JP4326269B2 - 特殊景品読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やスロットマシン(パチスロ機)に代表される遊技機の遊技媒体と引換に提供される特殊景品を換金処理等するための特殊景品読取装置に関する。
特に、本発明は、複数の特殊景品を重ね合わせた状態で計数処理が自動的に行え、かつ、特殊景品に異常等がある場合には直ちに検出でき、しかも、複数の景品が重ねられた状態のままで、正常な景品と異常景品とを一度に判別することができる特殊景品読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ機やパチスロ機(スロットマシン)等の遊技機で行われる遊技において、遊技の結果払い出されるパチンコ玉やパチスロメダル等の遊技媒体は、遊技ホールの受付カウンタで計数処理され、遊技媒体数に相当する特殊景品に交換されて遊技者に提供される。
そして、特殊景品を受け取った遊技者は、その特殊景品を遊技ホールとは別の特殊景品交換所に提示することにより、所定の換金レートに基づいて換金し、現金化できるようになっている。
【0003】
これまで、この種の特殊景品の換金処理や景品回収処理は、特殊景品交換所の従業者等により全て手作業で行われていた。
しかし、人手による手作業では、迅速な処理が困難で、景品の種類や数,換金額等に誤りが生じることもあり、無用のトラブルの原因となるおそれがあった。また、特殊景品は、現金に交換されるという性質上、偽造,変造等の対象となり易く、交換所の従業者等の人手による交換,換金作業では、偽造等された特殊景品を判別できないという問題も生じていた。
【0004】
そこで、最近は、所定の識別情報を示すバーコードや所定情報を記憶したICチップ等を特殊景品に備え、バーコードやICチップの電子情報を読取装置で読み取ることにより自動的に換金処理が行える特殊景品読取装置に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1−4参照。)。
このような特殊景品読取装置によれば、特殊景品の種類や金額等の情報が電子情報として読み取られて処理されるようになり、人手による手作業の場合と比較して誤りのない換金処理が可能となり、特殊景品の偽造等も容易に発見できるようになった。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−257219号公報(第4−6頁、第1図)
【特許文献2】
特開平8−336658号公報(第3−4頁、第1図)
【特許文献3】
特開平10−124631号公報(第3−5頁、第1図)
【特許文献4】
特開平10−256960号公報(第2−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来提案されている特殊景品読取装置では、バーコードやICチップを備えた特殊景品は、景品1個ずつ(1枚ずつ)読み取られるようになっており、景品情報の読取作業に時間がかかり、迅速な換金処理が行えないという問題があった。
特殊景品の交換では、一度に数十枚の景品が持ち込まれることもあり、景品1個ずつ、1枚ずつ読取作業を行う必要のある読取装置では、換金処理に長時間を要し、効率的な業務が困難となり、顧客も長時間待たされることになった。
また、このように特殊景品1個ずつ読取処理にかける従来の読取装置では、特殊景品を多数積み重ねた状態でソータと呼ばれる大型の分離装置にセットして、読取部に搬送するようになっていた。このため、ソータ部分の構造が大型化,複雑化し、読取装置の小型軽量化,低コスト化等が図れず、また、故障等が生じやすく信頼性に欠けるという問題もあった。
【0007】
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、複数の特殊景品を重ね合わせた状態で搭載部に置くだけで、各特殊景品の識別情報を読み取り、特殊景品に異常等がある場合には直ちに検出して警報等を発することができ、さらに、複数の景品が重ねられた状態のままで、正常な景品と異常景品とを一度で判別することが可能となり、複数の特殊景品の読取処理を迅速に行いつつ、不正等による異常景品を容易かつ確実に発見,特定することができる特殊景品及び特殊景品読取装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の特殊景品は、請求項1に記載するように、特殊景品と、特殊景品を読取処理する読取装置本体とを備え、特殊景品は、重ね合わせ可能な外形を有し、読取装置本体で読取可能な所定の識別情報を格納する記憶手段と、記憶手段に記憶された識別情報を無線送信する送信手段と、を備え、読取装置本体は、特殊景品を複数重ね合わせて搭載可能な景品搭載手段と、景品搭載手段に搭載された複数の特殊景品からの各識別情報を無線受信する受信手段と、受信された識別情報から景品数データを生成する識別情報景品数データ生成手段と、景品搭載手段に搭載された複数の特殊景品の物理量を測定する物理量測定手段と、物理量測定手段で測定された物理量から景品数データを生成する物理量景品数データ生成手段と、識別情報及び物理量から生成された景品数データを比較して、その一致不一致を検出する景品数データ比較手段と、を備える構成としてある。
