JP4122944B2 - 書籍流通管理方法及び書籍流通管理システムならびにコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、書籍の返品の管理を行う書籍流通管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、書籍の流通において、書籍は出版社から取次店に卸され、さらに、書店に卸されて販売される。従来、書店は、書籍に挟み込まれた注文短冊を使用して取次店に書籍を注文している。そして、取次店はその注文にしたがって書店に書籍を納入し、このとき、書店から取次店へ書籍代金が支払われる。また、書籍は返本が認められており、一定期間内に売れ残った書籍は、書店から取次店に返本される。その際、納入時に支払われた書籍代金が取次店から書店へ返金される。
一方、特許文献1においては、書名や発行日等を記録した非接触ICタグを書籍に付し、取次店における配本や返品時、及び、各書店における書籍の売上時、返品時にこの非接触ICタグ内の内容を読み取ってホストコンピュータに記録することにより、書籍の配送から返品に至る総合的な管理を行う管理システムについて記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−240217号公報(段落0014−段落0033、第1図−第6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の書籍の流通方式において、書店が誤って異なる取次店に書籍を返品してしまった場合、取次店は、この返品された書籍が、自身の卸した書籍であるか否かを容易に確認することができなかった。したがって、間違った返本に関しても取次店は書店に返金せざるを得ず、不都合が生じていた。そこで、仕入れ時あるいは配本時などの流通過程において、書籍に付した記録媒体に書籍を取り扱った業者を識別する情報を記録し、返本時には、その情報をチェックして正しい返本であるか否かを確認する方式が考えられる。
特許文献1は、書店からの誤返本を防止することを目的としてはいないことに加え、流通の過程に関する情報をICタグ内に順次記録することは記載されていない。
【0005】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、誤った返本を防ぐことのできる書籍流通管理方法及び書籍流通管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、出版社の書籍管理システムと、取次店の書籍返品管理システムと、書店の在庫管理システムとからなる書籍流通管理システムに用いられる書籍流通管理方法であって、前記出版社の書籍管理システムが、書籍に付された追記可能なICタグに、書籍識別情報と、自出版社識別情報とを書き込む出版社識別追記過程と、前記取次店の書籍返品管理システムが、該取次店が前記出版社から書籍を仕入れた際に、自取次店識別情報を該書籍に付されたICタグに追記する取次店識別追記過程と、書籍の出荷後、書籍が返品されてきた際に該書籍に付されたICタグから取次店識別情報を読み取り、読み取った取次店識別情報が前記自取次店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断する取次店識別確認過程と、前記書店の在庫管理システムが、該書店が前記取次店から書籍を仕入れた際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出して該在庫管理システムの備える記憶手段に販売実績情報として保持する入庫処理過程と、書籍が購入された際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出し、読み出された書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報に対応させて販売されたことを示す情報を前記記憶手段内の販売実績情報に書き込む販売実績登録過程と、所定の時間毎に、前記記憶手段を参照して、出版社識別情報及び取次店識別情報別の販売実績情報を抽出し、前記出版社の書籍管理システムへ当該出版社に関する販売実績情報を送信するとともに、前記取次店の書籍返品管理システムへ当該取次店に関する販売実績情報を送信する販売実績送信過程と、を有することを特徴とする書籍流通管理方法である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、出版社の書籍管理システムと、取次店の書籍返品管理システムと、書店の在庫管理システムとからなる書籍流通管理システムであって、前記出版社の書籍管理システムは、書籍に付された追記可能なICタグに、書籍識別情報と、自出版社識別情報とを書き込む管理部を有し、前記取次店の書籍返品管理システムは、該取次店が前記出版社から書籍を仕入れた際に、自取次店識別情報を該書籍に付されたICタグに追記するとともに、書籍の出荷後、書籍が返品されてきた際に該書籍に付されたICタグから取次店識別情報を読み取り、読み取った取次店識別情報が前記自取次店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