ、その基本制御データとして、エンジ
ン機種毎の適合データ(ポンプの機差がないとしたとき
の制御データ)等が予め記憶されたメモリであり、RA
M21は、CPU11による演算結果等が一時的に格納
されるメモリである。
【0031】また、バックアップメモリ18は、IGス
イッチ31のOFF時にもバッテリ32からの給電を受
けてその記憶内容が保持されるRAM型のメモリであ
り、このバックアップメモリ18には、ポンプ調整素子
4のEEPROM6から転送される補正データが記憶さ
れる。これは、通信にて一旦受け取った補正データを記
憶して通信の頻度を最小限に抑えるためである。なお、
バックアップメモリ18に代えて、EEPROMやフラ
ッシュメモリなど、書換え可能な不揮発性メモリを用い
ても良く、要はECU5の動作電源が遮断されても記憶
内容を保持することのできる記憶媒体であれば良い。
【0032】ECU5とポンプ調整素子4とは通信のた
めの2本の信号線L1,L2にて接続されている。すな
わち、ECU5の通信バッファ15とポンプ調整素子4
の通信バッファ8とはシリアル通信線L1にて接続さ
れ、また、ECU5のPNPトランジスタ14とポンプ
調整素子4の通信バッファ8とは電力供給兼クロック信
号線L2にて接続されている。
【0033】こうした構成において、ECU5のCPU
11は、PNPトランジスタ14、電力供給兼クロック
信号線L2、及び通信バッファ8を介してクロック信号
をシリアル通信インターフェース7に送る。一方、ポン
プ調整素子4のシリアル通信インターフェース7は、E
EPROM6に記憶されている補正データをクロック信
号に応答して通信バッファ8、シリアル通信線L1、及
び通信バッファ15を介してCPU11に転送する。
【0034】ここで、電力供給兼クロック信号線L2に
ついて詳しく説明する。ECU5のPNPトランジスタ
14のエミッタ端子には定電圧Vccが印加されると共
にPNPトランジスタ14のベース端子はCPU11に
接続されている。また、PNPトランジスタ14のコレ
クタ端子は、抵抗20及び電力供給兼クロック信号線L
2を介してポンプ調整素子4の通信バッファ8と接続さ
れると共に、逆流防止ダイオード10を介して電源用コ
ンデンサ9とも接続されている。ポンプ調整素子4にお
いて、該電源用コンデンサ9は、EEPROM6及びシ
リアル通信インターフェース7に接続されている。
【0035】電気的にこうした関係において、CPU1
1は、PNPトランジスタ14をON/OFF動作させ
ることにより、電力供給兼クロック信号線L2を通して
ポンプ調整素子4に論理Lレベル(グランド電位)と論
理Hレベル(Vcc電位)からなるパルス信号を送出す
る。このパルス信号は通信バッファ8を通してシリアル
通信インターフェース7に送られる。同信号は、シリア
ル通信インターフェース7にとってはクロック信号であ
り、シリアル通信インターフェース7では、このクロッ
ク信号に基づいてEEPROM6内の補正データをEC
U5に転送する。
【0036】一方、電力供給兼クロック信号線L2を介
して供給されるパルス信号は、EEPROM6及びシリ
アル通信インターフェース7にとっては給電信号ともな
る。すなわち、このパルス信号が電源用コンデンサ9に
蓄電(充電)され、その蓄えられた電力がEEPROM
6とシリアル通信インターフェース7とに供給される。
【0037】通信アイドル状態においては、CPU11
はPNPトランジスタ14をON状態とする。そして、
同トランジスタ14を経由してVcc電圧を電源用コン
デンサ9に供給し、ポンプ調整素子4を能動状態に至ら
しめる。他方、通信状態においては、電源用コンデンサ
9は、ポンプ調整素子4全体の電流消費によって充放電
を繰り返す。そして、通信終了後に、また充電される。
【0038】なお、同ポンプ調整素子4において、基準
アース電位を得るための配線を別途設ける構成とするこ
ともできるが、同実施の形態の装置では、燃料噴射ポン
プ1を経由して直接接地している。
【0039】また、ECU5において、そのアクチュエ
ータ駆動回路16と燃料噴射ポンプ1の噴射量制御用ア
クチュエータ2とは信号線29にて接続され、アクチュ
エータ駆動回路16と噴射時期制御用アクチュエータ3
とは信号線30にて接続される。
【0040】ECU5のCPU11はその基本処理とし
て、各種センサ信号に応じてROM17に記憶されてい
るエンジン機種毎の適合データ(ポンプの機差がないと
したときのデータ)に基づく演算を実行する。そして、
その演算結果を基に、燃料噴射ポンプ1の燃料噴射量及
び燃料噴射時期がエンジン運転状態に応じて要求される
値となるよう、アクチュエータ駆動回路16を介して噴
射量制御信号SG1及び噴射時期制御信号SG2を出力
する。噴射量制御用アクチュエータ2及び噴射時期制御
用アクチュエータ3は、これら制御信号SG1及びSG
2に応じて、その駆動量が或いは駆動タイミングが制御
される。
