JP4921741B2 - ミニエンバイロメントポッドと装置との間の真空インタフェース - Google Patents

ミニエンバイロメントポッドと装置との間の真空インタフェース Download PDF

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Description

本発明は、半導体製造工程における連続段階の間で、半導体ウェハまたはマスクなどの平坦な対象物の搬送に関し、対象物は、前面が開く搬送ボックス、特に、側面開口部を有するいわゆる前開き一体型ポッド(FOUP)、または底開口部を有する標準メカニカルインタフェース(SMIF)ポッドで搬送される。
ウェハおよびマスクは、通常「クリーン」ルームの中でも、存在する残留汚染物に対してウェハおよびマスクを保護するために、FOUPまたはSMIFポッドで搬送される。搬送ポッドは、クリーンルーム内に存在する雰囲気からウェハおよびマスクを隔離する。
現在最も普通に使用されている工程では、ウェハおよびマスクは、入口に位置するインタフェースを装置に結合した後に開くことができる、FOUP型またはSMIF型のポッドで搬送される。搬送ポッドは、大気圧の下に置かれ、その内部雰囲気は、同様に大気圧の下にある空気または窒素である。
このようなポッドの一例が、文献米国特許出願公開第2001/0041530号および欧州特許出願公開第1204138号に記載されている。搬送ポッドは、前面シーリング手段を有するポッドドアによって閉めることができる出入口開口部と、外側雰囲気から隔離されたインタフェースと結合するためのゾーンを保つための周辺シーリング手段とを有する、漏洩防止周囲壁を含む。
インタフェースは、搬送ポッドと装置との間で移送されるように、搬送ポッドを位置付け、ポッドドアを開き、平坦な物品を保持して搬送することを可能にするシステムである。
通常、装置インタフェースは、それ自体、搬送ポッドと装置の排気チャンバとの間で平坦な物品を保持して移動させるために、ロボットを備えている。平坦な物品は、インタフェース内に移った後に、装置の排気チャンバ内に移送される。
装置の排気チャンバは、平坦な物品を移送するための装置インタフェースに連結されるように、周期的に大気圧に戻される。排気チャンバは、平坦な物品を移送する目的で装置の処理チャンバと連絡させるように、同様に周期的に排気される。ガス圧力のこれらの変化は、ポンプ動作ならびに大気圧への戻り動作の実施を必要とし、これらの動作は時間を要し、ガス流を起こさせる。このようなガス流は、粒子を動かす可能性があり、これによって平坦な物品の粒子汚染を引き起こす。さらにまた、平坦な物品が大気圧の下にあるときには、平坦な物品は、雰囲気中に存在する分子によって汚染を受ける可能性がある。この汚染は、インタフェース、搬送ポッド、または平坦な物品に関係することもある。
雰囲気に対する搬送ポッドによって提供される隔離を改善するために、米国特許第5382127号は、内側雰囲気が外側雰囲気よりも高い圧力の下にある搬送ポッドの使用を既に提案している。この解決策は、装置との連絡のために、搬送ポッド内へ雰囲気に対するポンプ動作を適用する必要性が残り、ガス流の設定を含み、このガス流が粒子汚染を導くこともあるので、満足できるものではない。
米国特許出願公開第2001/0041530号明細書 欧州特許出願公開第1204138号明細書 米国特許第5382127号明細書
本発明は、特に、搬送ポッドと装置との間で移送される動作中に、装填チャンバまたはインタフェースチャンバで平坦な物品が周期的に受ける大気圧へのポンプ動作および戻りから結果的に起こる、汚染のリスクを大幅に減らすことを可能にすることによって、従来の技術の欠点を排除しようとするものである。
半導体製造設備の生産性を向上させるために、あらゆる可能性のある汚染を制限することは特に重要である。
本発明は、また、ポンプ動作とガス排除に要する時間を減らすことによって、装置における処理時間を減らそうとするものである。
最後に、本発明は、可能であれば移送チャンバを省くことによって装置を簡略化しようとするものである。
本発明の基礎となる本質的な考えは、ウェハまたはマスクなどの平坦な物品を、装置に存在する雰囲気にできるだけ近い真空雰囲気で搬送すること、およびクリーンルームにおける外部雰囲気に対して永続的なシーリングを確実にする手段によって、搬送ポッドと装置とを結合することである。
この結果、搬送ポッドは、真空の下で装填されかつ取り出される。これは、搬送ポッドに入れられて搬送ポッドと装置との間を移送される、ウェハまたはマスクにかかる制約を軽減する。
こうして、搬送中に真空を確立または維持するための手段を搬送ポッドに備えるための準備を行うことができる。機器の移送インタフェースに連結されたポンプシステムによって、搬送ポッドを最初に排気できることは有利である。
この結果、搬送ポッドは、可動ロードロックとなる。
しかしながら、クリーンルーム内の外部雰囲気に対するシーリングをそれでも維持しながら、平坦な物品の連絡と移送を可能にするために、搬送ポッドのドアとインタフェースのドアを開く場合には難点が存在する。
別の難点が、搬送ポッドそれ自体が十分に耐漏洩性であって、十分な時間長だけ、すなわち搬送目的だけでなく、平坦な物品の処理における連続段階間の貯蔵期間のためにも必要な時間だけ、搬送ポッド内部を低圧に維持することを確実にする場合に存在する。これに関して、大気圧と搬送ポッド内部の真空との差が、ドアのシーリングガスケットを十分に圧縮して、搬送中の搬送ポッドの十分な耐漏洩性閉鎖が提供されることを確実にすると考えられよう。しかし、このような解決策は、信頼性がないことが経験によってわかっている。その理由は特に、シーリングの欠陥が累積される可能性があり、シーリングの欠陥は、搬送ポッド内部の圧力の増加を導き、これはシーリングガスケットに対する圧縮力を低減させ、したがってシーリングガスケットの耐摩耗性は低下し、これによって漏洩のリスクが増加するからである。
さらに別の難点は、搬送ポッドが装置から分離している期間中に、インタフェースドアの外側面と搬送ポッドの外側面とが、クリーンルーム内に存在するあまり清浄ではない雰囲気と必然的に接触状態になることである。したがって、汚染粒子が、ドアの外側面に付着する可能性がある。その後、これらのドアを囲むゾーンにおける外部雰囲気に対してシーリングが確立されると、ドアを開くことによって搬送ポッドと装置が連絡するときに、ドアの外側表面が、搬送ポッドまたは装置の内部の内側雰囲気と接触することを防止することも必要である。ドアの外側面に付着した粒子は、搬送ポッド内および装置内の雰囲気に漏出し汚染させ、さらに平坦な物品も汚染するリスクを冒す。
さらに別の難点は、ラッチ、ガスケット、またはドアなどの機械部品のある動きが、摩擦による汚染粒子の放出を引き起こし、次いでこの粒子が、搬送ポッドおよび装置内部の雰囲気を劣化させ、さらに処理用の平坦な物品も劣化させることである。
さらに別の難点は、平坦な物品が、搬送ポッドと装置との間を移送される間、搬送ポッドとインタフェースを、平坦な物品の汚染のリスクを回避するために確実に正しく調整することである。特に、移送中に粒子が平坦な物品の上に付着することを防止し、また平坦な物品の上にガスまたは湿気が凝集することを回避することが適切である。
したがって本発明は、半導体製造設備の生産性を向上するために、あらゆる形式の汚染を制限するように、これらの欠点をすべて回避しようとするものである。
これらの目的およびその他の目的を達成するために、本発明は、ウェハまたはマスクなどの平坦な物品を、装置へまたは装置から搬送するための機器を提供し、この機器は、
搬送ポッドを備え、各搬送ポッドが、ポッドドアによって閉鎖可能な出入口開口部を持つ耐漏洩性の周辺壁を有し、かつポッドドア前方シーリング手段を有し、機器がさらに、