【0009】
このような構成からなる本発明の特殊景品読取装置によれば、特殊景品が所定の識別情報を記憶,格納することにより、この識別情報を読取装置本体側で無線受信して読み取ることができる。
これにより、複数の特殊景品を読取装置本体に同時に搭載しても、識別情報によって一度に読取,集計処理が行えるようになる。
【0010】
また、読取装置本体に搭載された特殊景品は、物理量測定手段で物理量(例えば、重量や厚み,形状等)が計測されることにより、この物理量から、読取装置本体に実際に搭載された特殊景品の数を算出することができる。
そして、特殊景品の識別情報に基づいて読み取られた景品数と、測定された物理量から算出された景品数を比較,照合することにより、偽造や故障等により識別情報を読み取ることができない異常景品が含まれている場合には、直ちにこれを検出することができる。
【0011】
このようにして、本発明の特殊景品読取装置によれば、任意の数の特殊景品を重ね合わせた状態で搭載するだけで、複数の特殊景品を一度に読取処理することができ、かつ、偽造等の異常景品が含まれている場合には直ちに検出して警報等を発することができる。
これにより、迅速な計数・読取処理,換金処理と、偽造景品等の確実な判別,発見との両立が可能となる、従来には存在しない、優れた特殊景品読取装置を提供することができる。
【0012】
そして、具体的には、本発明に係る読取装置本体の物理量測定手段は、請求項2に記載するように、景品搭載手段に搭載された特殊景品の重量を測定する秤量手段により構成することができる。
また、請求項3に記載するように、読取装置本体の物理量測定手段は、景品搭載手段に搭載された特殊景品の高さを測定する高さ測定手段により構成することもできる。
さらに、請求項4に記載するように、読取装置本体の物理量測定手段は、景品搭載手段に搭載された特殊景品の画像データを取得する画像取得手段と、取得された画像データを解析して特殊景品の高さを演算する高さ演算手段により構成することもできる。
【0013】
このように、本発明に係る読取装置本体の物理量測定手段は、搭載手段上に重ね合わされて搭載された特殊景品の全重量を測定する手段(秤量手段)であっても良く、また、全高、すなわち、重ね合わされた特殊景品の厚みを測定する手段(高さ測定手段)であっても良い。
また、搭載手段に搭載された特殊景品の外形を撮影し、その画像データから特殊景品の高さ(厚み)を算出する手段(画像取得手段及び高さ演算手段)であっても良い。
【0014】
このように、物理量測定手段は、重ね合わされた特殊景品の実際の数を算出,計数することができる物理量を測定できるかぎり、どのような測定手段を採用することもできる。これにより、読取装置の大きさや形状、搭載される特殊景品の数や大きさ等に応じて、最適な物理量測定手段を採用することが可能となり、汎用性に優れた特殊景品読取装置を提供することができる。
なお、物理量測定手段は、少なくともいずれか一つを備えていれば良く、複数の物理量測定手段を併設することも可能である。二以上の物理量測定手段を同時に備えることにより、より信頼性の高い特殊景品数の算出が行えるようになる。
【0015】
さらに、本発明の特殊景品読取装置は、請求項5に記載するように、読取装置本体が、特殊景品から受信した識別情報を照合し、所定の照合結果情報を生成する照合手段と、照合手段の照合結果情報を該当する特殊景品に無線送信する送信手段と、を備え、特殊景品が、読取装置本体から送信される照合結果情報を無線受信する受信手段と、受信手段が照合結果情報を受信すると発光する発光手段と、を備えた構成としてある。
【0016】
このような構成からなる本発明の特殊景品読取装置によれば、板状やカード形状等の外形を有する特殊景品の隅部や外周部にLED等の表示機からなる発光手段を備え、識別情報の照合結果に応じて発光手段を発光(点灯,点滅等)させることができる。このようにすると、特殊景品が複数重ねられ、束ねられた状態であっても、特殊景品の向きに関係なく、いずれの特殊景品に異常があるかを一目で見分けることができる。
これにより、複数の特殊景品を一度に読取処理しつつ、偽造等の異常景品を直ちに発見,特定でき、より迅速な読取処理,換金処理と偽造景品の判別,発見の双方を確実に実現することができる。
【0017】
ここで、LED等からなる発光手段は、特殊景品の隅部や外周部の対向する位置、好ましくは対称位置に複数配設することにより、特殊景品がいずれの向きに重ね合わされた場合でも、発光手段を揃えて位置させることができる。
