JP4930602B2 - 薄膜積層キャパシタの製造方法 - Google Patents

薄膜積層キャパシタの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、薄膜積層キャパシタの製造方法に関する。
従来、電極層と誘電体層が交互に積層された多層の薄膜積層キャパシタについて、例えば図9の断面図及び図10の上面図に示すキャパシタ構造110が提案されている。
このキャパシタ構造110は、基板112を覆う絶縁層114上に下部電極層116が形成され、下部電極層116上に、誘電体層118b,120b,122b,124bと電極層118a,120a,122a,124aとが交互に形成され、絶縁層126で全体的に覆われている。なお、図10の上面図は、絶縁層126が除去された状態を示している。電極層及び誘電体層は対118a,118b;120a,120b;122a,122b;124a,124bをなし、上の対ほど小さく、階段状に積み上げられている。電極層116,118a,120a,122aは、その外周に沿って全周が、その上の電極層及び誘電体層の対118a,118b;120a,120b;122a,122b;124a,124bよりも外側にはみ出している。
絶縁層126の各段には、電極層116,118a,120a,122a,124aにそれぞれ接続された接続部138,140,142,144,146が露出するようになっている。各接続部138,140,142,144,146は、所望の容量特性に応じて適宜な態様で、電気的に接続される。(例えば、特許文献1参照)。
特表2000−514243号公報
このような階段状のキャパシタ構造110を形成する場合、電極層及び誘電体層になる全ての層を積層し、次いで上から1段ずつエッチングして各段の電極層及び誘電体層を所望形状に形成した後、絶縁層を形成する。
電極層の数がNであれば、1段分の電極層と誘電体層とをまとめてエッチングするとしても、各段の電極層の上面を露出させるため、少なくともN−1回のエッチング工程が必要になる。1回のエッチングを行うためには、一般的に、レジスト形成→露光→現像→エッチング→レジスト除去の各工程を経る。また、1層ごとにフォトマスクが必要となる。キャパシタの容量を増大させるために積層数を増大させると、その分の工程が付加されることになるため、著しく製造コストが増大する。
さらに、誘電体層を挟んでキャパシタを構成する電極面積は上層に向かうに従い1層ごとに小さくなることになるため、積層数を増大させても容量はあまり大きくならない。
本発明は、かかる実情に鑑み、電極層及び誘電体層のエッチング回数を減らすことができる薄膜積層キャパシタの製造方法を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した薄膜積層キャパシタの製造方法を提供する。
薄膜積層キャパシタの製造方法は、(1)基板上に、n層(nは4以上の自然数)の電極層と(n−1)層の誘電体層とが交互に積層されたキャパシタ部を形成する、第1の工程と、(2)前記キャパシタ部の積層方向片側から合計k回(kは2以上の自然数)のエッチングを行い、第i回目(i=1、2、・・k)のエッチングにおいて前記電極層及び前記誘電体層の各a層分(aは1又は2以上の自然数)に貫通孔を形成し、a(i=1、2、・・k)のうち少なくとも1つを2以上の自然数とし、k<n−1として、前記電極層の前記キャパシタ部の積層方向前記片側から2層目以降の各層を露出させる、第2の工程と、(3)露出させた2層目以降の各層の前記電極層と外部電極との間を、前記貫通孔を介して電気的に接続する、第3の工程とを含む。
第1の工程において、キャパシタ部は、基板上に複数の電極層及び誘電体層を交互に順に積層して形成してもよいし、例えば(n−r)層の電極層と(n−r−1)層の誘電体層が積層された第1部分に、r層の電極層とr層の誘電体層が積層された第2部分を接合するなど、分けて形成した部分を接合することにより形成してもよい。
