JP5285825B2 - 商品及び商品読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、新規な商品及び商品読取装置に関する。
遊技場の1つである、パチンコやスロットといった遊技機を取り揃えたパチンコホールで、遊技客はパチンコやスロットを用いて遊技を行うことができる。パチンコホールにおける遊技の終了時、遊技客は、手元に残ったパチンコ玉やスロットのメダルを、その多寡に応じてさまざまな賞品と交換することができる。賞品の中の1つとして、遊技客が好んでよく持ち帰る一定の商品が存在し、パチンコホールから遊技客へこの一定商品を含む各種賞品が渡される。遊技客は、この一定商品を第三者が経営するショップ(景品買取ステーション)に持ち込むことにより売買取引を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ショップでは、例えば、特許文献2に記載のカード型の一定商品に内蔵のICチップに記憶されている所定の識別情報を読み取り可能な商品読取装置が使用される。この商品読取装置は、重ね合わされた複数枚の一定商品から所定の識別情報を無線受信して照合し、該識別情報に異常がない場合に所定の照合結果情報を生成し、該照合結果情報を該当する一定商品に無線送信する。そして、照合結果情報を無線受信した一定商品は、内蔵されているLEDを点灯するようになっている。
特開2000−70537号 特許4272909号
上述の従来技術では、先ず、商品読取装置にて一定商品から所定の識別情報を無線受信し、次に、商品読取装置にて照合結果情報を一定商品に無線送信するという動作を行う必要があるため時間が掛かり実用上読取枚数を増やすことができないという問題がある。
また、LEDが点灯していない一定商品をユーザが異常と視認して取り除くようにしているが、複数枚の一定商品が重ね合わされているためLED同士が相互に照らしあって干渉することになり、LEDが点灯していない一定商品をユーザが見落としたり、LEDが点灯している一定商品をユーザが異常と誤視認して取り除いてしまうおそれがある。
また、重ね合わされた一定商品が何枚あるかは認識されていないため、全ての一定商品の識別情報を読み取って処理したか否かが不明となるおそれがある。
また、商品読取装置にて通信するためのアンテナは重ね合わされた複数枚の一定商品の下方に設けられているため、重ね合わされる一定商品の枚数が多くなるほど上部の一定商品とは通信が困難になってくる。よって、通信可能な一定商品の枚数は例えば5枚程度と非常に少ないものとなっている。
また、商品読取装置にて識別情報が一度読み取られた一定商品(二度読み商品)がこれから読み取ろうとする一定商品の中に混在していた場合でも、二度読み商品の識別情報に異常がない場合は所定の照合結果情報を生成し、該照合結果情報を二度読み商品に無線送信してしまう。そして、照合結果情報を無線受信した二度読み商品は、内蔵されているLEDを点灯するので、ユーザは二度読みであることに気が付かないおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、新規な商品及び商品読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の商品は、商品読取装置により読取可能な所定の識別情報を格納した商品であって、重ね合わせ可能な形状の本体と、前記本体に内蔵され、前記識別情報を格納する記憶手段と、前記本体に内蔵され、前記商品読取装置から無線送信される所定の照合情報を無線受信する商品用受信手段と、前記本体に内蔵され、前記商品読取装置に前記識別情報を無線送信する商品用送信手段と、前記照合情報と前記識別情報とを比較して一致していると判断したときに前記識別情報を無線送信する商品用制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、光を発して外部から視認可能なように前記本体側面の枠内に設けられた発光体を備え、前記商品用制御手段は、前記照合情報と前記識別情報とを比較して一致していると判断したときに前記発光体を点灯させることを特徴とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の商品読取装置は、商品に格納された所定の識別情報を読み取り可能な商品読取装置であって、請求項1又は2に記載の商品を1又は2枚以