JPH11154699A - 容器の封止構造 - Google Patents

容器の封止構造

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JPH11154699A
JPH11154699A JP9320749A JP32074997A JPH11154699A JP H11154699 A JPH11154699 A JP H11154699A JP 9320749 A JP9320749 A JP 9320749A JP 32074997 A JP32074997 A JP 32074997A JP H11154699 A JPH11154699 A JP H11154699A
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JP
Japan
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lid
base
fitting
container
opening
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JP9320749A
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Inventor
Kazuya Okada
一也 岡田
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体と蓋体とが大型化しても簡易な構造で十
分な密封性を得ることができる容器を提供する。 【解決手段】 有底筒形でほぼドーム形を呈した基体1
の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部2を外方
向に張り出し成形してこの嵌合段差部2の内部底面には
環状の溝3を凹み成形する。また、蓋体5の裏面から嵌
合段差部2に嵌合する嵌合筒部6を突出させてこの嵌合
筒部6の外周面には環状の溝7を凹み成形し、複数の溝
3・7に環状・中実の弾性シール4・8をそれぞれ嵌入
してこの複数の弾性シール4・8で基体1と蓋体5との
外周部における間隙を閉塞する。この構造により、例え
基体1と蓋体5が大型化されても、十分な密封性を確保
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埃や粉塵等による
汚染を嫌うフォトマスク、ペリクル等の精密部品の輸送
・搬送用の密封容器に関し、特に半導体シリコンウェー
ハを汚染から保護して輸送・搬送するための容器の封止
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体シリコンウェーハ(以
下、単にウェーハと略称する)を収納する従来の容器
は、図示しないが、上部が開口した有底筒形の基体と、
この基体に収納されるウェーハ用の整列内箱と、基体の
開口上部を被覆する蓋体とを備えている。そして、基体
に整列内箱を収納後、半導体メーカからICメーカに航
空機や各種車両等で輸送される。
【0003】ところで、上記構成の容器は、航空機輸送
等で環境の気圧が変化した場合、密封状態の保圧性能が
不十分なので、比較的短時間で内外の圧力差が緩和さ
れ、特に密封状態を解除しなくても開放することができ
る。しかしながら、これでは、大気中の粉塵が輸送中等
に容器に侵入し易く、被収納物であるウェーハのコンタ
ミ(contamination)を惹起することとなる。そこで、こ
の点に鑑み、基体と蓋体との開口部周縁に弾性シール部
材を介在させて嵌合する密封構造の容器が開発されてい
る。
【0004】なお、この種の容器に関する先行技術文献
として、実開昭63−82788号、実開昭63−16
6948号、特開平8−279546号、及び特開平9
−107025号公報等があげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年は
ウェーハの大口径化(将来的には300mm以上と推定
される)が進み、これに伴いウェーハを収納する基体及
び蓋体も大型化してきている。また、基体と蓋体との開
口部周縁に弾性シール部材を介在させて密封性を得る構
造では、弾性シール部材の外径を基体及び蓋体の開口部
周縁に対応させる必要がある。この場合、当然のことな
がら、基体及び蓋体の開口部周縁と弾性シール部材との
嵌合間隙が大きくなるので、十分な密封性を得ることが
できないおそれがある。
【0006】本発明は、上記に鑑みなされたもので、基