第2の工程において、少なくとも1回のエッチングにおいて電極層及び誘電体層の複数層分に貫通する。エッチングは、積層方向のどちら側から行ってもよい。すなわち、キャパシタ部の基板とは反対側、すなわち基板から最も遠い最上層の電極層側から行ってもよいし、基板に貫通孔を形成して基板側から行ってもよい。同じ側(積層方向片側)からエッチングを行うと、エッチング開始側(積層方向片側)からN層分の電極層とN層分の誘電体層とが除去されて貫通孔が形成されると(Nは自然数)、その貫通孔の底面には、エッチング開始側からN+1層目の電極層が露出する。
上記方法によれば、少なくとも1回のエッチングにおいて電極層及び誘電体層の複数層分に貫通孔を形成し、それらを連通させることで、エッチング回数を減らすことができる。
また、上記方法によれば、電極層及び誘電体層を階段状に積層する必要がなく、各層の電極層の面積ができるだけ大きくなるように、各層を同じ面積で積層することができる。これによって、電極層の面積減少による電極層間の容量低下をできるだけ小さくすることができる。
具体的には、以下のように種々の態様で構成することができる。
第1の態様は、前記aの集合X{a,a,・・・,a}から選んだ1つの要素a(pは、k以下の自然数)の値又は2つ以上の要素a(qは、k以下の自然数)の値の和Σa=m(mは自然数)によって、1から(n−1)までの全ての自然数を表すことができ、かつkが最小値となるように選択する。前記第2の工程において、1つの前記要素aに対応する第p回目のエッチングのみで形成された前記貫通孔の底面に、積層方向前記片側からa+1層目の前記電極層を露出させ、かつ、Σa=mとなる2つ以上の前記要素aに対応する第q回目のエッチングでそれぞれ形成された前記貫通孔の少なくとも一部同士が連通し、該連通した前記貫通孔の底面に、積層方向前記片側からm+1層目の前記電極層を露出させることにより、積層方向前記片側から2層目以降の各層の前記電極層を露出させる。なお、第p回目のエッチングで形成された貫通孔は、他の貫通孔に連通する貫通孔を含んでいてもよい。また、第q回目のエッチングで形成された貫通孔は、他の貫通孔に連通しない貫通孔を含んでいてもよい。さらに、3つ以上の貫通孔が連通してもよい。
上記方法によれば、電極層は、前記キャパシタ部の積層方向片側から2〜n層目が、いずれかの貫通孔の底面に露出する。kは最小値であるので、エッチング回数を最小にすることができる。
第2の態様は、前記aの集合X{a,a,・・・,a}から選んだ1つ又は2つの要素aによって、1から(n−1)までの全ての自然数を表すことができるように、a,a,・・・,aを選択する。
この場合、エッチングの組み合わせ回数をできるだけ少なくして貫通孔が大きくなるのを防ぎ、電極層の面積減少により電極層間の容量低下をできるだけ防ぐことができる。
上記各構成において、好ましくは、前記第2の工程において、2回目以降のいずれの回のエッチングについても、前記貫通孔を形成する前記電極層及び前記誘電体層の層数は、それよりも前の回のエッチングで前記貫通孔を形成する前記電極層及び前記誘電体層の層数と同等又はそれ以上である。つまり、a≦a≦・・・an−1≦aである。
積層方向から見たとき、先のエッチングで形成された貫通孔の内側に、後からのエッチングで貫通孔形成する場合、先のエッチングで電極及び誘電体層が除去される面積は、先のエッチングで電極及び誘電体層が除去される面積よりも大きくなる。除去面積が大きくなる先のエッチングほど、除去される層数を小さくすることで、電極及び誘電体層が貫通孔によって除去される合計面積をできるだけ小さくして、貫通孔形成による電極層間の容量低下をできるだけ抑えることができる。
好ましくは、前記第2の工程の各回のエッチングにおいて、電極層と誘電体層の両方について同じエッチング液を用いて連続的に前記貫通孔を形成する。
この場合、各回のエッチングにおいて、電極層と誘電体層の両方について同じ装置を用いて貫通孔を形成することができ、工程が簡単になる。すなわち、電極層と誘電体層とに別々のエッチング液を用いる場合には、電極層と誘電体層とについて異なる装置を用いて貫通孔を形成するなど、工程が煩雑になるのに対して、エッチング液が同じであれば工程が簡単になる。
