JP3052923U - 景品メダル払出し機 - Google Patents

景品メダル払出し機

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JP3052923U JP1997002581U JP258197U JP3052923U JP 3052923 U JP3052923 U JP 3052923U JP 1997002581 U JP1997002581 U JP 1997002581U JP 258197 U JP258197 U JP 258197U JP 3052923 U JP3052923 U JP 3052923U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、パチンコゲーム等の終了後、出玉
と交換できる景品をカード等の磁石、磁気記録手段を使
用せずに通信手段により、確実に不正を防止するデータ
の運用と、景品交換業務をより安全に運営することを前
提に、景品を特定のメダルとし、暗号コードが印字され
た記録用紙と、景品メダルを払い出す、景品メダル払い
出し機を提供する。 【解決手段】 本考案は、パチンコ、スロットマシン等
のゲームの景品として渡される景品を特定のメダルと
し、重要な計数データ等のデータを計数入力部2に入力
する前記データと、サーマルプリンタ機構5により、記
録用紙排出口6より排出され、記録用紙Pに印字される
暗号コードとを外部通信機器等へデータ転送するための
通信制御手段を有し、獲得出玉数分の景品メダルMを各
種類別にメダル払い出し口8から払い出す機構を備え
た、景品メダル払い出し機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコホール等で発行される景品を板状、円形のメダルとし、( 以下景品メダルとする)客にその発行された景品メダルと共に暗号コード等の印 字された記録用紙等を排出し、かつ外部通信機器等と前記暗号コード等のデータ を入力し、転送する通信制御手段とを、備えた景品メダル払い出し機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、パチンコホール等ではゲームの成果として、客に出玉数に応じて獲得し た玉数と交換で客はパチンコホールから景品を受け取るがその多くは景品交換所 に景品を持ち込むことによって現金に交換している。
【0003】 客はゲーム終了後に獲得した出玉を既存の玉集計機に入れ、その獲得玉数及び 、店舗データ、時間等の印字されたレシートをもらう。このレシートのデータは バーコードとしても印字されており、店内の景品カウンターでバーコードリーダ ーで読み取られ、既存のPOS機器に前記データ等が入力され管理される。また は、店員によって計数入力部に入力されたり、上記の機器の相互間において、オ ンライン等の手段で入力されている。なお、店員は上記の作業終了時、または引 き換えに景品として各種の景品カード等の景品を渡す。客はそれらを現金と交換 する為に店外の景品交換所に行き、前記景品と現金を交換している。しかし、そ の景交換所では現金を取り扱う業務上、強盗などによる強盗傷害事件が頻繁に起 こっている。
【0004】 上記の様な事件が起こる背景には、景品交換所で業務を行う従業員が高齢者で あったり、VTRカメラの設置状況においては大半がダミーであるということに あり、本物を設置してもいずれ諸外国のように覆面強盗などによる弱者を狙う悪 質な犯罪行為を誘発しかねないといえる。
【0005】 手作業での金銭の交換では間違いによるトラブルのもとになり事件や金銭トラ ブルによる従業員の保障等の問題がある。
【0006】 また昨今では、非常に社会問題となっているテレフォンカード、プリペイドカ ード等の記録データの解析による不正カードの濫用での被害が多く、磁気による 記録媒体は周知のとおり、磁気部分のデータの読み取り、書き換えが容易に可能 なため金額データの改竄によって企業は多大な損害を被っている。
【0007】 現在ではICカードにメモリチップを内臓するという開発が進んではいるが、 現時点での導入には高い生産コストにより、各業者の負担が重く実用化に相当な 時間を費やしている。