体と蓋体とが大型化しても簡易な構成で十分な密封性を
得ることのできる容器の封止構造を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、有底筒形でほぼドー
ム形を呈した基体の開口部を蓋体で被覆する容器であっ
て、上記基体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段
差部を張り出してこの嵌合段差部の少なくとも内部底面
には無端状の溝を形成し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差
部に嵌合する嵌合筒部を設けてこの嵌合筒部の少なくと
も外周面には無端状の溝を形成し、上記溝にそれぞれ嵌
入された弾性シール部材で上記基体と上記蓋体における
間隙を閉塞することを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明においては、上
記課題を達成するため、有底筒形でほぼドーム形を呈し
た基体の開口部を蓋体で被覆する容器であって、上記基
体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部を張り
出してこの嵌合段差部の少なくとも内部底面には無端状
の溝を形成し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に嵌合す
る嵌合筒部を設けてこの嵌合筒部の少なくとも外周面に
は無端状の溝を形成し、上記複数の溝に弾性シール部材
をそれぞれ嵌入してこの複数の弾性シール部材で上記基
体と上記蓋体との外周部における間隙を閉塞することを
特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明においては、上
記課題を達成するため、有底筒形でほぼドーム形を呈し
た基体の開口部を蓋体で被覆する容器であって、上記基
体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部を張り
出し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に嵌合する嵌合筒
部を設けてこの嵌合筒部の底面と外周面とには無端状の
溝をそれぞれ形成し、この溝にそれぞれ嵌入された弾性
シール部材で上記基体と上記蓋体における間隙を閉塞す
ることを特徴としている。
【0010】また、請求項4記載の発明においては、上
記課題を達成するため、有底筒形でほぼドーム形を呈し
た基体の開口部を蓋体で被覆する容器であって、上記基
体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部を張り
出し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に嵌合する嵌合筒
部を設けてこの嵌合筒部の底面と外周面とには無端状の
溝をそれぞれ形成し、該複数の溝に弾性シール部材をそ
れぞれ嵌入してこの複数の弾性シール部材で上記基体と
上記蓋体との外周部における間隙を閉塞することを特徴
としている。
【0011】また、請求項5記載の発明においては、上
記課題を達成するため、有底筒形でほぼドーム形を呈し
た基体の開口部を蓋体で被覆する容器であって、上記基
体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部を張り
出してこの嵌合段差部の内部底面と内周面とには無端状
の溝をそれぞれ形成し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部
に嵌合する嵌合筒部を設け、上記各溝の弾性シール部材
で上記基体と上記蓋体における間隙を閉塞することを特
徴としている。なお、上記複数の弾性シール部材は一体
構成することもできる。
【0012】ここで、本発明に係る容器の封止構造は、
基体の開口部に蓋体を被せてこれらの周縁部を封止し、
内部を密封することのできる容器を対象とする。これら
基体と蓋体との間には蓋体の開閉に支障がなく、基体の
段差部と蓋体の嵌合筒部とを封止し得る最適な間隙が必
要となる。この間隙は、弾性シート部材の材質、形状、
つぶし量、及び又は間隙を塞いだ際の基体に対する蓋体
の封止力を勘案して決定されるが、0.01mm以上あ
れば、実用的には十分である。具体的には、0.003
mm以上〜5mmの範囲から選択された適宜の間隙とさ
れる。
【0013】容器は、基体の開口部に蓋体を被せてこれ
