JP2000148934A - 無線カードシステム及び無線カード処理装置 - Google Patents

無線カードシステム及び無線カード処理装置

Info

Publication number
JP2000148934A
JP2000148934A JP32695898A JP32695898A JP2000148934A JP 2000148934 A JP2000148934 A JP 2000148934A JP 32695898 A JP32695898 A JP 32695898A JP 32695898 A JP32695898 A JP 32695898A JP 2000148934 A JP2000148934 A JP 2000148934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read command
wireless
wireless card
transmitting
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32695898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000148934A5 (ja
Inventor
Koji Takahashi
功次 高橋
Hiroyuki Tanaka
宏之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Information Systems Japan Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP32695898A priority Critical patent/JP2000148934A/ja
Publication of JP2000148934A publication Critical patent/JP2000148934A/ja
Publication of JP2000148934A5 publication Critical patent/JP2000148934A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、リーダライタにより複数の無線
カードのカードデータの読取りを行う無線カードシステ
ムにおいて、全ての無線カードに対するカードデータの
読取り時間を大幅に短縮することができる。 【解決手段】 この発明は、無線カードシステムでのマ
ルチリード方式において、従来固定であったタイムスロ
ット数を可変にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上位装置に接続
された無線カード処理装置としてのリーダライタとこの
リーダライタの読取可能エリアの複数の無線カードとの
間で無線通信を行う無線カードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、流通業などでは一般的に、各々の
製品情報を管理する際に製品の箱、あるいは製品自体に
印刷されたバーコードシステムを用いている。
【0003】しかし、バーコードなどの印刷では、製品
自体に情報を記憶させることができず、ホスト側ですべ
ての情報を管理、更新しなければならない。またバーコ
ードを読み出す際、一枚一枚のバーコードに対してリー
ダを接触させなければならず、作業者は非常に手間と時
間がかかっている。
【0004】最近、流通業、運送業などで用いられ始め
た無線カードシステムは、この点において面期的な発明
である。無線カード(無線タグ)はICカードの機能に
データの無線通信機能を追加したものとして定義され、
無線カード自体にメモリを内蔵しているため情報を無線
カード内に個別に持たせることができ、セキュリティの
点でもリーダライタと無線カードとの間で認証機能、暗
号化などの技術を用いることによって優れたものにする
ことができる。
【0005】また、無線通信のためリーダライタから無
線カードに非接触状態でデータ内容の変更、更新なども
リーダライタを介して随時行うことができ、かつ、同じ
読取り範囲内にある無線カードをタイムスロットを用い
たTDMA(時分割多重)方式でのマルチリード方式を
用いることにより、1度にまとめて読み取る通称マルチ
リード方法により、省人化を図ることが可能となってい
る。
【0006】このような無線カードシステムは、無線カ
ードのカードデータの読み(書き)命令を実行したり読
取った無線カードのカードデータを保存するリーダライ
タ(アンテナ部含む)システムと無線カードとで構成さ
れ、リーダライタ←→無線カード間の通信方式の多くは
電磁誘導方式を用いた半2重通信である。
【0007】このため、リーダライタに無線カードが取
り付けられた物品を近づけて読み書きさせる。リーダラ
イタ←→無線カード間のデータのやり取りは、無線カー
ドがリーダライタの通信エリアに単枚である場合と複数
枚ある場合とで異なる。
【0008】シングルリード(ライト)、すなわち単枚
の無線カードのカードデータを読み(書き)する場合に
はリーダライタは無線カードに向け、読み(書き)要求
コマンドを送信する。それに反応して無線カードは、リ
ーダライタにレスポンスを送信する。
【0009】これに対してマルチリード、すなわち同じ
電場に存在する複数枚の無線カードのカードデータをま
とめて読取る場合、TDMA(時分割多重方式)を採用
している。
【0010】具体的には、リーダライタは無線カードに
マルチリード用のコマンドを送信する。これに対して、
各無線カードは内部で発生した乱数によって応答するタ
イムスロットを選択して、要求されたデータをリーダラ
イタに向けて送信する。
【0011】この場合、(1回のマルチリード読取り時
間)=(タイムスロット設定数)×(1個あたりのタイ
ムスロット時間)で算出される。
【0012】上述したマルチリードを行う際には、タイ
ムスロット数が固定値のものが用いられている。
【0013】このように、タイムスロット数が固定値の
ものでは、通信時間と処理において無駄な時間が生じて
いる。
【0014】たとえば、指定(タイムスロット数)を1
6とし乱数を発生すると、1から16の16個(最大1
6個)の値が同一な確率で発生する。無線カードが数枚
あり、リーダから無線カードに対して、マルチリードコ
マンドとそのパラメータ(タイムスロット数)を送信し
た際に、無線カードがこのコマンドとそのパラメータを
受信した後、無線カードはこのパラメータ内の値で乱数
nを発生し、「固定時間+1スロットの時間×n」時間
後に無線カードはレスポンス(ID)とデータを返す。
【0015】このとき、リーダでは無線カードのデータ
が時分割に送信されてくるため、この分割された時間内
で各無線カードの送信したデータをリーダが受信するこ
とにより、リーダは複数の無線カードのデータを読み取
る事ができる。
【0016】さらに、リーダは、データを読み取ること
ができた無線カードに対して、マルチリードコマンドに
対するレスポンスを返さないようにするためのノンマル
チリードコマンドをIDに基づいて送る。
【0017】さらに、多くの無線カードをリードするた
めに、その後、マルチリードコマンドとノンマルチリー
ドコマンドの動作を繰り返すことにより、複数枚の無線
カードをリードすることができるマルチリード対応の非
接触の無線カードシステムである。
【0018】従来の具体例を以下に示す。
【0019】上記コマンドの通信と処理時間は以下であ
る。
【0020】マルチリードコマンド通信と処理時間 =マルチリードコマンドの送信時間と固定時間(10m
sec)+1スロットの時間(10msec)×タイム
スロット数 対象となる無線カードがなくなったことを判断する際の
マルチリードコマンド通信と処理時間 =マルチリードコマンドの送信時間と固定時間(10m
sec)+1スロットの時間(10msec)×2(マ
ルチリードコマンドに対して無線カードからの応答なし
の回数) 1つの無線カードに対するノンマルチリードコマンド通
信と処理時間=20msec すなわち、タイムスロット数は常に固定値の場合で、無
線カードの枚数が未知の場合(実際には、30枚の場
合) 常にタイムスロットを8にしてリードを行うと、平均し
て8回のマルチリードによりすべての無線カードのリー
ドができるので、すべての処理に必要な時間は、「(マ
ルチリードコマンドの送信時間と固定時間+1スロット
の時間×タイムスロット数)×8+(マルチリードコマ
ンドの送信時間と固定時間+1スロットの時間×タイム
スロット数)×2(マルチリードコマンドに対して無線
カードからの応答なしの回数)+ノンマルチリードコマ
ンド通信と処理時間×無線カード数」であり、「90m
sec×8+90msec×2+20msec×30=
1500msec」である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
無線カードの枚数が多い場合でも、タイムスロット数が
固定なので無線カードのレスポンスの衝突が多くなり、
結果として、マルチリード回数が増えてしまう。また、
無線カードの枚数が少ない場合でも、タイムスロット数
が固定のため、タイムスロット数分の通信時間が常に掛
かってしまい、無駄な時間が生じてしまっていた。
【0022】この発明は、無線カード処理装置とこの無
線カード処理装置の読取可能エリア内に存在する複数の
無線カードとの間で無線通信を行うものにおいて、マル
チリード時に、タイムスロット数が固定値のものでは、
通信時間と処理において無駄な時間が生じているという
欠点を除去するもので、通信時間と処理に対する無駄な
時間を省くことができ、従来と比較して各無線カードの
カードデータの読取り時間の大幅な短縮化が図れる無線
カードシステム及び無線カード処理装置を提供すること
を目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の無線カードシ
ステムは、無線カード処理装置とこの無線カード処理装
置の読取可能エリア内に存在する複数の無線カードとの
間で無線通信を行い、少なくとも1回以上マルチリード
コマンドを無線カード処理装置から無線カードへ送信す
るものにおいて、上記無線カード処理装置が、任意に変