装置の入口において、インタフェースドア前方シーリング手段を有するインタフェースドアによって閉鎖可能な物品通過開口部を備えた、インタフェースと、
搬送ポッドの前面と、物品通過開口部および出入口開口部の周りのインタフェースの前面との間の結合ゾーンを、外部雰囲気から隔離するための周辺シーリング手段と、
閉位置と、インタフェースの内側に向かってオフセットされる開位置との間で、ポッドドアとインタフェースドアとを移動させるための、インタフェースに取り付けられたドアアクチュエータ手段と、
ポッドドアが出入口開口部を閉じる閉位置において、ポッドドアを選択的にロックおよびアンロックするために、インタフェースに取り付けられたアクチュエータ手段によって作動可能である、搬送ポッドに備えられたポッドドアロック手段とを備え、
機器は、低圧雰囲気の下で物品を搬送するためのものであり、かつ機器がさらに、
搬送ポッドが、内部空洞に真空が存在する場合に外側大気圧に耐えるように構成され、
ポッドドア前方シーリング手段を圧縮するために、搬送ポッドの内側に向かってポッドドアに対して軸方向推力を加えるように、インタフェース内に構成されるプッシャ手段と、
弾性圧縮可能であり、かつポッドドアによって弾性的に圧縮されて保持されるように構成されたポッドドア前方シーリング手段とを備え、ポッドドア前方シーリング手段自体は、ポッドドアがロックされた閉位置にあるときに、ポッドドアロック手段によって保持される、ことを特徴とする。
本記載では、用語「装置」とは、平坦な物品を搬送するために、搬送ポッドを選択的に結合しようとする搬送先の任意の構造物を指す。例として、このような装置は、ミニエンバイロメントエンクロージャでもよく、それ自体は平坦な物品を取り扱うためのロボットを備えている。これは「ロードロック」として知られている搬送チャンバによって構成されてもよい。しかし、これは、全く同様にその他のどのような排気されたチャンバであってもよい。
用語「前方」とは、物品通過開口部または出入口開口部を通る移動軸に直角な向きを指す。したがって、「前方」の向きは、側壁に開口部を有するFOUP型搬送ポッドでは垂直平面内にあり、底開口部を有するSMIF型の搬送ポッドでは水平平面内にある。
手段と圧縮されたガスケットとのこのような組み合わせによって、搬送ポッド内の適切な真空を、搬送期間のみならず長い貯蔵期間にもわたることができる持続時間を維持するために、搬送ポッドの十分なシーリングを得ることが可能である。
プッシャ手段によって、十分な強度の軸方向推力がポッドドアに加えられて、ポッドドアロック手段によって提供される圧縮を超えてポッドドア前方シーリング手段を圧縮することが可能になるのは好ましい。このような配置は、ロックおよびアンロックをより容易にするため、および特に機械的部品が汚染粒子を生成することもある摩擦を受けることなく、ロックおよびアンロックを実施できるようにするために有利である。
実際には、摩擦なしにロックおよびアンロックを達成するために、プッシャ手段は、
ポッドドアをロックするステップ中に、十分な強度の前記軸方向推力をポッドドアに加え、次いでポッドドアロック手段を作動させてポッドドアをロックし、最終的に軸方向推力を解放し、
ポッドドアをアンロックするステップ中に、十分な強度の前記軸方向推力をポッドドアに加え、次いでロック手段を作動させてポッドドアをアンロックし、最終的に前記軸方向推力を解放するように構成されていることが好ましい。
ポッドドアとインタフェースドアは、インタフェースに備えられたアクチュエータ手段によって駆動される必要がある。この目的のために、ポッドのドアとインタフェースのドアとに嵌合されて、ポッドドアをインタフェースドアに対して可逆的に確保するためにドアアクチュエータ手段によって制御される、取り外し可能な結合手段を備えることができるのは有利である。この結果、結合された状態では、ポッドドアは、インタフェースドアとともに1つのユニットとして閉位置と開位置との間を移動する。
インタフェースドアのシーリングを容易にするために、2つのドアがともに結合されることを利用できるのは有利である。この目的のために、
インタフェースドア前方シーリング手段が弾性圧縮されること、および
結合された状態では、十分な強度の軸方向推力が、同時にインタフェースドア前方シーリング手段を圧縮することを準備することができる。
推力手段は、また、インタフェースドアの位置を保存するための保持当接部としても作用する。
2つのドアがともに結合されて、ドアアクチュエータ手段を簡略化することも利用され、すなわち2つのともに結合されたドアを、単にインタフェースドアのみに作用させることによって動かすことができる。
しかし、十分な強度の前記軸方向推力を生成して前方シーリング手段を圧縮することも、アクチュエータ手段にとってはやはり必要である。第1の実施形態では、ドアアクチュエータ手段は、
開位置と閉位置との間でドアを変位するための第1のアクチュエータ手段と、
十分な強度の前記軸方向推力を加えるための、第1のアクチュエータ手段とは別の第2のアクチュエータ手段とを含む。
この利点は、十分な強度の軸方向推力を提供する第2のアクチュエータ手段が、短いストロークにわたるが比較的強い力を有し、特にポッドドアは実際にそれが閉じる開口部の軸の上にあるように、良好なバランスを有する動きを生成できることである。
代替案として、同じドアアクチュエータ手段が、開位置と閉位置との間でドアを動かし、ならびに十分な強度の前記軸方向推力を加える働きをすることもできる。
有利な一実施形態では、機器は、
物品通過開口部を囲む壁に対して搬送ポッドを可逆的に確保するように構成される保持手段と、
搬送ポッドと物品通過開口部を囲む壁との間で、搬送ポッドが前記壁に固定されているときに、出入口開口部と物品通過開口部との周りで外部雰囲気に対するシーリングを提供するための、インタフェース前方シーリング手段とを含む。
本発明は、また、搬送ポッドと装置の内部の雰囲気内に逃れる汚染粒子のリスクをさらに軽減するための、特にポッドの汚染された外側ゾーンとインタフェースドアから漏出する粒子のリスクを軽減するための手段も提供する。これを行うために、有利な一実施形態では、本発明の機器は、連結ポンプ手段をさらに含み、この連結ポンプ手段は、搬送ポッドがインタフェースの前壁に対して固定され、ドアが閉位置にあるときに、ポッドドア、インタフェースドア、ポッドドア前方シーリング手段、インタフェースドア前方シーリング手段、およびインタフェース前方シーリング手段の間のガスケット間ゾーンに閉じ込め保持されている周辺ガス容積を、ポンプで出すように構成されている。
このような情況下で、好ましくは互いに結合された状態では、ポッドドアの外面は、これが隙間も張り出しもなくて覆っているインタフェースドアの外面を直接押圧する。
本発明によれば、内側雰囲気における汚染粒子は、ドアシーリング手段で発生する摩擦に由来することもある。したがって本発明は、あらゆる摩擦のリスクを減少するための手段を提供する。特に、有利な一実施形態では、ドアアクチュエータ手段は、ドアを2つの部分ストロークに沿って、もっと厳密にいえば、閉位置とインタフェースの内側に向かって軸方向にセットバックされた位置との間の軸方向部分ストロークと、軸方向にセットバックされた位置と、搬送ポッドと装置との間の平坦な物品の通過を解除する側方向に後退した位置との間の横断方向部分ストロークに沿って動かす。軸方向の移動によって、ガスケットは、横断方向の摩擦なしに圧縮され、これによって、摩擦による汚染粒子のあらゆる生成を可能な限り減少する。