断する管理部を有し、前記書店の在庫管理システムは、販売実績情報を記憶する記憶手段と、該書店が前記取次店から書籍を仕入れた際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出して前記記憶手段に販売実績情報として保持し、書籍が購入された際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出し、読み出された書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報に対応させて販売されたことを示す情報を前記記憶手段内の販売実績情報に書き込み、所定の時間毎に、前記記憶手段を参照して、出版社識別情報及び取次店識別情報別の販売実績情報を抽出し、前記出版社の書籍管理システムへ当該出版社に関する販売実績情報を送信するとともに、前記取次店の書籍返品管理システムへ当該取次店に関する販売実績情報を送信する管理部とを有する、ことを特徴とする書籍流通管理システムである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の書籍流通管理システムであって、前記書籍返品管理システムの管理部は、前記書籍を出荷する際に、出荷先の書店の書店識別情報を前記ICタグへ書き込むとともに、返品されてきた前記書籍に付されたICタグから書店識別情報を読み取り、読み取った書店識別情報が返品元の書店の書店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、出版社の書籍管理システムと、取次店の書籍返品管理システムと、書店の在庫管理システムとからなる書籍流通管システムに用いられるコンピュータプログラムであって、前記取次店の書籍返品管理システムとして用いられるコンピュータに、該取次店が前記出版社から書籍を仕入れた際に、前記出版社の書籍管理システムにおいて書籍識別情報と、該出版社識別情報とが書き込まれた、該書籍に付されたICタグに自取次店識別情報を追記するステップと、書籍の出荷後、書籍が返品されてきた際に該書籍に付されたICタグから取次店識別情報を読み取るステップと、読み取った取次店識別情報が前記自取次店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断するステップとを実行させ、前記書店の在庫管理システムとして用いられるコンピュータに、該書店が前記取次店から書籍を仕入れた際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出して該在庫管理システムの備える記憶手段に販売実績情報として保持するステップと、書籍が購入された際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出し、読み出された書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報に対応させて販売されたことを示す情報を前記記憶手段内の販売実績情報に書き込むステップと、所定の時間毎に、前記記憶手段を参照して、出版社識別情報及び取次店識別情報別の販売実績情報を抽出し、前記出版社の書籍管理システムへ当該出版社に関する販売実績情報を送信するとともに、前記取次店の書籍返品管理システムへ当該取次店に関する販売実績情報を送信するステップとを実行させる、ことを特徴とする書籍流通管理システムのコンピュータプログラムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施の形態による書籍流通システムの構成を示すブロック図である。
【0011】
書籍1は、出版社から取次店に卸され、さらに、取次店から書店に卸されて販売される。書籍1にはICタグ11が付されている。
ICタグ11は、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグであり、書籍1の背表紙や裏表紙などに直接貼付されるあるいは埋設されるか、書籍1のカバーや注文短冊などに貼付される。そして、データの追記のみが可能であり、既に記憶されているデータの書換えや消去はできない。
主として無線周波数を通信に利用するRFIDタグは、データの記録用のメモリ、データの処理回路、及び、データを無線周波数で搬送するためのアンテナを備え、樹脂製や紙製の容器に入れられたもの、全体を樹脂封止されたものや、樹脂や紙からなるシートに挟持したラベルなど、多様な形状に製作されたものである。RFIDタグの電源は、外部からデータの搬送波として利用する電磁波から必要な電力を取り出すか、RFIDタグに内蔵する電池に依存する。なお、電磁波以外でRFIDタグ内に記憶されている情報を読み取るものもある。
【0012】
書籍管理システム2は、出版社の保有するシステムであり、管理部21、ICタグリーダライタ22、ISBN(International Standard Book Number:国際標準図書番号)データベース(以下、「ISBN−DB」)23、在庫データベース(以下、「在庫DB」)24、通信部25及び販売実績データベース(以下、「販売実績DB」)26からなる。