更可能なタイムスロット数を含むマルチリードコマンド
を上記無線カードへ送信する第1の送信手段と、この第
1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答する各
タイムスロットごとに上記無線カードからのID番号を
含むレスポンスを受信する受信手段と、上記第1の送信
手段によるマルチリードコマンドに含まれるタイムスロ
ット数に対する上記受信手段による受信終了後、上記受
信手段により受信したレスポンスに対応して、ID番号
を含むノンマルチリードコマンドを上記無線カードへ送
信する第2の送信手段と、上記読取可能エリアの複数の
無線カードに対する読取処理の終了か否かを判断する判
断手段と、この判断手段により読取処理の終了が判断さ
れなかった際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、
上記第2の送信手段が繰り返される処理手段とからな
り、上記無線カードが、上記無線カード処理装置からの
マルチリードコマンドが供給された際に、マルチリード
コマンドに含まれるタイムスロット数に基づいて、レス
ポンス応答時刻を設定する第1の設定手段と、この第1
の設定手段による設定時刻になった際に、ID番号を含
むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信する第3
の送信手段と、上記無線カード処理装置からのノンマル
チリードコマンドが供給された際に、ノンマルチリード
コマンドに含まれる認識番号に基づいて、マルチリード
コマンドに対するレスポンス応答不要を設定する第2の
設定手段とからなる。
【0024】この発明の無線カードシステムは、無線カ
ード処理装置とこの無線カード処理装置の読取可能エリ
ア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通信を行
い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを無線カ
ード処理装置から無線カードへ送信するものにおいて、
上記無線カード処理装置が、任意に変更可能なタイムス
ロット数を含むマルチリードコマンドを上記無線カード
へ送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段によ
るマルチリードコマンドに応答する各タイムスロットご
とに上記無線カードからのID番号を含むレスポンスを
受信する受信手段と、上記第1の送信手段によるマルチ
リードコマンドに含まれるタイムスロット数に対する上
記受信手段による受信終了後、上記受信手段により受信
したレスポンスに対応して、ID番号を含むノンマルチ
リードコマンドを上記無線カードへ送信する第2の送信
手段と、少なくとも2回以上連続してマルチリードコマ
ンドに対する無線カードからのレンポンスが無い場合
に、無線カードに対する読取処理の終了を判断する判断
手段と、この判断手段により読取処理の終了が判断され
なかった際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上
記第2の送信手段が繰り返される処理手段とからなり、
上記無線カードが、上記無線カード処理装置からのマル
チリードコマンドが供給された際に、マルチリードコマ
ンドに含まれるタイムスロット数に基づいて、レスポン
ス応答時刻を設定する第1の設定手段と、この第1の設
定手段による設定時刻になった際に、ID番号を含むレ
スポンスを上記無線カード処理装置へ送信する第3の送
信手段と、上記無線カード処理装置からのノンマルチリ
ードコマンドが供給された際に、ノンマルチリードコマ
ンドに含まれる認識番号に基づいて、マルチリードコマ
ンドに対するレスポンス応答不要を設定する第2の設定
手段とからなる。
【0025】この発明の無線カードシステムは、無線カ
ード処理装置とこの無線カード処理装置の読取可能エリ
ア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通信を行
い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを無線カ
ード処理装置から無線カードへ送信するものにおいて、
上記無線カード処理装置が、任意に変更可能なタイムス
ロット数を含むマルチリードコマンドを上記無線カード
へ送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段によ
るマルチリードコマンドに応答する各タイムスロットご
とに上記無線カードからのID番号を含むレスポンスを
受信する受信手段と、上記第1の送信手段によるマルチ
リードコマンドに含まれるタイムスロット数に対する上
記受信手段による受信終了後、上記受信手段により受信
したレスポンスに対応して、ID番号を含むノンマルチ
リードコマンドを上記無線カードへ送信する第2の送信
手段と、上記受信手段によりレスポンスを受信した無線
カードの数に基づいて上記第1の送信手段による次回の
マルチリードコマンドに含まれるタイムスロット数を決
定する決定手段と、上記読取可能エリアの複数の無線カ
ードに対する読取処理の終了か否かを判断する判断手段
と、この判断手段により読取処理の終了が判断されなか
った際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第
2の送信手段が繰り返される処理手段とからなり、上記
無線カードが、上記無線カード処理装置からのマルチリ
ードコマンドが供給された際に、マルチリードコマンド
に含まれるタイムスロット数に基づいて、レスポンス応
答時刻を設定する第1の設定手段と、この第1の設定手
段による設定時刻になった際に、ID番号を含むレスポ
ンスを上記無線カード処理装置へ送信する第3の送信手
段と、上記無線カード処理装置からのノンマルチリード
コマンドが供給された際に、ノンマルチリードコマンド
に含まれる認識番号に基づいて、マルチリードコマンド
に対するレスポンス応答不要を設定する第2の設定手段
とからなる。
【0026】この発明の無線カードシステムは、無線カ
ード処理装置とこの無線カード処理装置の読取可能エリ
ア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通信を行
い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを無線カ
ード処理装置から無線カードへ送信するものにおいて、
上記無線カード処理装置が、上記読取可能エリア内の無
線カードの数を判断する第1の判断手段と、この第1の
判断手段による無線カードの数に基づいて、マルチリー
ド開始時に送信されるマルチリードコマンドのタイムス
ロット数を決定する第1の決定手段と、この第1の決定
手段により決定されたタイムスロット数を含むマルチリ
ードコマンドを上記無線カードへ送信し、次回以降は任
意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリードコ
マンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、上記第1
の送信手段によるマルチリードコマンドに含まれるタイ
ムスロット数に対する上記受信手段による受信終了後、
上記受信手段により受信したレスポンスに対応して、I
D番号を含むノンマルチリードコマンドを上記無線カー
ドへ送信する第2の送信手段と、上記受信手段によりレ
スポンスを受信した無線カードの数に対応するタイムス
ロット数を上記記憶手段から読出し、この読出したタイ
ムスロット数を上記第1の送信手段による次回のマルチ
リードコマンドに含まれるタイムスロット数に設定する
第1の設定手段と、上記読取可能エリアの複数の無線カ
ードに対する読取処理の終了か否かを判断する第2の判
断手段と、この第2の判断手段により読取処理の終了が
判断されなかった際に、上記第1の送信手段、上記受信
手段、上記第2の送信手段が繰り返される処理手段とか
らなり、上記無線カードが、上記無線カード処理装置か
らのマルチリードコマンドが供給された際に、マルチリ
ードコマンドに含まれるタイムスロット数に基づいて、
レスポンス応答時刻を設定する第1の設定手段と、この
第1の設定手段による設定時刻になった際に、ID番号
を含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信する
第3の送信手段と、上記無線カード処理装置からのノン
マルチリードコマンドが供給された際に、ノンマルチリ
ードコマンドに含まれる認識番号に基づいて、マルチリ
ードコマンドに対するレスポンス応答不要を設定する第
2の設定手段とからなる。
【0027】この発明の無線カードシステムは、無線カ
ード処理装置とこの無線カード処理装置の読取可能エリ
ア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通信を行
い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを無線カ
ード処理装置から無線カードへ送信するものにおいて、
上記無線カード処理装置が、無線カードの数に基づいた
マルチリードコマンドごとのタイムスロット数のパター
ンを記憶する記憶手段と、上記読取可能エリア内の無線
カードの数を判断する第1の判断手段と、この第1の判
断手段による無線カードの数に基づいて、上記記憶手段
からマルチリードコマンドごとのタイムスロット数のパ
ターンを読出し、この読出したタイムスロット数を含む
マルチリードコマンドを順次上記無線カードへ送信する
第1の送信手段と、この第1の送信手段によるマルチリ
ードコマンドに応答する各タイムスロットごとに上記無
線カードからのID番号を含むレスポンスを受信する受
信手段と、上記第1の送信手段によるマルチリードコマ
ンドに含まれるタイムスロット数に対する上記受信手段
による受信終了後、上記受信手段により受信したレスポ
ンスに対応して、ID番号を含むノンマルチリードコマ
ンドを上記無線カードへ送信する第2の送信手段とから
なり、上記無線カードが、上記無線カード処理装置から
のマルチリードコマンドが供給された際に、マルチリー
ドコマンドに含まれるタイムスロット数に基づいて、レ
