JPH11101356A - Oリングを有する密閉構造 - Google Patents

Oリングを有する密閉構造

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Publication number
JPH11101356A
JPH11101356A JP27948097A JP27948097A JPH11101356A JP H11101356 A JPH11101356 A JP H11101356A JP 27948097 A JP27948097 A JP 27948097A JP 27948097 A JP27948097 A JP 27948097A JP H11101356 A JPH11101356 A JP H11101356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
groove
retainer
valve
valve body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27948097A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yasui
毅 保井
Masayuki Tomita
雅之 富田
Kazuhiro Shino
和弘 示野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP27948097A priority Critical patent/JPH11101356A/ja
Publication of JPH11101356A publication Critical patent/JPH11101356A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】Oリングの着脱が容易でOリングの性能が損な
われない、而も加工が容易であるOリングを有する密閉
構造を提供する。 【解決手段】部材ベース25に凹部27を形成すると共
に該凹部にOリング押え26を嵌設し、前記部材ベース
と前記Oリング押えとの間にOリング溝23を形成し、
該Oリング溝にOリング24を保持したOリングを有す
る密閉構造に係るものであり、Oリング押えを取外すこ
とでOリングの着脱を簡単に行え、溝が2つの部材で構
成されているので溝加工が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気密性を要求される
ゲート弁、或は各種弁の弁体、或は管継手等、Oリング
を用いて接合面を気密、或は水密とする場合のOリング
を有する密閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Oリングを有する密閉構造は多くの産業
機械に使用されており、例えば半導体製造装置では各種
処理が真空下、減圧下の気密室で行われる為、気密室の
開口部にはOリングでシールされるゲート弁が設けられ
ている。
【0003】図3に於いて半導体製造装置の一例を説明
する。
【0004】図3中、1は搬送ロボット2を具備する搬
送室であり、該搬送室1には放射状にカセットロードロ
ック室3,4、加熱室5、反応室6,7、冷却室8が気
密に設けられ、前記搬送室1とカセットロードロック室
3,4間にはゲート弁9,10が設けられ、前記搬送室
1と前記反応室6,7間にはゲート弁11,12が設け
られている。又、前記カセットロードロック室3,4の
カセット搬送口にはドア13,14が設けられている。
【0005】前記カセットロードロック室3,4にウェ
ーハ16が装填されたウェーハカセット17が搬入さ
れ、前記搬送ロボット2は前記ゲート弁9,10を通し
て前記ウェーハカセット17のウェーハ16を把持し、
前記加熱室5、反応室6,7等にウェーハ16の移載を
行う。
【0006】前記反応室6,7はウェーハ16を真空
下、或は減圧下で処理を行う為、前記ゲート弁11,1
2によりウェーハの搬送口が気密に閉塞される。更に、
処理前、処理後のウェーハは真空下で搬送する必要があ
る為、又前記搬送室1内は真空とする為、カセットロー
ドロック室3,4のウェーハ搬送口は前記ゲート弁9,
10により気密に閉塞される。
【0007】ゲート弁の弁体と搬送口間を気密に閉塞す
る為、通常Oリングが使用される。
【0008】図4により従来のOリングを有する弁体に
ついて説明する。
【0009】図4中、20は前記した反応室6,7等の
気密室であり、該気密室20には搬送口21が開口して
おり、該搬送口21は弁体22により開閉される。該弁
体22には溝底の幅寸法が広くなっているアリ溝形状の
Oリング溝23が刻設され、該Oリング溝23にはOリ
ング24が圧入され、該Oリング24の頂部は前記Oリ
ング溝23より食出している。前記Oリング24はOリ
ング溝23に保持され、前記弁体22が開閉動作を行っ
てもOリング溝23から脱落することはない。
【0010】図示しない弁開閉機構により前記弁体22
が前記搬送口21を閉塞する状態で前記気密室20に押
圧されると前記Oリング24が変形し気密室20と弁体
22とを気密にシールする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したOリングを有
する密閉構造ではアリ溝を刻設してOリングを圧入して
いる構造であるが、Oリング24は溝に入れにくく、嵌
入する際にOリングに傷が付いたり、捩じれを生じるこ
とがある。特に硬度の高いOリングを嵌入する場合は特
に作業性が悪くなる。傷や捩じれを生じているOリング
24ではシール性が悪くなり、リークの原因となった
り、ゲートを開いた際の脱落の原因ともなる。更に又、
アリ溝ではOリング交換の際のOリングの取外しは面倒
である。前記アリ溝の加工は面倒であり、弁体が加工性
の悪い材質である場合は加工が困難であり、加工費が高
くなる等種々の問題があった。
【0012】本発明は斯かる実情に鑑み、Oリングの着
脱が容易でOリングの性能が損なわれない、而も加工が
容易であるOリングを有する密閉構造を提供するもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、部材ベースに
凹部を形成すると共に該凹部にOリング押えを嵌設し、
前記部材ベースと前記Oリング押えとの間にOリング溝
を形成し、該Oリング溝にOリングを保持したOリング
を有する密閉構造に係るものであり、Oリング押えを取
外すことでOリングの着脱を簡単に行え、溝が2つの部
材で構成されているので溝加工が容易である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0015】図1中、図4中で示したものと同一のもの
には同符号を付してある。
【0016】弁体22は弁体ベース25とOリング押え