好ましくは、前記電極層は積層方向前記片側、すなわちエッチング開始側から最も遠い1層以外の各層が同じ厚さである。前記誘電体層は各層が同じ厚さである。
この場合、各層のエッチング速度が等しくなり、各回のエッチングにおいて所望の層数分のエッチングを精度よく行うことができる。
本発明によれば、電極層及び誘電体層のエッチング回数を減らすことができる。積層数が多くなっても、積層回数に比例してエッチング回数を増やす必要がないので、製造コストが抑えられる。
薄膜積層キャパシタの(a)平面図、(b)断面図である。(実施例) 図1の線A−Aに沿って切断した断面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの製造工程を示す断面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの製造工程を示す断面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの製造工程を示す断面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの製造工程を示す断面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの製造工程を示す平面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの製造工程を示す平面図である。(実施例) 薄膜積層キャパシタの断面図である。(従来例) 薄膜積層キャパシタの平面図である。(従来例)
符号の説明
10 薄膜積層キャパシタ
12 基板
13 密着層
14a,14b 外部電極
16a,16b 引き出し電極
18 キャパシタ部
21〜27 接続導体
30〜37 電極層
40〜46 誘電体層
50 絶縁層
60 絶縁層
70 金属膜
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例に係る薄膜積層キャパシタ10の構成について、図1を参照しながら説明する。図1(a)は、薄膜積層キャパシタ10を上から見た平面図である。図1(b)は、図1(a)の線A−Aに沿って切断した断面である。
図1に示すように、薄膜積層キャパシタ10は、基板12上に密着層13が形成され、密着層13の上に7層の電極層30と6層の誘電体層40とが交互に積層されてキャパシタ部18が形成される。キャパシタ部18には、電極層30の間に誘電体層40が挟まれた6組のキャパシタ要素が形成されている。キャパシタ部18は、全体が絶縁層50,60で覆われ、上面に外部電極14a,14bが形成されている。絶縁層50,60や電極層30及び誘電体層40には、上面側からいずれか1層の電極層30に到達する貫通孔21x〜27xが形成され、貫通孔21x〜27x内には、各電極層30にそれぞれ接続された接続導体21〜27が形成されている。接続導体21〜27は、図1(a)に示すように、引き出し電極16a,16bを介して外部電極14a,14bに電気的に接続され、キャパシタ要素が所定の態様で接続されている。密着層13は、誘電体層40と同一組成系の材料、あるいは同一の材料でもよい。
次に、薄膜積層キャパシタの製造方法について、図2〜図8を参照しながら説明する。図2〜図6は、薄膜積層キャパシタの製造工程を示す断面図である。図7及び図8は、薄膜積層キャパシタの製造工程を示す平面図である。図2(A)〜図6(M)は、図1(a)の線A−Aに沿って切断した断面に対応する。図6(N)は、図8(e)の線B−Bに沿って切断した断面に対応する。
図2(A)に示すように、基板12を用意する。次いで、図2(B)に示すように、基板12の上面に密着層13を形成する。次いで、図2(C)に示すように、n層(nは自然数)の電極層30とn−1層の誘電体層40とを交互に積層して、キャパシタ部18を形成する。例えば、7層の電極層31〜37と6層の誘電体層41〜46とを1層ずつ交互に積層する。