有利な一適用例では、ドアアクチュエータ手段は、移送チャンバまたはプロセスチャンバなどの装置の入口に取り付けられ排気されたインタフェースに、実際には排気されたチャンバに備えられている。平坦な物品を取り扱うためのロボットが、搬送ポッドに、またはインタフェースに、または好ましくは装置に備えられている。したがって、このようなインタフェースは、大気圧と低圧で交互に動作するために、従来技術ではインタフェースとポンプ手段とを備える必要があったロードロックに代わるものである。
ある一定の情況では、ポッドドアの不十分な位置変えが発生し得る。次いで、ポッドドアは、ポッドと直接接触することが可能で、こうして発生する摩擦が粒子の主な源である。最悪の場合には、ポッドドアが動かなくなることさえあり得る。ポッドドアのミスアラインメントもまた、取り外し可能な結合手段のアラインメントに対するポッドドアロック手段のミスアラインメントを引き起こす可能性もあり、これによってポッドドアのロックおよびアンロックを妨げる。最後に、ポッドドアとインタフェースドアが平行ではない場合には、シーリング手段(ガスケット)は、ねじれを受ける可能性があり、これらをその溝の中で転動させる。これは、粒子の生成とガスケットの急速かつひどい摩耗をもたらす。
本発明のある特定の実施形態では、心合せ手段も、インタフェースドアおよび/またはポッドドアに備えられて、ポッドドアをインタフェースドアに向けて案内し、これら2つのドアがともに結合されるとこれら2つのドアを保持する。
少なくとも1つの心合せ手段が、インタフェースドアに備えられ、インタフェースドアは、ガイド形成インタフェースドアのハウジングに収容された球形ヘッドを有するペグとばねとを含み、ポッドドアにおける少なくとも1つの心合せ手段が、インタフェースドアの対応する心合せ手段を受け入れるように構成されるハウジングを含むことが好ましい。
インタフェースドアに備えられた心合せ手段の各々が、この目的のために備えられたインタフェースドアのハウジングに収容された球形ヘッドを有するペグとばねとを含むこともまた好ましい。インタフェースドアの心合せ手段は、取り外し可能な結合手段の近くで外側に位置することが好ましい。この配置によって、ドアは、確実により良好に平行に保たれる。
ポッドドアに備えられた心合せ手段は、インタフェースドアの心合せ手段に対応する2つのハウジングを有することが好ましい。これらのハウジングは、ポッドドアの心合せ手段のペグを受け入れるように構成されている。これらのハウジングは、円錐形であり、インタフェースドアペグのヘッドを受け入れてロックできるようにすることが好ましい。
本発明のその他の目的、特徴、および利点は、添付の図面を参照して行う以下の特定の実施形態の説明から明らかになろう。
最初に図1を参照すると、本発明の一実施形態における搬送機器の縦方向の概略側断面図が概略的に示されている。
一側壁に開口部を有する搬送ポッド1が、耐漏洩性の周囲壁2と出入口開口部3とを有し、出入口開口部3は、ポッドドアのための前方シーリング手段5と結合するポッドドア4によって閉鎖可能であることがわかる。
搬送ポッド1の構造は、その内部空洞6に真空が存在するとき、外部の大気圧に耐えることができるように、機械的に堅固でなければならない。
内部空洞6の内部には、半導体ウェハまたはマスクなどの平坦な物品7が見られ、これは、2つの連続する場所間を移動するために搬送ポッド1に置かれている。
ポッド支持体8上の搬送ポッド1は、矢印8aおよび8bによって表すように垂直および水平に移動可能である。
さらに、出口オリフィス18を持つ耐漏洩性周囲壁10を有する装置9も見ることができ、この出口オリフィス18は、装置ドア19によって閉鎖される。この装置は、インタフェースドア12によって閉鎖される物品通過開口部11を有する耐漏洩性インタフェース17に結合され、インタフェースドア12は、インタフェースドア用の前方シーリング手段13に結合される。一点鎖線によって概略的に表されたドアアクチュエータ手段14が、インタフェース17に備えられ、ポッドドア4およびインタフェースドア12を、図1に示すような閉位置と、図2に示すようなこれらドアがインタフェース17内でオフセットされた開位置との間を移動させる。インタフェースドアロック手段12fによって、インタフェースドア12を、その閉位置に選択的にロックすることが可能になる。
図1には、搬送ポッド1が、インタフェース17上のその結合位置で示されており、ポッドドア4は、インタフェースドア12と位置が合った状態にある。この位置では、頂部ジョー15aと底部ジョー15bとを含む保持手段15が、物品通過開口部11を囲む壁に対して搬送ポッド1を可逆的に保持する。インタフェース用の前方シーリング手段16が、搬送ポッド1とインタフェース17との間に挿入され、こうして搬送ポッド1と物品通過開口部11を囲む壁との間のシーリングを提供し、出入口開口部3と物品通過開口部11との周りの外側雰囲気に対するシーリングを提供する。
図示するように、保持手段15が、搬送ポッド1をインタフェース17に向けて動かし、インタフェースの前方シーリング手段16を圧縮し、このシーリング手段は変形する可能性のあることが理解されよう。
図1に示す実施形態では、ドアアクチュエータ手段14は、インタフェース17の内側に位置し、インタフェース17自体は、装置19の入口に取り付けられかつ固定される。物品通過開口部11とは反対に、インタフェース17は、インタフェース17を装置9の内側と連絡させる出口オリフィス18を有し、この装置9は、出口オリフィス18を選択的に閉鎖するための装置ドア19を備える。
代替案として、ドアアクチュエータ手段14を、外側に向かって側方に動かすように構成することができ、および/またはインタフェース17を、装置ドア19なしに装置9に直接統合することができる。
ポッドドア4は、出入口開口部3を閉鎖している閉位置において、ポッドドア4をロックまたはアンロックするように、インタフェース17に取り付けられたアクチュエータ手段によって作動されるために適当なポッドドアロック手段20に結合されている。ポッドドアロック手段20は、例えば、結合手段29によって半径方向に滑動するように作動される、ポッドドア4によって支えられたラッチを含み、結合手段自体はインタフェース17から作動され、搬送ポッド1の耐漏洩性周辺壁2に備えられたハウジングに係合する。
図1および図3に示す閉位置では、例えば、ポッドドア4は、ポッドドアロック手段20によって保持され、これは、ポッドドアの前方シーリング手段5を弾性圧縮状態に保つ。これらの図では、ポッドドアの前方シーリング手段5は圧縮変形され、これらの軸方向厚さ(図では水平方向)は減少している状態で示されている。
したがって、ポッドドアの前方シーリング手段5は、弾性圧縮可能であって、良好なシーリングを確実にするとともに、ドアのロックおよびアンロックをより容易にする。
インタフェースの前方シーリング手段16は、搬送ポッド1のそれぞれの前面と、物品通過開口部11と出入口開口部3との周りのインタフェース17との間の結合ゾーンを、雰囲気から隔離するための周辺シーリング手段を構成する。図1では、この結合ゾーンは、ポッドドア4とインタフェースドア12とを周辺容積21とともに含めて示されている。周辺容積21は、ポッドドア4と、インタフェースドア12と、ポッドドアの前方シーリング手段5と、インタフェースドアの前方シーリング手段13と、インタフェースの前方シーリング手段16との間の、ガスケット間ゾーンに閉じ込め保持されているガス容積である。ポッドドア4とインタフェースドア12が開かれると、この容積21は、搬送ポッド1の内側空洞6とインタフェース17の内側とに直接連絡した状態になる。最初に、この周辺容積21は大気圧下にあり、これらのドアを開く前に、周辺容積21を排気するためにポンプ手段を備える必要があることがわかる。
これを行うために、連結ポンプ手段が備えられる。