これにより、特殊景品を重ね合わせる際の位置合わせが不要となり、特殊景品読取装置上への搭載作業が容易に行え、かつ、発光手段が揃って位置することで、点灯,点滅の有無が明確に識別できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る特殊景品読取装置の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明に係る特殊景品読取装置の第一実施形態について、図1〜図2を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置を示す斜視図で、同図aは特殊景品を読取装置本体に搭載前の状態、同図bは搭載した状態である。
図2は、同じく本実施形態に係る特殊景品読取装置の全体構成を示すブロック図である。
【0019】
これらの図に示す本実施形態の特殊景品読取装置は、パチンコ機やパチスロ機(スロットマシン)等の遊技機において、遊技機の結果払い出されるパチンコ玉やパチスロメダル等の遊技媒体と交換に遊技者に提供される特殊景品を読取処理,計数処理するための装置であり、読取対象となる特殊景品10と、読取装置本体20を備えている。
特殊景品10は、既存の特殊景品と同様に、遊技媒体が遊技ホールの受付カウンタで計数処理され、計数された遊技媒体数に相当する特殊景品が遊技者に提供されるようになっている。そして、この特殊景品10が、読取装置本体20に搭載されて、所定の読取処理,計数処理を経て、現金への換金が行われるようになっている。
【0020】
[特殊景品]
特殊景品10は、図1a,bに示すように、重ね合わせ可能なカード形状をなす外形を有しており、カード形状の景品内部には、読取装置本体20で読み取り可能な所定の識別情報が格納されるようになっている。
具体的には、特殊景品10は、プラスチック樹脂等で形成されたカード基材の内部に、例えばRFIDやICチップ等の情報記憶手段が埋め込まれており、本実施形態では、読取装置本体20との間で非接触による情報の送受信が可能なRFID(Radio Frequency Identification)がカード内に埋設されるようになっている。
【0021】
RFIDは、所定の情報を記録した半導体と小型アンテナを埋め込んだ「タグ(RFタグ)」を対象物に取り付け、無線通信により所定の情報を読取装置側でピックアップすることで、当該対象物の認証等を可能とするもので、「タグ」は、読取装置側と非接触型であるために接点等の磨耗の心配もなく、また無電池のため対象物に合わせた加工や小型化・薄型化が可能となる。
本実施形態では、このRFIDの「タグ」をカード内に埋設することにより特殊景品10を構成している。
【0022】
より具体的には、特殊景品10は、RFIDチップと送受信アンテナ等がまとめて樹脂やガラスで封止されたRFタグがカード基材に埋め込まれて構成されており、図2に示すように、制御部11,電源供給部11a,メモリ12,送受信部13,アンテナ14の各部を備えている。
制御部11は、その上で実行されるプログラムにより、RFタグ全体の制御を行う。具体的には、制御部11は、メモリ12から所定の識別情報を読み出し、読取装置本体20へ送出する制御を行う。
電源供給部11aは、RFタグの各部に電源を供給するものである。RFタグは、それ自体電源を持たないが、読取装置本体20との通信可能なエリア内に位置する場合に、読取装置本体20から電源供給部11aに無線で電源供給信号が与えられ、これによりRFタグの各部が駆動されるようになっている。
【0023】
メモリ12は、例えばEEPROM(電気的に書き換え可能なROM)からなり、RFタグが埋め込まれる特殊景品に必要となる所定の識別情報を記憶している。ここで、メモリ12に格納される識別情報としては、特殊景品10の交換,換金処理に必要となる任意の情報とすることができ、例えば、景品のID番号(シリアル番号)や発行店舗名(ホール名),発行日時等の店舗情報や、特殊景品の買取金額等の価値情報等がある。このようにメモリ12に格納される所定情報は、読取装置本体20に読み取られてデータ処理されることになる。
送受信部13は、アンテナ14を介して読取装置本体20との間で信号を送受信する無線送受信手段である。
【0024】
[読取装置本体]
読取装置本体20は、特殊景品10に格納された所定の識別情報を読み取り可能な読取手段であり、例えば、特殊景品交換所の受付や事務所等に設置されるコンピュータ装置等で構成される。
具体的には、読取装置本体20は、図1及び図2に示すように、制御部21,メモリ22,送受信部23,景品搭載部(アンテナ板)24a,秤量部24b,操作部25,表示部26及びスピーカ27の各部を備えている。
【0025】
制御部21は、その上で実行されるプログラムにより、読取装置本体20全体の制御を行う制御手段である。
具体的には、制御部21は、特殊景品10から送られる所定の識別情報が景品搭載部24aのアンテナ板で受信されると、受信された識別情報から景品データ数を生成する(識別情報景品数データ)。
この識別情報景品数データは、識別情報を送信した特殊景品の数を示す景品数データであり、例えば、受信された識別情報のID番号等がカウントされることにより生成できる。
【0026】