ISBN−DB23は、出版社が入庫した書籍1のISBN、入庫日、入庫数量などを記憶している。ISBNとは、国際的ルールによる10桁の書籍の番号であり、発行国、出版社、書名を識別する情報からなる。
在庫DB24は、出版社における書籍1の在庫に関する情報、例えば、ISBN、入庫日、入庫数量、出荷日、出荷数量などを記憶する。
販売実績DB26は、出版社における書籍1の販売実績に関する情報、例えば、ISBN、取次店コード、書店コード、販売日、販売数量などを記憶する。
管理部21は、書籍1に付されたICタグ11内のデータの読み取り及び書き込みをICタグリーダライタ22へ指示する機能と、各種DB内のデータの読み取り及び書き込みを行う機能とを有し、出版社における書籍1の流通を管理する。
ICタグリーダライタ22は、書籍1に付されたICタグ11内に記録されているデータの読み取り及び書き込みを行う機能を有する。
通信部25は、専用線やブロードバンド回線によりインターネットなどの公衆網であるネットワークNと接続され、在庫管理システム4と通信する機能を有する。
【0013】
書籍返品管理システム3は、取次店の保有するシステムであり、管理部31、ICタグリーダライタ32、在庫DB33、通信部34及び販売実績DB35からなる。
在庫DB33は、取次店における書籍1の在庫に関する情報、例えば、ISBN、出版社コード、入庫日、入庫数量、出荷先の書店コード、出荷日、出荷数量などを記憶する。
販売実績DB35は、取次店における書籍1の販売実績に関する情報、例えば、ISBN、出版社コード、書店コード、販売日、販売数量などを記憶する。
管理部31は、書籍1に付されたICタグ11内のデータの読み取り及び書き込みをICタグリーダライタ32へ指示する機能と、各種DB内のデータの読み取り及び書き込みを行う機能とを有し、取次店における書籍1の流通を管理する。
ICタグリーダライタ32は、書籍1に付されたICタグ11内に記録されているデータの読み取り及び書き込みを行う機能を有する。
通信部34は、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、在庫管理システム4と通信する機能を有する。
【0014】
在庫管理システム4は、書店の保有するシステムであり、管理部41、ICタグリーダライタ42、在庫DB43及び通信部44からなる。
在庫DB43は、書店における書籍1の販売実績に関する情報(以下、販売実績情報)、例えば、ISBN、出版社コード、取次店コード、入庫日、入庫数量、販売日、販売数量などを記憶する。
管理部41は、書籍1に付されたICタグ11内のデータの読み取り及び書き込みをICタグリーダライタ42へ指示する機能と、在庫DB43内のデータの読み取り及び書き込みを行う機能とを有し、書店における書籍1の在庫を管理する。
ICタグリーダライタ42は、書籍1に付されたICタグ11内に記録されているデータの読み取り及び書き込みを行う機能を有する。
通信部44は、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、書籍管理システム2及び書籍返品管理システム3と通信する機能を有する。
【0015】
次に、図1に示す実施の形態による書籍流通フローについて説明する。
図2は、出版社における書籍流通フローを示す図である。
まず、出版社が書籍1を入庫すると(ステップS100)、書籍管理システム2のICタグリーダライタ22は、入庫した書籍1に付されたICタグ11へISBN及び自出版社コードを書き込む(ステップS110)。次に、管理部21は、書籍1のISBN、入庫日、入庫数量などをISBN−DB23へ書き込む。続いて、管理部21は、書籍1のISBN、入庫日、入庫数量などを在庫DB24へ書き込み、書籍1を登録する(ステップS120)。
出版社は、取次店から書籍1の出荷の請求を受けると、キーボードやマウスなどの入力手段により、出荷の指示を書籍管理システム2へ入力する(ステップS130)。なお、書籍管理システム2が、取次店の備える端末からネットワークNを介して、出荷の指示を受けることでもよい。書籍管理システム2の管理部21は、出荷の指示を受けると、在庫DB24を検索し、出荷が指示された書籍1の在庫があるか否かを確認し(ステップS140)、確認結果により分岐を行う(ステップS150)。すなわち、在庫確認がNGであれば、その旨をディスプレイなどの出力手段に出力し、出版社は出力された内容を確認して出荷を停止する(ステップS160)。一方、管理部21が、在庫確認がOKであると判断した場合、ICタグリーダライタ22は、管理部21の指示により書籍1のICタグ11へ出荷済みフラグを追記する(ステップS170)。さらに、管理部21は、在庫DB24へこの書籍1の出荷日、出荷数量などを書き込む(ステップS180)。出版社は、ISBN、出版社コード及び出荷済みフラグが書き込まれたICタグ11を付した書籍1を取次店へ出庫、配送する(ステップS190)。
【0016】
図3は、取次店における書籍流通フローを示す図である。
