JP2014061793A - 自動車用電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】イグニッションスイッチがOFFになってから所定条件が成立したときに内部電源を遮断するセルフシャットダウン機能を有する電子制御装置において、不揮発性メモリの空き領域に、学習値,異常情報及び車両情報などのデータを、所定規則で分別したグループごとに格納する複数のバンク(記憶領域)を確保する。そして、例えば、セルフシャットダウン中のバンク1へのデータ書き込み中に、イグニッションスイッチがOFFからONになる再起動操作が行われると、バンク1へのデータの書き込みが終了するまで再起動を待ち、その後、電子制御装置を再起動する。
【選択図】図6
Description
図1は、本実施形態に係る電子制御装置が適用され得る、自動車用エンジンのシステム構成を示す。
ステップ7では、イグニッションスイッチ42がOFFのままであるので、プロセッサ110が、タイマのカウントをリセットする。
かかる電子制御装置100によれば、定常処理の実行中に、イグニッションスイッチ42がONからOFFになると、RAM120に格納されている学習値,異常情報及び車両情報などのデータをフラッシュメモリ130に書き込む処理が開始される。このとき、学習値,異常情報及び車両情報などのデータは、所定規則により分別されたグループごとに、フラッシュメモリ130のバンクに順次書き込まれる。そして、所定条件が成立、例えば、すべてのデータの書き込みが終了すると、内部電源が遮断される。
ステップ22では、プロセッサ110が、イグニッションスイッチ42がONからOFFになったか否かを判定する。そして、プロセッサ110は、イグニッションスイッチ42がOFFになったと判定すれば処理をステップ23へと進める一方(Yes)、イグニッションスイッチ42がONのままであると判定すれば処理をステップ21へと戻す(No)。
ステップ24では、プロセッサ110が、RAM120に格納されている学習値,異常情報及び車両情報などのデータを、所定規則で分別したグループごとに、フラッシュメモリ130に確保したバンクに順次書き込む。ここで、あるバンクがメインバンク及びミラーバンクから構成されている場合には、メインバンクにデータを書き込んだ後、ミラーバンクに同一内容のデータを書き込むようにすればよい。
ステップ27では、プロセッサ110が、タイマのカウントをリセットする。
ステップ28では、プロセッサ110が、タイマによって計時された経過時間が所定時間に達したか否かを判定する。そして、プロセッサ110は、経過時間が所定時間に達したと判定すれば処理をステップ29へと進める一方(Yes)、経過時間が所定時間に達していないと判定すれば処理をステップ31へと進める(No)。
かかる電子制御装置100によれば、先の第1実施例の作用・効果に加え、メインバンク及びミラーバンクからなるバンクについて、少なくともメインバンクへのデータ書き込みが終了していれば、電子制御装置100が再起動される。この場合、ミラーバンクにはデータが正常に書き込まれていない可能性があるが、メインバンクに書き込まれたデータを使用して燃料噴射弁22及び点火プラグ24を制御すればよい。なお、メインバンクのデータが妥当でなければ、ミラーバンクのデータを使用して燃料噴射弁22及び点火プラグ24を制御すればよい。メインバンク及びミラーバンクのデータが共に妥当でなければ、デフォルト値(初期値)で初期化すればよい。
図10は、イグニッションスイッチ42がONになったことを契機として、電子制御装置100のプロセッサ110が、フラッシュメモリ130に格納された制御プログラムに従って実行する処理の第3実施例を示す。
ステップ42では、プロセッサ110が、イグニッションスイッチ42がONからOFFになったか否かを判定する。そして、プロセッサ110は、イグニッションスイッチ42がOFFになったと判定すれば処理をステップ43へと進める一方(Yes)、イグニッションスイッチ42がONのままであると判定すれば処理をステップ41へと戻す(No)。
ステップ44では、プロセッサ110が、データ書き込みを中断したバンクがあるか否かを判定する。データ書き込みを中断したバンクか否かは、例えば、バンク状態130Bが「異常」になっているか否かを介して判定することができる。そして、プロセッサ110は、データ書き込みを中断したバンクがあると判定すれば処理をステップ45へと進める一方(Yes)、データ書き込みを中断したバンクがないと判定すれば処理をステップ46へと進める(No)。
ステップ46では、プロセッサ110が、予め決められた規定バンクを、データ書き込みを開始する開始位置とする。ここで、規定バンクの一例としては、例えば、先頭のバンクから最後のバンクまで順番に選択することができる。
