JPH06247460A - 密閉容器のシール装置及びシール - Google Patents

密閉容器のシール装置及びシール

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JPH06247460A
JPH06247460A JP5311193A JP5311193A JPH06247460A JP H06247460 A JPH06247460 A JP H06247460A JP 5311193 A JP5311193 A JP 5311193A JP 5311193 A JP5311193 A JP 5311193A JP H06247460 A JPH06247460 A JP H06247460A
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JP
Japan
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container
seal
rubber
outer peripheral
sealing device
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JP5311193A
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English (en)
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Shuhei Shinozuka
脩平 篠塚
Masao Matsumura
正夫 松村
Katsuyuki Aoki
克行 青木
Koji Ono
耕司 小野
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 劣化が少なく、また容器内部を高度に密封す
ることができる密閉容器のシール装置及びシールを提供
する。 【構成】 容器本体2と開閉可能な蓋3との間の間隙部
7に装着されて容器内部4を密封する密閉容器1のシー
ル装置6において、間隙部7の内周側には、少なくとも
容器内部4と連通する外周面が金属面9で覆われたゴム
製の第1のシール10を設け、間隙部7の外周側にはゴ
ム製のOリング11を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置等にお
いてウエハ等を収納保管する、或いは加工処理する密閉
容器のシール装置及びシールに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場、或いは液晶パネル製造
工場等においては、半導体ウエハや液晶パネル用ガラス
基板などの基板を収納保管する密閉容器として真空容器
が使用されることがある。又、製造工程において容器内
部に腐食性ガスを流入させて前記基板に所定の加工処理
を行う密閉容器としてガスが充満する容器が用いられ
る。
【0003】まず、真空容器の場合について説明する。
真空中においては気流がないか、あってもごく僅かであ
るので、真空の密閉容器の壁に付着している粒子を剥離
させたり、容器床面の粒子を舞い上げたりするようなこ
とはほとんどない。従って、真空中ではクラス零の空間
を創り出せる可能性があるので、近年では、ウエハや液
晶パネルを作るための基板の保管を真空中で行うことが
検討されている。そのため、シール装置により密閉され
て内部が真空状態となる真空容器が次第に重要となって
きた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、真空容
器の壁やシール装置のゴム製のOリング等から発生する
残留ガスが、ウエハの表面に有機物膜や酸化膜を形成
し、またガラス基板の表面に有機物膜を形成することが
ある。この現象が起こると、せっかく真空中のクラス零
の高清浄度空間を創り出しても、半導体製品や液晶パネ
ルを構成する膜の生成に悪影響を与えることとなる。
【0005】真空容器のシール装置が発生する残留ガス
は、水分(H2O)や 炭酸ガス(CO2)等のガスから
なっている。真空用シールとして広く使用されるゴム製
のOリングから発生するガス量は、銅などの金属製の真
空用シールから発生するガス量に比べ単位面積当たり2
桁も多いので、Oリングから発生するガスを低減させる
だけでも有機物膜や酸化膜の生成や成長を防止する効果
がある。
【0006】Oリングから発生するガスを低減させる方
法としては、150℃程度の温度域でOリングをベーキ
ングして、付着しているガスを放出させることが考えら
れる。ところが、Oリングだけベーキングしたとして
も、ウエハやガラス基板などの基板を真空容器に収納す
る際に、Oリングの表面に大気が触れて水分や炭酸ガス
などのガスが吸着してしまい、ベーキングの効果はなく
なってしまう。また、基板を真空容器の内部に入れたま
までベーキングすれば、ベーキングにより放出したガス
が基板を汚染してしまう。結局、ウエハやガラス基板な
どを保管する真空容器に使われるOリングにベーキング
を施すことは得策ではない。
【0007】これに対して、発生ガス量の少ない金属製
の真空シールが用いられることもある。このシールを用
いて真空容器を大気圧から真空にし再び大気圧に戻した
場合、使用された金属製真空シールのシール部(真空容
器と金属製真空シールとの接する面)が塑性変形を起こ