【0008】 また、前述の磁気カードに各種の特別なセキュリティを施す方法も取られてい るが、重要なデータが磁気メモリやメモリチップ等に書き込まれ、読み込み、書 き換えが可能な記録媒体である以上、そのカードのメモリ内に不正データを書き 込まれたカードが出てくる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記に記載した景品カード等によるチップ、磁気記録媒体を使用せ ず、重要データと景品を別個に扱い、景品交換所の自動景品メダル買取り機とを 通信制御手段を用いて、不正行為の撤廃と確実なセキュリテイ面での景品の運用 と金銭の管理と、景品文換所を無人化し、換金業務をより安全にかつ簡素に運営 することを目的とした景品メダル払い出し機である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
客に景品メダルとともに不正に書き換え不能な暗号コードを記録紙で付与し、 かつ多様な重要データを通信コントローラーによる専用の有線等またはモデム等 を通信制御手段とし、景品交換所に設置された該景品メダルを買取ることができ る自動景品メダル買取り機の通信制御基板内のメモリ等に転送し、記録すること によって重要データの保管をおこない、前記データの景品交換所においての呼び 出し方法は客による暗号ードの入力でおこない照合することで、改竄及び不正を 防止抑制することができる。また、順次該景品メダルを投入する際に不正メダル が検出機能によって検出された場合、金銭は支払われない。不正防止に通信手段 は以上のことにより必須である。
【0011】 上記の課題の解決手段を本考案の景品メダル払い出し機の機能において説明す ると、既存の玉集計機及びPOS機器からのデータを外部通信コネクタから入力 する入力回路をもつ外部通信手段と、前記データ、暗号コード等をテンキー入力 できる計数データ入力部による計数データ入力手段と、前記手段によって入力さ れ、通信コントローラーによって通信ケーブルまたは、モデム等によってデータ 、及び暗号データ等を景品交換所内に設置され接続された自動景品メダル買取り 機に順次送信する通信制御手段と、金額データ対価分の各金種別の景品メダルを 格納しメダル払い出し口へ払い出すことができる景品メダル払い出しホッパー機 構と、金額、払い出し枚数、操作、警告等の指令信号を表示できる表示器と、警 告音等、操作メッセージ等を発生させるスピーカー等と、客に付与する暗号コー ドを印字した記録用紙等を印刷し、記録用紙排出口へ排出するサーマルプリンタ ー機構と、を備ている。
【0012】
【作用・効果】
本考案の景品メダル払い出し機は、磁石、磁気等の記録媒体を介さずに通信制 御手段による登録データの管理がなされるので、暗号コード、金額データ等のデ ータはカードリーダー等の読み取り装置で読むことができず、カードライター等 の装置でのデータの書き換えも不可能であるために登録データの偽造、変造がで きない。
【0013】 客に渡すものは、獲得金額分の景品メダルと付与される登録コード又は暗号コ ードだけなので金額データの上乗せ等上記記載の不正行為の防止となる。
【0014】 又、データ登録から現金払い出しまで、一環した換金業務省力化が可能で、人 手を介さず安全に換金業務が遂行できる。
【0015】 外部通信コネクタから入力される玉集計機、POS機器からのデータを通信コ ントローラーの全二重方式により互いの機器とのデータの入力出力が可能である 。
【0016】 メダルは機構の搬送上、取り扱いがカードよりも楽なので、本体内周辺の機構 の簡素化が図れる。
【0017】 景品メダルは、再利用が可能なので非常に効率的である。
【0018】 暗号データは、記録用紙等に印字されるので景品文換所で、暗号コードの入力 の際に確認しながら入力でき、使用後は一般ごみとして廃棄でき、また再生利用 できるので環境を害せず大変便利である。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態及び、動作を図面に基づき説明する。
【0020】 図1は景品メダル払い出し機の正面図であり、図2は右側面図を示す。1は本 体で箱形の板金筐体である。本体1の前面部には、玉集計機からの玉数等の計数 データを入力するテンキー等の計数入力部2が設けられている。なお、前記計数 入力部2右部にはバーコードリーダハンドスキャナ等の印字読み取り手段をもっ た機器が接続可能なコネクタが配設されいる。客もしくは店員がここで上記の計 数データを入力する。