連結ポンプ手段は、連結ポンプダクト23を含み、連結ポンプダクト23は、インタフェースの前方シーリング手段16とインタフェースドアの前方シーリング手段13との間の周辺容積21と連絡する入口オリフィス23aを有し、またポンプ22などの真空ポンプデバイスと連結されたその出口を有し、連結ポンプ制御バルブ24が間に配置されている。
真空ポンプデバイスは、インタフェースポンプダクト25を介してインタフェース17の内側空間にも連結されており、インタフェースポンプ制御バルブ26が間に配置されている。
連結ポンプ手段はまた、周辺容積21に、機器の外側の周囲圧力と実質的に等しい圧力レベルを選択的に確立するようになっている。この目的のために、釣り合いバルブを備えた釣り合いダクト27が、連結ポンプダクト23および/または周辺容積31を機器の外側に連結する。
連結ポンプ手段は、インタフェース17および周辺容積21内に存在するガス圧を制御するために適した、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ56などの制御手段をさらに含む。この目的のために、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ56は、これがさまざまなセンサ(図示せず)から受信する信号に応じて、および記憶されたプログラムに応じて、ポンプ22およびバルブ24、26、28を制御する。
この結果、ポンプ手段22〜28のすべてによって、および制御手段56によって構成される連結ポンプ手段は、さまざまな動作ステップ中に圧力を釣り合わせるように構成される。
例えば、搬送ポッド1をインタフェース17に対して結合するステップ中に、周辺容積21は、最初は大気圧下にあるが、搬送ポッド1の内部の雰囲気は、第1の低圧にあり、インタフェース17は、搬送ポッド1の内部の圧力とは異なることがある第2の低圧にあってもよい。ポッドドア4とインタフェースドア12とを開く前に、連結ポンプ手段22〜28、56を使用して、搬送ポッド1の内部の圧力と実質的に等しいガス圧力を周辺容積21内に確立することができる。
必要な場合には、連結ポンプ手段22〜28、56は、搬送ポッド1の内部の圧力と実質的に等しいガス圧力をインタフェース17内に確立し、この間、装置ドア19は閉じている。次に、ポッドドア4とインタフェースドア12とを開くことが可能である。その後、連結ポンプ手段は、いったんポッドドア4とインタフェースドア12とを開くが、装置ドア19は閉じたままで、インタフェース17と搬送ポッド1との中に、装置9内の圧力と実質的に等しいガス圧力を選択的に確立する。次に、搬送ポッド1と装置9との間で平坦な物品を移送するために、装置ドア19を開くことが可能である。
その後のステップ中に、例えば平坦な物品が搬送ポッド1の中に移送された後に、装置ドア19は閉じられる。次に連結ポンプ手段22〜28、56を、ポッドドア4とインタフェースドア12とは開いたままで、インタフェース17と搬送ポッド1内に、搬送ポッド1の内部に望まれる圧力と実質的に等しいガス圧力を選択的に確立するように構成することができる。その後、ポッドドア4とインタフェースドア12は閉じられ、次いで、連結ポンプ手段は、搬送ポッド1をインタフェース17から分離および離して移動させることができるように、周辺容積21を大気圧に戻す。
図1では、ポッドドア4とインタフェースドア12とに備えられた取り外し可能な結合手段29を見ることができ、これらの手段は、ポッドドア4をインタフェースドア12に対して可逆的に固定するように、ドアアクチュエータ手段14によって制御される。図1に示すように結合された状態では、ポッドドア4は、インタフェースドア12とともに1つのユニットとして、閉位置と開位置との間を移動する。
取り外し可能な結合手段29を、ポッドドア4内の適当なハウジングの中に貫通するインタフェースドア12に備えられたキーで、FOUP型搬送ポッドを結合するために、既存のインタフェースにおけるように従来の方法で構成することもできる。実際に、ドアの表面全体にわたって分布する複数のボルトを備えることができる。
動作のさまざまなステップ中における機器の状態を示す図1〜図3を、以下に続けて考察する。図1では、搬送ポッド1は、インタフェース17に結合され、ドア4および12は、閉鎖されロックされている。取り外し可能な結合手段29は、ポッドドア4をインタフェースドア12に固定する。最初はポンプ22、連結ポンプ制御バルブ24、および連結ポンプダクト23によって、周辺容積21内に真空が確立される。
この状態から、搬送ポッド1を開いて、搬送ポッド1を装置9と連絡させるために、ロック手段20および12fを作動して、ドア4および12をアンロックし、ドアアクチュエータ手段14は、両ドア4、12を1つのユニットとして、2つの部分のストロークに沿って移動し、すなわち最初は、閉位置とインタフェース17の内側に向かって軸方向にセットバックされる位置との間の軸方向部分ストローク14cに沿って、そして次に、軸方向セットバック位置と、搬送ポッド1と装置9との間で平坦な物品7の通路を解放する側方向に後退した位置との間の、横断部分ストローク14dだけ、物品通過開口部11から側方に離れて移動し、次に機器は図2に示す状態になる。同時に、または続いて、装置9のドア19は開かれる。これらの状態下で、通路は、両方向矢印30によって表されるように、平坦な物品7を移動させるために完全に解放される。
その後、搬送ポッド1を再度閉じるために、ドアアクチュエータ手段14は、同じストロークに沿ってドア4および12を反対に動かして、図1に示す位置に戻る。次にポッドドアロック手段20とインタフェースドアロック手段12fは作動される。
釣り合いバルブ28を使用することによって、大気圧が、周辺容積21内に再度確立される。次に取り外し可能な結合手段29を作動して、ポッドドアをインタフェースドア12からアンロックして、最終的に、保持手段15が動作して搬送ポッド1を解放し、次に搬送ポッド1は、図3に示すようにインタフェース17から離れて移動されることができる。この状態で、搬送ポッド1は、ポッドドアロック手段20によって保持固定されたポッドドア4によって、耐漏洩的な方法で閉じられる。
本発明では、搬送ポッド1を閉じている間、搬送ポッド1の内側に対して向けられたポッドドア4に軸方向推力を加えるために、プッシャ手段が備えられており、これによって、ポッドドアの前方シーリング手段5を圧縮する。例として、プッシャ手段を、このような軸方向推力を発生させるように構成されたドアアクチュエータ手段14によって構成することができ、インタフェースドアロック手段12と保持手段15とに結合されることができる。代替案として、下記のように特定のプッシャ手段を備えることができる。
次に図4〜図6を参照して、本発明の特定の実施形態におけるプッシャ手段に結びつけることができる追加の機能を説明する。
図4は、搬送ポッド1とインタフェース17との開口部ゾーンの部分図であり、これは図1〜図3におけるものと同じ要素を示し、これらの要素は、同じ参照符号によって識別される。
ポッドドアロック手段20は、横向きに動くボルトの形で概略的に表され、これらのボルトは、ポッドドア4内に備えられ、搬送ポッド1の耐漏洩性周辺壁2内のハウジング4aに係合することができる。図4に示すロックされた状態では、ポッドドア4は、ロック手段20によって保持され、ボルトは、これらのハウジング4a内でそのハウジングの遠位面4bに対して押圧し、内側に向かって隙間を残す。ポッドドアシーリング手段5は、比較的圧縮された状態にあり、これによって外部雰囲気に対する内側空洞6の良好なシーリング保護を提供する。ポッドドアの前方シーリング手段5の軸方向圧縮状態が、距離d1によって表される。
同時に、インタフェースドア12が、インタフェースドアロック手段12fによってインタフェース壁17に対してロックされる。
