JP4907963B2 - 特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。 - Google Patents

特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP4907963B2
JP4907963B2 JP2005337641A JP2005337641A JP4907963B2 JP 4907963 B2 JP4907963 B2 JP 4907963B2 JP 2005337641 A JP2005337641 A JP 2005337641A JP 2005337641 A JP2005337641 A JP 2005337641A JP 4907963 B2 JP4907963 B2 JP 4907963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
special prize
purchase
information
prize
special
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005337641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007136085A (ja
Inventor
宏道 起塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2005337641A priority Critical patent/JP4907963B2/ja
Publication of JP2007136085A publication Critical patent/JP2007136085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4907963B2 publication Critical patent/JP4907963B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、遊技店における遊技台の遊技により獲得した遊技媒体の数量に対する所定の換金率にて払い出され、ICタグが埋め込まれ、特殊な光学式識別コードが付与された特殊景品、および、この特殊景品を取り扱う特殊景品払出装置、特殊景品検査装置、特殊景品買取装置、さらには、これらの装置を有する特殊景品買取システムに関し、特に、特殊景品払出装置、特殊景品買取装置、特殊景品検査装置との間において、ICタグのメモリ部を介して情報交換を行う技術に関する。
パチンコ遊技店(以後、遊技店と称す)において、遊技者が遊技台を遊技して獲得した遊技媒体は、一般景品、あるいは特殊景品に交換される。
この特殊景品は、遊技店とは別の場所にある買取場にて買い取ってもらうことが可能な景品である。
この特殊景品買取場における買取処理において、特殊景品の偽造、不正防止対策を行う技術として、特許文献1に記載の「特殊景品交換システム」が公開されている。
また、買取処理では現金が取り扱われるので、買取金額の計算間違いを防止したり、防犯対策を行う技術として、特許文献2に記載の「景品計数省力化システム」が公開されている。
特開平09−220343号。 特開2004−24489号。
上記特許文献に示すように、特殊景品は、その性質上、偽造、不正な取扱いに対する防止対策、安全対策として、ICタグが埋め込まれたものを取り扱う遊技店、買取場が増えている。
さらに、特殊景品の買取場では、特殊景品買取金の計算を自動計算し、さらには、遊技者が独自の操作で買取処理を行う装置が設置されている。
しかし、これらの特殊景品の買取処理がICタグに基づいて処理されることにより、ICタグの破損や汚れによって、読み取りができず買取が拒否されるという問題が生じる。 この場合、遊技者は買取が拒否された特殊景品を、払出しが行われた遊技店に持ち帰って確認するしかない。
特殊景品を持ち込まれた遊技店側は、買取場に問い合せをする、あるいは、遊技店側の独自の判断にて同一価値を有した別の特殊景品に交換する等の対応が必要となる。
また、ICタグのメモリ部に記録される情報が悪意のある第三者によって不正に書き換えが行われるなどの危険性を有する。
偽造された特殊景品が遊技店に持ち込まれた場合、偽造された特殊景品を、正規の特殊景品に交換してしまうといった損害を被る危険性がある。
また、遊技店は、買取が拒否された理由がわからず、特殊景品を取り替えるかいなかを適切に判断することが困難である。
よって、本発明は、特殊景品の払い出しを行う特殊景品払出装置、特殊景品の買取を行う買取場に設置された特殊景品買取装置との間において、異常が検出された特殊景品のICタグのメモリ部を介して処理状況を相互に情報交換することができる特殊景品買取システム、特殊景品払出装置、特殊景品買取装置、特殊景品検査装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、遊技店に配置され、該遊技店における遊技台の遊技により獲得した遊技媒体の数量に対応して特殊景品を払い出す特殊景品払出処理を行う特殊景品払出装置と、特殊景品の買取場に設置され、特殊景品払出装置から払い出された特殊景品の買取処理を行う特殊景品買取装置とを有する特殊景品買取システムにおいて、特殊景品払出装置は、遊技媒体の数量を入力あるいは遊技媒体の数量が書き込まれた記憶媒体を読み取る入力手段と、入力手段による遊技媒体の数量に対応してメモリ部に所定の景品データが書き込まれた特殊景品を払い出す特殊景品払出手段とを具備し、特殊景品買取装置は、特殊景品を受け付ける特殊景品受付手段と、特殊景品受付手段で受け付けた特殊景品から景品データを読み取るとともに、該景品データに基づき該特殊景品の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に異常情報を書き込む情報読取書込手段と、情報読取書込手段で読み取った景品データに基づき買取処理を行う買取処理手段と、情報読取書込手段により特殊景品のメモリ部に異常情報が書き込まれた場合は、異常を報知するとともに、該特殊景品の買取処理を中止して返却する異常処理