【0021】 上記の入力データは、本体1内部上側のCPU基板3内のメモリ等に固有の暗 号データと、ともに記憶される。CPU基板3はこの時に本体1内部中央部に各 金種別に配設された景品メダル払い出しホッパー機構4に払い出し指令信号を送 り、また前記CPU基板3は客に本体1中央下側に設けられた記録用紙排出口6 より、暗号コードの印字された記録用紙Pを排出する為、さらに内部(本体1内 部)に配設されたサーマルプリンター機構5に印字、用紙排出等の指令信号を送 る
【0022】 景品メダル払い出しホッパー機構4は各機構ごとに格納する景品メダルMの金 額(紙幣、硬貨)毎に任意設定がなされていて、例えば機構ごとに1万円以上の 払い出し用、5千円用、千円または千円以下用などに割り当て、上記の入力され たデータを基に払い出す各、景品メダル払い出しホッパー機構4にCPU基板3 内の制御部から指令信号を送り、各金種別の景品メダルMを指定枚数を排出し、 景品メダル払い出しホッパー機構4前部に設けられた筒状、台形のメダル排出ガ イド7によって本体1正面の左下側に設けられたメダル払い出し口8に払い出さ れる。
【0023】 なお、景品メダルMは板状、円形の金属等で表面には種別に特定の絵柄、刻印 等があり、メッキ処理が施されている。
【0024】 また、暗号コード、入力データ等のCPU基板3内メモリ等に記憶されたデー タは本体1内右下側(本体内部)に設けられた通信コントロラー9により送信さ れ、前記通信コントローラー9に接続された通信ケーブル10から図示しないが 、景品交換所内に設置された該暗号コードを入力でき、景品メダルMを投入でき 、通信ケープル10を接続できる自動景品メダル買取り機のCPU基板内メモリ 等に記録され保管される。
【0025】 さらに、通信ケーブル10は、図示しないがモデム等に接続ができ一般電話回 線または、ISDN等の光通信網を用いて上記自動景品メダル買取り機にデータ 転送することもできる。
【0026】 11は、LED、LCD等の表示器であり、各操作に関するメッセージ、警告 表示等をCPU基板3からの指令信号をうけ表示する。
【0027】 12は、スピーカー等であり、各種メッセージ等、警報音等をCPU基板3か らの指令信号をうけ発生する。
【0028】 本考案の景品メダル払い出し機の制御部の動作を図3によって説明する。
【0029】 本考案の景品メダル払い出し機の制御部等を図3に示す如くCPU基板3は、 計数入力部2、景品メダル払い出しホッパー機構4、サーマルプリンター機構5 、表示器11、スピーカー等12、などの制御部等で構成され、CPU周辺等は 、通信コントローラー9から送るデータの取り扱い部として複数のメモリ、又は フラッシュメモリ等を有し、通信ケーブル10を介して記録された入力データ、 暗号コード等及びステータス信号の送受信ができる。
【0030】 以下、本考案の動作を図4に示すフローチャートに基づき説明する
【0031】 パチンコゲームの終了後に獲得し、玉集計機において獲得玉数を計数し、その 玉数データ、店舗データ、時間等の計数データは、(以下データとする。)当該 景品払い出し機の計数入力部2において、配設されたバーコードリーダー、スキ ャナー等の各外部入力用コネクタに接続された周辺機器によって入力される。も しくは、その計数入力部2のテンキースイッチにおいて店員などの手により入力 され、上記手段によってCPU基板3内にデータは入力される。
【0032】 CPU基板3は、ステップ100からステップ110に進み、上記データの入 力状態を表示器11に表示する指令信号をおくり表示させる。また、入力された データが正常であるか否か、「ハイ」、「イイエ」を計数入力部2に入力するた めの指定番号を表示する。
【0033】 ステップ120でデータが正常であれば、指定番号を計数入力部2に入力する 。
【0034】 CPU基板3は、ステップ120からステップ130に進み、CPU基板3内 のプログラムは演算部において固有の暗号コードを作成しステップ140へ進み 、CPU基板3内の記憶部である複数のメモリまたは、フラッシュメモリ等に上 記の入力されたデータとともに内部記憶され、ステップ190に進み、通信コン トローラー10にてデータ転送の指令を待つ。