らの周縁部を係止部材で固定し、弾性シール部材を変形
させて基体と蓋体との間隙を塞ぐことにより封止され
る。この封止は、蓋体のリブやハンドル等を使用して蓋
体を上方等に取り外すことにより解除される。なお、基
体に被収納物を収納して蓋体を被せる方法が一般的であ
るが、これに限定されるものではない。例えば、蓋体の
底面に被収納物を収納するようにして蓋体の開口部に基
体をセットし、蓋体の嵌合筒部と基体の嵌合段差部との
間隙を封止して密着しても良い。また、特許請求の範囲
における「ほぼドーム形を呈した基体」とは、半円球形
に限らず、有底円筒形や角柱形等の各種形状を呈した中
空の基体をいう。
【0014】「断面ほぼL字形」には、厳密な意味の断
面L字形の他、おおよそ断面L字形と認められる類似形
状をも含む。また、溝は、特許請求の範囲に記載した各
面にエンドレスに、具体的には、環状、無端状、又は枠
状等に形成される。溝は、最低限上記各面に形成される
が、基体の嵌合段差部の内周面と蓋体の嵌合筒部の底
面、あるいは基体の嵌合段差部の内部底面と内周面とに
さらに形成されれば、容器内部の密封性とともに蓋体の
係止効果を奏する。すなわち、基体の嵌合段差部の内部
底面と蓋体の嵌合筒部の外周面、あるいは蓋体の嵌合筒
部の底面と外周面から膨出している弾性シール部材が対
応する上記各面の溝に嵌まって密着すると、蓋体が基体
から外れにくくなり、封止効果に加え、より確実な係止
固定が期待できる。
【0015】弾性シール部材は、その形状や構造等を特
に限定するものではないが、エンドレスで中空又は中実
の構造が好ましい。特に、チューブ状の弾性シール部材
は、その材質自体の硬度が比較的高い場合でも、形状的
に圧縮力を低くすることができるので、非常に有効であ
る。また、弾性シール部材は、容器の内部の圧縮性や密
閉性の観点から柔軟性や弾力性に富む材質であることが
重要である。このような材質としては、熱可塑性エラス
トマー、フッ素樹脂系のゴム、又は各種のゴム材等が該
当する。特に、ゴム硬度で40度以下のシリコーンゴム
は、圧縮永久歪みが小さいので、好ましい材質といえ
る。
【0016】なお、弾性シール部材は、2個使用するの
が一般的であるが、3個以上使用して密封性をさらに向
上させることも可能である。この複数使用する場合、可
能であれば、複数の弾性シール部材を一体化しても良
い。さらに、弾性シール部材は、作業時に溝に嵌められ
るものでも良いし、溝に接着剤や粘着剤等を介し予め固
定された構成でも良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1の実施形態を説明する。本実施形態における容器は、
図1や図2に示すように、基体1の開口上部を蓋体5で
嵌脱自在に被覆するようにしている。
【0018】基体1は、機械的特性、汚染性、及び成形
性に優れた合成樹脂を用いて透明な有底円筒形・ドーム
形に成形され、図示しないウェーハ用の整列内箱を収納
するよう機能する。この基体1の開口上部の周縁には断
面ほぼ階段形の嵌合段差部2が半径外方向に水平に張り
出し成形され、この嵌合段差部2の内部底面(水平面)
には断面半円形の溝3が環状に凹み成形されており、こ
の溝3には環状で中実の弾性シール4が着脱自在に嵌合
装着される。この弾性シール4は、その表面下部が溝3
に嵌入接触し、残部が膨出する。なお、整列内箱は、図
示しないが、中空の円柱形に成形され、水平状態のウェ
ーハを隙間を介し上下方向に並べて複数(例えば25
枚)収納する。
【0019】蓋体5は、機械的特性、汚染性、及び成形
性に優れた合成樹脂を用いて円板形に成形され、その裏
面からリング形で少々縮径の嵌合筒部6が図1の下方向
に向け突出成形されている。この嵌合段差部2の外周面
(垂直面)には断面半円形の溝7が環状に凹み成形さ
れ、この溝7には環状で中実の弾性シール8が着脱自在
に嵌合装着される。この弾性シール8は、その表面一側
が溝7に嵌入接触し、残部が膨出する。
【0020】上記構成において、容器を封止するには、
基体1の開口上部に蓋体5を被せて嵌合し、これらの外
周縁を図示しない複数の係止片でそれぞれ固定すれば良
い。すると、一対の弾性シール4・8がそれぞれ押圧変
形し、嵌合段差部2の内部底面と嵌合筒部6の外周面と
の間隙が完全に閉塞され、容器の内部が密閉される。
【0021】上記構成によれば、弾性シール4・8がそ
れぞれ圧縮変形して嵌合段差部2と嵌合筒部6との間隙
を完全に閉塞するので、ウェーハが300mm以上とな
り、基体1と蓋体5が大型化されても、十分な密封性を