周辺大気圧は、ポッドドア4を閉鎖された状態で保持するように、耐漏洩性周辺壁2に対してポッドドア4を保持するために寄与する。しかし、ポッドドアロック手段20は、これらの作用が、搬送ポッド1の内側空洞6に存在する圧力に応じないので、閉鎖のより大きな安全を提供する。
図5では、搬送ポッド1が、インタフェース17の前面に対して押圧されている。次に、ポッドドア4の外側面104は、インタフェースドア12の外側面112を直接支えることになり、この外側面112は、それ自体軸方向当接部を形成し、隙間も張り出しもなく外側面104を覆うことが好ましい。
保持手段15は、搬送ポッド1をインタフェース17に対して押し付けるので、インタフェースドア12によって構成される当接部は、搬送ポッド1の内側に向けて、ポッドドアの前方シーリング手段5をさらに含む短いストロークにわたってポッドドア4を押し付け、距離d2は距離d1よりも短い。したがって、ポッドドアロック手段20は、ハウジング4a内でハウジングの遠位面4bからオフセットして離れる。次いで、ハウジング4aから出て移動するように、摩擦なしにロック手段20を操作することが容易である。同時に、周辺容積21内に真空が確立され、2つのドア4および12が、取り外し可能な結合手段29を作動することによって互いにロックされる。
次にドアアクチュエータ手段14は、図6において矢印31で表される開放ストロークに沿って両ドア4および12を移動させることができる。
その後、閉鎖の目的で、ドアアクチュエータ手段14は、ドア4および12を図6における矢印32によって表される閉鎖方向に動かし、ドア4および12を、それぞれ出入口開口部3と物品通過開口部11とにおいて前方に押す閉鎖位置に戻す。軸方向の推力が、搬送ポッド1に向かってドア4および12に加えられ、この結果、ポッドドアの前方シーリング手段5とインタフェースの前方シーリング手段13とを圧縮し、これは、プッシャ手段によって行われ、両ドアは、それぞれポッドドアロック手段20とインタフェースドアロック手段12fによってロックされる。次に空気を、周辺容積21内に導入して大気圧を再度確立することができ、取り外し可能な結合手段29をアンロックすることができ、その後に搬送ポッド1を、図4に示す状態に戻すように保持手段15を開くことによって解放されることができる。
次に図7a〜図7dを参照すると、ドアアクチュエータ手段用の1つの可能な構造が示されている。これらの図は、ドアアクチュエータ手段の側面を示す。インタフェースドア12は、2つの横断ピン12bおよび12cに固定され、これらのピンはそれぞれ、これらの自由端に取り付けられたボールベアリング12dおよび12eを有する。同じ構造が、インタフェースドア12の両側に備えられている。
ボールベアリング12dおよび12eは、F形状の案内経路33(F形状は、図においては裏表逆になっている)に沿って移動し、このF形状案内経路33は、1本の横断肢33a(垂直肢)と、互いに異なった横断位置に2本の軸方向肢33bおよび33c(水平肢)とを有し、第1の軸方向肢33bは、案内経路33の頂端部に連結されているが、下部肢33cは、横断肢33aの中央部分の近くに連結されている。
フォーク34が、水平フォーク軸35の周りに回転するように取り付けられ、ボールベアリング12eに係合している。したがって、フォーク34は、リンク36からの駆動の下でフォーク軸35の周りに旋回することができ、リンク36自体はアクチュエータ37によって作動され、リンクピン36aを介して結合されている。
フォーク34が図7aに示すように垂直であるときには、ボールベアリング12dおよび12eは、案内経路33の左側端部にあり、すなわち搬送ポッド1に向かい、次いでインタフェースドア12は閉鎖される。図7bに示すようにフォーク34を右に回すことによって、インタフェースドア12は、軸方向に開放方向に動かされ、ボールベアリング12dおよび12eは、案内経路33の軸方向肢33bおよび33cに沿って移動する。その後、図7cおよび図7dに示すように、フォーク34の追加旋回によって、インタフェースドア12は、横断方向に動かされ、ボールベアリング12dおよび12eは、案内経路33の横断肢33aに沿って移動する。図7dでは、インタフェースドア12は、図2に示すような後退した位置にある。
上に説明したようなドアアクチュエータ手段は、ドア4および12を2つの部分ストロークに沿って、すなわち閉鎖位置(図7a)と、これらのドアが軸方向にプロセス装置9の内側に向かってオフセットされる位置(図7b)との間の軸方向部分ストロークに沿ってと、軸方向セットバック位置(図7b)と、側方向後退位置(図7d)との間の横断部分ストロークに沿ってとで動かす働きをし、これによって搬送ポッド1とプロセス装置9との間で平坦な物品の通過を解放する。
図8a〜図8dは、平行四辺形リンケージに基づく、インタフェースドアを作動させるための手段の別の実施形態を示す。この実施形態は、インタフェースドアに固定された同じ横断ピン12bおよび12cを有し、案内経路33があって、この案内経路33に沿って、横断ピン12c上の単一のボールベアリング12eが走行する。キャリッジ40が、アクチュエータ(図示せず)からの駆動の下で垂直に滑動し、2つのリンク36bおよび36cによって、それぞれ2つの横断ピン12bおよび12cに蝶番式に取り付けられている。キャリッジ40の垂直移動は、図示するように2つのストローク、すなわち第1に軸方向ストロークを、次にインタフェースドアのための横断ストロークを生成する。同時に、これらのドアアクチエータ手段は、十分な強度の前記軸方向推力を加える働きをする。
次に図9〜図11を参照すると、先の各図に図式的に示された手段の1つの可能な実施形態を示される。
この実施形態では、本発明は、図示されていない装置の入口に固定するためのインタフェース17の形態で実現される。物品通過開口部11と、ポッド保持ジョーアクチュエータ15cによって作動される頂部ジョー15aと底部ジョー15bとによって構成されたポッド保持手段とを見ることができる。ドアアクチュエータ手段は、アクチュエータ37によって駆動される2つの側部ユニット14aおよび14bに含まれる。2つのロックアクチュエータ38aおよび38bは、2つのそれぞれのロックペグ39aおよび39bを垂直方向に駆動し、これらのペグは、ポッドドア4とインタフェースドア12との間に備えられた取り外し可能な結合手段を作動させるように、およびポッドドアロック手段20を作動させるように、物品通過開口部11内に突き出ている。
図11および図12に示す実施形態では、インタフェースドアロック手段12fは、インタフェース壁17の中に側方向に取り付けられた半円筒状垂直シャフトの形で実現され、これは、図においてはシャフト12fが反時計方向に回るときに、インタフェースドア12の側縁部に備えられたインボリュート形カム12gを押圧できるようにする隅部を有する。したがって、ロックおよびアンロックは、摩擦なしに軸方向推力によって達成される。
シャフト12fは、十分な強度の前記軸方向推力を提供する働きをする、第1のアクチュエータ手段14とは別の第2のアクチュエータ手段を同時に構成する。
2つのシャフト12fは、軸方向に加えられる推力を釣り合わせるように、インタフェース壁12のいずれの側にも配置されている。
図11および図12は、インタフェースの前方シーリング手段16、ポッドドアの前方シーリング手段5、およびインタフェースドアの前方シーリング手段13を示す。図示する実施形態では、インタフェースドア12の外側面112が、隙間も実質的に張り出しもなく外側面104を覆うポッドドア4の外側面104を直接押圧することによって、周辺容積21が最小限に抑えられることが理解できる。ポッドドア4の周辺は、実質的に、インタフェースドア12と物品通過開口部11との周辺と合致する。