すので、一回の使用しかできない。即ち、この真空シー
ルを再度使用した場合には、シール部からリークを生じ
るので真空容器を真空状態に保つことはできなくなる。
【0008】次に、腐食性ガスが充満する容器を密封す
る場合について説明する。例えば、半導体製造に用いる
CVD装置やエッチング装置などの多くは、アンモニア
(NH3)、ジクロルシラン(SiH2Cl2)及びシラ
ン(SiH4)など腐食性の強いガスを使用している。
これらの装置に設置され、ウエハ等の基板を収納して成
膜加工処理等をするガスが充満する容器においては、ウ
エハ等の出し入れを行うために設けられた蓋と容器本体
との間のシール部にゴム製のOリングが一般的に使われ
ている。
【0009】しかしながら、腐食性ガスのためにOリン
グの劣化が著しく、Oリングの交換を頻繁に行わなくて
はならないのが実情である。ひどい時には、ウエハ等へ
の一回の成膜で、Oリングを廃棄しなければならない場
合もあり、その交換作業のあいだ製造装置を止めなけれ
ばならず、作業効率が悪いばかりでなくOリングのコス
トもかかり不経済であるという課題があった。
【0010】ゴム製のOリングの代わりに金属製のシー
ルを使用すれば、前記劣化には強くなり使用可能時間は
長くなるものの、この金属製のシールは金属面を塑性変
形させてシールするので、蓋の一回の開閉にしか使用す
ることができない。従って、ウエハの出し入れを頻繁に
行わなくてはならないガスが充満する容器のウエハ搬入
搬出用の蓋の密封に金属製のシールを使用することは実
用上できないという課題があった。
【0011】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
ので、劣化が少なく、また容器内部を高度に密封するこ
とができる密閉容器のシール装置及びシールを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る密閉容器のシール装置は、容器本体と
開閉可能な蓋との間の間隙部に装着されて容器内部を密
封する密閉容器のシール装置において、前記間隙部の内
周側には、少なくとも前記容器内部と連通する外周面が
金属面で覆われた第1のシールを設け、前記間隙部の外
周側にはゴム製のOリングからなる第2のシールを設け
たことを特徴とするものである。
【0013】なお、前記容器内部は、高真空状態及び腐
食性ガスの充満状態のいずれの状態とすることもでき
る。
【0014】また、上述の目的を達成するため、本発明
に係る密閉容器のシールは、容器本体と開閉可能な蓋と
の間の間隙部に装着されて容器内部を密封する密閉容器
のシールにおいて、弾力性を有するゴムと、このゴムの
外周面に取付けられ、少なくとも前記容器内部に連通す
る前記外周面を覆う金属面とを備えていることを特徴と
する。
【0015】
【作用】本発明においては、容器本体と蓋との間の間隙
部の内周側には金属面を有する第1のシールを取付け、
また間隙部の外周側にはゴムの第2のシールを取付ける
ことにより、二重シール構造にしている。従って、弾力
性を十分に有する外周側の第2のシールが容器外部の大
気と容器内部とを遮断しており、間隙部の内周側の第1
のシールはシール機能としては補助的な役目を担ってい
る。この第1のシールは、ゴムの外周面を金属面で覆い
この金属面が容器内部と連通しているので、この第1の
シールのゴムが発生するガスは金属面で遮蔽されること
となり、ガスが容器内部に侵入することはない。又、容
器内部に腐食性ガスが流入している場合には、この腐食
性ガスは金属面により遮蔽されるので、第1のシールの
ゴムや第2のシールのゴムを劣化させることはない。
【0016】また、密閉容器のシールとしてゴムとこの
ゴムの外周面を覆う金属面とを有するシールを使用すれ
ば、上述の説明と同様にゴムが容器内部の腐食性ガスに
よって劣化することはなく、また容器内部が真空の場合
にはゴムから発生するガスが容器内部を汚染することは
ない。また、金属面が塑性変形を起こさない限り、ゴム
の弾性力によりこのシールは元の状態に戻って繰り返し
使用することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5を参
照して説明する。図1は、本発明に係るシール装置を有
する密閉容器の正面断面図、図2は図1のシール装置に
使用するシールを示す横断面図、図3は図1に示す密閉
容器の容器本体の平面図、図4は図3のIV−IV線による
正面断面図、図5は図4に示す容器本体に蓋を被せる前
の状態を示す拡大正面断面図である。
【0018】図1に示すように、密閉容器1は、容器本
体2と、この容器本体2を密閉するための開閉可能な蓋
3とを備えている。容器本体2の容器内部4には、ウエ
ハや液晶パネルを作るためのガラス基板などの基板を収
納できるようになっており、蓋3を開閉することにより
基板を容器内部4に出し入れする。容器内部4を高真空
状態にして基板を保管する場合には密閉容器1は真空容
器であるが、容器内部4に上述のNH3、SiH2Cl、
SiH4 等の腐食性の高いガスを流入させて、ウエハや
ガラス基板等の基板を成膜加工処理する場合にはガスが
充満する容器となる。
【0019】大気の雰囲気の容器外部5に対して容器内
部4を密封するためのシール装置6は、容器本体2と蓋
3との間の間隙部7に装着されている。本実施例のシー
ル装置6においては、間隙部7の内周側(図1の左方
側)には、少なくとも容器内部4と連通する外周面8が