上重ね合わせて搭載可能な商品搭載手段と、該商品搭載手段に搭載された1又は2枚以上の前記商品の高さを超音波により検出する超音波検出手段と、前記商品搭載手段に搭載された1又は2枚以上の前記商品に所定の照合情報を無線送信する装置用送信手段と、前記商品搭載手段に搭載された1又は2枚以上の前記商品から前記識別情報を無線受信する装置用受信手段と、前記超音波検出手段により検出した前記商品の高さから前記商品の枚数を求めると共に、前記装置用受信手段により無線受信した前記識別情報の受信カウント数から前記商品の枚数を求め、前記商品の高さから求めた前記商品の枚数と、前記送信カウント数から求めた前記商品の枚数とが一致するときは、次の処理を行う装置用制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、前記装置用受信手段及び前記装置用送信手段に接続され、前記商品搭載手段に搭載された1又は2枚以上の前記商品に沿うように該商品搭載手段に設けられたアンテナを備えたことを特徴とする。
また、前記装置用制御手段は、前記識別情報を読み取って処理した際に、該識別情報が既に処理されていた場合、前記装置用送信手段から当該商品に前記発光体を消灯させる信号を送信することを特徴とする。
本発明によれば、商品読取装置にて所定の照合情報を商品に無線送信する1回の動作のみで、全ての商品にて自己判断により所定の識別情報を商品読取装置に無線送信する。よって、商品に掛かる読取時間を大幅に短縮させることができる。
また、発光体が商品の本体側面の枠内に設けられているので、複数の商品を重ね合わせたときでも相互の光が干渉しあうことを防止することができ、発光体が点灯しているか消灯しているかを確実に視認することができる。よって、発光体が点灯していない商品のみをユーザは確実に視認して取り除くことができる。
また、超音波と信号により商品の枚数をダブルチェックしてそれらの枚数が一致するときのみ次の処理を行うようにしている。よって、全ての商品を洩れなく確実に処理することができる。
また、重ね合わせた全ての商品に沿うようにアンテナを設けているので、重ね合わされる商品の枚数が多くなっても全ての商品と確実に通信を行うことができる。
また、識別情報が既に処理されていた二度読み商品の場合は二度読み商品の発光体を消灯させるようにしているので、二度読み商品を確実に取り除くことができる。
人気商品を含む商品の遊技場から遊技客への流れを示す図である。 一般的な人気商品の流れを示す図である。 本発明の実施形態の商品読取装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態の人気商品を示す斜視図である。 図3及び図4に示す商品読取装置及び人気商品のブロック図である。 図3に示す商品読取装置の動作を説明する第1のフローチャートである。 図3に示す商品読取装置の動作を説明する第2のフローチャートである。
図1の遊技場1は、パチンコやスロットといった遊技機を取り揃えたパチンコホールを一例として挙げることができる。遊技客2とは、遊技場1でパチンコやスロットを用いた遊技を行う顧客の事である。遊技場1における遊技の終了時、遊技客2は、手元に残ったパチンコ玉やスロットのメダルを、その多寡に応じてさまざまな賞品と交換することが可能である。遊技場1から遊技客2へ賞品が渡されるため、この流れを図中の矢印によって示した。
賞品には、菓子、タバコ、CD、時計、宝飾品など様々な種類のものがあり、その中の1つとして、上述した一定商品が存在する。一定商品の例として、「人気」(登録商標、登録番号:第5031027号、権利者:ヒロユー株式会社)をもつものを挙げることができる。以下、この商品を、単に、「人気商品」と記述する。人気商品は、遊技場1から遊技客2へ渡される賞品の一種であり、通常の賞品とくらべると非常に流動性が高く、市中でも売買取引がおこなわれ、流通やリサイクル活動がおこなわれている。人気商品には、貴金属製の物品(メダル・ペン先・タイピン等)を挿入したカード型のものなど、種々の形状のものが存在するが、その取引額は挿入された貴金属製の物品の価値などに応じて変わり、例えば、「100円」,「500円」,「1,000円」,「5,000円」の4種がある。