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、情報読取書込手段は、特殊景品の複数の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に該複数の異常情報を書き込むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1乃至2のいずれかの発明において、前記特殊景品から前記異常情報を読み取り、該異常情報に対応した報知を行う特殊景品検査装置を更に具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至2のいずれかの発明において、前記特殊景品から前記異常情報を読み取り、該異常情報に対応した報知を行う特殊景品検査装置を更に具備することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記情報読取書込手段は、前記特殊景品の複数の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に該複数の異常情報を書き込むことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、遊技店における遊技台の遊技により獲得した遊技媒体の数量に対応して特殊景品を払い出す特殊景品払出処理を行う特殊景品払出装置において、前記遊技媒体の数量を入力あるいは前記遊技媒体の数量が書き込まれた記憶媒体を読み取る入力手段と、前記入力手段による前記遊技媒体の数量に対応してメモリ部に所定の景品データが書き込まれたICタグが埋め込まれた特殊景品を払い出す特殊景品払出手段と、前記特殊景品の買取処理に際して前記特殊景品のメモリ部に書き込まれた異常情報の内容に応じて該特殊景品を再発行する特殊景品再発行手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、メモリ部に所定の景品データが書き込まれた特殊景品の買取処理を前記景品データに基づき行う特殊景品買取装置で異常情報がメモリ部に書き込まれたICタグが埋め込まれた特殊景品の検査を行う特殊景品検査装置であって、前記特殊景品を受け付ける特殊景品受付手段と、前記特殊景品受付手段で受け付けられた前記特殊景品から前記異常情報を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取られた異常情報に基づき異常の判別を行う判別手段と、前記判別手段による判別結果に対応して異常の報知を行う報知手段とを具備することを特徴とする。
本発明の特殊景品買取システム、特殊景品払出装置、特殊景品買取装置、特殊景品検査装置によれば、特殊景品買取装置による特殊景品の買取時に検出される異常情報を暗号化して特殊景品のICタグに記録して返却し、特殊景品検査装置にてその内容を確認し、必要であれば、特殊景品払出装置に対して再払出制御を行うよう構成にしたので、特殊景品に対するクレーム確認、再払出処理を、遊技店係員は、適切かつ迅速に行うことができる。
また、景品データ(以後、「価値情報」と称す)、異常情報は、それぞれ個別に暗号化処理されICタグのメモリ部に記録されるので、遊技店、買取場(以後特殊景品買取場)以外の第三者による価値情報、異常情報のデータ改竄による不正な買取金の搾取、正規特殊景品への不正な交換行為を防止することができる。
本発明の特殊景品買取システム、特殊景品払出装置、特殊景品買取装置、特殊景品検査装置について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の特殊景品払出装置10、特殊景品買取装置20、特殊景品検査装置50を含む特殊景品買取システムの概念図である。
図1において、特殊景品払出装置10は遊技店80に設置され、遊技台の遊技によって遊技者81が獲得した遊技媒体(パチンコ玉、メダル)等を計数し、その計数結果と、遊技店80が予め設定した交換率に基づいて特殊景品30の払出しを行う。
遊技者81は、遊技店80にて払出しが行われた特殊景品30を、遊技店80とは別の特殊景品買取場82に持ち込んで買い取ってもらい、買取金64を受け取る。
この特殊景品30には、図2に示すように、特殊景品30の固有識別情報、価値を示す情報を、非接触の無線通信にてデータの読み書きを行うことが可能なメモリ部を有したICタグ32が埋め込まれている。
図1に戻り、特殊景品買取装置20が特殊景品30の買取処理を行う際は、のICタグ32のメモリ部を読み取り解析して、正規ルートで持ち込まれた景品であるか否かを判断する。
さらに、特殊景品買取装置20は、異常特殊景品65を検出した場合に、ICタグ32に対する書込みが可能な場合は、遊技店80との間にて交換される交換情報89に基づいて、検出した異常の内容を暗号化して書込みを行う。
本発明の特殊景品買取システムにおいては、特殊景品払出装置10に特殊景品検査装置50を接続して設け、異常特殊景品65のICタグ32の読み取りを行い特殊景品30の正当性、ICタグ32のメモリ部の内容を確認することができる。
これによって、遊技店80が払出した特殊景品30であるか、特殊景品買取装置20にて買取処理が行われたか否かを機械的に処理して確認することができる。
特殊景品30に埋め込まれるICタグ32のメモリ部には、例えば、図3に示す価値情報41、異常情報42が記録される。
価値情報41は、ICタグ32の固有識別情報を記録する識別情報411、特殊景品30の価値を示す景品コード412、特殊景品30の払出しを行う遊技店80を示す店コード413、特殊景品30の価値の種類を示す金種コード414、特殊景品30の払出を行なった日時を示す発行日時415、価値情報41に記録された内容が間違いなく遊技店80にて記録された情報であることを確認して証明するとともに、内容の改竄があるかを確認するための確認用情報416を有する。
一方、異常情報42は、特殊景品買取装置20にて検出された異常の内容を、図4に示したエラーコード表121の定義に基づいて記録されるエラーコード421、異常情報42が特殊景品買取装置20にて書き込まれたことを証明するための確認用情報422を有する。
また、価値情報41、異常情報42は、それぞれ個別に暗号化処理が行われる。
