JP7277840B2 - ロードポート及びロードポートの駆動方法 - Google Patents
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持することが求められている。さらに、ウェーハ表面が酸化するなど表面性状が変化することがないよう、ウェーハ周辺を不活性ガスである窒素雰囲気としたり、真空状態としたりすることも行われている。
ては適宜の特殊ガスを用いたガス雰囲気とすることも考えられる。
へのガスの流出を抑制することはほとんど考慮されていない。そのため、ウェーハ搬送室内に乾燥窒素等の特殊なガスを供給しても、ガスが外部に流出することで内部の雰囲気を適切に維持管理することが困難であるとともに、大量のガスが必要となることからガスに要する費用が増大することになる。また、EFEMの外部に大量のガスが流出すれば、そのガスの種類によってはEFEM外での作業環境の悪化にも繋がる恐れがある。
ある。
第1実施形態のロードポート3及びこれを備えたEFEM1を図1に示す。EFEM1は、箱状の筐体をなすウェーハ搬送室2の壁面の一部を構成する前面21にロードポート3を3つ並べて接続されたものとなっている。
ウンフローによってパーティクルを下方に押し下げ、搬送中のウェーハWの表面へのパーティクルの付着を抑制することが可能となる。また、ケミカルフィルタ26によって処理装置9による残留ガスを捕えることもでき、より内部空間Seを清浄な状態に保つことが可能となっている。
れた窓部31cに取り付けられたウインドウユニット4とから構成されている。ここで、本願でいう略矩形とは、四辺を備える長方形を基本形状としながら四隅を円弧によって滑らかにつないだ形状をいう。パネル本体31bの後面の外周近傍には、矩形枠状に形成された弾性材としてのガスケット37が設けられている。ガスケット37は、ガスの透過の
少ないゴム材料によって形成している。ガスケット37は、上述したウェーハ搬送室2の開口23の縁部近傍に設定された当接面24(図3参照)と当接するようになっており、パネル本体31bの外周と開口23との隙間を無くし、ウェーハ搬送室2内から外部へのガスの漏れを抑制するようにしている。
されている。
構成するものであることから、開口42はウェーハ搬送室2を構成する筐体の壁面としての前面21を開放するものということができる。開口42はFOUP7の蓋部72(図7参照)の外周よりも僅かに大きく、この開口42を通って蓋部72は移動可能となっている。また、FOUP7を載置台34に載置させた状態において、蓋部72の周囲をなす本体71の前面は当接面71bとして、Oリング44を介して窓枠部41に当接する。
当接面71bをOリング44に対して一層強く密着させたクランプ状態とすることが可能となっている。このようなクランプユニット5が4箇所で働くことによって、Oリング44の変形量を均一にしてよりシール性を高めることができる。また、係合片51を前方に移動した場合には、先端51bが上側を向くことで、正面より見て鍔部71cと干渉しな
い位置になる。こうすることで、FOUP7を載置台34(図7参照)とともに移動させることができる。なお、先端51bを前方に移動させた場合には、単に鍔部71cと干渉しないようにできればよく、先端51bは上方向に限らず下方向や外側方向になるように設定してもよい。
る。
間Sfを開放することができる。この際、FOUP7の当接面71bがしっかりとウインドウユニット4に密着していることから、ウェーハ搬送室2及びFOUP7と外部との間でのガスの流出や流入を抑制することが可能となっている。
ル34cを利用してFOUP7内の圧力をウェーハ搬送室2内よりも高めておけば、蓋部72及び扉部61の開放とともにFOUP7内よりウェーハ搬送室2側にガスが流れることから、FOUP7内へのパーティクルの進入を防いで清浄な状態を維持することが可能となる。
図15は、第2実施形態のEFEM101及びロードポート103の一部を構成するウインドウユニット104を示すものである。同図に示す扉部61は、第1実施形態におけるものと同様であり、ウインドウユニット104以外の点は第1実施形態のものと同様に構成してある。本実施形態においては、第1実施形態と同じ部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図17は、第3実施形態のEFEM201及びロードポート203の一部を構成するウインドウユニット204を示すものである。同図に示す扉部61は、第1及び第2実施形態におけるものと同様であり、ウインドウユニット204以外の点は第1実施形態のものと同様に構成してある。本実施形態においては、第1及び第2実施形態と同じ部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
得ることができる。そのため、第2実施形態と同様、第1実施形態で示したようなクランプユニット5を窓枠部141に設ける必要はないが、より高いシール性を要する場合には、密着性能を高めるためにクランプユニット5を設ける構成としても差し支えない。
2…ウェーハ搬送室(筐体)
3…ロードポート
5…クランプユニット(引き込み手段)
7…FOUP(ウェーハ収納容器)
31…パネル(板状部)
34…載置台
34c…ガス供給ノズル(ガス供給手段)
37…ガスケット(シール部材)
42…開口
44,46…Oリング(弾性材)
51…係合片
61…扉部
71c…鍔部
72…蓋部
73…ガス供給弁
144,146…ガスケット(弾性材)
244b,244c…弾性部(弾性材)
W…ウェーハ
Claims (4)
- ウェーハ搬送室内を開放するための開口を形成された板状部と、
前記開口を開閉するための扉部と、
ウェーハ収納容器の内部空間を開閉可能とする蓋部を前記扉部に対向させるように前記ウェーハ収納容器を載置して前記板状部に向かって進退可能とする載置台と、
前記ウェーハ収納容器に設けられた鍔部に係合して前記鍔部を前記板状部側に引き込むクランプユニットと、を具備するロードポートであって、
前記クランプユニットは、
前記ウェーハ収納容器において前記蓋部の周囲に設けられた鍔部に係合可能な係合片と、
当該係合片を動作させる進退動作可能なシリンダとを備え、
前記係合片は、前記シリンダの進退動作に伴って、回動し、前記係合片が前記板状部に近づく方向に回動しつつ前記鍔部に係合可能であり、且つ、前記係合片が前記板状部から遠ざかる方向へ回動しつつ前記鍔部への係合を解除可能であることを特徴とするロードポート。 - 前記開口の周縁に沿って前記板状部の前記載置台側に設けられた弾性材とをさらに具備し、
前記係合片は、前記シリンダの進退動作に伴って前記開口の周縁に向かって回動し、前記弾性材と前記鍔部とを密着させるように前記開口の左側および右側に各々設けられる、ことを特徴とする請求項1記載のロードポート。 - 前記シリンダが前記係合片を所定位置に移動させるときに、前記係合片が前記鍔部と干渉しない位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のロードポート。
- ウェーハ収納容器をウェーハ搬送室を構成するパネル部の開口に連結するロードポートの駆動方法であって、
前記ウェーハ収納容器が載置された載置台を前記パネル部に向かって移動させる工程と、
前記ウェーハ収納容器の鍔部に係合可能なクランプユニットを動作させる工程と、を有しており、
前記クランプユニットを動作させる工程は、
前記鍔部に係合する係合片を進退動作によって回動させるシリンダを駆動することで、前記係合片を前記ウェーハ収納容器の前記鍔部に係合させ、
前記係合片は前記載置台の動作方向に対して、前記パネル部に近づく方向に回動しつつ前記鍔部に係合可能であり、且つ、前記パネル部から遠ざかる方向へ回動しつつ前記鍔部への係合を解除可能であることを特徴とするロードポートの駆動方法。
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