取次店が出版社からの書籍1を受け入れると(ステップS200)、書籍返品管理システム3のICタグリーダライタ32は、入庫した書籍1に付されたICタグ11へ自取次店コード(取次店識別情報)を追記する(ステップS210)。次に、ICタグリーダライタ32が書籍1に付されたICタグ11からISBN及び出版社コードを読み取ると(ステップS220)、管理部31は、入庫日、入庫数量などとともに在庫DB33へ書き込む(ステップS230)。
在庫DB33への登録終了後、取次店が書店から書籍1の出荷の請求を受けると、キーボードやマウスなどの入力手段により、出荷の指示を書籍返品管理システム3へ入力する(ステップ250)。なお、書籍返品管理システム3が、書店の備える端末からネットワークNを介して、出荷の指示を受けることでもよい。書籍返品管理システム3の管理部31は、出荷の指示を受けると、在庫DB33を検索して、出荷が指示された書籍1の在庫があるか否かを確認し(ステップS260)、確認結果により分岐を行う(ステップS270)。すなわち、在庫確認がNGであれば、その旨をディスプレイなどの出力手段に出力し、取次店は出力された内容を確認して出荷を停止する(ステップS280)。一方、管理部31が、在庫確認がOKであると判断した場合、ICタグリーダライタ32は、管理部31の指示により書籍1に付されたICタグ11へ出荷済みフラグ及び出荷先の書店の書店コード(書店識別情報)を追記する(ステップS290)。さらに、管理部31は、在庫DB33へ出荷先の書店コード、出荷日、出荷数量などを登録する(ステップS300)。取次店は、書籍1を書店へ出庫、配送する(ステップS310)。
【0017】
図4は、書店における書籍流通フローを示す図である。
書店が取次店から書籍1を受け入れると(ステップS400)、在庫管理システム4のICタグリーダライタ42は、ISBN、出版社コード、取次店コードを読み取り(ステップS410)、管理部41は、入庫日、入庫数量などとともに在庫DB43へ書き込む(ステップS420)。
在庫DB43への登録終了後、書店は販売用の書棚へ書籍1を陳列する(ステップS430)。書店の来店客は、購入する書籍1を書棚から取り出し、会計所へ持参する(ステップS440)。購入に際し、書店の店員の操作により、在庫管理システム4のICタグリーダライタ42は、書籍1に付されたICタグ11からISBN、出版社コード及び取次店コードを読み出す。管理部41は、読み出された情報により在庫DB43内を参照し、販売日、販売数量を更新する(ステップS450)。さらに、管理部41は、ICタグリーダライタ42へ指示し、書籍1に付されたICタグ11に購入フラグを追記する(ステップS460)。上記処理を行った後、書店は、書籍1を来店客へ販売する(ステップS470)。
【0018】
そして、書店は、所定の時間毎に出版社及び取次店へ販売実績をフィードバックする。
在庫管理システム4の管理部41は、予め決められた所定の時間毎に在庫DB43を参照し、出版社コード及び取次店コード別に販売実績情報を抽出する(ステップS500)。管理部41は、通信部44に指示し、各出版社の書籍管理システム2へ当該出版社に関する販売実績情報を、また、取次店の書籍返品管理システム3に当該取次店に関する販売実績情報を送信する(ステップ510)。
書籍管理システム2の通信部25は、ネットワークNを介して在庫管理システム4から自出版社に関する販売実績情報を受信すると、管理部21に通知する。管理部21は、通信部25から受けた販売実績情報を販売実績DB26へ書き込む。同様に、書籍返品管理システム3の通信部34は、ネットワークNを介して在庫管理システム4から自取次店に関する販売実績情報を受信すると、管理部31に通知する。管理部31は、通信部34から受信した販売実績情報を販売実績DB35へ書き込む。
【0019】
また、書店は、一定期間に売れなかった書籍1を、取次店へ返本する(ステップS600、ステップS610)。
図5は、返本時の取次店における書籍流通フローを示す。
取次店は、書店からの返本を受けると、書籍返品管理システム3のICタグリーダライタ32により、返本された書籍1に付されたICタグ11内のISBN、取次店コード、書店コード、及び、出荷フラグを読み取る(ステップS700)。管理部31は、ICタグリーダライタ32が読み取った取次店コードが自取次店コードであるか否か、書店コードが返本元の書店の書店コードであるか否か、出荷フラグが書き込まれているか否かを判断する。さらに、在庫DB33を検索し、当該ISBNが登録されているか否か、出荷先の書店コードが正しいか否かを確認する。確認がOKであり、書店からの正規の返本であると判断した場合には、書籍返品管理システム3が備えるディスプレイに、正規の返本である旨を表示する。このとき、ICタグ11から読み出した情報を表示してもよい。一方、読み出した取次店コードが自取次店コードと合致しない、読み出した書店コードが返本元の書店の書店コードまたは在庫DB33内に登録された出荷先の書店の書店コードと合致しない、出荷フラグが書き込まれていない、あるいは、読み出したISBNが在庫DB33内に登録されていないと判断した場合には、書籍返品管理システム3が備えるディスプレイに、ICタグ11から読み出した取次店コード及び書店コード、エラーの原因などとともに誤返本である旨を表示する(ステップ710)。