ここでの暗号化方式は、DES暗号化方式等公知の暗号化技術を用いて処理される。
図5は、特殊景品買取システムの構成例を示すブロック図である。
遊技店80において、特殊景品払出装置10は、遊技店80の景品カウンタ(図示せず)に設置され、遊技店80の各種装置を一元管理する管理装置70に対してネットワークを介して接続される。
また、管理装置70は、遊技店80に設置された遊技台85の稼動データ、遊技店80で取扱う特殊景品30の景品コード、金種コード、店コードを含むコード情報、遊技店80に会員登録された遊技者81毎の遊技実績、貯玉、貯メダルの口座情報、各台の売上データ、景品払出の処理履歴を接続されたDB71に登録して管理する。
カード発行機83、遊技媒体貸出装置84、遊技媒体計数装置60、遊技台85を一定の台数単位で管理する管理装置70に接続された島コントローラ(図示せず)に接続される。
カード発行機83は、遊技媒体貸出装置84が遊技者81に遊技媒体62の貸出を行うための遊技用カード63を現金にて購入する装置である。
遊技者81が遊技台85の遊技にて獲得した遊技媒体62は、遊技媒体計数装置60にて計数され、計数結果を記録した計数レシート61と交換される。
景品カウンタ(図示せず)においては、計数レシート61に印刷されたバーコードを読み取り、計数された遊技媒体の数に応じた景品(一般景品、特殊景品30)と交換される。ここで、特殊景品30の払出しは、特殊景品払出装置10にて行われる。
遊技者81は、特殊景品30の払出しを選択した場合、遊技店80と提携した特殊景品買取場82にて特殊景品30の買取を依頼し、特殊景品買取場82は、特殊景品買取装置20を設置し、遊技者81の操作にて特殊景品30の買取処理を行う。
特殊景品買取装置20は、記憶媒体88の読み書きが可能な記憶媒体R/W29を有し、遊技店80にて取扱いが可能な特殊景品30に埋め込まれたICタグ32の固有識別子の番号体系、暗号化複合化処理のための鍵情報、エラーコード表121、景品コード、提携先となる遊技店80の店コードを含む交換情報89を記憶媒体88から記憶部22にダウンロードする。
特殊景品買取装置20は、個々の特殊景品30のICタグ32の読み取りを行い、読み取りによって正規に払出が行われた特殊景品30であるか否かを判定し、正規の特殊景品30である場合は、特殊景品30の種別毎に予め設定された買取単価に応じた買取金の払出しを行う。
また、一方、特殊景品30の異常を検出した場合で、尚且つ、特殊景品30のICタグ32のメモリ部に対する書込みが可能な場合は、異常検出の書込み処理を行う。
遊技者81は、払出しを受けた遊技店80に異常特殊景品65を返却する。
遊技店係員は、特殊景品検査装置50を用いて、返却された異常特殊景品65のビスカス31、ICタグ32の読み取りを行って特殊景品30の状態を確認する。
ここで、ICタグ32に記録された価値情報41、異常情報42が読み取れた場合は、読み取り内容が特殊景品検査装置50の表示部53に表示されるので、遊技店係員は、その表示内容から、同一種類の特殊景品30の再払出しが必要であるか否かを判断する。
再払い出しが可能であると判断した場合、遊技店係員は、パスワード入力による操作認証操作を経て、特殊景品払出装置10に対して、特殊景品30の再払出を行うための再払出し操作を行う。
次に、特殊景品払出装置10についてさらに説明する。
図6は、特殊景品払出装置10の制御構成を示すブロック図である。
図6において、特殊景品払出装置10は、特殊景品払出装置10全体を制御する特殊景品払出装置制御部11に対し、記憶部12、特殊景品搬送制御部13、特殊景品検査装置接続部14、ICタグR/W16、バーコード読取部17、通信制御部18、操作表示部19がそれぞれ接続された構成にて制御される。
記憶部12には、エラーコード表121、払出履歴122、特殊景品交換率123、暗号鍵/復号鍵情報124を記憶する。
特殊景品搬送制御部13は、払出対象となる特殊景品30のうち、払出のために必要な処理がまだ行われていない特殊景品30を、特殊景品30のICタグ32の読み取りが可能な位置に誘導する搬送制御を行う。また、ICタグ32の書込みが完了すると、特殊景品払出口(図示せず)までの搬送制御を行う。
バーコード読取部17は、図5のシステム構成図に示した遊技媒体計数装置60にて発行された計数レシート61に印字されたバーコードを読み取り、読み取ったバーコードの読み取りデータを特殊景品払出装置制御部11に出力する。
特殊景品払出装置制御部11は、バーコード情報を通信制御部18を介して接続される管理装置70に通知し、計数処理内容の問い合せを行う。
特殊景品検査装置接続部14は、接続される特殊景品検査装置50との間において、特殊景品30の再発行を行うための制御コマンドの送受信、データ送受信を制御する。
図7は、払出履歴122の記録例を示した図であり、記録する情報として、景品コード、タグID、計数レシート番号、担当者ID、端末ID、払い出し日時、払出し明細番号を記録する。
景品コードは、払出しを行なった特殊景品30の種別をコード化した情報であり、管理装置70にて設定登録してDB71に記録して管理されるコード情報である。
計数レシート番号は、バーコード読取部17にてバーコード読み取りが行なわれた計数レシート61の発行番号が記録される。
担当者IDは、特殊景品30の払出し操作を行なった遊技店係員の登録コードが記録される。
端末IDは、特殊景品30の払出しを行なった特殊景品払出装置10の端末識別情報であり、管理装置70にて設定登録して管理される。
払出し日時は、特殊景品30の払出しを行なった日付、時間の情報であり、特殊景品30のICタグ32のメモリ部に記録される価値情報41の発行日付と同じ情報が記録される。
払出し明細番号は、特殊景品30の払出しが行なわれた処理単位毎に、遊技者81に発行される控えの発行番号が記録される。
なお、払出履歴122の情報は、通信制御部18を介して接続される管理装置70に所定間隔で送信してDB71に蓄積して管理するようにしてもよい。
また、管理装置70の記憶媒体R/W72に記憶媒体88に記録して、特殊景品買取装置20側にダウンロードし、買取処理において、買取が指示された特殊景品30との照合を行うようにしてもよい。
次に、特殊景品30の払出処理の流れを図8のフローチャートに示して説明する。