【0035】 また、CPU基板3は制御移行して、暗号コードをサーマルプリンター機構5 の記録用紙等に印字し、記録用紙排出口6より排出し、客に渡すための制御指令 信号を送る。CPU基板3はステップ150に進み、ステップ160へ進む。
【0036】 さらに、暗号コードの印字された記録用紙Pは排出され、ステップ170へ進 み、客に暗号コードの印字された記録用紙Pの受け取りの確認をする為のメッセ ージを表示器11に表示するための指令信号を送り、また受け取った旨の意志を 確認するための「ハイ」、「イイエ」を計数入力部2に入力するための指定番号 を表示する。
【0037】 ここで、ステップ180に進み、暗号コードの印字された記録用紙Pを受け取 ったならば、指定番号を計数入力部2に入力する。
【0038】 CPU基板3は、上記指定番号の入力の正常な入力に応じて、ステップ200 へ進み、各金種別に配設された景品メダル払い出しホッパー機構4に、それぞれ の金額に応じて払い出し指令信号を送り、メダル払い出し口8に各金種別の指定 の枚数の景品メダルMをを客に払い出す。
【0039】 さらに、ステップ210に進み、客に景品メダルM取り忘れの無いよう、受け 取りの確認を促すメッセージ等を表示器11に表示する指令信号を送る。
【0040】 なお、メダル払い出し口8内部に図示しないが、取り忘れ防止のセンサー等を 設け、スピーカー等12などと、表示器11よってメッセージ、警告音等を表示 、発生させることもできる。
【0041】 さらに、CPU基板3はステップ180で上記、記載の暗号コードが印字され た記録用紙Pの受け取り完了の指定番号の入力が行われると、ステップ190で 指令信号の待ち受け状態にあった、暗号コード入力データは通信コントローラー 9によってデータ転送の指令信号を受けて、ステップ220の通信ケーブル10 、または、それによって接続されたモデム等によって、一般電話回線、ISDN 等の光通信体で転送される。
【0042】 ステップ230では、上記の通信手段によって接続された自動景品メダル買取 り機が設置されており、その通信機器の通信制御手段により、上記、転送データ 等を受けCPU基板内メモリ、またはフラッシュメモリ等に記憶、登録される。
【0043】 なお、図示していないが、停電用バックアップ電源を設け入力データの保全を 図ることもでき、通信用ケーブル10と通信コントローラー9との間にサージプ ロテクター等を設け、落雷等によるデータの保全を図ることができる。また、機 器を通信用ケーブル10による並列接続により複数の機器との相互間での通信制 御手段をもつことができる。
【提出日】平成9年7月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】追加
【補正内容】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、現在施行されている刑法第185条、186条が今後改正された場 合において利用される考案であり、 パチンコホール等で発行される景品を板状、 円形のメダルとし、(以下景品メダルとする)客にその発行された景品メダルと 共に暗号コード等の印字された記録用紙等を排出し、かつ外部通信機器等と前記 暗号コード等のデータを入力し、転送する通信制御手段とを、備えた景品メダル 払い出し機に関する。
【提出日】平成9年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコホール等で発行される景品を板状、円形のメダルとし、( 以下景品メダルとする)客にその発行された景品メダルと共に暗号コード等の印 字された記録用紙等を排出し、かつ外部通信機器等と前記暗号コード等のデータ を転送する通信制御手段とを、備えた景品メダル払い出し機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、パチンコホール等ではゲームの成果として、客に出玉数に応じて獲得し た玉数と交換で客はパチンコホールから景品を受け取ることができる。
