JP7025670B2 - ロードポート及びefem - Google Patents
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Description
持することが求められている。さらに、ウェーハ表面が酸化するなど表面性状が変化することがないよう、ウェーハ周辺を不活性ガスである窒素雰囲気としたり、真空状態としたりすることも行われている。
へのガスの流出を抑制することはほとんど考慮されていない。そのため、ウェーハ搬送室内に乾燥窒素等の特殊なガスを供給しても、ガスが外部に流出することで内部の雰囲気を適切に維持管理することが困難であるとともに、大量のガスが必要となることからガスに要する費用が増大することになる。また、EFEMの外部に大量のガスが流出すれば、そのガスの種類によってはEFEM外での作業環境の悪化にも繋がる恐れがある。
ある。
第1実施形態のロードポート3及びこれを備えたEFEM1を図1に示す。EFEM1は、箱状の筐体をなすウェーハ搬送室2の壁面の一部を構成する前面21にロードポート3を3つ並べて接続されたものとなっている。
少ないゴム材料によって形成している。ガスケット37は、上述したウェーハ搬送室2の開口23の縁部近傍に設定された当接面24(図3参照)と当接するようになっており、パネル本体31bの外周と開口23との隙間を無くし、ウェーハ搬送室2内から外部へのガスの漏れを抑制するようにしている。
構成するものであることから、開口42はウェーハ搬送室2を構成する筐体の壁面としての前面21を開放するものということができる。開口42はFOUP7の蓋部72(図7参照)の外周よりも僅かに大きく、この開口42を通って蓋部72は移動可能となっている。また、FOUP7を載置台34に載置させた状態において、蓋部72の周囲をなす本体71の前面は当接面71bとして、Oリング44を介して窓枠部41に当接する。
い位置になる。こうすることで、FOUP7を載置台34(図7参照)とともに移動させることができる。なお、先端51bを前方に移動させた場合には、単に鍔部71cと干渉しないようにできればよく、先端51bは上方向に限らず下方向や外側方向になるように設定してもよい。
間Sfを開放することができる。この際、FOUP7の当接面71bがしっかりとウインドウユニット4に密着していることから、ウェーハ搬送室2及びFOUP7と外部との間でのガスの流出や流入を抑制することが可能となっている。
ル34cを利用してFOUP7内の圧力をウェーハ搬送室2内よりも高めておけば、蓋部72及び扉部61の開放とともにFOUP7内よりウェーハ搬送室2側にガスが流れることから、FOUP7内へのパーティクルの進入を防いで清浄な状態を維持することが可能となる。
図15は、第2実施形態のEFEM101及びロードポート103の一部を構成するウインドウユニット104を示すものである。同図に示す扉部61は、第1実施形態におけるものと同様であり、ウインドウユニット104以外の点は第1実施形態のものと同様に構成してある。本実施形態においては、第1実施形態と同じ部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図17は、第3実施形態のEFEM201及びロードポート203の一部を構成するウインドウユニット204を示すものである。同図に示す扉部61は、第1及び第2実施形態におけるものと同様であり、ウインドウユニット204以外の点は第1実施形態のものと同様に構成してある。本実施形態においては、第1及び第2実施形態と同じ部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
得ることができる。そのため、第2実施形態と同様、第1実施形態で示したようなクランプユニット5を窓枠部141に設ける必要はないが、より高いシール性を要する場合には、密着性能を高めるためにクランプユニット5を設ける構成としても差し支えない。
2…ウェーハ搬送室(筐体)
3…ロードポート
5…クランプユニット(引き込み手段)
7…FOUP(ウェーハ収納容器)
31…パネル(板状部)
34…載置台
34c…ガス供給ノズル(ガス供給手段)
37…ガスケット(シール部材)