また、制御部21は、景品搭載部24aの下側にある秤量部24bで搭載された特殊景品10の総重量が測定されると、その重量データから景品数データを生成する(物理量景品数データ)。
この物理量景品数データは、景品搭載部24aに搭載された実際の特殊景品の数を示す景品数データであり、例えば、測定された重量データが特殊景品一枚の重量で除算されることにより生成できる。
カード型の特殊景品の一枚あたりの重量は、例えば15g程度であり、秤量部24bで測定された総重量を15gで割った値が、景品搭載部24aに実際に搭載された特殊景品の数を示すことになる。
【0027】
そして、制御部21は、識別情報から得られた景品数データと、物理量(重量)から得られた景品数データとを比較し、その一致不一致を検出し、比較結果に応じて所定の出力を行うようになっている。
すなわち、両景品数データの比較処理の結果、両データが一致する場合には、正規の識別情報を送信した特殊景品数と景品搭載部24aに搭載された特殊景品数が一致しており、正常であると判定される。
この場合には、制御部21からの信号により、表示部26に正常に読み取られた特殊景品10の数や換金額等が表示されるとともに、スピーカ27を介して正常な読取処理が行われたことを示す音声等を発することができる。
【0028】
一方、両景品数データの比較処理の結果、両データが一致しない場合には、正規の識別情報を送信した特殊景品数と景品搭載部24aに搭載された特殊景品数が一致しないことになり、異常であると判定される。
異常となる場合としては、例えば、偽造や故障等により特殊景品10から識別情報が送信されない場合や、カウントされるID番号等が含まれない偽造された識別情報が送信されるような場合等があり、一般的には、物理量から判定される景品数データが識別情報から得られた景品数データより大きくなる場合である。この場合には、制御部21からの信号により、表示部26に異常が検出されたことを示す異常表示,エラー表示等が表示され、また、スピーカ27を介して異常検出を報知するアラーム音声等を発することができる。
なお、アラーム音声等の音量は、特集景品の計数処理を行う操作者には聞こえるが、特殊景品を持ち込んだ遊技者側には聞こえない程度に設定することが好ましい。このようにすれば、異常が検出された場合に、遊技者側に知られずに外部に通報,連絡等することができるようになる。
【0029】
メモリ22は、特殊景品10の読取処理,計数処理に必要となる所定のデータ,プログラムが格納され、また、各特殊景品10から送信された識別情報が格納されるようになっている。
送受信部23は、アンテナ板からなる景品搭載部24aを介して特殊景品10との間で信号を送受信する無線送受信手段である。
【0030】
景品搭載部24aは、特殊景品10を一又は二以上積み重ねて搭載可能な景品搭載手段であり、かつ、特殊景品10との間で信号を送受信するアンテナ板を構成している。本実施形態では、景品搭載部24aには、同時に5個の特殊景品10が搭載され、各景品からの識別情報が読取可能となっている。
この景品搭載部24aを介して受信された各特殊景品10からの識別情報に基づき、制御部21の制御により、識別情報が送信された特殊景品数を示す識別情報景品数データが生成されることになる。
【0031】
秤量部24bは、景品搭載部24aに搭載された特殊景品10の総重量を測定する重量測定手段であり、本発明における物理量測定手段となっている。
この秤量部24bで特殊景品10の総重量データが測定されることにより、制御部21の制御により、総重量データが特殊景品10の一枚分の重量で除算されて、景品搭載部24aに実際に搭載された特殊景品数を示す物理量景品数データが生成されることになる。
なお、景品搭載部24aと特殊景品10との間で送受信される無線力は微弱であり、秤量部24bにおける測定結果が影響を受けることはない。
【0032】
操作部25は、読取開始用のボタンやテンキー等の入力キーを備えた操作手段で、読取装置本体20の動作に必要となる各種の操作が入力できるようになっている。
表示部26は、液晶表示装置等からなる表示手段であり、読取装置本体20における処理内容や処理結果、例えば、特殊景品10の読取結果(景品枚数,換金金額)や景品の正常又は異常の検出結果や異常の場合のエラー表示等、所定の情報が文字,数字等で画面表示される。
スピーカ27は、読取装置本体20における処理内容や処理結果等を音声で知らせるための音声発生手段であり、読取処理の正常又は異常の検出結果や異常の場合のアラーム音声等を発するようになっている。
【0033】
[特殊景品の読取動作]
次に、以上のような構成からなる本実施形態の特殊景品読取装置の動作について説明する。
まず、読取対象となる特殊景品10は、予め決められた所定個数、例えば5個一束に重ね合わされた状態で、読取装置本体20の景品搭載部24aに搭載される。景品搭載部24aの搭載された特殊景品10は、読取装置本体20から無線で電源が供給される。この起電力によって各特殊景品10のRFタグの制御部11は、メモリ12に格納されている所定の識別情報、すなわち当該特殊景品10の店舗情報や価値情報等を送出する。