【0003】 客はゲーム終了後に獲得した出玉を既存の玉集計機に入れ、その獲得玉数及び 、店舗データ、時間等の印字されたレシートをもらう。 このレシートのデータはバーコードとしても印字されており、店内の景品カウン ターでバーコードリーダーで読み取られ、既存のPOS機器に前記データ等が入 力され管理される。または、店員によって計数入力部に入力されたり、上記の機 器の相互間において、オンライン等の手段で入力されている。なお、店員は上記 の作業終了時、または引き換えに景品として各種の景品カード等の景品を渡す。
【0004】 手作業での景品交換や、入力作業では間違いによってトラブルの原因になり く、非効率的である
【0006】 昨今では、非常に社会問題となっているテレフォンカード、プリペイドカード 等の記録データの解析による不正カードの濫用での被害が多く、磁気による記録 媒体は周知のとおり、磁気部分のデータの読み取り、書き換えが容易に可能なた めデータの改竄によって企業は多大な損害を被っている。
【0007】 現在ではICカードにメモリチップを内臓するという開発が進んではいるが、 現時点での導入には高い生産コストにより、各業者の負担が重く実用化に相当な 時間を費やしている。
【0008】 また、前述の磁気カードに各種の特別なセキュリティを施す方法も取られてい るが、重要なデータが磁気メモリやメモリチップ等に書き込まれ、読み込み、書 き換えが可能な記録媒体である以上、そのカードのメモリ内に不正データを書き 込まれたカードが出てくる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記に記載した景品カード等によるチップ、磁気記録媒体を使用せ ず、重要データと景品を別個に扱い、景品交換所の自動景品メダル買取り機とを 通信制御手段を用いて、不正行為の撤廃と確実なセキュリテイ面での景品の運用 と管理、業務をより安全にかつ簡素に運営することを目的とした景品メダル払い 出し機である。
【0010】
【課題を解決するための手段】 景品メダルとともに不正に書き換え不能な暗号コードを記録紙で付与し、かつ 多様な重要データを通信コントローラーによる専用の有線等またはモデム等を通 信制御手段とし、他の外部通信機器の通信制御基板内のメモリ等に転送し、記録 することによって重要データの保管をおこない、前記データの呼び出し方法は、 暗号ードの入力でおこない照合することで、改竄及び不正を防止抑制することが できる。 不正防止に通信手段は以上のことにより必須である。
【0011】 上記の課題の解決手段を本考案の景品メダル払い出し機の機能において説明す ると、既存の玉集計機及びPOS機器からのデータを外部通信コネクタから入力 する入力回路をもつ外部通信手段と、前記データ、暗号コード等をテンキー入力 できる計数データ入力部による計数データ入力手段と、前記手段によって入力さ れ、通信コントローラーによって通信ケーブルまたは、モデム等によってデータ 、及び暗号データ等を他の通信機器に順次送信する通信制御手段と、データ分の 各種類別 の景品メダルを格納しメダル払い出し口へ払い出すことができる景品メ ダル払い出しホッパー機構と、払い出し枚数、操作、警告等の指令信号を表示で きる表示器と、警告音等、操作メッセージ等を発生させるスピーカー等と、暗号 コードを印字した記録用紙等を印刷し、記録用紙排出口へ排出するサーマルプリ ンター機構と、を備ている。
【0012】
【作用・効果】
本考案の景品メダル払い出し機は、磁石、磁気等の記録媒体を介さずに通信制 御手段による登録データの管理がなされるので、暗号コード、計数データ等のデ ータはカードリーダー等の読み取り装置で読むことができず、カードライター等 の装置でのデータの書き換えも不可能であるために登録データの偽造、変造がで きない。
【0013】 客に渡すものは、獲得出玉分の景品メダルと付与される登録コード又は暗号コ ードだけなので金額データの上乗せ等上記記載の不正行為の防止となる。
【0014】 又、データ登録から景品払い出しまで、一環した業務により省力化が可能で、 人手を介さず安全に業務が遂行できる。
【0015】 外部通信コネクタから入力される玉集計機、POS機器からのデータを通信コ ントローラーの全二重方式により互いの機器とのデータの入力出力が可能である 。
【0016】 メダルは機構の搬送上、取り扱いがカードよりも楽なので、本体内周辺の機構 の簡素化が図れる。