【0041】なお、燃料噴射ポンプ1には前述したよう
に、機械加工精度、或いは組付精度などに起因する個体
間の特性バラツキが存在する。このため、同じエンジン
の運転状態で同じ駆動信号を出力しても、実際の燃料噴
射量、燃料噴射時期には、燃料噴射ポンプ1のこうした
機差に応じたバラツキが生じる。そこで同実施の形態の
装置では、バックアップメモリ18に転送複写されたE
EPROM6の補正データを用いて補正を行ってこうし
た特性バラツキをきめ細かく補正し、なるべく要求値に
近い燃料噴射量、燃料噴射時期が得られるようにしてい
る。
【0042】次に、上記の如く構成される燃料噴射ポン
プの制御装置の特徴的な動作を説明する。本実施の形態
の装置では、IGスイッチ31のOFF操作時における
メインリレー制御に際し、ポンプ調整素子4内の補正デ
ータをECU5側に転送することを要旨としており、そ
の概要を図2のタイムチャートを用いて説明する。
【0043】図2において、時刻t1でIGスイッチ3
1がOFF操作されると、エンジン停止のための吸気絞
り制御等(メインリレー制御)が開始される。このと
き、メインリレー34がONのままであるから、CPU
11への電源供給が継続されて吸気絞り制御等が実施で
きる。
【0044】また、時刻t2では、ECU5にポンプ調
整素子4から補正データが送信され、その補正データが
ECU5内のバックアップメモリ18に書き込まれる。
その後、時刻t3までの期間においてエンジン制御及び
補正データ通信が終了する。そして、時刻t3では、メ
インリレー34がOFFされる。
【0045】次に、ポンプ調整素子4内の補正データの
処理手順について図3のフローチャートを参照しながら
説明する。図3の処理は、IGスイッチ31のOFF時
にポンプ調整素子4内の補正データを読み出し、バック
アップメモリ18に書き込む手順を示す。なお、図3の
処理は、定時割り込み(例えば16ms毎)の処理とし
てCPU11により実行される。
【0046】先ずステップ101では、IGスイッチ3
1がOFFされたか否かを判別し、YESであればステ
ップ102に進み、ポンプ調整素子4との間の通信の指
示が既に出されたか否かを判別する。通信が指示されて
いなければステップ103に進み、ポンプ調整素子4と
の通信を指示する。
【0047】具体的には、CPU11は電力供給兼クロ
ック信号線L2にクロック信号を出力する。これによ
り、ポンプ調整素子4では、このクロック信号に基づい
てEEPROM6の先頭アドレスから順次その格納デー
タが読み出され、シリアル通信線L1を介して送信され
る。そして、このデータ通信は、最後のデータであるこ
とを示すコード(例えばFFH)が確認されるまで継続
される。
【0048】また、ポンプ調整素子4とのクロック通信
後、必要となる全データがECU5側で受領されていれ
ば、ステップ104がNOとなり、更にバックアップメ
モリ書き換えの指示が済んでなければステップ105が
NOとなる。ステップ105がNOの場合、ステップ1
06では、周知のサムチェック等を利用し、前記受領し
た補正データが正常かどうかを判別する。そして、補正
データが正常である旨判断されるとステップ107に進
み、バックアップメモリ18のデータを今回の通信で得
られた補正データで書き換える(上書きする)。但し、
ステップ105がYESの場合、又はステップ106が
NOの場合、データの書換えを行わない。
【0049】その後、ステップ108で吸気絞り制御等
のエンジン制御が終了していることを確認した上で、続
くステップ109では、メインリレー34をOFFして
本処理を終了する。メインリレー34のOFFによりE
CU5の電源が遮断され、その動作が停止される。
【0050】一方、図4のフローチャートには、IGス
イッチ31のON時にイニシャル処理として起動される
処理を示す。実際には、ECU5に電源が供給され、C
PU11の初期化が終了した時点で本処理が起動され
る。
【0051】本処理が起動されると、先ずステップ20
1では、バックアップメモリ18内で記憶保持された補
正データ(ポンプ調整素子4からの転送データ)を読み
込む。続くステップ202では、周知のサムチェック等
により該補正データが正常かどうかを判別する。該補正
データが正常である旨判断されるとステップ203に進
み、バックアップメモリ18の保持データを補正データ
として使用する。すなわち、バックアップメモリ18の
保持データが適宜読み出されて燃料噴射制御に使用され
る。
【0052】また、補正データが異常である旨判断され
るとステップ204に進み、ポンプ調整素子4との通信
を行い、該ポンプ調整素子4より補正データを受領す
る。この場合、ECU5のバックアップメモリ18で保
持される補正データ(自己保持データ)が壊れていて
も、それが認識されて正規の補正データが新たに取り込
まれる。
【0053】その後、ステップ205では、周知のサム
チェック等を用い、前記通信により得られた補正データ