次いで、図3(D)に示すように、キャパシタ部18の上に、所定部分に貫通孔が形成されたレジストパターン80を形成する。次いで、図3(E)に示すように、レジストパターン80を介して、電極層30及び誘電体層40の各1層分のエッチング加工をRIE(反応性イオンエッチング)やイオンミリング等の方法で行い、電極層30及び誘電体層40の所定部分を除去して貫通孔25e,26e,27eを形成する。次いで、図3(F)及び図7(a)に示すように、残ったレジストパターン80を除去する。
次いで、図4(G)及び図7(b)に示すように、図3に示した1回目のエッチングと同様に、レジストパターンを用いて2回目のエッチングを行う。ただし、1回目のエッチングとは電極層30及び誘電体層40を除去する層数が異なる。2回目のエッチングでは電極層30及び誘電体層40の各2層分のエッチング加工を行い、電極層30及び誘電体層40の所定部分を除去して貫通孔21g,23g,26gを形成し、残ったレジストパターンを除去する。
次いで、図4(H)及び図7(c)に示すように、1回目及び2回目のエッチングと同様に、3回目のエッチングを行う。ただし、3回目のエッチングでは、電極層30及び誘電体層40の各4層分のエッチング加工を行い、電極層30及び誘電体層40の所定部分を除去して貫通孔21h,22h,27hを形成し、残ったレジストパターンを除去する。
以上の合計3回のエッチングによって、電極層30及び誘電体層40には、電極層30及び誘電体層40に形成された1つの貫通孔又は連続する2つ以上の貫通孔によって、貫通孔21x〜23x、25x〜27xが形成される。貫通孔21x〜23x、25x〜〜27xの底面には、エッチング開始側から2層目〜7層のいずれかの電極層30が露出している。
次いで、図4(I)に示すように、上面側から全体的に第1の絶縁層50を形成し、貫通孔の内周面及び底面を覆う。次いで、図5(J)及び図8(d)に示すように、第1の絶縁層50上に第2の絶縁層60を形成した後、開口61〜67を形成して、開口61〜67を介して第1の絶縁層50を露出させる。次いで、図5(K)に示すように、第2の絶縁層60をマスクとして用いて、第2の絶縁層60の開口61〜67に露出している部分の第1の絶縁層50を除去し、底面21k〜27kに、1層目〜7層目のいずれか1層の電極層30を露出させる。
次いで、図5(L)に示すように、上面側を全体に覆うように、金属膜70を形成する。これにより、貫通孔21x〜27xの内周面及び底面に接続導体21〜27が形成される。次いで、図6(N)及び図8(e)に示すように、外部電極14a,14bを形成する。次いで、図6(M)及び図8(f)に示すように、金属膜70をパターニングして引き出し電極16a,16bを形成する。
次いで、図示していないが、必要に応じて保護層を形成する。複数個分を集合基板の状態でまとめて製造する場合には、ダイシング等により個片に分割する。
次に、具体的な製造例を説明する。
表面に熱酸化膜が形成された厚さ525μmのSi基板を用意した。Ba:Sr:Ti=7:3:10(モル比)と有機化合物とを混合した原料溶液をスピンコートによってSi基板の熱酸化膜上に塗布し、乾燥させた。その後、酸素雰囲気中で650℃×30minの条件でRTA(高速昇温熱処理)を行い、厚さ100nmのチタン酸バリウムストロンチウム((Ba,Sr)TiO、以下BSTと省略する)薄膜を形成した。次いで、スパック法により厚さ200nmのPt膜を形成した。Pt膜とBST薄膜の形成を繰り返し、Si基板上にBST薄膜とPt膜とがそれぞれ7層ずつ積層された積層体を作製した。最初に形成したBST薄膜は密着層13となり、他のBST薄膜は誘電体層40となる。Pt膜は、電極層30となる。
積層体の上面に感光性レジストを塗布し、ベークし、露光し、現像した後、所定の温度に加熱処理して、レジストパターン80を形成した。レジストパターン80をマスクとしてRIE(反応性イオンエッチング)により、電極層30及び誘電体層40の各1層分のエッチング加工を行い、所定部分を除去して貫通孔25e,26e,27eを形成した。残ったレジストは、Oプラズマでアッシング処理して除去した。