特殊景品払出装置制御部11は、バーコード読取部17から計数レシート61のバーコード読み取りデータを受信すると(S101)、計数レシート61のバーコード読み取りデータを管理装置70に通知して遊技媒体340の計数処理内容を問い合わせ、管理装置70から応答される遊技媒体の数量と、特殊景品交換率123に基づいて、払出しを行う特殊景品30の払出し個数を景品コード別に計算する(S102)。
特殊景品30の種別毎の払出し個数が決定すると、特殊景品搬送制御部13に対して、計算した数の特殊景品30を特殊景品払出口(図示せず)に誘導する制御を開始する。
特殊景品払出装置制御部11は、払出しが行われる各特殊景品30に対しICタグ32の価値情報41の作成、遊技店80による署名、暗号化処理を行い(S104)、作成した価値情報41の書込み制御をICタグR/W16にて行い(S105)、異常情報42の初期化をICタグR/W16にて行う(S106)。
ICタグR/W16から書込み完了が通知されると、特殊景品買取装置制御部11は、ICタグ32に書き込んだ価値情報41に関する情報を払出履歴122に登録する(S107)。
上記ステップ(S103)からステップ(S107)までの処理を、払出対象となる特殊景品30がある間(S108YES)は、各特殊景品30に対して繰り返し行う。
払出を行う全ての特殊景品30に対してICタグ32の書込み、払出履歴122の記録が完了すると(S108NO)、特殊景品搬送制御部13にて、特殊景品払出口(図示せず)まで、特殊景品30を搬送する制御を行い(S109)、払出処理の内容を記録した特殊景品払出控え(図示せず)を発行する(S110)。
次に、特殊景品買取装置20についてさらに説明する。
図9は、特殊景品買取装置20の外観を概略的に示した図である。
図9において、特殊景品買取装置20は、表示部27、操作部28、特殊景品投入口281、特殊景品返却口282、紙幣払出口283、硬貨払出口284を有する。
遊技者81は、表示部27に表示される遊技店80名から特殊景品30の払い出しをうけた遊技店80を選択し、買取を依頼する特殊景品30を、特殊景品投入口281より一つずつ投入し、ずべての特殊景品30の投入が完了すると、清算ボタン(図示せず)を押下し、紙幣払出口283、硬貨払出口294に排出された買取金を受け取る。
また、特殊景品買取装置20の内部には、投入された特殊景品30のICタグ32の読み取り、書込みを行う装置が設置され、投入された特殊景品30の正当性チェック、ICタグ32の記録内容を確認する。
図10は、特殊景品買取装置20の制御構成を示すブロック図である。
特殊景品買取装置20は、特殊景品買取装置制御部21に、特殊景品収容返却部23、ICタグR/W24、貨幣払出し部26、表示部27、操作部28、記憶媒体R/W29、記憶部22がそれぞれ接続した構成にて制御される。
特殊景品収容返却部23は、遊技者81が特殊景品投入口281から投入した特殊景品30を、ICタグR/W24にて読み取り可能な位置に誘導する搬送制御を行い、買取が確定した特殊景品30に対しては、収容部(図示せず)に取り込む搬送制御を行い、一方、遊技者81による取消しボタン(図示せず)、ICタグ32の読み取りによって、異常であることが判明した場合、特殊景品返却口282に異常特殊景品65を誘導するための搬送制御を行う。
ICタグR/W24は、特殊景品30のICタグ32のメモリ部に対するデータの書込み処理、データの読み取り処理を行う。
貨幣払出し部26は、特殊景品買取装置制御部21からの制御により、指定された金種の硬貨、紙幣を、硬貨払出口284、紙幣払出口283に払出を行う。
表示部27は、特殊景品30の買取処理に必要な遊技者81の操作を誘導する各種操作画面、もしくは、検出したエラーを報知するエラー画面を出力する。
記憶媒体R/W29は、特殊景品買取装置20における買取処理にて、異常を検出した際のエラーコード421、提携した特殊景品30の払い出しを行う遊技店80の店コード、特殊景品30の価値種別を示す景品コード、暗号化複合化処理に必要な鍵情報を含む交換情報89を、遊技店80との間にて記憶媒体88を用いてやり取りするための記憶媒体読み書き装置である。
記憶部22は、買取履歴221、エラーコード表121、特殊景品買取単価223、特殊景品取扱いコード表224、暗号化・復号化・認証用鍵情報225、異常検出履歴227を記憶する。
エラーコード表121は、特殊景品買取装置20によって検出可能な異常を図4に示した形式に示した該当するビットを有効にして表現するための定義情報であり、記憶媒体R/W29にて、遊技店80の管理装置70から提供される記憶媒体88に記録された交換情報89からロードされた情報である。
なお、エラーコード表121は、特殊景品買取装置20が対応する遊技店80が複数ある場合は、その遊技店80毎のエラーコード表121を記憶部22に記憶して管理し、買取を行う特殊景品30を取り扱う各遊技店80に対応したエラーコード121をそれぞれ記録する。
買取履歴221は、例えば、図11に示すように、店コード、景品コード、タグID、買取日時を記録する。
店コードは、特殊景品30の払出しを行なった遊技店80の識別情報である。
景品コードは、買取を行なった特殊景品30の価値(金種)の種類を判別する識別情報である。
タグIDは、ICタグ32のメモリ部に記憶された固有識別情報であり、特殊景品30が投入された際にICタグR/W24にて読み取られた情報である。
買取日時は、買取が成立して買取金の払出しが行なわれた日時が記録される。
買取履歴221を記録することにより、タグIDに対する重複買取を事前にチェックし、買取済みか否かの問い合せに対しては、買取履歴221を検索することによって、買取済みか否かを確認することができる。
なお、買取履歴221は、買取が正常に成立した特殊景品30に対してのみ記録するようにしたが、特殊景品投入口281に投入された特殊景品30全てに対して、投入検出記録として履歴を記録するようにしてもよい。
図12は、特殊景品買取単価223のデータ設定例を示す図であり、ICタグ32の価値情報41に記録された店コード、金種コードに基づいて、買取単価を特定するための情報である。
なお、店コード、金種コードは、記憶媒体R/W29による記憶媒体88の交換情報89の読取処理によって、記憶部22にダウンロードされる情報である。