得ることができる。
【0022】なお、本実施形態では作業時に溝3に弾性
シール4を、溝7には弾性シール8をそれぞれ嵌合装着
するものを示すが、なんらこれに限定されるものではな
い。例えば、作業前に溝3・7に弾性シール4・8を予
め嵌合接着した構成としても良い。
【0023】次に、図3及び図4は本発明の第2の実施
形態を示すもので、この場合には、嵌合段差部2の溝3
を省略し、蓋体5の嵌合筒部6における底面(水平面)
と外周面(垂直面)とに断面半円形の溝9・10をそれ
ぞれ環状に凹み成形し、各溝9・10に環状・中実の弾
性シール11・12を着脱自在に嵌合装着して基体1と
蓋体5との外周縁における間隙を複数の弾性シール11
・12で閉塞するようにしている。その他の部分につい
ては、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果
が期待できるのは明らかである。
【0024】なお、本実施形態では作業時に溝9に弾性
シール11を、溝10には弾性シール12をそれぞれ嵌
合装着するものを示すが、なんらこれに限定されるもの
ではない。例えば、作業前に溝9・10に弾性シール1
1・12を予め嵌合接着した構成としても良い。また、
大きさの異なる2本の弾性シール11・12を別々に使
用するものを示したが、図5に示すように、2本の弾性
シール11・12を一体成形して単一化を図るようにし
ても良い。このように一体成形すれば、弾性シール11
・12の紛失のおそれがなく、しかも、部品点数の削減
が可能となる。
【0025】次に、図6及び図7は本発明の第3の実施
形態を示すもので、この場合、基本的な構成は図1や図
2と同様であるが、基体1の嵌合段差部2における内部
底面(水平面)と内周面(垂直面)とに断面半円形の溝
13・14をそれぞれ環状に凹み成形するとともに、蓋
体5の嵌合筒部6における底面(水平面)と外周面(垂
直面)とに断面半円形の溝15・16をそれぞれ環状に
凹み成形し、各溝13・16に環状・中実の弾性シール
17・18を着脱自在に嵌合装着して基体1と蓋体5と
の外周縁における間隙を複数の弾性シール17・18で
閉塞するようにしている。したがって、基体1の溝14
は蓋体5の弾性シール18を、蓋体5の溝15は基体1
の弾性シール13をそれぞれ密嵌状態で収容する。その
他の部分については、上記実施形態と同様であるので説
明を省略する。
【0026】本実施形態においても、上記実施形態と同
様の作用効果が期待でき、しかも、溝13・14・15
・16に弾性シール17・18が完全に嵌入して密着さ
れるので、容器の内部が確実強固に密閉されるととも
に、基体1から蓋体5が非常に外れにくくなり、蓋体5
の係止固定がより確実となる。
【0027】なお、上記実施形態では嵌合筒部6の底面
と外周面とに溝15・16をそれぞれ凹み成形し、基体
1の嵌合段差部2の溝を省略したものを示したが、逆で
も良い。すなわち、蓋体5の嵌合筒部6の溝15・16
を省略し、基体1の嵌合段差部2のみに溝13・14を
それぞれ凹み成形するようにしても良い。また、この場
合、大きさの異なる2本の弾性シールを一体成形して単
一化を図ることができる。また、上記実施形態ではウェ
ーハ用の容器を示したが、なんらこれに限定されるもの
ではない。例えば、電気、電子、又は半導体の製造分野
で使用されるアルミディスク、液晶セル、石英ガラス、
又はマスク基板等を容器に直接間接に収納するようにし
ても良い。さらに、上記分野以外の他分野の被収納物を
収納するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1ないし5記載の発
明によれば、基体と蓋体とが大型化しても簡易な構成で
十分な密封性を得ることができるという効果がある。さ
らに、請求項6記載の発明によれば、弾性シール部材の
管理や保管が容易となり、しかも、部品点数を削減する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の封止構造の実施形態におけ
る封止前の状態を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る容器の封止構造の実施形態におけ
る封止後の状態を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る容器の封止構造の第2の実施形態
における封止前の状態を示す断面説明図である。
【図4】本発明に係る容器の封止構造の第2の実施形態