【0017】 景品メダルは、再利用が可能なので非常に効率的である。
【0018】 暗号データは、記録用紙等に印字されるので、暗号コードの入力の際に確認し ながら入力でき、使用後は一般ごみとして廃棄でき、また再生利用できるので環 境を害せず大変便利である。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態及び、動作を図面に基づき説明する。
【0020】 図1は景品メダル払い出し機の正面図であり、図2は右側面図を示す。1は本 体で箱形の板金筐体である。本体1の前面部には、玉集計機からの玉数等の計数 データを入力するテンキー等の計数入力部2が設けられている。なお、前記計数 入力部2右部にはバーコードリーダハンドスキャナ等の印字読み取り手段をもっ た機器が接続可能なコネクタが配設されいる。ここで上記の計数データを入力す る。
【0021】 上記の入力データは、本体1内部上側のCPU基板3内のメモリ等に固有の暗 号データと、ともに記憶される。CPU基板3はこの時に本体1内部中央部に 種類別 に配設された景品メダル払い出しホッパー機構4に払い出し指令信号を送 り、また前記CPU基板3は本体1中央下側に設けられた記録用紙排出口6より 、暗号コードの印字された記録用紙Pを排出する為、さらに内部(本体1内部) に配設されたサーマルプリンター機構5に印字、用紙排出等の指令信号を送る。
【0022】 景品メダル払い出しホッパー機構4は各機構ごとに格納する景品メダルMの 玉数ごとに 任意設定がなされていて、例えば機構ごとに1万個以上の払い出し用 、5千個用、千個または千個以下用などに割り当て、上記の入力されたデータを 基に払い出す各、景品メダル払い出しホッパー機構4にCPU基板3内の制御部 から指令信号を送り、各種類別の景品メダルMを指定枚数排出し、景品メダル払 い出しホッパー機構4前部に設けられた筒状、台形のメダル排出ガイド7によっ て本体1正面の左下側に設けられたメダル払い出し口8に払い出される。
【0023】 なお、景品メダルMは板状、円形の金属等で表面には種別に特定の絵柄、刻印 等があり、メッキ処理が施されている。
【0024】 また、暗号コード、計数データ等のCPU基板3内メモリ等に記憶されたデー タは本体1内右下側(本体内部)に設けられた通信コントロラー9により送信さ れ、前記通信コントローラー9に接続された通信ケーブル10から図示しないが 、通信ケーブル10を接続できる他の通信機器のCPU基板内メモリ等に記録さ れ保管される。
【0025】 さらに、通信ケーブル10は、図示しないがモデム等に接続ができ一般電話回 線または、ISDN等の光通信網を用いて上記自動景品メダル買取り機にデータ 転送することもできる。
【0026】 11は、LED、LCD等の表示器であり、各操作に関するメッセージ、警告 表示等をCPU基板3からの指令信号をうけ表示する。
【0027】 12は、スピーカー等であり、各種メッセージ等、警報音等をCPU基板3か らの指令信号をうけ発生する。
【0028】 本考案の景品メダル払い出し機の制御部の動作を図3によって説明する。
【0029】 本考案の景品メダル払い出し機の制御部等を図3に示す如くCPU基板3は、 計数入力部2、景品メダル払い出しホッパー機構4、サーマルプリンター機構5 、表示器11、スピーカー等12、などの制御部等で構成され、CPU周辺等は 、通信コントローラー9から送るデータの取り扱い部として複数のメモリ、又は フラッシュメモリ等を有し、通信ケープル10を介して記録された入力データ、 暗号コード等及びステータス信号の送受信ができる。
【0030】 以下、本考案の動作を図4に示すフローチャートに基づき説明する。
【0031】 パチンコゲームの終了後に獲得した出玉は、玉集計機において獲得玉数を計数 し、その玉数データ、店舗データ、時間等の計数データは(以下データとする。 )当該景品払い出し機の計数入力部2において配設されたバーコードリーダー、 スキャナー等の各外部入力用コネクタに接続された周辺機器によって入力される 。もしくは、その計数入力部2のテンキースイッチにおいて店員などの手により 入力され、上記手段によってCPU基板3内にデータ入力される。