【0034】
読取装置本体20では、各特殊景品10から送出された識別情報を景品搭載部24aのアンテナ板と送受信部23を介し受信する。そして、この特殊景品10からの識別情報に基づき、読取装置本体20の制御部21は、読み取られた識別情報数をカウントし、識別情報景品数データを生成する。
同時に、景品搭載部24aに搭載された特殊景品10は、下側の秤量部24bで総重量が測定される。そして、測定された特殊景品10の総重量データに基づき、制御部21は、総重量を特殊景品10の一枚あたりの重量で除算し、物理量景品数データを生成する。
【0035】
そして、制御部21では、生成された識別情報景品数データと物理量景品数データを比較照合し、両データが一致する場合には、読取対象の特殊景品中には偽造,変造等の異常がないと判定される。
従って、この場合には、読み取られた識別情報に基づき、所定の計数処理,換金処理が行われ、特殊景品の数量,換金金額等がデータ処理される。
これにより、特殊景品10は、相当金額の現金と換金されることになる。
【0036】
一方、比較照合された両データが一致しない場合には、読取対象の特殊景品中に所定の識別情報を送信しない偽造,変造,故障等のある景品が含まれていると判定される。
従って、この場合には、制御部21からの信号により、表示部26に所定のエラー表示や警告表示が表示されるとともに、スピーカ27を介して所定のアラーム音や警告音が発せられる。
これにより、読取対象中に異常景品が含まれている場合には、その場で直ちに対応が可能となり、不正な換金行為等が行われることが未然に防止されることになる。
【0037】
[物理量測定手段の変更例]
以上説明した本実施形態の読取装置本体20では、本発明に係る物理量測定手段として、景品搭載部24aに搭載された特殊景品10の重量を測定する秤量部24bを備えていたが、本発明に係る物理量測定手段は、重量を測定する秤量手段のみに限定されるものではない。
例えば、図3又は図4に示すように、景品搭載手段24aに搭載された特殊景品10の高さを測定する高さ測定部24c又は24dによって物理量測定手段を構成することができる。
【0038】
この場合には、図5に示すように、高さ測定部24c又は24dで測定された特殊景品10の高さ(厚み)を示すデータが制御部21に送出され、その高さデータから景品数データを生成する(物理量景品数データ)。例えば、測定された高さデータが特殊景品一枚分の厚みで除算されることにより生成される。
カード型の特殊景品の一枚あたりの厚みは、例えば5mm程度であり、高さ測定部24c又は24dで測定された高さ(厚み)を5mmで割った値が、景品搭載部24aに実際に搭載された特殊景品の数を示すことになる。
【0039】
ここで、このような高さ測定手段としては、例えば、図3に示すように、景品搭載部24aに搭載された特殊景品10の上面で反射される反射光を検出することによって高さを測定することができる。この場合には、景品搭載部24aの上方から特殊景品10の上面に向かってレーザ光を照射し、その反射光の変位を検出することで、搭載された特殊景品10の高さを測定することができる。
また、図4に示すように、景品搭載手段24aに搭載された特殊景品10の側面で遮られる投受光を検出することで高さを測定することもできる。この場合には、景品搭載部24aの搭載面と並行に投受光する投受光部を複数備え、特殊景品10が搭載されることで投受光が遮られた位置を検出することで、特殊景品10の高さを測定することができる。
【0040】
さらに、物理量測定手段としては、図6に示すように、景品搭載部24aに搭載された特殊景品10の画像データを取得する画像取得手段となるカメラ部24eによって構成することもできる。
この場合には、図7に示すように、カメラ部24eで取得された画像データを、高さ演算部24fにおいて解析して特殊景品10の高さ(厚み)を演算することができ、算出された特殊景品10の高さデータを制御手段21に送出することができる。
このように、本発明に係る物理量測定手段は、重ね合わされた特殊景品10の実際の数を算出,計数することができる物理量を測定できるかぎり、どのような測定手段を採用することもできる。従って、例えば読取装置本体20の大きさや形状、読取対象となる特殊景品10の数や大きさ等に応じて、最適な物理量測定手段を採用することが可能となる。
【0041】
なお、以上のような各種の物理量測定手段は、少なくともいずれか一つを備えていれば良く、複数の物理量測定手段を併設することも可能であり、二以上の物理量測定手段を同時に備えることにより、より信頼性の高い特殊景品数の算出が行えるようになる。
例えば、図8に示すように、景品搭載部24aに搭載された特殊景品10の重量を測定する秤量部24bと、特殊景品10の高さ(厚み)を測定する高さ測定部24c又は24dと、特殊景品10の画像データから高さを算出するカメラ部24e及び高さ演算部24fは、その全部又は一部を選択的に備えることが可能である。