スポンス応答時刻を設定する第1の設定手段と、この第
1の設定手段による設定時刻になった際に、ID番号を
含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信する第
3の送信手段と、上記無線カード処理装置からのノンマ
ルチリードコマンドが供給された際に、ノンマルチリー
ドコマンドに含まれる認識番号に基づいて、マルチリー
ドコマンドに対するレスポンス応答不要を設定する第2
の設定手段とからなる。
【0028】この発明の無線カード処理装置は、読取可
能エリア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通
信を行い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを
無線カードへ送信するものにおいて、任意に変更可能な
タイムスロット数を含むマルチリードコマンドを上記無
線カードへ送信する第1の送信手段と、この第1の送信
手段によるマルチリードコマンドに応答する各タイムス
ロットごとに上記無線カードからのID番号を含むレス
ポンスを受信する受信手段と、上記第1の送信手段によ
るマルチリードコマンドに含まれるタイムスロット数に
対する上記受信手段による受信終了後、上記受信手段に
より受信したレスポンスに対応して、ID番号を含むノ
ンマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信する第
2の送信手段と、上記読取可能エリアの複数の無線カー
ドに対する読取処理の終了か否かを判断する判断手段
と、この判断手段により読取処理の終了が判断されなか
った際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第
2の送信手段が繰り返される処理手段とからなる。
【0029】この発明の無線カード処理装置は、読取可
能エリア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通
信を行い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを
無線カードへ送信するものにおいて、任意に変更可能な
タイムスロット数を含むマルチリードコマンドを上記無
線カードへ送信する第1の送信手段と、この第1の送信
手段によるマルチリードコマンドに応答する各タイムス
ロットごとに上記無線カードからのID番号を含むレス
ポンスを受信する受信手段と、上記第1の送信手段によ
るマルチリードコマンドに含まれるタイムスロット数に
対する上記受信手段による受信終了後、上記受信手段に
より受信したレスポンスに対応して、ID番号を含むノ
ンマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信する第
2の送信手段と、少なくとも2回以上連続してマルチリ
ードコマンドに対する無線カードからのレンポンスが無
い場合に、無線カードに対する読取処理の終了を判断す
る判断手段と、この判断手段により読取処理の終了が判
断されなかった際に、上記第1の送信手段、上記受信手
段、上記第2の送信手段が繰り返される処理手段とから
なる。
【0030】この発明の無線カード処理装置は、読取可
能エリア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通
信を行い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを
無線カードへ送信するものにおいて、任意に変更可能な
タイムスロット数を含むマルチリードコマンドを上記無
線カードへ送信する第1の送信手段と、この第1の送信
手段によるマルチリードコマンドに応答する各タイムス
ロットごとに上記無線カードからのID番号を含むレス
ポンスを受信する受信手段と、上記第1の送信手段によ
るマルチリードコマンドに含まれるタイムスロット数に
対する上記受信手段による受信終了後、上記受信手段に
より受信したレスポンスに対応して、ID番号を含むノ
ンマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信する第
2の送信手段と、上記受信手段によりレスポンスを受信
した無線カードの数に基づいて上記第1の送信手段によ
る次回のマルチリードコマンドに含まれるタイムスロッ
ト数を決定する決定手段と、上記読取可能エリアの複数
の無線カードに対する読取処理の終了か否かを判断する
判断手段と、この判断手段により読取処理の終了が判断
されなかった際に、上記第1の送信手段、上記受信手
段、上記第2の送信手段が繰り返される処理手段とから
なる。
【0031】この発明の無線カード処理装置は、読取可
能エリア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通
信を行い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを
無線カードへ送信するものにおいて、上記読取可能エリ
ア内の無線カードの数を判断する第1の判断手段と、こ
の第1の判断手段による無線カードの数に基づいて、マ
ルチリード開始時に送信されるマルチリードコマンドの
タイムスロット数を決定する第1の決定手段と、この第
1の決定手段により決定されたタイムスロット数を含む
マルチリードコマンドを上記無線カードへ送信し、次回
以降は任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチ
リードコマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信
手段と、この第1の送信手段によるマルチリードコマン
ドに応答する各タイムスロットごとに上記無線カードか
らのID番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、
上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
無線カードへ送信する第2の送信手段と、上記受信手段
によりレスポンスを受信した無線カードの数に対応する
タイムスロット数を上記記憶手段から読出し、この読出
したタイムスロット数を上記第1の送信手段による次回
のマルチリードコマンドに含まれるタイムスロット数に
設定する第1の設定手段と、上記読取可能エリアの複数
の無線カードに対する読取処理の終了か否かを判断する
第2の判断手段と、この第2の判断手段により読取処理
の終了が判断されなかった際に、上記第1の送信手段、
上記受信手段、上記第2の送信手段が繰り返される処理
手段とからなる。
【0032】この発明の無線カード処理装置は、読取可
能エリア内に存在する複数の無線カードとの間で無線通
信を行い、少なくとも1回以上マルチリードコマンドを
無線カードへ送信するものにおいて、無線カードの数に
基づいたマルチリードコマンドごとのタイムスロット数
のパターンを記憶する記憶手段と、上記読取可能エリア
内の無線カードの数を判断する第1の判断手段と、この
第1の判断手段による無線カードの数に基づいて、上記
記憶手段からマルチリードコマンドごとのタイムスロッ
ト数のパターンを読出し、この読出したタイムスロット
数を含むマルチリードコマンドを順次上記無線カードへ
送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段による
マルチリードコマンドに応答する各タイムスロットごと
に上記無線カードからのID番号を含むレスポンスを受
信する受信手段と、上記第1の送信手段によるマルチリ
ードコマンドに含まれるタイムスロット数に対する上記
受信手段による受信終了後、上記受信手段により受信し
たレスポンスに対応して、ID番号を含むノンマルチリ
ードコマンドを上記無線カードへ送信する第2の送信手
段とからなる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0034】図1は、この発明の無線カードシステムの
概略構成を示すものである。
【0035】すなわち、無線カードシステムは、上位装
置としてのパーソナルコンピュータ(PC)1に接続さ
れるリーダライタ(無線カード処理装置)2とこのリー
ダライタ2のアンテナ部3の読取可能エリア4内の複数
のマルチリード型対応の無線カード(無線タグ)5、…
との間で無線通信を行うものである。
【0036】PC1は、図示しない制御部、操作部、表
示部、リーダライタ2の接続部により構成されている。
【0037】リーダライタ2は、図2に示すように、全
体を制御する制御回路11、制御プログラム、各種情報
を記憶するメモリ12、送信回路13、受信回路14に
より構成されている。
【0038】制御回路11は、上記PC1に接続され、
データのやり取りが行われるものであり、たとえばマル
チリードコマンドの受信に対して、マルチリードレスポ
ンスの送信を行うようになっている。
【0039】アンテナ部3は、送信アンテナ15、受信
アンテナ16により構成されている。
【0040】送信回路13は、送信アンテナ15に接続
され、制御回路11からの無線カード5に対する送信デ
ータを送信アンテナ15を用いて送信するものである。
【0041】受信回路14は、受信アンテナ16に接続
され、送信アンテナ15にて受信した無線カード5から
の受信データを制御回路11へ出力するものである。
【0042】無線カード5は、図3に示すように、本体
21と送受信アンテナ22から構成されている。
【0043】本体21内には、図3に示すように、全体
を制御する制御回路23、制御プログラム、乱数、ID
番号(認識番号)等の各種情報を記憶するメモリ24、
変調復調回路25、電源発生回路26により構成されて
いる。
【0044】変調復調回路25は、送受信アンテナ22
に接続され、送受信アンテナ22にて受信したリーダラ
イタ2からの受信データを復調して制御回路23、電源
発生回路26へ出力したり、制御回路23からのリーダ
ライタ2に対する送信データを送受信アンテナ22を用
いて送信するものである。
【0045】電源発生回路26は、変調復調回路25か
らの受信データ(電波)に基づいて電源電圧を生成し、
制御回路23、変調復調回路25に供給するものであ