【0032】 CPU基板3は、ステップ100からステップ110に進み、上記データの入 力状態を表示器11に表示する指令信号をおくり表示させる。また、入力された データが正常であるか否か、「ハイ」、「イイエ」を計数入力部2に入力するた めの指定番号を表示する。
【0033】 ステップ120でデータが正常であれば、指定番号を計数入力部2に入力する 。
【0034】 CPU基板3は、ステップ120からステップ130に進み、CPU基板3内 のプログラムは演算部において固有の暗号コードを作成しステップ140へ進み 、CPU基板3内の記憶部である複数のメモリまたは、フラッシュメモリ等に上 記の入力されたデータとともに内部記憶され、ステップ190に進み、通信コン トローラー10にてデータ転送の指令を待つ。
【0035】 また、CPU基板3は制御移行して、暗号コードをサーマルプリンター機構5 の記録用紙等に印字し、記録用紙排出口6より排出し、客に渡すための制御指令 信号を送る。CPU基板3はステップ150に進み、ステップ160へ進む。
【0036】 さらに、暗号コードの印字された記録用紙Pは排出され、ステップ170へ進 み、客に暗号コードの印字された記録用紙Pの受け取りの確認をする為のメッセ ージを表示器11に表示するための指令信号を送り、また受け取った旨の意志を 確認するための「ハイ」、「イイエ」を計数入力部2に入力するための指定番号 を表示する。
【0037】 ここで、ステップ180に進み、暗号コードの印字された記録用紙Pを受け取 ったならば、指定番号を計数入力部2に入力する。
【0038】 CPU基板3は、上記指定番号の入力の正常な入力に応じて、ステップ200 へ進み、各金種別に配設された景品メダル払い出しホッパー機構4に、それぞれ の出玉数に応じて払い出し指令信号を送り、メダル払い出し口8に各種類別の指 定の枚数の景品メダルMを払い出す。
【0039】 さらに、ステップ210に進み、客に景品メダルM取り忘れの無いよう、受け 取りの確認を促すメッセージ等を表示器11に表示する指令信号を送る。
【0040】 なお、メダル払い出し口8内部に図示しないが、取り忘れ防止のセンサー等を 設け、スピーカー等12などと、表示器11よってメッセージ、警告音等を表示 、発生させることもできる。
【0041】 さらに、CPU基板3はステップ180で上記、記載の暗号コードが印字され た記録用紙Pの受け取り完了の指定番号の入力が行われると、ステップ190で 指令信号の待ち受け状態にあった、暗号コード入力データは通信コントローラー 9によってデータ転送の指令信号を受けて、ステップ220の通信ケープル10 、または、それによって接続されたモデム等によって、一般電話回線、ISDN 等の光通信体で転送される。
【0042】 ステップ230では、上記の通信手段によって接続された他の通信機器が設置 されており、その通信機器の通信制御手段により、上記、転送データ等を受けC PU基板内メモリ、またはフラッシュメモリ等に記憶、登録される。
【0043】 なお、図示していないが、停電用バックアップ電源を設け入力データの保全を 図ることもでき、通信用ケーブル10と通信コントローラー9との間にサージプ ロテクター等を設け、落雷等によるデータの保全を図ることができる。また、機 器を通信用ケーブル10による並列接続により複数の機器との相互間での通信制 御手段をもつことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す景品メダル払い出し機
の正面図である。
【図2】同景品メダル払い出し機の右側面図である。
【図3】同景品メダル払い出し機の制御部のブロック図
である。
【図4】同景品メダル払い出し機の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1は、本体 2は、計数入力部 3は、CPU基板 4は、景品メダル払い出しホッパー機構 5は、サーマルプリンター機構 6は、記録用紙排出口 7は、筒状、台形のメダル排出ガイド 8は、メダル払い出し口 9は、通信コントローラー 10は、通信ケーブル 11は、表示器 12は、スピーカー等 Mは、景品メダル Pは、暗号コードが印字された記録用紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】追加
【補正内容】
【請求項1】刑法改正実施後のパチンコ、スロットマシ