図13は、本発明による機器の別の実施形態を示す。この図では、図1を参照して上に説明したものと同じ本質的要素を見ることができ、これらの本質的要素は、同じ参照符号によって識別される。
平坦な物品7を取り扱うために、平坦な物品のマニピュレータを、参照符号50aによって識別されるように、搬送ドア1の内部に置いてもよく、または参照符号50bによって識別されるように、インタフェース17内に置くこともでき、または参照符号50cによって示されるように、装置9内に置くこともでき、これは好ましい場所である。
1つまたは複数の搬送ポッド1を担持し、これらを物品通過開口部11と位置合わせするようにこれらを動かすために、ポッド支持デバイス8が、インタフェース17に対して垂直方向と水平方向の両方に動くことができるのは有利であり得る。したがって、使用者は、複数の搬送ポッド1を単一の支持デバイス8の上に置くことができ、次いでこの支持デバイスは、装置9で処理するために複数の平坦な物品を連続して取ることができる。
本発明は、また、平坦な物品7を汚染するあらゆるリスクをさらに軽減するために、搬送ポッド1とインタフェース17を効果的に調節することも提供する。
この目的のために、搬送ポッド1の内部の雰囲気圧力を、搬送ポッド1内部の雰囲気内に浮遊する多くの粒子を減らすために十分に低い圧力にまで低下させる働きをするデバイスを構成する準備を行うことは、インタフェース17に有利である。しかし、ポンプ動作によって搬送ポッド1内に真空を確立する間に、ある特定の汚染のリスク、例えば、雰囲気内に含まれる蒸気に由来する湿気が、平坦な物品7上に付着するリスクが存在する。この目的のために、乾燥空気で、または窒素などの何か他の気体でパージするためにパージデバイス52を、備えることは有利である。
機械部品が互いにこすり合うことによって、外部的および内部的に発生する粒子汚染もまた、平坦な物品7を劣化させる可能性がある。このような劣化のリスクを、インタフェース17の内側に置かれた熱伝達プレート52を使用することによって回避することができる。熱伝達プレート52は、例えばペルチエ効果素子によって冷却されたプレートであり、これによって粒子をひきつける温度勾配を作り出す。熱伝達プレート52は、平坦な物品7の作用面に向けて置かれる。このような熱伝達プレート52の存在は、粒子汚染が、原理的にドアの開閉中における機械部品間の摩擦によって発生する場合があっても、特に有利である。
パージデバイス51は、いくつかの方法で汚染を減らすことができる。パージングは、ポンプ動作中に膨張するガスに由来する凝縮を防止し、不活性ガスによるパージングは、ガスの膨張比を減らすことができ、最初に搬送ポッド1とインタフェース17内に含まれる水蒸気の分圧を低下させることができ、雰囲気内部に浮遊する粒子をパージングによって一掃することができ、ガス抜きの結果による分子汚染を、不活性ガスの注入によって回避することができる。
搬送ポッド1を排気するためのポンプ動作中に、急速なポンプ動作が、ガスの急速な膨張を引き起こすことがあり、この膨張は、結果的にガスの温度の急速な低下をもたらし、ガスを水蒸気で飽和させることがある。これを、ガスによるパージングと適切な速度でのポンプ動作との組み合わせによって回避することができる。ポンプ動作速度とパージガスの量との最適化を、湿度センサ53、圧力センサ54、および多分さらにインタフェース17内側の雰囲気の状態を監視するための温度センサ55を設置することによって、制御することができる。制御装置56が、ポンプ動作速度を、圧力の低下を最適化するように、センサ53〜55から受信される信号に応じて自動的に調節することができる。制御装置56は、要件に応じてマイクロコントローラもしくはマイプロプロセッサに基づいてもよい。
真空ポンプ22を、ポンプ動作速度を制御するために適した可変速モータによって駆動させてもよい。事前ステップ中に、比較的低速でポンプ動作を開始することによって、水の凝縮を回避するように、ポンプ動作は緩やかに実施される。可変速ポンプは、バルブを動かすことによって圧力を制御するためのバルブを全く必要としないので、粒子汚染に対して有利である。圧力制御バルブが、粒子汚染の主な源であることは知られている。
制御装置56は、注入されるガスの量、ポンプ動作速度、および熱伝達プレートの力を制御するために、インタフェース17に取り付けられたさまざまなセンサと結合される。この制御装置56によって、ポンプ動作速度を調節することによって、水の凝縮を回避することが可能になる。インタフェースを開く前に、インタフェース内の圧力と平坦な物品7の周りの圧力は、等しくなければならない。制御装置56は、ポンプ動作速度および/またはパージガスの量を調節することによって、この釣り合いを確立することができる。
バーコードまたは赤外線識別を各搬送ポッド1と結合することによって、追跡可能性を改善することができる。したがって、図13は、搬送ポッド1の周辺壁上のバーコード57を示す。これによって、さまざまなプロセスチャンバまたは装置9の間の相互汚染のリスクをすべて回避することが可能になる。
インタフェース17に与えられる機能は、比較的多いことが理解されよう。搬送ポッド1を調節するサイクルを管理するために、制御装置56に基づく自動装置を備え、ポンプ手段、ドアの操作、平坦な物品のハンドラ、パージデバイス51、およびロック手段の制御を実施することは有利である。
本発明の機器を、搬送ポッド1を適切な圧力に、真空またはある別の圧力のいずれかにするための手段として使用することができる。これを行うために、搬送ポッド1の内側の雰囲気は、先験的に大気圧下にある。インタフェースもまた大気圧にされ、ポッド内側の空間は、インタフェースの内側の空間と連絡した状態になっている。その後、インタフェースポンプ手段とパージデバイス51は、搬送ポッド1とインタフェース17を調節する働きをし、これらを適切な圧力にして、同時に乱流、湿気の凝縮、および結晶化を防止する。
図14は、心合せ手段を含む特定の実施形態における本発明の機器の平面図である。ポッドドア4とポッド1との間の最初の中心外れを克服するために、ポッドドア4およびインタフェースドア12がともに結合した状態にあるときに、ポッドドア4とインタフェースドア12を平行にかつ心合せされて維持することが必要である。この目的のために、心合せ手段58が、インタフェースドア12に置かれ、かつ対応する心合せ手段59が、ポッドドア4に置かれ、ポッドドア4とインタフェースドア12が結合した状態にあるときに、ポッドドア4を心合せされた態様でインタフェースドア12に向かって保持および案内する。
インタフェースドア12に備えられた心合せ手段58が、2つの組立体を含むことが好ましく、各組立体が、この目的のためにインタフェースドア12のハウジング58cに受け入れられた丸頭ペグ58aとばね58bとを含む。ハウジング56cによって、ペグは軸に沿って案内されることが可能である。ばね58bは、ハウジング58cの内側でペグ58aの基部に配設される。インタフェースドア12心合せ手段58は、取り外し可能な結合手段29に近くてこれらの外側に位置することが好ましい。この配置は、ドア4および12を互いに平行に維持する間、よりすぐれた制御を提供する。
取り外し可能な結合手段29は、2つのドア4および12を平行に垂直方向に保つように、十分に広く設けられる。次いで心合せ手段58は、取り外し可能な結合手段29と協働して、インタフェースドア12とポッドドア4とをともに結合された状態で平行に保持する。
ポッドドア4に備えられた心合せ手段59が、インタフェースドア12の心合せ手段58に対応する2つのハウジングを含むことが好ましい。これらのハウジングは、インタフェースドア12の心合せ手段58のペグ58aを受け入れるように構成されている。これらのハウジングが、インタフェースドア12のペグ58aのヘッドを受け入れてブロックするように、円錐状の形状をなしていることが好ましい。
ドア4および12がともに結合すると、プッシャ手段12fが解放された瞬間に、ポッドドア4の前方シーリング手段5とインタフェースドア12の前方シーリング手段13は押圧を低減する。インタフェースドア12の心合せ手段58に備えられたばね58bは、ペグ58aに力を加えるこれらの張力を弛める。ペグ58aは、何らかの中心外れがあった場合に、実質的に円錐の中心に向かって滑るように、ポッドドア4に備えられた心合せ手段59によって案内される。同時に、シーリング手段5の押圧の低減は、ポッドドア4を後退移動させ、取り外し可能な結合手段29は、ポッドドア4におけるこれらのハウジングの内側と接触することになる。
インタフェースドア12に備えられた心合せ手段58のばね58bの剛性は、ペグ58aに及ぼされる力が、ハウジング内における取り外し可能な結合手段29の摩擦力より大きくなるように選択される。次いで、取り外し可能な結合手段29は、これらのハウジング内を滑動して、ペグ58aのヘッドの動きを受け入れることができる。したがって、ポッドドア4は、その心合せされた位置に再調節される。
こうして、心合せ手段58、59は、ポッドドア4を側方および垂直に案内することができ、こうして2つのドア4および12は、正確に心合せされ、互いに平行に保持される。
上記の説明と図面において、連結ポンプ手段22〜28、56、およびこれらのインタフェース17および/または搬送ポッド1の調節に対する任意選択的な適用が、ドアアクチュエータ手段14および弾性圧縮可能なシーリング手段5に関連して示された。それにもかかわらず、本発明において、前記連結ポンプ手段を備えること、およびこの適用を無関係な方式で使用できるようにすることは可能であり、かつ有利なことである。
本発明は、明白に説明された実施形態に限定されるものではなく、当業者の能力内にあるあらゆる変形および一般化を含むものである。
ポッドドアとインタフェースドアが閉位置にある、本発明の一実施形態における装置に結合された搬送ポッドの縦方向の概略側断面図である。 ポッドドアとインタフェースドアが後退した位置にある、図1と同様な図である。 搬送ポッドがそのポッドドアによって閉じられ、インタフェースはそのインタフェースドアによって閉じられ、かつ搬送ポッドはインタフェースから離隔している、図1と同様な図である。 搬送ポッドがインタフェースから離れているときのドアとシーリング手段との詳細を示す、より大きな縮尺の図である。 搬送ポッドはインタフェースに固定されている、両ドアがまだロックされている結合ステップ中の図4と同様な図である。 2つのドアの動きを示す、2つのドアが互いに結合されアンロックされる図4と同様な別の図である。 本発明の一実施形態におけるドアアクチュエータ手段の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の一実施形態におけるドアアクチュエータ手段の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の一実施形態におけるドアアクチュエータ手段の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の一実施形態におけるドアアクチュエータ手段の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の別の実施形態におけるドアアクチュエータ機構の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の別の実施形態におけるドアアクチュエータ機構の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の別の実施形態におけるドアアクチュエータ機構の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の別の実施形態におけるドアアクチュエータ機構の動作における連続ステップを示す図である。 本発明の一実施形態のインタフェースを示す斜視図である。 ドアアクチュエータ機構を示す、図9のインタフェースの側面図である。 ドアは閉じられてロックされている、搬送ポッドに結合された図9のインタフェースの平面断面図である。 インタフェースドアの推力ロック手段の構造を概略的に示す、図11における詳細部分Aの図である。 本発明の他の実施形態における機器の側面図である。 本発明の特定の実施形態の概略平面断面図である。
符号の説明
1 搬送ポッド
2 周囲壁
3 出入口開口部
4 ポッドドア
5、13、16 前方シーリング手段
6 内部空洞
7 平坦な物品
8a、8b、32 矢印
9 装置
10 耐漏洩性周囲壁
11 物品通過開口部
12 インタフェースドア
12b、12c 横断ピン
12d、12e ボールベアリング
12f インタフェースドアロック手段、シャフト
12g インボリュート形カム
14 ドアアクチュエータ手段
14a、14b 側部ユニット
14c 軸方向部分ストローク
14d 横断部分ストローク
15 保持手段
15a 頂部ジョー
15b 底部ジョー
15c ポッド保持ジョーアクチュエータ
17 耐漏洩性インタフェース
18 出口オリフィス
19 装置ドア
20 ポッドドアロック手段
21 周辺容積
22 真空ポンプデバイス
23 連結ポンプダクト
23a 入口オリフィス
24 連結ポンプ制御バルブ
25 インタフェースポンプダクト
26 インタフェースポンプ制御バルブ
27 釣り合いダクト
28 バルブ
29 取り外し可能な結合手段
30 両方向矢印
33 案内経路
33a 横断肢(垂直肢)
33b 第1の軸方向肢(水平肢)
33c 第2の軸方向肢(水平肢)
34 フォーク
35 水平フォーク軸
36 リンク
36a、36b、36c リンクピン
37 アクチュエータ
38a、38b ロックアクチュエータ
39a、39b ロックペグ
40 キャリッジ
50a、50b、50c 平坦な物品のマニピュレータ
51 パージデバイス
52 熱伝達プレート
53、54、55 センサ
56 制御装置
57 バーコード
58、59 心合せ手段
58a 丸頭ペグ
58b ばね
58c ハウジング

Claims (20)

  1. ウェハまたはマスクなどの平坦な物品(7)を装置(9)へまたは装置(9)から搬送するための機器であって、
    搬送ポッド(1)を備え、各搬送ポッド(1)が、ポッドドア(4)によって閉鎖可能な出入口開口部(3)を持つ耐漏洩性周辺壁(2)を有し、かつポッドドア前方シーリング手段(5)を有し、前記機器がさらに、
    装置(9)の入口において、インタフェースドア前方シーリング手段(13)を有するインタフェースドア(12)によって閉鎖可能な物品通過開口部(11)を備えた、インタフェース(17)と、
    搬送ポッド(1)の前面と、物品通過開口部(11)および出入口開口部(3)の周りのインタフェース(17)の前面との間の結合ゾーンを、外部雰囲気から隔離するための周辺シーリング手段(16)と、
    閉位置と、インタフェース(17)の内側に向かってオフセットされる開位置との間で、ポッドドア(4)とインタフェースドア(12)とを移動させるための、インタフェース(17)に取り付けられたドアアクチュエータ手段(14)と、
    ポッドドア(4)が出入口開口部(3)を閉じる閉位置において、ポッドドア(4)を選択的にロックおよびアンロックするために、インタフェース(17)に取り付けられたアクチュエータ手段によって作動可能である、搬送ポッド(1)に備えられたポッドドアロック手段(20)とを備え、
    前記機器が、低圧雰囲気の下で物品を搬送するためのものであり、かつ前記機器がさらに、