ステップ50では、プロセッサ110が、タイマのカウントをリセットする。
ステップ51では、プロセッサ110が、タイマによって計時された経過時間が所定時間に達したか否かを判定する。そして、プロセッサ110は、経過時間が所定時間に達したと判定すれば処理をステップ52へと進める一方(Yes)、経過時間が所定時間に達していないと判定すれば処理をステップ54へと進める(No)。
かかる電子制御装置100によれば、先の第2実施例の作用・効果に加え、前回の処理において、バンク(メインバンク又はミラーバンク)へのデータ書き込みが途中で中断したバンクがある場合には、そのバンクからデータの書き込みが開始される。このため、異なったタイミングでバンクへのデータの書き込みが途中で中断した場合であっても、データ書き込みが不完全であるバンクが1つとなり、例えば、この状態でバッテリ電圧が一時的に低下しても、複数のグループに属するデータの消失を抑制することができる。
ステップ62では、プロセッサ110が、イグニッションスイッチ42がONからOFFになったか否かを判定する。そして、プロセッサ110は、イグニッションスイッチ42がOFFになったと判定すれば処理をステップ63へと進める一方(Yes)、イグニッションスイッチ42がONのままであると判定すれば処理をステップ61へと戻す(No)。
ステップ64では、プロセッサ110が、RAM120に格納されている学習値,異常情報及び車両情報などのデータを、所定規則で分別したグループごとに、フラッシュメモリ130に確保したバンクに順次書き込む。
ステップ67では、プロセッサ110が、タイマ1のカウントをリセットする。
かかる電子制御装置100によれば、先の第1実施例の作用・効果に加え、セルフシャットダウン中にイグニッションスイッチ42がONになった場合、それから所定時間t2経過すると、バンクの区切りまでデータが書き込まれていなくても、電子制御装置100が再起動される。このため、何らかの原因によってバンクへのデータの書き込みに時間がかかっても、その途中で強制的に電子制御装置100が再起動されるので、再起動の応答性を確保することができる。
(イ)前記不揮発性メモリの記憶領域を複数に分割した各記憶単位には、所定規則で分別したグループごとに、前記情報を書き込む、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の自動車用電子制御装置。
このようにすれば、セルフシャットダウン中にイグニッションスイッチがONになった再起動時に、例えば、クランキングによってバッテリ電圧が一時的に低下して情報が消失しても、他のグループに属する情報への影響を小さくすることができる。
このようにすれば、不揮発性メモリの記憶領域を有効に利用することができる。
このようにすれば、異なったタイミングで記憶単位への情報の書き込みが途中で中断した場合であっても、情報の書き込みが不完全な記憶単位が1つとなり、例えば、この状態でバッテリ電圧が一時的に低下しても、複数のグループに属する情報の消失を抑制することができる。
このようにすれば、記憶単位の書き込み状態を参照することで、データ領域への情報の書き込みが正常に終了しているか否かを判定することができる。
このようにすれば、誤り検出符号によりデータ領域に書き込まれた情報が妥当であるか否かを判定することができる。
100 電子制御装置
110 プロセッサ
120 RAM
130 フラッシュメモリ
Claims (3)
- セルフシャットダウン中にイグニッションスイッチがONになると、不揮発性メモリの記憶領域を複数に分割した各記憶単位のうち、前記イグニッションスイッチがONになったときに情報を書き込んでいた前記記憶単位への書き込みが終了した場合に、前記不揮発性メモリへの情報の書き込みを中断して再起動する、ことを特徴とする自動車用電子制御装置。
- 前記セルフシャットダウン中に前記イグニッションスイッチがONになってから所定時間経過した場合に、前記不揮発性メモリへの情報の書き込みを強制的に中断して再起動する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用電子制御装置。
- 少なくとも一部の情報について、同一情報を複数の前記記憶単位に多重に書き込み、
前記複数の記憶単位の少なくとも1つへの情報の書き込みが正常に終了した場合に再起動する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用電子制御装置。
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