が正常かどうかを判別する。そして、該補正データが正
常である旨判断されるとステップ206に進み、その通
信データを補正データとして以降の燃料噴射制御に使用
する。また、該補正データが異常である旨判断されると
ステップ207に進み、予め定義されたデフォルト値を
用いて以降の燃料噴射制御を実施する。
【0054】因みに、車両組み付け時におけるECU5
の初回動作時(最初のIGオン時)には、ECU5が一
度もポンプ調整素子4と通信していない。また、バッテ
リ32の交換直後は、バックアップメモリ18の保持デ
ータがクリアされている。つまり、これらの場合には、
ECU5内のバックアップメモリ18にポンプ調整素子
4の補正データが入っていない。それ故、上記した図4
のイニシャル処理では、ステップ202がNOとなり、
ポンプ調整素子4との間で補正データが通信される。そ
して、イニシャル処理にて新たに得られた補正データを
用いて燃料噴射制御が実施される。
【0055】またこの場合、イニシャル処理にてバック
アップメモリ18に補正データが格納されることはな
く、IGスイッチ31のOFF時においてポンプ調整素
子4との通信により当該バックアップメモリ18に補正
データが格納される。
【0056】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (イ)IGスイッチ31のOFF時におけるメインリレ
ー制御中にポンプ調整素子4の補正データを読み出すの
で、バッテリ電圧の不安定挙動などが原因で補正データ
が正しく読み出せない等の問題が回避できる。また、E
CU5が次に起動される時、バックアップメモリ18内
に保持された補正データを用いることで、電源投入当初
より所望の制御が実施できる。その結果、ポンプ調整素
子4の補正データを正しく読み出し、その補正データを
燃料噴射ポンプ1の制御に適正に反映させることができ
る。
【0057】(ロ)IGスイッチ31のON時において
ECU5内のバックアップメモリ18から読み出される
補正データが正常か異常かを判断し、異常であれば、そ
の時点でポンプ調整素子4より補正データをECU5側
に取り込み、それを制御に使う。従って、バックアップ
メモリ18内の補正データの破壊が原因で制御性が低下
するといった不都合は生じない。また、ECU5の起動
時に補正データが取り込まれる際、補正データをバック
アップメモリ18に書き込まないのでその所要時間が短
く、スタータ駆動等の影響を受けることもない。
【0058】(ハ)IGスイッチ31のON時にポンプ
調整素子4より取り込んだ補正データが正常か異常かを
判断し、異常であれば、予め定義したデフォルト値を制
御に使うので、当該補正データの取り込みが繰り返され
ることはなく、制御の開始が遅れるといった不都合は生
じない。
【0059】なお本発明は、上記以外に次の形態にて具
体化できる。上記実施の形態では、IGスイッチ31の
OFF時における電源遮断を遅延させる手段としてメイ
ンリレー制御を実施する旨を記載したが、これを変更す
る。例えば、電源回路13内の容量負荷(コンデンサ)
を大きくし、電源遮断後に電源電圧(Vcc)が落ちる
までの時間を長引かせるようにする。或いは、IGスイ
ッチ31のOFF時に、メインリレーと別の電気経路に
てCPU11に電源供給できる構成とする。
【0060】上記実施の形態では、補正素子として、通
信機能や電源装置を内蔵したポンプ調整素子4を具体化
したが、これを変更し、補正素子として例えば調整抵抗
を用いて構成しても良い。
【0061】上記実施の形態では、制御対象となる車載
機器としてディーゼルエンジンの分配型燃料噴射ポンプ
を例示し、噴射特性バラツキを解消するための補正デー
タをポンプ調整素子(補正素子)に記憶する構成とした
が、この構成以外の適用も可能であり、それを以下に列
記する。 (1)コモンレール式燃料噴射装置において、インジェ
クタの特性バラツキを解消する装置に具体化する。この
場合、補正素子は、インジェクタの噴射量のバラツキ、
開弁・閉弁応答のバラツキ等を予め記憶するものであっ
て、ECUでの燃料噴射制御に際し、補正データによる
補正を行うことで燃料噴射量や噴射時期が望み通りに制
御できる。 (2)車両搭載時におけるエンジンの特性バラツキを解
消する装置に具体化する。この場合、補正素子は、エン
ジンの特性バラツキを予め記憶するものであって、EC
Uでのエンジン制御に際し、補正データによる補正を行
うことで馬力(出力トルク)や排気エミッションが望み
通りに制御できる。 (3)車両の仕様やオプションに応じた補正を行う装置
に具体化する。この場合、補正素子は、クレーン車、ゴ
ミ収集車、冷凍車、ミキサー車等であることの車両情報
を予め記憶したり、A/TかM/Tか、高出力か低出力
か、タイヤ径の違い等の情報を予め記憶したりするもの
であって、ECUでの車両制御に際し、補正データによ
る補正を行うことで車両の仕様やオプションに応じた各