【0020】
なお、ICタグ11は、データの追記のみが可能なものの他に、特定のICタグリーダライタ以外では内部に記憶されるデータが読み取り不可なもの、もしくは、各システムの操作者の本人認証が成立したときにのみ内部に記憶されるデータが読み取り可能であるものであってもよい。
また、取次店が複数ある場合には、順次取次店が自身の書店コードをICタグ11に追記していく。
【0021】
上記実施の形態によれば、書籍に追記型ICタグを貼付または内蔵し、取次店への入荷時にこのICタグへ自取次店コードを記録して書店に取り次ぐようにしたため、書店からの返本があった際にICタグ内の取次店コードを読み取ることにより、自社が取り扱った書籍であるか否かを容易に確認することができる。
また、取次店からの出荷時に、書籍に付されたICタグに出荷先の書店の書店コードを記録してから書店へ取り次ぐようにしたため、書店からの返本があった際にICタグ内の書店コードを読み取ることにより、書籍が返本元の書店に出荷されたものか否かを容易に確認することができる。
また、誤返本があった場合であっても、返本された書籍がどの取次店から出荷されたものか、あるいは、返本された書籍がどの書店に出荷されたものかを容易に確認することができる。
また、ICタグにより書籍の流通を管理するので、在庫管理が容易であり、書店からの納入指示や出版社への納入指示への対応が容易となる。
【0022】
なお、上述の書籍管理システム2、書籍返品管理システム3及び在庫管理システム4は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0023】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0024】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0025】
【発明の効果】
請求項1、2及び4の発明によれば、書籍に追記型ICタグを貼付または内蔵し、取次店への入荷時にこのICタグへ自取次店識別情報を記録して書店に取り次ぐようにしたため、書店からの返本があった際にICタグ内の取次店識別情報を読み取ることにより、自社が取り扱った書籍であるか否かを容易に確認することができる。
また、誤返本があった場合であっても、返本された書籍がどの取次店から出荷されたものかを容易に確認することができる。
また、ICタグにより書籍の流通を管理するので、在庫管理が容易であり、書店からの納入指示や出版社への納入指示への対応が容易となる。
【0026】
請求項3の発明によれば、取次店からの出荷時に、書籍に付されたICタグに出荷先の書店識別情報を記録してから書店へ取り次ぐようにしたため、書店からの返本があった際にICタグ内の書店識別情報を読み取ることにより、書籍が返本元の書店に出荷されたものか否かを容易に確認することができる。
また、誤返本があった場合であっても、返本された書籍がどの書店に出荷されたものかを容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による書籍流通システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態による出版社における書籍流通フローを示す図である。
【図3】 同実施の形態による取次店における書籍流通フローを示す図である。
【図4】 同実施の形態による書店における書籍流通フローを示す図である。
【図5】 同実施の形態による返本時の取次店における書籍流通フローを示す図である。
【符号の説明】
1…書籍
11…ICタグ
2…書籍管理システム
21、31、41…管理部
22、32、42…ICタグリーダライタ
23…ISBN−DB
24、33、43…在庫DB
25、34、44…通信部
26、35…販売実績DB
3…書籍返品管理システム
4…在庫管理システム

Claims (4)

  1. 出版社の書籍管理システムと、取次店の書籍返品管理システムと、書店の在庫管理システムとからなる書籍流通管理システムに用いられる書籍流通管理方法であって、
    前記出版社の書籍管理システムが、
    書籍に付された追記可能なICタグに、書籍識別情報と、自出版社識別情報とを書き込む出版社識別追記過程と、
    前記取次店の書籍返品管理システムが、
    該取次店が前記出版社から書籍を仕入れた際に、自取次店識別情報を該書籍に付されたICタグに追記する取次店識別追記過程と、
    書籍の出荷後、書籍が返品されてきた際に該書籍に付されたICタグから取次店識別情報を読み取り、読み取った取次店識別情報が前記自取次店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断する取次店識別確認過程と、
    前記書店の在庫管理システムが、
    該書店が前記取次店から書籍を仕入れた際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出して該在庫管理システムの備える記憶手段に販売実績情報として保持する入庫処理過程と、