る。
【0046】次に、上記のような構成において、マルチ
リード処理について、図4、図5に示すフローチャート
と、図6に示すコマンドとレスポンスのやりとり示す図
を用いて説明する。
【0047】まず、図4に示すフローチャートを参照し
つつリーダライタ2の処理を説明する。
【0048】すなわち、PC1からのマルチリードコマ
ンドが供給された際に、制御回路11は最初に設定する
タイムスロット数を含むマルチリードコマンドを生成す
る(ST1)ついで、制御回路11はその生成したマル
チリードコマンドを送信回路13、送信アンテナ15を
用いて読取可能エリア4内の無線カード5、…に向けて
送信する(ST2)。
【0049】これにより、無線カード5からのID番号
を含む受信データを受信した場合(ST3)、制御回路
11は設定タイムスロット数を「−1」減算し(ST
4)、設定タイムスロット数が「0」か否かを判断する
(ST5)。
【0050】この判断の結果、設定タイムスロット数が
「0」以外の場合、制御回路11はステップ3に戻る。
【0051】また、上記ステップ5の判断の結果、設定
タイムスロット数が「0」の場合、制御回路11は、上
記受信した無線カード5ごとのノンマルチリードコマン
ドを生成する(ST6)。このノンマルチリードコマン
ドには、対象とする無線カード5ごとのID番号を含ん
でいる。
【0052】ついで、制御回路11はその生成した無線
カード5ごとのノンマルチリードコマンドを順次、送信
回路13、送信アンテナ15を用いて読取可能エリア4
内の無線カード5、…に向けて送信する(ST7)。
【0053】この後、制御回路11は、マルチリードコ
マンドの送信に対して2回連続して応答がないかを判別
し(ST8)、2回連続して応答がない場合に、無線カ
ード5のなしを判断し、終了が判断されるようになって
いる。
【0054】また、上記ステップ8で、2回連続しての
応答なしでないと判断した際に、ステップ1に進み、制
御回路11は次に設定するタイムスロット数を含むマル
チリードコマンドを生成し、以降の処理を行う。
【0055】次に、図5に示すフローチャートを参照し
つつ無線カード5の処理を説明する。
【0056】すなわち、リーダライタ2からのマルチリ
ードコマンドが送受信アンテナ22で受信され、変調復
調回路25で復調されて制御回路23に供給された際に
(ST11)、制御回路23はメモリ24に記録されて
いる乱数を用いて演算し、マルチリードコマンドに含ま
れるタイムスロット数内のタイムスロットを選択する
(ST12)。
【0057】ついで、制御回路23はタイムスロット番
号に応じた時間にタイマをセットした後、このタイマを
オンする(ST13)。
【0058】この後、制御回路23は上記タイマがタイ
ムアップした際に(ST14)、メモリ24に記録され
ているID番号を含むレスポンスが変調復調回路25で
変調されて、送受信アンテナ22からリーダライタ2へ
送信され(ST15)、コマンド待ち状態となる。
【0059】この状態において、リーダライタ2からの
ノンマルチリードコマンドが送受信アンテナ22で受信
され、変調復調回路25で復調されて制御回路23に供
給された際に(ST16)、制御回路23はメモリ24
に記録されているID番号と、ノンマルチリードコマン
ドに含まれるID番号とを比較し(ST17)、一致す
る場合にマルチリードコマンドに対して応答不要に設定
する(ST18)。
【0060】上記ステップ17の比較の結果、ID番号
が一致しなかった場合、制御回路23は再びコマンド待
ち状態となる。
【0061】次に、第1の実施形態として、前回の読取
った無線カード5の数とタイムスロット数との比率によ
り、今回のタイムスロット数を決定する場合について説
明する。
【0062】この場合、リーダライタ2のメモリ12
に、タイムスロット数決定テーブル12aが設けられる
ようになっている。このタイムスロット数決定テーブル
12aは、前回の読取った無線カード5の数を前回のタ
イムスロット数で割ることにより得られる比率に対応し
て、次回のタイムスロット数が記憶されているものであ
る。
【0063】たとえば、タイムスロット数決定テーブル
12aには、図7に示すように、比率が85%以上の場
合、前回のタイムスロット数(n)の2倍(n×2)が
記憶され、比率が75%以上で85%未満の場合、前回
のタイムスロット数の1.5倍(n×1.5)が記憶さ
れ、比率が25%以上で75%未満の場合、前回のタイ
ムスロット数の1倍(n)が記憶され、比率が10%以
上で25%未満と、1%以上で10%未満の場合、前回
のタイムスロット数の0.5倍(n×0.5)が記憶さ
れ、比率が0%(1回目)の場合、前回のタイムスロッ
ト数の0.2倍(n×0.2)が記憶されている。
【0064】また、制御回路11は、0%の比率が2回
連続した場合、終了が判断するようになっている。
【0065】なお、最高タイムスロット数は16個とな
っている。
【0066】たとえば今、30個(枚)の無線カード5
に対する読取りが行われる際に、まず1回目に、タイム
スロット数8に対して、7個の無線カード5から応答が
あった場合に、上記比率が87.5%となり、制御回路
11はタイムスロット数決定テーブル12aから比率が
85%以上に対応して記憶されている2倍が選択され、
前回のタイムスロット数の8個の2倍の16個が次回の
タイムスロット数となる。
【0067】次に、2回目に、タイムスロット数16に
対して、14個の無線カード5から応答があった場合
に、上記比率が87.5%となり、制御回路11はタイ
ムスロット数決定テーブル12aから比率が85%以上
に対応して記憶されている2倍が選択されるが、前回の
タイムスロット数が16と最高数となっているため前回
と同じ16個が次回のタイムスロット数となる。
【0068】次に、3回目に、タイムスロット数16に
対して、7個の無線カード5から応答があった場合に、
上記比率が43.7%となり、制御回路11はタイムス
ロット数決定テーブル12aから比率が25%以上で7
5%未満に対応して記憶されている1倍が選択される
が、前回のタイムスロット数が16となっているため前
回と同じ16個が次回のタイムスロット数となる。
【0069】次に、4回目に、タイムスロット数16に
対して、2個の無線カード5から応答があった場合に、
上記比率が12.5%となり、制御回路11はタイムス
ロット数決定テーブル12aから比率が10%以上で2
5%未満に対応して記憶されている0.5倍が選択され
るが、前回のタイムスロット数が16となっているため
8個が次回のタイムスロット数となる。
【0070】次に、5回目に、タイムスロット数8に対
して、無線カード5から応答がなかった場合に(0個の
場合に)、上記比率が0%となり、制御回路11はタイ
ムスロット数決定テーブル12aから比率が0%に対応
して記憶されている0.2倍が選択されるが、前回のタ
イムスロット数が8となっているため2個が次回のタイ
ムスロット数となる。
【0071】次に、6回目に、タイムスロット数1に対
して、無線カード5から応答がなかった場合に(0個の
場合に)、上記比率が0%となり、制御回路11は2度
連続の0個に対応して、無線カード5のなしによる処理
の終了を判断する。
【0072】上記各マルチリードコマンドごとのタイム
スロット数と実際に読取った無線カード5の個数を図8
に示す。
【0073】この際の、全体の処理としての読取時間
は、(スロット数8×1スロットの時間+マルチリード
コマンドの送信時間と固定時間)×2(1回目と5回
目)+(スロット数16×1スロットの時間+マルチリ
ードコマンドの送信時間と固定時間)×3(2回目と3
回目と4回目)+(スロット数1×1スロットの時間+
マルチリードコマンドの送信時間と固定時間)×1(6
回目)+ノンマルチリードコマンド通信と処理時間×無
線カード数となり、 (8×10msec+10msec)×2+(16×1
0msec+10msec)×3+(1×l0msec
+10msec)+30×20msec =180+510+20+600 =1310msec となる。
【0074】したがって、従来のタイムスロット数を固
定した場合のように、30個の無線カード5を処理する
のに、「1500msec」の時間がかかったのに対し
て、第1の実施形態の場合には、「1310msec」
で済み、190msec分短縮できる。
【0075】次に、第2の実施形態として、無線カード
5の概略の個数を重量により求め、この個数により1回
目のタイムスロット数を決定する(初期値を適正な値に
する)場合について説明する。2回目以降のタイムスロ
ット数の決定は、第1の実施形態と同じである。
【0076】この場合、読取可能エリア4内の無線カー
ド5、…の重量を測定する重量測定部を有し、この重量
測定部の測定結果がPC1を介してリーダライタ2に伝
達されたり、直接リーダライタ2に伝達されるものであ
っても良い。
【0077】これにより、リーダライタ2の制御回路1
1は、重量測定部の測定結果に基づいて無線カード5の
概略の個数を判断し、この個数から1回目のタイムスロ
ット数を決定するようになっている。たとえば、重量測
定部により20個以上の無線カード5、…の重量が測定
された際に、制御回路11は、最大タイムスロット数の
16を1回目(初回)のタイムスロット数を決定する。
【0078】また、リーダライタ2のメモリ12に、タ
イムスロット数決定テーブル12aが設けられている。
このタイムスロット数決定テーブル12aは、前回の読
取った無線カード5の数から前回のタイムスロット数を
割ることにより得られる比率に対応して、次回のタイム
スロット数が記憶されているものである。
【0079】たとえば、タイムスロット数決定テーブル
12aには、図9に示すように、比率が85%以上の場
合、前回のタイムスロット数(n)の1.5倍(n×
1.5)が記憶され、比率が75%以上で85%未満
と、50%以上で75%未満の場合、前回のタイムスロ
ット数の1倍(n)が記憶され、比率が25%以上で5
0%未満の場合、前回のタイムスロット数の0.7倍
(n×0.7)が記憶され、比率が10%以上で25%
未満と、1%以上で10%未満の場合、前回のタイムス
ロット数の0.5倍(n×0.5)が記憶され、比率が
0%(1回目)の場合、前回のタイムスロット数の0.