42…開口
44,46…Oリング(弾性材)
51…係合片
61…扉部
71c…鍔部
72…蓋部
73…ガス供給弁
144,146…ガスケット(弾性材)
244b,244c…弾性部(弾性材)
W…ウェーハ
Claims (7)
- 窒素が充填されるウェーハ搬送室に隣接して設けられ、当該ウェーハ搬送室とウェーハ収納容器との間でのウェーハの出し入れを行うためのロードポートであって、
前記ウェーハ搬送室の壁面の一部を構成し、当該ウェーハ搬送室内を開放するための開口を形成された板状部と、
前記開口を開閉するための扉部と、
前記ウェーハ収納容器の内部空間を開閉可能とする蓋部を前記扉部に対向させるようにウェーハ収納容器を載置して前記板状部に向かって進退可能とする載置台と、
前記載置台に載置された前記ウェーハ収納容器を、前記載置台に対して固定する固定部と、
前記ウェーハ収納容器に設けられた鍔部に係合する係合片を備えたクランプユニットと、
前記開口の周縁に沿って前記板状部の前記載置台側に設けられた弾性材とを具備し、
前記固定部により前記載置台に固定された前記ウェーハ収納容器を、前記載置台と共に前記板状部に向かって移動し前記ウェーハ収納容器における前記蓋部の周囲の当接面に前記弾性材が弾接し、さらに前記開口の両側部に設けられた前記クランプユニットが作動して前記鍔部を前記板状部側へ引き込むことで前記弾性材を前記当接面に、より密着させてシール性を高める、ことを特徴とするロードポート。 - 前記弾性材はOリングであって、前記Oリングは前記板状部の前記開口を周回するように設けられたアリ溝に支持される請求項1に記載のロードポート。
- 前記扉部の前記板状部側にアリ溝で支持される扉部弾性材をさらに備え、前記扉部によって前記開口を閉止することで、前記扉部弾性材と前記板状部とが弾接する請求項1又は2に記載のロードポート。
- 前記ウェーハ収納容器に設けられたガス供給弁を介して当該ウェーハ収納容器内にガスを供給するためのガス供給手段を備え、
前記クランプユニットを動作させた状態、かつ前記扉部により前記蓋部を前記ウェーハ収納容器から離間させて前記開口を開放した状態において、前記ガス供給手段からガスの供給を継続する請求項1から3のいずれかに記載のロードポート。 - 不活性ガスが充填されたウェーハ搬送室を有するEFEMであって、
前記ウェーハ搬送室に設けられる前記ウェーハを搬送する搬送装置と、
前記ウェーハ搬送室の壁面の一部を構成し、当該ウェーハ搬送室内を開放するための開口を形成された板状部と、
前記開口を開閉するための扉部と、
ウェーハ収納容器の内部空間を開閉可能とする蓋部を前記扉部に対向させるようにウェーハ収納容器を載置して、前記板状部に向かって進退可能に設けられる載置台と、
前記載置台に載置された前記ウェーハ収納容器を前記載置台に対して固定する固定部と、
前記ウェーハ収納容器に設けられた鍔部に係合する係合片を備えたクランプユニットと、
前記開口の周縁に沿って前記板状部の前記載置台側に設けられた弾性材とを具備し、
前記固定部により載置台に固定された前記ウェーハ収納容器を、前記載置台と共に前記板状部に向かって移動し前記ウェーハ収納容器における前記蓋部の周囲の当接面に前記弾性材が弾接し、さらに前記開口の両側部に設けられた前記クランプユニットが作動して前記鍔部を前記板状部側へ引き込むことで、前記弾性材が前記当接面により密着させシール性を高める、ことを特徴とするEFEM。 - 前記弾性材はOリングであって、前記Oリングは前記板状部の前記開口を周回するように設けられたアリ溝に支持され、
前記扉部の前記板状部側にアリ溝で支持される扉部弾性材をさらに備え、前記扉部によって前記開口を閉止することで、前記扉部弾性材と前記板状部とが弾接する請求項5に記載のEFEM。 - 前記ウェーハ収納容器に設けられたガス供給弁を介して当該ウェーハ収納容器内にガスを供給するためのガス供給手段を備え、前記クランプユニットを動作させた状態、かつ前記扉部により前記蓋部を前記ウェーハ収納容器から離間させて前記開口を開放した状態において、前記ガス供給手段からガスの供給を継続する請求項5又は6に記載のEFEM。
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