また、買取設定単価223は、特殊景品買取装置20の操作部28における設定変更操作によって適宜設定単価の変更、追加、削除が可能である。
異常検出履歴227に記録される情報は、例えば、図13に示すように、店コード、景品ード、タグID、エラー情報、検出日時が記録される。
ここで、店コード、景品コード、タグIDは、買取履歴221と同一の記録情報であるが、ICタグ32のメモリ部に記録されるタグID、景品コードは、読み取りエラーとなる場合は、ブランク、もしくは、読み取り不可を示す情報を記録する。
次に、特殊景品買取装置20における買取処理の動作を、図14のフローチャートに示して説明する。
特殊景品買取装置制御部21は、買取処理の操作開始画面として、買い取り対象となる特殊景品30の払出しを行なった遊技店80の選択確認画面(図15の(A))を表示し、遊技者81に対して特殊景品30を受け取った遊技店80の選択操作を促し(S201)、遊技店80の選択操作を監視する(S202NO)。
特殊景品30の払出し遊技店80が選択されると(S202YES)、特殊景品買取装置制御部21は、特殊景品30の投入操作を指示する画面(図15の(B))に画面の表示切り替え制御を表示部27に対して行い、特殊景品投入口281を開放して遊技者81による特殊景品30の投入が可能な状態にし、投入操作を監視する(S203NO、S211NO、S212NO)。
特殊景品30の投入操作が検出されると(S203YES)、ICタグ32のメモリ部の読み取りを行なって、価値情報41を復号化して解析可能な平文化を行う(S206)。
このとき、ICタグ32の読み取りができない場合は(S207YES)、異常検出履歴227にその旨記録し(S221)、係員呼び出しモードに遷移する(S222)。
ICタグ32の価値情報41の復号化処理に成功した場合(S207NO)ステップ(S206)にて読み取ったICタグ32の価値情報41との照合、解析を行なって異常の有無を判断する(S208)。
価値情報41の異常を検出した場合(S209YES)、検出した異常の内容に対応するエラーコード421のビットを有効にし、特殊景品買取装置20による署名、暗号化を行なってICタグ32のメモリ部に異常情報42の書き込みを行う(S216)。
一方、特殊景品30に対する異常が検出されない場合(S209NO)、特殊景品買取装置制御部21は、価値情報41から読みとった、景品コード、店コード、景品コードと、特殊景品買い取り設定単価223に基づいて特定した買取単価を買取総額に加算し、加算結果を報知する画面を表示部27に表示(図15の(C))する(S210)。
ここで、ステップS202による、遊技店80の選択操作を行った後に、特殊景品30投入を検知すると(S203YES)、取消しボタン(図示せず)が押下された場合(S211YES)、特殊景品買取装置制御部21は、投入された特殊景品30を全て特殊景品返却口282に誘導して(S215)買取処理を中止し、操作開始画面(図15の(A))を表示する(S201)。
特殊景品30の投入が完了して、遊技者81によって清算ボタン(図示せず)が押下されると(S212YES)、特殊景品買取装置制御部21は、計算した買取金64に相当する硬貨、紙幣の払出し数を金種別に計算し、貨幣の払出処理を行う(S213)。
遊技者81に対する貨幣の払出しが完了すると、買取履歴221に、買取処理を行なった特殊景品30の情報を記録する(S214)。
再度、ステップ(S216)に戻り、ICタグ32の書込み処理が成功した場合(S217YES)、特殊景品買取装置制御部21は、表示部27に検出した異常の内容を表示(図15の(D))し(S218)、異常が検出された特殊景品30を返却口に排出し(S219)異常検出履歴227を記録し(S220)、他の特殊景品30の投入操作、買取中止ボタン(図示せず)の押下、清算ボタン(図示せず)押下のいずれかの操作を監視する。
再度、ステップS217の判定処理に戻り、ICタグ32の書込みに失敗した場合(S217NO)、特殊景品買取装置制御部21は、異常検出履歴227にICタグ32の書込みエラーを示す情報を記録し(S221)、係員呼び出しモードに遷移する(S222)。
係員呼び出しモードに移行した後、係員による復旧操作が完了すると(S223YES)、特殊景品買取装置制御部21は、初期画面を表示部27に表示して買取処理を再開する。
次に、特殊景品検査装置50についてさらに説明する。
図16は、特殊景品検査装置50の外観を概略的に示した図である。
図16において、特殊景品検査装置50は、検査対象となる特殊景品30を一つずづ検査特殊景品セット部59にセットし、ICタグ32のメモリ部を個別に読みとって、特殊景品30の正当性チェック、ICタグ32のメモリ部に記録された、価値情報41、異常情報42を解析し、解析結果を表示部53に表示する。
ICタグ32のメモリ部が読み取れない場合は、その旨を表示部53に表示する。
検査特殊景品セット部59の近傍においては、セットされた特殊景品30に埋め込まれたICタグ32のメモリ部の読み取りがICタグR/W57によって行なわれる。
操作部54は、特殊景品30の検査開始を指示する検査開始ボタン(図示せず)、再払出ボタン(図示せず)、さらに、再払出処理の操作認証に必要となるID、パスワード入力を行うためのテンキー(図示せず)を有する。
また、特殊景品検査装置20の制御構成は、図17に示すように、特殊景品検査装置制御部51に、記憶部52、特殊景品買取装置接続部55、ICタグR/W57、通信制御部58、操作部54、表示部53が接続された構成にて制御される。
記憶部52は、エラーコード表121、再払出履歴521を記憶する。
エラーコード表121は、特殊景品払出装置10、特殊景買取装置20同様に、図4に示すエラーコード421をビット解析するためのエラー定義情報であり、ICタグR/W57で読み取った異常情報42の解析処理にて参照される情報である。
再払出履歴521は、特殊景品30の再払出しを行なった場合の景品コード、タグID、端末ID、担当者ID、払出し日時を記録する。
図18は、特殊景品検査処理の動作例を示すフローチャートである。
特殊景品30が、検査特殊景品セット部59にセットされ、検査開始ボタン(図示せず)の押下を検出すると、特殊景品検査装置制御部51は、ICタグR/W57に対してICタグ32の読み取り制御を行う(S301)。