次いで、同様に2回目のエッチングを行う。2回目のエッチングでは、1回目とはエッチングを行う時間を変え、電極層30及び誘電体層40の各2層分のエッチング加工を行い、所定部分を除去して貫通孔21g,23g,26gを形成した後、レジストを除去した。
次いで、3回目のエッチングを行う。1回目及び2回目とはエッチングを行う時間を変え、電極層30及び誘電体層40の各4層分のエッチング加工を行い、所定部分を除去して貫通孔21h,22h,27hを形成した後、レジストを除去した。
次いで、BST誘電体層の誘電率を向上させるために、850℃の酸素雰囲気中で30minの熱処理を行った。
次いで、積層体の上面全体に、スパッタ法により厚さ500nmのSiNxを第1の絶縁層50として成膜した。SiNxは、珪素と窒素のモル比率が3:4の化学量論組成であるSi以外に、珪素と窒素の比率が上記化学量論組成とは異なるものも含む。
次いで、第2の絶縁層60として、感光性ポリイミドを塗布し、露光し、現像し、キュアして、パターン形成した後、ポリイミドをマスクとして使用し、RIEにより、SiNx層を加工し、貫通孔21x〜27xの底面の電極層30を露出させた。
次いで、スパッタ法により、厚さ50nmのTiの密着層を形成し、その上に、厚さ2000nmのCuを成膜することにより、金属膜70を形成した。
次いで、感光性レジストを塗布し、ベークし、露光し、現像した後、所定の温度に加熱処理してレジストパターンを形成した。レジスト開口部に、厚さ3000nmのCuを電解メッキにより成膜して、外部電極14a,14bを形成した後、レジストパターンを除去した。なお、ここではCuのみを成膜したが、薄膜積層キャパシタの実装方法等に応じて金属種は変更可能である。例えば、Au/Cu、Au/Ni、Sn/Cu等が選択可能である。
次いで、感光性レジストを塗布し、ベークし、露光し、現像した後、所定の温度に加熱処理してレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして用いて金属膜70のウェットエッチングを行い、引き出し電極16a,16bをパターニングした。
以上に説明したように、各貫通孔21x〜27xは、次の表1に示すように、1〜3回目(No.1〜No.3)のエッチングを組み合わせて形成する。
Figure 0004930602
貫通孔21x〜23x、25x〜27xが貫通する電極層30及び誘電体層40の各層数1〜6は、各回のエッチングで貫通孔を形成する電極層30及び誘電体層40の各層数1,2,4を○で示すように組み合わせることによって、実現することができる。
例えば、電極層及び誘電体層の各1層分を貫通する貫通孔25xは、電極層及び誘電体層の各1層に貫通孔25eを形成する1回目のエッチングで形成する。電極層及び誘電体層の各2層分を貫通する貫通孔23xは、電極層及び誘電体層の各2層に貫通孔23gを形成する2回目のエッチングで形成する。電極層及び誘電体層の各3層分を貫通する貫通孔26xは、電極層及び誘電体層の各1層に貫通孔26eを形成する1回目のエッチングと、電極層及び誘電体層の各2層分に貫通孔26gを形成する2回目のエッチングとを組み合わせて形成する。電極層及び誘電体層の各4層分を貫通する貫通孔22xは、電極層及び誘電体層の各4層に貫通孔22hを形成する3回目のエッチングで形成する。電極層及び誘電体層の各5層分を貫通する貫通孔27xは、電極層及び誘電体層の各1層に貫通孔27eを形成する1回目のエッチングと、電極層及び誘電体層の各4層分に貫通孔27hを形成する3回目のエッチングとを組み合わせて形成する。電極層及び誘電体層の各6層分を貫通する貫通孔21xは、電極層及び誘電体層の各2層に貫通孔21gを形成する2回目のエッチングと、電極層及び誘電体層の各4層分に貫通孔21hを形成する3回目のエッチングとを組み合わせて形成する。
表1から分かるように、集合X{1,2,4}から選択した1つの要素の値又は2つ以上の要素の値の和によって、1〜6の全ての自然数を表すことができる。集合X{1,2,4}は、値の小さい要素から並んでいる。
一般に、n層の電極層と(n−1)層の誘電体層とが交互に積層されたキャパシタ部について、それぞれ電極層及び誘電体層の1〜(n−1)層分を貫通する(n−1)通りの貫通孔は、例えば次の表2に示すように「貫通孔の層数」と各回(i)のエッチングで貫通孔を形成する電極層及び誘電体層の層数(a)とを○で示すように組み合わせることによって、電極層及び誘電体層を貫通する層数が異なる貫通孔ごとに、各1回のエッチングで形成することができる。この場合には、エッチングを合計(n−1)回行う必要がある。
Figure 0004930602
少なくとも1回のエッチングで電極層及び誘電体層をそれぞれ複数層分貫通する貫通孔を形成すれば、(n−1)回よりも少ないエッチング回数で、(n−1)通りの貫通孔を形成することが可能となる。
そのためには、合計k回のエッチングを行い、第i回目のエッチングにおいて電極層及び誘電体層の各a層分に貫通孔を形成する場合、a(i=1,2・・k)のうち少なくとも1つを2以上とし、集合X{a,a,・・・,a}から選んだ1つの要素aの値又は2つ以上の要素aの値の和Σaによって、1から(n−1)までの全ての自然数を表すことができるように、集合Xを決めればよい。
集合Xは、複数通りを選択することができる。エッチングの回数が増えると、マスクパターンの種類が増え、工程の繰り返しが増えるので、効率よく製造するためには、「エッチングの合計回数kが最小値」であることが好ましい。
より一般的には、エッチングの合計回数kの最小値kminは、n≦2−1を満たすkの最小値である。
各回のエッチングで形成する貫通孔を適宜に組み合わせ、貫通孔を連通させるようにしてもよい。この場合、積層方向から見たときに、先のエッチングで形成された貫通孔の内側に、その後のエッチングで貫通孔が形成される。これは、貫通孔を形成する際にマスクでパターニングする必要があり、貫通孔が連通するようにエッチングを繰り返す場合にはマスクの位置ずれを考慮し、先のエッチングのマスクの貫通孔部分の内側に、後のエッチングのマスクの貫通孔部分が配置されるようにする必要があるためである。したがって、先にエッチングで形成する貫通孔の断面積は、後のエッチングで形成される貫通孔の断面積より大きい。先のエッチングで貫通孔が形成される電極層及び誘電体層の層数が少ないほど、エッチングによって電極層が除去される面積の合計が少なくなり、電極層が除去されることによる電極層間の容量低下を小さくすることができる。そのためには、a≦a≦・・・ak−1≦aであることが、好ましい。
積層方向から見たときに、先のエッチングで形成された貫通孔の内側に、その後のエッチングで貫通孔が形成される場合、エッチングの組み合わせが増えると、先のエッチングで形成された貫通孔を大きくする必要がある。エッチングの組み合わせ回数が少ないほど、エッチングによって電極層が除去される面積の合計が少なくなり、電極層が除去されることによる電極層間の容量低下を少なくすることができる。電極除去による容量低下を最小限に抑えるためには、連通する貫通孔を形成するためエッチングを組み合わせできる回数を最小の数とすればよい。例えば、「エッチングの組み合わせは2回以下」とする。
これらを考慮した好ましい集合X{a,a,・・・,a}は、例えばn=4では、k=2、X{1,2}である。n=5では、k=3、X{1,2,2}である。n=6では、k=3、X{1,2,3}である。n=7では、k=3、X{1,2,4}である。これらの例は、「エッチングの合計回数kが最小値」であり、「エッチングの組み合わせは2回以下とする」こともできる。「a≦a≦・・・ak−1≦a」とすることもできる。
n=8について、「エッチングの合計回数kが最小値」となるのは、k=3、X{1,2,4}である。この場合、「エッチングの組み合わせは2回以下」とすることはできない。例えば次の表3に示すように「貫通孔の層数」と各回(i)のエッチングで貫通孔を形成する電極層及び誘電体層の層数(a)とを○で示すように組み合わせる。
Figure 0004930602