また、重さや厚みを特殊景品の金額によって異ならせておき、物理量データから、特集景品10の数量だけでなく金額のチェックも同時に行える。例えば、2000円相当の特殊景品10は16g、1000円相当は15g等とすると、特殊景品10の重量から合計の換算金額を算出することが可能となる。
【0042】
以上説明したように、本実施形態に係る特殊景品読取装置によれば、特殊景品10が所定の識別情報を記憶,格納することにより、この識別情報10を読取装置本体20側の景品搭載部24aのアンテナ板で無線受信して読み取ることができる。これにより、特殊景品10を読取装置本体20に複数同時に搭載しても、無線送信される識別情報によって一度に読取,集計処理が行えるようになる。
また、読取装置本体20に搭載された特殊景品10は、例えば、重量や厚み,形状等の物理量が物理量測定手段(秤量部24b,高さ測定部24c−d,カメラ部24e及び高さ演算部24f)において測定されることにより、この物理量から、読取装置本体20の景品搭載部24aに実際に搭載された特殊景品10の数を算出することができる。
【0043】
そして、特殊景品10の識別情報に基づいて読み出された景品数と、測定された物理量(重量等)から算出された景品数を比較,照合することにより、偽造や故障等により識別情報を読み取ることができない異常景品が含まれている場合には、直ちにこれを検出することができる。
このようにして、本実施形態に係る特殊景品読取装置によれば、任意の数の特殊景品10を重ね合わせた状態で読取装置本体20に搭載するだけで、複数の特殊景品10を一度に読取処理,計数処理することができ、かつ、偽造等の異常景品が含まれている場合には直ちに検出して警報等を発することができる。
これにより、迅速な計数・読取処理,換金処理と、偽造景品等の確実な判別,発見との両立が可能となる、従来には存在しない、優れた特殊景品読取装置を実現することができる。
【0044】
[第二実施形態]
次に、本発明に係る特殊景品読取装置の第二実施形態について、図9〜図12を参照しつつ説明する。
図9は、本発明の第二実施形態に係る特殊景品読取装置を示す斜視図で、特殊景品を読取装置本体に搭載した状態である。
図10は、図9に示す特殊景品読取装置の全体構成を示すブロック図である。
図11は、本実施形態に係る特殊景品の発光手段の配設箇所の一例を示す図であり、(a)は特殊景品の平面図、(b)は特殊景品が複数積み重ねられた状態の斜視図である。
また、図12〜図14は、本実施形態に係る特殊景品の発光手段の配設箇所の他の一例を示す図であり、(a)は特殊景品の平面図、(b)は特殊景品が複数積み重ねられた状態の斜視図である。
【0045】
これらの図に示すように、本実施形態の特殊景品読取装置は、図1で示した第一実施形態の変更実施形態であり、RFタグを備えた特殊景品10に、カード外部から視認可能な発光手段としてLED15が備えられている。
そして、本実施形態では、特殊景品10の制御部11が、読取装置本体20からの所定の照合結果情報を受信すると、発光手段であるLED15を発光させる制御を行うようになっている。
これにより、本実施形態では、読取装置本体20で識別情報が読み取られた特殊景品10については、照合結果情報が送信されてLED15が発光することになり、識別情報が読み出せなかった異常景品については、LED15が発光しないようになる。従って、読取装置本体20で特殊景品10の異常が検出された場合に、複数ある特殊景品10のうち、LED15が発光しない景品が異常景品であることが一目でわかることになる。
【0046】
特殊景品10に備えられるLED15は、図10に示すように、読取装置本体20からの所定の照合結果情報が送受信部13で受信されると、制御部11の制御により発光する発光手段である。
そして、LED15は、特殊景品10が複数重ねられ、束ねられた状態において、外部から発光の有無が視認可能な位置に配設されるようになっており、一目で異常の有無が視認,判別できるようになっている。
例えば、LED15は、図11に示すように、特殊景品10のカード基材の隅部の少なくとも二箇所以上に配設することができる。また、LED15は、図12又は図13に示すように、特殊景品10のカード基材の外周部の少なくとも二箇所以上に配設することもできる。そして、特に、複数のLED15が、特殊景品10上の対向する位置、好ましくは対称位置に配設されるように形成することが望ましい。
さらに、図14に示すように、カード基板の外周端面の全周にわたって発光部分15を配設することもできる。この場合、カード全周に沿ってLEDを配設しても良く、また、カード内部に光散乱剤を混入して発光部としても良い。
【0047】
このようにすると、複数の特殊景品10がいずれの向きに重ね合わされた場合でも、各特殊景品10のLED15を全て同じ位置に揃えることができる。
これにより、特殊景品10を重ね合わせる際の位置合わせが不要となり、読取装置本体20上への搭載作業が容易に行え、かつ、特殊景品10をどの向きに置いてもLED15が揃って位置することで、発光の有無が明確に識別できるようになる。