における封止後の状態を示す断面説明図である。
【図5】本発明に係る容器の封止構造の実施形態におけ
る弾性シールの他の例を示す平面図である。
【図6】本発明に係る容器の封止構造の第3の実施形態
における封止前の状態を示す断面説明図である。
【図7】本発明に係る容器の封止構造の第3の実施形態
における封止後の状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 基体 2 嵌合段差部 3 溝 4 弾性シール(弾性シール部材) 5 蓋体 6 嵌合筒部 7 溝 8 弾性シール(弾性シール部材) 9 溝 10 溝 11 弾性シール(弾性シール部材) 12 弾性シール(弾性シール部材) 13 溝 14 溝 15 溝 16 溝 17 弾性シール(弾性シール部材) 18 弾性シール(弾性シール部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒形でほぼドーム形を呈した基体の
    開口部を蓋体で被覆する容器であって、 上記基体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部
    を張り出してこの嵌合段差部の少なくとも内部底面には
    無端状の溝を形成し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に
    嵌合する嵌合筒部を設けてこの嵌合筒部の少なくとも外
    周面には無端状の溝を形成し、上記溝にそれぞれ嵌入さ
    れた弾性シール部材で上記基体と上記蓋体における間隙
    を閉塞することを特徴とする容器の封止構造。
  2. 【請求項2】 有底筒形でほぼドーム形を呈した基体の
    開口部を蓋体で被覆する容器であって、 上記基体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部
    を張り出してこの嵌合段差部の少なくとも内部底面には
    無端状の溝を形成し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に
    嵌合する嵌合筒部を設けてこの嵌合筒部の少なくとも外
    周面には無端状の溝を形成し、上記複数の溝に弾性シー
    ル部材をそれぞれ嵌入してこの複数の弾性シール部材で
    上記基体と上記蓋体との外周部における間隙を閉塞する
    ことを特徴とする容器の封止構造。
  3. 【請求項3】 有底筒形でほぼドーム形を呈した基体の
    開口部を蓋体で被覆する容器であって、 上記基体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部
    を張り出し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に嵌合する
    嵌合筒部を設けてこの嵌合筒部の底面と外周面とには無
    端状の溝をそれぞれ形成し、この溝にそれぞれ嵌入され
    た弾性シール部材で上記基体と上記蓋体における間隙を
    閉塞することを特徴とする容器の封止構造。
  4. 【請求項4】 有底筒形でほぼドーム形を呈した基体の
    開口部を蓋体で被覆する容器であって、 上記基体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部
    を張り出し、上記蓋体の裏面に該嵌合段差部に嵌合する
    嵌合筒部を設けてこの嵌合筒部の底面と外周面とには無
    端状の溝をそれぞれ形成し、該複数の溝に弾性シール部
    材をそれぞれ嵌入してこの複数の弾性シール部材で上記
    基体と上記蓋体との外周部における間隙を閉塞すること
    を特徴とする容器の封止構造。
  5. 【請求項5】 有底筒形でほぼドーム形を呈した基体の
    開口部を蓋体で被覆する容器であって、 上記基体の開口部周縁から断面ほぼL字形の嵌合段差部
    を張り出してこの嵌合段差部の内部底面と内周面とには
    無端状の溝をそれぞれ形成し、上記蓋体の裏面に該嵌合
    段差部に嵌合する嵌合筒部を設け、上記各溝の弾性シー
    ル部材で上記基体と上記蓋体における間隙を閉塞するこ
    とを特徴とする容器の封止構造。
  6. 【請求項6】 上記複数の弾性シール部材を一体構成し
    た請求項3ないし5記載の容器の封止構造。
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