ICタグ32の読み取りエラーあるいは、読み取った価値情報41の復号化処理による平文化に失敗した場合(S302NO)、ICタグ32のメモリ部の読み取りエラーを報知する画面(図19の(E))を表示部53に表示する(S304)。
復号処理を行って価値情報41の平文化に成功した場合は(S302YES)、自遊技店80の特殊景品払出装置10にて記録した情報であるか、改竄されていないかをチェックする(S303)。
価値情報41が不正であると判断した場合(S305NO)、価値情報41のエラーを報知する画面(図19の(F))を表示部53に表示する(S306)。
価値情報41が自遊技店80の特殊景品払出装置10にて記録した正規の情報であると判断した場合(S305YES)異常情報42の復号化を行なってエラーコード421のビット解析を行う(S307)。
エラーコード421のビット解析を行なった結果、エラーコード421に異常の内容が記録されていない場合(S307NO)、正常な特殊景品30であることを報知する判定結果画面(図示せず)を表示部53に表示する(S308)。
一方、ビット解析の結果有効になっているエラービットがある場合(S307YES)、その有効ビットに対応するエラー内容を、エラーコード表121に基づいて解析し、解析結果を報知する画面(図19の(A))を表示部53に表示する(S309)。
遊技店係員が特殊景品30の再払出しを行う操作部54からの操作を検出した場合(S310YES)、再払出操作の認証を行うための担当者ID、パスワードの入力操作を指示する画面(図19の(B))を表示部53に表示する(S311)。
パスワードが入力されると、特殊景品検査装置制御部51は、入力情報を通信制御部58を介して管理装置70に送信し、係員の操作認証処理を行う(S312)。
管理装置70によって特殊景品30の再払出操作が許可された場合(S312YES)、特殊景品検査装置制御部51は、金種情報が読み取れたか否かを判断する(S313)。
金種情報が読み取れた場合(S313NO)、特殊景品検査装置制御部51は、読み取った金種の特殊景品の払出を行い(S317)、再払出履歴を登録する(S318)。 一方、金種情報が読み取れなかった場合(S313YES)、特殊景品検査装置制御部51は、再払出を行う特殊景品30の金種の選択を行う画面(図19の(C))を表示部53に表示する(S315)。
再払出しを行う特殊景品30の金種選択操作を検出すると(S316YES)、特殊景品検査装置制御部51は、指定された金種に対応する特殊景品30の払出し指示を行う制御データを、特殊景品払出装置接続部55を介して特殊景品払出装置10に出力する(S317)。
特殊景品払出装置10から、特殊景品30の払い出し完了を通知する応答データを特殊景品払出装置接続部55を介して受信すると、応答データとして通知される再払出しが行なわれた特殊景品30の価値情報41を解析して再払出履歴521を記録する(S318)。このとき払出完了を報知する画面(図19の(D))を表示部53に表示する。
パスワード認証が失敗した場合は、パスワード入力エラーを報知する画面(図示せず)を表示部53に表示して検査処理を終了する。
また、金種選択画面にて金種選択が無い場合(S316NO)も、再払出処理を中止して検査処理を終了する。
なお、本実施例に示した特殊景品検査装置50は、検査対象となる特殊景品30をひとつずつ検査する構成を示したが、複数の特殊景品30を同時に検査するように、特殊景品30のセットを行う部分と、そのセットした態様に応じて、それぞれのICタグ32が一回の検査操作で読み取れる構成にし、特殊景品30それぞれの状態を画面に同時に表示するようにして遊技店係員が効率よく確認できるようにしてもよい。
また、ICタグ32のメモリ部の書き直しによって再利用が可能な場合は、検査対象の特殊景品30のICタグ32のメモリ部に書込み処理を行う再払出処理にしてもよい。
なお、再払出処理を行う場合、メモリ内部の異常情報42をクリアする。
本発明の特殊景品買取システム、特殊景品払出装置、特殊景品買取装置、特殊景品検査装置は、ICタグが埋め込まれた特殊景品を取り扱う遊技店における特殊景品の払出処理、特殊景品の買取処理に利用可能であり、特に、特殊景品の偽造防止対策、買取処理における買取金額の計算ミスの防止、安全対策、特殊景品のクレーム対応の円滑化に有効である。
特殊景品買取システムの概念図。 ICタグを有する特殊景品の概略図。 特殊景品のICタグに記録する価値情報、異常情報の例を示す図。 異常情報に記録されるエラーコードの例を示す図。 特殊景品買取システムの構成例を示すブロック図。 特殊景品払出装置の制御構成を示すブロック図。 払出履歴の記録例を示す図。 特殊景品払出処理の動作例を示すフローチャート。 特殊景品買取装置の外観を概略的に示す図。 特殊景品買取装置の制御構成を示すブロック図。 買取履歴の記録例を示す図。 特殊景品の買取単価のデータ設定例を示す図。 異常景品検出履歴の記録例を示す図。 特殊景品買取処理の動作例を示すフローチャート。 特殊景品買取処理において、特殊景品買取装置の表示部に表示される操作画面の例を示す図。 特殊景品検査装置の外観を概略的に示す図。 特殊景品検査装置の制御構成の例を示すブロック図。 特殊景品検査処理の動作例を示すフローチャート。 特殊景品検査処理において、特殊景品検査装置の表示部に表示される各種操作画面、エラー画面の例を示す図。
符号の説明
10 特殊景品払出装置
11 特殊景品払出装置制御部
12 記憶部(特殊景品払出装置)
121 エラーコード表
122 払出履歴
123 特殊景品交換率
124 暗号鍵/復号鍵情報
13 特殊景品搬送制御部
14 特殊景品検査装置接続部
16 ICタグR/W
17 バーコード読取部
18 通信制御部
19 操作表示部
20 特殊景品買取装置
21 特殊景品買取装置制御部
22 記憶部(特殊景品買取装置)
221 買取履歴
223 特殊景品買取単価
224 特殊景品取扱い店コード一覧
225 暗号化・復号化・認証用鍵情報
227 異常検出履歴
23 特殊景品収容返却部
24 ICタグR/W
26 特殊景品払出部
27 表示部
28 操作部