【0048】
なお、LED15等の発光手段は、特殊景品10の隅部や外周の縁部の表面に直接、発光体が視認可能に露出するように配設,形成することもできるが、これ以外の構成を採ることも可能である。
例えば、LED15等の発光手段を特殊景品10のカード内部に埋設し、カード表面の所定方向に貫通する透光路とプリズムを介して、発光をカード表面に導出することで、カードの隅部等に発光部を形成することもできる。
このように、発光により特殊景品10の正常,異常を外部に視認させることができる限り、発光手段は、特殊景品10の表面に直接又は間接に発光するものであればどのような構造であっても良い。また、LED以外の発光体を採用することもできる。
【0049】
読取装置本体20は、本実施形態では、制御部21が、特殊景品10から受信した所定の識別情報に基づいて、メモリ22に格納された照合情報を読み出し、特殊景品10を照合処理を行う。
メモリ22には、予め、特殊景品10からの所定の識別情報と対比,照合される所定の照合情報が格納されている。
そして、照合処理の結果、特殊景品10が偽造,変造等のない正規景品である場合には、制御部21は、照合結果情報を生成し、該当する正規の特殊景品10側に送信するようになっている。
これにより、正常な特殊景品10は、読取装置本体20からの照合結果情報を受信することにより、制御部11の制御でLED15が発光することになる。
【0050】
一方、照合処理の結果、識別情報の全部又は一部に異常がある場合には、制御部21では照合結果情報が生成されない。
従って、異常景品の場合には、該当する特殊景品10側には照合結果情報が送信されず、その特殊景品10についてはLED15が発光しないことになる。
これにより、複数ある特殊景品10のうち、LED15の発光の有無によっていずれが異常景品であるか否かが一目でわかることになる。
このとき、制御部21の制御により、表示部26に異常表示等を表示したり、スピーカ27からアラーム音等を発することができることは第一実施形態の場合と同様である。
【0051】
このように、本実施形態に係る特殊景品読取装置によれば、カード形状の外形を有する特殊景品10の隅部や外周部にLED15を備え、識別情報の照合結果に応じてLED15を点灯,点滅等させることにより、特殊景品10が複数積み重ねられた状態であっても、いずれの特殊景品に異常があるかを一目で見分けることができるようになる。
これにより、複数の特殊景品10を一度に読取処理しつつ、偽造等の異常景品が含まれる場合に、その異常景品を直ちに発見,特定することができ、より迅速な読取処理と、より確実な異常景品の判別,発見とを両立させることが可能となり、従来には存在しない、優れた特殊景品及び特殊景品読取装置が実現できるようになる。
【0052】
以上、本発明の特殊景品読取装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る特殊景品読取装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、特殊景品はカード形状の外形を有していたが、本発明に係る特殊景品はカード形状のもののみに限定されるものではない。すなわち、読取装置本体上に重ねられ束ねられた状態で搭載,収納可能な形状であれば、どのような外形であっても良く、例えば、カード形状の他、板状や箱状,棒状等であっても良い。また、特殊景品は矩形のものに限らず、多角形状や円形状,楕円形状等であっても良い。
【0053】
また、読取装置本体についても、例えば景品搭載部の構造は、複数の特殊景品が搭載,収納可能であれば良く、上述した実施形態で示した特殊景品が平置きされる構造のみに限られない。
すなわち、景品搭載部は、複数の特殊景品が横方向に重ねられ束ねられて搭載される構造でもよく、また、複数の特殊景品が束ねられた状態で内部に挿入可能な凹部構造や中空構造,穴構造等を有していても良い。特に、特殊景品の重さを測定する秤量手段を備える場合、特殊景品は一塊りとして重さが測定できれば良く、例えば、棒状やサイコロ状等、特殊景品はどのような形状であっても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の特殊景品読取装置によれば、複数の特殊景品を重ね合わせた状態で搭載部に置くだけで、各特殊景品の識別情報を読み取り、特殊景品に異常等がある場合には直ちに検出して警報等を発することができ、さらに、複数の景品が重ねられた状態のままで、正常な景品と異常景品とを一目で判別することが可能となる。
これにより、本発明では、複数の特殊景品の読取処理が迅速に行えるとともに、不正等による異常景品を容易かつ確実に発見,特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置を示す斜視図で、特殊景品を読取装置本体に搭載する前の状態である。
【図1b】本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置を示す斜視図で、特殊景品を読取装置本体に搭載した状態である。