2倍(n×0.2)が記憶されている。
【0080】また、制御回路11は、0%の比率が2回
連続した場合、終了が判断するようになっている。
【0081】なお、最高タイムスロット数は16個とな
っている。
【0082】たとえば今、30個の無線カード5に対す
る読取りが行われる際に、まず1回目のタイムスロット
数として16が設定され(上述した重量の測定結果に基
づいて設定され)、このタイムスロット数16に対し
て、14個の無線カード5から応答があった場合に、上
記比率が87.5%となり、制御回路11はタイムスロ
ット数決定テーブル12aから比率が85%以上に対応
して記憶されている1.5倍が選択されるが、前回のタ
イムスロット数が16と最高数となっているため前回と
同じ16個が次回のタイムスロット数となる。
【0083】次に、2回目に、タイムスロット数16に
対して、10個の無線カード5から応答があった場合
に、上記比率が62.5%となり、制御回路11はタイ
ムスロット数決定テーブル12aから比率が25%以上
に対応して記憶されている1倍が選択されるが、前回の
タイムスロット数が16となっているため前回と同じ1
6個が次回のタイムスロット数となる。
【0084】次に、3回目に、タイムスロット数16に
対して、5個の無線カード5から応答があった場合に、
上記比率が31%となり、制御回路11はタイムスロッ
ト数決定テーブル12aから比率が25%以上で50%
未満に対応して記憶されている0.7倍が選択される
が、前回のタイムスロット数が16となっているため1
1個が次回のタイムスロット数となる。
【0085】次に、4回目に、タイムスロット数11に
対して、1個の無線カード5から応答があった場合に、
上記比率が9%となり、制御回路11はタイムスロット
数決定テーブル12aから比率が10%以上で25%未
満に対応して記憶されている0.5倍が選択されるが、
前回のタイムスロット数が11となっているため5個が
次回のタイムスロット数となる。
【0086】次に、5回目に、タイムスロット数5に対
して、無線カード5から応答がなかった場合に(0個の
場合に)、上記比率が0%となり、制御回路11はタイ
ムスロット数決定テーブル12aから比率が0%に対応
して記憶されている0.2倍が選択されるが、前回のタ
イムスロット数が5となっているため2個が次回のタイ
ムスロット数となる。
【0087】次に、6回目に、タイムスロット数1に対
して、無線カード5から応答がなかった場合に(0個の
場合に)、上記比率が0%となり、制御回路11は2度
連続の0個に対応して、無線カード5のなしによる処理
の終了を判断する。
【0088】上記各マルチリードコマンドごとのタイム
スロット数と実際に読取った無線カード5の個数を図1
0に示す。
【0089】この際の、全体の処理としての読取時間
は、(スロット数16×1スロットの時間+マルチリー
ドコマンドの送信時間と固定時間)×3(1回目と2回
目と3回目)+(スロット数11×1スロットの時間+
マルチリードコマンドの送信時間と固定時間)×1(4
回目)+(スロット数5×1スロットの時間+マルチリ
ードコマンドの送信時間と固定時間)×1(5回目)+
(スロット数1×1スロットの時間+マルチリードコマ
ンドの送信時間と固定時間)×1(6回目)+ノンマル
チリードコマンド通信と処理時間×無線カード数とな
り、 (16×10msec+10msec)×3+(11×
10msec+10msec)+(5×l0msec+
10msec)+(1×l0msec+10msec)
+30×20msec =510+120+60+20+600 =1310msec となる。
【0090】したがって、従来のタイムスロット数を固
定した場合のように、30個の無線カード5を処理する
のに、「1500msec」の時間がかかったのに対し
て、第2の実施形態の場合には、「1310msec」
で済み、190msec分短縮できる。
【0091】上記読取可能エリア4内の無線カード5、
…の枚数を測定するものとして、重量測定部を用いた
が、これに限らず、大きさまたはX線による画像認識に
より、カード枚数を測定するようにしても良い。
【0092】次に、第3の実施形態として、無線カード
5の概略の個数を予測し、この予測した個数により各回
ごとのタイムスロット数を決定する(読込みパターン
(タイムスロットパターン)を選択して読取りを行う)
場合について説明する。
【0093】この予測としては、PC1により指示され
たり、上記第2の実施形態のように測定された重量から
予測するようにしても良い。
【0094】この場合、リーダライタ2のメモリ12
に、タイムスロットパターンテーブル12bが設けられ
ている。このタイムスロットパターンテーブル12b
は、予測した無線カード5の数に対応したタイムスロッ
トパターンが記憶されているものである。
【0095】たとえば、タイムスロットパターンテーブ
ル12bには、図11に示すように、無線カード5が1
0個の場合に、1回目のタイムスロット数が14、2回
目のタイムスロット数が6、3回目のタイムスロット数
が1、4回目のタイムスロット数が1というタイムスロ
ットパターンが記憶されている。
【0096】また、無線カード5が20個の場合に、1
回目のタイムスロット数が15、2回目のタイムスロッ
ト数が5、3回目のタイムスロット数が1、4回目のタ
イムスロット数が1というタイムスロットパターンが記
憶されている。
【0097】また、無線カード5が30個の場合に、1
回目から3回目のタイムスロット数が16、4回目のタ
イムスロット数が11、5回目のタイムスロット数が
1、6回目のタイムスロット数が1というタイムスロッ
トパターンが記憶されている。
【0098】たとえば今、予測される無線カード5の数
が10個の場合、制御回路11はメモリ12のタイムス
ロットパターンテーブル12bに記憶されている10個
に対応したタイムスロットパターンを読出し、この読出
したタイムスロットパターンに基づいて、まず1回目の
タイムスロット数14、2回目のタイムスロット数6、
3回目のタイムスロット数1、4回目のタイムスロット
数1でマルチリード処理が行われる。この場合、タイム
スロット数14の1回目に8個の無線カード5の読取が
なされ、タイムスロット数6の2回目に2個の無線カー
ド5の読取がなされる。
【0099】上記各マルチリードコマンドごとのタイム
スロット数と実際に読取った無線カード5の個数を図1
2に示す。
【0100】この際の、全体の処理としての読取時間
は、(スロット数14×1スロットの時間+マルチリー
ドコマンドの送信時間と固定時間)+(スロット数6×
1スロットの時間+マルチリードコマンドの送信時間と
固定時間)+(スロット数1×1スロットの時間+マル
チリードコマンドの送信時間と固定時間)+(スロット
数1×1スロットの時間+マルチリードコマンドの送信
時間と固定時間)+ノンマルチリードコマンド通信と処
理時間×無線カード数となり、 (14×10msec+10msec)+(6×10m
sec+10msec)+(1×l0msec+10m
sec)+(1×l0msec+10msec)+10
×20msec =150+70+20+20+200 =460msec となる。
【0101】これに対して、従来のスロット数が8で固
定の場合は、5回の読取が行われ、(スロット数8×1
スロットの時間+マルチリードコマンドの送信時間と固
定時間)×5+ノンマルチリードコマンド通信と処理時
間×無線カード数となり、 (8×10msec+10msec)×5+10×20
msec =450+200 =650msec となる。
【0102】したがって、従来のタイムスロット数を固
定した場合のように、10個の無線カード5を処理する
のに、「650msec」の時間がかかったのに対し
て、第3の実施形態の場合には、「460msec」で
済み、190msec分短縮できる。
【0103】たとえば今、予測される無線カード5の数
が20個の場合、制御回路11はメモリ12のタイムス
ロットパターンテーブル12bに記憶されている20個
に対応したタイムスロットパターンを読出し、この読出
したタイムスロットパターンに基づいて、まず1回目の
タイムスロット数16、2回目のタイムスロット数1
0、3回目のタイムスロット数1、4回目のタイムスロ
ット数1でマルチリード処理が行われる。この場合、タ
イムスロット数16の1回目に15個の無線カード5の
読取がなされ、タイムスロット数10の2回目に5個の
無線カード5の読取がなされる。
【0104】上記各マルチリードコマンドごとのタイム
スロット数と実際に読取った無線カード5の個数を図1
3に示す。
【0105】この際の、全体の処理としての読取時間
は、(スロット数16×1スロットの時間+マルチリー
ドコマンドの送信時間と固定時間)+(スロット数10
×1スロットの時間+マルチリードコマンドの送信時間
と固定時間)+(スロット数1×1スロットの時間+マ
ルチリードコマンドの送信時間と固定時間)+(スロッ
ト数1×1スロットの時間+マルチリードコマンドの送
信時間と固定時間)+ノンマルチリードコマンド通信と
処理時間×無線カード数となり、 (16×10msec+10msec)+(10×10
msec+10msec)+(1×l0msec+10
msec)+(1×l0msec+10msec)+2
0×20msec =170+110+20+20+400 =720msec となる。
【0106】これに対して、従来のスロット数が8で固
定の場合は、7回の読取が行われ、(スロット数8×1
スロットの時間+マルチリードコマンドの送信時間と固
定時間)×7+ノンマルチリードコマンド通信と処理時
間×無線カード数となり、 (8×10msec+10msec)×7+20×20
msec =630+400 =1030msec となる。
【0107】したがって、従来のタイムスロット数を固
定した場合のように、20個の無線カード5を処理する
のに、「1030msec」の時間がかかったのに対し
て、第3の実施形態の場合には、「720msec」で
済み、310msec分短縮できる。
【0108】たとえば今、予測される無線カード5の数
が30個の場合、制御回路11はメモリ12のタイムス
ロットパターンテーブル12bに記憶されている30個
に対応したタイムスロットパターンを読出し、この読出
したタイムスロットパターンに基づいて、まず1回目か
ら3回目のタイムスロット数16、4回目のタイムスロ
ット数11、5回目のタイムスロット数1、6回目のタ
イムスロット数1でマルチリード処理が行われる。この
場合、タイムスロット数16の1回目に14個の無線カ
ード5の読取がなされ、タイムスロット数16の2回目
に10個の無線カード5の読取がなされ、タイムスロッ
ト数16の3回目に5個の無線カード5の読取がなさ
れ、タイムスロット数11の4回目に1個の無線カード
5の読取がなされる。
【0109】この際の、全体の処理としての読取時間
は、(スロット数16×1スロットの時間+マルチリー
ドコマンドの送信時間と固定時間)×3+(スロット数
11×1スロットの時間+マルチリードコマンドの送信
時間と固定時間)+(スロット数1×1スロットの時間
+マルチリードコマンドの送信時間と固定時間)+(ス
ロット数1×1スロットの時間+マルチリードコマンド
の送信時間と固定時間)+ノンマルチリードコマンド通
信と処理時間×無線カード数となり、 (16×10msec+10msec)×3+(11×
10msec+10msec)+(1×l0msec+
10msec)+(1×l0msec+10msec)
+30×20msec =510+120+20+20+600 =1270msec となる。
【0110】これに対して、従来のスロット数が8で固
定の場合は、10回の読取が行われ、(スロット数8×
1スロットの時間+マルチリードコマンドの送信時間と