281 特殊景品投入口
282 特殊景品返却口
283 紙幣払出口
284 硬貨払出口
29 記憶媒体R/W
30 特殊景品
32 ICタグ
50 特殊景品検査装置
51 特殊景品検査装置制御部
52 記憶部(特殊景品検査装置)
521 再払出履歴
53 表示部
54 操作部
55 特殊景品払出装置接続部
57 ICタグR/W
58 通信制御部
59 検査特殊景品セット部
60 遊技媒体計数装置
61 計数レシート
62 遊技媒体
63 遊技用カード
64 買取金
65 異常特殊景品
41 価値情報
411 タグ識別情報
412 景品コード
413 店コード
414 金種コード
415 発行日時
416 確認用情報
42 異常情報
421 エラーコード
422 確認用情報
70 管理装置
71 DB(データベース)
72 記憶媒体R/W
80 遊技店
81 遊技者
82 特殊景品買取場
83 遊技用カード発行機
84 遊技媒体貸出装置
85 遊技台
86 遊技媒体計数装機
88 記憶媒体
89 交換情報

Claims (7)

  1. 遊技店に配置され、該遊技店における遊技台の遊技により獲得した遊技媒体の数量に対応して特殊景品を払い出す特殊景品払出処理を行う特殊景品払出装置と、
    前記特殊景品の買取場に設置され、前記特殊景品払出装置から払い出された前記特殊景品の買取処理を行う特殊景品買取装置とを有する特殊景品買取システムにおいて、
    前記特殊景品払出装置は、
    前記遊技媒体の数量を入力あるいは前記遊技媒体の数量が書き込まれた記憶媒体を読み取る入力手段と、
    前記入力手段による前記遊技媒体の数量に対応してメモリ部に所定の景品データが書き込まれた特殊景品を払い出す特殊景品払出手段と
    を具備し、
    前記特殊景品買取装置は、
    前記特殊景品を受け付ける特殊景品受付手段と、
    前記特殊景品受付手段で受け付けた特殊景品から前記景品データを読み取るとともに、該景品データに基づき該特殊景品の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に異常情報を書き込む情報読取書込手段と、
    前記情報読取書込手段で読み取った前記景品データに基づき前記買取処理を行う買取処理手段と、
    前記情報読取書込手段により前記特殊景品のメモリ部に異常情報が書き込まれた場合は、異常を報知するとともに、該特殊景品の買取処理を中止して返却する異常処理手段と
    を具備することを特徴とする特殊景品買取システム。
  2. 前記情報読取書込手段は、
    前記特殊景品の複数の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に該複数の異常情報を書き込む
    ことを特徴とする請求項1記載の特殊景品買取システム。
  3. 前記特殊景品から前記異常情報を読み取り、該異常情報に対応した報知を行う特殊景品検査装置
    を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の特殊景品買取システム。
  4. 遊技店の特殊景品払出装置から払い出され、メモリ部に所定の景品データが書き込まれた特殊景品の買取処理を行う特殊景品買取装置において、

    前記特殊景品を受け付ける特殊景品受付手段と、
    前記特殊景品受付手段で受け付けた特殊景品から前記景品データを読み取るとともに、該景品データに基づき該特殊景品の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に異常情報を書き込む情報読取書込手段と、
    前記情報読取書込手段で読み取った前記景品データに基づき前記買取処理を行う買取処理手段と、
    前記情報読取書込手段により前記特殊景品のメモリ部に異常情報が書き込まれた場合は、異常を報知するとともに、前記買取処理を中止して該特殊景品を返却する異常処理手段と
    を具備することを特徴とする特殊景品買取装置。
  5. 前記情報読取書込手段は、
    前記特殊景品の複数の異常を判別した場合は、該特殊景品のメモリ部に該複数の異常情報を書き込む
    ことを特徴とする請求項4記載の特殊景品買取装置。
  6. 遊技店における遊技台の遊技により獲得した遊技媒体の数量に対応して特殊景品を払い出す特殊景品払出処理を行う特殊景品払出装置において、
    前記遊技媒体の数量を入力あるいは前記遊技媒体の数量が書き込まれた記憶媒体を読み取る入力手段と、
    前記入力手段による前記遊技媒体の数量に対応してメモリ部に所定の景品データが書き込まれたICタグが埋め込まれた特殊景品を払い出す特殊景品払出手段と、
    前記特殊景品の買取処理に際して前記特殊景品のメモリ部に書き込まれた異常情報の内容に応じて該特殊景品を再発行する特殊景品再発行手段と
    を具備することを特徴とする特殊景品払出装置。
  7. メモリ部に所定の景品データが書き込まれた特殊景品の買取処理を前記景品データに基づき行う特殊景品買取装置で異常情報がメモリ部に書き込まれたICタグが埋め込まれた特殊景品の検査を行う特殊景品検査装置であって、
    前記特殊景品を受け付ける特殊景品受付手段と、
    前記特殊景品受付手段で受け付けられた前記特殊景品から前記異常情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取られた異常情報に基づき異常の判別を行う判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に対応して異常の報知を行う報知手段と
    を具備することを特徴とする特殊景品検査装置。
JP2005337641A 2005-11-22 2005-11-22 特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。 Expired - Fee Related JP4907963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005337641A JP4907963B2 (ja) 2005-11-22 2005-11-22 特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005337641A JP4907963B2 (ja) 2005-11-22 2005-11-22 特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007136085A JP2007136085A (ja) 2007-06-07