市中に流通した人気商品は、遊技場とはまったく関係の無い、独立した第三者が経営するショップや流通業者によって取引が行われる。図2に、その一例を示す。図中の業者3とは、例えばショップであり、市中に流通した人気商品を売買する店舗のことである。業者4とは、例えば集荷業者であり、業者3から人気商品を買い取って集荷し、リサイクルを行う業者のことである。本図においては、話を簡単化するため、額面100円相当の人気商品の取引を図示している。業者3は人気商品を業者4へ売ることによって収益を得る。この例の業者3は、100円の人気商品に対してP円の手数料を上乗せし、(100+P)円で業者4へ売却している。換言すれば、業者3と業者4の間の取引価格は(100+P)円であり、前者から後者へと人気商品が流れ、逆向きにお金が流れる様子が図示されている。
また、図中の業者5とは、例えば配送業者であり、業者4から人気商品を買い取り、遊技場1へ配送する業者のことである。業者4は、業者3から買い取った人気商品を、業者5へ売ることによって収益を得る。この例では、業者4は、(100+P)円で買い取った人気商品に対し、(Q−P)円の手数料を上乗せし、(100+Q)円で売却している。換言すれば、業者4と業者5との間の取引価格は(100+Q)円であり、前者から後者へ人気商品が流れ、逆向きにお金が流れる様子が図示されている。
さて、業者5は、業者4から買い取った人気商品を、遊技場1へ売ることによって収益を得る。この例では、業者5は、(100+Q)円で買い取った人気商品に対し、(R−Q)円を上乗せし、(100+R)円で売却している。換言すれば、業者5と遊技場1の間の取引価格は(100+R)円であり、前者から後者へ人気商品が流れ、逆向きにお金が流れる様子が図示されている。
業者3、すなわちショップでは、遊技客2から持ち込まれた人気商品を売買することになるため、人気商品に格納された所定の識別情報を読み取り可能な商品読取装置が使用されることになる。なお、商品読取装置は、業者3のみならず、業者4や業者5においても使用可能である。以下に図3から図5を参照して本実施形態の商品読取装置30及び人気商品40について説明する。
図3及び図5に示すように、本実施形態の商品読取装置30は、装置用制御部31、表示部32、操作部33、モデム34、メモリ35、プリンタ部36、装置用送受信部37、アンテナ板38aを有する商品搭載部38、超音波センサ部39等を備えている。
装置用制御部31では、予め格納されているプログラムにより、商品読取装置30全体の制御が行われる。
表示部32は、液晶ディスプレイ等からなり、この表示部32には、商品読取装置30における例えば、人気商品40の識別情報の処理内容や処理結果(換金金額等)等の所定の情報が文字、数字等で画面表示される。
操作部33は、読取開始用の開始スイッチ33a、読取終了用の終了スイッチ33b、読取取消用の取消スイッチ33c、テンキー33d等の入力キーを備え、この操作部33では、ユーザにより商品読取装置30の動作に必要となる各種の操作が行われる。
モデム34では、外部の装置、例えばホストコンピュータ等との通信が行われる。
メモリ35には、人気商品40にて所定の識別情報と対比、照合される所定の照合情報や二度読みデータ、例えば、二度読み件数(例えば、0〜5000枚)及び二度読み時間(例えば、0〜900秒)等が格納される。この照合情報としては、例えば、大分類データ(例えば、地域コード)、小分類データ(例えば、店番号)、金種データ(例えば、5000円、1000円、500円、100円等)等がある。
プリンタ部36は、熱転写プリンタ等からなり、このプリンタ部36では、商品読取装置30における例えば、人気商品40の識別情報の処理内容や処理結果(換金金額等)等の所定の情報が文字、数字等で紙印刷される。
装置用送受信部37では、商品搭載部38のアンテナ板38aを介して人気商品40との間で信号が無線で送受信される。
商品搭載部38には、人気商品40を1又は2枚以上積み重ねて搭載可能であり、搭載した人気商品40の背面側に人気商品40との間で信号を無線で送受信するアンテナ板38aが備えられている。このように商品搭載部38に搭載した人気商品40の背面側に全人気商品40に沿うようにアンテナ板38aを配置しているので、商品搭載部38に例えば30枚の人気商品40を積み重ねて搭載しても全人気商品40と同一の近距離で通信を確実に行うことができる。
なお、アンテナ板を大きくしたり、アンテナ板の個数を複数にすることにより、100枚以上の人気商品と通信可能になる。