種制御が望み通りに制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディーゼル用燃料噴射ポンプの制御装置の概要
を示す構成図。
【図2】IGスイッチのOFF時におけるデータ通信過
程を示すタイムチャート。
【図3】IGスイッチのOFF時における補正データの
処理手順を示すフローチャート。
【図4】IGスイッチのON時におけるイニシャル処理
を示すフローチャート。
【図5】従来技術の説明のためのタイムチャート。
【符号の説明】
1…燃料噴射ポンプ(車載機器)、4…ポンプ調整素子
(補正素子)、5…ECU(制御ユニット)、11…C
PU、13…電源回路、18…バックアップメモリ(不
揮発性メモリ)、31…IGスイッチ(始動スイッ
チ)、32…バッテリ、34…遅延手段(リレー回路)
としてのメインリレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 AA01 BA13 BA15 CA01 DA26 DA32 EA05 EA07 EB02 EB06 EB08 EB10 EB22 EB24 EC01 EC03 FA36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載機器を制御する制御ユニットに接続さ
    れ、基本となる制御データに対する補正データが記憶さ
    れた補正素子を備える補正データ処理装置であり、 制御ユニットへの電源の供給を遮断する旨が指示された
    時に実際の電源遮断を所定時間遅延させるための遅延手
    段を備え、前記制御ユニットは、前記遅延手段の遅延時
    間内に前記補正素子の補正データを読み出すと共に、該
    読み出した補正データを、制御ユニットの動作電源の遮
    断時にも記憶内容を保持する不揮発性メモリに記憶する
    ことを特徴とする車載機器の補正データ処理装置。
  2. 【請求項2】エンジンの始動スイッチを経由して車載電
    源と制御ユニットとを結ぶ電気経路とは別に、車載電源
    と制御ユニット内の電源回路とを結ぶ電気経路の途中に
    前記遅延手段としてのリレー回路を設け、制御ユニット
    への電源遮断に際し、前記リレー回路の遮断を一時的に
    遅らせて所定の制御を実行し、その制御期間において前
    記補正素子の補正データを読み出す請求項1に記載の車
    載機器の補正データ処理装置。
  3. 【請求項3】制御ユニットへの電源投入に伴う当該制御
    ユニットの起動に際し、制御ユニット内の不揮発性メモ
    リに記憶した補正データを読み出す請求項1又は2に記
    載の車載機器の補正データ処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の補正データ処理装置にお
    いて、 制御ユニットの起動時に前記不揮発性メモリから読み出
    した補正データが正常か異常かを判断し、異常であれ
    ば、その時点で補正素子より補正データを制御ユニット
    側に取り込み、それを制御に使う車載機器の補正データ
    処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の補正データ処理装置にお
    いて、 制御ユニットの起動時に前記補正素子より取り込んだ補
    正データが正常か異常かを判断し、異常であれば、予め
    定義したデフォルト値を制御に使う車載機器の補正デー
    タ処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003058285A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Fujitsu Ten Ltd 制御システム
JP2005295046A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Anden 電気回路装置
US6961650B2 (en) 2002-04-23 2005-11-01 Toyoto Jidosha Kabushiki Kaisha Data map forming method, data map formation-purpose information record medium forming method and apparatus
JP2009281389A (ja) * 2009-08-07 2009-12-03 Fuji Heavy Ind Ltd データ記録装置およびデータ記録装置のシャットダウン方法
JP2015103544A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 トヨタ自動車株式会社 記憶装置

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