ン等のゲーム終了時に獲得した出玉の数に応じた対伽分
のメダルを景品として、客に払い出すメダル払い出し機
構と、前記出玉を玉集計機に入れたデータを入力するデ
ータ入力手段と、前記手段によって暗号コードを作成し
内部記憶し、景品として払い出されたメダルを買い取る
ことができる機器との相互間でデータの転送ができる通
信手段を有し、該データを記録用紙に印字、排出する印
字記録用紙排出機構と、を備えた景品メダル払い出し
機。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 景品メダル払出し機
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す景品メダル払い出し機
の正面図である。
【図2】同景品メダル払い出し機の右側面図である。
【図3】同景品メダル払い出し機の制御部のブロック図
である。
【図4】同景品メダル払い出し機の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】 1は、本体 2は、計数入力部 3は、CPU基板 4は、景品メダル払い出しホッパー機構 5は、サーマルプリンター機構 6は、記録用紙排出口 7は、筒状、台形のメダル排出ガイド 8は、メダル払い出し口 9は、通信コントローラー 10は、通信ケーブル 11は、表示器 12は、スピーカー等 Mは、景品メダル Pは、暗号コードが印字された記録用紙
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ、スロットマシン等のゲーム終
    了時に獲得した出玉の数に応じた対価分のメダルを景品
    として、客に払い出すメダル払い出し機構と、前記出玉
    を玉集計機に入れたデータを入力するデータ入力手段
    と、前記手段によって暗号コードを作成し内部記憶し、
    景品として払い出されたメダルを買い取ることができる
    機器との相互間でデータの転送ができる通信手段を有
    し、該データを記録用紙に印字、排出する印字記録用紙
    排出機構と、を備えた景品メダル払い出し機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ入力手段をさら
    にスキャナー、バーコードリーダー、CCDカメラ等の
    データの読み取り入力ができるデータ入力手段を備えた
    景品メダル払い出し機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ、または暗号コ
    ード等をバーコードで印字、排出できる印字記録用紙排
    出機構を備えた景品払い出し機。
  4. 【請求項4】 板状、長方形、または多角形の景品メダ
    ルを各金種別に格納し、該データ入力手段によって、支
    払い指示の信号をうけて前記データの対価分の各金種別
    ごとの枚数を払い出すことができるメダル払い出し機構
    を備えた請求項1記載の景品メダル払い出し機。
  5. 【請求項5】 利用者に対し、各種の案内メッセージ、
    または警告、警報音を発生させるスピーカー等を有し、
    前記の案内メッセージ、警報音等を表示することができ
    るLED、LCDまたはCRT等の表示器を備えた景品
    メダル払い出し機。
JP1997002581U 1997-03-03 1997-03-03 景品メダル払出し機 Expired - Lifetime JP3052923U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000140405A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Sega Enterp Ltd 景品取得ゲーム機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000140405A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Sega Enterp Ltd 景品取得ゲーム機

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