    書籍が購入された際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出し、読み出された書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報に対応させて販売されたことを示す情報を前記記憶手段内の販売実績情報に書き込む販売実績登録過程と、
    所定の時間毎に、前記記憶手段を参照して、出版社識別情報及び取次店識別情報別の販売実績情報を抽出し、前記出版社の書籍管理システムへ当該出版社に関する販売実績情報を送信するとともに、前記取次店の書籍返品管理システムへ当該取次店に関する販売実績情報を送信する販売実績送信過程と、
    を有することを特徴とする書籍流通管理方法。
  2. 出版社の書籍管理システムと、取次店の書籍返品管理システムと、書店の在庫管理システムとからなる書籍流通管理システムであって、
    前記出版社の書籍管理システムは、
    書籍に付された追記可能なICタグに、書籍識別情報と、自出版社識別情報とを書き込む管理部
    を有し、
    前記取次店の書籍返品管理システムは、
    該取次店が前記出版社から書籍を仕入れた際に、自取次店識別情報を該書籍に付されたICタグに追記するとともに、書籍の出荷後、書籍が返品されてきた際に該書籍に付されたICタグから取次店識別情報を読み取り、読み取った取次店識別情報が前記自取次店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断する管理部
    を有し、
    前記書店の在庫管理システムは、
    販売実績情報を記憶する記憶手段と、
    該書店が前記取次店から書籍を仕入れた際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出して前記記憶手段に販売実績情報として保持し、
    書籍が購入された際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出し、読み出された書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報に対応させて販売されたことを示す情報を前記記憶手段内の販売実績情報に書き込み、
    所定の時間毎に、前記記憶手段を参照して、出版社識別情報及び取次店識別情報別の販売実績情報を抽出し、前記出版社の書籍管理システムへ当該出版社に関する販売実績情報を送信するとともに、前記取次店の書籍返品管理システムへ当該取次店に関する販売実績 情報を送信する管理部と
    を有する、
    ことを特徴とする書籍流通管理システム。
  3. 前記書籍返品管理システムの管理部は、前記書籍を出荷する際に、出荷先の書店の書店識別情報を前記ICタグへ書き込むとともに、返品されてきた前記書籍に付されたICタグから書店識別情報を読み取り、読み取った書店識別情報が返品元の書店の書店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の書籍流通管理システム。
  4. 出版社の書籍管理システムと、取次店の書籍返品管理システムと、書店の在庫管理システムとからなる書籍流通管システムに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記取次店の書籍返品管理システムとして用いられるコンピュータに、
    該取次店が前記出版社から書籍を仕入れた際に、前記出版社の書籍管理システムにおいて書籍識別情報と、該出版社識別情報とが書き込まれた、該書籍に付されたICタグに自取次店識別情報を追記するステップと、
    書籍の出荷後、書籍が返品されてきた際に該書籍に付されたICタグから取次店識別情報を読み取るステップと、
    読み取った取次店識別情報が前記自取次店識別情報と一致するか否かによって、正規の返品であるか否かを判断するステップとを実行させ、
    前記書店の在庫管理システムとして用いられるコンピュータに、
    該書店が前記取次店から書籍を仕入れた際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出して該在庫管理システムの備える記憶手段に販売実績情報として保持するステップと、
    書籍が購入された際に、該書籍に付されたICタグから書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報を読み出し、読み出された書籍識別情報、出版社識別情報、及び、取次店識別情報に対応させて販売されたことを示す情報を前記記憶手段内の販売実績情報に書き込むステップと、
    所定の時間毎に、前記記憶手段を参照して、出版社識別情報及び取次店識別情報別の販売実績情報を抽出し、前記出版社の書籍管理システムへ当該出版社に関する販売実績情報を送信するとともに、前記取次店の書籍返品管理システムへ当該取次店に関する販売実績情報を送信するステップとを実行させる
    ことを特徴とする書籍流通管理システムのコンピュータプログラム。
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