n=8について、「エッチングの合計回数kが最小値」でなければ、「エッチングの組み合わせは2回以下」とすることができる集合を選択できる。例えば、k=4、X{1,2,3,4}であり、次の表4に示すように「貫通孔の層数」と各回(i)のエッチングで貫通孔を形成する電極層及び誘電体層の層数(a)とを○で示すように組み合わせる。「貫通孔の層数」が5については、○で示す組み合わせ(i=2,3)以外に、×で示す組み合わせ(i=1,4)も可能である。
Figure 0004930602
以上に説明したようにエッチングを組み合わせると、電極層及び誘電体層の1層分ずつの貫通孔を毎回加工する場合に比べ、フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程の回数を著しく少なくすることが可能であり、製造コストを低減することができる。また、k回のエッチングで、最大(2−1)組のキャパシタ要素を含む薄膜積層キャパシタを形成することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。

Claims (6)

  1. 基板上に、n層(nは4以上の自然数)の電極層と(n−1)層の誘電体層とが交互に積層されたキャパシタ部を形成する、第1の工程と、
    前記キャパシタ部の積層方向片側から合計k回(kは2以上の自然数)のエッチングを行い、第i回目(i=1、2、・・k)のエッチングにおいて前記電極層及び前記誘電体層の各a層分(aは1又は2以上の自然数)に貫通孔を形成し、a(i=1、2、・・k)のうち少なくとも1つを2以上の自然数とし、k<n−1として、前記電極層の前記キャパシタ部の積層方向前記片側から2層目以降の各層を露出させる、第2の工程と、
    露出させた2層目以降の各層の前記電極層と外部電極との間を、前記貫通孔を介して電気的に接続する、第3の工程と、
    を含むことを特徴とする、薄膜積層キャパシタの製造方法。
  2. 前記aの集合X{a,a,・・・,a}から選んだ1つの要素a(pは、k以下の自然数)の値又は2つ以上の要素a(qは、k以下の自然数)の値の和Σa=m(mは自然数)によって、1から(n−1)までの全ての自然数を表すことができ、かつkが最小値となるように選択し、
    前記第2の工程において、1つの前記要素aに対応する第p回目のエッチングのみで形成された前記貫通孔の底面に、積層方向前記片側からa+1層目の前記電極層を露出させ、かつ、Σa=mとなる2つ以上の前記要素aに対応する第q回目のエッチングでそれぞれ形成された前記貫通孔の少なくとも一部同士が連通し、該連通した前記貫通孔の底面に、積層方向前記片側からm+1層目の前記電極層を露出させることにより、積層方向前記片側から2層目以降の各層の前記電極層を露出させることを特徴とする、請求項1に記載の薄膜積層キャパシタの製造方法。
  3. 前記aの集合X{a,a,・・・,a}から選んだ1つ又は2つの要素aによって、1から(n−1)までの全ての自然数を表すことができるように、a,a,・・・,aを選択することを特徴とする、請求項1に記載の薄膜積層キャパシタの製造方法。
  4. 前記第2の工程において、2回目以降のいずれの回のエッチングについても、前記貫通孔を形成する前記電極層及び前記誘電体層の層数は、それよりも前の回のエッチングで前記貫通孔を形成する前記電極層及び前記誘電体層の層数と同等又はそれ以上であることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の薄膜積層キャパシタの製造方法。
  5. 前記第2の工程の各回のエッチングにおいて、電極層と誘電体層の両方について同じエッチング液を用いて連続的に前記貫通孔を形成することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の薄膜積層キャパシタの製造方法。
  6. 前記電極層は積層方向前記片側から最も遠い1層以外の各層が同じ厚さであり、
    前記誘電体層は各層が同じ厚さであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の薄膜積層キャパシタの製造方法。
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