超音波センサ部39は、商品搭載部38に搭載した人気商品40の上方に配置されており、超音波(例えば230KHz)を出射し反射してきた超音波を入射することができる。
図4に示すように、本実施形態の人気商品40は、プラスチック樹脂等で形成された重ね合わせ可能なカード形状をなす本体41を有しており、本体41内部には、RFID(Radio Frequency Identification)チップと送受信アンテナ等が樹脂やガラスで封止されたRFタグ42が埋め込まれている。ここで、RFタグ42は、無線通信により人気商品40の認証等を可能とするもので、商品読取装置30側と非接触型であるために接点等の磨耗の心配もなく、また電池が不要であるため常時使用可能となる。
図5に示すように、RFタグ42は、商品用制御部43、電源供給部44、メモリ45、商品用送受信部46、アンテナ47、LED(発光体)48等を備えている。
商品用制御部43では、予め格納されているプログラムにより、RFタグ42全体の制御が行われる。
電源供給部44は、RFタグ42の各部に電源を供給するものである。RFタグ42は、それ自体電源を持たないが、商品読取装置30との通信可能なエリア内に位置する場合に、商品読取装置30から電源供給部44に電源供給信号が与えられ、これによりRFタグ42の各部が制御される。
メモリ45は、例えば、EEPROM(電気的に書き換え可能なROM)からなり、このメモリ45には、所定の識別情報が格納されている。この識別情報としては、例えば、大分類データ(例えば、地域コード)、小分類データ(例えば、店番号)、金種データ(例えば、5000円、1000円、500円、100円等)、連番等がある。
商品用送受信部46では、アンテナ47を介して商品読取装置30との間で信号が無線で送受信される。
LED48は、図4に示すように、外部から視認可能なように本体41の平行な2つの側面の中央枠内に設けられている。本例ではLED48を1つの側面に1箇所設けたが、複数箇所設けてもよく、また、側面の中央枠内に設けたが、側面の左右どちらかにずれた位置の枠内に設けてもよく、また、LED以外の発光体であってもよい。このようにLED48を本体41の側面の枠内に設けているので、商品読取装置30の商品搭載部38に複数の人気商品40を重ね合わせたときでも相互の光干渉を防止することができる。すなわち、側面の枠内のみの発光なので上下面に光が漏れず、重なり合った人気商品40でも光干渉を防止できる。また、人気商品40をいずれの向きに重ね合わせても、各人気商品40のLED48を一直線状に揃えることができ、LED48の状態を迅速かつ明確に識別できる。
次に、以上のような構成からなる本実施形態の商品読取装置30及び人気所品40の動作について図6及び図7のフローチャートを参照して説明する。先ず、図6に示すように、商品読取装置30の超音波センサ部39に対するティーチング処理を行う。すなわち、ユーザにより開始スイッチ33aが押されると、装置用制御部31は、超音波センサ部39から超音波を出射させる。この超音波は、人気商品40が搭載されていない商品搭載部38の底面で反射されて超音波センサ部39に入射する。これにより、人気商品40の搭載枚数が0枚のときの超音波センサ部39から商品搭載部38の底面までの距離Doを計測することができ、装置用制御部31は、該計測距離Doをメモリ35へ記録する(ステップS1,S2)。
そして、ユーザによりX枚の人気商品40が商品搭載部38に搭載され、開始スイッチ33aが押されると、装置用制御部31は、超音波センサ部39から超音波を出射させる。この超音波は、商品搭載部38に搭載された最上部の人気商品40で反射されて超音波センサ部39に入射する。これにより、人気商品40の搭載枚数がX枚のときの超音波センサ部39から最上部の人気商品40までの距離Dxを計測することができ、装置用制御部31は、該計測距離Dxをメモリ35へ記録する(ステップS3,S4)。
そして、装置用制御部31は、メモリ35から計測距離Doと計測距離Dxとを読み出し、計測距離Doと計測距離Dxとを減算して枚数Xにより徐算することにより、1枚の人気商品40の高さ(厚さ)tを求めてメモリ35へ記録する(ステップS5)。以上によりティーチング処理が完了する。なお、このティーチング処理は、商品読取装置30を最初に使用するとき、人気商品40の厚さが変わったときなど、必要に応じていつでも行うことができる。