26から成る。前記弁体ベース25は前記搬送口21の
対向面に該搬送口21より広い面積を有する凹部27が
形成され、該凹部27の側面と底面とは所要角度、例え
ば60°を成している。
【0017】前記Oリング押え26は前記凹部27の深
さと同一の厚みを有し、外径形状は前記凹部27より小
さい相似形となっている。又、Oリング押え26の周端
面は裾すぼまりの傾斜面となっており、該周端面と底面
とは所要角度、例えば120°を成している。前記Oリ
ング押え26は前記凹部27に収納され、ボルト28に
より固着される。前記Oリング押え26が前記弁体ベー
ス25に固着された状態では、前記Oリング押え26の
周囲にはアリ溝形状のOリング溝23が形成され、該O
リング溝23の溝の開口幅はOリング24の断面最大径
より小さくなっており、該Oリング溝23にOリング2
4が保持される。
【0018】該Oリング24を含む弁体22の組立てに
ついて説明する。
【0019】前記Oリング押え26を取外した状態でO
リング24を前記凹部27の側面27aに沿わせて設け
る。前記Oリング押え26をボルト28により弁体ベー
ス25に固着する。最終的にOリング押え26を弁体ベ
ース25に固着した状態ではOリング24はOリング溝
27内で圧縮された状態となっていてる。
【0020】而して、前記Oリング24は前記弁体22
に確実に保持される。又、Oリング24の組込み作業
で、Oリング24を圧入しないので、傷付けることなく
又Oリング24を捩じることもない。更に、Oリング2
4の交換も前記Oリング押え26を着脱することで簡単
に行える。又、前記凹部27の側面27a、Oリング押
え26の周端面の加工は、溝加工に比べ加工性が大幅に
よく、高硬度の材料、難切削材料のものでも加工が容易
になり、コストの低減、納期の短縮が可能となる。
【0021】尚、図1に於いて、前記凹部27の側面2
7aは底面に対して垂直であってもよい。
【0022】図2は他の実施の形態を示すものであり、
弁体ベース30に形成した凹部31の側面31aは底面
に対して垂直であり、Oリング押え32には稜部からV
形状の溝33を刻設する。該溝33の一方の溝壁は前記
凹部31の底面と平行であり、前記凹部31の側面との
間でOリング溝34を形成する。
【0023】弁体22を組立てる場合は、Oリング押え
32の前記溝33にOリング24を嵌込む。次に前記O
リング押え32を前記凹部31に嵌合し、ボルト28に
よりOリング押え32を弁体ベース30に固着する。前
記Oリング押え32を弁体ベース30に固着した状態で
は前記Oリング24は圧縮された状態でOリング溝34
に保持される。
【0024】本他の実施の形態でも、前記ボルト28を
着脱することで、弁体ベース30に対してOリング押え
32を嵌脱することができ、Oリング押え32単体での
Oリング24の取付け取外し作業となるので容易であ
り、而も傷、捩じれが防止できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、Oリン
グを保持するOリング溝を2つの部材で形成するので、
Oリングの着脱が容易に而も傷、捩じれを生じることな
く行え、Oリングの性能を充分に発揮させ得、而も溝加
工が簡単となり、特に難加工性の部材に対して加工を容
易にする等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施の形態の要部を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の対象である半導体製造装置の概
略説明図である。
【図4】従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
21 搬送口 22 弁体 23 Oリング溝 24 Oリング 26 Oリング押え 27 凹部 28 ボルト 30 弁体ベース 31 凹部 32 Oリング押え 33 溝 34 Oリング溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材ベースに凹部を形成すると共に該凹
    部にOリング押えを嵌設し、前記部材ベースと前記Oリ
    ング押えとの間にOリング溝を形成し、該Oリング溝に
    Oリングを保持したことを特徴とするOリングを有する
    密閉構造。
JP27948097A 1997-09-26 1997-09-26 Oリングを有する密閉構造 Pending JPH11101356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27948097A JPH11101356A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 Oリングを有する密閉構造

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JP27948097A JPH11101356A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 Oリングを有する密閉構造

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JPH11101356A true JPH11101356A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17611641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27948097A Pending JPH11101356A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 Oリングを有する密閉構造

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JP (1) JPH11101356A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161412A (ja) * 2010-04-05 2010-07-22 Hitachi High-Technologies Corp 弁体
KR20210092342A (ko) * 2016-11-10 2021-07-23 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 전자 디바이스 제조 로드 포트 장치, 시스템들, 및 방법들
JP2022066213A (ja) * 2020-06-16 2022-04-28 シンフォニアテクノロジー株式会社 ロードポート及びロードポートの駆動方法

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