【図2】図1に示す特殊景品読取装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置の変更例を示す斜視図で、物理量測定手段として秤量部に換えて反射式の高さ測定部を備えた場合を示している。
【図4】図1に示す本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置の変更例を示す正面図で、物理量測定手段として秤量部に換えて投受光式の高さ測定部を備えた場合を示している。
【図5】図3又は図4に示す特殊景品読取装置の全体構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示す本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置の変更例を示す正面図で、物理量測定手段として秤量部に換えてカメラ部を備えた場合を示している。
【図7】図6に示す特殊景品読取装置の全体構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第一実施形態に係る特殊景品読取装置の変更例を示すブロック図で、物理量測定手段として秤量部,高さ測定部,カメラ部及び高さ演算部の三つの手段を備えた場合を示している。
【図9】本発明の第二実施形態に係る特殊景品読取装置を示す斜視図で、特殊景品を読取装置本体に搭載した状態である。
【図10】図9に示す特殊景品読取装置の全体構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第二実施形態に係る特殊景品の発光手段の配設箇所の一例を示す図であり、(a)は特殊景品の平面図、(b)は特殊景品が複数積み重ねられた状態の斜視図である。
【図12】本発明の第二実施形態に係る特殊景品の発光手段の配設箇所の他の一例を示す図であり、(a)は特殊景品の平面図、(b)は特殊景品が複数積み重ねられた状態の斜視図である。
【図13】本発明の第二実施形態に係る特殊景品の発光手段の配設箇所の他の一例を示す図であり、(a)は特殊景品の平面図、(b)は特殊景品が複数積み重ねられた状態の斜視図である。
【図14】本発明の第二実施形態に係る特殊景品の発光手段の配設箇所の他の一例を示す図であり、(a)は特殊景品の平面図、(b)は特殊景品が複数積み重ねられた状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 特殊景品
11 制御部
12 メモリ
13 送受信部
14 アンテナ
15 LED
20 特殊景品読取装置
21 制御部
22 メモリ
23 送受信部
24a 景品搭載部(アンテナ板)
24b 秤量部
24c 高さ測定部
24d 高さ測定部
24e カメラ部
24f 高さ演算部
25 操作部
26 表示部
27 スピーカ

Claims (5)

  1. 特殊景品と、特殊景品を読取処理する読取装置本体とを備え、
    特殊景品は、
    重ね合わせ可能な外形を有し、読取装置本体で読取可能な所定の識別情報を格納する記憶手段と、記憶手段に記憶された識別情報を無線送信する送信手段と、を備え、
    読取装置本体は、
    特殊景品を複数重ね合わせて搭載可能な景品搭載手段と、景品搭載手段に搭載された複数の特殊景品からの各識別情報を無線受信する受信手段と、受信された識別情報から景品数データを生成する識別情報景品数データ生成手段と、景品搭載手段に搭載された複数の特殊景品の物理量を測定する物理量測定手段と、物理量測定手段で測定された物理量から景品数データを生成する物理量景品数データ生成手段と、識別情報及び物理量から生成された景品数データを比較して、その一致不一致を検出する景品数データ比較手段と、を備える
    ことを特徴とする特殊景品読取装置。
  2. 読取装置本体の物理量測定手段が、景品搭載手段に搭載された特殊景品の重量を測定する秤量手段からなる請求項1記載の特殊景品読み取り装置。
  3. 読取装置本体の物理量測定手段が、景品搭載手段に搭載された特殊景品の高さを測定する高さ測定手段からなる請求項1又は2記載の特殊景品読み取り装置。
  4. 読取装置本体の物理量測定手段が、景品搭載手段に搭載された特殊景品の画像データを取得する画像取得手段と、取得された画像データを解析して特殊景品の高さを演算する高さ演算手段からなる請求項1,2又は3記載の特殊景品読み取り装置。
  5. 読取装置本体が、特殊景品から受信した識別情報を照合し、所定の照合結果情報を生成する照合手段と、照合手段の照合結果情報を該当する特殊景品に無線送信する送信手段と、を備え、
    特殊景品が、読取装置本体から送信される照合結果情報を無線受信する受信手段と、受信手段が照合結果情報を受信すると発光する発光手段と、を備えた請求項1,2,3又は4記載の特殊景品読取装置。
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