金属面9で覆われたゴム製のOリングの第1のシール1
0を設け、間隙部7の外周側(図1の右方側)にはゴム
製のOリングの第2のシール11を設けている。このよ
うに、本実施例は第1のシール10と第2のシール11
との二重のシール構造としたことに特徴を有している。
【0020】更に、第1のシール10と第2のシール1
1との間の中間間隙部12と容器内部4とを細い連通孔
としての同圧用孔13で連通させている。容器本体2に
形成されたこの同圧用孔13は、中間間隙部12と容器
内部4とを同圧にするためのものであり、例えば直径1
mm程度の極めて細い孔でよく、容器本体2に2箇所程度
設ければよい。
【0021】第1のシール10は、容器本体2のフラン
ジ面14の内周側に形成された断面矩形状で環状の内周
溝15の内部に装着され、第2のシール11は、フラン
ジ面14の外周側に形成された断面矩形状で環状の外周
溝16の内部に装着されている。また、第1,第2のシ
ール10,11は、容器本体2に対して蓋3が閉じられ
ると各溝15,16内で図1のようにそれぞれ変形し
て、蓋3と各溝15,16の内壁に密着する。
【0022】図2は、第1のシール10の横断面形状を
示している。図2(A)は、図1に示す本実施例で使用
した第1のシール10を示しており、ゴム製の弾力性を
有するゴム21と、このゴム21の外周面22に取付け
られ、少なくとも容器内部4と連通する外周面22を覆
う金属面9とを備えている。この場合には、金属面9は
ゴム21の外周面22の一部を覆っているので、この第
1のシール10を内周溝15内に装着する時は金属面9
が容器内部4の方向に配置されるようにセットする必要
がある。
【0023】図2(B)は、第1のシール10におい
て、ゴム21の外周面22の全面を金属面9aで覆った
場合を示している。このようにすれば、第1のシール1
0を内周溝15内に装着するとき、金属面9aの方向を
考慮する必要がなくなり作業性が改良される。
【0024】第1のシール10を構成する材質として、
金属面9,9aは、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、銀
(Ag)、金(Au)またはアルミニウム(Al)など
の金属材料ならいずれの金属でもよく、またこれらの金
属と無機物との二種類以上の組合せで構成される金属で
あってもよい。通常は、比較的柔らかい材質の金属であ
ることが好ましい。また、密閉容器1が容器内部4に腐
食性ガスを導入する容器の場合には、耐食性の良好な金
属材料を用いる必要がある。本発明者は、ニッケル、
銅、銀の各単体の金属面9を用いたほか、ニッケル合金
の金属面9も用いたが、いずれも良好な結果を得ること
ができた。
【0025】ゴム21の材質としては、フッ素ゴム、ブ
タジエン−スチレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、
クロロプレンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、スチ
レンゴムなど所定の弾力性を有するゴムであれば何でも
よい。本発明者は、ゴム21の材質として、一般的に広
く使用されているフッ素ゴム(所謂バイトン)を用い
た。
【0026】ゴム21に金属面9,9aを接合する場合
には、図2(A)に示すように金属薄板をゴム21の外
周面22に巻き付けて圧着してもよいが、ゴム21に金
属を溶射することにより金属面9を形成してもよい。金
属薄板をゴム21に巻き付ける場合には、金属薄板の板
厚は0.1乃至0.5mmであれば十分である。また、金属
を溶射する場合には、形成される金属面9の厚みは、1
0ミクロン乃至200ミクロンであれば十分である。本
発明者が製作した第1のシール10の金属面9の板厚は
0.2mmで、 ゴム21の直径は3mmであった。また、第
2のシール11は汎用のゴム製のOリング11を用いれ
ばよく、上述の第1のシール10のゴム21と同様な材
質、例えばフッ素ゴムなどが用いられる。
【0027】密閉容器1を密封するには、まず図2
(A)に示す構成の第1のシール10を、図3及び図4
に示すように、容器本体2のフランジ面14に形成され
た連続的な内周溝15内に装着する。また、Oリング1
1をフランジ面14に形成された外周溝16内に装着す
る。
【0028】このとき、図5に示すように、第1のシー
ル10の金属面9が容器本体2の中心側を向くようにセ
ットする。そして、蓋3を容器本体2に被せる。密閉容
器1が真空容器の場合には、容器内部4を真空引きする
ことにより、容器外部5との間の圧力差により、蓋3は
容器本体2側に押されてフランジ面14に密着する。こ
れにより、図1に示すように第1のシール10とOリン
グ11は変形して容器内部4を密封し、容器内部4は真
空状態に保持される。
【0029】この場合、容器外部5と容器内部4との間
のシール作用は主に外周側のOリング11が担い、第1
のシール10は前記シール作用としては補助的な役割を
担う。これは、第1のシール10の金属面9よりもOリ
ング11の方が柔らかいので、Oリング11が容器本体
2及び蓋3に強く密着するからである。
【0030】図1に示すように、容器内部4と直接連通
するのは第1のシール10の金属面9であるので、第1
のシール10のゴム21が発生するガスは容器内部4に
は侵入しない。従って、容器内部4へのガスの侵入は、
従来のゴム製のシールと比較して2桁も少なくなり、容