次に、図7に示すように、商品読取装置30の読取処理を行う。すなわち、ユーザにより任意枚数の人気商品40が商品搭載部38に搭載され、開始スイッチ33aが押されると、装置用制御部31は、超音波センサ部39により最上部の人気商品40までの距離Dmを計測させる(ステップS11)。なお、この距離Dmの計測時には、コールドスタート時における超音波センサ部39の出力電圧の補正をするとともに、超音波センサ部39近くの温度を測定して超音波の音速の補正をすることにより、距離Dmに対し補正演算を行う。そして、装置用制御部31は、メモリ35から計測距離Doと人気商品40の高さtを読み出し、計測距離Doと計測距離Dmとを減算して人気商品40の高さtにより徐算することにより、人気商品40の枚数Mを求めてメモリ35へ記録する(ステップS12)。そして、装置用制御部31は、メモリ35から各人気商品40の照合情報のうち大分類データを読み出し、装置用送受信部37を介して各人気商品40に大分類データを無線送信する。
人気商品40において商品用制御部43は、メモリ45から識別情報のうち大分類データを読み出し、商品用送受信部46を介して無線受信した大分類データと、メモリ45から読み出した大分類データとを比較、照合して一致しているか否かを判断する。そして、商品用制御部43は、大分類データが一致していると判断したときは、商品読取装置30に識別情報のうち小分類データ及び金種データを無線送信すると共にLED48を点灯させる(ステップS13)。このように、商品読取装置30にて所定の照合情報を人気商品40に無線送信する1回の動作のみで、全ての人気商品40にて自己判断により所定の識別情報を商品読取装置30に無線送信する。よって、人気商品40に掛かる読取時間を大幅に短縮させることができる。
なお、装置用制御部31は各人気商品40に大分類データを無線送信し、人気商品40は無線受信した大分類データと、メモリ45から読み出した大分類データとを比較、照合することを説明したが、データは大分類データに限定されるものではなく、他のデータを含めてもよいことはもちろんである。場合によっては、人気商品40の良否判定にかかわるすべての情報(大分類データ、小分類データなど)を、商品読取装置30から人気商品40へ無線送信し、これらをすべて商品用制御部43で自己判断させるような方式も可能である。
装置用制御部31は、装置用送受信部37を介して無線受信した小分類データ及び金種データの受信カウント数から人気商品40の枚数Nを求めてメモリ35へ記録する(ステップS14)。そして、装置用制御部31は、各人気商品40が正常であるか否か判断する。すなわち、メモリ35から小分類データ、金種データ及び二度読みデータを読み出し、装置用送受信部37を介して無線受信した小分類データと、メモリ35から読み出した小分類データとを比較、照合して一致しているか否かを判断する(ステップS15)。装置用制御部31は、小分類データが一致していないときは、該当する人気商品40のLED48を消灯させる信号を装置用送受信部37を介して該当する人気商品40に無線送信すると共に、小分類データエラーとして表示部32にその旨を表示する(ステップS16)。人気商品40において商品用制御部43は、商品用送受信部46を介してLED48を消灯させる信号を無線受信したら、点灯しているLED48を消灯する。このときはユーザにより取消スイッチ33cが押され、LED48が点灯していない人気商品40が商品搭載部38から取り出され、開始スイッチ33aが再度押されて上述の処理が行われる。
装置用制御部31は、小分類データが一致しているときは、装置用送受信部37を介して無線受信した金種データと、メモリ35から読み出した金種データとを比較、照合して、無線受信した金種データがメモリ35から読み出した金種データのいずれかと一致しているか否かを判断する(ステップS15)。装置用制御部31は、金種データが一致していないときは、該当する人気商品40のLED48を消灯させる信号を装置用送受信部37を介して該当する人気商品40に無線送信すると共に、金種データエラーとして表示部32にその旨を表示する(ステップS16)。人気商品40において商品用制御部43は、商品用送受信部46を介してLED48を消灯させる信号を無線受信したら、点灯しているLED48を消灯する。このときはユーザにより取消スイッチ33cが押され、LED48が点灯していない人気商品40が商品搭載部38から取り出され、開始スイッチ33aが再度押されて上述の処理が行われる。
装置用制御部31は、金種データが一致しているときは、メモリ35から読み出した二度読みデータに基づいて、人気商品40が二度読み商品であるか否かを判断する。具体的には、該人気商品40が、二度読み件数と二度読み時間内に買取されていたときは二度読み商品であると判断する(ステップS15)。そして、装置用制御部31は、該当する人気商品40のLED48を消灯させる信号を装置用送受信部37を介して該当する人気商品40に無線送信すると共に、二度読みデータエラーとして表示部32にその旨を表示する(ステップS16)。人気商品40において商品用制御部43は、商品用送受信部46を介してLED48を消灯させる信号を無線受信したら、点灯しているLED48を消灯する。このときはユーザにより取消スイッチ33cが押され、LED48が点灯していない人気商品40が商品搭載部38から取り出され、開始スイッチ33aが再度押されて上述の処理が行われる。なお、過去に読み取った人気商品40のデータは全てメモリ35に記録されている。
二度読み件数及び二度読み時間を設定することにより、正常なサイクルで業者間を経由してきた人気商品を二度読みと判断してしまうことを防止できる等、状況に応じて二度読み判断の過誤を防止できる。また、二度読み件数を0枚、二度読み時間を0秒と設定することにより二度読みチェック機能を無効とすることができる。また、小分類チェック及び二度読みチェックは省略してもよい。
装置用制御部31は、人気商品40が二度読み商品でないときは、人気商品40の高さtから求めた人気商品40の枚数Mと受信カウント数から求めた人気商品40の枚数Nとをメモリ45から読み出して両者が一致しているか否かを判断し(ステップS17)、枚数M,Nが一致していないときは枚数エラーとして表示部32にその旨を表示する(ステップS18)。このときはユーザにより取消スイッチ33cが押され、LED48が点灯していない人気商品40が商品搭載部38から取り出され、開始スイッチ33aが再度押されて上述の処理が行われる。複数の人気商品40を重ね合わせたときでも相互の光干渉を防止することができるので、LED48が点灯しているか消灯しているかを確実に視認することができる。よって、LED48が点灯していない人気商品40のみをユーザは確実に視認して取り除くことができる。
一方、枚数M,Nが一致したときは次の処理として表示部32に人気商品40の高さtから求めた人気商品40の枚数Mと受信カウント数から求めた人気商品40の枚数Nを表示部32に表示すると共に、金種毎の枚数や合計金額等を表示部32に表示する(ステップS19)。そして、ユーザにより人気商品40が商品搭載部38から取り出され、読取処理を続行するときは開始スイッチ33aが再度押されるのでステップS11に戻って上述の処理を繰り返し、読取処理を取り消すときは取消スイッチ33cが押され、読取処理を終了するときは終了スイッチ33bが押されるので表示部32に読み取った全人気商品40の枚数を表示してメモリ35へ記録し(ステップS20,S21)、読取処理を終了する。そして、ユーザは、表示部32の表示結果に基づいて換金処理等を行う。
以上のように、超音波と信号により人気商品40の枚数をダブルチェックしてそれらの枚数が一致するときのみ識別情報を読み取って処理している。よって、全ての人気商品40を確実に処理することができる。また、商品搭載部38の背面に1枚毎の人気商品40の高さ(厚さ)をスケール表示すると共に数字表示しておくことにより、人気商品40の枚数をトリプルチェックすることができ、全ての人気商品40をさらに確実に処理することができる。なお、商品枚数の計測には、超音波だけでなく、レーザー等を利用する距離測定装置を用いてもよい。
人気商品に掛かる読取時間について、本発明の方法と従来の方法を比較した。
本発明の方法は、上述したとおりである。すなわち、装置用制御部31は、メモリ35から各人気商品40の照合情報のうち大分類データを読み出し、装置用送受信部37を介して各人気商品40に大分類データを無線送信する。人気商品40において商品用制御部43は、メモリ45から識別情報のうち大分類データを読み出し、商品用送受信部46を介して無線受信した大分類データと、メモリ45から読み出した大分類データとを比較、照合して一致しているか否かを判断する。そして、商品用制御部43は、大分類データが一致していると判断したときは、LED48を点灯させる。
従来の方法としては次のようにした。すなわち、個々の人気商品40の商品用制御部43は、メモリ45から各人気商品40の識別情報のうち大分類データを読み出し、商品用送受信部46を介して商品読取装置30に大分類データを無線送信する。商品読取装置30において装置用制御部31は、メモリ35から照合情報のうち大分類データを読み出し、装置用送受信部37を介して無線受信した大分類データと、メモリ35から読み出した大分類データとを比較、照合して一致しているか否かを判断する。そして、装置用制御部31は、大分類データが一致していると判断したときは、該当する人気商品40のLED48を点灯させる信号を装置用送受信部37を介して該当する人気商品40に無線送信する。人気商品40において商品用制御部43は、商品用送受信部46を介してLED48を点灯させる信号を無線受信したら、LED48を点灯する。
この従来の方法による人気商品に掛かる読取時間を、本発明の方法による人気商品に掛かる読取時間を比較すると、従来の方法では1枚の人気商品に対して約0.2秒かかるのに対して、本発明の方法では約0.1秒であった。このように、従来の方法に比較して本発明の方法では、人気商品に掛かる読取時間を大幅に短縮することができる。
なお、本発明は上述の発明を実施するための形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
1‥‥遊技場、2‥‥遊技客、3,4,5‥‥業者、30‥‥商品読取装置、31‥‥装置用制御部、32‥‥表示部、33‥‥操作部、34‥‥モデム、35‥‥メモリ、36‥‥プリンタ部、37‥‥装置用送受信部、38a‥‥アンテナ板、39‥‥超音波センサ部、40‥‥人気商品、41‥‥本体、42‥‥RFタグ、43‥‥商品用制御部、44‥‥電源供給部、45‥‥メモリ、46‥‥商品用送受信部、47‥‥アンテナ、48‥‥LED

Claims (5)

  1. 商品を2以上重ね合わせて搭載可能な商品搭載手段と、
    前記商品搭載手段に搭載された2以上の前記商品に、照合情報を1回の動作で無線送信する装置用送受信手段と、を備えた商品読取装置であり、
    前記商品は、識別情報を格納する記憶手段と、前記照合情報を無線受信する商品用送受信手段と、前記照合情報と前記識別情報とを比較して一致しているか否かを判断する商品用制御手段とを備え、
    前記商品は、光を発して外部から視認可能な発光体を備え、
    前記商品用制御手段は、前記照合情報と前記識別情報が一致していると判断したときに前記発光体を点灯させる、
    商品読取装置。
  2. 商品を2以上重ね合わせて搭載可能な商品搭載手段と、
    前記商品搭載手段に搭載された2以上の前記商品に、照合情報を1回の動作で無線送信する装置用送受信手段と、を備えた商品読取装置に対して用いられる商品であり、
    前記商品は、識別情報を格納する記憶手段と、前記照合情報を無線受信する商品用送受信手段と、前記照合情報と前記識別情報とを比較して一致しているか否かを判断する商品用制御手段とを備え、
    前記商品は、光を発して外部から視認可能な発光体を備え、
    前記商品用制御手段は、前記照合情報と前記識別情報が一致していると判断したときに前記発光体を点灯させる、
    商品。
  3. 照合情報を格納する記憶手段と、
    商品を1又は2以上重ね合わせて搭載可能な商品搭載手段と、
    前記商品搭載手段に搭載された1又は2以上の前記商品から無線送信された、一部の識別情報を無線受信する装置用送受信手段と、
    前記一部の識別情報と前記照合情報が一致しているか否か、または前記一部の識別情報が既に処理されていたか否かを判断する装置用制御手段とを備え、
    前記装置用制御手段は、前記一部の識別情報と前記照合情報が一致していない、または前記一部の識別情報が既に処理されていたと判断した場合、前記装置用送受信手段から前記商品に発光体を消灯させる信号を無線送信する、
    商品読取装置。
  4. 請求項に記載の商品読取装置に対して用いられる商品。
  5. 請求項に記載の商品読取装置に対して用いられる商品であり、
    前記商品は、商品用制御手段を有し、
    前記商品用制御手段は、商品用送受信手段を介して発光体を消灯させる信号を無線受信した場合、点灯している前記発光体を消灯する、
    商品。

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