    搬送ポッド(1)が、内部空洞(6)に真空が存在する場合に外側大気圧に耐えるように構成され、
    ポッドドア前方シーリング手段(5)を圧縮するために、搬送ポッド(1)の内側に向かってポッドドア(4)に対して軸方向推力を加えるように、インタフェース(17)内に構成されるプッシャ手段(14、15、12f)と、
    弾性圧縮可能であり、かつ前記ポッドドアによって弾性的に圧縮されて保持されるように構成されたポッドドア前方シーリング手段(5)とを備え、ポッドドア前方シーリング手段(5)自体が、ポッドドア(4)がロックされた閉位置にあるときに、ポッドドアロック手段(20)によって保持され
    取り外し可能な結合手段(29)が、またポッドドア(4)とインタフェースドア(12)とに備えられ、結合された状態で、ポッドドア(4)が、インタフェースドア(12)とともに1つのユニットとして閉位置と開位置との間を移動するように、ドアアクチュエータ手段(14)の制御の下で、ポッドドア(4)をインタフェースドア(12)に対して可逆的に固定し、
    同じドアアクチュエータ手段(14)が、ドアを開位置と閉位置との間で動かし、かつ十分な強度の前記軸方向推力を加える働きをし、
    ドアアクチュエータ手段(14)が、平行四辺形リンケージに基づくことを特徴とする、機器。
  2. プッシャ手段(14、15、12f)によって、十分な強度の軸方向推力がポッドドア(4)に加えられて、ポッドドアロック手段(20)によって提供される圧縮を超えてポッドドア前方シーリング手段(5)を圧縮することが可能になる、請求項1に記載の機器。
  3. プッシャ手段(14、15、12f)が、
    ポッドドア(4)をロックするステップ中に、十分な強度の前記軸方向推力をポッドドア(4)に加え、次いでポッドドアロック手段(20)を作動させてポッドドア(4)をロックし、最終的に軸方向推力を解放し、
    ポッドドア(4)をアンロックするステップ中に、十分な強度の前記軸方向推力をポッドドア(4)に加え、次いでロック手段を作動させてポッドドア(4)をアンロックし、最終的に前記軸方向推力を解放するように構成される、請求項2に記載の機器。
  4. インタフェースドア前方シーリング手段(13)が弾性圧縮され、かつ
    結合された状態で、十分な強度の軸方向推力が、同時にインタフェースドア前方シーリング手段(13)を圧縮する、請求項に記載の機器。
  5. ドアアクチュエータ手段が、
    開位置と閉位置との間でドアを変位するための第1のアクチュエータ手段(14)と、
    十分な強度の前記軸方向推力を加えるための、第1のアクチュエータ手段(14)とは別の第2のアクチュエータ手段(12f)とを含む、請求項に記載の機器。
  6. 物品通過開口部(11)を囲む壁に対して搬送ポッド(1)を可逆的に固定するように構成される保持手段(15)と、
    搬送ポッド(1)と物品通過開口部(11)を囲む壁との間で、搬送ポッド(1)が前記壁に固定されているときに、出入口開口部(3)と物品通過開口部(11)との周りで外部雰囲気に対するシーリングを提供するための、インタフェース前方シーリング手段(16)とを含む、請求項に記載の機器。
  7. 搬送ポッド(1)がインタフェース(17)の前壁に対して固定され、かつドア(4、12)が閉位置にあるときに、ポッドドア(4)、インタフェースドア(12)、ポッドドア前方シーリング手段(5)、インタフェースドア前方シーリング手段(13)、およびインタフェース前方シーリング手段(16)の間のガスケット間ゾーンに閉じ込め保持されているガスの周辺容積(21)をポンプで出すように構成される連結ポンプ手段(22〜28、56)をさらに備える、請求項に記載の機器。
  8. 互いに結合された状態で、ポッドドア(4)の外面(104)が、隙間も張り出しもなくて覆っているインタフェースドア(12)の外面(112)を直接押圧する、請求項に記載の機器。
  9. 連結ポンプ手段(22〜28、56)が、搬送ポッド(1)がインタフェース(17)に対して固定され、かつポッドドア(4)およびインタフェースドア(12)は両方とも閉位置にあるとき、搬送ポッド(1)の内部の圧力と実質的に等しいガス圧力を周辺容積(21)内に確立するように構成される、請求項に記載の機器。
  10. 連結ポンプ手段(22〜28、56)が、搬送ポッド(1)がインタフェース(17)に対して固定され、かつポッドドア(4)、インタフェースドア(12)、および装置ドア(19)の3つすべてが閉位置にあるとき、搬送ポッド(1)内の圧力と実質的に等しいガス圧力をインタフェース(17)内に確立するように構成される、請求項に記載の機器。
  11. 連結ポンプ手段(22〜28、56)が、ポッドドア(4)とインタフェース(17)が開いているが、装置ドア(19)は閉じているとき、インタフェース(17)と搬送ポッド(1)において、装置(9)内の圧力と実質的に等しいガス圧力、または搬送ポッド(1)において望まれる圧力と実質的に等しいガス圧力を選択的に確立するよう構成される、請求項に記載の機器。
  12. 連結ポンプ手段が、連結ポンプダクト(23)を備え、該連結ポンプダクト(23)が、インタフェース前方シーリング手段(16)とインタフェースドア前方シーリング手段(13)との間の周辺容積(21)と連絡する入口オリフィス(23a)を有し、また真空ポンプデバイス(22)に連結された出口を有する、請求項に記載の機器。
  13. 連結ポンプ制御バルブ(24)が、連結ポンプダクト(23)の間に配置される、請求項12に記載の機器。
  14. 前記真空ポンプデバイスが、また、インタフェースポンプダクト(25)を介してインタフェース(17)の内側空間に連結され、インタフェースポンプ制御バルブ(26)が、前記インタフェースポンプダクトの間に配置される、請求項13に記載の機器。
  15. 前記連結ポンプ手段(22〜28、56)が、前記周辺容積(21)内に、機器の外側の周囲圧力と実質的に等しい圧力を確立するように構成される、請求項に記載の機器。
  16. 釣り合いバルブ(28)を備えた釣り合いダクト(27)が、周辺容積(21)を機器の外側に連結させる、請求項15に記載の機器。
  17. ドアアクチュエータ手段(14)が、ドア(4、12)を2つの部分ストロークに沿って移動させ、特に、閉位置とインタフェース(17)の内側に向かって軸方向にセットバックされる位置との間の軸方向部分ストローク(14c)と、軸方向のセットバック位置と、搬送ポッド(1)と装置(9)との間で平坦な物品(7)の通路を解放する側方向に後退した位置との間の、横断部分ストローク(14d)とに沿って移動させる、請求項1に記載の機器。
  18. ドアアクチュエータ手段(14)が、装置(9)の入口に取り付けられたインタフェース(17)に備えられる、請求項1に記載の機器。
  19. 少なくとも1つの心合せ手段(58、59)が、またインタフェースドア(12)および/またはポッドドア(4)に備えられ、ポッドドア(4)をインタフェースドア(12)に向けて案内し、かつ2つのドア(4、12)がともに結合されると2つのドアを保持する、請求項に記載の機器。
  20. 少なくとも1つの心合せ手段(58)が、インタフェースドア(12)に備えられ、インタフェースドアにおけるガイド形成ハウジング(58c)に収容された球形ヘッドペグ(58a)およびばね(58b)を含み、少なくとも1つの心合せ手段(59)が、ポッドドア(4)に備えられ、インタフェースドア(12)の対応する心合せ手段(58)を受け入れるために適したハウジングを有する、請求項19に記載の機器。
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