器内部4を高真空に維持することができ、この容器内部
4に保管されるウエハやガラス基板等の基板の表面の分
子汚染を防止することができる。
【0031】この真空容器による真空保管が終了したの
ちは、容器内部4を真空破壊して蓋3を容器本体2から
取り外す。蓋3の押圧力が取り除かれると外周側のOリ
ング11は弾性力により、元の断面円形状態に戻り再使
用することができる。
【0032】内周側の第1のシール10も弾力性を有す
るゴム21の復元力により、金属面9が塑性変形を起こ
さない限り図2(A)に示すような元の円形状態に戻
り、繰り返し使用することができる。このように本実施
例にかかるシール10は、繰り返し使用することができ
るので、従来用いられていた金属製シールに比べ極めて
経済的である。また、シールを繰り返し使用するために
従来は金属製シールを形状記憶合金により形成する場合
もあったが、本実施例ではこのような形状記憶合金を用
いる必要がない。したがって、容器本体2または蓋3に
温度変化を与える必要もなく、加熱用のヒータ等の設備
を必要としないので、経済的である上に密閉容器1の形
状も単純なもので十分である。
【0033】一方、密閉容器1をガスが充満する容器と
して用いる場合には、ボルトナット等の締結部材を介し
て蓋3を容器本体2に固定する。図1に示すように、容
器内部4に流入した腐食性ガスと接触するのは、第1の
シール10の金属面9であり、第1のシール10のゴム
21及びOリング11は腐食性ガスと接触しないので、
ゴムが腐食性ガスにより腐食されることはない。従っ
て、容器内部4に収納されたウエハ等への成膜加工処理
が終了したのち、蓋3を開けた時、金属面9が塑性変形
を起こしていない限りゴム21の弾性力により、第1の
シール10は元の形状に戻ることとなり、繰り返し利用
することができる。従って、従来のOリングだけの密閉
方法に比べて極めて経済的となる。
【0034】なお、成膜加工処理するときには、腐食性
のガスを容器内部4に供給すると同時に容器内部4を排
気するので、腐食性ガスが容器内部4から同圧用孔13
を通って中間間隙部12に達して第1のシール10のゴ
ム21とOリング11とを腐食させることはほとんどな
い。このように、本実施例では腐食性ガスと接する側が
金属面であるので、従来のゴムだけのシールに比べて、
シールの劣化の度合いが著しく少なくてすみ、シール1
0を繰り返し使用することができる。なお、各図中同一
符号は同一又は相当部分を示す。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、金
属面が容器内部と連通することとなり、シールの劣化が
少なくまた容器内部を高度に密封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図5は、本発明の一実施例を示す図
で、図1は本発明にかかるシール装置を有する密閉容器
の正面断面図である。
【図2】図1に示すシール装置に使用されるシールを示
す図で、図2(A)はゴムの一部を金属面で覆ったシー
ルの横断面図、図2(B)はゴムの全面を金属面で覆っ
たシールの横断面図である。
【図3】図1に示す密閉容器の容器本体の平面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線による正面断面図である。
【図5】図4に示す容器本体に蓋を被せる前の状態を示
す拡大正面断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 容器本体 3 蓋 4 容器内部 6 シール装置 7 間隙部 9,9a 金属面 10 第1のシール,シール 11 Oリング(第2のシール) 12 中間間隙部 13 同圧用孔(連通孔) 21 ゴム 22 外周面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 耕司 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と開閉可能な蓋との間の間隙部
    に装着されて容器内部を密封する密閉容器のシール装置
    において、 前記間隙部の内周側には、少なくとも前記容器内部と連
    通する外周面が金属面で覆われた第1のシールを設け、
    前記間隙部の外周側にはゴムからなる第2のシールを設
    けたことを特徴とする密閉容器のシール装置。
  2. 【請求項2】 前記容器内部は、高真空状態及び腐食性
    ガスの充満状態のいずれかとなることを特徴とする請求
    項1記載の密閉容器のシール装置。
  3. 【請求項3】 容器本体と開閉可能な蓋との間の間隙部
    に装着されて容器内部を密封する密閉容器のシールにお
    いて、 弾力性を有するゴムと、このゴムの外周面に取付けら
    れ、少なくとも前記容器内部に連通する前記外周面を覆
    う金属面とを備えたことを特徴とする密閉容器のシー
    ル。
JP5311193A 1993-02-18 1993-02-18 密閉容器のシール装置及びシール Pending JPH06247460A (ja)

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Cited By (3)

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