固定時間)×8+ノンマルチリードコマンド通信と処理
時間×無線カード数となり、 (8×10msec+10msec)×10+30×2
0msec =900+600 =1500msec となる。
【0111】したがって、従来のタイムスロット数を固
定した場合のように、20個の無線カード5を処理する
のに、「1500msec」の時間がかかったのに対し
て、第3の実施形態の場合には、「1270msec」
で済み、230msec分短縮できる。
【0112】次に、第4の実施形態として、第3の実施
形態における読込みパターン(タイムスロットパター
ン)を、実際に所定個数の無線カード5に対する読込み
を行って、最短時間のパターンを測定して、決定する場
合について説明する。この決定は、運用中に定期的また
はシステムの使用条件が変化した際に行い、パターンを
求め決定する。そのシステムの動作条件を常に最適なス
ロットパターンで運用できる。
【0113】この場合、上記無線カードシステムにおい
て、無線カード5を平均して10個読取るために、無線
カード5を10個用意し、マルチリードを開始してから
終了するまでの時間を測定する。タイムスロット数の与
え方は、10回までとし、各回で1から16までのすべ
ての値で変化させ、すべてのパターンで時間を計測す
る。終了条件は無線カード5が読めない状態が2回連続
で続いた場合とする。終了後のスロット数は1とする。
【0114】測定した結果、タイムスロットパターン
が、「10,5,2,1,1」とした際に読取時間が最
短であることが検証された。
【0115】この検証されたタイムスロットパターン
が、上記第3の実施形態のタイムスロットパターンテー
ブル12bに記憶される。この結果以前はスロット数を
固定して運用していたが、システムの処理速度が20%
向上し、本方式が有効であると言える。
【0116】(10×10msec+10msec)+
(5×10msec+10msec)+(2×l0ms
ec+10msec)+(1×l0msec+10ms
ec)×2+10×20msec =110+60+30+40+200 =440msec となる。
【0117】したがって、従来のタイムスロット数を固
定した場合のように、10個の無線カード5を処理する
のに、「650msec」の時間がかかったのに対し
て、第4の実施形態の場合には、「440msec」で
済み、210msec分短縮できる。
【0118】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、通信時間と処理に対する無駄な時間を省くことがで
き、従来と比較して各無線カードのカードデータの読取
り時間の大幅な短縮化が図れる無線カードシステム及び
無線カード処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の無線カードシステムの概
略構成を示す図。
【図2】リーダライタの内部構成を示すブロック図。
【図3】無線カードの内部構成を示すブロック図。
【図4】マルチリード処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図5】マルチリード処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図6】リーダライタと無線カードのデータのやり取り
を説明するための図。
【図7】タイムスロット数決定テーブルの記憶例を示す
図。
【図8】各マルチリードコマンドごとのタイムスロット
数と実際に読取った無線カードの個数を説明するための
図。
【図9】タイムスロット数決定テーブルの記憶例を示す
図。
【図10】各マルチリードコマンドごとのタイムスロッ
ト数と実際に読取った無線カードの個数を説明するため
の図。
【図11】タイムスロットパターンテーブルの記憶例を
示す図。
【図12】各マルチリードコマンドごとのタイムスロッ
ト数と実際に読取った無線カードの個数を説明するため
の図。
【図13】各マルチリードコマンドごとのタイムスロッ
ト数と実際に読取った無線カードの個数を説明するため
の図。
【符号の説明】
1…PC 2…リーダライタ 3…アンテナ部 4…読取可能エリア 5…無線カード 11、23…制御回路 12、24…メモリ 12a…タイムスロット数決定テーブル 12b…タイムスロットパターンテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 宏之 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 5B058 CA17 KA02 KA04 KA13 YA01 5K033 AA02 AA08 CA11 CB15 DA17 DB12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線カード処理装置とこの無線カード処
    理装置の読取可能エリア内に存在する複数の無線カード
    との間で無線通信を行い、少なくとも1回以上マルチリ
    ードコマンドを無線カード処理装置から無線カードへ送
    信する無線カードシステムにおいて、 上記無線カード処理装置が、 任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリード
    コマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段
    と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 上記読取可能エリアの複数の無線カードに対する読取処
    理の終了か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により読取処理の終了が判断されなかった
    際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第2の
    送信手段が繰り返される処理手段とからなり、 上記無線カードが、 上記無線カード処理装置からのマルチリードコマンドが
    供給された際に、マルチリードコマンドに含まれるタイ
    ムスロット数に基づいて、レスポンス応答時刻を設定す
    る第1の設定手段と、 この第1の設定手段による設定時刻になった際に、ID
    番号を含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信
    する第3の送信手段と、 上記無線カード処理装置からのノンマルチリードコマン
    ドが供給された際に、ノンマルチリードコマンドに含ま
    れる認識番号に基づいて、マルチリードコマンドに対す
    るレスポンス応答不要を設定する第2の設定手段とから
    なる、 ことを特徴とする無線カードシステム。
  2. 【請求項2】 無線カード処理装置とこの無線カード処
    理装置の読取可能エリア内に存在する複数の無線カード
    との間で無線通信を行い、少なくとも1回以上マルチリ
    ードコマンドを無線カード処理装置から無線カードへ送
    信する無線カードシステムにおいて、 上記無線カード処理装置が、 任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリード
    コマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段
    と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 少なくとも2回以上連続してマルチリードコマンドに対
    する無線カードからのレンポンスが無い場合に、無線カ
    ードに対する読取処理の終了を判断する判断手段と、 この判断手段により読取処理の終了が判断されなかった
    際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第2の
    送信手段が繰り返される処理手段とからなり、 上記無線カードが、 上記無線カード処理装置からのマルチリードコマンドが
    供給された際に、マルチリードコマンドに含まれるタイ
    ムスロット数に基づいて、レスポンス応答時刻を設定す
    る第1の設定手段と、 この第1の設定手段による設定時刻になった際に、ID
    番号を含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信
    する第3の送信手段と、 上記無線カード処理装置からのノンマルチリードコマン
    ドが供給された際に、ノンマルチリードコマンドに含ま
    れる認識番号に基づいて、マルチリードコマンドに対す
    るレスポンス応答不要を設定する第2の設定手段とから
    なる、 ことを特徴とする無線カードシステム。
  3. 【請求項3】 無線カード処理装置とこの無線カード処
    理装置の読取可能エリア内に存在する複数の無線カード
    との間で無線通信を行い、少なくとも1回以上マルチリ
    ードコマンドを無線カード処理装置から無線カードへ送
    信する無線カードシステムにおいて、 上記無線カード処理装置が、 任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリード
    コマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段
    と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 上記受信手段によりレスポンスを受信した無線カードの
    数に基づいて上記第1の送信手段による次回のマルチリ
    ードコマンドに含まれるタイムスロット数を決定する決
    定手段と、 上記読取可能エリアの複数の無線カードに対する読取処
    理の終了か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により読取処理の終了が判断されなかった
    際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第2の
    送信手段が繰り返される処理手段とからなり、 上記無線カードが、 上記無線カード処理装置からのマルチリードコマンドが
    供給された際に、マルチリードコマンドに含まれるタイ
    ムスロット数に基づいて、レスポンス応答時刻を設定す
    る第1の設定手段と、 この第1の設定手段による設定時刻になった際に、ID
    番号を含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信
    する第3の送信手段と、 上記無線カード処理装置からのノンマルチリードコマン
    ドが供給された際に、ノンマルチリードコマンドに含ま
    れる認識番号に基づいて、マルチリードコマンドに対す
    るレスポンス応答不要を設定する第2の設定手段とから
    なる、 ことを特徴とする無線カードシステム。
  4. 【請求項4】 上記決定手段が、 無線カード数に対応するタイムスロット数を記憶する記
    憶手段と、 上記受信手段によりレスポンスを受信した無線カードの
    数に対応するタイムスロット数を上記記憶手段から読出
    し、この読出したタイムスロット数を上記第1の送信手
    段による次回のマルチリードコマンドに含まれるタイム
    スロット数に設定する設定手段とからなることを特徴と
    する請求項3に記載の無線カードシステム。
  5. 【請求項5】 上記決定手段が、 1つのマルチリードコマンドにおけるタイムスロット数
    とレスポンスを受信した無線カード数との比率に対応す