JP4907963B2 true JP4907963B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=38199624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005337641A Expired - Fee Related JP4907963B2 (ja) 2005-11-22 2005-11-22 特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4907963B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7079066B2 (ja) 2018-06-21 2022-06-01 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10249051A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Jin Corp:Kk 遊戯用景品カード
JP4385350B2 (ja) * 1998-12-08 2009-12-16 サン電子株式会社 計数情報管理システム
JP2001224827A (ja) * 2000-02-16 2001-08-21 Sankyo Kk 遊技用システム
JP2001224817A (ja) * 2000-02-16 2001-08-21 Takasago Electric Ind Co Ltd 制御データ記憶システムおよびこれを備えた制御装置
JP2002083267A (ja) * 2000-06-26 2002-03-22 Sony Corp 記録媒体製造販売システム、記録媒体、情報書込み装置、記録媒体販売管理装置及び記録媒体販売管理方法
JP2002132864A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Nippon Paint Co Ltd 塗料関連業務支援システム
JP3841730B2 (ja) * 2002-08-20 2006-11-01 株式会社ソフィア 遊技システム
JP4122944B2 (ja) * 2002-11-26 2008-07-23 凸版印刷株式会社 書籍流通管理方法及び書籍流通管理システムならびにコンピュータプログラム
JP2004318666A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ltd 多機能icカードの再発行システム及び再発行方法
JP4326269B2 (ja) * 2003-06-19 2009-09-02 株式会社北電子 特殊景品読取装置
JP2005293345A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Fujitsu Support & Service Kk Icタグを用いた故障診断システムおよび故障診断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007136085A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2373578C2 (ru) Универсальный киоск казино для наличных денег, билетов и карт, обладающих функцией эмитирования карт
TWI499989B (zh) 自動化裝置用電子結算系統
JP2016539393A (ja) 電子クーポン券システム
JP4868867B2 (ja) 遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法
JP2007241337A (ja) オペレータ監視装置及びオペレータ監視方法
JP2012064047A (ja) 改札システム、改札処理方法、券発行装置、情報処理装置、入場駅改札装置、及び出場駅改札装置
JP2775677B2 (ja) 遊技カード用有価データ付加装置
JP4907963B2 (ja) 特殊景品買取システム、特殊景品買取装置、特殊景品払出装置、特殊景品検査装置。
JP4841902B2 (ja) 遊技媒体貸出システム
JP2006204361A (ja) 景品交換システム
JP4577878B2 (ja) 遊技用システム
JPH11156036A (ja) 自動販売機
JP3061710B2 (ja) レジスタシステム
JPH0975535A (ja) パチンコ遊技装置
JP5054497B2 (ja) 景品買取装置及び景品買取システム
KR100358360B1 (ko) 종이상품권 자동발매장치 및 방법
JP2769866B2 (ja) 遊技店における遊技媒体貸出・精算システム
JP2002279494A (ja) 現金自動取引方法
JP3052923U (ja) 景品メダル払出し機
JP2007018189A (ja) 検銭装置及びそれを用いた売上管理システム
JP2769909B2 (ja) 遊技店における遊技媒体貸出システム
JP2005118167A (ja) 遊技用システム
JPH08212322A (ja) プリペイドカード及びプリペイドカードシステムにおける不正カード防止システム並びにカード追加使用システム
JP3206763B2 (ja) プリペイドカード精算方法
JPH08171592A (ja) 遊技カード管理方法及び遊技カード管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4907963

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees