JP2001283148A - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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- JP2001283148A JP2001283148A JP2000101263A JP2000101263A JP2001283148A JP 2001283148 A JP2001283148 A JP 2001283148A JP 2000101263 A JP2000101263 A JP 2000101263A JP 2000101263 A JP2000101263 A JP 2000101263A JP 2001283148 A JP2001283148 A JP 2001283148A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】データの改竄や偽造が困難で、データ保護機能
が高いことはもとより、小型化を図れ、しかも換金時間
を短縮できる読取装置を提供する。 【解決手段】先端部にID情報、精算金額情報、セキュ
リティ情報を含む情報を非接触で交信可能なタグ部11
1を備えた景品11を複数収納可能な収納部12と、収
納部12の景品11の収納位置毎に対応して設けられ、
対応する収納位置に景品11が収納されると検出信号を
出力する複数の景品センサ13−1〜13−5と、収納
部12の収納位置毎に対応して設けられ駆動電力を受け
て対応する収納位置に収納された景品11のタグ部11
1と交信してタグ部111の情報を読み取る複数の読取
部14−1〜14−5と、景品センサ13−1〜13−
5から検出信号を受けると収納位置に対応して設けられ
た読取部に駆動電力を供給させ情報の読み取りを行う読
取制御部16,17とを設ける。
が高いことはもとより、小型化を図れ、しかも換金時間
を短縮できる読取装置を提供する。 【解決手段】先端部にID情報、精算金額情報、セキュ
リティ情報を含む情報を非接触で交信可能なタグ部11
1を備えた景品11を複数収納可能な収納部12と、収
納部12の景品11の収納位置毎に対応して設けられ、
対応する収納位置に景品11が収納されると検出信号を
出力する複数の景品センサ13−1〜13−5と、収納
部12の収納位置毎に対応して設けられ駆動電力を受け
て対応する収納位置に収納された景品11のタグ部11
1と交信してタグ部111の情報を読み取る複数の読取
部14−1〜14−5と、景品センサ13−1〜13−
5から検出信号を受けると収納位置に対応して設けられ
た読取部に駆動電力を供給させ情報の読み取りを行う読
取制御部16,17とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等の遊
技場用景品のデータを自動的に読み取る読取装置に関す
るものである。
技場用景品のデータを自動的に読み取る読取装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ店等の遊技場において
は、遊技者が取得した出玉数に応じて遊技者は希望する
景品と交換することができる。一方、遊技者は、景品が
自分の嗜好に合わない場合、あるいは大量の景品を取得
した場合、これを景品交換所に持ち込み、換金すること
ができる。景品交換所は、換金対象の景品をさらに別組
織の景品問屋に売り、景品問屋は再び景品をパチンコ店
等の遊技場に卸すという、3点方式が採用されており、
景品交換所がパチンコ店等の遊技場に景品を直接売るこ
とは禁じられている。
は、遊技者が取得した出玉数に応じて遊技者は希望する
景品と交換することができる。一方、遊技者は、景品が
自分の嗜好に合わない場合、あるいは大量の景品を取得
した場合、これを景品交換所に持ち込み、換金すること
ができる。景品交換所は、換金対象の景品をさらに別組
織の景品問屋に売り、景品問屋は再び景品をパチンコ店
等の遊技場に卸すという、3点方式が採用されており、
景品交換所がパチンコ店等の遊技場に景品を直接売るこ
とは禁じられている。
【0003】このような景品換金システムにおいては、
従来、たとえば換金用景品として図5に示すような透明
なホルダ1に、景品としてのボールペン2等を収納し、
そのボールペンの種類等により景品の価値を人間が判断
し、換金作業を行っていた。しかし、このシステムによ
うに人手で換金するシステムでは、換金作業が煩雑で、
また、計算間違いが生じ易く、時には不正が行われる可
能性がある。
従来、たとえば換金用景品として図5に示すような透明
なホルダ1に、景品としてのボールペン2等を収納し、
そのボールペンの種類等により景品の価値を人間が判断
し、換金作業を行っていた。しかし、このシステムによ
うに人手で換金するシステムでは、換金作業が煩雑で、
また、計算間違いが生じ易く、時には不正が行われる可
能性がある。
【0004】そこで、最近では、図6に示すように、I
Cモジュール3aを埋め込んだICカード3にコイン等
の景品4を取り付けた、カードタイプの換金用景品が使
用されている。このICカードを用いた景品換金用読取
装置では、リーダライタ(自動読み取り書き込み装置)
によりICカードのICモジュールの情報(精算金額)
を電磁波を利用して非接触で読み取り、その読み取った
情報から合計金額を算出し、表示装置に表示するように
構成されたものが一般的である(たとえば、特開平7−
271936号公報参照)。
Cモジュール3aを埋め込んだICカード3にコイン等
の景品4を取り付けた、カードタイプの換金用景品が使
用されている。このICカードを用いた景品換金用読取
装置では、リーダライタ(自動読み取り書き込み装置)
によりICカードのICモジュールの情報(精算金額)
を電磁波を利用して非接触で読み取り、その読み取った
情報から合計金額を算出し、表示装置に表示するように
構成されたものが一般的である(たとえば、特開平7−
271936号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したI
Cカードを用いた従来の景品換金用読取装置は、マガジ
ンに景品カードをセットして、駆動装置により1枚ずつ
リーダライタの読取部に送り、読取部で順次ICカード
のICモジュールの情報(精算金額)を読み取るように
構成されている。そして、非接触で情報の読み取りを行
うことから、データの改竄や偽造が困難で、データ保護
機能が高いという利点を有する。
Cカードを用いた従来の景品換金用読取装置は、マガジ
ンに景品カードをセットして、駆動装置により1枚ずつ
リーダライタの読取部に送り、読取部で順次ICカード
のICモジュールの情報(精算金額)を読み取るように
構成されている。そして、非接触で情報の読み取りを行
うことから、データの改竄や偽造が困難で、データ保護
機能が高いという利点を有する。
【0006】しかしながら、従来の景品換金用読取装置
では、搬送用の駆動装置等が必要であることから、装置
が大型化し、また、換金にある程度の時間を要するとい
う課題がある。
では、搬送用の駆動装置等が必要であることから、装置
が大型化し、また、換金にある程度の時間を要するとい
う課題がある。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、データの改竄や偽造が困難で、
データ保護機能が高いことはもとより、小型化を図れ、
しかも換金時間を短縮できる読取装置を提供することに
ある。
のであり、その目的は、データの改竄や偽造が困難で、
データ保護機能が高いことはもとより、小型化を図れ、
しかも換金時間を短縮できる読取装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の読取装置は、所定の情報が記憶され、当該
情報を非接触で交信可能なタグ部を備えた景品を複数収
納可能な収納部と、上記収納部の景品の収納位置毎に対
応して設けられ、対応する収納位置に景品が収納された
か否かを検出し、収納されたことを検出すると検出信号
を出力する複数の景品センサと、上記収納部の収納位置
毎に対応して設けられ、駆動電力を受けて対応する収納
位置に収納された景品のタグ部と交信して当該タグ部の
情報を読み取る複数の読取部と、上記景品センサから検
出信号を受けると、収納位置に対応して設けられた読取
部に駆動電力を供給し、情報の読み取りを行う読取制御
部とを有する。
め、本発明の読取装置は、所定の情報が記憶され、当該
情報を非接触で交信可能なタグ部を備えた景品を複数収
納可能な収納部と、上記収納部の景品の収納位置毎に対
応して設けられ、対応する収納位置に景品が収納された
か否かを検出し、収納されたことを検出すると検出信号
を出力する複数の景品センサと、上記収納部の収納位置
毎に対応して設けられ、駆動電力を受けて対応する収納
位置に収納された景品のタグ部と交信して当該タグ部の
情報を読み取る複数の読取部と、上記景品センサから検
出信号を受けると、収納位置に対応して設けられた読取
部に駆動電力を供給し、情報の読み取りを行う読取制御
部とを有する。
【0009】また、本発明では、上記読取制御部は、複
数の景品センサから検出信号を受けると、あらかじめ決
められた優先順位に従って駆動電力を各読取部に順次に
供給する。
数の景品センサから検出信号を受けると、あらかじめ決
められた優先順位に従って駆動電力を各読取部に順次に
供給する。
【0010】また、本発明では、表示部をさらに有し、
上記タグ部の情報は、景品の精算金額が含まれ、上記読
取制御部は、収納部に収納された景品から読み取った総
額を上記表示部に表示する。
上記タグ部の情報は、景品の精算金額が含まれ、上記読
取制御部は、収納部に収納された景品から読み取った総
額を上記表示部に表示する。
【0011】また、本発明では、上記タグ部の情報に
は、セキュリティ情報が含まれ、上記読取制御部は、セ
キュリティ情報により景品の真偽を判別する。
は、セキュリティ情報が含まれ、上記読取制御部は、セ
キュリティ情報により景品の真偽を判別する。
【0012】また、本発明では、上記読取制御部は、景
品が偽物であると判別した場合には、その旨を報知す
る。
品が偽物であると判別した場合には、その旨を報知す
る。
【0013】本発明によれば、たとえば複数の景品が収
納部の各収納位置に収納される。各収納位置に景品が収
納されると、収納位置毎に対応して設けられた景品セン
サで景品が収納されたことが検出され、各景品センサか
ら検出信号が読取制御部に出力される。読取制御部で
は、検出信号を受けると、景品が収納された収納位置に
対応する読取部に対して駆動電力が供給される。この場
合、たとえばあらかじめ決められた優先順位に従って駆
動電力が各読取部に順次に供給される。駆動電力を受け
た読取部では、対応する収納位置に収納されている景品
のタグ部との交信が開始され、これによりタグ部の情報
が読み取られて読取制御部に供給される。そして、たと
えばタグ部の情報が、景品の精算金額が含まれている場
合には、読取制御部により収納部に収納された景品から
読み取った総額が表示部に表示される。
納部の各収納位置に収納される。各収納位置に景品が収
納されると、収納位置毎に対応して設けられた景品セン
サで景品が収納されたことが検出され、各景品センサか
ら検出信号が読取制御部に出力される。読取制御部で
は、検出信号を受けると、景品が収納された収納位置に
対応する読取部に対して駆動電力が供給される。この場
合、たとえばあらかじめ決められた優先順位に従って駆
動電力が各読取部に順次に供給される。駆動電力を受け
た読取部では、対応する収納位置に収納されている景品
のタグ部との交信が開始され、これによりタグ部の情報
が読み取られて読取制御部に供給される。そして、たと
えばタグ部の情報が、景品の精算金額が含まれている場
合には、読取制御部により収納部に収納された景品から
読み取った総額が表示部に表示される。
【0014】また、読取制御部においては、読み取った
情報に含まれるセキュリティ情報に基づいて、景品の真
偽が判別される。そして、景品が偽物であると判別した
場合には、たとえば一連の処理が中止され、その旨がた
とえば表示部に表示する等の方法により報知される。
情報に含まれるセキュリティ情報に基づいて、景品の真
偽が判別される。そして、景品が偽物であると判別した
場合には、たとえば一連の処理が中止され、その旨がた
とえば表示部に表示する等の方法により報知される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る景品用読取
システムの一実施形態を示すシステム構成図である。
システムの一実施形態を示すシステム構成図である。
【0016】本実施形態に係る読取システムは、複数
(本実施形態では5)の景品11、収納部12、景品セ
ンサ13−1〜13−5、読取部14−1〜14−5、
高周波用スイッチ回路15−1〜15−5、リーダライ
タ16、制御回路17、および表示部18を主構成要素
として有している。そして、リーダライタ16および制
御回路17により読取制御部が構成される。
(本実施形態では5)の景品11、収納部12、景品セ
ンサ13−1〜13−5、読取部14−1〜14−5、
高周波用スイッチ回路15−1〜15−5、リーダライ
タ16、制御回路17、および表示部18を主構成要素
として有している。そして、リーダライタ16および制
御回路17により読取制御部が構成される。
【0017】景品11は、たとえば直方体なすスティッ
ク状に形成され、その先端部には、所定の情報が記憶さ
れ、この情報を読取部14−1〜14−5と非接触で交
信可能なタグ部111がそれぞれ設けられている。タグ
部111に記憶されている情報には、ID情報、精算金
額情報、および景品の真偽を判別するためのセキュリテ
ィ情報が含まれている。
ク状に形成され、その先端部には、所定の情報が記憶さ
れ、この情報を読取部14−1〜14−5と非接触で交
信可能なタグ部111がそれぞれ設けられている。タグ
部111に記憶されている情報には、ID情報、精算金
額情報、および景品の真偽を判別するためのセキュリテ
ィ情報が含まれている。
【0018】タグ部111は、たとえば図2および図3
に示すように、ICモジュール1111とコイル111
2からなる基体1113をケース1114に装着し、ケ
ース1114の内部にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂あ
るいは紫外線(UV)硬化性樹脂等の硬化性樹脂111
5を充填し、熱、圧力、または光を加えて硬化性樹脂1
115を硬化させることにより、ケース1114内部に
基体1113を密封して形成される。さらに、ケース1
115の底面上に、複数の突起部1116が形成されて
いる。そして、基体1113は、ケース1114の底面
上に形成された突起部1116上に載置されている。な
お、複数の突起部1116は、ICモジュール1111
およびコイル1112と対向する位置に形成される。
に示すように、ICモジュール1111とコイル111
2からなる基体1113をケース1114に装着し、ケ
ース1114の内部にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂あ
るいは紫外線(UV)硬化性樹脂等の硬化性樹脂111
5を充填し、熱、圧力、または光を加えて硬化性樹脂1
115を硬化させることにより、ケース1114内部に
基体1113を密封して形成される。さらに、ケース1
115の底面上に、複数の突起部1116が形成されて
いる。そして、基体1113は、ケース1114の底面
上に形成された突起部1116上に載置されている。な
お、複数の突起部1116は、ICモジュール1111
およびコイル1112と対向する位置に形成される。
【0019】このように、突起部1116上に基体11
13が載置されていることから、基体1113の下部に
おいても硬化性樹脂1115が十分に充填され、基体1
113は硬化性樹脂1115により全体的に被覆されて
いる。したがって、この景品11に設けられたタグ部1
11は、外部環境の変化による影響を受けにくい信頼性
の高いものとなっている。
13が載置されていることから、基体1113の下部に
おいても硬化性樹脂1115が十分に充填され、基体1
113は硬化性樹脂1115により全体的に被覆されて
いる。したがって、この景品11に設けられたタグ部1
11は、外部環境の変化による影響を受けにくい信頼性
の高いものとなっている。
【0020】本実施形態に係るタグ部111は、対応す
る読取部14−1〜14−5による中波帯あるいは長波
帯の電磁波を送受信コイル1112で受けて応答し、記
憶した情報をコイル1112を介して読取部に送信す
る。
る読取部14−1〜14−5による中波帯あるいは長波
帯の電磁波を送受信コイル1112で受けて応答し、記
憶した情報をコイル1112を介して読取部に送信す
る。
【0021】収納部12は、5つの景品を収納可能なよ
うに、所定間隔をおいた収納位置にたとえば収納用スロ
ット(溝)12ー1〜12ー5が形成されている。この
収納部12は、図示しないがたとえば入口部に景品の投
入部が形成されこの投入部から所定角度をもって下方に
傾斜させた形で投入部および各収納用スロット12ー1
〜12ー5が形成される。
うに、所定間隔をおいた収納位置にたとえば収納用スロ
ット(溝)12ー1〜12ー5が形成されている。この
収納部12は、図示しないがたとえば入口部に景品の投
入部が形成されこの投入部から所定角度をもって下方に
傾斜させた形で投入部および各収納用スロット12ー1
〜12ー5が形成される。
【0022】景品センサ13−1〜13−5は、収納部
12の景品の収納位置毎、すなわち収納用スロット12
−1〜12−5にそれぞれ対応して設けられ、対応する
収納用スロット12−1〜12−5に景品11が収納さ
れたか否かを検出し、収納されたことを検出すると検出
信号S131〜S135を制御回路17に出力する。景
品センサ13−1〜13−5は、たとえば発光素子と受
光素子からなる反射型の光センサにより構成され、たと
えば各収納用スロット12−1〜12−5の側面部ある
いは下部に設けられ、景品の有無に応じて変化する受光
量により景品を検出する。具体的には、景品が収納され
ていないときは受光量が少なく、景品が収納されると反
射位置が近接することから受光量が上昇する。そして、
受光量に応じた電気信号のレベルがしきい値を超えた場
合に検出信号S131〜S135を出力する。
12の景品の収納位置毎、すなわち収納用スロット12
−1〜12−5にそれぞれ対応して設けられ、対応する
収納用スロット12−1〜12−5に景品11が収納さ
れたか否かを検出し、収納されたことを検出すると検出
信号S131〜S135を制御回路17に出力する。景
品センサ13−1〜13−5は、たとえば発光素子と受
光素子からなる反射型の光センサにより構成され、たと
えば各収納用スロット12−1〜12−5の側面部ある
いは下部に設けられ、景品の有無に応じて変化する受光
量により景品を検出する。具体的には、景品が収納され
ていないときは受光量が少なく、景品が収納されると反
射位置が近接することから受光量が上昇する。そして、
受光量に応じた電気信号のレベルがしきい値を超えた場
合に検出信号S131〜S135を出力する。
【0023】読取部14−1〜14−5は、収納部12
の景品の収納位置毎、すなわち収納用スロット12−1
〜12−5にそれぞれ対応して設けられ、駆動電力を受
けると、対応する収納用スロット12−1〜12−5に
収納された景品11のタグ部111と中波帯あるいは長
波帯の電磁波により交信してタグ部111の情報を読み
取り、リーダライタ16に出力する。読取部14−1〜
14−5は、具体的には、コイル形状に送受信アンテナ
141が装備されている。
の景品の収納位置毎、すなわち収納用スロット12−1
〜12−5にそれぞれ対応して設けられ、駆動電力を受
けると、対応する収納用スロット12−1〜12−5に
収納された景品11のタグ部111と中波帯あるいは長
波帯の電磁波により交信してタグ部111の情報を読み
取り、リーダライタ16に出力する。読取部14−1〜
14−5は、具体的には、コイル形状に送受信アンテナ
141が装備されている。
【0024】高周波用スイッチ回路15−1〜15−5
は、それぞれリーダライタ16の駆動電力の出力ライン
と読取部14−1〜14−5との間に接続され、制御回
路17による駆動信号S171〜S175を受けている
間導通し、駆動電力を接続されて読取部に供給する。
は、それぞれリーダライタ16の駆動電力の出力ライン
と読取部14−1〜14−5との間に接続され、制御回
路17による駆動信号S171〜S175を受けている
間導通し、駆動電力を接続されて読取部に供給する。
【0025】リーダライタ16は、制御回路17による
制御信号CTLの制御の下、読取部14−1〜14−5
に送受信を行わせるための駆動電力を各高周波用スイッ
チ回路15−1〜15−5に供給し、読取部14−1〜
14−5で読み取られた情報を復号し、制御回路17に
出力する。
制御信号CTLの制御の下、読取部14−1〜14−5
に送受信を行わせるための駆動電力を各高周波用スイッ
チ回路15−1〜15−5に供給し、読取部14−1〜
14−5で読み取られた情報を復号し、制御回路17に
出力する。
【0026】制御回路17は、各景品センサ13−1〜
13−5から検出信号S131〜S135を受けると、
検出信号を出力した景品センサに対応する収納用スロッ
ト12−1〜12−5に対応して設けられた読取部に接
続されている高周波用スイッチ回路15−1〜15−5
に駆動信号S171〜S175を所定時間供給し、リー
ダライタ16による情報の読み取りを行い、総精算金額
の演算や表示部18の表示制御等を行う。制御回路17
は、複数の景品センサ13−1〜13−5から検出信号
S131〜S135を受けると、あらかじめ決められた
優先順位に従って駆動信号S171〜S175を高周波
用スイッチ回路15−1〜15−5に出力して、駆動電
力を各読取部14−1〜14−5に供給させる。この優
先順位は、たとえば読取部14−1が一番高く、14−
2、14−3、14−4、14−5の順に割り当てられ
る。また、制御回路17は、景品情報から読み取った総
額を表示部18に表示するさらに、制御回路17は、セ
キュリティ情報により景品の真偽を判別し、景品が偽物
であると判別した場合には、その旨をたとえば表示部1
8に表示して報知する。
13−5から検出信号S131〜S135を受けると、
検出信号を出力した景品センサに対応する収納用スロッ
ト12−1〜12−5に対応して設けられた読取部に接
続されている高周波用スイッチ回路15−1〜15−5
に駆動信号S171〜S175を所定時間供給し、リー
ダライタ16による情報の読み取りを行い、総精算金額
の演算や表示部18の表示制御等を行う。制御回路17
は、複数の景品センサ13−1〜13−5から検出信号
S131〜S135を受けると、あらかじめ決められた
優先順位に従って駆動信号S171〜S175を高周波
用スイッチ回路15−1〜15−5に出力して、駆動電
力を各読取部14−1〜14−5に供給させる。この優
先順位は、たとえば読取部14−1が一番高く、14−
2、14−3、14−4、14−5の順に割り当てられ
る。また、制御回路17は、景品情報から読み取った総
額を表示部18に表示するさらに、制御回路17は、セ
キュリティ情報により景品の真偽を判別し、景品が偽物
であると判別した場合には、その旨をたとえば表示部1
8に表示して報知する。
【0027】図4は、制御回路17の構成例を示すブロ
ック図である。この制御回路17は、検出信号の受信、
情報の受信、真偽判別、表示制御等を行うCPU17
1、CPU171の指示に従って高周波用スイッチ回路
15−1〜15−5の切換用駆動信号S171〜S17
5を生成する駆動信号生成回路172、およびCPU1
71とリーダライタ16とのインタフェース回路173
を有している。
ック図である。この制御回路17は、検出信号の受信、
情報の受信、真偽判別、表示制御等を行うCPU17
1、CPU171の指示に従って高周波用スイッチ回路
15−1〜15−5の切換用駆動信号S171〜S17
5を生成する駆動信号生成回路172、およびCPU1
71とリーダライタ16とのインタフェース回路173
を有している。
【0028】次に、上記構成による動作を説明する。た
とえば複数(5)個の景品11が収納部12の収納用ス
ロット12−1〜12−5に収納される。各収納用スロ
ット12−1〜12−5に景品11が収納されると、各
収納用スロット12−1〜12−5毎に対応して設けら
れた景品センサ13−1〜13−5で景品11が収納さ
れたことが検出され、各景品センサ13−1〜13−5
から検出信号S131〜S135が制御回路17に出力
される。
とえば複数(5)個の景品11が収納部12の収納用ス
ロット12−1〜12−5に収納される。各収納用スロ
ット12−1〜12−5に景品11が収納されると、各
収納用スロット12−1〜12−5毎に対応して設けら
れた景品センサ13−1〜13−5で景品11が収納さ
れたことが検出され、各景品センサ13−1〜13−5
から検出信号S131〜S135が制御回路17に出力
される。
【0029】制御回路17では、検出信号S131〜S
135を受けると、景品11が収納された収納用スロッ
ト12−1〜12−5に対応して設けられた読取部14
−1〜14−5に接続されている高周波用スイッチ回路
15−1〜15−5に駆動信号S171〜S175が供
給される。この場合、たとえばあらかじめ決められた優
先順位に従って駆動信号S131〜S135電力が順次
に供給され、リーダライタ16による駆動電力が読取部
14−1、14−2、14−3、14−4、14−5の
順に供給される。
135を受けると、景品11が収納された収納用スロッ
ト12−1〜12−5に対応して設けられた読取部14
−1〜14−5に接続されている高周波用スイッチ回路
15−1〜15−5に駆動信号S171〜S175が供
給される。この場合、たとえばあらかじめ決められた優
先順位に従って駆動信号S131〜S135電力が順次
に供給され、リーダライタ16による駆動電力が読取部
14−1、14−2、14−3、14−4、14−5の
順に供給される。
【0030】このようにして駆動電力が供給された読取
部14−1〜14−5では、対応する収納用スロット1
2−1〜12−5に収納されている景品11のタグ部1
11との交信が開始され、これによりタグ部111の情
報が読み取られてリーダライタ16に供給される。
部14−1〜14−5では、対応する収納用スロット1
2−1〜12−5に収納されている景品11のタグ部1
11との交信が開始され、これによりタグ部111の情
報が読み取られてリーダライタ16に供給される。
【0031】リーダライタ16では、読取部14−1〜
14−5で読み取られた情報が復号されて、制御回路1
7に出力される。そして、制御回路17では、タグ部の
情報の景品の精算額により、収納部12に収納された複
数の景品11から読み取った総額が求められ、表示部1
8に表示される。また、制御回路17においては、読み
取った情報に含まれるセキュリティ情報に基づいて、景
品11の真偽が判別される。そして、景品11が偽物で
あると判別した場合には、たとえば一連の処理が中止さ
れ、その旨がたとえば表示部18に表示する等の方法に
より報知される。
14−5で読み取られた情報が復号されて、制御回路1
7に出力される。そして、制御回路17では、タグ部の
情報の景品の精算額により、収納部12に収納された複
数の景品11から読み取った総額が求められ、表示部1
8に表示される。また、制御回路17においては、読み
取った情報に含まれるセキュリティ情報に基づいて、景
品11の真偽が判別される。そして、景品11が偽物で
あると判別した場合には、たとえば一連の処理が中止さ
れ、その旨がたとえば表示部18に表示する等の方法に
より報知される。
【0032】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、先端部にID情報、精算金額情報、およびセキュリ
ティ情報を含む情報を非接触で交信可能なタグ部111
を備えた景品11を複数収納可能な収納部12と、収納
部12の景品11の収納位置毎に対応して設けられ、対
応する収納位置に景品11が収納されたか否かを検出
し、収納されたことを検出すると検出信号を出力する複
数の景品センサ13−1〜13−5と、収納部12の収
納位置毎に対応して設けられ、駆動電力を受けて対応す
る収納位置に収納された景品11のタグ部111と交信
してタグ部111の情報を読み取る複数の読取部14−
1〜14−5と、景品センサ13−1〜13−5から検
出信号を受けると、収納位置に対応して設けられた読取
部に駆動電力を供給させ、情報の読み取りを行うリーダ
ライタ16および制御回路17とを設けたので、データ
の改竄や偽造が困難で、データ保護機能が高いことはも
とより、小型化を図れ、しかも換金時間を短縮できる利
点がある。
ば、先端部にID情報、精算金額情報、およびセキュリ
ティ情報を含む情報を非接触で交信可能なタグ部111
を備えた景品11を複数収納可能な収納部12と、収納
部12の景品11の収納位置毎に対応して設けられ、対
応する収納位置に景品11が収納されたか否かを検出
し、収納されたことを検出すると検出信号を出力する複
数の景品センサ13−1〜13−5と、収納部12の収
納位置毎に対応して設けられ、駆動電力を受けて対応す
る収納位置に収納された景品11のタグ部111と交信
してタグ部111の情報を読み取る複数の読取部14−
1〜14−5と、景品センサ13−1〜13−5から検
出信号を受けると、収納位置に対応して設けられた読取
部に駆動電力を供給させ、情報の読み取りを行うリーダ
ライタ16および制御回路17とを設けたので、データ
の改竄や偽造が困難で、データ保護機能が高いことはも
とより、小型化を図れ、しかも換金時間を短縮できる利
点がある。
【0033】制御回路17は、セキュリティ情報により
景品の真偽を判別し、景品が偽物であると判別した場合
には、その旨をたとえば表示部18に表示して報知する
ので、不正を直ちに認識することができ、安全性に優れ
た読取システムを実現できる利点がある。
景品の真偽を判別し、景品が偽物であると判別した場合
には、その旨をたとえば表示部18に表示して報知する
ので、不正を直ちに認識することができ、安全性に優れ
た読取システムを実現できる利点がある。
【0034】なお、本実施形態では、収納部に収納でき
る景品数を5として説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、種々の態様が可能であることはいう
までもない。
る景品数を5として説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、種々の態様が可能であることはいう
までもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの改竄や偽造が困難で、データ保護機能が高いこ
とはもとより、小型化を図れ、しかも換金時間を短縮で
きる利点がある。また、安全性の高い換金システム等を
構築できる利点がある。
データの改竄や偽造が困難で、データ保護機能が高いこ
とはもとより、小型化を図れ、しかも換金時間を短縮で
きる利点がある。また、安全性の高い換金システム等を
構築できる利点がある。
【図1】本発明に係る景品読取装置の一実施形態を示す
構成図である。
構成図である。
【図2】景品に設けられるタグ部の構成例を示す図であ
る。
る。
【図3】図2のX−X線における断面図である。
【図4】図1の制御回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】透明なホルダにボールペン等を収納した換金用
景品の構成例を示す図である。
景品の構成例を示す図である。
【図6】カードタイプの換金用景品の構成例を示す図で
ある。
ある。
10…景品用読取システム 11…景品 12…収納部 12−1〜12−5…収納用スロット 13−1〜13−5…景品センサ 14−1〜14−5…読取部 15−1〜15−5…高周波用スイッチ回路 16…リーダライタ 17…制御回路 18…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/07 19/00 H 19/00 Q
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の情報が記憶され、当該情報を非接
触で交信可能なタグ部を備えた景品を複数収納可能な収
納部と、 上記収納部の景品の収納位置毎に対応して設けられ、対
応する収納位置に景品が収納されたか否かを検出し、収
納されたことを検出すると検出信号を出力する複数の景
品センサと、 上記収納部の収納位置毎に対応して設けられ、駆動電力
を受けて対応する収納位置に収納された景品のタグ部と
交信して当該タグ部の情報を読み取る複数の読取部と、 上記景品センサから検出信号を受けると、収納位置に対
応して設けられた読取部に駆動電力を供給し、情報の読
み取りを行う読取制御部とを有する読取装置。 - 【請求項2】 上記読取制御部は、複数の景品センサか
ら検出信号を受けると、あらかじめ決められた優先順位
に従って駆動電力を各読取部に順次に供給する請求項1
記載の読取装置。 - 【請求項3】 表示部をさらに有し、 上記タグ部の情報には、景品の精算金額が含まれ、 上記読取制御部は、収納部に収納された景品から読み取
った総額を上記表示部に表示する請求項1または2記載
の読取装置。 - 【請求項4】 上記タグ部の情報には、セキュリティ情
報が含まれ、 上記読取制御部は、セキュリティ情報により景品の真偽
を判別する請求項1、2または3記載の読取装置。 - 【請求項5】 上記読取制御部は、景品が偽物であると
判別した場合には、その旨を報知する請求項4記載の読
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101263A JP2001283148A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101263A JP2001283148A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001283148A true JP2001283148A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18615347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000101263A Pending JP2001283148A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001283148A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004259178A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Tsubakimoto Chain Co | コード読み取りシステム |
JP2005006911A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Kita Denshi Corp | 特殊景品読取装置 |
JP2008084331A (ja) * | 2002-01-09 | 2008-04-10 | Vue Technology Inc | 複数のrfアンテナを使用するインテリジェントステーションを組み込んだ在庫制御システム |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000101263A patent/JP2001283148A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008084331A (ja) * | 2002-01-09 | 2008-04-10 | Vue Technology Inc | 複数のrfアンテナを使用するインテリジェントステーションを組み込んだ在庫制御システム |
JP2013056772A (ja) * | 2002-01-09 | 2013-03-28 | Sensormatic Electronics Llc | 複数のrfアンテナを使用するインテリジェントステーションを組み込んだ在庫制御システム |
JP2004259178A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Tsubakimoto Chain Co | コード読み取りシステム |
JP2005006911A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Kita Denshi Corp | 特殊景品読取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050510 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051115 |