    るタイムスロット数を記憶する記憶手段と、 上記第1の送信手段により送信したマルチリードコマン
    ドのタイムスロット数と上記受信手段によりレスポンス
    を受信した無線カードの数との比率に対応するタイムス
    ロット数を上記記憶手段から読出し、この読出したタイ
    ムスロット数を上記第1の送信手段による次回のマルチ
    リードコマンドに含まれるタイムスロット数に設定する
    設定手段とからなることを特徴とする請求項3に記載の
    無線カードシステム。
  6. 【請求項6】 無線カード処理装置とこの無線カード処
    理装置の読取可能エリア内に存在する複数の無線カード
    との間で無線通信を行い、少なくとも1回以上マルチリ
    ードコマンドを無線カード処理装置から無線カードへ送
    信する無線カードシステムにおいて、 上記無線カード処理装置が、 上記読取可能エリア内の無線カードの数を判断する第1
    の判断手段と、 この第1の判断手段による無線カードの数に基づいて、
    マルチリード開始時に送信されるマルチリードコマンド
    のタイムスロット数を決定する第1の決定手段と、 この第1の決定手段により決定されたタイムスロット数
    を含むマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信
    し、次回以降は任意に変更可能なタイムスロット数を含
    むマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信する第
    1の送信手段と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 上記受信手段によりレスポンスを受信した無線カードの
    数に対応するタイムスロット数を上記記憶手段から読出
    し、この読出したタイムスロット数を上記第1の送信手
    段による次回のマルチリードコマンドに含まれるタイム
    スロット数に設定する第1の設定手段と、 上記読取可能エリアの複数の無線カードに対する読取処
    理の終了か否かを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により読取処理の終了が判断されな
    かった際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記
    第2の送信手段が繰り返される処理手段とからなり、 上記無線カードが、 上記無線カード処理装置からのマルチリードコマンドが
    供給された際に、マルチリードコマンドに含まれるタイ
    ムスロット数に基づいて、レスポンス応答時刻を設定す
    る第1の設定手段と、 この第1の設定手段による設定時刻になった際に、ID
    番号を含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信
    する第3の送信手段と、 上記無線カード処理装置からのノンマルチリードコマン
    ドが供給された際に、ノンマルチリードコマンドに含ま
    れる認識番号に基づいて、マルチリードコマンドに対す
    るレスポンス応答不要を設定する第2の設定手段とから
    なる、 ことを特徴とする無線カードシステム。
  7. 【請求項7】 上記第1の判断手段が、上記読取可能エ
    リア内の無線カードの重量により、無線カードの数が所
    定数以上か否かを判断することを特徴とする請求項6に
    記載の無線カードシステム。
  8. 【請求項8】 無線カード処理装置とこの無線カード処
    理装置の読取可能エリア内に存在する複数の無線カード
    との間で無線通信を行い、少なくとも1回以上マルチリ
    ードコマンドを無線カード処理装置から無線カードへ送
    信する無線カードシステムにおいて、 上記無線カード処理装置が、 無線カードの数に基づいたマルチリードコマンドごとの
    タイムスロット数のパターンを記憶する記憶手段と、 上記読取可能エリア内の無線カードの数を判断する第1
    の判断手段と、 この第1の判断手段による無線カードの数に基づいて、
    上記記憶手段からマルチリードコマンドごとのタイムス
    ロット数のパターンを読出し、この読出したタイムスロ
    ット数を含むマルチリードコマンドを順次上記無線カー
    ドへ送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段とからなり、 上記無線カードが、 上記無線カード処理装置からのマルチリードコマンドが
    供給された際に、マルチリードコマンドに含まれるタイ
    ムスロット数に基づいて、レスポンス応答時刻を設定す
    る第1の設定手段と、 この第1の設定手段による設定時刻になった際に、ID
    番号を含むレスポンスを上記無線カード処理装置へ送信
    する第3の送信手段と、 上記無線カード処理装置からのノンマルチリードコマン
    ドが供給された際に、ノンマルチリードコマンドに含ま
    れる認識番号に基づいて、マルチリードコマンドに対す
    るレスポンス応答不要を設定する第2の設定手段とから
    なる、 ことを特徴とする無線カードシステム。
  9. 【請求項9】 上記記憶手段に記憶される無線カードの
    数に基づいたマルチリードコマンドごとのタイムスロッ
    ト数のパターンが、複数の無線カードを実際に読取り、
    この読取開始から終了までの時間を測定して最短時間の
    パターンを求めて決定されることを特徴とする請求項8
    に記載の無線カードシステム。
  10. 【請求項10】 読取可能エリア内に存在する複数の無
    線カードとの間で無線通信を行い、少なくとも1回以上
    マルチリードコマンドを無線カードへ送信する無線カー
    ド処理装置において、 任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリード
    コマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段
    と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 上記読取可能エリアの複数の無線カードに対する読取処
    理の終了か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により読取処理の終了が判断されなかった
    際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第2の
    送信手段が繰り返される処理手段と、 を具備したことを特徴とする無線カード処理装置。
  11. 【請求項11】 読取可能エリア内に存在する複数の無
    線カードとの間で無線通信を行い、少なくとも1回以上
    マルチリードコマンドを無線カードへ送信する無線カー
    ド処理装置において、 任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリード
    コマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段
    と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 少なくとも2回以上連続してマルチリードコマンドに対
    する無線カードからのレンポンスが無い場合に、無線カ
    ードに対する読取処理の終了を判断する判断手段と、 この判断手段により読取処理の終了が判断されなかった
    際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第2の
    送信手段が繰り返される処理手段と、 を具備したことを特徴とする無線カード処理装置。
  12. 【請求項12】 読取可能エリア内に存在する複数の無
    線カードとの間で無線通信を行い、少なくとも1回以上
    マルチリードコマンドを無線カードへ送信する無線カー
    ド処理装置において、 任意に変更可能なタイムスロット数を含むマルチリード
    コマンドを上記無線カードへ送信する第1の送信手段
    と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 上記受信手段によりレスポンスを受信した無線カードの
    数に基づいて上記第1の送信手段による次回のマルチリ
    ードコマンドに含まれるタイムスロット数を決定する決
    定手段と、 上記読取可能エリアの複数の無線カードに対する読取処
    理の終了か否かを判断する判断手段と、 この判断手段により読取処理の終了が判断されなかった
    際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記第2の
    送信手段が繰り返される処理手段と、 を具備したことを特徴とする無線カード処理装置。
  13. 【請求項13】 上記決定手段が、 無線カード数に対応するタイムスロット数を記憶する記
    憶手段と、 上記受信手段によりレスポンスを受信した無線カードの
    数に対応するタイムスロット数を上記記憶手段から読出
    し、この読出したタイムスロット数を上記第1の送信手
    段による次回のマルチリードコマンドに含まれるタイム
    スロット数に設定する設定手段とからなることを特徴と
    する請求項12に記載の無線カード処理装置。
  14. 【請求項14】 上記決定手段が、 1つのマルチリードコマンドにおけるタイムスロット数
    とレスポンスを受信した無線カード数との比率に対応す
    るタイムスロット数を記憶する記憶手段と、 上記第1の送信手段により送信したマルチリードコマン
    ドのタイムスロット数と上記受信手段によりレスポンス
    を受信した無線カードの数との比率に対応するタイムス
    ロット数を上記記憶手段から読出し、この読出したタイ
    ムスロット数を上記第1の送信手段による次回のマルチ
    リードコマンドに含まれるタイムスロット数に設定する
    設定手段とからなることを特徴とする請求項12に記載
    の無線カード処理装置。
  15. 【請求項15】 読取可能エリア内に存在する複数の無
    線カードとの間で無線通信を行い、少なくとも1回以上
    マルチリードコマンドを無線カードへ送信する無線カー
    ド処理装置において、 上記読取可能エリア内の無線カードの数を判断する第1
    の判断手段と、 この第1の判断手段による無線カードの数に基づいて、
    マルチリード開始時に送信されるマルチリードコマンド
    のタイムスロット数を決定する第1の決定手段と、 この第1の決定手段により決定されたタイムスロット数
    を含むマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信
    し、次回以降は任意に変更可能なタイムスロット数を含
    むマルチリードコマンドを上記無線カードへ送信する第
    1の送信手段と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 上記受信手段によりレスポンスを受信した無線カードの
    数に基づいて上記第1の送信手段による次回のマルチリ
    ードコマンドに含まれるタイムスロット数を決定する第
    2の決定手段と、 上記読取可能エリアの複数の無線カードに対する読取処
    理の終了か否かを判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により読取処理の終了が判断されな
    かった際に、上記第1の送信手段、上記受信手段、上記
    第2の送信手段が繰り返される処理手段と、 を具備したことを特徴とする無線カード処理装置。
  16. 【請求項16】 上記第1の判断手段が、上記読取可能
    エリア内の無線カードの重量により、無線カードの数が
    所定数以上か否かを判断することを特徴とする請求項1
    5に記載の無線カード処理装置。
  17. 【請求項17】 読取可能エリア内に存在するの複数の
    無線カードとの間で無線通信を行い、少なくとも1回以
    上マルチリードコマンドを無線カードへ送信する無線カ
    ード処理装置において、 無線カードの数に基づいたマルチリードコマンドごとの
    タイムスロット数のパターンを記憶する記憶手段と、 上記読取可能エリア内の無線カードの数を判断する第1
    の判断手段と、 この第1の判断手段による無線カードの数に基づいて、
    上記記憶手段からマルチリードコマンドごとのタイムス
    ロット数のパターンを読出し、この読出したタイムスロ
    ット数を含むマルチリードコマンドを順次上記無線カー
    ドへ送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段によるマルチリードコマンドに応答
    する各タイムスロットごとに上記無線カードからのID
    番号を含むレスポンスを受信する受信手段と、 上記第1の送信手段によるマルチリードコマンドに含ま
    れるタイムスロット数に対する上記受信手段による受信
    終了後、上記受信手段により受信したレスポンスに対応
    して、ID番号を含むノンマルチリードコマンドを上記
    無線カードへ送信する第2の送信手段と、 を具備したことを特徴とする無線カード処理装置。
  18. 【請求項18】 上記記憶手段に記憶される無線カード
    の数に基づいたマルチリードコマンドごとのタイムスロ
    ット数のパターンが、複数の無線カードを実際に読取
    り、この読取開始から終了までの時間を測定して最短時
    間のパターンを求めて決定されることを特徴とする請求
    項17に記載の無線カード処理装置。
JP32695898A 1998-11-17 1998-11-17 無線カードシステム及び無線カード処理装置 Pending JP2000148934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32695898A JP2000148934A (ja) 1998-11-17 1998-11-17 無線カードシステム及び無線カード処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32695898A JP2000148934A (ja) 1998-11-17 1998-11-17 無線カードシステム及び無線カード処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000148934A true JP2000148934A (ja) 2000-05-30
JP2000148934A5 JP2000148934A5 (ja) 2006-03-23

Family

ID=18193693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32695898A Pending JP2000148934A (ja) 1998-11-17 1998-11-17 無線カードシステム及び無線カード処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000148934A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005006911A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Kita Denshi Corp 特殊景品読取装置
JP2005035144A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
US7230943B2 (en) 2002-07-17 2007-06-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless information processing system with wireless information recording medium and wireless information processing apparatus, and communication method therefor
WO2007091612A1 (ja) * 2006-02-10 2007-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信システムの質問器
JP2008065443A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Mitsubishi Electric Corp データ読み取り装置
WO2009041265A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信装置
WO2009041179A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信装置及び無線タグ通信システム
JP2011188151A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Tec Corp 無線タグ読取装置および無線タグ読取方法
JP2021533514A (ja) * 2018-08-02 2021-12-02 无錫恒▲イエ▼軟件技術有限公司 走査対象内の超高周波rfidタブの読み取り方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7230943B2 (en) 2002-07-17 2007-06-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless information processing system with wireless information recording medium and wireless information processing apparatus, and communication method therefor
JP2005006911A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Kita Denshi Corp 特殊景品読取装置
JP4620941B2 (ja) * 2003-07-18 2011-01-26 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005035144A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP4662210B2 (ja) * 2006-02-10 2011-03-30 ブラザー工業株式会社 無線タグ通信システムの質問器
JP2007243901A (ja) * 2006-02-10 2007-09-20 Brother Ind Ltd 無線タグ通信システムの質問器
WO2007091612A1 (ja) * 2006-02-10 2007-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信システムの質問器
JP2008065443A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Mitsubishi Electric Corp データ読み取り装置
WO2009041265A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信装置
WO2009041179A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 無線タグ通信装置及び無線タグ通信システム
JP2011188151A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Tec Corp 無線タグ読取装置および無線タグ読取方法
JP2021533514A (ja) * 2018-08-02 2021-12-02 无錫恒▲イエ▼軟件技術有限公司 走査対象内の超高周波rfidタブの読み取り方法
JP7164905B2 (ja) 2018-08-02 2022-11-02 无錫恒▲イエ▼軟件技術有限公司 走査対象内の超高周波rfidタブの読み取り方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101517599B (zh) 用于集成的读取器和标签的装置和方法
US7053754B2 (en) Anti-collision method for contactless electronic module
JP4983017B2 (ja) 情報アクセス・システム、および非接触情報記憶装置内の情報にアクセスする方法
US20080122581A1 (en) Passive rfid reader and operation control method therefor
CN105224970B (zh) 一种rfid防碰撞方法
US20020175806A1 (en) Electronic tag binary selection method
JP2007114821A (ja) Rfidタグ、rfidリーダ・ライタ、rfidシステムおよびrfidシステムの処理方法
CN101377820B (zh) 一种在射频识别系统中进行标签查询的方法和读写器
JP2000148934A (ja) 無線カードシステム及び無線カード処理装置
CN100357954C (zh) 标记时隙的防冲突方法
JP2000113127A (ja) 無線タグシステム
CN100356382C (zh) 非接触式ic卡
CN100437622C (zh) 激活对等通信单元的通信模式的方法
JP4284745B2 (ja) Icカード通信システム
JP4157208B2 (ja) 制御装置と制御装置の通信制御方法
JP3675755B2 (ja) 非接触通信システム及びこれに使用するデータキャリア
JP2000148934A5 (ja) 無線カード、無線カードシステム及び無線カード処理装置
CN101739536A (zh) 一种在射频识别系统中对标签进行读写的方法和读写器
JP3966340B2 (ja) 非接触idシステム
EP1943610B1 (en) Method of reading data from transponders through a reader, a transponder, and a reader
CN109104420A (zh) 一种基于epc通信协议的数据快速传输方法
JPH10222622A (ja) 無線カードシステムと無線カードシステムの通信方法と情報処理システムと情報処理システムの通信方法
JP2002230488A (ja) 非接触式icカード通信システム
JP2003084971A (ja) 乱数発生方法、乱数発生装置、およびこれを用いた無線カードシステム
JPH0869583A (ja) 移動体識別方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080701